平 成 2 8 年 4 月 広 島 県 教 育 委 員 会 事 務 局 管 理 部 総 務 課 教 職 員 課
仕 事 と 子 育 ての 両 立 のためのサポートハンドブック 目 次 目 次 頁 ( 資 料 ) 出 産 育 児 に 関 する 休 暇 休 業 制 度 等 一 覧 1 はじめに 1 2 妊 娠 から 出 産 までに 利 用 できる 制 度 2 特 別 休 暇 (1) 妊 娠 障 害 休 暇 2 (2) 通 勤 緩 和 休 暇 2 (3) 妊 産 婦 健 診 休 暇 2 (4) 出 産 休 暇 ( 産 前 産 後 休 暇 ) 2 職 務 専 念 義 務 の 免 除 3 労 働 基 準 法 に 基 づく 就 業 制 限 等 3 妊 娠 中 の 職 員 に 対 する 補 助 員 の 措 置 3 出 産 する 職 員 に 対 する 補 助 員 の 措 置 3 3 配 偶 者 が 出 産 するときに 利 用 できる 制 度 4 特 別 休 暇 (1) 配 偶 者 出 産 休 暇 4 (2) 男 性 職 員 の 育 児 参 加 休 暇 4 4 育 児 を 行 うときに 利 用 できる 制 度 5 (1) 育 児 休 業 5 (2) 育 児 短 時 間 勤 務 5 (3) 部 分 休 業 6 (4) 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 7 特 別 休 暇 (1) 育 児 休 暇 ( 育 児 時 間 ) 7 (2) 家 族 看 護 等 休 暇 7 勤 務 時 間 の 変 更 短 縮 等 (1) 早 出 遅 出 勤 務 8 (2) 休 憩 時 間 の 短 縮 8 勤 務 制 限 8 職 員 の 育 児 休 業 等 に 係 る 代 員 措 置 9 5 介 護 を 行 うときに 利 用 できる 制 度 10 (1) 介 護 休 暇 10 特 別 休 暇 (2) 短 期 介 護 休 暇 10 勤 務 時 間 の 変 更 短 縮 等 (3) 早 出 遅 出 勤 務 11 (4) 休 憩 時 間 の 短 縮 11 6 共 済 制 度 等 12 給 付 事 業 育 児 関 係 12 給 付 事 業 介 護 関 係 12 貸 付 事 業 育 児 関 係 13 掛 金 の 免 除 等 育 児 関 係 13 掛 金 の 免 除 等 介 護 関 係 13 ( 様 式 ) 子 育 て 職 員 カード
出 産 育 児 に 関 する 休 暇 休 業 制 度 等 一 覧 平 成 28 年 4 月 現 在 対 象 職 員 種 類 男 女 妊 娠 誕 生 1 歳 1 歳 6 月 3 歳 小 学 校 入 学 4 年 生 進 学 中 学 校 入 学 特 別 休 暇 妊 娠 障 害 休 暇 (14 日 以 内 ) 特 別 休 暇 通 勤 緩 和 休 暇 ( 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりに,1 日 1 時 間 以 内 ) 職 専 免 休 息 補 食 職 専 免 ( 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりに 連 続 する 時 間 等 以 外 の 時 間 で, 必 要 な 時 間 ) 勤 務 制 限 妊 産 婦 が 請 求 した 場 合 の 変 形 時 間 外 休 日 深 夜 勤 務 の 禁 止 特 別 休 暇 妊 産 婦 健 診 休 暇 ( 妊 娠 期 間 等 に 応 じて 定 める 回 数 で, 必 要 な 時 間 ) 特 別 休 暇 出 産 休 暇 ( 原 則 として 出 産 予 定 日 の8 週 間 前 から 出 産 の 日 後 8 週 間 まで) 特 別 休 暇 配 偶 者 出 産 休 暇 ( 配 偶 者 の 入 院 等 の 日 から 出 産 の 日 以 後 2 週 間 までで3 日 以 内 ) 特 別 休 暇 男 性 の 育 児 参 加 休 暇 ( 原 則 として 出 産 予 定 日 の8 週 間 前 から 出 産 の 日 後 8 週 間 までで5 日 以 内 ) 特 別 休 暇 育 児 休 暇 ( 育 児 時 間 ) (1 日 2 回, 各 45 分 男 性 職 員 は,その 配 偶 者 が 養 育 できる 場 合 を 除 く ) 休 業 育 児 休 業 ( 給 与 は 支 給 されない) 短 時 間 勤 務 部 分 休 業 育 児 短 時 間 勤 務 部 分 休 業 (19 時 間 25 分 ~24 時 間 35 分 / 週 の4パターンの 勤 務 ) ( 週 当 たりの 勤 務 時 間 に 応 じて 給 与 は 支 給 される) ( 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりに, 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 1 日 2 時 間 以 内 )( 勤 務 しなかった 時 間 に 応 じて 給 与 を 減 額 する) その 他 勤 務 制 限 勤 務 制 限 早 出 遅 出 勤 務 休 憩 時 間 の 短 縮 養 育 育 児 を 行 う 職 員 が 請 求 した 場 合 の 時 間 外 勤 務 の 原 則 禁 止 育 児 を 行 う 職 員 が 請 求 した 場 合 の 時 間 外 勤 務 の 制 限 深 夜 勤 務 の 原 則 禁 止 早 出 遅 出 勤 務 休 憩 時 間 の 短 縮 送 迎 ( 早 出 遅 出 :30 分 の 範 囲 内 で 勤 務 時 間 を 繰 上 げ 繰 下 げ) ( 休 憩 短 縮 : 休 憩 時 間 が 45 分 を 超 えて 置 かれている 場 合 に 限 る) 特 別 休 暇 ( 1 年 5 日 以 内 ( 学 校 等 行 事 は こ の う ち 2 日 ) 中 学 校 就 学 前 の 子 が 2 人 以 上 の 場 合 加 算 あり) 家 族 看 護 等 休 暇 子 の 看 護 ( 他 に 看 護 者 がいない 場 合 ) 家 族 看 護 等 休 暇 子 の 看 護 ( 他 に 看 護 可 能 な 者 がいる 場 合 において, 当 該 子 の 看 護 を 行 うとき) 家 族 看 護 等 休 暇 予 防 接 種 健 康 診 断 感 染 症 予 防 による 臨 時 休 業 に 係 る 世 話 学 校 等 行 事 への 出 席
1 はじめに 広 島 県 教 育 委 員 会 では, 事 業 主 としての 立 場 から, 職 員 の 子 供 の 健 やかな 誕 生 とその 育 成 に 向 けて, 仕 事 と 子 育 てや 生 活 の 調 和 を 図 るため 職 員 の 仕 事 と 子 育 て 両 立 支 援 プログラム( 広 島 県 教 育 委 員 会 特 定 事 業 主 行 動 計 画 ) ( 以 下, 両 立 支 援 プログラム という )を 策 定 し, 取 組 を 行 っています 計 画 期 間 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 32 年 3 月 31 日 (5 年 間 ) 計 画 の 対 象 教 育 委 員 会 事 務 局, 県 立 学 校 及 び 学 校 以 外 の 教 育 機 関 に 勤 務 する 職 員 計 画 の 主 な 内 容 1 母 性 保 護, 子 育 て 支 援 に 関 連 する 既 存 の 諸 制 度 の 活 用 ⑴ 制 度 の 十 分 な 周 知 に 向 けて ⑵ 母 体 と 胎 児 を 守 るために ⑶ 育 児 休 業 等 の 制 度 を 利 用 しやすい 環 境 の 整 備 等 ⑷ 家 族 の 看 護 に 係 る 休 暇 の 取 得 を 促 進 するために 2 男 性 の 育 児 参 画 の 推 進 3 仕 事 と 生 活 の 両 立 ⑴ 時 間 外 勤 務 の 縮 減 のために ⑵ 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 を 促 進 するために ⑶ 異 動 に 係 る 人 事 上 の 配 慮 について 4 その 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 関 する 事 項 ⑴ 子 育 てに 関 する 地 域 活 動 に 貢 献 するために ⑵ 子 供 とふれあう 機 会 を 充 実 させるために ⑶ 家 庭 の 教 育 力 の 向 上 のために 両 立 支 援 プログラムは, 広 島 県 教 育 委 員 会 のホー ムページで 公 表 しています ホットライン 教 育 ひろしま http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/04file-jis edai-next-top-22.html - 1 -
2 妊 娠 から 出 産 までに 利 用 できる 制 度 特 別 休 暇 (1) 妊 娠 障 害 休 暇 妊 娠 に 起 因 する 障 害 (つわり 又 は 悪 阻 )により 勤 務 することが 困 難 と 認 められる 場 合 に 取 得 できます 取 得 できる 期 間 14 日 を 超 えない 範 囲 内 で 必 要 と 認 める 日 又 は 時 間 (2) 通 勤 緩 和 休 暇 通 勤 に 利 用 する 交 通 機 関 又 は 原 動 機 付 の 交 通 用 具 による 通 勤 経 路 の 混 雑 の 程 度 が 母 体 又 は 胎 児 の 健 康 保 持 に 影 響 があると 認 められる 場 合 に 取 得 できます 取 得 できる 期 間 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりに,1 日 を 通 じて1 時 間 を 超 えない 範 囲 で 必 要 と 認 められる 時 間 (3) 妊 産 婦 健 診 休 暇 母 子 保 健 法 の 規 定 による 妊 娠 中 又 は 出 産 後 1 年 以 内 の 保 健 指 導 又 は 健 康 診 査 を 受 ける 場 合 に 取 得 でき ます 取 得 できる 期 間 妊 娠 23 週 まで 妊 娠 24 週 から 35 週 まで 妊 娠 36 週 から 出 産 まで 出 産 後 1 年 まで 医 師 等 の 特 別 な 指 示 があった 場 合 4 週 間 に1 回 で,その 都 度 必 要 と 認 められる 日 又 は 時 間 2 週 間 に1 回 で,その 都 度 必 要 と 認 められる 日 又 は 時 間 1 週 間 に1 回 で,その 都 度 必 要 と 認 められる 日 又 は 時 間 当 該 期 間 に1 回 で,その 都 度 必 要 と 認 められる 日 又 は 時 間 指 示 された 回 数 で,その 都 度 必 要 と 認 められる 日 又 は 時 間 (4) 出 産 休 暇 ( 産 前 産 後 休 暇 ) 出 産 の 前 後 の 期 間 において, 母 性 保 護 のために 取 得 できます ( 出 産 とは, 妊 娠 満 12 週 以 上 ( 妊 娠 85 日 以 上 )の 分 娩 をいい, 分 娩 には 死 産, 人 工 妊 娠 中 絶 を 含 みます ) 取 得 できる 期 間 産 前 産 後 出 産 予 定 日 の8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は 14 週 間 ) 前 の 日 から 出 産 の 日 までの 期 間 内 に おいて 必 要 と 認 める 期 間 出 産 の 日 の 翌 日 から8 週 間 を 経 過 する 日 までの 期 間 内 において 必 要 と 認 める 期 間 産 前 休 暇 の 期 間 が6 週 間 未 満 であった 場 合 は,その 満 たない 期 間 を 加 算 できます 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 - 2 -
職 務 専 念 義 務 の 免 除 妊 娠 中 の 女 性 職 員 が 請 求 した 場 合 に, 職 員 の 業 務 が 母 体 又 は 胎 児 の 健 康 保 持 に 影 響 があると 認 められ るときは, 適 宜, 休 息 又 は 補 食 するために 必 要 な 時 間 について, 職 務 に 専 念 する 義 務 が 免 除 されます ただし, 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わり, 休 憩 時 間 等 に 連 続 する 時 間 は 除 かれます 労 働 基 準 法 に 基 づく 就 業 制 限 等 根 拠 : 平 成 10 年 4 月 1 日 付 け 教 育 長 通 知 職 務 に 専 念 する 義 務 の 免 除 について 産 前 ア 妊 娠 中 の 職 員 の 重 量 物 を 取 り 扱 うなどの 危 険 有 害 業 務 の 就 業 制 限 イ 妊 娠 中 の 職 員 が 請 求 した 場 合 の 軽 易 業 務 への 転 換 ウ 妊 娠 中 の 職 員 が 請 求 した 場 合 の 時 間 外 勤 務, 休 日 勤 務 及 び 深 夜 勤 務 の 禁 止 エ 6 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は 14 週 間 ) 以 内 に 出 産 する 予 定 の 女 性 が 休 暇 を 請 求 した 場 合 の 就 業 禁 止 産 後 ア 産 後 1 年 を 経 過 しない 女 性 の 重 量 物 を 取 り 扱 うなどの 危 険 有 害 業 務 の 就 業 制 限 イ 産 後 8 週 間 を 経 過 しない 女 性 の 就 業 禁 止 ただし, 産 後 6 週 間 を 経 過 した 女 性 が 請 求 し, 医 師 が 支 障 がないと 認 めた 業 務 については, 就 業 可 能 ウ 産 後 1 年 を 経 過 しない 女 性 が 請 求 した 場 合 の 時 間 外 勤 務, 休 日 勤 務 及 び 深 夜 勤 務 の 禁 止 妊 娠 中 の 職 員 に 対 する 補 助 員 の 措 置 区 分 対 象 期 間 等 摘 要 妊 娠 判 明 時 から 産 前 休 暇 を 取 得 す 妊 娠 女 性 教 員 体 教 諭, 助 教 諭, る 前 日 までの 期 間 ( 小 学 校 の 場 合 は, 非 常 勤 講 師 育 実 技 補 助 員 講 師 ( 常 勤 ) 15 学 級 以 下 の 学 校 等 の 要 件 あり) 妊 娠 補 助 教 員 特 別 支 援 学 校 妊 娠 教 職 員 補 助 員 養 護 教 諭, 養 護 助 教 諭 教 諭, 助 教 諭, 講 師 ( 常 勤 ), 実 習 助 手 定 期 健 康 診 断 の 実 施 期 間 中 で, 妊 娠 中 の 養 護 教 諭 等 が 出 産 休 暇 を 取 得 する 前 日 までの 期 間 妊 娠 中 の 対 象 職 員 が 同 一 校 で 複 数 人 勤 務 している 場 合 等 の 要 件 に 該 当 した 場 合 詳 細 については, 代 員 の 措 置 基 準 等 が 通 知 されているので, 確 認 する 必 要 があります 非 常 勤 講 師 養 護 教 諭 等 が 複 数 配 置 されてい る 学 校 を 除 く 非 常 勤 講 師 出 産 する 職 員 に 対 する 補 助 員 の 措 置 区 分 対 象 期 間 等 摘 要 産 休 代 員 常 勤 の 職 員 産 前 産 後 休 暇 の 期 間 臨 時 的 任 用 職 員 詳 細 については, 代 員 の 措 置 基 準 等 が 通 知 されているので, 確 認 する 必 要 があります - 3 -
3 配 偶 者 が 出 産 するときに 利 用 できる 制 度 特 別 休 暇 (1) 配 偶 者 出 産 休 暇 配 偶 者 が 出 産 する 場 合 に 取 得 できます 取 得 できる 期 間 配 偶 者 の 入 院 等 の 日 から 出 産 の 日 以 後 2 週 間 を 経 過 する 日 までの 期 間 内 に おいて,3 日 を 超 えない 範 囲 で 必 要 と 認 める 日 又 は 時 間 (2) 男 性 職 員 の 育 児 参 加 休 暇 配 偶 者 の 産 前 産 後 の 期 間 に, 出 産 に 係 る 子 又 は 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまで( 満 6 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 まで 以 下 同 じ )の 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます 取 得 できる 期 間 配 偶 者 の 出 産 予 定 日 の8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は 14 週 間 ) 前 の 日 から 出 産 の 日 後 8 週 間 ( 出 産 の 日 以 前 の 期 間 が6 週 間 未 満 であった 場 合 は,その 満 たない 期 間 を8 週 間 に 加 算 した 期 間 )を 経 過 する 日 までの 期 間 内 において,5 日 を 超 え ない 範 囲 内 で 必 要 と 認 める 日 又 は 時 間 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 子 育 て 職 員 カードの 作 成 管 理 者 は, 父 親 となる 職 員 に 両 立 支 援 プログラ ムの 別 紙 2 子 育 て 職 員 カード (ハンドブック 15 ページに 様 式 を 掲 載 )の 作 成 を 求 め, 提 出 を 促 してください 父 親 となる 職 員 は, 出 産 予 定 日 の 概 ね8 週 間 前 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は 14 週 間 前 )までに, 子 育 て 職 員 カードを 作 成 し, 管 理 者 に 提 出 するととも に, 休 暇 等 取 得 後 は 取 得 実 績 を 記 入 してくださ い こうした 取 組 を 通 じ, 父 親 となる 職 員 が 休 暇 等 を 必 要 とするときは,100% 取 得 できるよう 努 め, 男 性 職 員 の 育 児 参 加 を 促 進 しましょう - 4 -
4 育 児 を 行 うときに 利 用 できる 制 度 男 性 職 員 女 性 職 員 ともに 利 用 することができます (1) 育 児 休 業 3 歳 に 満 たない 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます 子 とは, 法 律 上 の 親 子 関 係 にある 子 のことです ただし, 次 の 職 員 は 請 求 することができません 1 非 常 勤 職 員 2 臨 時 的 任 用 職 員 3 育 休 任 期 付 職 員 4 定 年 延 長 職 員 取 得 できる 期 間 当 該 子 が3 歳 に 達 する 日 ( 満 3 歳 の 誕 生 日 の 前 日 )までの 期 間 の 範 囲 内 で, 職 員 が 請 求 し, 任 命 権 者 が 承 認 した 期 間 期 間 の 延 長 1 回 に 限 り, 延 長 することができます ただし, 休 業 の 延 長 請 求 時 に 予 測 できなかった 事 実 ( 配 偶 者 の 負 傷 疾 病, 配 偶 者 との 別 居 等 )が 発 生 した 場 合 は, 再 度 の 延 長 が 可 能 です 休 業 中 の 給 与 給 与 は 支 給 されません 期 末 手 当 及 び 勤 勉 手 当 については, 育 児 休 業 に 入 る 前 の 基 準 日 と 育 児 休 業 に 入 った 最 初 の 基 準 日 の 間 に 勤 務 した 期 間 がある 場 合 は,その 期 間 に 応 じて 支 給 されます ただし, 休 業 期 間 が1か 月 以 下 となる 場 合 は 期 末 手 当 及 び 勤 勉 手 当 の 支 給 割 合 を 減 じません 基 準 日 :3 月 1 日,6 月 1 日,12 月 1 日 (2) 育 児 短 時 間 勤 務 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます ただし, 次 の 職 員 は 請 求 することができません 1 非 常 勤 職 員 2 臨 時 的 任 用 職 員 3 育 休 任 期 付 職 員 4 定 年 延 長 職 員 取 得 できる 期 間 当 該 子 が 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 期 間 において, 次 の 形 態 の 中 から 希 望 する 勤 務 形 態 を 選 択 します 勤 務 する 時 間 帯 と 休 憩 時 間 は, 任 意 に 設 定 できま す 1 回 の 請 求 は1か 月 以 上 1 年 以 下 で,1ヶ 月 を 超 えれば 日 単 位 でも 請 求 でき ます - 5 -
選 択 できる 勤 務 形 態 1 週 5 日 で1 日 3 時 間 55 分 を 勤 務 ( 週 19 時 間 35 分 ) 2 週 5 日 で1 日 4 時 間 55 分 を 勤 務 ( 週 24 時 間 35 分 ) 3 週 5 日 のうち2 日 を 週 休 日 とし,それ 以 外 の 日 に7 時 間 45 分 を 勤 務 ( 週 23 時 間 15 分 ) 4 週 5 日 のうち2 日 を 週 休 日 とし,それ 以 外 の 日 のうち2 日 を1 日 7 時 間 45 分, 1 日 については1 日 3 時 間 55 分 を 勤 務 ( 週 19 時 間 25 分 ) 5 4 週 間 又 はそれを 超 えない 期 間 を 単 位 に 週 当 たり 19 時 間 25 分,19 時 間 35 分, 23 時 間 15 分,24 時 間 35 分 となるよう 勤 務 ( 変 則 勤 務 を 命 じられている 職 員 に 適 用 ) 期 間 の 延 長 養 育 しようとする 子 が 小 学 校 に 就 学 する 始 期 に 達 するまでの 間 は, 何 回 でも 延 長 できます ただし, 延 長 しようとする 都 度, 請 求 承 認 が 必 要 です 休 業 中 の 給 与 本 来 の 給 料 月 額 を 週 当 たりの 勤 務 時 間 数 に 応 じて 割 り 落 とした 給 料 月 額 と なります 期 末 勤 勉 手 当 については, 算 定 する 際 の 基 礎 となる 給 料 月 額 は 割 り 落 とし 前 の 額 とし, 在 職 期 間 から 次 により 計 算 される 期 間 を 除 算 します 期 末 手 当 :( 育 短 期 間 - 育 短 期 間 算 出 率 ) 1/2 勤 勉 手 当 : 育 短 期 間 - 育 短 期 間 算 出 率 育 短 期 間 育 児 短 時 間 勤 務 職 員 として 在 職 した 期 間 算 出 率 週 当 たりの 勤 務 時 間 数 を 38 時 間 45 分 で 徐 して 得 た 数 (3) 部 分 休 業 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます ただし, 次 の 職 員 は 請 求 することができません 1 非 常 勤 職 員 2 育 児 短 時 間 勤 務 職 員 取 得 できる 期 間 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりの1 日 2 時 間 以 内 の 時 間 (30 分 単 位 ) 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 又 は 育 児 休 暇 が 認 められている 場 合 は, 合 わせて1 日 2 時 間 以 内 休 業 中 の 給 与 勤 務 しなかった 時 間 に 応 じて 給 与 を 減 額 します 勤 勉 手 当 については, 基 準 日 以 前 6 月 間 に 部 分 休 業 又 は 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 の 承 認 を 受 け 勤 務 時 間 の 一 部 について 勤 務 しなかった 日 を 合 計 した 日 数 が 90 日 を 超 える 場 合 は,その 勤 務 しなかった 総 時 間 数 を 勤 勉 手 当 の 額 の 算 定 の 基 礎 と なる 期 間 から 除 算 されます 期 末 手 当 については 除 算 されません - 6 -
(4) 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 小 学 校 又 はこれに 準 ずる 学 校 の 第 1 学 年 から 第 3 学 年 までの 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます ただし, 次 の 職 員 は 請 求 することができません 1 非 常 勤 職 員 2 育 児 短 時 間 勤 務 職 員 取 得 できる 期 間 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりの1 日 2 時 間 以 内 の 時 間 (30 分 単 位 ) 部 分 休 業 又 は 育 児 休 暇 が 認 められている 場 合 は, 合 わせて1 日 2 時 間 以 内 給 特 別 休 暇 与 勤 務 しなかった 時 間 に 応 じて 給 与 を 減 額 します 勤 勉 手 当 については, 基 準 日 以 前 6 月 間 に 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 又 は 部 分 休 業 の 承 認 を 受 け 勤 務 時 間 の 一 部 について 勤 務 しなかった 日 を 合 計 した 日 数 が 90 日 を 超 える 場 合 は,その 勤 務 しなかった 総 時 間 数 を 勤 勉 手 当 の 額 の 算 定 の 基 礎 とな る 期 間 から 除 算 されます 期 末 手 当 については 除 算 しません 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 条 例 職 員 の 給 与 に 関 する 条 例 職 員 の 給 与 の 支 給 に 関 する 規 則 (1) 育 児 休 暇 ( 育 児 時 間 ) 生 後 1 年 6 月 に 達 しない 子 を 養 育 する 場 合 に 取 得 できます 男 性 職 員 にあっては,その 配 偶 者 が 当 該 子 を 養 育 できる 場 合 を 除 きます 取 得 できる 期 間 1 日 2 回, 原 則 それぞれ 45 分 30 分 と 60 分 の 組 合 せ, 又 は1 回 にまとめて1 時 間 30 分 を 請 求 することも 可 能 です 勤 務 を 前 提 とした 休 暇 であるため,1 日 のすべてについて 勤 務 しなくなる 場 合 は 認 められません 部 分 休 業 又 は 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 が 認 められている 場 合 は, 合 わせて1 日 2 時 間 以 内 (2) 家 族 看 護 等 休 暇 子 を 含 む 家 族 の 看 護 ( 負 傷, 若 しくは 疾 病 にかかった 者 の 世 話 )を 行 う 場 合, 又 は 中 学 校 就 学 前 の 子 に ついて, 1 予 防 接 種 若 しくは 健 康 診 断 を 受 けさせる 2 感 染 症 予 防 のための 学 級 閉 鎖 に 係 る 世 話 をする 3 学 校 等 が 実 施 する 行 事 へ 出 席 する 場 合 に 取 得 できます 家 族 看 護 等 休 暇 の 場 合, 子 には, 委 託 児 童 ( 児 童 福 祉 法 第 27 条 第 1 項 第 3 号 の 規 定 により 里 親 に 委 託 された 児 童 ) を 含 みます 取 得 できる 期 間 1の 年 において5 日 を 超 えない 範 囲 内 で 必 要 と 認 める 日 又 は 時 間 ( 中 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を2 人 以 上 養 育 する 場 合 は5 日 を 加 算 ) そのうち, 学 校 等 行 事 への 出 席 に 係 る 日 数 は2 日 を 限 度 とします (2 人 以 上 養 育 する 場 合 は, 加 える5 日 のうち2 日 を 加 算 ) - 7 - 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則
勤 務 時 間 の 変 更 短 縮 等 (1) 早 出 遅 出 勤 務 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する, 若 しくは 小 学 校 又 はこれに 準 ずる 学 校 に 就 学 している 子 を 送 迎 する, 又 は 要 介 護 者 を 介 護 する 場 合 に 取 得 できます 制 度 の 概 要 30 分 の 範 囲 内 で, 通 常 の 始 業 時 間 より 早 く 出 勤 し 早 く 退 庁 又 は 遅 く 出 勤 し 遅 く 退 庁 することが 可 能 です 請 求 する 一 の 期 間 は,1 月 以 上 6 月 以 下 の 期 間 に 限 ります (2) 休 憩 時 間 の 短 縮 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する, 若 しくは 小 学 校 又 はこれに 準 ずる 学 校 に 就 学 している 子 を 送 迎 する, 又 は 要 介 護 者 を 介 護 する 場 合 に 取 得 できます 制 度 の 概 要 休 憩 時 間 が 45 分 を 超 えて 置 かれている 職 員 が 請 求 した 場 合, 休 憩 時 間 を 45 分 に 短 縮 して 勤 務 することが 可 能 です ( 職 員 の 勤 務 時 間 の 割 振 りは, 所 属 長 が 定 めます ) 請 求 する 一 の 期 間 は,1 月 以 上 6 月 以 下 の 期 間 に 限 ります 休 憩 時 間 の 短 縮 については, 早 出 遅 出 勤 務 等, 他 の 代 替 措 置 で 対 応 ができる 場 合 は, 可 能 な 限 り 当 該 代 替 措 置 によることとされています 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 条 例 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 勤 務 制 限 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 がある 職 員 が,その 子 を 養 育 するために 請 求 した 場 合 には, 1 公 務 の 正 常 な 運 営 を 妨 げる 場 合 を 除 き, 深 夜 勤 務 を 命 じてはならない 2 当 該 職 員 の 業 務 を 処 理 するための 措 置 を 講 じることが 著 しく 困 難 である 場 合 を 除 き,1 月 に ついて 24 時 間,1 年 について 150 時 間 を 超 えて 時 間 外 勤 務 をさせてはならない こととなっています また,3 歳 に 満 たない 子 を 養 育 する 職 員 が,その 子 を 養 育 するために 請 求 した 場 合 には, 当 該 職 員 の 業 務 を 処 理 するための 措 置 を 講 じることが 著 しく 困 難 である 場 合 を 除 き, 時 間 外 勤 務 をさせてはなら ないこととなっています 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 条 例 - 8 -
職 員 の 育 児 休 業 等 に 係 る 代 員 措 置 区 分 対 象 期 間 等 摘 要 育 休 代 員 常 勤 の 職 員 ( 臨 時 的 任 用 職 員 等 を 除 く ) 育 児 休 業 の 期 間 (ただし, 部 分 休 業 は 除 く ) 臨 時 的 任 用 職 員 育 児 休 業 の 期 間 が1 年 を 超 える 場 合 は 育 休 任 期 付 職 員 育 児 短 時 間 勤 務 代 員 常 勤 の 職 員 ( 臨 時 的 任 用 職 員 等 を 除 く ) 育 児 短 時 間 勤 務 の 期 間 非 常 勤 職 員 育 児 休 暇 代 員 教 諭, 助 教 諭, 講 師 ( 常 勤 ) 小 学 校 育 児 休 暇 を 必 要 とする 職 員 が,3 名 以 上 (10 学 級 以 上 ) 又 は2 名 以 上 (9 学 級 以 下 ) 重 なる 期 間 中 高 等 学 校 同 一 教 科 で 育 児 休 暇 を 必 要 と する 職 員 が2 名 以 上 重 なる 期 間 非 常 勤 職 員 詳 細 については, 代 員 の 措 置 基 準 等 が 通 知 されているので, 確 認 する 必 要 があります 休 暇 制 度 等 について 詳 しく 知 りたいときは 休 暇 制 度 Q&A( 文 書 箱 へのリンク) 事 務 局 等 はこちら 県 立 学 校 はこちら ~ 育 児 休 業 からの 復 帰 を 応 援 しています!! ~ 育 児 休 業 から 安 心 して 復 帰 するための 研 修 無 料 託 児 有 平 成 25 年 度 より, 育 児 休 業 から 復 帰 する 教 職 員 を 対 象 とし, 仕 事 と 子 育 ての 両 立 に ついての 不 安 を 解 消 し, 安 心 して 職 場 復 帰 するための 研 修 を 実 施 しています 主 な 研 修 内 容 本 県 の 教 育 の 現 状, 仕 事 と 子 育 ての 両 立 を 支 援 する 制 度 の 概 要, 復 帰 後 の 子 供 の 心 理 的 ケア, 参 加 者 同 士 の 交 流 など 実 施 状 況 についてはこちら( 人 材 育 成 能 力 開 発 教 職 員 研 修 希 望 研 修 ) - 9 -
5 介 護 を 行 うときに 利 用 できる 制 度 (1) 介 護 休 暇 重 度 の 負 傷, 疾 病 又 は 老 齢 により 日 常 生 活 を 営 むのに 支 障 があるもの( 以 下 要 介 護 者 という )の 介 護 をするため, 勤 務 しないことが 相 当 であると 認 められる 場 合 に 取 得 できます 要 介 護 者 の 範 囲 は 次 のとおりです 1 配 偶 者 ( 届 出 をしていないが, 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む ) 21 親 等 の 親 族 又 は2 親 等 の 親 族 3 配 偶 者 の 父 母 の 配 偶 者 で 職 員 と 同 居 している 者 取 得 期 間 取 得 単 位 期 間 の 延 長 再 度 の 取 得 給 与 第 1 号 介 護 休 暇 要 介 護 者 の 介 護 を 必 要 とする 一 の 継 続 する 状 態 ごとに,3 月 の 範 囲 内 ( 要 介 護 者 の 負 傷 の 状 況 等 を 考 慮 し, 必 要 があると 認 められる 場 合 は,3 月 を 加 算 した6 月 の 範 囲 内 )において 必 要 と 認 められる 継 続 した 期 間 になります 1 日 又 は1 時 間 を 単 位 とします なお,1 時 間 を 単 位 として 介 護 休 暇 を 取 得 する 場 合 は, 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 めから 又 は 終 わりまで 連 続 した 時 間 で,1 日 を 通 じて4 時 間 以 内 となります 1 回 に 限 り 可 能 です ただし, 休 暇 期 間 は 通 算 し て 3 月 ( 又 は 6 月 )を 超 えることはできません 期 間 が 満 了 し, 職 場 復 帰 した 後 であっても, 要 介 護 者 の 介 護 を 必 要 とする 状 態 が 続 いており, 再 度 職 員 が 介 護 する 必 要 が 生 じた 場 合 は, 当 初 の 期 間 ( 延 長 された 期 間 を 含 む)から 通 算 して3 月 ( 又 は6 月 ) の 範 囲 内 であれば,1 回 に 限 り 再 取 得 できます 勤 務 しなかった 時 間 に 応 じて 給 与 を 減 額 します 勤 勉 手 当 については, 勤 務 しなかった 期 間 が 30 日 を 超 える 場 合,その 勤 務 しなかった 期 間 を 勤 勉 手 当 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 期 間 から 除 算 します 期 末 手 当 については 除 算 されません 第 2 号 介 護 休 暇 第 1 号 介 護 休 暇 を 受 けた 後 において, 要 介 護 者 の 介 護 を 必 要 とする 状 態 が 継 続 している 場 合 に, 通 算 して 職 員 1 人 につき2 年 6 月 の 範 囲 内 において 必 要 と 認 められる 継 続 した 期 間 になり ます 原 則 として6 月 を 単 位 とします 原 則 として6 月 単 位 で,2 年 6 月 の 範 囲 内 に おいて, 何 度 でも 延 長 が 可 能 です 期 間 が 満 了 し, 職 場 復 帰 した 後 であれば, 要 介 護 者 の 介 護 を 必 要 とする 状 態 が 続 いており, 再 度 職 員 が 介 護 する 必 要 が 生 じた 場 合 におい て, 再 取 得 することはできません 給 与 を 支 給 しません 期 末 手 当, 勤 勉 手 当 は, 基 準 日 に 取 得 してい る 場 合 には 支 給 されません 基 準 日 に 取 得 して いない 場 合 は, 期 末 手 当 は 休 暇 取 得 期 間 の 1/2 が, 勤 勉 手 当 は 休 暇 取 得 期 間 の 全 期 間 が, 算 定 の 基 礎 となる 期 間 から 除 算 されます 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 条 例 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 特 別 休 暇 (2) 短 期 介 護 休 暇 要 介 護 者 の 介 護 要 介 護 者 の 通 院 等 の 付 添 い, 要 介 護 者 が 介 護 サービスの 提 供 を 受 けるために 必 要 な 手 続 及 び 代 行 その 他 の 要 介 護 者 の 必 要 な 世 話 を 行 うため 勤 務 しないことが 相 当 であると 認 められる 場 合 に 取 得 できます 取 得 できる 期 間 1の 年 において5 日 ( 要 介 護 者 が2 人 以 上 の 場 合 は 10 日 )を 超 えない 範 囲 内 で 必 要 と 認 める 日 又 は 時 間 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 - 10 -
勤 務 時 間 の 変 更 短 縮 等 (3) 早 出 遅 出 勤 務 ( 再 掲 ) 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する, 若 しくは 小 学 校 又 はこれに 準 ずる 学 校 に 就 学 している 子 を 送 迎 する, 又 は 要 介 護 者 を 介 護 する 場 合 に 取 得 できます 要 介 護 者 の 範 囲 は 次 のとおりです 1 配 偶 者 ( 届 出 をしていないが, 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む ) 21 親 等 の 親 族 又 は2 親 等 の 親 族 3 配 偶 者 の 父 母 の 配 偶 者 で 職 員 と 同 居 している 者 制 度 の 概 要 30 分 の 範 囲 内 で, 通 常 の 始 業 時 間 より 早 く 出 勤 し 早 く 退 庁 又 は 遅 く 出 勤 し 遅 く 退 庁 することが 可 能 です (あらかじめ 各 所 属 で 定 められたパターンの 中 から 選 択 ) 請 求 する 一 の 期 間 は,1 月 以 上 6 月 以 下 の 期 間 に 限 ります (4) 休 憩 時 間 の 短 縮 ( 再 掲 ) 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する, 若 しくは 小 学 校 又 はこれに 準 ずる 学 校 に 就 学 している 子 を 送 迎 する, 又 は 要 介 護 者 を 介 護 する 場 合 に 取 得 できます 要 介 護 者 の 範 囲 は 次 のとおりです 1 配 偶 者 ( 届 出 をしていないが, 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む ) 21 親 等 の 親 族 又 は2 親 等 の 親 族 3 配 偶 者 の 父 母 の 配 偶 者 で 職 員 と 同 居 している 者 制 度 の 概 要 休 憩 時 間 が 45 分 を 超 えて 置 かれている 職 員 が 請 求 した 場 合, 休 憩 時 間 を 45 分 に 短 縮 して 勤 務 することが 可 能 です ( 職 員 の 勤 務 時 間 の 割 振 りは, 所 属 長 が 定 めます ) 請 求 する 一 の 期 間 は,1 月 以 上 6 月 以 下 の 期 間 に 限 ります 休 憩 時 間 の 短 縮 については, 早 出 遅 出 勤 務 等, 他 の 代 替 措 置 で 対 応 ができる 場 合 は, 可 能 な 限 り 当 該 代 替 措 置 によることとされています 根 拠 : 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 条 例 職 員 の 勤 務 時 間 及 び 休 暇 等 に 関 する 規 則 - 11 -
6 共 済 制 度 等 職 員 等 ( 組 合 員 等 )が, 出 産, 子 育 て 又 は 介 護 をする 場 合 の 共 済 組 合, 互 助 組 合 の 制 度 は 次 のとおり です 詳 しくは, 公 立 学 校 共 済 組 合 広 島 支 部 又 は( 一 般 財 団 法 人 ) 広 島 県 教 育 職 員 互 助 組 合 へお 問 い 合 わせ ください 給 付 事 業 育 児 関 係 給 付 事 由 給 付 名 称 給 付 要 件 給 付 額 組 合 員 被 扶 養 者 の 出 産 出 産 休 業 育 児 休 業 出 産 費 ( 同 附 加 金 ) 家 族 出 産 費 ( 同 附 加 金 ) 互 助 組 合 出 産 手 当 金 出 産 手 当 金 育 児 休 業 手 当 金 組 合 員 又 は 被 扶 養 者 が 出 産 したとき 組 合 員 又 は 被 扶 養 配 偶 者 が 出 産 したとき 無 給 休 職 期 間 中 の 出 産 ( 給 料 の 全 部 又 は 一 部 が 支 給 されるときは 支 給 さ れません ) 組 合 員 が 育 児 休 業 を 取 得 したとき( 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 が1 歳 に 達 す る 日 まで 支 給 ) パパ ママ 育 休 プラ ス( 父 母 がともに 育 児 休 業 を 取 得 した 場 合 に, 育 児 休 業 が 延 長 さ れる 制 度 )の 適 用 や 特 別 な 事 情 がある 場 合 は, 支 給 期 間 が 延 長 さ れることがあります 出 産 費 家 族 出 産 費 子 1 人 につき 42 万 円 ( 産 科 医 療 補 償 制 度 に 加 入 していない 医 療 機 関 等 で 出 産 した 場 合 子 1 人 につき 40 万 4 千 円 ) 出 産 費 附 加 金 家 族 出 産 費 附 加 金 子 1 人 につき5 万 円 1 児 につき1 万 円 標 準 報 酬 日 額 2/3= 給 付 日 額 給 付 日 額 支 給 日 数 (1 月 単 位 ) 週 休 日 は 除 きます 休 業 開 始 日 から 180 日 に 達 する までの 間 標 準 報 酬 日 額 67/100= 給 付 日 額 ( 給 付 上 限 あり) 上 記 以 降 の 期 間 標 準 報 酬 日 額 50/100 = 給 付 日 額 ( 給 付 上 限 あり) 給 付 日 額 支 給 日 数 = 支 給 額 (1 月 単 位 ) 週 休 日 は 除 きます 給 付 事 業 介 護 関 係 給 付 事 由 給 付 名 称 給 付 要 件 給 付 額 介 護 休 暇 共 済 組 合 介 護 休 業 手 当 金 互 助 組 合 介 護 休 暇 手 当 金 始 め て 承 認 を 受 け る と き,2 週 間 以 上 の 期 間 を 一 括 して 請 求 した 場 合 介 護 休 暇 を 取 得 したとき ( 共 済 組 合 の 介 護 休 業 手 当 金 又 は 給 料 等 が 支 給 さ れるときは,その 額 を 控 除 します ) 休 業 開 始 日 から3 月 を 超 えない 期 間 標 準 報 酬 日 額 40/100= 給 付 日 額 ( 給 付 上 限 あり) 給 付 日 額 支 給 日 数 = 支 給 額 (1 月 単 位 ) 週 休 日, 祝 日 及 び 年 末 年 始 は 除 きます 休 業 開 始 日 から6 月 を 超 えない 期 間 標 準 報 酬 日 額 60/100= 給 付 日 額 ( 給 付 上 限 あり) 給 付 日 額 支 給 日 数 = 支 給 額 (1 月 単 位 ) 支 給 日 数 は 共 済 組 合 に 準 ず る( 第 1 号 介 護 休 暇 期 間 のみ) - 12 -
貸 付 事 業 育 児 関 係 貸 付 種 別 資 金 の 必 要 な 事 由 最 高 限 度 額 償 還 回 数 年 利 率 出 産 予 定 日 まで2か 月 以 内 の 組 合 員 出 産 又 は 被 扶 養 者 が 費 用 を 必 要 とすると 出 産 費 又 は 出 産 費 又 は 家 き 家 族 出 産 費 族 出 産 費 相 当 妊 娠 4か 月 以 上 の 組 合 員 又 は 被 扶 養 支 給 時 に 一 額 の 範 囲 内 者 で 医 療 機 関 等 へ 一 時 的 な 支 払 いを 括 控 除 無 利 息 必 要 とするとき 掛 金 の 免 除 等 育 児 関 係 区 分 概 要 産 前 産 後 休 暇 の 期 間 ( 出 産 日 以 前 42 日 から 出 産 日 後 56 日 )に 産 前 産 後 休 暇 中 の 掛 金 免 除 ついて, 共 済 組 合 及 び 互 助 組 合 の 掛 金 の 免 除 を 受 けることができ ます 育 児 休 業 の 期 間 について, 共 済 組 合 及 び 互 助 組 合 の 掛 金 の 免 除 を 育 児 休 業 期 間 中 の 掛 金 免 除 受 けることができます 育 児 休 業 期 間 中 は 共 済 組 合 及 び 互 助 組 合 からの 貸 付 金 の 償 還 猶 貸 付 金 の 弁 済 猶 予 予 を 受 けることができます 掛 金 免 除 ( 弁 済 猶 予 )を 受 けるには, 事 前 に 申 請 書 の 提 出 が 必 要 です 掛 金 の 免 除 等 介 護 関 係 区 分 概 要 貸 付 金 の 弁 済 猶 予 介 護 休 暇 期 間 中 は 共 済 組 合 からの 貸 付 金 の 償 還 猶 予 を 受 けるこ とができます 介 護 休 暇 期 間 中 の 掛 金 免 除 給 料 の 減 額 を 受 けた 期 間 中, 互 助 組 合 の 掛 金 の 免 除 を 受 けること ができます 掛 金 免 除 ( 弁 済 猶 予 )を 受 けるには, 事 前 に 申 請 書 の 提 出 が 必 要 です 共 済 制 度 等 について 詳 しく 知 りたいときは 公 立 学 校 共 済 組 合 広 島 支 部 のホームページ http://www.kouritu.go.jp/hiroshima/ ( 一 般 財 団 法 人 ) 広 島 県 教 育 職 員 互 助 組 合 のホームページ http://www.gojo.or.jp/ - 13 -
メ モ この 資 料 は, 妊 娠, 出 産, 子 育 て, 及 び 介 護 を 行 う 職 員 が 利 用 できる 諸 制 度 の 概 略 を 紹 介 するも のですので, 各 制 度 の 詳 細 については, 休 暇 制 度 Q&A や 各 制 度 の 運 用 に 関 する 通 知 等 を 参 照 してください 県 費 負 担 教 職 員 については, 特 別 休 暇 や 育 児 休 業 等 については, 全 ての 県 費 負 担 教 職 員 に 県 の 条 例 規 則 が 適 用 されますが, 職 務 専 念 義 務 の 免 除 については 各 市 町 ( 教 育 委 員 会 )の 規 定 が 適 用 され, 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 特 定 事 業 主 行 動 計 画 についても, 各 市 町 ( 教 育 委 員 会 ) が 策 定 したものが 適 用 されます 管 理 監 督 の 立 場 にある 職 員 と 子 育 てを 行 う 職 員 は 十 分 な 意 思 疎 通 を 行 い, 最 も 有 効 な 制 度 を 活 用 してください なお, 特 別 休 暇 等 の 制 度 の 適 用 に 当 たっては, 所 属 長 の 承 認 等 の 手 続 が 必 要 で す また, 重 複 して 活 用 できない 制 度 もありますので, 留 意 してください お 問 合 せ 先 教 育 委 員 会 事 務 局 及 び 学 校 以 外 の 教 育 機 関 管 理 部 総 務 課 ( 電 話 082-513-4911) 県 立 学 校 管 理 部 教 職 員 課 ( 電 話 082-513-4921) - 14 -
子 育 て 職 員 カ ー ド このカードは, 男 性 職 員 から 配 偶 者 に 出 産 の 予 定 があると 申 出 があった 場 合 に 作 成 します 1 度 の 出 産 につき1 枚 として 職 員 毎 に 管 理 してください 職 員 に 配 置 換 があれば 新 しい 所 属 に 引 継 ぎ, 小 学 校 3 年 生 が 終 わるまで, 所 属 の 管 理 者 において 管 理 してください -15- 申 出 年 月 日 職 員 の 氏 名 子 供 の 氏 名 特 記 事 項 ( 職 員 から 申 出 のあったことなど) 年 月 日 出 産 予 定 日 出 産 日 3 歳 の 誕 生 日 6 歳 の 誕 生 日 9 歳 の 誕 生 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 配 偶 者 の 就 労 状 態 等 公 務 員 公 務 員 以 外 の 被 雇 用 者 ( フルタイム フルタイム 以 外 ) 無 職 その 他 ( ) 配 偶 者 出 産 休 暇 男 性 の 育 児 参 加 休 暇 育 児 休 業 部 分 休 業 育 児 短 時 間 勤 務 子 育 て 支 援 部 分 休 暇 育 児 休 暇 早 出 遅 出 勤 務 3 日 間 ( 入 院 等 の 日 から 出 産 日 の 2 週 間 後 まで) 5 日 間 ( 出 産 予 定 日 の8 週 間 前 から 出 産 日 の8 週 間 後 ) 3 歳 の 誕 生 日 の 前 日 まで 1 日 2 時 間,30 分 単 位 ( ) ( 小 学 校 就 学 の 始 期 まで) 3 時 間 55 分 勤 務 週 5 日 等 ( 小 学 校 就 学 の 始 期 まで) 1 日 2 時 間 以 内 の 30 分 単 位 の 時 間 ( ) ( 小 学 校 1 年 生 から 小 学 校 3 年 生 まで) 1 日 2 回,それぞれ 45 分 ( ) ( 配 偶 者 が 養 育 していない 場 合 で 生 後 1 年 6 月 に 達 しない 子 の 養 育 ) 30 分 の 範 囲 内 (1 月 以 上 6 月 以 下 ) 予 定 月 日 ~ 月 日 の 間 に3 日 間 実 績 日 時 間 予 定 月 日 ~ 月 日 の 間 に5 日 間 実 績 日 時 間 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 予 定 年 月 日 ~ 年 月 日 実 績 年 月 日 ~ 年 月 日 部 分 休 業 の 取 得 等, 複 数 回 の 取 得 がある 場 合 は, 概 ねの 始 期 と 終 期 がわかるように 記 載 してください ( )について,それぞれ 取 得 する 場 合 は,1 日 を 通 じて2 時 間 以 内 上 記 以 外 に 家 族 看 護 等 休 暇 ( 特 別 休 暇 ) 等 もありますが, 休 暇 等 の 制 度 の 概 要 については, 仕 事 と 子 育 ての 両 立 のためのサポートハンドブック を 御 覧 ください - 15 - -
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