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1 建 物 設 備 の 基 準 ( 要 綱 6) 1-1 基 本 的 な 考 え 方 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 認 証 保 育 所 の 構 造 及 び 設 備 は 建 築 基 準 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 201 号 ) 及 び 関 係 法 令 東 京 都 福 祉 のまちづくり 条 例 ( 平 成 7 年 東 京 都 条 例 第 33 号 ) 高 齢 者 障 害 者 等 が 利 用 しやすい 建 築 物 の 整 備 に 関 する 条 例 ( 平 成 15 年 東 京 都 条 例 第 155 号 ) 及 び 関 係 規 程 ( 以 下 建 築 基 準 法 等 という )の 定 めるところに 従 うほか 認 証 保 育 所 に おける 室 内 化 学 物 質 対 策 実 施 基 準 ( 別 紙 1)に 基 づき 室 内 化 学 物 質 対 策 を 必 ず 実 施 し 採 光 換 気 等 入 所 児 童 の 保 健 衛 生 危 険 防 止 に 十 分 な 注 意 を 払 い 下 記 の 基 準 に よる 設 備 を 有 し 適 切 に 運 営 すること 認 証 保 育 所 として 認 証 される 建 物 の 適 法 性 安 全 面 を 含 む 適 切 な 保 育 環 境 の 確 保 につ いて 規 定 したものである 建 築 基 準 法 等 の 定 めるところに 従 い 適 法 に 建 築 された 建 物 であることを 求 めており これを 確 認 するため 東 京 都 認 証 保 育 所 事 業 実 施 細 目 12(2)ウにおいて 検 査 済 証 を はじめとする 書 類 の 提 出 を 求 めている また 児 童 の 安 全 を 確 保 するため 施 設 の 整 備 に 当 たっては 以 下 の 点 に 留 意 すること 指 つめ 防 止 策 児 童 の 安 全 を 確 保 するため 保 育 室 の 出 入 口 児 童 用 トイレ ベビーゲートなど 児 童 が 通 常 出 入 する 戸 扉 等 必 要 に 応 じ 指 つめ 防 止 を 施 すこと 不 審 者 の 侵 入 防 止 策 不 審 者 の 侵 入 を 防 止 するため 保 育 所 の 出 入 口 は 施 錠 を 行 うこと 施 設 に 入 れる 際 に 顔 等 人 物 を 確 認 できるようにすること モニタ オートロックの 設 置 が 望 ましい フェンスは 児 童 の 飛 び 出 し 及 び 不 審 者 の 侵 入 防 止 に 配 慮 した 構 造 にすること 照 明 器 具 などの 飛 散 防 止 策 落 下 防 止 策 地 震 や 遊 具 等 がぶつかることなどによる 落 下 や 破 損 時 の 被 害 を 最 小 限 に 抑 えるため 保 育 室 児 童 用 トイレ 玄 関 など 児 童 が 通 常 立 ち 入 る 部 分 にあるガラス 照 明 器 具 (ダウンライトを 含 む ) 等 について 落 下 防 止 及 び 飛 散 防 止 を 行 うこと 棚 上 のもの 等 については 落 下 防 止 策 を 施 すこと 吊 り 戸 棚 については 耐 震 ラッチ 等 による 落 下 防 止 策 が 講 じられていること 建 具 などの 面 取 り 保 育 室 児 童 用 トイレ 玄 関 など 児 童 が 通 常 立 ち 入 る 部 分 にある 柱 建 具 棚 等 に 面 取 りを 施 すこと また 突 起 物 等 に 対 する 安 全 性 に 配 慮 すること 1/14

感 電 防 止 コンセントについては 児 童 の 手 の 届 かない 場 所 ( 高 さ)への 設 置 や カバーやシャ ッターつきのものにすることなどにより 児 童 の 安 全 性 を 確 保 すること カバー 等 を 取 り 付 けることによる 突 起 等 に 対 する 安 全 性 についても 配 慮 すること 転 落 防 止 策 乳 児 室 ほふく 室 保 育 室 遊 戯 室 階 段 ベランダ 等 の 転 落 防 止 用 の 柵 等 につい ては 児 童 が 乗 り 越 えることができないよう 縦 格 子 柵 等 とし 柵 の 高 さは 足 がかりか ら120cm 以 上 幅 は 内 法 8cmを 基 本 とするなど 児 童 の 安 全 を 確 保 すること 窓 の 近 くやベランダに 足 がかりとなるようなものを 置 かないこと 階 段 の 安 全 対 策 階 段 には 児 童 も 安 全 に 使 用 することができる 手 すりを 設 置 することなどにより 児 童 の 安 全 性 を 確 保 するとともに 災 害 発 生 時 の 避 難 における 安 全 の 確 保 に 万 全 を 期 す ること 1-2 基 準 設 備 面 積 1-2-1 保 育 室 等 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (1) 基 準 設 備 面 積 等 区 分 要 件 A 型 B 型 乳 児 室 又 は ほふく 室 0 歳 児 及 び1 歳 児 1 人 当 たり3.3 平 方 メートル( 内 法 面 積 ) 以 上 0 歳 児 及 び1 歳 児 1 人 当 たり2.5 平 方 メートル( 内 法 面 積 ) 以 上 保 育 室 又 は 遊 戯 室 2 歳 以 上 児 1 人 当 たり1.98 平 方 メートル ( 内 法 面 積 ) 以 上 乳 児 室 ほふく 室 保 育 室 遊 戯 室 の 面 積 に 関 する 基 準 について 規 定 したものである 基 準 面 積 の 考 え 方 要 綱 に 定 める 基 準 面 積 は 有 効 に 乳 幼 児 が 活 動 することの 可 能 な 面 積 を 指 す ただし 一 日 のうち 特 定 の 時 間 帯 のみ 保 育 を 目 的 として 配 置 するものについては 基 準 面 積 に 含 めることができる 基 準 面 積 に 含 めることができるもの( 例 ) 食 事 の 際 に 使 用 する 机 椅 子 遊 びの 時 間 に 使 用 する 遊 具 吊 り 戸 棚 等 床 から180cm 以 上 上 部 に 取 り 付 けられているもの 基 準 面 積 に 含 めることができないもの( 例 ) 2/14

ロッカーや 棚 本 棚 等 常 設 のもの ピアノやオルガン 等 可 動 式 であっても 常 時 保 育 室 内 に 配 置 されているもの 区 画 室 内 での 遊 び 活 動 を 基 本 とする0 歳 児 及 び1 歳 児 はほふくスペースを 確 保 するこ となどを 目 的 として 2 歳 以 上 児 とは 基 準 面 積 が 異 なるものであり 少 なくとも0 歳 1 歳 2 歳 以 上 については 明 確 に 区 分 すること 特 に 0 歳 児 室 については 安 全 性 にも 配 慮 し 他 の 児 童 が 容 易 に 立 ち 入 れないよう 注 意 すること 区 分 にあたっては 柵 等 の 倒 壊 転 倒 等 がないよう 十 分 配 慮 し 安 全 性 を 確 保 する こと 1-2-2 医 務 室 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (1) 基 準 設 備 面 積 等 区 分 要 件 A 型 B 型 医 務 室 静 養 できる 機 能 を 有 すること 事 務 室 等 と 兼 用 も 可 乳 幼 児 の 医 務 室 の 基 準 について 規 定 したものである 事 務 室 等 に 設 ける 場 合 であっても 事 務 用 機 器 の 位 置 等 にも 配 慮 したスペースを 医 務 コーナーとして 設 定 し カーテンをつけるなどにより 静 養 できる 環 境 を 確 保 する 必 要 が ある 医 務 コーナーには 医 薬 品 等 を 備 えること 体 温 計 水 枕 消 毒 薬 絆 創 膏 類 は 最 低 限 備 えることが 必 要 である 認 可 外 保 育 施 設 に 対 する 指 導 監 督 の 実 施 について( 平 成 13 年 3 月 29 日 雇 児 発 第 177 号 ) ( 別 添 ) 認 可 外 保 育 施 設 指 導 監 督 基 準 7(5) 1-2-3 屋 外 遊 戯 場 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (1) 基 準 設 備 面 積 等 区 分 要 件 A 型 B 型 2 歳 以 上 児 1 人 当 たり3.3 平 方 メー トル ( 児 童 が 実 際 に 遊 戯 できる 面 積 屋 外 遊 戯 場 ) 以 上 保 育 所 付 近 にある 屋 外 遊 戯 場 に 代 わるべき 場 所 を 含 む 3/14

屋 外 遊 戯 場 の 基 準 について 規 定 したものである 園 庭 を 有 することが 望 ましいが 代 替 遊 戯 場 を 利 用 する 場 合 は 保 育 所 から 代 替 遊 戯 場 までの 経 路 が 安 全 であること また 代 替 遊 戯 場 は 保 育 所 から 徒 歩 で 概 ね5 分 以 内 の 距 離 であることが 望 ましく 水 飲 み 場 とトイレが 設 置 されている 必 要 がある ただ し 隣 接 する 公 共 施 設 等 に 児 童 が 支 障 なく 使 用 できる 水 飲 み 場 とトイレが 整 備 されてい る 場 合 はこの 限 りではない また 屋 上 を 屋 外 遊 戯 場 として 使 用 する 場 合 においては 安 全 性 を 確 保 するため 児 童 の 転 落 防 止 や 遊 具 の 落 下 防 止 等 に 万 全 を 期 するほか 児 童 福 祉 施 設 最 低 基 準 の 一 部 改 正 について ( 平 成 14 年 12 月 25 日 雇 児 発 第 1225008 号 ) 第 2の1(4) 及 び 同 5の 基 準 を 満 たす 必 要 がある 1-2-4 調 理 室 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (1) 基 準 設 備 面 積 等 区 分 要 件 A 型 B 型 調 理 室 乳 幼 児 が 保 育 室 から 簡 単 に 立 ち 入 ることがないよう 保 育 室 と 区 画 されていること 定 員 に 見 合 う 面 積 設 備 を 有 すること 調 理 等 を 行 うスペースの 基 準 について 規 定 したものである 安 全 衛 生 の 観 点 に 加 え 音 や 臭 いにも 配 慮 し 児 童 の 安 全 性 を 確 保 するため 保 育 室 と 明 確 に 区 画 し 密 閉 できる 構 造 となっている 必 要 がある また 調 理 室 の 構 造 設 備 については 予 め 保 健 所 に 相 談 し その 指 導 に 従 うこと 食 品 製 造 業 等 取 締 条 例 第 五 条 の 四 に 基 づき 保 健 所 へ 届 出 を 行 うとともに 保 健 所 の 指 導 に 従 うこと ( 参 考 ) 社 会 福 祉 施 設 における 衛 生 管 理 について ( 平 成 9 年 3 月 31 日 社 援 施 第 65 号 厚 生 省 大 臣 官 房 障 害 保 健 福 祉 部 企 画 課 社 会 援 護 局 施 設 人 材 課 老 人 保 健 福 祉 局 老 人 福 祉 計 画 課 児 童 家 庭 局 企 画 課 長 連 名 通 知 ) ( 参 考 ) 児 童 福 祉 施 設 等 における 衛 生 管 理 の 改 善 充 実 及 び 食 中 毒 発 生 の 予 防 について ( 平 成 9 年 6 月 30 日 児 企 第 16 号 厚 生 省 児 童 家 庭 局 企 画 課 長 通 知 ) ( 参 考 ) 社 会 福 祉 施 設 における 衛 生 管 理 の 自 主 点 検 の 実 施 について 4/14

( 平 成 9 年 8 月 8 日 社 援 施 第 117 号 厚 生 省 大 臣 官 房 障 害 保 健 福 祉 部 障 害 福 祉 課 厚 生 省 社 会 援 護 局 施 設 人 材 課 厚 生 省 老 人 保 健 福 祉 局 老 人 福 祉 計 画 課 厚 生 省 児 童 家 庭 局 企 画 課 長 連 名 通 知 ) ( 参 考 ) 児 童 福 祉 施 設 等 における 衛 生 管 理 及 び 食 中 毒 予 防 の 徹 底 について ( 平 成 13 年 8 月 1 日 雇 児 総 第 36 号 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 総 務 課 長 通 知 ) また 調 乳 室 を 設 置 することが 望 ましい 保 育 室 内 に 調 乳 スペース( 室 )を 設 ける 場 合 は 安 全 性 に 十 分 配 慮 すると 共 に 衛 生 面 について 保 健 所 の 指 導 を 受 けること 特 に 完 全 に 区 画 されていない 調 乳 スペースに ついてはポット 等 の 転 倒 や 落 下 防 止 に 万 全 を 期 する 必 要 がある 保 育 室 内 に 調 乳 スペース( 室 )を 設 けない 場 合 は 調 理 室 において 調 乳 を 行 うこと この 場 合 調 理 員 による 調 乳 を 基 本 とし 保 育 士 が 調 乳 のために 保 育 室 を 離 れることに よって 児 童 の 安 全 が 損 われることのないよう 注 意 すること 1-2-5 その 他 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (1) 基 準 設 備 面 積 等 区 分 要 件 A 型 B 型 便 所 には 保 育 室 用 とは 別 に 便 所 専 用 の 手 洗 設 備 が 設 けられている 便 所 その 他 とともに 保 育 室 及 び 調 理 室 と 区 画 されており かつ 児 童 が 安 全 に 使 用 できるものであること 便 所 の 数 は 幼 児 20 人 につき1 以 上 であること 便 所 手 洗 い 等 の 基 準 について 規 定 したものである 便 所 手 洗 いその 他 水 周 りの 衛 生 関 係 設 備 の 整 備 に 当 たっては 以 下 の 点 に 留 意 する 必 要 がある 便 所 使 用 の 実 態 や 生 活 指 導 の 面 から 十 分 な 数 を 設 置 する 必 要 がある 手 洗 い 設 備 衛 生 面 の 配 慮 から 保 育 室 用 と 便 所 用 の 手 洗 い 設 備 は 別 に 設 ける 必 要 がある 児 童 用 手 洗 いで 給 湯 可 能 なものについては 熱 傷 に 十 分 注 意 するとともに 予 め 熱 湯 が 出 ないよう 設 定 すること パイプは 児 童 に 触 れない 仕 様 にすること 汚 物 流 し 衛 生 面 への 配 慮 から 原 則 として 汚 物 流 しを 設 置 すること 5/14

汚 物 流 しには 蓋 を 設 置 することなどにより 感 染 や 事 故 等 が 起 こることのないよう 注 意 すること 沐 浴 設 備 衛 生 面 への 配 慮 から 原 則 として 沐 浴 設 備 あるいはシャワーブースを 設 けること 1-3 乳 児 室 ほふく 室 保 育 室 遊 戯 室 及 び 医 務 室 の 位 置 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (4) 乳 児 室 ほふく 室 保 育 室 遊 戯 室 及 び 医 務 室 ( 以 下 保 育 室 等 という )は 特 別 の 理 由 のない 場 合 は 1 階 に 設 けることが 望 ましいこと 乳 児 室 ほふく 室 保 育 室 遊 戯 室 及 び 医 務 室 を 設 置 する 際 の 位 置 についての 基 準 に ついて 規 定 したものである 安 全 性 の 面 から 乳 幼 児 が 使 用 する 施 設 は1 階 に 設 けることが 望 ましい やむをえず2 階 以 上 の 階 に 設 置 する 場 合 であっても 階 段 による 避 難 には 限 界 があることから 認 証 保 育 所 の 設 置 を 予 定 する 場 所 を 決 める 際 には 消 防 機 関 等 と 事 前 に 相 談 し 職 員 による 避 難 及 び 消 防 機 関 等 による 救 助 が 可 能 な 高 さ( 階 数 )を 設 定 すること この 場 合 相 談 し た 結 果 救 助 可 能 と 判 断 された 旨 を 文 書 により 提 出 すること 1-4 避 難 路 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (5) 非 常 口 は 火 災 等 非 常 時 に 入 所 児 童 の 避 難 に 有 効 な 位 置 に2 箇 所 2 方 向 設 置 されて いること 保 育 室 等 を1 階 に 設 ける 場 合 や 屋 上 に 屋 外 遊 戯 場 を 設 ける 場 合 において も 2 方 向 の 避 難 経 路 を 確 保 すること 非 常 時 において 安 全 に 避 難 するための 基 準 について 規 定 したものである 2 箇 所 の 避 難 口 は 室 内 から 避 難 口 に 到 達 するまでの 経 路 ができる 限 り 重 複 しない 配 置 にすること 避 難 路 は 公 道 に 出 るものであること 同 一 避 難 路 を 通 って 敷 地 外 に 出 る 経 路 は 不 可 と する また 避 難 路 は 幅 1.5メートル 以 上 を 確 保 することが 望 ましい なお 公 道 の 接 道 面 が1 面 であることにより 避 難 先 が 同 一 の 公 道 である 場 合 には 最 終 的 な 避 難 位 置 が10m 以 上 離 れていること 6/14

1-5 保 育 室 等 を2 階 以 上 に 設 置 する 場 合 の 要 件 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (6) 保 育 室 等 を2 階 に 設 ける 場 合 は 次 のア イ 及 びカの 要 件 に 保 育 室 等 を3 階 以 上 に 設 ける 場 合 は 次 のイからクまでの 要 件 にそれぞれ 該 当 するものであること なお 保 育 室 等 を2 階 以 上 の 複 数 階 にわたり 設 ける 場 合 の 基 準 については その 保 育 所 の 構 造 設 備 のすべてについて 設 置 する 階 のうち 最 も 高 い 階 の 基 準 が 適 用 される こと ア 建 築 基 準 法 第 2 条 第 9 号 の2に 規 定 する 耐 火 建 築 物 又 は 同 条 第 9 号 の3に 規 定 する 準 耐 火 建 築 物 ( 同 号 ロに 該 当 するものを 除 く )であること イ 保 育 室 等 が 設 けられている 次 の 表 の 上 欄 に 掲 げる 階 に 応 じ 同 表 の 中 欄 に 掲 げ る 区 分 ごとに それぞれ 同 表 の 下 欄 に 掲 げる 施 設 又 は 設 備 が1 以 上 設 けられてい ること 階 区 分 施 設 又 は 設 備 常 用 1 屋 内 階 段 2 屋 外 階 段 避 難 1 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 昭 和 25 年 政 令 第 338 号 ) 第 123 条 第 1 項 各 2 階 用 号 又 は 同 条 第 3 項 各 号 に 規 定 する 構 造 の 屋 内 階 段 2 待 避 上 有 効 なバルコニー 3 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 の2に 規 定 する 準 耐 火 構 造 の 屋 外 傾 斜 路 又 は これに 準 ずる 設 備 4 屋 外 階 段 常 用 1 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 1 項 各 号 又 は 同 条 第 3 項 各 号 に 規 定 す る 構 造 の 屋 内 階 段 2 屋 外 階 段 3 階 避 難 1 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 1 項 各 号 又 は 同 条 第 3 項 各 号 に 規 定 す 用 る 構 造 の 屋 内 階 段 2 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 に 規 定 する 耐 火 構 造 の 屋 外 傾 斜 路 又 はこれに 準 ずる 設 備 3 屋 外 階 段 常 用 1 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 1 項 各 号 又 は 同 条 第 3 項 各 号 に 規 定 す 4 階 る 構 造 の 屋 内 階 段 以 2 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 2 項 各 号 に 規 定 する 構 造 の 屋 外 階 段 上 避 難 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 2 項 各 号 に 規 定 する 構 造 の 屋 外 階 段 用 ウ イに 掲 げる 施 設 及 び 設 備 が 避 難 上 有 効 な 位 置 に 設 けられ かつ 保 育 室 等 の 各 部 分 からその 一 に 至 る 歩 行 距 離 が30メートル 以 下 となるように 設 けられていること 7/14

エ 認 証 保 育 所 の 調 理 室 ( 次 に 掲 げる 要 件 のいずれかに 該 当 するものを 除 く ) 以 外 の 部 分 と 認 証 保 育 所 の 調 理 室 の 部 分 が 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 に 規 定 する 耐 火 構 造 の 床 若 しく は 壁 又 は 建 築 基 準 法 施 行 令 第 112 条 第 1 項 に 規 定 する 特 定 防 火 設 備 で 区 画 されているこ と この 場 合 において 換 気 暖 房 又 は 冷 房 の 設 備 の 風 道 が 当 該 床 若 しくは 壁 を 貫 通 す る 部 分 又 はこれに 近 接 する 部 分 に 防 火 上 有 効 にダンパーが 設 けられていること (ア) スプリンクラー 設 備 その 他 これに 類 するもので 自 動 式 のものが 設 けられているこ と (イ) 調 理 用 器 具 の 種 類 に 応 じて 有 効 な 自 動 消 火 装 置 が 設 けられ かつ 当 該 調 理 室 の 外 部 への 延 焼 を 防 止 するために 必 要 な 措 置 が 講 じられていること オ 認 証 保 育 所 の 壁 及 び 天 井 の 室 内 に 面 する 部 分 の 仕 上 げを 不 燃 材 料 でしていること カ 保 育 室 等 その 他 乳 児 若 しくは 幼 児 が 出 入 し 又 は 通 行 する 場 所 に 乳 児 若 しくは 幼 児 の 転 落 事 故 を 防 止 する 設 備 が 設 けられていること キ 非 常 警 報 器 具 又 は 非 常 警 報 設 備 及 び 消 防 機 関 へ 火 災 を 通 報 する 設 備 が 設 けられている こと ク 認 証 保 育 所 のカーテン 敷 物 建 具 等 で 可 燃 性 のものについて 防 炎 処 理 が 施 されてい ること 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (7) (6)アからクまでの 要 件 については 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 長 通 知 児 童 福 祉 施 設 最 低 基 準 の 一 部 改 正 について ( 平 成 14 年 12 月 25 日 付 雇 児 発 第 1225008 号 の 第 2)の 基 準 を 満 たしていること 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (8) 認 証 保 育 所 を 設 置 する 場 合 にあっては 建 築 基 準 法 に 基 づき 建 物 を 保 育 所 の 用 途 とする こと ただし 既 存 建 物 を 改 修 し 100 平 方 メートル 以 下 の 認 証 保 育 所 を 設 ける 場 合 にあっ ては 一 級 建 築 士 による 建 築 基 準 法 等 上 の 保 育 所 の 基 準 を 満 たしていることを 証 する 文 書 を 提 出 すること 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (9) 設 置 者 は 認 証 保 育 所 における 室 内 化 学 物 質 対 策 実 施 基 準 ( 要 綱 別 紙 1)に 基 づき 実 施 した 測 定 結 果 及 び 対 策 状 況 を 知 事 に 提 出 し 安 全 性 が 確 認 された 後 に 開 設 すること 施 設 設 備 等 の 基 準 について 主 に 防 災 上 の 観 点 から 規 定 したものである 建 築 基 準 法 等 の 関 係 諸 規 定 に 適 合 していることは 言 うまでもないが 保 育 所 の 整 備 に あたっては 建 築 基 準 法 に 加 えてより 一 層 の 安 全 性 を 求 める 基 準 が 適 用 されるため 整 備 に 当 たっては 注 意 すること 8/14

用 途 変 更 は100m2を 超 える 場 合 に 必 要 になるため 100m2 以 下 の 施 設 については 一 級 建 築 士 による 証 明 が 必 要 である また 保 育 室 等 を3 階 以 上 に 設 ける 場 合 は 建 築 確 認 済 証 検 査 済 証 用 途 変 更 の 確 認 済 証 等 に 加 え 保 育 室 等 を3 階 以 上 に 設 ける 場 合 の 基 準 を 満 たしていることについて 一 級 建 築 士 による 証 明 書 を 提 出 する 必 要 がある 1-6 耐 震 性 能 に 関 する 要 件 要 綱 6 建 物 設 備 の 基 準 (10) (10) 認 証 保 育 所 を 設 置 する 場 合 は 次 に 掲 げる 要 件 のいずれかに 該 当 することとし イ に 該 当 するものにあっては 当 該 事 実 を 客 観 的 に 証 明 できる 書 類 を 提 出 すること ア 建 築 基 準 法 における 新 耐 震 基 準 ( 昭 和 56 年 6 月 1 日 施 行 )により 建 築 された 建 物 イ 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 ( 平 成 18 年 国 土 交 通 省 告 示 第 184 号 )に 定 める 方 法 により 行 った 耐 震 診 断 により 鉄 骨 造 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 の 建 築 物 にあってはIs 値 が0.7 以 上 かつq 値 が1.0 以 上 木 造 の 建 築 物 にあってはIw 値 が1.1 以 上 であること が 確 認 された 建 築 物 施 設 の 基 準 について 防 災 上 の 観 点 から 規 定 したものである 東 京 都 では これまでも 都 独 自 の 耐 震 化 補 助 制 度 等 により 社 会 福 祉 施 設 の 耐 震 化 を 促 進 してきたところである また 東 日 本 大 震 災 以 降 特 に 地 震 への 備 えに 対 する 関 心 が 高 まっており 都 民 の 安 全 安 心 の 要 求 に 応 えていく 必 要 がある そこで 新 たに 整 備 する 場 合 は 耐 震 性 能 を 備 えていることを 要 件 とすることとした イに 該 当 する 場 合 の 当 該 事 実 を 客 観 的 に 証 明 できる 書 類 は 指 定 確 認 検 査 機 関 一 級 建 築 士 二 級 建 築 士 ( 当 該 建 物 が 建 築 士 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 202 号 ) 第 三 条 の 規 定 に 該 当 する 場 合 を 除 く ) 登 録 住 宅 性 能 評 価 機 関 地 方 公 共 団 体 のいずれかが 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 ( 平 成 18 年 国 土 交 通 省 告 示 第 184 号 )に 定 める 方 法 により 耐 震 診 断 を 行 った 上 で 発 行 する 証 明 書 を 指 す 9/14

2 職 員 の 配 置 ( 要 綱 7) 2-1 定 義 2-1-1 常 勤 職 員 要 綱 2 用 語 の 定 義 (3) 常 勤 職 員 事 業 主 と 直 接 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 を 結 んでいる 者 (ただし 1 年 以 上 の 期 間 の 労 働 契 約 を 結 んでいる 者 を 含 む )であって 当 該 認 証 保 育 所 において1 日 6 時 間 以 上 かつ 月 20 日 以 上 常 態 的 に 継 続 して 勤 務 し かつ 社 会 保 険 の 被 保 険 者 であるもの をいう ただし 当 該 認 証 保 育 所 が 厚 生 年 金 保 険 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 115 号 ) 第 6 条 第 1 項 及 び 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 第 3 条 第 3 項 に 規 定 する 適 用 事 業 所 以 外 の 施 設 であって 当 該 事 業 所 に 使 用 される 者 の2 分 の1 以 上 の 同 意 を 得 ることがで きず 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 を 受 けることができない 場 合 は 社 会 保 険 の 被 保 険 者 である ことを 要 しない 認 証 保 育 所 は 乳 幼 児 の 直 接 処 遇 にあたる 職 員 を 常 勤 職 員 とすることとしており 常 勤 職 員 の 定 義 を 規 定 したものである 事 業 主 と 直 接 労 働 契 約 を 締 結 している 必 要 があることから 派 遣 職 員 は 認 められない 就 業 規 則 雇 用 契 約 等 において 非 常 勤 職 員 やパート 職 員 等 とされている 場 合 は 常 勤 職 員 としてカウントできない また 就 業 規 則 雇 用 契 約 等 で 定 める 勤 務 時 間 勤 務 日 数 が 要 綱 に 規 定 する 勤 務 時 間 勤 務 日 数 を 下 回 る 場 合 は 就 業 規 則 雇 用 契 約 等 において 常 勤 職 員 とされていても 常 勤 職 員 と 見 なさない なお ここで 定 める 勤 務 とは 一 つの 施 設 において 行 われるものであって 例 えば 法 人 が 常 勤 職 員 として 雇 用 している 者 でも 必 要 に 応 じて 複 数 の 施 設 に 勤 務 する 場 合 や 予 め 複 数 の 施 設 を 勤 務 先 として 指 定 されている 場 合 は 常 勤 職 員 と 見 なさない 社 会 保 険 とは 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 を 指 し 要 綱 上 原 則 として とあるのは 関 係 規 定 により 強 制 適 用 事 業 所 となっておらず 任 意 適 用 の 認 可 を 受 けていない 場 合 を 指 す 平 成 22 年 6 月 7 日 東 京 都 福 祉 保 健 局 少 子 社 会 対 策 部 保 育 支 援 課 東 京 都 認 証 保 育 所 事 業 実 施 要 綱 改 正 にかかるQ&A 2-1-2 保 育 士 要 綱 2 用 語 の 定 義 (7) 保 育 士 児 童 福 祉 法 第 18 条 の6に 定 める 保 育 士 となる 資 格 を 有 し 同 法 第 18 条 の18によ る 登 録 を 受 けている 者 をいう 10/14

保 育 士 の 定 義 を 規 定 したものである 施 設 においては 雇 用 する 職 員 が 保 育 士 であることを 確 認 するため 保 育 士 証 の 提 示 を 受 け 写 しを 保 管 しておくこと 2-2 保 育 従 事 職 員 配 置 基 準 2-2-1 基 準 職 員 の 算 出 要 綱 7 職 員 (1) 保 育 従 事 職 員 配 置 基 準 ア 保 育 従 事 職 員 は 保 育 士 資 格 を 有 する 常 勤 職 員 を 原 則 とする ただし 次 の 全 て の 条 件 を 満 たす 場 合 はこの 限 りではない (ア)ウにより 算 出 した 保 育 従 事 職 員 数 の6 割 以 上 を 保 育 士 資 格 を 有 する 常 勤 職 員 とすること (イ) 設 置 者 は 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 についても 指 揮 命 令 権 を 有 すること (ウ)ウにより 算 出 した 保 育 従 事 職 員 に 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 を 充 てる 場 合 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 の 総 勤 務 時 間 数 が 常 勤 職 員 を 充 てる 場 合 の 総 勤 務 時 間 数 を 超 え ること イ 必 要 な 保 育 従 事 職 員 の 員 数 は 次 の 数 とする 0 歳 児 3 人 につき 一 人 以 上 1 歳 児 及 び2 歳 児 6 人 につき 一 人 以 上 3 歳 児 2 0 人 につき 一 人 以 上 4 歳 以 上 児 30 人 につき 一 人 以 上 とする ただし 認 定 こ ども 園 の 認 定 を 受 ける 認 証 保 育 所 においては 短 時 間 利 用 児 35 人 につき 一 人 以 上 とする ウ 総 所 要 保 育 従 事 職 員 の 算 定 方 法 児 童 の 定 員 数 及 び 在 籍 数 のそれぞれについて イに 定 める 利 用 児 童 の 年 齢 ごと に 対 応 する 保 育 従 事 職 員 数 で 除 して 小 数 点 1 位 ( 小 数 点 2 位 以 下 切 り 捨 て)まで 求 め これらを 合 計 して 小 数 点 以 下 を 四 捨 五 入 して 得 た 数 を 比 較 し いずれか 多 い 方 とする これを 算 定 式 で 表 すと 次 のとおりとなる (0 歳 児 数 1/3)+{(1 歳 児 数 +2 歳 児 数 ) 1/6}+(3 歳 児 数 1/20) +(4 歳 以 上 児 数 1/30) なお イのただし 書 に 該 当 する 場 合 はその 定 めるところによる 定 員 に 対 して 配 置 すべき 職 員 数 の 基 準 を 規 定 したものである 保 育 従 事 職 員 の 定 数 は 利 用 児 童 定 員 と 在 籍 児 童 数 を 比 較 して 多 い 方 を 基 本 とした 次 11/14

の 数 とする 保 育 従 事 職 員 は 保 育 士 資 格 を 有 する 常 勤 職 員 を 原 則 とするが 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 を 配 置 する 場 合 の 条 件 として ア1 及 び3は 従 前 からと 同 様 の 取 扱 いを 2については 平 成 24 年 4 月 から 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 について 事 業 主 と 直 接 労 働 契 約 を 締 結 するこ とを 求 める 規 定 を 削 除 し 新 たに 施 設 側 が 指 揮 命 令 権 を 有 していることを 求 めること を 定 めた 具 体 的 には 派 遣 職 員 を 認 めることとしたものである 要 綱 7(1)ア1に 基 づき 算 出 する6 割 の 常 勤 の 保 育 士 数 は ウにより 算 出 された 総 所 要 保 育 従 事 職 員 数 に 0.6を 乗 じて 小 数 点 以 下 を 切 り 上 げて 得 た 数 である 2-2-2 保 育 従 事 職 員 の 配 置 要 綱 7 職 員 (1) 保 育 従 事 職 員 配 置 基 準 エ 開 所 時 間 中 については 現 に 登 園 している 児 童 数 に 対 し 上 記 アからウに 規 定 する 配 置 基 準 により 算 出 した 数 以 上 の 保 育 従 事 職 員 を 配 置 すること ただし 認 定 こども 園 の 認 定 を 受 ける 認 証 保 育 所 における 東 京 都 認 定 こども 園 の 認 定 基 準 に 関 する 条 例 第 2 条 第 5 号 に 規 定 する 共 通 利 用 時 間 中 については 3 歳 以 上 児 について 学 級 担 任 以 外 の 職 員 の 配 置 を 要 さず また アに 関 らず 学 級 担 任 は 幼 稚 園 教 諭 免 許 を 有 する 場 合 は 保 育 士 資 格 を 有 することを 要 さない なお 開 所 時 間 中 は 保 育 士 資 格 を 有 する 常 勤 職 員 1 人 以 上 を 含 む2 名 以 上 の 保 育 従 事 職 員 を 配 置 しなければならない 実 際 に 登 園 している 児 童 に 対 して 配 置 すべき 職 員 数 の 基 準 を 規 定 したものである 常 時 現 に 登 園 している 児 童 の 数 に 応 じた 要 綱 7(1)アからウ により 算 出 した 保 育 従 事 職 員 を 配 置 する 必 要 がある 開 所 時 間 中 においても 常 時 6 割 の 常 勤 の 保 育 士 を 配 置 する 必 要 があり 配 置 すべき 年 齢 別 保 育 従 事 職 員 が2 名 の 場 合 は2 名 ともが 常 勤 の 保 育 士 である 必 要 がある ただし なお 書 きにより 要 綱 7(1)アからウにより 算 出 した 年 齢 別 児 童 数 に 対 応 する 保 育 従 事 職 員 が1 名 であっても 複 数 の 職 員 を 配 置 することが 必 要 であり この 場 合 には 配 置 した 職 員 のうち1 名 が 常 勤 の 保 育 士 であればよい また 認 定 こども 園 の 認 定 を 受 けた 認 証 保 育 所 において 共 通 利 用 時 間 中 の 学 級 担 任 は 保 育 士 資 格 を 有 さず 幼 稚 園 教 諭 免 許 のみを 有 する 者 で 構 わない 12/14

2-2-3 保 育 従 事 職 員 の 特 例 及 び 加 配 要 綱 7 職 員 (1) 保 育 従 事 職 員 配 置 基 準 オ 保 健 師 助 産 師 及 び 看 護 師 については 保 育 士 に 準 じた 専 門 性 を 有 する 者 とみな す カ 定 員 90 人 以 下 の 施 設 にあってはウにより 算 出 された 人 数 に 加 え 1 名 以 上 の 保 育 従 事 職 員 を 確 保 しなければならない なお 当 該 保 育 従 事 職 員 に 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 を 充 てる 場 合 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 の 総 勤 務 時 間 数 が 常 勤 職 員 を 充 てる 場 合 の 総 勤 務 時 間 数 を 超 えること オについては 保 育 士 としてみなすことのできる 資 格 の 特 例 を 規 定 したもの カにつ いては 雇 用 における 加 配 を 規 定 したものである オについては 保 育 従 事 職 員 は 保 育 士 が 基 本 であるが 保 健 師 助 産 師 看 護 師 につ いては 本 要 綱 において 保 育 士 として 取 り 扱 うことができるとする 規 定 である カについては 要 綱 7(1)アからエまでが 雇 用 及 び 配 置 について 規 定 しているのに 対 し 雇 用 における 加 配 を 規 定 したものである 加 配 職 員 について 常 勤 以 外 の 職 員 を 配 置 する 場 合 の 常 勤 換 算 の 方 法 は7(1)ア3と 同 じである 2-3 施 設 長 要 綱 7 職 員 (2) 施 設 長 次 の 要 件 を 全 て 満 たす 者 又 は 知 事 が 適 当 と 認 めた 者 であること ア 児 童 福 祉 施 設 本 要 綱 に 基 づく 認 証 保 育 所 又 は 保 育 室 運 営 事 業 実 施 要 綱 ( 平 成 21 年 8 月 25 日 付 21 福 保 子 保 第 697 号 平 成 23 年 4 月 1 日 廃 止 ) 等 に 基 づき 都 が 補 助 対 象 として 認 定 した 施 設 において 1 日 6 時 間 以 上 かつ 月 20 日 以 上 同 一 施 設 で 継 続 して1 年 以 上 保 育 士 として 勤 務 した 経 験 があること イ 原 則 として 専 任 の 常 勤 職 員 であること ただし 次 に 定 める 場 合 については 兼 任 を 可 とする (ア) 実 施 事 業 が 認 証 保 育 所 1 園 の 運 営 のみである 場 合 代 表 者 との 兼 任 を 可 とする (イ) 実 施 事 業 が 複 数 の 場 合 であって 以 下 の 要 件 を 満 たしている 場 合 1 園 に 限 り 代 表 者 との 兼 任 を 可 とする a 当 該 認 証 保 育 所 の 開 設 後 であること b 当 該 認 証 保 育 所 の 管 理 運 営 に 支 障 を 来 たすことのないようにすること c 他 の 実 施 事 業 に 支 障 を 来 たすことのないよう 必 要 な 体 制 が 確 保 されていること (ウ) 定 員 20 人 未 満 の 施 設 については 年 齢 別 保 育 従 事 職 員 の 資 格 を 有 する 常 勤 職 員 と の 兼 任 を 可 とする 13/14

施 設 長 の 要 件 を 定 めたものである 施 設 長 は 施 設 長 を 勤 める 認 証 保 育 所 の 専 任 でなければならず 実 施 事 業 が 認 証 保 育 所 1 園 の 運 営 のみである 場 合 の 代 表 者 との 兼 任 及 び20 人 未 満 の 施 設 における 年 齢 別 保 育 従 事 職 員 との 兼 任 を 除 き 他 業 務 との 兼 任 や 直 接 処 遇 職 員 としてシフトに 入 ることは 認 められない また イ(イ)による 代 表 者 との 兼 任 は 開 設 時 には 認 められないので 注 意 すること 2-4 調 理 師 嘱 託 医 要 綱 7 職 員 (3) 調 理 員 及 び 嘱 託 医 を 置 くこと 調 理 員 は 40 人 以 下 の 施 設 においては1 人 41 人 以 上 の 施 設 においては2 人 以 上 配 置 すること ただし 厚 生 省 児 童 家 庭 局 長 通 知 保 育 所 における 調 理 業 務 の 委 託 について ( 平 成 10 年 2 月 18 日 付 児 発 第 86 号 )に 準 じて 給 食 業 務 を 第 三 者 に 委 託 し 施 設 内 の 調 理 室 を 利 用 して 調 理 させる 場 合 及 び 次 項 における 特 例 による 場 合 は 調 理 員 を 置 かないことができる 調 理 員 及 び 嘱 託 医 の 配 置 に 関 して 規 定 したものである 調 理 員 は 本 基 準 に 関 わらず 41 人 以 下 の 施 設 であっても 必 要 に 応 じて 配 置 する 必 要 がある 14/14