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農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 実 施 要 領 の 一 部 改 正 について 農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 実 施 要 領 の 一 部 改 正 が 平 成 22 年 4 月 1 日 付 21 農 振 第 2495 号 によりありました その1 誘 導 部 分 農 地 水 向

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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大 阪 福 岡 鹿 児 島 各 都 市 における 年 平 均 した 平 均 気 温 日 最 高 気 温 日 最 低 気 温 の 長 期 変 化 傾 向 ( 続 き) 28

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

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本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改

第 節 ○○計画

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現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

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(2) 都 市 計 画 区 域 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 1 都 市 計 画 区 域 の 変 遷 2 市 街 化 区 域 及 び 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 旧 石 巻 市 ( 単 位 :ha) ( 単 位 :ha) 変 更 都 市 計 画 区 域 行

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(2) 設 計 図 書 の 作 成 別 表 1 成 果 品 一 覧 による Ⅱ. 一 般 事 項 1. 本 仕 様 書 に 記 載 されていない 事 項 は 公 共 建 築 設 計 業 務 委 託 共 通 仕 様 書 ( 平 成 21 年 版 ) ( 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

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()NZI トラップ cm NZI トラップは 国 際 昆 虫 生 理 生 態 学 センタ ーにより 考 案 されたもの ) である 変 法 マニ トバトラップと 同 様 色 の 布 を 用 いている 外 観 は 図 に 示 すとおりで 布 を 平 面 的 に 展 開 した 構 造 に 設 置 した

第 節 ○○計画

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我孫子市小規模水道条例

個人住民税徴収対策会議

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1. 予 報 概 況 作 物 名 イチゴ 病 害 虫 発 生 予 察 情 報 (4 月 予 報 ) 病 害 虫 名 うどんこ 病 灰 色 かび 病 炭 疽 病 アブラムシ 類 ハダニ 類 アザミウマ 類 予 報 ( 県 平 均 平 年 値 ) 発 生 量 :やや 少 発 生 量 :やや 少 但 し 中 部 地 域 は 多 発 生 量 : 多 発 生 量 :やや 少 発 生 量 :やや 少 発 生 量 : 多 トマト 灰 色 かび 病 発 生 量 : 多 チャ ウンシュウ ミカン 葉 かび 病 すすかび 病 疫 病 黄 化 葉 巻 病 (タバココナジラミ) ハモグリバエ 類 カンザワハダニ そうか 病 発 生 量 : 少 発 生 量 :やや 少 黄 化 葉 巻 病 発 生 量 : 多 タバココナジラミ 発 生 量 : 少 発 生 量 : 少 発 生 量 : 多 ( 摘 採 面 寄 生 葉 率 2.7%) 発 生 量 :やや 多 平 成 28 年 3 月 28 日 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所 長 3 月 中 旬 発 生 量 : 少 (-) 3 月 中 旬 発 生 量 : 少 (-) 但 し 中 部 地 域 は 多 3 月 中 旬 発 生 量 : 多 (+) 3 月 中 旬 発 生 量 : 少 (-) 3 月 中 旬 発 生 量 :やや 少 (-) 3 月 中 旬 発 生 量 : 多 (+) 3 月 上 中 旬 発 生 量 : 多 (+) 3 月 上 中 旬 発 生 量 : 少 (-) 3 月 上 中 旬 発 生 量 : 少 ( 発 生 なし) (-) 3 月 上 中 旬 発 生 量 黄 化 葉 巻 病 :やや 多 (+) コナジラミ 類 : 少 ( 発 生 なし) (-) 3 月 上 中 旬 発 生 量 : 少 ( 発 生 なし) (-) 3 月 中 下 旬 発 生 量 :やや 多 (+) 3 月 中 旬 発 生 量 : 並 (±)

作 物 名 ウンシュウ ミカン カンキツ 病 害 虫 名 ミカンハダニ かいよう 病 予 報 ( 県 平 均 平 年 値 ) 発 生 量 : 多 ( 寄 生 葉 率 2.7%) 発 生 量 : 少 ( 中 晩 柑 発 病 度 ( 葉 ) 1.1) 3 月 中 旬 発 生 量 : 多 (+) 3 月 中 旬 発 生 量 : 少 (-) 果 樹 全 般 カメムシ 類 発 生 量 : 並 越 冬 虫 量 : 並 (±) 表 の 見 方 について 予 報 の 発 生 量 は 平 年 ( 静 岡 県 の 過 去 10 年 間 )との 比 較 で 少 やや 少 平 年 並 やや 多 多 の 5 段 階 で 示 して います 予 報 の 発 生 時 期 は 時 期 の 予 想 ができる 病 害 虫 に 限 り 平 年 ( 静 岡 県 の 過 去 10 年 間 )との 比 較 で 早 やや 早 平 年 並 やや 遅 遅 の 5 段 階 で 示 しています には 巡 回 調 査 に 基 づく 発 生 状 況 ( 調 査 時 期 と 発 生 量 ) 気 象 庁 の1ヶ 月 予 報 ( 気 温 と 降 水 量 )を 記 入 しています その 状 況 が 多 発 要 因 の 場 合 は(+) 少 発 要 因 の 場 合 は(-)を 示 し +-を 総 合 的 に 判 断 して 発 生 時 期 発 生 量 を 予 想 しています

2. と イチゴ < 生 育 の 概 況 > 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 年 並 の 生 育 状 況 であった うどんこ 病 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 発 病 株 率 は 0.3%( 平 年 1.1%)で 平 年 に 比 べ 少 ない 発 生 であった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 株 の 過 繁 茂 は 本 病 の 発 生 を 助 長 させるため 不 要 な 下 葉 果 梗 枝 は 除 去 する 現 在 発 病 が 少 しでもみられるほ 場 では 早 急 に 防 除 を 行 う 発 病 した 果 実 は 速 やかに 取 り 除 き ほ 場 外 に 持 ち 出 し 処 分 する 灰 色 かび 病 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 発 病 株 率 は 1.9%( 平 年 1.4%)であった 地 域 別 にみると 東 部 地 域 1.6%( 平 年 2.8%) 中 部 地 域 ( 石 垣 栽 培 )3.8%( 平 年 1.1%) 西 部 地 域 0.2%( 平 年 0.3%)と 中 部 地 域 ( 石 垣 栽 培 )において 多 発 していた 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 天 窓 側 窓 の 開 閉 かん 水 に 十 分 注 意 し ハウス 内 が 多 湿 にならないようにする 枯 葉 老 化 葉 不 要 な 果 梗 枝 発 病 した 果 実 は 速 やかに 取 り 除 き ほ 場 外 で 埋 没 処 分 する 炭 疽 病 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 発 病 株 率 1.3%( 平 年 0.7%)で 平 年 に 比 べ 多 い 発 生 であった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 発 病 が 見 られたハウスでは 温 度 管 理 に 注 意 し 日 中 高 温 (25 以 上 )にならないようにする 発 病 株 は 根 から 抜 き 取 り ビニール 袋 などに 入 れてほ 場 外 へ 持 ち 出 し 処 分 する 発 病 が 見 られたほ 場 の 株 は 潜 伏 感 染 している 恐 れがあるので 健 全 に 見 えても 親 株 にしない また 発 病 が 見 られたハウスでは 夏 に 土 壌 消 毒 を 徹 底 する アブラムシ 類 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 寄 生 株 率 は 0.7%( 平 年 1.3%)で 平 年 に 比 べ 少 ない 発 生 であった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 いため 本 種 の 発 生 を 助 長 する アブラムシ 類 の 発 生 に 注 意 し 初 期 防 除 に 努 める すでにアブラムシ 類 が 発 生 しているほ 場 では 早 急 に 防

除 する 天 敵 を 利 用 している 場 合 は アブラムシ 類 のマミーの 発 生 状 況 をよく 観 察 する アブラムシ 類 が 多 発 した 場 合 は 天 敵 に 影 響 の 少 ない 薬 剤 を 選 択 し 散 布 する ハダニ 類 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 寄 生 株 14.1%( 平 年 20.1%)で 平 年 に 比 べやや 少 ない 発 生 であった ハダニ 類 の 発 生 は 圃 場 により 大 きく 異 なり 多 発 生 ほ 場 がみられたが 天 敵 の 活 動 も 盛 んであった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 いため 本 種 の 発 生 を 助 長 する ハダニ 類 の 寄 生 が 認 められた 場 合 は 少 発 生 のうちに 防 除 を 徹 底 する ハダニ 類 は 薬 剤 抵 抗 性 が 発 達 しやすいので 薬 剤 のローテーション 散 布 を 心 がける 密 度 が 下 がらない 場 合 は 物 理 的 防 除 剤 を 利 用 する 天 敵 を 利 用 している 場 合 は ハダニ 類 天 敵 の 発 生 状 況 をよく 観 察 し 天 敵 の 追 加 放 飼 または 薬 剤 散 布 を する 薬 剤 を 散 布 する 時 は 天 敵 に 影 響 の 少 ない 薬 剤 を 選 択 し 散 布 する アザミウマ 類 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 寄 生 株 11.7%( 平 年 8.3%)で 平 年 に 比 べ 多 い 発 生 であった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 いため 本 種 の 発 生 を 助 長 する アザミウマ 類 は 花 での 発 生 をよく 観 察 し 必 要 のない 花 は 摘 み 取 る 例 年 多 発 するほ 場 では 開 花 初 期 に 集 中 的 に 防 除 を 行 う ハダニ 類 アブラムシ 類 の 天 敵 を 利 用 している 場 合 は 天 敵 に 影 響 の 少 ない 薬 剤 を 選 択 し 散 布 する トマト < 生 育 の 概 況 > 生 育 は 平 年 並 ~やや 早 い 灰 色 かび 病 3 月 上 中 旬 の 巡 回 調 査 では 本 病 の 平 均 発 病 株 率 は 10.8%( 平 年 5.1%)と 平 年 より 多 い 発 生 であり 発 病 が 茎 に 及 んでいる 施 設 も 確 認 された 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する ハウス 内 の 湿 度 の 上 昇 により 発 生 が 増 加 するので 日 中 の 換 気 を 早 めに 行 い 施 設 内 の 除 湿 に 努 める 特 に 朝 夕 の 急 激 な 冷 えこみによる 結 露 は 本 病 の 発 生 をいちじるしく 助 長 するため 暖 房 機 や 循 環 扇 を 利 用 し て 植 物 体 への 結 露 を 防 止 する 株 の 過 繁 茂 により 発 生 が 増 加 するので 不 要 な 下 葉 を 除 去 する

予 防 に 重 点 をおいた 薬 剤 散 布 を 行 う ただし 本 病 は 耐 性 菌 が 発 生 し 易 いため 薬 剤 のローテーション 散 布 を 心 がける 発 病 した 果 実 や 茎 葉 は 伝 染 源 となるため 速 やかに 取 り 除 き ハウス 外 の 土 中 深 く( 地 下 50 cmより 深 く) に 埋 めるなど 適 切 に 処 分 する 葉 かび 病 すすかび 病 3 月 上 中 旬 の 巡 回 調 査 では 本 病 の 平 均 発 病 株 率 は0.1%( 平 年 16.0%)と 平 年 より 少 ない 発 生 であった 本 病 の 生 育 適 温 は 葉 かび 病 20~25 すすかび 病 27 程 度 と 比 較 的 高 温 を 好 み 多 湿 条 件 下 で 発 生 が 多 くなる 本 県 では 12 月 以 降 は 葉 かび 病 が 優 先 する 傾 向 がある 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 本 県 では 葉 かび 病 抵 抗 性 品 種 の 利 用 が 進 んでいるが 葉 かび 病 抵 抗 性 品 種 を 使 用 していない 施 設 では 特 に 発 生 に 注 意 する 本 病 は 潜 伏 期 間 が2 週 間 程 度 と 長 く 多 発 してからでは 薬 剤 の 効 果 が 劣 るため 発 病 が 認 められたら 直 ち に 薬 剤 を 散 布 する ただし 耐 性 菌 の 発 生 を 防 ぐため 薬 剤 のローテーション 散 布 を 心 がける 多 湿 にならないように 換 気 につとめ 過 度 の 灌 水 を 避 ける 発 病 葉 は 伝 染 源 となるため 速 やかに 摘 み 取 り ハウス 外 の 土 中 深 く( 地 下 50 cmより 深 く)に 埋 めるなど 適 切 に 処 分 する 特 に 多 発 生 ほ 場 では 摘 み 取 り 作 業 を 徹 底 する 疫 病 3 月 上 中 旬 の 巡 回 調 査 では 発 生 は 確 認 されなかった( 平 年 発 病 株 率 0.6%) 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 予 防 に 重 点 をおいた 薬 剤 散 布 を 行 う ハウス 内 の 湿 度 の 上 昇 により 発 生 が 増 加 するので 日 中 の 換 気 を 早 めに 行 い 施 設 内 の 除 湿 に 努 める 株 の 過 繁 茂 により 発 生 が 増 加 するので 不 要 な 下 葉 を 除 去 する 発 病 した 果 実 や 茎 葉 は 伝 染 源 となるため 速 やかに 取 り 除 き ハウス 外 の 土 中 深 く( 地 下 50 cmより 深 く) に 埋 めるなど 適 切 に 処 分 する 黄 化 葉 巻 病 (タバココナジラミ) 3 月 上 中 旬 の 巡 回 調 査 では 黄 化 葉 巻 病 の 平 均 発 病 株 率 は 3.9%( 平 年 2.6%)と 平 年 よりやや 多 い 発 生 であった コナジラミ 類 の 発 生 は 確 認 されなかった( 平 年 寄 生 株 率 2.2%) 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 いため 媒 介 虫 であるタバココナジラミの 増 殖 を 助 長 する 発 病 株 は 伝 染 源 となるため 見 つけ 次 第 抜 き 取 り ハウス 外 の 土 中 深 く 埋 めるなど 適 切 に 処 分 する

わき 芽 や 摘 果 などの 残 さは 放 置 すると 野 良 生 えとなり 媒 介 虫 や 本 病 の 伝 染 源 となるので ほ 場 付 近 には 放 置 しない 今 後 気 温 が 上 昇 しタバココナジラミの 発 生 に 適 した 条 件 となる 成 虫 の 新 芽 や 葉 裏 への 寄 生 や 黄 色 粘 着 板 の 捕 獲 数 に 注 意 し 発 生 が 増 加 する 場 合 は 薬 剤 防 除 を 実 施 する 収 穫 残 さは 本 病 の 伝 染 源 や 媒 介 虫 の 発 生 源 となる そのため 栽 培 終 了 後 は 施 設 内 を 蒸 しこみ 植 物 体 を 完 全 に 枯 死 させ 黄 色 粘 着 板 を 設 置 し 本 虫 が 誘 殺 されないことを 確 認 してから 施 設 外 へ 持 ち 出 す ハモグリバエ 類 3 月 上 中 旬 の 巡 回 調 査 では ハモグリバエ 類 の 発 生 は 確 認 されなかった( 平 年 寄 生 株 率 1.2%) 1か 月 予 報 では4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 いため 本 種 の 発 生 を 助 長 する 上 中 位 葉 に 白 点 ( 産 卵 痕 や 食 害 痕 )や 絵 描 き 症 状 ( 幼 虫 によるせん 孔 )が 見 られる 場 合 は 速 やかに 薬 剤 防 除 を 実 施 する チャ カンザワハダニ 3 月 中 下 旬 の 巡 回 調 査 では 摘 採 面 での 寄 生 葉 率 2.5%( 平 年 1.5%) 裾 部 での 寄 生 葉 率 2.9%( 平 年 3.0%) で 発 生 は 平 年 に 比 べやや 多 かった 1 か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 高 く 本 種 の 増 殖 を 助 長 する 摘 採 面 の 葉 に 寄 生 が 見 られる 茶 園 では 早 期 に 防 除 を 行 う その 際 葉 裏 に 薬 液 が 届 くように 散 布 する 新 芽 が 凍 霜 害 を 受 けると 被 害 を 受 けなかった 新 芽 にハダニが 集 まり 集 中 加 害 することがあるので 防 霜 対 策 を 万 全 にする 新 芽 がハダニの 被 害 を 受 けた 場 合 は 薬 剤 の 摘 採 前 日 数 に 注 意 して 直 ちに 防 除 を 行 う <その 他 病 害 虫 > 褐 色 円 星 病 ( 緑 斑 症 ) 3 月 中 下 旬 の 巡 回 調 査 では 県 平 均 発 病 葉 率 32.2%( 平 年 12.1%)と 平 年 よりも 多 かった 本 病 は 多 発 すると 一 番 茶 萌 芽 期 から 生 育 期 に 下 葉 が 落 葉 し 品 質 収 量 への 被 害 が 大 きくなる 薬 剤 に よる 防 除 は 夏 期 以 降 となるが 被 害 は 一 番 茶 生 育 期 に 顕 著 となるため この 時 期 に 発 生 状 況 を 確 認 してお く マダラカサハラハムシ 昨 年 の 秋 に 葉 を 食 害 される 被 害 が 発 生 した 茶 園 では 一 番 茶 芽 に 越 冬 成 虫 による 被 害 が 発 生 するおそれが ある そのような 茶 園 では 一 番 茶 生 育 期 に 薬 剤 防 除 を 行 う

ウンシュウミカン < 生 育 の 概 況 > 生 育 は 平 年 並 である そうか 病 3 月 の 巡 回 調 査 では 葉 での 平 均 発 病 度 は 0.02( 平 年 0.01)と 平 年 並 みの 発 生 だった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 本 病 は 新 梢 伸 長 期 の 降 雨 により 感 染 が 助 長 されるので 展 葉 期 に 予 防 散 布 を 行 う 被 害 のある 夏 秋 梢 は 伝 染 源 となるため できるだけ 除 去 する ミカンハダニ 3 月 の 巡 回 調 査 では 平 均 寄 生 葉 率 は 3.1%( 平 年 2.1%)と 平 年 よりも 多 い 発 生 だった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 のため 本 種 の 発 生 を 助 長 する マシン 油 乳 剤 を 散 布 する 場 合 散 布 むらや 散 布 直 後 の 降 雨 で 効 果 が 低 下 するので 晴 天 の 日 が 2~3 日 続 く 時 に 防 除 を 実 施 する カンキツ かいよう 病 3 月 の 巡 回 調 査 では 中 晩 柑 類 の 葉 の 発 病 度 は 0.4( 平 年 1.1)と 平 年 より 少 なかった ウンシュウミカ ンでは 発 生 は 認 められなかった 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 平 年 より 高 く 降 水 量 は 平 年 並 であるため 本 病 の 発 生 をやや 助 長 する 夏 秋 梢 の 病 斑 は 早 急 に 除 去 する 防 風 垣 防 風 網 の 整 備 等 を 行 い 防 風 対 策 に 努 める 昨 年 発 病 が 見 られた 園 地 では 発 芽 前 または5 月 上 旬 下 旬 に 銅 剤 の 散 布 を 行 う 4 月 中 は 新 芽 に 薬 害 が 出 ることがあるので 散 布 を 控 える 果 樹 全 般 チャバネアオカメムシ( 越 冬 状 況 ) 今 年 1 月 に 行 った 落 葉 中 の 越 冬 量 調 査 では 県 全 域 での 越 冬 成 虫 の 平 均 は 0.7 頭 /m2( 平 年 0.8 頭 /m2) と 平 年 並 であった 地 域 によっては 発 生 の 状 況 が 異 なる 場 合 があるため ウメ ビワではほ 場 の 発 生 状 況 をよく 観 察 し 早 期 発 見 防 除 に 努 める

イネ <その 他 病 害 虫 > 苗 立 枯 病 いもち 病 ( 苗 いもち) ばか 苗 病 もみ 枯 細 菌 病 イネシンガレセンチュウ 種 子 消 毒 ( 作 業 を 省 かず 以 下 の 点 に 留 意 して 行 う ) 県 病 害 虫 防 除 基 準 に 掲 載 の 種 子 消 毒 法 の 手 順 を 守 り 実 施 する 自 家 採 種 の 種 もみは 塩 水 選 を 必 ず 行 う 厚 まきは 発 病 を 助 長 するため 適 正 なは 種 量 を 守 る 育 苗 管 理 出 芽 期 は30 以 上 緑 化 期 は25 以 上 の 高 温 とならないよう 温 度 管 理 に 注 意 する シルバーポリシートによる 育 苗 では 高 温 多 湿 になりやすいため 換 気 を 行 い 温 湿 度 管 理 に 注 意 する 本 県 では MBI-D 剤 (ウィン デラウス アチーブ)に 対 し いもち 病 で 耐 性 菌 の 発 生 事 例 がある また 他 県 では QoI 剤 ( 嵐 アミスター オリブライト イモチエース イモチミン オリザトップ)でも いも ち 病 で 耐 性 菌 の 発 生 事 例 がある これら 耐 性 菌 の 発 生 リスクが 高 い 薬 剤 を 使 用 する 場 合 は 連 用 を 避 けるな ど 適 切 に 使 用 する( 詳 細 は 県 病 害 虫 防 除 基 準 の 殺 菌 剤 耐 性 菌 に 関 する 各 種 資 料 の 掲 載 について の 項 を 参 照 ) 斑 点 米 カメムシ 類 (アカスジカスミカメ アカヒゲホソミドリカスミカメ 等 ) 主 要 種 のアカスジカスミカメは 雑 草 に 産 み 付 けられた 卵 で 越 冬 し 春 に 孵 化 する 孵 化 直 後 は 水 田 周 辺 のイネ 科 雑 草 (スズメノテッポウ セトガヤ 早 生 型 チガヤ)が 生 息 地 となることから 4 月 中 に 除 草 する と 効 果 的 である ただし 成 虫 の 行 動 範 囲 は 最 大 で 半 径 300m 程 度 と 広 く 個 々の 水 田 周 辺 を 除 草 するだけ では 十 分 な 防 除 効 果 が 得 られない 場 合 もあるため 地 域 ぐるみで 除 草 することが 重 要 である スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ) 昨 年 7~9 月 に 水 田 内 や 水 路 で 赤 橙 色 の 卵 塊 が 見 られた 地 域 では 水 田 内 で 越 冬 している 可 能 性 がある 貝 を 破 砕 するため 3 月 までにロータリー 耕 を 実 施 していない 場 合 は 速 やかに 実 施 する ロータリー 耕 は 通 常 の 荒 起 こしより 車 速 を 遅 くし ロータリーの 回 転 を 上 げて 浅 く 高 速 で 耕 すと 効 果 が 高 い 周 辺 水 路 内 に 泥 が 残 っていると その 中 でも 越 冬 するので 水 路 から 泥 を 上 げて 貝 を 破 砕 する なお ス クミリンゴガイには 寄 生 虫 ( 広 東 住 血 線 虫 )が 寄 生 している 可 能 性 があるので 貝 に 触 る 場 合 は 必 ずゴム 手 袋 をはめること

コムギ <その 他 病 害 虫 > 赤 かび 病 4 月 に 発 生 が 少 なくても 5 月 に 多 発 することがあるので 予 防 散 布 に 努 める 特 に 出 穂 期 から 乳 熟 期 にか けて 気 温 が 高 く 降 雨 が 続 くような 場 合 は 注 意 する 防 除 適 期 は 開 花 期 前 後 となるので 一 回 目 の 薬 剤 散 布 を 穂 揃 期 から5 日 目 までに 行 い さらにその5~7 日 後 に 二 回 目 の 薬 剤 散 布 を 実 施 する 3. 季 節 予 報 (1)1か 月 予 報 ( 東 海 地 方 平 成 28 年 3 月 24 日 名 古 屋 地 方 気 象 台 発 表 ) 予 報 期 間 3 月 26 日 から4 月 25 日 < 特 に 注 意 を 要 する 事 項 > 2 週 目 は 気 温 がかなり 高 くなる 可 能 性 があります < 予 想 される 向 こう1か 月 の 天 候 > 向 こう1か 月 の 出 現 の 可 能 性 が 最 も 大 きい 天 候 と 特 徴 のある 気 温 降 水 量 等 の 確 率 は 以 下 のとおりです 天 気 は 数 日 の 周 期 で 変 わるでしょう 平 年 と 同 様 に 晴 れの 日 が 多 い 見 込 みです 向 こう1か 月 の 平 均 気 温 は 高 い 確 率 60%です 週 別 の 気 温 は 1 週 目 は 高 い 確 率 50%です 2 週 目 は 高 い 確 率 60%です 3~4 週 目 は 平 年 並 ま たは 高 い 確 率 ともに40%です 確 率 期 間 要 素 低 少 平 年 並 高 多 % 1か 月 気 温 10 30 60 1か 月 降 水 量 30 40 30 1か 月 日 照 時 間 30 40 30 1 週 目 気 温 10 40 50 2 週 目 気 温 10 30 60 3~4 週 目 気 温 20 40 40 予 報 の 対 象 期 間 1か 月 : 3 月 26 日 ( 土 )~ 4 月 25 日 ( 月 ) 1 週 目 : 3 月 26 日 ( 土 )~ 4 月 1 日 ( 金 ) 2 週 目 : 4 月 2 日 ( 土 )~ 4 月 8 日 ( 金 ) 3~4 週 目 : 4 月 9 日 ( 土 )~ 4 月 22 日 ( 金 ) (2)3か 月 予 報 ( 東 海 地 方 平 成 28 年 3 月 25 日 名 古 屋 地 方 気 象 台 発 表 ) 予 報 期 間 4 月 から6 月 予 想 される 向 こう3か 月 の 天 候 向 こう3か 月 の 出 現 の 可 能 性 が 最 も 大 きい 天 候 と 特 徴 のある 気 温 降 水 量 等 の 確 率 は 以 下 のとおりで

す この 期 間 の 平 均 気 温 は 高 い 確 率 50%です 4 月 天 気 は 数 日 の 周 期 で 変 わりますが 平 年 に 比 べ 晴 れの 日 が 少 ないでしょう 気 温 は 高 い 確 率 50% です 降 水 量 は 平 年 並 または 多 い 確 率 ともに40%です 5 月 天 気 は 数 日 の 周 期 で 変 わるでしょう 平 年 と 同 様 に 晴 れの 日 が 多 いでしょう 気 温 は 平 年 並 または 高 い 確 率 ともに40%です 6 月 平 年 と 同 様 に 曇 りや 雨 の 日 が 多 いでしょう 気 温 は 平 年 並 または 高 い 確 率 ともに40%です 気 温 3か 月 4 月 5 月 6 月 低 並 高 低 並 高 低 並 高 低 並 高 20 30 50 20 30 50 20 40 40 20 40 40 降 水 量 3か 月 4 月 5 月 6 月 少 並 多 少 並 多 少 並 多 少 並 多 30 30 40 20 40 40 30 40 30 30 30 40 参 考 資 料 平 均 気 温 ( ) 降 水 量 (mm) 4 月 5 月 6 月 4 月 5 月 6 月 浜 松 14.7 18.7 22.0 168 191 241 静 岡 14.9 18.8 22.0 210 213 293 三 島 14.4 18.5 21.9 149 161 228 * 降 水 量 は 小 数 点 以 下 を 四 捨 五 入 しています 参 考 資 料 1. 利 用 上 の 注 意 気 温 降 水 量 は 低 い( 少 ない) 平 年 並 高 い( 多 い) の3つの 階 級 で 予 報 します 階 級 の 幅 は 1981~2010 年 の 30 年 間 における 各 階 級 の 出 現 率 が 等 分 (それぞれ 33%)となるように 決 めてあります ( 気 候 的 出 現 率 と 呼 びます) 晴 れや 雨 などの 天 気 日 数 は 平 年 の 日 数 よりも 多 い( 少 ない) 場 合 は 平 年 に 比 べて 多 い( 少 ない) ま た 平 年 の 日 数 と 同 程 度 に 多 い( 少 ない) 場 合 には 平 年 と 同 様 に 多 い( 少 ない) と 表 現 します なお 単 に 多 い( 少 ない)と 表 現 した 場 合 には 対 象 期 間 の2 分 の1より 多 い( 少 ない)ことを 意 味 します お 問 い 合 わせは 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所 438-0803 磐 田 市 富 丘 678-1 TEL 0538-36-1543 FAX 0538-33-0780 URL http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/boujo/boujo.html

平 成 27 年 度 技 術 情 報 第 8 号 茶 カンザワハダニ 平 成 28 年 3 月 28 日 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所 長 県 内 各 地 域 の 茶 園 でカンザワハダニの 多 発 生 園 が 確 認 されてます 新 幼 虫 の 発 生 密 度 が 平 年 を 上 回 ることが 予 想 されるため 防 除 の 徹 底 をお 願 いします 1 発 生 状 況 3 月 中 下 旬 の 巡 回 調 査 では 摘 採 面 の 平 均 寄 生 葉 率 は 2.5%( 平 年 1.5%) 同 発 生 面 積 率 は 54.0%( 平 年 33.6%)で 平 年 より 高 かった 県 内 各 地 域 の 防 除 員 等 から 一 部 茶 園 における 多 発 の 報 告 がある 現 在 新 幼 虫 のふ 化 が 始 まっており 1か 月 予 報 では 4 月 の 気 温 は 高 いことから 新 幼 虫 の 生 育 は 平 年 に 比 べ 早 まることが 予 想 される( 図 1) 新 芽 が 凍 霜 害 を 受 けると 被 害 を 受 けなかった 新 芽 にハダニが 集 まり 集 中 加 害 する ことがあるので 防 霜 対 策 を 万 全 にする 2 防 除 方 法 (1) 防 除 の 可 否 は 周 辺 茶 園 の 摘 採 開 始 日 等 も 十 分 考 慮 したうえで 総 合 的 に 判 断 する (2) 摘 採 面 におけるハダニの 発 生 状 況 を 確 認 し 寄 生 葉 率 が 10%(100 葉 観 察 調 査 ) を 超 える 前 に 行 うと 効 果 が 高 い (3) 散 布 薬 量 は 400 リットル/10a を 目 安 に 葉 裏 に 薬 液 が 届 くよう 丁 寧 に 散 布 する こ の 時 に 薬 液 が 園 外 に 飛 散 しないよう 十 分 注 意 する (4) 防 除 薬 剤 については 表 2を 参 考 にするとともに 農 薬 の 使 用 に 当 っては 必 ずラベル を 確 認 し 使 用 基 準 を 遵 守 する 特 に 昨 秋 以 降 に 防 除 を 実 施 した 茶 園 では 薬 剤 の 使 用 回 数 に 十 分 注 意 する (5) 平 年 より 気 温 湿 度 が 高 い 条 件 下 では 天 敵 のカブリダニ 類 の 活 動 が 活 発 化 し ハ ダニの 増 殖 を 抑 える 働 きが 高 まる 天 敵 が 確 認 される 茶 園 では 天 敵 への 影 響 の 少 ない 殺 ダニ 剤 を 選 択 して 使 用 する( 図 2) (6) 不 明 な 点 は 病 害 虫 防 除 所 茶 業 研 究 センター 農 林 事 務 所 農 協 等 指 導 機 関 に 問 い 合 わせる 図 1 カンザワハダニ( 卵 幼 虫 成 虫 ) 図 2 ハダニを 捕 食 する 天 敵 カブリダニ

表 1 3 月 のカンザワハダニの 発 生 状 況 地 域 名 摘 採 面 寄 生 葉 率 (%) 摘 採 面 発 生 面 積 率 (%) 富 士 山 麓 平 均 0.6 30 平 年 値 1.3 27 静 岡 市 北 部 平 均 3.3 60 平 年 値 1.2 33 牧 之 原 平 均 1.5 60 平 年 値 1.7 32 小 笠 磐 田 原 平 均 3.7 70 平 年 値 0.8 31 川 根 地 域 平 均 3.5 50 平 年 値 2.4 45 県 全 体 平 均 2.5 54 平 年 値 1.5 34 調 査 時 期 : 平 成 28 年 3 月 14~23 日 各 地 域 10 か 所 調 査 平 年 値 は 過 去 10 年 間 の 平 均 値 表 2 茶 におけるカンザワハダニの 主 な 防 除 薬 剤 商 品 名 使 用 方 法 希 釈 倍 数 時 期 回 数 1) 作 用 機 構 分 類 粘 着 くん 液 剤 散 布 100 倍 摘 採 前 日 まで - - アグリメック 散 布 1000 倍 摘 採 7 日 前 まで 1 回 I:6 ミルベノック 乳 剤 散 布 1000 倍 摘 採 7 日 前 まで 1 回 I:6 カネマイトフロアブル 散 布 1000 倍 摘 採 7 日 前 まで 1 回 I:20B コテツフロアブル 散 布 2000 倍 摘 採 7 日 前 まで 2 回 以 内 I:13 ダニゲッターフロアブル 散 布 2000 倍 摘 採 7 日 前 まで 1 回 I:23 スターマイトフロアブル 散 布 2000 倍 摘 採 7 日 前 まで 1 回 I:25A ダニサラバフロアブル 散 布 1000~2000 倍 摘 採 7 日 前 まで 2 回 以 内 I:25A オマイト 乳 剤 散 布 1500~2000 倍 摘 採 14 日 前 まで 2 回 以 内 I:12C バロックフロアブル 散 布 1000~3000 倍 摘 採 14 日 前 まで 1 回 I:10B マイトコーネフロアブル 散 布 1000 倍 摘 採 14 日 前 まで( 但 し 遮 光 する 栽 培 では 遮 光 開 始 14 日 前 まで) 1 回 I:un 1) 世 界 農 薬 工 業 連 盟 殺 虫 剤 抵 抗 性 対 策 委 員 会 (IRAC)による 分 類 農 薬 抵 抗 性 の 発 達 を 回 避 するため 同 一 コードの 薬 剤 は 連 用 を 避 ける 静 岡 県 農 薬 安 全 使 用 指 針 農 作 物 病 害 虫 防 除 基 準 (http://www.s-boujo.jp) 及 びラベル の 記 載 内 容 を 確 認 し 使 用 すること

問 い 合 わせ 先 : 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所 (TEL:0538-36-1543) 病 害 虫 防 除 所 HP(URL): http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/boujo/boujo.html 病 害 虫 防 除 基 準 HP(URL): http://www.s-boujo.jp/