はじめに 我 が 国 の 精 神 障 害 者 を 巡 る 状 況 は ノーマライゼーション 理 念 の 浸 透 のもと 精 神 病 院 における 入 院 治 療 を 主 とした 処 遇 から 早 期 社 会 復 帰 の 支 援 へと 大 きく 転 換 しようとしています また 現 代 は こころの



Similar documents
有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分


●幼児教育振興法案


 

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

学校安全の推進に関する計画の取組事例

m07 北見工業大学 様式①

05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】

16 日本学生支援機構

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

Taro-01 議案概要.jtd

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

<4D F736F F D20365F335F8FF08C8F90DD92E FC92F994C5382D32816A>

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

小山市保育所整備計画

Microsoft Word - 目次.doc

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

スライド 1


( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

老発第    第 号

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

(3) 福 祉 施 設 から 一 般 就 労 への 移 行 本 市 の 福 祉 施 設 利 用 者 の 中 で 平 成 24 年 度 に 一 般 就 労 により 退 所 した 人 は 3 人 です ここでいう 福 祉 施 設 とは 生 活 介 護 事 業 自 立 訓 練 事 業 ( 生 活 訓 練

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

<4D F736F F D2090BC8BBB959491BA8F5A91EE8A C52E646F63>

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

●電力自由化推進法案

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

公表表紙

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>


( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135, , , , , ,600 最

Microsoft PowerPoint - 390

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

Microsoft Word - 保育園管理規程(決定案)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

<947A957A8E9197BF C E786C73>

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

Taro-07-1提言概要.jtd

退職手当とは

<4D F736F F D DA188E48F4390B3816A89FC92E85F956990EC8BE691CF906B8C7689E65F8A C581798AAE90AC94C5817A2E646F63>

計 画 書 は4 章 立 てで 第 1 章 が 計 画 策 定 にあたって 第 2 章 が 障 がい 者 を 取 り 巻 く 環 境 第 3 章 が 障 がい 者 計 画 第 4 章 が 障 がい 福 祉 計 画 です 第 1 章 計 画 策 定 にあたってについて 説 明 します まず 計 画 策

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

< F31332D91CF906B89BB8C7689E68F912E6A7464>

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

社会資源について 

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

Transcription:

県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 検 討 結 果 報 告 平 成 15 年 9 月 県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会

はじめに 我 が 国 の 精 神 障 害 者 を 巡 る 状 況 は ノーマライゼーション 理 念 の 浸 透 のもと 精 神 病 院 における 入 院 治 療 を 主 とした 処 遇 から 早 期 社 会 復 帰 の 支 援 へと 大 きく 転 換 しようとしています また 現 代 は こころの 時 代 ともいわれ 多 くの 人 々にとって 精 神 疾 患 が 身 近 なものとなっており 加 えて 県 立 精 神 病 院 そのものの 存 在 意 義 が 問 われております 友 部 病 院 は 県 立 病 院 として 県 民 に 貢 献 する 責 務 を 有 しており その 責 務 を 達 成 するためには 民 間 病 院 では 十 分 に 担 いきれない 分 野 を 積 極 的 に 開 拓 する 必 要 があります 例 えば いろいろな こころの 病 い を 持 つ 方 々が 気 軽 にかかれる 敷 居 の 低 い 開 かれた 病 院 を 目 指 すこと などです 一 方 県 保 健 医 療 計 画 から 見 た 場 合 精 神 病 院 の 病 床 数 は 過 剰 となっ ており 今 後 の 見 通 しとしても 病 床 数 は 削 減 すべき 方 向 にあります このため 県 立 病 院 は 規 模 の 充 実 よりも 医 療 水 準 の 向 上 を 目 指 して 常 に 先 駆 的 分 野 に 取 り 組 むことが 求 められています このような 状 況 を 踏 まえ 本 委 員 会 としては 1 民 間 医 療 機 関 との 役 割 分 担 2 一 般 診 療 科 と 精 神 科 との 連 携 3 医 療 と 福 祉 の 連 携 という 3つの 視 点 に 立 ち 各 委 員 が 精 神 科 医 看 護 施 設 設 計 思 春 期 心 理 人 権 福 祉 障 害 者 家 族 等 の 立 場 から 友 部 病 院 のあり 方 機 能 病 床 規 模 建 設 場 所 について 検 討 を 重 ねてまいりました 本 報 告 書 では 友 部 病 院 は 官 民 の 役 割 分 担 を 前 提 に 統 合 失 調 症 の 早 期 治 療 早 期 社 会 復 帰 を 目 指 すとともに 一 般 診 療 科 と 連 携 し 1 急 性 期 救 急 2 児 童 思 春 期 3 中 毒 性 障 害 4 合 併 症 5うつ 病 など の 先 進 的 リハビリテーションの 提 供 と 併 せて 6 研 修 機 能 7 情 報 発 信 機 能 を 有 するべきであるとしました また 建 設 場 所 につきましては そのような 県 立 病 院 の 役 割 を 担 うため 県 立 中 央 病 院 の 近 接 地 がより 望 ましいものと 考 えております 最 後 に 委 員 各 位 のご 協 力 に 対 し 感 謝 申 し 上 げますとともに 茨 城 県 の 精 神 医 療 福 祉 のさらなる 発 展 に 向 けた 茨 城 県 関 係 者 のご 努 力 に 期 待 申 し 上 げます 平 成 15 年 9 月 県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 委 員 長 吉 川 武 彦 ( 国 立 精 神 神 経 センター 精 神 保 健 研 究 所 名 誉 所 長 )

県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 検 討 結 果 報 告 目 次 はじめに 1 目 的 1 2 検 討 内 容 (1) 基 本 方 向 について 2 (2) 求 められる 機 能 について 2 (3) 入 院 部 門 ( 病 床 数 )と 外 来 部 門 について 6 (4) 建 設 場 所 について 7 3 建 て 替 えに 向 けた 課 題 8 参 考 資 料 入 院 機 能 ( 病 床 数 )の 根 拠 9 県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 名 簿 委 員 会 検 討 経 過 10 11

県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 検 討 結 果 報 告 1 目 的 県 立 友 部 病 院 は 精 神 衛 生 法 が 制 定 された 昭 和 25 年 5 月 精 神 障 害 者 の 医 療 保 護 を 目 的 に 県 立 内 原 精 神 病 院 として 開 設 され 昭 和 35 年 8 月 友 部 町 に 移 転 開 院 し 現 在 に 至 っている 当 時 の 精 神 病 院 は 収 容 型 の 閉 鎖 病 棟 が 主 流 であったが 友 部 病 院 は 開 院 当 初 から 開 放 病 棟 を 備 えるなど 当 時 としては 最 先 端 の 精 神 医 療 を 提 供 するとともに 病 床 規 模 611 床 と 県 立 病 院 としては 大 規 模 病 床 を 有 することなどから 東 洋 一 の 精 神 病 院 として 全 国 から 注 目 され 茨 城 県 の 精 神 医 療 の 発 展 に 大 きく 寄 与 してきた しかしながら 我 が 国 の 精 神 医 療 は 平 成 7 年 7 月 及 び 平 成 11 年 6 月 の 精 神 保 健 福 祉 法 の 改 正 などにより 精 神 障 害 者 の 社 会 復 帰 の 促 進 が 求 められ それに 伴 い 精 神 病 院 に 対 する 医 療 需 要 が 入 院 医 療 施 設 処 遇 中 心 から 急 性 期 医 療 社 会 復 帰 支 援 中 心 へと 大 きく 転 換 してきている また 精 神 障 害 も 薬 物 依 存 症 の 増 加 や 児 童 思 春 期 特 有 の 精 神 障 害 について 専 門 的 精 神 医 療 の 対 象 として 注 目 されるなど 多 様 化 しつつあ る 一 方 開 院 当 時 精 神 病 床 数 は 全 国 的 に 不 足 していたが その 後 民 間 精 神 病 院 が 数 多 く 開 院 し その 医 療 技 術 水 準 も 向 上 するなど 友 部 病 院 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 してきている また 現 在 地 に 移 転 してから40 年 以 上 が 経 過 して 施 設 が 老 朽 化 して おり 友 部 病 院 は 近 年 の 精 神 医 療 の 需 要 の 変 化 に 対 応 するため 民 間 医 療 機 関 との 役 割 分 担 に 基 づき 県 立 病 院 としてのあり 方 の 見 直 しと 施 設 の 改 善 とが 求 められている このため 平 成 13 年 11 月 に 設 置 された 県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 において 平 成 12 年 2 月 に 県 精 神 保 健 福 祉 審 議 会 から 答 申 され た 本 県 の 精 神 医 療 の 在 り 方 についての 意 見 を 踏 まえ 友 部 病 院 の 建 て 替 え 整 備 についての 基 本 的 方 向 を 示 すための 委 員 会 を5 回 開 催 し そ れぞれの 専 門 的 な 立 場 から 検 討 を 行 ってきた 本 委 員 会 で 検 討 した 病 院 機 能 や 病 床 数 建 設 場 所 についての 最 終 結 果 を 次 のとおり 報 告 する - 1 -

2 検 討 内 容 (1) 基 本 方 向 について 平 成 7 年 の 精 神 保 健 福 祉 法 の 改 正 等 により 精 神 障 害 者 が 地 域 で 生 活 できるよう ノーマライゼーションの 理 念 を 踏 まえた 施 策 が 推 進 され 一 般 医 療 と 精 神 医 療 並 びに 地 域 と 精 神 病 院 との 連 携 が 進 んでいる また 急 性 期 や 合 併 症 の 治 療 など 今 後 公 的 病 院 における 精 神 医 療 の 中 心 となるべき 分 野 については 精 神 科 単 独 により 対 応 することが 困 難 となりつつあり 心 身 両 面 にわたる 総 合 的 な 医 療 を 提 供 できる 病 院 に よる 対 応 が 求 められている 一 方 友 部 病 院 が 開 院 時 から 県 精 神 保 健 福 祉 に 果 たしてきた 役 割 は 大 きなものであり それを 継 承 することはもとよりのこと 精 神 医 療 を 取 り 巻 く 環 境 が 急 速 に 変 化 するなか 友 部 病 院 が 県 立 精 神 病 院 として21 世 紀 の 精 神 医 療 の 先 駆 的 な 役 割 が 担 えるよう 長 期 的 な 視 点 に 立 ち 新 た な 方 向 を 示 す 必 要 がある よって 友 部 病 院 の 建 て 替 え 整 備 にあたり 県 立 精 神 病 院 としての 機 能 を 高 めるため 次 の 事 項 を 新 病 院 の 目 指 すべき 基 本 方 向 とする 1 民 間 精 神 科 医 療 機 関 との 病 病 連 携 や 病 診 連 携 官 民 の 機 能 分 担 に 基 づき 公 的 病 院 としての 高 度 医 療 を 担 うこと 2 精 神 保 健 福 祉 法 の 趣 旨 に 基 づき 地 域 社 会 との 連 携 を 基 本 とした 精 神 障 害 者 の 社 会 復 帰 の 促 進 に 関 し 先 進 的 な 役 割 を 担 うこと 3 精 神 科 単 独 の 医 療 だけではなく 一 般 医 療 と 密 接 に 連 携 した 総 合 的 な 医 療 を 機 能 的 効 率 的 に 提 供 すること (2) 求 められる 機 能 について 県 内 精 神 医 療 の 現 状 は 民 間 病 院 等 の 充 実 とも 相 まって 県 立 病 院 と 民 間 医 療 機 関 との 間 の 診 療 内 容 にさほどの 差 違 はなくなっており 友 部 病 院 は 県 立 精 神 病 院 としての 存 在 意 義 が 問 われている 平 成 11 年 度 に 設 置 された 県 立 精 神 病 院 の 在 り 方 検 討 委 員 会 の 提 言 にもあるように 友 部 病 院 には 県 立 精 神 病 院 として 民 間 医 療 機 関 と の 機 能 分 担 病 病 連 携 病 診 連 携 を 積 極 的 に 行 いながら 県 内 の 精 神 医 療 の 先 導 的 な 役 割 を 担 い 高 度 先 進 的 分 野 や 不 採 算 分 野 を 中 心 に 医 療 を 提 供 することが 求 められている この 提 言 を 踏 まえ 本 委 員 会 において 検 討 した 結 果 友 部 病 院 は 民 間 医 療 機 関 との 機 能 分 担 のもと 精 神 障 害 者 の 多 くを 占 める 統 合 失 調 症 等 の 患 者 が 新 たに 社 会 的 入 院 患 者 長 期 入 院 患 者 とならないための 機 能 や より 処 遇 困 難 な 患 者 を 早 期 に 社 会 復 帰 させる 機 能 を 持 つとともに 今 後 全 県 的 な 視 野 に 立 ち 以 下 の 分 野 を 担 っていくことが 必 要 である なお 今 年 7 月 に 成 立 した 心 神 喪 失 者 処 遇 法 に 基 づく 触 法 精 神 障 害 者 に 対 する 医 療 提 供 に 関 しても 現 在 国 において 検 討 している 詳 細 な 制 度 などの 動 向 を 踏 まえた 対 応 を 図 る 必 要 がある - 2 -

1 急 性 期 精 神 科 救 急 システムへの 対 応 友 部 病 院 は 様 々な 症 状 の 患 者 に 対 して 診 断 治 療 から 社 会 復 帰 まで の 一 貫 した 医 療 を 提 供 するこれまでの 自 己 完 結 型 病 院 から 民 間 医 療 機 関 との 機 能 分 担 のもとに 公 的 病 院 として 高 度 な 診 断 治 療 を 必 要 とす る 患 者 に 対 し 急 性 期 治 療 を 主 軸 とした 医 療 を 提 供 する 病 院 へと 重 点 を 移 す 必 要 がある また 茨 城 県 においては 平 成 8 年 度 から 休 日 昼 間 の 警 察 官 通 報 患 者 の 救 急 医 療 システムがスタートし 平 成 13 年 度 から 民 間 医 療 機 関 が 輪 番 制 による1 次 診 察 を 友 部 病 院 が2 次 診 察 及 び 入 院 受 入 を 行 っている が 今 後 は 民 間 医 療 機 関 等 との 病 病 連 携 病 診 連 携 を 図 り 精 神 科 救 急 医 療 圏 の 設 定 による 夜 間 帯 を 含 めた 本 県 の 救 急 システムを 確 立 させる とともに 精 神 科 救 急 患 者 においても 一 般 治 療 を 優 先 させることが 必 要 となるケースが 想 定 されるため 中 央 病 院 との 連 携 を 図 りながら 県 立 病 院 としての 機 能 を 充 実 する 必 要 がある 2 児 童 思 春 期 患 者 への 対 応 児 童 思 春 期 分 野 については これまで 県 内 には 専 門 に 扱 う 病 棟 がな く また 不 採 算 部 門 でもあるため 今 後 も 民 間 で 整 備 される 可 能 性 は 少 ないものと 思 われる 友 部 病 院 においては 平 成 4 年 度 から 児 童 思 春 期 外 来 を 設 置 し 平 成 14 年 度 には 既 存 病 棟 を 改 修 して 児 童 思 春 期 専 門 病 棟 を 整 備 するな ど 機 能 の 充 実 を 図 ってきている また 児 童 思 春 期 患 者 には 統 合 失 調 症 など 成 人 に 多 い 精 神 障 害 を 抱 える 患 者 のほか 自 閉 症 や 摂 食 障 害 強 迫 症 状 など 多 岐 にわたる 心 理 的 障 害 を 抱 える 患 者 も 多 く 成 人 の 場 合 以 上 に 患 者 家 族 教 育 機 関 と 医 療 機 関 の 間 でのコミニュケーションや 信 頼 関 係 が 重 要 となる このような 状 況 を 踏 まえ 施 設 整 備 に 加 え 今 まで 以 上 に 県 立 養 護 学 校 などの 教 育 機 関 と 連 携 し 児 童 思 春 期 患 者 への 対 応 の 充 実 を 図 る 必 要 がある 3 中 毒 性 障 害 者 への 対 応 現 在 友 部 病 院 においては アルコール 依 存 症 や 薬 物 中 毒 等 の 患 者 に 対 し 離 脱 期 治 療 を 主 としておこなっているが アルコール 依 存 症 患 者 に ついては 離 脱 症 状 や 臓 器 障 害 の 治 療 など 急 性 期 における 的 確 な 対 応 に 加 え 再 発 防 止 のための 患 者 教 育 や 家 族 に 対 する 啓 発 患 者 の 容 態 に 応 じた 入 院 期 間 やリハビリテーションプログラムの 設 定 など 様 々な 治 療 が 必 要 となっている また 患 者 の 社 会 復 帰 に 向 けて ダルクや 断 酒 会 等 の 民 間 団 体 等 と 連 携 を 密 にしながら 公 的 病 院 として 地 域 と 協 力 していくことが 期 待 され ている - 3 -

4 合 併 症 患 者 への 対 応 友 部 病 院 における 糖 尿 病 等 の 合 併 症 患 者 については 同 じ 友 部 町 にあ る 県 立 中 央 病 院 から 医 師 の 派 遣 を 受 け 治 療 を 行 っている また 結 核 合 併 症 患 者 の 場 合 は 結 核 病 床 を 有 する 中 央 病 院 へ 搬 送 して 治 療 する 場 合 が 多 い しかし 合 併 症 の 種 類 は 多 岐 にわたっているため 必 要 とされる 診 療 科 は 数 多 く 今 後 救 急 への 対 応 が 重 視 されていくなか 中 央 病 院 との 連 携 を 拡 充 強 化 しながら 医 師 のさらなる 相 互 派 遣 による 総 合 的 な 医 療 提 供 や 身 体 的 疾 患 が 重 い 患 者 は 中 央 病 院 に 転 院 させるなど 合 併 症 患 者 に 対 して 有 効 な 医 療 を 提 供 する 必 要 がある また 例 えばホスピス 患 者 がうつ 症 状 や 情 緒 不 安 定 になるなど 一 般 診 療 科 の 患 者 が 精 神 疾 患 を 合 併 する 場 合 もあり 精 神 科 医 師 や 看 護 師 が 一 般 診 療 科 医 師 などとともにチーム 医 療 を 実 践 し こころのケア を 行 う 必 要 がある 5 社 会 復 帰 機 能 の 充 実 友 部 病 院 は 早 くからから 早 期 社 会 復 帰 の 促 進 を 取 り 入 れていた 例 えば 開 院 時 から 開 放 病 棟 の 設 置 と 院 内 作 業 を 実 施 して 病 状 の 固 定 化 を 防 いだり 昭 和 40 年 代 は 院 外 作 業 を 実 施 して 患 者 は 社 会 とつながりを 保 っていた 現 在 もまた 作 業 療 法 や 生 活 技 能 訓 練 レクリエーション 療 法 などを 盛 んに 行 い 入 院 患 者 の 社 会 復 帰 のための 事 業 に 取 り 組 んで いる しかしながら 時 代 とともに 民 間 医 療 機 関 が 提 供 する 医 療 水 準 は 上 昇 しており 現 在 の 友 部 病 院 が 持 つ 社 会 復 帰 機 能 では もはや 先 駆 的 医 療 とは 言 い 難 い 状 況 にある このため 今 後 は 民 間 医 療 機 関 への 転 院 や 社 会 福 祉 施 設 への 退 院 促 進 を 図 るとともに これらの 機 関 に 関 する 情 報 収 集 機 能 を 強 化 する 必 要 が ある そして それらをネットワーク 化 し 長 期 入 院 患 者 や 新 規 入 院 患 者 等 の 早 期 社 会 復 帰 の 促 進 とノーマライゼーションの 推 進 を 図 る 必 要 が ある 特 に 県 立 病 院 として 需 要 が 高 いにも 関 わらず 民 間 医 療 機 関 等 では 取 り 組 みがなされにくい 先 進 的 なリハビリテーション 分 野 (うつ 病 に 対 するリハビリテーション 等 )などを 主 に 担 うことにより 県 内 医 療 機 関 のモデル 的 な 病 院 を 目 指 す 必 要 がある - 4 -

6 研 修 機 能 の 充 実 県 内 には 筑 波 大 学 等 の 精 神 医 学 に 関 する 教 育 機 関 があり 今 後 友 部 病 院 においてこれらの 教 育 機 関 と 積 極 的 な 連 携 を 図 り 臨 床 研 修 医 の 受 け 入 れ 拡 大 や 共 同 研 究 に 取 り 組 むことにより 常 に 先 進 的 な 精 神 医 学 を 導 入 するとともに 教 育 機 関 においても 臨 床 研 修 の 機 会 の 増 大 が 図 ら れるなど 県 立 病 院 として 県 内 の 精 神 医 療 研 究 の 相 互 発 展 人 材 の 育 成 に 寄 与 していくことが 期 待 される また 民 間 医 療 機 関 や 看 護 師 の 養 成 施 設 などとも 連 携 して 医 師 看 護 師 などの 医 療 従 事 者 が 幅 広 く 研 修 できる 場 を 提 供 することも 期 待 され る 7 情 報 発 信 機 能 の 充 実 精 神 障 害 者 の 早 期 社 会 復 帰 は 医 療 継 続 のための 協 力 者 がいる 場 合 その 実 現 可 能 性 は 高 くなる 友 部 病 院 は その 協 力 者 である 患 者 家 族 に 対 して 医 療 相 談 を 行 って 患 者 の 精 神 的 社 会 的 孤 立 を 防 止 し また 訪 問 看 護 を 実 施 するなど 患 者 家 族 等 に 精 神 疾 患 や 精 神 障 害 者 への 正 しい 知 識 を 提 供 し 理 解 を 求 める 必 要 がある さらに 市 町 村 や 精 神 保 健 福 祉 センターなどと 協 力 して 精 神 障 害 に 関 する 情 報 を 広 く 発 信 し 地 域 におけるケアを 推 進 していく 必 要 がある 以 上 が 現 段 階 における 友 部 病 院 に 求 められる 機 能 であるが 現 在 の 精 神 保 健 福 祉 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しており 今 後 ともその 傾 向 は 続 くと 考 えられる したがって 本 報 告 書 と 友 部 病 院 の 建 て 替 え 時 に 時 期 的 なずれが 生 じた 場 合 県 としては 県 立 病 院 に 求 められる 機 能 に 変 わりはないのか 求 められる 機 能 が 真 に 県 立 病 院 でなければ 担 えないの かを 改 めて 検 討 する 必 要 もあると 考 える - 5 -

(3) 入 院 部 門 ( 病 床 数 )と 外 来 部 門 について これまで 述 べてきたように 友 部 病 院 には 県 立 病 院 としての 機 能 の 見 直 しや 充 実 が 求 められている 一 方 平 成 14 年 3 月 末 では 約 350 人 の 患 者 が 入 院 している このような 様 々な 状 況 に 基 づき 以 下 のとおり 検 討 した 結 果 各 診 療 機 能 毎 の 統 計 データ 等 を 前 提 に 積 算 すると215 床 程 度 の 病 床 数 が 求 められた 求 められる 機 能 からの 視 点 1 入 院 について 平 成 11 年 4 月 に 策 定 された 県 保 健 医 療 計 画 から 見 ると 精 神 病 床 数 は 計 画 病 床 数 と 比 較 し1,000 床 以 上 過 剰 である また 精 神 障 害 者 数 の 動 向 から 見 ても 県 内 の 入 院 患 者 数 は 減 少 傾 向 にあり 社 会 復 帰 も 進 みつつある このような 状 況 のもと 友 部 病 院 は 現 状 の 統 合 失 調 症 患 者 長 期 入 院 患 者 に 偏 りすぎた 医 療 提 供 から 県 立 病 院 として 求 められる 機 能 に 重 心 を 移 し その 存 在 意 義 を 高 めていく 必 要 がある よって 本 委 員 会 においては 友 部 病 院 に 求 められる 各 診 療 機 能 ごと に 最 低 限 必 要 であると 考 えられる 病 床 数 について 患 者 数 の 将 来 予 測 や 平 均 的 な 入 院 期 間 民 間 医 療 機 関 との 役 割 分 担 などをもとに 試 算 したと ころ 概 ね215 床 の 病 床 が 必 要 であるとした 機 能 毎 の 病 床 数 につい ては 下 表 のとおりである なお 県 は 病 棟 の 運 営 方 法 や 今 後 予 測 される 触 法 精 神 障 害 者 の 取 扱 い 病 院 が 建 設 される 時 期 により 県 立 病 院 に 求 められる 機 能 や 規 模 ( 病 床 数 )が 変 化 変 動 することに 留 意 しなければならない 表 ) 新 病 院 の 機 能 別 必 要 最 少 病 床 数 ( 別 紙 参 考 ) 機 能 必 要 最 小 病 床 数 救 急 5 床 急 性 期 ( 医 療 保 護 系 ) 95 床 児 童 思 春 期 30 床 アルコール 15 床 薬 物 中 毒 10 床 合 併 症 10 床 一 般 ( 任 意 入 院 系 ) 50 床 計 215 床 必 要 最 少 病 床 数 の 考 え 方 ( 前 提 ) 予 測 される 患 者 数 や 目 安 となる 入 院 期 間 から 算 定 病 床 利 用 率 を100%と 仮 定 民 間 医 療 機 関 との 機 能 分 担 病 病 連 携 を 実 施 積 極 的 に 患 者 の 社 会 復 帰 を 推 進 男 女 比 など 病 棟 構 成 は 考 慮 しない - 6 -

2 外 来 について 外 来 機 能 についても 友 部 病 院 が 今 まで 有 していた 機 能 を 踏 まえつつ 民 間 医 療 機 関 との 病 病 連 携 や 病 診 連 携 官 民 の 機 能 分 担 に 基 づき 公 的 病 院 としての 高 度 医 療 を 担 うことが 必 要 である つまり 医 学 的 リハビリテーション 機 能 の1つである 従 来 からのデイ ケアについては 民 間 医 療 機 関 との 役 割 分 担 を 明 確 にして 効 果 的 に 実 施 し 患 者 の 需 要 が 高 いにも 関 わらず 県 内 民 間 医 療 機 関 ではそれほど 取 り 扱 っていないうつ 病 などを 中 心 とした 先 進 的 リハビリテーションを 重 視 して 整 備 する 必 要 がある なお 精 神 障 害 者 の 児 童 思 春 期 外 来 などは 一 般 診 療 科 との 連 携 に より 患 者 が 診 療 を 受 けやすいイメージを 持 つことも 重 要 であり 小 児 科 外 来 窓 口 との 協 力 が 重 要 視 される (4) 建 設 場 所 について 新 たな 友 部 病 院 は 精 神 科 と 一 般 医 療 が 密 接 に 連 携 した 総 合 的 な 医 療 を 機 能 的 効 率 的 一 体 的 に 提 供 する 病 院 を 目 指 すため 中 央 病 院 に 近 接 した 立 地 が 望 ましい 友 部 病 院 の 現 状 を 見 ると 合 併 症 患 者 については 中 央 病 院 の 医 師 の 派 遣 を 受 けるなど 効 率 性 を 欠 いている さらに 今 後 県 立 病 院 として 求 められる 機 能 を 担 っていくなかで 急 性 期 患 者 が 自 傷 行 為 に 及 んだ 場 合 や 中 毒 性 障 害 者 が 内 臓 疾 患 を 抱 えている 場 合 など 内 科 医 や 外 科 医 など による 速 やかな 治 療 を 必 要 とするケースが 増 えていくものと 考 えられ る このため 友 部 病 院 を 中 央 病 院 の 近 接 地 に 建 て 替 えることにより 医 師 の 移 動 距 離 が 短 くなり 急 性 期 の 合 併 症 患 者 や 身 体 疾 患 を 伴 う 救 急 患 者 中 毒 性 患 者 結 核 合 併 症 患 者 等 を 効 率 的 に 診 療 することが できること 児 童 思 春 期 患 者 については 中 央 病 院 の 小 児 科 医 療 さらには 隣 接 する 県 立 養 護 学 校 との 積 極 的 な 連 携 を 図 ることができるとともに 患 者 は 心 理 的 に 通 院 しやすくなること 中 央 病 院 においても 救 急 患 者 や 長 期 入 院 患 者 ホスピス 患 者 に 対 する 精 神 的 ケアが 必 要 となってきており 精 神 科 医 による 治 療 や 心 理 判 定 員 による 心 の 悩 みの 相 談 などが 実 施 可 能 となること エネルギー 部 門 や 給 食 部 門 等 中 央 病 院 と 友 部 病 院 の 間 で 一 部 の 施 設 を 共 有 化 することにより 病 院 運 営 の 面 から 見 ても 効 率 化 を 図 るこ とができること 以 上 のことから 精 神 科 医 療 だけではなく 一 般 医 療 を 含 めた 機 能 的 かつ 効 率 的 な 総 合 的 医 療 を 提 供 するために 中 央 病 院 の 近 接 地 に 友 部 病 院 を 建 て 替 えることが 考 えられる - 7 -

3 建 て 替 えに 向 けた 課 題 現 在 の 友 部 病 院 は 長 期 入 院 患 者 が 多 く 新 病 院 のあるべき 姿 とは 大 きな 差 異 がある 友 部 病 院 を 建 て 替 えるにあたり 組 織 面 も 含 め 特 に 以 下 の 課 題 を 解 決 しなければならない 第 1に 現 在 の 機 能 から 新 たな 機 能 へ 重 点 を 移 すためには 施 設 面 の 改 築 だけではなく まずもって 職 員 の 意 識 改 革 をしなければならない 友 部 病 院 は 統 合 失 調 症 患 者 や 長 期 入 院 患 者 への 治 療 技 術 に 比 べ 中 毒 性 障 害 患 者 等 への 治 療 技 術 が 蓄 積 されにくい 状 況 にある 職 員 は 県 立 病 院 の 職 員 として 県 内 の 精 神 医 療 の 先 導 的 役 割 を 果 たすという 自 覚 を 持 ち 先 進 的 医 療 機 関 との 情 報 交 換 等 を 行 って 国 や 県 の 精 神 保 健 福 祉 の 動 向 を 把 握 し 常 に 自 らの 技 術 を 向 上 させることが 重 要 である 第 2に 建 て 替 えが 実 施 されるまでの 間 多 様 化 する 医 療 需 要 に 対 応 するため 現 病 院 を 使 用 して 段 階 的 に 機 能 を 転 換 する 必 要 がある その ためには 例 えば 現 病 院 の 病 棟 を 中 毒 性 障 害 者 などの 病 棟 へ 転 換 する などを 検 討 する 必 要 がある 第 3に 中 央 病 院 近 接 地 に 建 設 する 場 合 施 設 の 共 有 化 を 検 討 すると ともに 中 央 病 院 と 友 部 病 院 の 組 織 統 合 を 含 めた 運 営 のあり 方 を 検 討 し て 総 合 的 医 療 の 効 率 的 提 供 県 内 医 療 従 事 者 に 対 する 効 率 的 な 教 育 研 修 の 実 践 を 目 指 す 必 要 がある 第 4に 現 在 友 部 病 院 に 入 院 している 社 会 的 入 院 患 者 等 の 処 遇 を 考 え る 必 要 がある 県 は いばらき 障 害 者 いきいきプラン に 基 づき 県 内 の 精 神 障 害 者 社 会 復 帰 施 設 等 の 計 画 的 な 整 備 促 進 に 努 める 一 方 受 け 入 れ 体 制 が 整 う までの 一 定 期 間 管 理 運 営 方 法 も 含 めて 現 在 地 を 社 会 復 帰 施 設 用 地 とし て 使 用 することを 検 討 するなど 現 在 の 社 会 的 入 院 患 者 等 の 処 遇 にも 配 慮 する 必 要 がある 第 5に 県 立 病 院 として 求 められる 機 能 を 実 現 していくためには 民 間 医 療 機 関 等 との 継 続 的 な 病 病 連 携 を 行 う 必 要 がある 県 全 体 の 精 神 医 療 の 機 能 分 化 を 前 提 に 友 部 病 院 は 民 間 医 療 機 関 では 対 応 が 困 難 な 分 野 を 重 点 的 に 医 療 提 供 する 一 方 他 の 医 療 機 関 で 対 応 可 能 な 患 者 について は 転 院 を 図 る 必 要 がある 第 6に 新 病 院 の 建 設 にあたっては 立 地 場 所 の 地 域 住 民 に 精 神 障 害 について 理 解 を 求 め 地 域 に 開 かれた 病 院 とならなければならない 精 神 障 害 者 のノーマライゼーションの 推 進 のためにも 地 域 社 会 の 役 割 は 非 常 に 高 い 地 域 が 病 院 に 対 し 閉 鎖 的 に 管 理 するように 求 めては 入 院 中 心 の 医 療 提 供 からの 脱 却 は 困 難 である このような 様 々な 課 題 を 解 決 するために 院 長 をはじめ 病 院 管 理 職 が リーダーシップを 発 揮 することが 必 要 である この 報 告 書 の 趣 旨 を 踏 ま えて 病 院 全 体 が 意 思 統 一 を 行 い 率 先 して 課 題 を 解 決 されたい なお 建 物 の 構 造 病 棟 配 置 及 び 設 備 計 画 については 病 院 の 規 模 ( 病 床 数 ) 建 設 場 所 を 具 体 的 に 決 定 し 県 が 基 本 構 想 基 本 計 画 を 策 定 す る 際 に 検 討 されたい - 8 -

< 別 紙 > 入 院 機 能 ( 病 床 数 )の 根 拠 機 能 圏 域 病 床 数 算 定 の 考 え 方 病 床 数 他 の 要 素 救 急 全 県 または 患 者 措 置 患 者 ( 全 県 で 約 90 人 ) 全 県 3ブロック 入 院 期 間 12 週 間 ( 救 急 システム 準 拠 ) 1 約 5 床 23ヶ 月 ( 急 性 症 状 が 治 まるまで) 222 床 急 性 期 友 部 圏 域 患 者 医 療 保 護 入 院 ( 圏 域 で320 人 ) 約 95 床 1 年 後 の 患 ( 医 療 保 護 系 ) 入 院 期 間 退 院 促 進 を 図 っている 病 院 の 残 留 者 の 処 遇 率 を 使 用 最 長 1 年 児 童 思 春 期 全 県 患 者 14 歳 以 下 の 精 神 及 び 行 動 の 障 害 約 30 床 県 民 の 通 ( 統 合 失 調 症 神 経 症 性 障 害 いやすい 発 達 障 害 気 分 障 害 など) 意 識 ( 全 県 で 約 30 人 ) つくし 入 院 期 間 1 年 ( 学 年 があがることを 目 安 ) の 状 況 アルコール 全 県 患 者 急 性 期 のアルコール 精 神 障 害 患 者 約 15 床 依 存 症 の 取 (アルコール 精 神 病 ) 扱 い ( 全 県 で 約 60 人 ) 民 間 医 療 機 入 院 期 間 3ヶ 月 ( 国 立 久 里 浜 病 院 の 治 療 プ 関 との 連 携 ログラムに 準 拠 ) 薬 物 全 県 患 者 薬 物 (アルコールを 除 く 精 神 作 用 約 10 床 入 院 期 間 物 質 )による 中 毒 患 者 ( 全 県 で 約 30 人 ) 3ヶ 月 合 併 症 一 般 診 療 科 患 者 重 症 身 体 精 神 合 併 症 約 10 床 精 神 科 主 体 患 者 総 合 病 院 の 患 者 のうち1~2% の 患 者 の 取 精 神 科 主 体 の 患 者 は 上 記 機 能 に 含 まれる 一 般 友 部 圏 域 患 者 任 意 入 院 ( 約 160 名 ) 約 50 床 1 年 後 の 患 ( 任 意 入 院 系 ) 入 院 期 間 退 院 促 進 を 図 っている 病 院 の 在 留 者 の 処 遇 率 を 使 用 最 長 1 年 計 年 間 新 規 入 院 患 者 約 690 人 約 215 課 題 : 触 法 精 神 障 害 者 の 取 扱 い( 厚 生 労 働 省 の 方 針 との 調 整 ) 床 ~ 結 核 合 併 症 の 取 扱 い( 中 央 病 院 との 役 割 分 担 : 中 央 病 院 経 営 改 革 委 員 会 ) 扱 い - 9 -

県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 委 員 名 簿 氏 名 主 な 役 職 備 考 国 立 精 神 神 経 センター 精 神 保 健 研 究 所 名 誉 所 長 吉 川 武 彦 委 員 長 元 日 本 精 神 衛 生 学 会 会 長 朝 田 隆 筑 波 大 学 教 授 ( 臨 床 医 学 系 : 精 神 医 学 ) 安 達 喜 美 子 茨 城 大 学 教 授 ( 教 育 学 部 : 発 達 心 理 学 ) いばらき 思 春 期 保 健 協 会 副 会 長 池 田 八 郎 茨 城 県 医 師 会 常 任 理 事 池 田 病 院 長 茨 城 県 精 神 保 健 福 祉 審 議 会 委 員 県 立 精 神 病 院 在 り 方 検 討 委 員 会 委 員 弁 護 士 大 和 田 一 雄 元 茨 城 ハーモニープラン 推 進 委 員 会 委 員 茨 城 県 公 害 審 査 委 員 筧 淳 夫 国 立 保 健 医 療 科 学 院 施 設 科 学 部 長 笹 沼 茨 城 県 精 神 障 害 者 福 祉 連 合 会 会 長 進 三 茨 城 県 精 神 保 健 福 祉 審 議 会 委 員 県 立 精 神 病 院 在 り 方 検 討 委 員 会 委 員 新 保 鈴 木 祐 元 守 茨 城 県 リハビリテーション 施 設 協 議 会 会 長 社 会 福 祉 法 人 創 志 会 理 事 長 茨 城 県 精 神 保 健 福 祉 審 議 会 委 員 県 立 精 神 病 院 在 り 方 検 討 委 員 会 委 員 茨 城 県 精 神 病 院 協 会 会 長 豊 後 荘 病 院 長 茨 城 県 精 神 保 健 福 祉 審 議 会 委 員 県 立 精 神 病 院 在 り 方 検 討 委 員 会 委 員 中 山 福 島 県 立 医 科 大 学 看 護 学 部 長 ( 精 神 看 護 ) 洋 子 日 本 看 護 科 学 学 会 理 事 人 口 問 題 審 査 会 委 員 ( 敬 称 略 五 十 音 順 ) 保 健 福 祉 部 長 及 び 友 部 病 院 長 は, 事 務 局 として 検 討 に 参 加 します 必 要 に 応 じ, 随 時 その 他 精 神 医 療 関 係 者 等 から 意 見 を 徴 します -10-

県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 検 討 経 過 設 置 平 成 13 年 11 月 14 日 第 1 回 ( 平 成 13 年 12 月 4 日 於 : 茨 城 県 開 発 公 社 ビル) 議 題 1 県 立 友 部 病 院 改 築 整 備 検 討 委 員 会 設 置 要 項 について 2 県 立 友 部 病 院 の 経 過 について 3 茨 城 県 の 精 神 保 健 福 祉 の 現 状 について 4 県 立 友 部 病 院 の 現 状 について 5 新 病 院 の 機 能 等 について 第 2 回 ( 平 成 14 年 2 月 27 日 於 : 茨 城 県 開 発 公 社 ビル) 議 題 1 県 立 友 部 病 院 に 求 められる 新 たな 機 能 について 第 3 回 ( 平 成 14 年 3 月 27 日 於 : 茨 城 県 庁 ) 議 題 1 県 立 友 部 病 院 に 求 められる 機 能 等 について 第 4 回 ( 平 成 14 年 12 月 18 日 於 : 友 部 病 院 ) 議 題 1 新 たな 友 部 病 院 の 規 模 等 について 1 入 院 機 能 ( 病 床 規 模 )について 2 外 来 診 療 機 能 について 3 長 期 入 院 患 者 の 処 遇 について 2 一 般 診 療 科 との 連 携 について 第 5 回 ( 平 成 15 年 3 月 25 日 於 : 水 戸 京 成 ホテル) 議 題 1 検 討 結 果 報 告 ( 案 )について - 11 -