AP 2.0t エア低床ガレージジャッキ取扱い説明書 この度はアストロプロダクツ 2.0t エア低床ガレージジャッキをお買い上げいただ き誠にありがとうございます ご使用前に本取扱い説明書をよくお読みになり安全にお 使い下さいますようお願い致します 製品仕様 AP 2.0tエア低床ガレージジャッキ 商品コード 2 0 0 6 0 0 0 0 0 0 9 8 7 商品型番 AP 0 6 0 0 9 8 本体重量 58kg 耐荷重 2000kg 最低位 98mm 最高位 500mm 本体寸法 ( 長 / 幅 / 高 ) 全長 962 mm 幅 380 mm 高さ mm 警告! 1 当製品は持ち上げるための機器です 持ち上げた状態での保持 移動は絶対に行わないで下さい 2 各自動車メーカーより指定された位置 ( ジャッキポイント ) にジャッキサドルの中心を当て 作業して下さい 3 車両を持ち上げた後は速やかに車両専用のジャッキスタンドを掛け 支持して下さい 4 表記されている能力以上の負荷をジャッキに掛けないで下さい 過剰な負荷を掛けますと ジャッキが損傷し 重大な事故や怪我の原因となります 5 ジャッキとジャッキに掛かる負荷に十分耐えうる強固で水平な床面上にて使用してください 不安定な場所 傾斜している場所での作業は大変危険ですので 絶対に行わないで下さい 6 車両を持ち上げる前に 確実にジャッキサドルの中心に 指定されたジャッキポイントが当たる事を確認してください 中心から外れた状態で車両を持ち上げますと 重大な事故 怪我を引き起こしますのでお止め下さい 7 本品の取扱説明書を良く読み 良く理解し 指示に従って作業を行ってください 8 取り扱説明書の内容を全て読まず 理解しないまま使用しますと ジャッキの損傷 重大な事故や怪我の原因となります 9 取扱上の危険についてすべての状況を予測することはできません 記載されている
事項以外にも十分注意を払い ご使用ください 使用前の準備 ハンドルの組み立て 1. ハンドルソケットにあるボルトを緩めて下さい 2. ハンドルをハンドルソケットに挿入して下さい 3. 項目 1で緩めたボルトを締めて下さい 4. 付属のエアホースをカプラーに接続してください 操作手順 1 ご使用されているエアホースを ジャッキのクイックカプラーに接続して下さい 異物や水分が含まれていない空気を供給して下さい 空気圧は 85-142PSI(6-9kg/ m2 ) にて使用して下さい 2 リリースノブ 1を反時計回りに回してください 3 当該車両のメーカーが指定するジャッキポイントを確認して下さい 車両の車輪を真直ぐにして下さい 4 リリースノブを時計回りに回し リリースバルブを完全に閉めてください エアバルブ ( ボタン ) 2を押すか フットペダルにてジャッキサドルがジャッキポイントに当たるまでポンピングし ジャッキサドルをジャッキポイントの中心に当て ずれない事を確認して下さい その後 車両を持ち上げて下さい 常に ジャッキポイントがサドルの中心からずれない事を確認しながら 車両を持ち上げて下さい 5 車両より燃料 バッテリー液 もしくは他の危険な物質等が流れ出ている場合は ジャッキアップは止めてください 6 正しい位置にジャッキスタンドを立てるまで 車両の下で作業しないで下さい 7 当該車両のメーカーより指定された場所にジャッキスタンドを掛けて下さい 車両をジャッキスタンドに降ろす際は リリースノブをゆっくりと反時計回りに回し 徐々に車両を降ろしてください ジャッキダウンする前に 必ず車両の下に人のいない事を確認して下さい 8 セーフティオーバーロードバルブ 3は調整しないで下さい 2 エアハ ルフ 1 リリースノフ 3 セーフティーオーハ ーロート ハ ルフ メンテナンス 注意 : 埃は 油圧ユニットに損害を与える最も大きな要因の一つです 常にきれいに保ち 異物がシステム内に混入するのを防止する為に注油して下さい 万が一雨や雪 砂にさらされた際は 汚れをきれいに落としてから使用して下さい
1 腐食性の蒸気 粗塵等ジャッキに影響を与える恐れのない場所に ジャッキを保管して下さい 2 月に一度 必ず各可動部分に注油して下さい 3 3ヶ月に一度 アッパーニップル 4にグリスアップして下さい 4 必要に応じて ジャッキオイルを交換して下さい( 交換には ジャッキ専用のハイドロリックオイルを使用して下さい ) ブレーキオイルをジャッキオイルとして使用することは絶対に止めてください 5 使用前にジャッキ各部を点検して下さい 以下の項目に該当する状態が見受けられた場合は 使用を中止して下さい A) ハウジングの破損 損傷 B) 異常な摩耗 変形等の損害 C) ジャッキオイルの漏れ D) ピストンロッド 5の損傷や へこみなどの損害 E) 機器各部の緩み F) 修正 交換された跡 4 アッハ ーニッフ ル 5 ヒ ストンロット エア抜き作業要領輸送中 もしくは長期の保管において 油圧システム内にエアが溜まる場合があります 油圧システム内にエアが溜まりますと ジャッキアームが少しずつしか上がらず ハンドル操作が柔らかく感じられます エアを排除する為に 以下の要領に従ってエア抜きを行ってください A. 手動ポンプからのエア抜き作業 1. リリースノブを反時計回りに回し リリースバルブを開けて下さい 2.6ストローク以上 ジャッキペダルをポンピングして下さい 3. リリースノブを時計回りに回し リリースバルブを閉じて下さい 4. ポンピングし 正常に作動しない場合は 前項 1-3の工程を繰り返して下さい B. エアーポンプでのエア抜き作業 1. ジャッキを水平な場所に置いてください 2. リリースノブを反時計回りに回し リリースバルブを開いて下さい 3.20 秒程エアーポンプを作動させて下さい その後 リリースノブを時計回りに回し リリースバルブを閉じて下さい 4. ジャッキペダルにて 最高位までジャッキアップして下さい 5. リリースノブを反時計回りに回し リリースバルブを開いて 最低位までジャッキアームを降ろしてください 6. エアーポンプにてジャッキアップし 正常に作動しない場合は 前項の1-5の
工程を繰り返して下さい トラブルシューティング 本品の修理は ジャッキの構造を良く理解した有資格者によって 清潔で整頓された 環境下で行ってください 故障内容原因対処方法 上がらない 1. リリースバルブが開かれている 2. リザーバータンク内のオイル量不足 3. 油圧システム内へのエア混入 4. 過負荷 5. 各バルブの作動不良 6. パッキンの劣化 損傷 7. エアシステムの漏れ 8. エア圧不足 1. リリースバルブを閉じて下さい 2. オイルを補充し エア抜きを行ってください 3. エア抜きを行ってください 4. 対応する他のジャッキを使用して下さい 5. 埃や異物を取り除き オイルを塗布して下さい 6. 新しいシールキットと交換して下さい 7. 漏れ箇所を見つけて下さい ( 接続部を締め付け もしくはホースの交換等 ) 8. 使用空気圧を 85-142PSI(6-9kg/ m2 ) に調整して下さい 部分的に上がる 1. オイル量過多 1. オイルの量を確認し 調整して下さい ゆっくり上がる 上がるが 直ぐに下がって しまう 1. ポンプ不良 2. シール等からの漏れ 1. シリンダー各パッキンからの漏れ 2. 各バルブの作動不良 3. 油圧システム内のエア混入 1. 新しいシールキット もしくはシリンダーユニットと交換して下さい 2. 新しいシールキットと交換して下さい 1. 新しいシールキットと交換して下さい 2. 各バルブの汚れを取り 当たり面を修復して下さい 3. 油圧システムよりエア抜きを行ってください オイル漏れ 1. 各シールの劣化 損傷 1. 新しいシールキットと交換してください 下がらない 1. リリースバルブが開いていない 1. リリースバルブを開いてください バルブが汚れている場合は きれいにして下さい エアが全く作動しない も しくは うまく作動しな い 1. エアシステムよりエア漏れ 2. エア圧の不足. 3. エアーピストンの作動不良 1. 漏れ箇所を見つけて下さい ( 接続部を締め付け もしくはホースの交換等 ) 2. 使用空気圧を 85-142PSI(6-9kg/ m2 ) に調整して下さい 3. 少量のエアツール用オイルを吸気口より加え エアモーターに潤滑させて下
さい ジャッキの処分について もしジャッキが完全に使用不能となり処理する場合は オイルを承認された容器 に排出し 各自治体の規則に従ってジャッキ本体とオイルを処理して下さい 作業上の注意点 安全ゴーグル 安全手袋 安全帽 作業服を着用して下さい 塗装等 呼吸器系統に影響がある作業を行う場合は 防塵マスクを着用して下さい サイズの極端に大きい衣服 ズボン等 巻き込みの恐れがある衣服や作業服は着用しないで下さい 必ず体に合った作業服を着用して下さい また 長髪の人は髪が巻き込まれないようにして下さい 使用する工具の説明書をよく読み 注意事項を守って作業して下さい 作業前に 各部に傷 損傷 錆びなどが無いか良く確認して下さい 可動部 回転部分には 作業前もしくは定期的にグリスの塗布 注油を行って下さい 誤った使用方法により商品が破損 人体への損傷 物品等の損害が生じた場合 一切の保証 並びに責務は無効となります 所有者 使用者責任 所有者 及び使用者は当該商品を使用する前に メーカーからの説明書 ( 警告文 ) を良く読み 理解しなければなりません 資格を持ち 自動車の構造 及び構成している部品等をよく理解し 十分な経験のある人が責任を持って当該商品を使用した作業を行うようにして下さい 警告事項は特に良く理解するようにして下さい 所有者 及び使用者は今後の作業の上で メーカーからの推奨事項を常に把握し 維持するように努めてください また 警告ラベル 説明書等については いつでも読む事が出来るように良い状態で保管して下さい 故障について 故障と思われる場合には お手数ですがお買い上げいただいた販売店又は販売元まで ご連絡下さい