日青協ニュース NISSEIKYO NEWS No.807 平成 26 年 8 月 5 日 東京都千代田区神田和泉町 1 丁目 12-16 末広ビル電話 03(5833)5141 印刷所ニチエイプリント 平成 26 年度第三回理事会 臨時総会 / 日青協 8 月 5 日 KKRホテル東京に於いて 第三回理事会と臨時総会及び第四回理事会を開催した 上半期の決算が確定したところで 実施した事業と決算内容が理事会 臨時総会で報告された 守谷会長は輸入果物業界について 今年もフィリピンの長雨による日照不足や低温 カリフォルニアの寒波 旱魃などの異常気象に見舞われ輸出適格品が減少する中 国内の消費減退もあり大変厳しい経営環境にあるが 業界一丸となって難局に立ち向かって行きたいと挨拶を行った 臨時総会では全ての議案が原案どおり承認され 5 年に亘って副会長を務められた石本氏が スミフルの社内人事異動のため退任され 後任の加藤氏が代って副会長に就任 食品衛生部会長を務められていた太田 ( 周 ) 氏が7 月 31 日付けで退職され 同氏の退任が承認されたため理事総数は25 名となった 臨時総会終了後 第四回理事会が開催され 新任の加藤副会長の代表理事 総務担当理事並びにバナナ部会長への就任が承認された
平成 26 年度第 1 回国際植物防疫条約に関する国内連絡会の開催 / 農林水産省 平成 26 年 7 月 29 日 ( 火 )14 時から農林水産省三番町共用会議室において委員 12 名の参集を得て 農林水産省植物防疫課の主催で開催された 平井良材氏が一般社団法人日本青果物輸入安全推進協会広報部会長代行として出席した 議題のうち生果実の関連は 規制有害動植物のための植物検疫処理 なので以下に列記します 1 ヨーロッパアワノメイガに対する放射線処理 2 チチュウカイミバエに対するクレメヌス種クレメンティンの低温処理 3 チチュウカイミバエに対するネーブル種及びバレンシア レイト種の低温処理 4 ミカンコミバエに対するソロ種パパイヤの蒸熱処理 5 チチュウカイミバエに対するマンゴーの蒸熱処理 6 Bactrocera melanotus 及び B.xanthodes に対するパパイヤの強制通風加熱処理これらについての議論の結果 これまで日本で解禁してきた解禁条件設定のための殺虫試験との整合性などを精査して検討する こととなった なお 今後 今回の議事録はホームページ上で公開すること 8 月末までにパブリックコメントを募集すること これらを踏まえて基準案に対する意見を取りまとめて 10 月末に第 2 回の国内連絡会を開催して最終的なとりまとめのための議論を行う旨の説明があった 詳細については http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/140715.html を参照願います 参考 : 国際植物防疫条約とは 植物及び植物製品に対する病害虫の侵入とまん延を防止し 病害虫の防除のための適切な植物検疫措置を確保することを目的とした条約です その活動の一環として 植物検疫措置の国際調和を図るため 国際基準の作成に取り組んでいます 国際基準は加盟国の協議を経て 総会で採択されるものであり 加盟国はこれに基づいて植物検疫措置の制定 改訂及び実施を考慮することになります このため 策定中の国際基準案に対する我が国の意見を取りまとめるに当たり 消費者団体や産業界の関係者と意見 情報交換を行う 国際植物防疫条約に関する国内連絡会 を農林水産省が開催している
農林水産省人事異動 ( 植物防疫課関係 ) (7 月 22 日付け 敬称略 ) 所属 職 前職 氏名 農産安全管理課農産安全情報分析官北陸農政局次長 福盛田共義 植物防疫課併任 植物防疫課課長補佐 経営局経営政策課課長補佐 望月光顕 ( 総括及び総務班担当 ) 経営局経営政策課経営安定対策室長植物防疫課課長補佐 緒方弘志 ( 総括及び総務班担当 ) 果樹を巡る情勢 / 農林水産省 平成 26 年 6 月 30 日に食料 農業 農村製作審議会果樹部会 ( 第 1 回 ) が開催され その際の配 布資料として 果樹を巡る情勢 が配布された http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kazyu/index.html 果実は 米や野菜などの主食や副食となる食材とは異なり 嗜好品であるため 菓子やジュースなどと競合関係 また 話題性が高い食品でもあり 消費者のニーズに合致したときには 消費が伸びる傾向がある 1 人 1 年あたりの供給純食料の推移 ( 主食用米 野菜 果実 ) kg/ 120 111 104 96 93 91 91 93 88 食料支出に占めるデザート類の支出割合 80 68 67 63 57 56 58 56 55 40 39 41 39 40 40 39 37 37 38 20 H5 H10 H 資料 : 農林水産省 食料需給表 バナナの購入数量の推移 朝バナナダイエット ( 平成 20 年 ) ぶどうの輸入果汁数量の推移 ポリフェノール 8.0 6.0 4.0 kg/ 3.7 4.4 4.6 5.4 6.4 7.4 6.6 6.4 6.6 6.0 バナナの 1 本売り 400 300 200 194 200 236 262 280 313 337 330 332 339 355 2.0 H5 H10 H H25 0 H14 H16 H17 H18 H19 資料 : 総務省 家計調査 注 : 二人以上の世帯 平成 7 年以前は農林漁家世帯を除く 資料 : 財務省 貿易統計 注 : 生果に換算したデータ
果実の需要は 全体の約 4 割を国産品で 約 6 割を輸入品で対応 また 国産品 輸入品を合わせた生鮮需要が約 56% 同じく加工品需要が約 44% となっており 輸入品が大宗を占める加工品の需要割合が増加傾向 今後 我が国は 人口減少が年々進むと見込まれることから 果実の需要も減少する見通し 果実の需給構造 ( 平成 23 年 ( 推計 )) 果実需要の推移 資料 : 農林水産省 食料需給表 に基づく園芸作物課の推計値 資料 : 園芸作物課調べ 注 :1 果汁 加工品については生果に換算している 2 当該データは 統計データ及びメーカー 団体等への聞き取りを整理した推計値 我が国の今後の人口推移 現在 (2014 年 ) 5 年後 (2019 年 ) 10 年後 (2024 年 ) 20 年後 (2034 年 ) 30 年後 (2044 年 ) 126,949 124,689 121,403 113,054 103,233 2014 98.2% 95.6%) 89.1% 81.3%) 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 中位推計 ) 1 人当たりの果実摂取量は 110g/ 日に留まっており 世代別にみると 特に 30 歳代が落ち込みのピーク ( 約 g) となっている また 若年層ほどジュース等の果実加工品を主体に摂取する傾向 生鮮果実の購入面では 輸入割合の高いオレンジ キウイフルーツ バナナの購入量が増加している一方で 国産割合の高いぶどう りんご みかんは減少傾向 これは 安定的に周年供給されている輸入果実の方が身近で選択 購入されやすいためと見られる なお グレープフルーツの購入量は大きく減少しているのに対し オレンジは年々増加しており 輸入果実の中でも 糖酸度のバランスの良い ( 酸度の低い ) 果実が好まれる傾向 世代別果実摂取量の推移 200 150 144 1 生鮮果実の品目別購入量の推移 ( 平成 14 年 =) 1 140 107 110 105 91 88 68 61 68 120 50 80 0 20 1 6 7 14 15 19 資料 : 厚生労働省 平成 24 年国民健康 栄養調査 注 : 果実摂取量 とは 摂取した生鮮果実 果実缶詰 ジャム 果汁類の重量の合計 世代別の果実摂取形態 ( 生鮮 果実加工品 ) 20 29 30 39 40 49 50 59 69 70 40 H14 H16 H17 H18 H19 資料 : 総務省 家計調査 注 :2 人以上の世帯における 1 人当たりの生鮮果実の購入量を平成 14 年を として指数化 果実の糖度と酸度 58 19 17 5 20 37 25 33 5 30 48 24 21 7 40 56 20 18 7 50 68 17 11 5 79 13 6 3 0% 20% 40% % 80% % 資料 :( 公財 ) 中央果実協会 平成 24 年度果実加工流通消費調査 資料 : 農研機構果樹研究所調べ等
豪州シトラス輸出組合関係者の来訪 / 日青協 同組合のアンドリュー ハーティ会長一行が日本のスーパーマーケット関係者へのオレンジの販売促進のため来日した 当協会には7 月 22 日オーストラリア ビクトリア州政府関係者とともに来訪があり 輸出組合として輸出者 19 社の参加を得て 残留農薬のチェック体制を築き 安全対策を強化している旨の説明があった また 条件付解禁に係る植物検疫証明書の発給を円滑に行うため 関係者と連携して信頼性確保に努めていることについても説明があった サクランボの輸入状況 / 日青協 資料 : 植物検疫統計 単位 :kg 国年 1 月 2 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 12 月 米国ニュージーランドタスマニア 4,000,000 3,500,000 2013 70,109 3,953,440 2,507, 812,052 30,891 2014 82,385 1,621,193 2,315,932 2013 13,425 4,940 11,929 2014 8,635 1,112 2013 8,064 6,924 2014 5,7 米国 2013 米国 2014 NZ2013 NZ2014 タスマニア2013 タスマニア2014 3,000,000 2,500,000 2,315,932 2,000,000 1,621,193 1,500,000 1,000,000 500,000 0 82385 1 月 2 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 12 月
植物検疫制度等の概要と果物の輸出促進の講演 / 日青協 平成 26 年 8 月 5 日 ( 火 ) の理事会に先立ち 大友植物防疫課長から講演をしていただき その後質疑応答が昼食をはさんで行われた 講演は資料 1 植物検疫制度等の概要 資料 2 我が国農畜産物の輸出と動植物検疫 資料 3 農産物の輸出に必要な植物検疫措置と手続 参考 農林産物 食品の国別 品目別輸出戦略 を用いて 生果実に関連する部分を中心に説明があった なお 関連資料は日青協のホームページ [ 事務局だより ] に掲載してあります http://www.fruits-nisseikyo.or.jp/information_news.html 行事報告 7/1 食品安全委員会 ( 太田常務理事傍聴 ) 7/3 ハンドブック委員会開催 7/4 米国大使公邸にて独立記念祝賀パーティ ( 太田専務理事出席 ) 7/8 ホームページ委員会開催 食品安全委員会 ( 太田常務理事傍聴 ) 7/15 消費者庁 / 食品表示基準案に係る説明会 ( 太田常務理事傍聴 ) 7/17 菜果フォーラム委員会開催 第 4 回広報 食品衛生 植物防疫 3 部会開催 7/22 豪州シトラス輸出組合関係者来会 7/24 協会監事監査 7/29 平成 25 年第 2 回国際植物防疫条約に関する国内連絡会 ( 平井部会長代行出席 ) 7/30 食品安全委員会農薬専門調査会幹事会 ( 中西部長傍聴 )