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お知らせ

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

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平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

目次 1. 奈良市域の温室効果ガス排出量 温室効果ガス排出量の推移 年度 2010 年度の温室効果ガス排出状況 部門別温室効果ガス排出状況 温室効果ガス排出量の増減要因 産業部門 民生家庭部門

平成 30 年度事業報告について ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) ( 特定非営利活動に係る事業 ) 1. 特定非営利活動に係る事業 (1) 事業の成果 地球温暖化対策の推進に関する法律 第 24 条の規定に基づき 川崎市において設置された 川崎市地球温暖

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

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資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

1 貴重な自然環境を継承するため 保全活動に取り組みます 指標目標の推移 指標目標 米代川やきみまち阪 風の松原などの豊かな自然を他に誇れると思う市民の割合 ( 市民意識調査 ) 松くい虫被害量 計画策定目標値 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H19 年度 (H

2. ポイントの獲得方法 HAPPY 1 エコチャレンジ行動レポート の提出で 行動レポートポイントがもらえます 毎月 1 回 省エネ等の取組状況を なかの認定 交付申請書 裏面の記入欄に記入すると 行動レポートポイントとして 1 か月につき 150 ポイント 取組みで 1,800 ポイントが必ずも

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24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

地球温暖化対策地域推進計画策定ガイドライン(第3版)

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

20年度 エコタウンえどがわに基づくページ(案)


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資料1 美しい星へのいざない「Invitation to 『Cool Earth 50』」~3つの提案、3つの原則~」

参考 内部評価結果調書 ( 施策評価 4) 施策名 新しいしいエネルギーエネルギーの導入導入と活用 担当部局 農林水産環境部 担当部局長の氏名 緒方和之 PLAN 総合計画 ( 前期基本計画 ) 基本方針 ( 政策 ) 計画項目 ( 施策 ) Ⅱ 環境循環都市 2 新しいエネルギーの導入と活用 施策

3 地球温暖化対策の推進に関する方針及び推進体制 (1) 地球温暖化対策の推進に関する方針 [ 基本理念 ] 人類が自然と調和し 未来にわたり持続可能な発展を実現するため NTT グループ地球環境憲章に則り NTT 西日本はグループ会社と一体になって 全ての企業活動において地球環境の保全に向けて最大

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

参考資料3(第1回検討会資料3)

〔表紙〕

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第 3 章隠岐の島町のエネルギー需要構造 1 エネルギーの消費量の状況 ここでは 隠岐の島町におけるエネルギー消費量を調査します なお 算出方法は資料編第 5 章に詳しく述べます (1) 調査対象 町内のエネルギー消費量は 電気 ガス 燃料油 ( ガソリン 軽油 灯油 重油 ) 新エ ネルギー (

資料3-1 温室効果ガス「見える化」の役割について

120

問題意識 民生部門 ( 業務部門と家庭部門 ) の温室効果ガス排出量削減が喫緊の課題 民生部門対策が進まなければ 他部門の対策強化や 海外からの排出クレジット取得に頼らざるを得ない 民生部門対策において IT の重要性が増大 ( 利用拡大に伴う排出量増加と省エネポテンシャル ) IT を有効に活用し

IGES CDMプログラム 途上国における人材育成支援事業

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

地域子育て支援拠点事業について

1 目的 ~ なぜ レジ袋削減 なのか ~ 地球温暖化の防止と循環型社会の構築のためには 省エネ 省資源やごみの減量などの取組が不可欠であり 行政はもちろん 事業者や市民の日常生活での取組みが重要である そこで 市民が普段の買い物で身近に取組むことができる レジ袋の削減 を 社会実験 として全市的に

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

3Rエコポイントシステム促進のためのガイドライン

4 信頼性確保のための原則 DO YOU KYOTO? クレジット制度の信頼性を確保するため, 排出削減プロジェクトの計画 実施, モニタリング, 算定, 検証など, 手続きの規定に当たっては, 以下の原則を最大限配慮するとともに, それぞれの原則に限界を設ける場合は数値で明示する ⑴ 完全性排出削

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

平成 30 年度エコ住宅整備促進補助金 Q&A Q1. エコ住宅整備促進補助金以外の補助金と併用することはできますか? P1 Q2. エコ住宅整備促進補助金と住宅ローン減税などの税制優遇を併用できますか? Q3. 平成 30 年度の補助金制度の変更点は何ですか? Q4. 店舗併用住宅は補助対象となり

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

市民や事業者 子どもから大人までが環境活動に参加できる仕組み 工夫 アイデアは? ~ 自然環境 ( 生物多様性 ) グループ ~ 活動メニューの工夫 協働ネットワークの工夫 オリエンテーリングで山菜取りなど 山野草を食べる体験をする 花見やバーベキューも参加しやすい 川遊びの機会を提供したい 身近な

12年~16年

Q1 1

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環境NGO/NPOの活動状況

番号文書項目現行改定案 ( 仮 ) 1 モニタリン 別表 : 各種係 グ 算定規程 ( 排出削 数 ( 単位発熱量 排出係数 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 -

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

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1クラブメンバー 10 名の年間交通移動 ( クラブの主将として現在活動頂いております NMB48 加藤夕夏さんの年間交通移動を含む ) 2 運営事務局責任者 1 名の年間交通移動 クラブ活動会場のどうぎんカーリングスタジアムの年間電気使用 1 平均月間電気使用量実績 (2014 年 2 月 ~20

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

4 推進体制 経営責任者 環境管理責任者 (PSN 佐江戸 ) ( 計画管理責任者 : 事業部長 ) GM: グループマネージャー TL: チームリーダー Sa: 参事 SJ: 主事 事務局 (PSN 佐江戸 ) ( 計画推進責任者 :GM) 技術管理者 :SJ 平成 6 年 4 月 1 日時点 イ

B.2 モニタリング実績 (1) 活動量 ( 燃料消費量 生成熱量 生産量等 ) 記号 モニタリング項目 定義 単位 分類 1 モニタリング方法 概要 頻度 実績値 モニタリング実績 計測対象期間 ( 年月日 ~ 年月日 ) 備考 F PJ,biosolid プロジェクト実施後のバイオマス固形燃料使

地球温暖化対策のための税の効果について 1. 平成 20 年 11 月中央環境審議会グリーン税制専門委員会 環境税等のグリーン税制に係るこれまでの議論の整理 より 税収を温暖化対策の費用に充てる 又は温暖化対策に係る減税に活用する場合 CO 2 削減に関し大きな効果が見込める ( 前略 ) 環境利用

地球温暖化対策実行計画

平成 25 年 2013 年 2013 加賀市観光 加賀市観光統計 統計 長期推移 大聖寺川 流し舟 舟 片山津温泉 花火大会 山中温泉 鶴仙渓川床 川床 加佐の岬 岬 山代温泉 大田楽 =========================== 目 次 ========================

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

平成 28 年度エネルギー消費統計における製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) のエネルギー消費量を部門別にみると 製造部門で消費されるエネルギーは 1,234PJ ( 構成比 90.7%) で 残りの 127PJ( 構成比 9.3%) は管理部門で消費されています 平成 28 年度エ

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平成 22 年度エネルギー消費統計結果概要 経済産業省資源エネルギー庁平成 24 年 4 月 エネルギー種別に見ると 最終エネルギー消費総量の 37.5% が燃料 54.8% が電力 7.4% が熱となっています 調査の対象となった非製造業 製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) 業務部

鹿児島県海洋再生可能エネルギー開発可能性調査仕様書

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(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか


参考資料 1 約束草案関連資料 中央環境審議会地球環境部会 2020 年以降の地球温暖化対策検討小委員会 産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会約束草案検討ワーキンググループ合同会合事務局 平成 27 年 4 月 30 日

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

第2節 茨木市の現況

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

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資料2:地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ(議論のたたき台)(案)

H27取組事例(地スポ)(歩く抜粋)

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Microsoft Word SONIX株式会社 中間3 H27.11.docx

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

図 ごみの減量化方策及び資源化方策の検討の進め方 2 市民 事業者 行政の役割資料 2-2 に示したとおり 今後のごみ処理においては ごみの減量化 資源化の推進が重要となり これらを実現するためには 各主体がそれぞれの役割を認識し 相互に協力しながら取り組む体制を整備する必要があります


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中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

現大綱における国民各界各層の更なる地球温暖化防止活動の推進の対策の進捗状況について

PowerPoint プレゼンテーション

1. 実施事業ごとにみた検証 検討 再構築にあたっては ごみ処理基本計画 ( 中間見直し ) に記載される実施事業ごとに実効性等を踏まえ (1) スケジュールの修正を要する実施事業 (2) 達成状況により目標値を改める実施事業 (3) 新たに取り組む実施事業 の 3 つに分け検証等を行いました (1

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

様式 1 号 ( 総括票 ) 事業活動温暖化対策計画書兼実施状況等報告書 1 事業者等の概要 氏名又は名称 横浜ゴム株式会社 長野工場 代表者名 氏名 皆川 浩 役職名 工場長 主たる事務所の所在地 長野県下伊那郡高森町吉田 548 主たる事業の分類 大分類 中分類 E 製造業 2499 他に分類さ

Transcription:

地域商店と連携した 加賀市のエコポイント事業について 加賀市地域振興部環境課環境政策係

加賀市の概要 石川県の南西に位置し 福井県と接する 平成 17 年 10 月に山中町と旧加賀市が合併し 新加賀市となる 人口 72,584 人 ( 平成 23 年 10 月 1 日現在 ) 山代温泉 山中温泉 片山津温泉といった温泉地にも恵まれており 観光業が盛んであるほか 機械製造業も発達している 平野部の稲作をはじめ 丘陵部では梨 ブドウの果樹 ブロッコリー トマト等の野菜栽培 山間部では自然薯などの特産品づくりに取り組んでおり 漁業では橋立港でズワイガニが水揚げされる

加賀市の地球温暖化防止における 取り組みの経緯

加賀市の地球温暖化防止における取り組みの経緯 H10 年度 加賀市エコオフィス運動実施 H13 年度 ISO14001 認証取得 ( 市庁舎 ) H14 年度 ESCO 事業実施 ( 市庁舎 ) H16 年度 加賀市地球温暖化防止実行計画策定 H17 年度 H20 年度 H22 年度 加賀市バイオマスタウン構想公表加賀市地球温暖化防止地域推進計画策定 ( 区域施策編 ) 加賀市地域新エネルギービジョン策定加賀市地域省エネルギービジョン策定

加賀市地球温暖化対策地域 推進計画基礎調査 ( 平成 19 年度実施 ) 加賀市内における家庭事業所等のエネルギー消費量 温室効果ガス (CO2) 排出量の現況調査

地球温暖化対策基礎調査 1. エネルギー別 CO2 排出量 ( 加賀市 ) tco2 700,000 エネルギー別 CO2 排出量の推移 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 1990 1995 2000 2006 年 コークスガソリン灯油軽油 A 重油 C 重油 LPG 電気廃棄物合計

地球温暖化対策基礎調査 2. 人口と世帯数 ( 加賀市 ) 人口 ( 人 ) 82,000 81,000 80,000 79,000 78,000 77,000 76,000 75,000 74,000 80,720 25,027 人口と世帯数 80,452 26,325 27,877 27,266 79,412 人口世帯数 28,023 76,932 76,407 1990 1995 2000 2005 2006 年 世帯数 28,500 28,000 27,500 27,000 26,500 26,000 25,500 25,000 24,500 24,000 23,500

地球温暖化対策基礎調査 3. 一人当たりの排出量 ( 加賀市 ) tco2/ 年 / 人 11.00 10.50 10.00 9.50 9.00 8.50 8.00 7.50 7.00 6.50 6.00 9.26 7.14 7.10 一人当たり排出量 9.78 8.32 7.90 9.90 9.12 8.14 8.39 1990 1995 2000 2006 年 10.12 加賀市石川県全国

地球温暖化対策基礎調査 4. 部門別 CO2 排出量の割合 ( 加賀市 ) 廃棄物部門 1% 1990 年 2006 年 農林水産業部門 3% 建設業 鉱業部門 2% 廃棄物部門 2% 農林水産業部門 2% 建設業 鉱業部門 1% 運輸部門 22% 製造業部門 24% 運輸部門 23% 製造業部門 21% 民生 業務部門 32% 民生 家庭部門 17% 民生 業務部門 33% 民生 家庭部門 19%

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 ( 区域施策編 ) 市民 事業者 市が 各々の役割に応じた温室効果ガスの排出抑制に向けた対策の総合的な計画を平成 21 年 3 月に策定 削減目標

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 温室効果ガスの削減目標 < 短期目標 > 2012 年度に 1990 年度と比べて 6% の削減 ( 京都議定書 ) ( 千 t-co2) 800 700 600 500 400 573 635 647 641 539 6% 減 ( 対基準年比 ) 16% 減 ( 対現況年比 ) 300 200 100 0 1990 1995 2000 2006 2012 ( 年度 ) 基準年度 短期目標

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 温室効果ガスの削減目標 < 中期目標 > 2025 度に 1990 年度と比べて 15% の削減 ( 千 t-co2) 800 700 600 575 636 646 635 540 23% 減 ( 対現況年比 ) 500 488 400 15% 減 ( 対基準年比 ) 300 200 100 0 1990 1995 2000 2006 2012 2025 基準年度短期目標中期目標 ( 年度 )

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 温室効果ガスの削減目標 < 長期目標 > 2050 度に 1990 年度と比べて 50% の削減 ( 千 t-co2) 800 700 600 575 636 646 635 540 55% 減 ( 対現況年比 ) 500 488 400 300 287 200 50% 減 ( 対基準年比 ) 100 0 1990 1995 2000 2006 2012 2025 2050 基準年度短期目標中期目標長期目標 ( 年度 )

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 ( 区域施策編 ) 目標達成に向けた取組み 重点プロジェクト

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 加賀市地球温暖化対策地域推進計画 < 重点プロジェクト > 1 エコライフポイント推進プロジェクト 2 優良エコ企業 認定プロジェクト 3 エコドライバー普及促進プロジェクト 4 バイオマス資源利用促進プロジェクト 5 緑豊かなまちづくり推進プロジェクト

加賀市エコポイント事業 加賀市エコポイント事業 < 取組みの枠組み > 対象 市民 実施主体 加賀市 協働 協力主体 加賀市合同スタンプ会 ( 市内商店街スタンプ発行組織 ) 目的 日常の買い物でエコポイントを発行 / 利用することで 環境問題に対する多くの市民の 当事者意識 を刺激し 環境活動への取組意欲を高める 本制度を集客 販促に活用することで 地域商圏の活性化につなげる 実施期間 平成 21 年 6 月から開始 費用 エコポイント換金代 50 千円程度 / 年 ポスター のぼり旗 クーポン券印刷代等 214,000 円 初年度のみ 次年度からエコクーポン券印刷代 20 千円程度 事務局人件費 ( ふるさと雇用再生特別交付金事業 )H21~H23

加賀市エコポイント事業 事業開始までの経緯 1 協働 協力主体の選定 地元商店街の活性化を考慮 2 商店街との連携 ポイント制度の検討 ICT エコポイント専用台紙の作成等の検討 < 課題 > 市内 5 スタンプ会 ( 商店街 ) のスタンプ機が違う 5 商店街合計 273 の個店の理解と周知 高年齢化によるエコポイント交換方法の簡素化 スタンプ会の旨み 結果

加賀市エコポイント事業 事業開始までの経緯 < エコポイント事業制度の構築 > 市が考えたエコポイント制度に参加するのではなくスタンプ会の枠組みに参加する方法を選択 参加方法は 5 スタンプ会で交換可能のエコクーポン券を発行し スタンプ会のポイントと交換 交換されたクーポン券は 通常個店が各スタンプ会から購入するポイント金額と同金額で精算 (1P=2 円 ) 結果としてスタンプ会個店自らエコポイントを発行することに理解を得た (273 店のエコ意識の向上 )

加賀市エコポイント事業内容 < 加賀市エコポイント事業制度イメージ図 > 加賀市エコポイント事業

加賀市エコポイント事業内容 加賀市エコポイント事業 < 事業開始時の発行内容 > 市が発行するエコクーポンの発行 スタンプ会が発行するポイントの発行 発行内容 エコぽん発行単位 ポイント発行対象 マイバッグ持参 ポイント数 1 ポイント クリーンビーチ & リバー in かがキャンドルナイトイベントエコフェスタ in かがふるさとの森植樹祭 1 枚 / 人 1 枚 / 人 1 枚 / 人 1 枚 / 人 めがね 時計修理 宝飾品リフォーム マイ箸 売り出し期間の来客 月締貸金を自店に支払い 1 ポイント 1 ポイント 1 ポイント 1 ポイント かが市民環境会議 その他の活動 1 枚 / 人 包装紙辞退 1 ポイント エコ講座 1 枚 / 人 環境家計簿 2 枚 / 人 エコプロジェクトHP 利用者 1 枚 / 人 カメラ用電池の交換 古い着物の仕立て直し マイバッグ 空き瓶持参 1 ポイント 1 ポイント 1 ポイント

加賀市エコポイント事業内容 加賀市エコポイント事業 < 現在の発行内容 ( 追加 )> 市内小中学校の環境教育を推進するため 学校エコポイント事業 ( 学校で出来る環境 ISO 簡易版 ) を実施 < 内容 > 環境活動計画書の作成 定期的に活動報告 内容に応じエコクーポン券を発行 この環境活動計画書を基に石川県の いしかわ学校版環境 ISO の認定を順次受けています エコフェスタ in かが ( 環境啓発イベント ) において抽選会の抽選券として利用 来場者 徒歩 マイ箸 巡回バス利用者 会場内環境啓発ブースにてクーポン券を配付

加賀市エコポイント事業内容 加賀市エコポイント事業 < 今後の発行検討内容 > 保育園 幼稚園 高等学校での環境活動計画書の作成 報告制度の構築 市民 団体の環境活動に対しても広くエコクーポン券を発行発行団体数を募集し段階的に拡大予定地区 町内 団体 ( 配付数に応じ拡大 ) 現在試験的に地区 町内行事での環境活動に対しエコクーポン券を配付 ( ガイドラインの作成 )

加賀市エコポイント事業取組み実績 加賀市エコポイント事業 エコクーポン券配付 / 交換 ( 精算 ) 実績 平成 21 年度 ( 開始年度 ) 配付数 ( 市 市民 ) 9,452 枚 (47,260P) 交換数 ( 市民 スタンプ会 ) 2,075 枚 (10,375P) 精算額 ( スタンプ会 事務局 市 ) 20,750 円 平成 22 年度配付数 15,782 枚 (78,910P) 交換数 5,731 枚 (28,655P) 精算額 57,310 円 加賀市合同スタンプ会各個店エコポイント発行総数 平成 21 年度 15,095P 平成 22 年度 46,244P

加賀市エコポイント事業 加賀市エコポイント事業 < メリット > エコクーポン券の汎用性の高さ 講座 教室 清掃活動等の市の環境取組みに対し発行が可能 市以外の環境活動 ( 地域の行事での環境活動等 ) に対しても発行が可能 クーポン券の特性を生かし 環境イベントでの抽選会の抽選券としても利用が可能 市と連携団体のスタンプ会ともに WinWin の法則が成り立ち 交渉がスムーズ ( 安価での環境啓発 スタンプ会カード利用者の増加 ) < デメリット > クーポン券は紙媒体であるため 省資源化が課題

加賀市エコポイント事業 加賀市エコポイント事業 < 取組みの効果 ( 結果 )> 加賀市エコポイント事業キャラクター エコぽん を作ったことで市民の評判が良い ( 特に小 中学生 ) 学校展開することで環境担当の教職員が設けられ 学校での展開がスムーズ 連携により地域商店の活性化に繋がっている

加賀市エコポイント事業 加賀市エコポイント事業 < 今後の課題 展望 > 市民へのさらなる普及 啓発 アンケート調査で 47% が 利用しない 関心がない 11% が 知っていて利用している と回答 (H22.10 調査 ) 加賀市エコポイント事業 参加商店の ICT 化 エコアクションポイントの参加 ふるさと雇用再生特別交付金事業終了に伴う事務局の存続 計画削減目標の達成

加賀市地球温暖化対策地域推進計画 < 今後の課題 > 計画重点プロジェクトによる CO2 削減効果 加賀市地球温暖化対策地域推進計画 No. プロジェクト名 CO 2 削減効果 (t-co 2 / 年 ) 1 エコライフポイント推進プロジェクト 3,415 2 優良エコ企業 認定プロジェクト 1,519 3 エコドライバー普及促進プロジェクト 4,851 4 バイオマス資源利用促進プロジェクト - 5 緑豊かなまちづくり推進プロジェクト - 地域新エネルギービジョンによる CO 2 削減量 2,581 備考 各家庭における削減効果は 計画目標 (3 万人 ) と巻末資料 8 家庭で取り組める省エネ行動による CO 2 削減効果 より算定 小中学校における削減効果は 過去の削減実績より算定 計画目標 ( 認定 100 企業 ) と加賀市庁舎における CO 2 削減実績より算定 計画目標 ( エコドライブステッカー 1 万枚配布 ) と過去のエコドライブ実績より算定 地域新エネルギービジョンと計画が重複するため CO 2 削減効果は計上しない CO 2 を吸収 固定するまでの樹木の成長に一定期間を要することから 短期的な CO 2 吸収効果は計上しない 加賀市地域新エネルギービジョン報告書より記載 ( 計画実施期間は 2009 年から 2018 年まで ) 合計 12,366 目標達成に必要な削減量の 18% に相当 1 1 短期目標の 6% 削減量に対する削減割合

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