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○登米市空き家等の適正管理に関する条例 (素々案)

( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 空き家等本市の区域内に所在する建物その他の工作物で 正当な権限を有する者の用に現に継続して供されていないもの及びその敷地並びに空き地 ( 原則として農林業用地を除く 以下同じ ) を

別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面


平成11年6月8日

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

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第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

練馬区空き家等対策に関する基本的な方針

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

山陽小野田市空き家等の適正管理に関する条例 ( 素案 ) ( 目的 ) 第 1 条この条例は 空き家等が管理不全な状態となることを防止し 又は管理不全な状態にある空き家等を適正な管理状態に導くことにより 生活環境の保 全及び安全で安心なまちづくりの推進に寄与することを目的とする この条は この条例の

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

( 別式第 7 ) をもって 当該所有者等に対し代執行の内容を通知するものとする 5 町長は 法第 14 条第 9 項に基づき行政代執行法による特定空家等の処分を行う場合は その代執行の現場に責任者を派遣し 当該責任者に対し行政代執行法第 4 条に基づく証票として 執行責任者証 ( 別式第 8 )

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

( その他 ) 第 11 条この規則に定めるもののほか, 必要な事項は, 市長が別に定める 附則この規則は, 平成 30 年 4 月 1 日から施行する

名張市地域振興券交付事業特別会計条例

( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

ブロック塀撤去補要綱

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

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1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

個人情報の保護に関する規程(案)

⑶ 特定空家等法第 2 条第 2 項に規定する特定空家等をいう ⑷ 居住建築物等区内に存する居住の用に供されている建築物その他の建築物またはこれに付属する工作物およびその敷地 ( 立木その他の土地に定着する物を含む ) であって 空家等に該当しないものをいう ただし 国または地方公共団体が所有し ま

その他の法令等 消防法京都市火災予防条例道路法廃棄物の処理及び清掃に関する法律 対象 状況屋外における火災予防上危険なもの ( 火災の危険が迫っている場合のみに限定 ) 空き家, 空き地で火災予防上危険なもの認定区域内に生じている道路の交通に支障を及ぼすおそれのある行為自己所有地でごみ ( 一般廃棄

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

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静岡市の耐震対策事業

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都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

個人情報保護規程

議案第4号

個人情報の取り扱いに関する規程

第 8 条市長は 法第 14 条第 2 項の規定による勧告をするに当たり 条例第 7 条の規定により意見を述べる機会を与える場合は 当該勧告に係る特定空家等の所有者等に対し勧告に係る事前の通知書 ( 別第 8 号様式 ) を送付するものとする 2 前項の通知書の送付を受けた者は 当該勧告について意見

自治体法務NAVI Vol.47

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費 ( 浄化槽を当該事業と併せて設置する場合は 当該集会所の便器から当該浄化槽までの配管に係る経費を含み 工事に要する費用に限る ) (4) 耐震診断事業自治会等がその所有する集会所に係る耐震診断を行う場合に要する経費 ( 補強ブランの作成費を含む ) 2 一の増改築工事が 前項第 2 号に掲げる事

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

坂戸市条例第 号

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

作成を行う再開発準備組織および当該基本計画等の作成のうちコーディネート業務を行う T M C エまちなみデザイン推進事業の施行に関し, 良好なまちなみ形成方策等に係る検討を行う協議会組織 ( 補助の対象等 ) 第 3 条市長は, 市街地再開発事業等の施行者に対し予算の範囲内において, 次の各号に掲げ

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

( 空家等対策計画 ) 第 6 条町は 空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため 法第 6 条第 1 項に規定する空家等対策計画 ( 以下 空家等対策計画 という ) を定めなければならない 2 法で定めるもののほか 空家等対策計画の策定等に関し必要な事項は 町長が別に定める ( 協議会

6-3 本市の違反宅地開発の状況 本市における違反宅地開発には 次のようなケースがありました ケース 1( 無許可工事 ) ケース 2( 許可後の無断変更工事 ) ロー経緯書 顛末書提出 建築相談 開発 宅造許可 現場調査 工事着手 無断造成発見 許可内容の変更相談 来課要請 変更内容 1 予定建築

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく立入検査の実施について ( 通知 ) 貴の所有 ( 管理 ) する下物件 ( 建築物又はそれに付属する工作物及びその敷地を含む 以下同じ ) について 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 12 7 号 以下 法 という ) 第 9

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

日付:平成22年6月15日

( 助成対象期間等 ) 第 4 条助成の対象となる期間 ( 以下 助成対象期間 という ) は 次の各号に掲げる対象者の区分に応じ 当該各号に定める期間とする (1) 平成 30 年 10 月 1 日より前に市の住民基本台帳に記録された者会員となった日の属する月から起算して 24 月間 (2) 平成

あった場合又は事業を休止し 若しくは廃止した場合は 遅滞なく規則で定めるところにより その旨を町長に届け出なければならない ( 不均一課税決定の取消し等 ) 第 8 条町長は 第 6 条第 1 項の規定により決定を受けたが次の各号のいずれかに該当するときは 不均一課税決定の全部若しくは一部を取消すこ

(1) 法第 14 条第 3 項の規定に基づく 措置を命じられている場合 (2) 不動産販売 不動産貸付又は駐車場貸付等を業とするものが当該業のために行う除却工事である場合 (3) 国 地方公共団体その他の団体からこの要綱に基づく助成と同種の助成を受けている場合 ( 助成対象者 ) 第 5 条この要

家を購入するもの (3) 空家を居住や事業を開始した日から 1 年以内にリフォームを行うもの又は 1 年以内に居住や事業を開始するためにリフォームを行うもの (4) 居住や事業を開始するために 空家の家財道具の処分を行うもの (5) 空家の除却を行うもの ただし 倉庫及び車庫に使用していた空家は除く

訓令・通達一覧

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

豊中市防犯カメラ設置事業補助金交付要綱(案)

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

平成 24 年 7 月 26 日 区長会議 老朽家屋問題検討部会 経過とりまとめ報告書 ~ たたき台 ~ 1. 検討部会等開催状況 (1) 平成 24 年 3 月 16 日幹事区 ( 西成区 生野区 東淀川区 ) 打合せ各区の現状および課題を共有し 関係局を交えての検討会のあり方について議論 (2)

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

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Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

Taro-議案第13号 行政手続条例の

○○市(町村)木造住宅耐震改修費補助金交付要綱(モデル案)

個人情報保護規程例 本文

第 4 条補助金の交付の対象となるリフォームのうち建築物については 次の各号のいずれにも該当する工事とする ただし 当該工事は専用住宅 併用住宅の専用住宅部分又は集合住宅の専用住宅部分を対象とする (1) 市内業者が行う工事であること ( 2 ) 内外装の修繕 改築若しくは居間 浴室 玄関 台所 ト

Transcription:

空き家等の除雪 除却等の事例 1

1 空き家等管理の条例等の制定状況 空き家等管理に係る条例等は ここに掲げた事例以外にも制定事例が見られる ここでは 防災 防犯 まちづくり 景観 の 3 つに大別して整理した 目的防災 防犯まちづくり景観 豪雪地帯 滝川市空き家等の適正管理に関する条例 H24.4.1 横手市空き家等の適正管理に関する条例 H24.1.1 大仙市空き家等の適正管理に関する条例 H24.1.1 美郷町空き家等の適正管理に関する条例 H24.1.1 松江市空き家を生かした魅力あるまちづくり及びまちなか居住促進に関する条例 H23.10.1 ニセコ町廃屋撤去促進事業補助要綱 H14.8.1 白馬村廃屋対策事業補助金交付要綱 H19.4.1 非豪雪地帯 所沢市空き家等の適正管理に関する条例 H22.10.1 ふじみ野市空き家等適正管理に関する条例 H23.4.1 松戸市空き家等の適正管理に関する条例 H24.4.1 足立区老朽家屋等の適正管理に関する条例 H23.11.1 建築物等の外観の維持保全及び景観支障状態の制限に関する条例 H24.1.1 ( 和歌山県 ) 条例施行年月日 2

雪除却2 防災 防犯 目的の空き家等管理条例等の内容 代執行 を盛り込んでいる自治体は滝川市 大仙市 美郷町である 助成 ( ) を盛り込んでいる自治体は大仙市と足立区である 助言 指導 勧告に従って措置を講ずるものに補助金を交付 滝川市横手市大仙市美郷町所沢市ふじみ野市松戸市足立区 目的 1 条 1 条 1 条 1 条 1 条 1 条 1 条 1 条 定義 2 条 2 条 2 条 2 条 2 条 2 条 2 条 2 条 民事による解決との関係 3 条 所有者等の責務 / 空き家等の適正管理 3 条 3 条 4 条 3 条 3 条 3 条 3 条 3 条 空き家等の情報提供 4 条 4 条 5 条 4 条 4 条 4 条 4 条 実態調査 ( 立入は行わず 外観等調査 ) 5 条 6 条 5 条 5 条 5 条 5 条 4 条 立ち入り調査 7 条 5 条 7 条 5 条 5 条 5 条 5 条 4 条 助言 5 条 6 条 8 条 6 条 6 条 6 条 6 条 指導 5 条 6 条 8 条 6 条 6 条 6 条 6 条 5 条 勧告 5 条 6 条 9 条 6 条 6 条 6 条 7 条 5 条 助成 10 条 6 条 公表 8 条 8 条 11 条 8 条 8 条 8 条 9 条 命令 6 条 7 条 12 条 7 条 7 条 7 条 8 条 行政代執行 9 条 13 条 9 条 関係行政機関等との連携 / 協力依頼 10 条 9 条 14 条 10 条 9 条 9 条 10 条 13 条 委任 11 条 10 条 15 条 11 条 10 条 10 条 11 条 14 条 緊急安全阻措置 足立区老朽家屋等審議会 審議会の組織 会長の選任及び権限 審議会の運営 守秘義務 除7~12 条 3

3 空き家管理の実効性を担保する手段 空き家等管理の実効性を持たせるため 氏名公表 や 補助金 代執行 が取られている 氏名公表補助金行政代執行 ( 公表 ) 第 8 条市長は 前条の規定による命令を行ったにもかかわらず 当該所有者等が正当な理由なく命令に従わないときは 次に掲げる事項を公表することができる (1) 命令に従わない者の住所及び氏名 ( 法人にあっては 主たる事務所の所在地並びに名称及び代表者の氏名 ) (2) 命令の対象である空き家等の所在地 (3) 命令の内容 (4) その他市長が必要と認める事項 2 市長は 前項の規定により公表するときは 当該公表に係る所有者等に意見を述べる機会を与えなければならない 出典 : 所沢市空き家等の適正管理に関する条例 ( 補助金の交付 ) 第 6 条市は 条例第 10 条の規定に基づき 大仙市補助金等の適正に関する条例 ( 平成 17 年大仙市規則第 62 号 ) 及びこの規則に定めるところにより 条例第 8 条の助言若しくは指導又は条例第 9 条の勧告に従って措置を講ずるものに補助金を交付する ただし 次に掲げる場合はこの限りではない ( 省略 : 所得制限の記載 ) 前項の補助金の額は 50 万円を限度として 次に掲げる措置に要する費用の 2 分の 1 に相当する額とする (1) 建物等除去 (2) 廃材等運搬及び処理 (3) 前各号に掲げるもののほか 市長が助言し 指導し 若しくは勧告し 又は特に必要と認めた措置 ( 後略 ) 出典 : 大仙市空き家等の適正管理に関する条例施行規則 ( 行政代執行 ) 第 9 条市長は 第 6 条の規定による命令を受けた者がこれを履行しない場合において 他の手段によってその履行を確保することが困難であり かつ その不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは 行政代執行法 ( 昭和 23 年法律第 43 号 ) に定めるところにより 自ら必要な措置を行い 又は第三者にこれを行わせ その費用を当該命令を受けた者から徴収することができる 出典 : 滝川市空き家等の適正管理に関する条例 上記以外の導入市町村例滝川市 横手市 大仙市 美郷町 ふじみ野市 松戸市 上記以外の導入市町村例足立区 上記以外の導入市町村例大仙市 美郷町 4

4 秋田県大仙市の事例 (1/4) 平成 22 年度の大雪の際に空き家等の除雪の問題が顕在したことを受けて 平成 23 年度に空き家等管理の条例 ( 大仙市空き家等の適正管理に関する条例 ) を制定した 空き家管理の問題については 平成 18 年豪雪 の頃から問題視されており 行政規程によって各種対策が講じられるとともに 条例化に伴う財産権や費用負担の法的解釈に関して 内部検討がなされていたことが 条例化する際に大いに役に立った 今後は空き家管理のデータベースを再度構築し 条例に基づき適正に関していくことが準備されている 取組の経緯 平成 18 年豪雪の頃から空き家等除雪の問題が大きくなり始めた 当時は合併直後で新市の地域防災計画が未策定のため 大仙市雪害対策実施要領にて空き家等除雪に対応した 実施要領では雪害のみであったが 年間を通じた空き家等管理 空き地管理 空き家活用 等も含め空き家管理の必要性が高まった 平成 22 年度に庁内で空き家管理に係る法令解釈の検討を行った 平成 22 年度冬期の大雪では多数の苦情が寄せられ 議会での質問も相次いだことから 実施要領を廃止し 条例策定を行うこととした 主な取組と成果 条例では 空き家実態調査 立入調査 勧告 助言 指導 公表 措置命令 代執行 等が盛り込まれている 空き家等除雪の費用負担は代執行によって対応する 代執行によって費用は市が一時立替えておき 所有者が判明した家屋については後日請求する ただし 所有者不明の場合は市が立替えることとなる 法的措置の根拠としては 事務管理( 民法第 697 条 ) 災害時の応急措置及び応急公用負担等 ( 災対法第 62 条 第 64 条 ) 違反建築物に対する措置及び保安上危険な建築物等に対する措置 ( 建築基準法第 9 条第 1 項 第 10 条第 3 項 ) 非常災害時における土地の一時使用等 ( 道路法第 68 条第 1 項 ) ととらえている 今後の課題 図空き家等の危険排除フロー ( 条例スキーム ) 現在 あまり活用されていない空き家等管理台帳を一新する準備をしている 電子地図とデータベースを組み合わせたシステムで 電子地図には写真や空き家等の破損状態等の情報も付加するイメージである 情報更新等は自治会からの情報に基づくスキームを考えている 空き家管理地図を各町内会館等に張り出し 住民の見える化をはかることで町内会での空き家管理を進めるねらいがある 除雪除却5

4 秋田県大仙市の事例 (2/4) 大仙市条例第 59 号大仙市空き家等の適正管理に関する条例平成 23 年 12 月 26 日公布 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 法令に定めるもののほか 空き家等の管理の適正化を図ることにより 倒壊等の事故 犯罪 火災等を未然に防止し もって市民の安全で安心な暮らしの実現に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条 この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 空き家等 市の区域内に所在する建物その他の工作物 ( 既に倒壊したものを含む ) で常時無人の状態にあるもの及びその敷地並びに空き地 ( 原則として農 林業用地を除く ) をいう (2) 危険な状態 次に掲げる状態をいう ア 老朽化若しくは台風等の自然災害により 建物その他の工作物が倒壊し 又は当該建物その他の工作物に用いられた建築資材等が飛散し 若しくは剥落す ることにより 人の生命若しくは身体又は財産に害を及ぼすおそれのある状態 イ 不特定の者に建物その他の工作物若しくはその敷地に侵入され 犯罪 火災等を誘発するおそれのある状態 ウ ねずみ族 昆虫等が相当程度に繁殖し 人の生命 身体若しくは財産又は周囲の生活環境に害を及ぼすおそれのある状態 (3) 所有者等 所有者 占有者 相続人 相続放棄者 財産管理人その他の空き家等を管理すべき者をいう ( 民事による解決との関係 ) 第 3 条この条例の規定は 危険な状態にある空き家等の所有者等と当該空き家等が危険な状態にあることにより害を被るおそれのある者との間で 民事による事態の解決を図ることを妨げない ( 所有者等の責務 ) 第 4 条所有者等は 所有等に係る空き家等が危険な状態にならないように自らの責務において当該空き家等を管理しなければならない ( 情報提供 ) 第 5 条何人も 空き家等が危険な状態であると認めるときは 市長に対し 当該危険な状態に関する情報を提供することができる ( 実態調査 ) 第 6 条市長は 必要に応じ 空き家等の有無を調査するものとする 2 市長は 前条の情報提供を受け 又は空き家等が危険な状態にあると思料するときは 当該空き家等の所有者等の所在 危険な状態の程度等を調査することができる ( 立入調査 ) 第 7 条市長は この条例の施行に必要な限度において 職員に必要な場所に立ち入らせ 必要な調査をさせることができる 2 前項の規定により立入調査をする職員は その身分を証明する書類を携帯し 関係人の請求があったときは これを提示しなければならない 3 第 1 項の規定による立入調査は これを犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない ( 助言又は指導 ) 第 8 条市長は 空き家等が現に危険な状態にあり 又は危険な状態になるおそれがあると認めるときは 当該空き家等の所有者等に対し 必要な措置について 助言し 又は指導することができる 6

4 秋田県大仙市の事例 (3/4) ( 勧告 ) 第 9 条市長は 空き家等が現に危険な状態にあり かつ 当該危険な状態が相当程度であると認めるときは 当該空き家等の所有者等に対し 期限を定めて必要な措置を講ずるよう勧告することができる ( 助成 ) 第 10 条市長は 第 8 条の助言若しくは指導又は前条の勧告に従って措置を講ずる者に対し 別に定めるところにより助成することができる ( 公表 ) 第 11 条 市長は 空き家等の所有者等が第 9 条の勧告に基づく措置を期限までに講じないときは 次に掲げる事項を公表することができる (1) 所有者等の氏名及び住所 ( 法人の場合にあっては その名称 代表者及び主たる事務所の所在地 ) (2) 空き家等の所在地及び種別 (3) 勧告の内容 (4) 前 3 号に掲げるもののほか 市長が必要と認める事項 ( 命令 ) 第 12 条市長は 第 9 条の勧告に従わない者に対し 期限を定めて必要な措置を講ずるよう命令することができる ( 代執行 ) 第 13 条市長は 前条の命令を受けた者が当該命令に従わない場合において 他の手段によってその履行を確保することが困難であり かつ その不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは 行政代執行法 ( 昭和 23 年法律第 43 号 ) の定めるところにより代執行を行うことができる ( 関係機関との調整 ) 第 14 条市長は 緊急を要する場合は 市の区域を管轄する警察その他の関係機関と必要な措置について競技することができる ( 委託 ) 第 15 条 この条例の施行に関し必要な事項は 規則で定める 附則この条例は 平成 24 年 1 月 1 日から施行する 7

4 秋田県大仙市の事例 (4/4) 大仙市では 空き家等管理条例に基づき 空き家の解体を進めている 空き家等の解体の概要 秋田県大仙市では H24 年 1 月 1 日から施行された 大仙市空き家等の適正管理に関する条例 に基づき H24 年 3 月 5 日から 30 日までの間で 行政代執行により 空き家 5 棟の解体を進めている 3 月 12 日現在 5 棟のうち 4 棟までの解体が終了しており 残り 1 棟は 3 月 13 日から 15 日にかけて解体し その後は廃材の撤去等を進める予定である 解体撤去費用の概算額 178 万 5 千円は 4 月以降に所有者に請求する 空き家等の概要 空き家等の種類 : 元事務所 物置 車庫等の 5 棟 所有者 :1 名 場所 : 小学校に隣接した場所 行政代執行の手続きの流れ H24.2.22 行政代執行戒告 (1 週間 ) H24.3.1 行政代執行令書 ( 本人手渡し ) H24.3.5~3.30 行政代執行実施 H24.3.30 解体撤去費用確定 H24.4 以降 所有者への費用請求 代執行宣言 解体工事着手 解体終了 大仙市総務部総合防災課ヒアリング結果より作成 解体工事中 8

( 参考 ) 空き家等に関連する通知文書 1 除雪作業中の事故防止対策等について ( 関係道府県知事宛 ) 9

( 参考 ) 空き家等に関連する通知文書 2 今冬期の大雪に係る災害救助法による障害物の除却について 10