2015 年 7 月 24 日現在 ISBN978-4-426-60740-1 2015 年版ユーキャンの国内 総合旅行業務取扱管理者速習レッスン法改正等にともなう変更のお知らせ この度は 弊社書籍をお買い求めいただきまして 誠にありがとうございます 本書の記述内容について 法改正等にともない 以下のような変更がございますので お知らせいたします なお 発刊年月日により対象となる変更箇所が異なる場合がございますので お手元の書籍の奥付で発行年月日をご確認のうえ 変更していただきますようお願いいたします 第 7 版第 1 刷 (2015 年 4 月 17 日 ) をお持ちの方 該当頁 該当箇所 変更前 変更後 変更日 P.201 Key Point 国際運送約款 (JAL) の一部が改正され 従価料金をカナダ国内で申し受ける場 従価料金と申告価額の上限 合の例外が新設されました key point の内容を以下のとおり差し替える ( 新設は下線部分 ) Key Point 従価料金と申告価額の上限 (JAL) 1 原則 ( 右記 2 以外の場合 ) 2 例外 3 カナダ国内で料金を申し受ける場合超過価額 ( 責任限度を超える超過価額 ( 責任限度額を超え額 ) の 100 米国ドルまたはそる額 ) の 100 カナダドルまたは従価料金の端数 (100 ドル未満の端数 ) その端数 (100 ドル未満の端につき2 米国ドル ( 1) 数 ) につき2カナダドル 1 旅客の手荷物の申告価額 1 旅客の手荷物の申告価額申告価額は 5,000 米国ドル ( 2) を限は 5,000 カナダドルを限度とすの上限度とするる 1 ANA は 50 米国セント 2 ANA は 2,500 米国ドル 3 ANA には カナダ国内 の例外なし P.391 東京都 の項 右列上から 11 行目 ブリヂストン美術館 平成 27 年 5 月より長期休館中 ( 施設の新築工事により )
P.410 ~411 1 世界遺産 図表 1 2015 年 7 月 明治日本の産業革命遺産製鉄 鉄鋼 造船 石炭産業 が世界遺産として正式に登録され 日本の世界遺産は合計 19 件になりました 図表 1 の18の次に以下 (19) を追加する 明治日本の産業革命遺産製鉄 鉄鋼 造船 石炭産業 福岡 佐賀長崎 熊本鹿児島 山口 2015 年文化 岩手 静岡 幕末から明治にかけて日本の近代化に大きな影響を与えた重工業分 野 ( 製鉄 鉄鋼 造船 石炭の各産業 ) に関連する産業遺産群 構成資産は 8 県 11 都市に分布する全 23 件 ( 現在も稼働中の物件を 含む 以下 主なものを抜粋 ) 19 福岡県大牟田市 長崎県長崎市 山口県萩市 静岡県伊豆の国市 みいけ三池炭鉱 三池港 はしまぐんかんじま端島炭坑 ( 通称 : 軍艦島 ) 旧グラバー住宅 萩城下町 松下村塾 にらやまはんしゃろ 韮山反射炉 上記のほか 構成資産が所在する都市は次のとおり 福岡県北九州市 中間市 佐賀県佐賀市 熊本県荒尾市 宇城市 鹿児島県鹿児島市 岩手県釜石市
P.464 1. 運賃の種類 (2) キャリア運賃 2015 年 4 月 12 日より 全日本空輸 (ANA) のキャリア普通運賃およびキャリア特別運賃 (IT 運賃は除く ) の名称が変更となりました 新たな運賃は 航空券の 予約 経路変更 払い戻し アップグレード ( 表の下 ( 注 ) 参照 ) の可否に応じフルフレックスフレックスベーシックスペシャルバリュスーパーバリュて Full Flex Flex Basic Special Value ー Super Value ー の 6 種類に分類され 下表に示すとおり 各運賃の名称の最後に 予約クラス を意味するアルファベットが表示されます 試験では 設問で使用する運賃の名称があらかじめ提示されますので 変更後の個々の名称を暗記する必要はありません 試験対策としては ANA の運賃の名称が変わったという点を理解しておきましょう クラス従来の名称新しい名称 ビビジネスクラス普通運賃 Full Flex Plus/ 普通運賃 J ジネ ス スーパービジ割 21 Value Plus Z エコノミークラス普通運賃 Full Flex Plus/ 普通運賃 Y エコ割スタンダード Flex Plus B エコ割スタンダードライト Basic Plus M エコノミ ー エコ割 7 タイプ A Basic Plus U エコ割 7 タイプ B Value H エコ割 7 タイプ C Value Q スーパーエコ割タイプ A Value V スーパーエコ割タイプ B Value W スーパーエコ割タイプ C Value S ( 注 ) 新しい名称に ~Plus とある運賃は アップグレード ( エコノミークラスからビジネス クラスへといった上位クラスへの変更 ) が可能なことを意味します ただし この場合の アップグレード は 航空会社のマイレージ会員向けの特典を利用して行う変更であ り 試験対策上 特に覚える必要はありません ( ~Plus とつく運賃が存在するというこ とが把握できていれば十分です ) P.514 3 ペックス運賃 ( ス ーパーエコ割 ) の計 算 なお 今回の変更は 運賃の名称のみであり 適用規則や運賃額に大きな変更はありません 本書には エコ割 など従来の ANA の運賃名称が記載されていますが 計算の手順や結果に直接的な影響はないため 本書では 運賃名称の修正はいたしません ( 運賃が旧名称のままであっても そのまま学習をお進めいただいて問題はありません ) 今後の試験で ANA の運賃が出題される場合 試験で提示される資料にも新しい名称が表示される可能性があります 新しい名称の表示について 参考として以下に目を通しておきましょう 前述 ( 表中 ) のとおり ANA の スーパーエコ割 の名称は Value に変わりました さらに これまでは 運賃名称に A B C といったタイプが含まれていましたが 今回の変更により タイプの表示ではなく V W S といった予約クラスが含まれることになりました ( 運賃額は 従来どおり Value V ( 旧 : タイプ A) が最も高く設定されています ) 本書のケース 6 で使用する運賃の新しい名称は Value W ( 旧 : タイプ B) と Value S ( 旧 : タイプ C) となり 資料 3 の 名称 運賃種別 欄には 次の下線部
のように表示されます 資料 3 抜粋 名称 運賃種別 Value W 運賃 Value S 運賃 予約 発券 1 予約クラス : W 1 予約クラス : S ケース 6 の場合 P514 の旅程表より 往路の予約クラスは S 復路の予約クラスは W です 上記の資料のとおり 新しい名称では 名称 運賃種別 欄に予約クラスを意味するアルファベットが表示されます ( 予約 発券 欄に表示されている予約クラスと同じアルファベット ) したがって 予約クラスが S である往路には Value S ( 旧 : タイプ C) 予約クラスが W である復路には Value W ( 旧 : タイプ B) の運賃を適用するという考え方になります また 今後の試験では 資料 4 の 特定便加算額 にも 次の下線部のように新しい名称が表示される可能性があります 資料 4 抜粋 ( 単位 : 円 ) 搭乗便 Value V/W/S NH203 2,500 往路 NH223/5853/275/5851/215/277 5,000 NH5854/5852 2,500 復路 NH224/276/216/278 5,000 P.565 図表 1 査証が必要な国 ( 主なもの ) P.565 Key Point ワーキング ホリデーの締結国 ( 地域 ) P.569 5. みなし再入国許可 この場合 予約クラスが V W S のいずれであっても加算額は共通しており 往路または復路の日本発着の国際線が 表中の特定の便に該当する場合は 各便に応じた加算が必要となる点も従来の考え方どおりです 2015 年 6 月より 日本人 ( 日本国籍を有する者 ) が 30 日以内の観光目的でインドネシアに旅行する場合であって インドネシアの特定の空港 海港から出入国するときは 査証が免除となりました 免除の対象となる特定の空港には 日本との間で直行便が運航されているジャワ島 ( ジャカルタ ) の スカルノ ハッタ空港 やバリ島 ( デンパサール ) の ングラ ライ空港 ( 通称 : デンパサール国際空港 ) が含まれています 以上により 日本人旅行者の多くが査証免除の対象になると考えられるため 本書では 次のとおり インドネシアを 査証が必要な国 から削除することとします ( ただし 滞在期間や出入国空港などが上記の免除条件に該当しない場合は 従来どおり 査証が必要となります ) 図表 1 のインドネシアを削除する インド インドネシア カンボジア スリラインド カンボジア スリランカ ~ ンカ~ 2015 年 7 月より 新たに ポルトガル と ポーランド がワーキング ホリデーの締結国に加わりました Key Point に下線部を追加する ~ノルウェー ポルトガル ポーランドこれまで みなし再入国許可の対象となる外国人は 中長期在留者 および 特別永住者 でしたが 新たに 観光目的など 短期滞在の在留資格を有する者 がその対象に加わりました 具体的には 短期滞在の在留資格を有する外国人で 有効な旅券を所持し 入国審査官に対して 指定旅客船 ( 日本と海外と
の間を就航する旅客船で 法務大臣が指定する船 ) で再び日本に入国する意図を表明して その指定旅客船で日本を出国する場合がこれに該当します 例としては 航空機で日本に入国し クルーズ船 ( 指定旅客船 ) で 一旦 日本を出国したのち 所定の期間内に同じ船で再び日本に入国するケース ( いわゆる フライ & クルーズ と呼ばれる旅行形態 ) が挙げられます なお 新たに対象となった短期滞在の者についても 出国後の有効期間の延長は不可であり また 再入国の許可を要する者として法務省令で定められているもの に該当する場合は みなし再入国許可の制度を利用することができない点は 中長期在留者や特別永住者と同様に適用されます Key Point に 3として以下の内容を追加する 3 短期滞在の在留資格を有する者有効期間 : 出国の日から 15 日 ( ) 条件 : 出国時に 指定旅客船で再び入国することを証明する書類 を提示すること 在留期間の満了日が 15 日未満の場合は 在留期間の満了日までに再入国しなければ在留資格が失われる