西宮市身体障害者生活ホーム運営費等補助事業実施要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条西宮市地域生活支援事業の身体障害者生活ホーム事業については 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 平成 17 年度法律第 123 号 以下 法 という ) 及び西宮市地域生活支援事業実施要綱に定めがあるもののほか この要綱に定めるところによる ( 目的 ) 第 2 条この要綱は 独立した生活を求めているあるいは家庭における介護が困難な身体障害者を対象として 地域社会の一員として 社会的自立を促進するために必要な援助及び指導を行う障害者生活ホームを設置し 自立生活指導を行っている法人に対して 予算の範囲内でその経費の一部を補助することによって 障害者の社会参加の促進を図ることを目的とする ( 補助対象事業者 ) 第 3 条この補助の対象となる事業者は 身体障害をもち 独立した生活をもとめているあるいは家庭における介護が困難な障害者を対象として 居室等を提供し 日常生活及び社会適応に必要な援助と指導を行うため 身体障害者生活ホーム ( 以下 生活ホーム という ) を設置運営している社会福祉法人 財団法人 社団法人 医療法人 その他の法人で 市長が適当と認めたものとする ( 補助対象事業 ) 第 4 条この補助の対象となる事業は 設置に関し次の各号に定める要件を満たすものでなければならない (1) 入居対象者入居対象者は 満 15 歳以上の身体障害者であって 原則として西宮市内に住所を有し かつ居住しているもの ( 以下 市内在住者 という ) であって 次の各要件のいずれかに該当し 指導することにより自立生活を営むことが期待できるものとする 1 就労している者 2 障害福祉サービスにおける日中活動系サービス 旧法通所施設若しくは障害者小規模通所作業所等へ通所している者 3 家庭では 十分な介護 監護等の提供がうけられない状況の者 (2) 入居人員入居人員は 概ね4 人程度であること ただし 市内に設置されているホームに
ついては 入居人員の2 分の1 以上が市内在住者であること (3) 指導員事業を行うにあたっては 社会福祉について理解があり かつ障害者の自立に熱意を有し 入居者が自立するために必要な生活習慣の確立及び社会適応能力の向上等を図るための援助及び指導 共同生活上必要な介護を行う常勤の者を1 生活ホームにつき1 人以上配置していること (5) 建物の基準等生活ホームの用に供する建物は 原則として次の条件を満たすよう努めなければならない 1 運営主体が所有権又は賃借権を有する通常の住宅 ( 民家 アパート マンション等 ) を使用すること 2 入居者の保健 衛生及び安全が十分に確保されたものであること 3 居室の床面積は 入居者 1 人につき収納設備を除いて 4.86 平方メートル (3 畳 ) 以上であること 4 洗面所 便所等日常生活に必要な諸設備が備えられていること 5 居室のほかに 入居者全員が共同利用することができる談話室を備えていること 6 指導員のための部屋が確保されていること 2 この補助対象事業の生活ホームの運営にあたっては 入居者の状態 能力等を把握し 指導方針を定めるとともに 入居者に対し 次の各号に掲げる援助及び指導等を行うものとする (1) 食事の提供 健康管理 金銭管理の日常生活に必要な援助及び指導 (2) 職場 障害者小規模通所作業所等への通所に必要な援助及び指導 (3) より良い生活習慣の確立及び余暇利用に必要な援助及び指導 (4) 対人関係についての援助及び指導 (5) 疾病により入居者の日常生活に困難が生じた場合における医療機関 家族等に速やかに連絡をとるなどの適切な措置 (6) 共同生活上必要な介護 (7) その他自立生活に必要な援助及び指導 3 この補助対象事業の生活ホームへの入居を希望する者は 生活ホームを設置運営する事業者 ( 以下 事業者 という ) へ入居申請を行うものとするが この者については 身体障害者生活ホーム入居者名簿 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出し 市長の承認をうけなければならない 又 事業者は この規定により承認をうけ入居している者が退去した場合 退去理由及び退去年月日を付した書面により市長にその旨届け出なければならない 4 この補助対象事業の生活ホーム運営にあたっては 入居者からは部屋代 食費 光熱
水費 共益費等を月々徴収しなければならない ( 補助額の算定方法 ) 第 5 条補助金の交付額は 別表の第 1 欄に定める対象経費の実支出額と第 2 欄に定める算定基準額とを比較して少ない方の額とする なお 別表にある借上費補助と開設費補助については 市内設置する生活ホームを対象とする 2 前項の規定により算出した補助金の額に千円未満の端数が生じた場合 これを切り捨てるものとする 3 年度途中で 事業を開始又は廃止したときは 運営費等補助金を当該月を含め 月割りとする ( 補助金の交付申請 ) 第 6 条補助金の交付を受けようとする事業者は 第 1 号に掲げる申請書に第 2 号に掲げる書類を添えて 別に定める日までに市長に提出しなければならない ただし 新たに事業を開始 又は変更しようとする事業者は その年度の前年の 8 月 31 日までにその旨を市長に申し出をし 協議を行うこととする (1) 補助金交付申請書 1 運営費補助 身体障害者生活ホーム運営費等補助金交付申請書 ( 様式第 2 号 ) 2 開設費補助 身体障害者生活ホーム開設費補助金交付申請書 ( 様式第 3 号 ) (2) 添付書類 1 障害者生活ホーム事業計画書 2 入居者名簿 3 収支予算書抄本 ( 補助金の交付決定 ) 第 7 条市長は 交付申請があった場合 関係書類を審査し 必要に応じて実地調査を行うなど内容について検討したうえ 速やかに補助の適否を決定し 交付を決定したときは身体障害者生活ホーム運営費等補助金交付決定書 ( 様式第 4 号 ) により 交付しないことを決定したときは 身体障害者生活ホーム運営費等不交付決定通知書 ( 様式第 5 号 ) により 事業者に通知するものとする 2 市長は 補助金の交付決定に当たり 必要な条件を付すことができる ( 補助金の請求及び交付 ) 第 8 条前条の規定により通知をうけた事業者は 補助金の請求しようとするときは身体 障害者生活ホーム運営事業補助金請求書 ( 様式第 6 号 ) を市長に提出しなければならな
い 2 補助金は 6 月に交付予定額の 5 割 10 月に交付予定額の 4 割 3 月に交付予定額の残額を概算払いの方法で交付するものとする 3 開設費補助金は 6 月に交付するものとする ( 事業実績の報告 ) 第 9 条補助金の交付をうけた事業者は 事業終了後 1 か月以内に事業実績報告書等 次の関係書類を添えて市長に提出しなければならない (1) 身体障害者生活ホーム運営費等補助事業実績報告書 ( 様式 7 号 ) (2) 入居者名簿 ( 実績 ) (3) 収支決算書抄本 ( 事業の変更 ) 第 10 条事業者は 補助金交付の決定後において 当該事業計画を変更 中止又は廃止しようとするときは あらかじめ身体障害者生活ホーム運営費等補助事業変更等申請書 ( 様式第 8 号 ) にその内容及び理由を記載した書類を添えて市長に提出しなければならない 2 市長は 前項の規定により申請書等を受理した場合は 関係書類を審査し 申請事項を承認すべきと認めたときは その旨を身体障害者生活ホーム運営費等補助金変更交付決定通知書 ( 様式 9 号 ) 又は身体障害者生活ホーム運営事業変更承認書( 様式 10 号 ) により 補助事業者に通知するものとする ( 補助金の交付決定の取消等 ) 第 11 条市長は 事業者が次の各号の一に該当するときは 補助金の交付の決定の全部若しくは一部を取り消すことができるとともに 補助金が既に交付されているときは 身体障害者生活ホーム運営費等補助金返還命令書 ( 様式 11 号 ) により 速やかに補助事業者に対し その返還を命ずることができる (1) この要綱の規定に違反したとき (2) 補助金を目的外の用途に使用したとき (3) 偽り その他不正な手段により補助金の交付をうけたとき ( 帳簿等の整備 ) 第 12 条事業者は当該補助事業にかかる収入及び支出を明らかにした帳簿を備え かつ当該収入及び支出についての証拠書類を整理し 当該事業終了後 5 年間保存しなければならない
( 調査及び指導監査 ) 第 13 条市長は 必要があると認めたときは 事業者又は職員その他事業に携わる者に対して 文書その他の物件の提出若しくは提示を求め 又は市職員に調査を行わせることができる 2 事業者は 前項の規定に基づき市長が定期的又は随時に調査及び指導監査に協力するとともに 指導及び助言を受けた場合においては 必要な改善を行わなければならない ( 処分期間の制限 ) 第 14 条事業者は 補助企業により購入した備品等について 平成 13 年厚生労働省告示 239 号 補助事業により取得した財産の処分制限期間 に定める期間において 処分してはならない ( 個人情報の保護等 ) 第 15 条生活ホームの職員は 正当な理由がなく その業務上知り得た利用者の又はその家族の個人情報を漏らしてはならない 2 事業者は 職員であった者が 正当な理由なく その業務上知り得た利用者又はその家族の個人情報を漏らすことがないよう 必要な措置を講じなければならない ( 雑則 ) 第 16 条 この要綱に関し 必要な事項は市長が別に定める 付則 1 この要綱は 平成 20 年 4 月 1 日から実施する 2 この要綱は 西宮市補助金制度に関する指針に基づき 3 年以内ごとに見直しを行うものとする 付則この要綱は 平成 25 年 4 月 1 日から実施する 付則この要綱は 平成 26 年 4 月 1 日から実施する 付則この要綱は 平成 26 年 4 月 21 日から実施する