Lesson 4 TradeStation チャート分析ウィンドウ 目次 TradeStation チャート分析ウィンドウ 1 ダウンロードスケジューラー 7 シンボル設定 2 シンボルスタイルの変更 8 シンボル / インターバル / レンジの変更 2 価格スケールの設定 10 時間ベースインターバル 3 シンボルプロパティーの表示 / セッションの設定 11 出来高ベースインターバル 4 背景ドラッグ 12 値幅ベースインターバル 5 TradeStation チャート分析ウィンドウは価格データを表示するウィンドウで ヒストリカル / リアルタイム価格データのテクニカル分析やストラテジーバックテスト 自動売買を行うために使用します TradeStation チャート分析ウィンドウは 複数表示が可能です 複数のワークスペースに複数のチャートを表示することもできます TradeStation チャート分析ウィンドウを新規作成するには ショートカットバー上の [ ツール ] タブから [ チャート分析 ] アイコンをクリックするか [ ファイル ] メニューから [ 新規作成 ] [ ウィンドウ ] と進み [ 新規 ] ダイアログ上で [ チャート分析 ] を選択後 [OK] をクリックします Page 1 of 13
シンボルの設定 チャート分析ウィンドウの設定や表示方法の変更は シンボルの設定ウィンドウから行います メニューバーから [ 設定 ] [ シンボル ] をクリックし ( または TradeStation チャート分析ウィンドウ上の右クリックメニューから [ シンボルの設定 ] をクリック ) [ シンボルの設定 ] ダイアログを起動します [ シンボルの設定 ] ダイアログの 4 つのタブで チャート分析ウィンドウのデータ形式 表示のカスタマイズが可能です シンボル / インターバル / レンジの変更 [ シンボル ] セクションでチャートに表示するシンボルを [ インターバルを選択 ] セクションでバーのインターバルを選択します インターバルとは バー ( 足 ) の間隔を決めるルールのことで 時間ベース 出来高ベース 値幅ベースの 3 種類があります [ 範囲 ] セクションで 読み込むヒストリカルデータの期間を指定します 日 週 月 年単位で指定できます また バーの本数や 開始日 終了日による指定も可能です 注記 : チャート分析ウィンドウをリアルタイムで更新される状態にするには [ 範囲 ] セクションの [ 終了日 ] を現在日付にする必要があります また 一部のリアルタイムデータは購読のお申し込みが必要です Page 2 of 13
時間ベースインターバル 秒足各々の足が指定秒間における値動きを表します 週足各々の足が 1 週間における値動きを表します 分足各々の足が指定分間における値動きを表します 月足各々の足が 1 ヶ月間における値動きを表します 日足各々の足が 1 日における値動きを表します Page 3 of 13
出来高ベースインターバル ティックカウント各々の足が指定したティック配信件数毎の値動きを表します 取引出来高各々の足が指定した取引出来高 ( 株数 ) 毎の値動きを表します Page 4 of 13
値幅ベースインターバル カギ足チャートトレンドの継続 転換を示すチャートです 線は 株価が上昇中には上方向 株価が下落中には下方向に伸びます [ 転換値幅 ] に指定した値幅分の反転があった場合には 横線を引いて隣のラインに移動してから今までと反対方向にカギ足が転換します 線の色および太さは 前回の高値を上回った ( または安値を下回った ) 時に太くなり色が付加されます KASE チャート KASE チャートは 真の値幅に基づいて作られるバーチャートです 一般的なローソク足と似ていますが バーの一つひとつが設定した値幅を表す点が異なります 価格が指定した値幅分変動すると新しいバーが描画されます 新しいバーは 前のバーからの真の値幅で作成されます そのため すべてのバーはおよそ同じ長さになります 新値足チャートヒゲのないローソク足の実体部分のようなボックスが連なったチャートです よく使われる設定が 新値三本足 と呼ばれるもので 新しい上昇のボックスは株価が直近の連続した 3 つのバーの最高値を上回った時に表示され 下降のボックスは株価が直近の連続した 3 つのバーの最安値を下回った時に表示されます モメンタムチャート指定した値幅のバーが連なるチャートです 指定した値幅から 上下いずれかの方向に外れた価格を付けた時に 新しいバーが表示されます したがって すべてのバーの開始ポイントは直前のバーの終了ポイントより 1 ティック上もしくは下になります 価格差が生じた場合は 仮想のバーが間を埋めます Page 5 of 13
レンジチャート指定した値幅のバーが連なるチャートです すべてのバーの開始ポイントは直前のバーの終了ポイントと同じになります 価格差が生じた場合は 仮想のバーが間を埋めます 練行足チャート練行足チャートでは 一定のトレンド方向に価格が動いている場合 指定した値幅が動くたびに新しいバーを追加していきます 新しいバーは 直前のバーの終了ポイントと同じ価格を起点に描画されます トレンドが反転した場合 指定した値幅の 2 倍以上の値動きがあった時点で これまでと反対の方向にバーが表示されます ポイント アンド フィギュア チャート時間の要素を加えず一定の価格変動に着目したチャートです 価格の上昇は 下落は 印として表示されます 相場が一定方向に動いており 指定した値幅以上の値動きがあった場合には 同列上に もしくは が新しく追加されます [ 値幅 ] で指定した値に満たない価格変動では も も作られません [ 転換ポイント数 ] は から もしくは から への転換に必要な または の個数 ( ポイント数 ) のことです Page 6 of 13
ダウンロードスケジューラー 大量のヒストリカルデータのダウンロードを処理しようとすると ダウンロードスケジューラーが起動します ダウンロードのタイミングを [ すぐに ] または [ オフピーク時 ] のどちらかから選択し [OK] をクリックします ( データをダウンロードする際の システムリソース管理に有効です ) 保留中のダウンロードデータがあるときは チャートウィンドウの左上端に PD ( ペンディングデータ ) インジケーターが表示されます データは段階的にダウンロードされ 自動的にチャートに反映されます ダウンロードが完了した時点で PD インジケーターは消えます 分析テクニックへのアラート設定 またはチャート分析にストラテジーが設定されている場合は ダウンロード完了後にこれらの再計算は行われません アラート発生やストラテジー注文の重複を避けるため 初期設定では再計算されないようになっています 設定を変更するには [ 表示 ] メニューから [ チャート分析の設定 ] を選択し [ データ ] タブ上で 設定を変更します このタブ上で 大量のデータダウンロード要求を行ってもダウンロードスケジューラーが起動しないよう設定変更することも可能です Page 7 of 13
シンボルスタイルの変更 スタイルタブでは 色や線の太さなど チャートのスタイルを選択できます [ バータイプ ] では チャート上のバーの表示スタイルを設定します 一部の値幅ベースインターバルでは選択可能なバータイプが限定されています スタイルタブでは 色や線の太さなど チャートのスタイルを選択できます [ バータイプ ] では チャート上のバーの表示スタイルを設定します 一部の値幅ベースインターバルでは選択可能なバータイプが限定されています [ バーコンポーネント ] セクションで バーの要素 ( 始値 高値など ) 毎のスタイルを編集します [ 各バータイプのすべてのコンポーネントに同じカラー / 線の太さを使用 ] のチェックを入れると 一つの要素に行った設定が 他のすべての要素に自動的に適用されます 各要素に異なる設定を適用したい場合は このチェックを外します [ 現在値を表示 ] にチェックを入れると チャート分析ウィンドウの右側にある価格スケール上に 現在の取引価格が表示されます 注記 : 設定可能なスタイル 要素は [ 設定 ] タブで選択したインターバル設定により異なります Page 8 of 13
OHLC バー始値 高値 安値 終値が表示されます HLC バー高値 安値 終値が表示されます 始値は除かれます ローソク足 OHLC バーと同じ価格データを使用しています 太線の部分 ([ 実体 ] といいます ) は 始値から終値の値幅を表しています 緑の実体は陽線 赤の実体は陰線を表します 実体の上下には細い線 ([ ヒゲといいます ]) が伸びており 上ヒゲは高値 下ヒゲは安値を表しています トレンドローソク足トレンドローソク足は ローソク足を白抜きと塗りつぶしで表したチャートです 白抜きは陽線 塗りつぶしは陰線です ローソク足の色がトレンドを表しています 初期設定では 緑のローソク足はアップトレンド ( その終値 ( もしくは現在値 ) が一つ前の終値より高いもの ) 赤のローソク足はダウントレンド ( その終値 ( もしくは現在値 ) が一つ前のローソク足の終値より低いもの ) を表しています 一つ前の終値と同じだった場合は灰色で表示されます 終値ドット終値をドットで示したチャートです 終値ライン終値を線でつなげて示したチャートです Page 9 of 13
価格スケールの設定 スケーリングタブでは チャートの縮尺のスタイルや範囲を設定します [ タイプ ] セクションで [ リニア ] を選択すると価格上昇はすべて一律の高さで表されます [ セミログ ] を選択すると上昇分 (%) に応じて加重された高さで表されます 注釈 描画オブジェクト トレンドラインなどを利用する際 チャートの上下にスペースが必要な場合がありますが スペースは [ 範囲 ] セクションの [ サブグラフ余白 ] で設定できます 価格変化を細かく観察する場合など 価格変化の縮尺を調節するには [ 表示 ] セクションの [ 刻み幅の設定 ] で設定します Page 10 of 13
シンボルプロパティーの表示 / セッションの設定 プロパティタブでは 呼び値や取引単位などの銘柄情報の表示や セッション ( チャート上の表示期間 ) の設定ができます 株式シンボルを設定したチャートでは 通常の取引セッション ( レギュラーセッション ) のほか プレマーケット ポストマーケットの表示が可能です セッションの一覧および詳細を確認するには セッション行にあるボタンをクリックします セッションをカスタムで作ることも可能です 自作のセッションをチャート分析ウィンドウに適用すると 設定した時間内の価格のみが表示されます レギュラーセッション カスタムセッションの時間は ともに実際の取引所のタイムゾーンに基づいています 使用中の PC の時刻ではありません Page 11 of 13
背景ドラッグ 背景ドラッグを有効にすると チャート上をドラッグして表示位置の移動やグラフの縮尺を変更することが可能になります チャート上の何もないところで右クリックメニュー [ 背景のドラッグ ] [ 有効化 ] の順に選択して有効にできます 背景ドラッグは ツールバー上の [ 背景のドラッグ ] ボタン をクリックして有効にすることもできます 背景ドラッグを有効にすると マウスポインタが手の形になります 上下左右に背景をドラッグし チャートウィンドウの様々なセクションを表示できます インジケーターや他のチャート機能も連動して動きます 価格軸を上下にドラッグすることで 縦幅の縮尺も調節できます ドラッグを無効にするには 背景上で右クリックメニュー [ 背景のドラッグ ] を選択します 元のスケールに戻す場合には 上の [ 背景ドラッグを終了し 元のスケールを復元 ] を選択します ここで変更したスケールを維持したままにするためには [ 背景ドラッグを終了し 現在のスケールを維持 ] を選択します 縮尺を維持するオプションを選ぶ際 チャート描画範囲外にドラッグされたデータはチャート上に表示されなくなります ツールバーの [ 背景のドラッグ ] ボタンをクリックしてドラッグを無効にした場合は 元の縮尺の状態に戻ります Page 12 of 13
米国上場有価証券等のお取引に関する重要事項 < リスク > 米国株式及び米国 ETF REIT 預託証券 受益証券発行信託の受益証券等 ( 以下 米国株式等 ) の売買では 株価等の価格の変動 外国為替相場の変動等 又は発行者等の信用状況の悪化等により 元本損失が生じることがあります 米国 ETF 等の売買では 裏付けとなっている資産の株式相場 債券相場 金利水準 為替相場 不動産相場 商品相場等 ( これらの指数を含む ) や評価額の変動により 元本損失が生じることがあります 国外株式等の場合には その国の政治的 経済的 社会的な環境の変化のために 元本損失が生じることがあります < 手数料等 ( 税抜 )> 米国株式等の売買では 約定代金に対し 0.45%( ただし最低手数料 5 米ドル 手数料上限 20 米ドル ) の国内取引手数料がかかります また 上記取引手数料のほか売却時のみ現地取引費用がかかります 現地取引費用は 市場状況 現地情勢等に応じて決定されますので その金額等及び手数料等の合計額等をあらかじめ表示することはできません また 米国 ETF 等の売買では 保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります < その他 > お取引の際は 当社ウェブサイトに掲載の 上場有価証券等書面 リスク 手数料などの重要事項に関する説明 を必ずお読みください また 米国株式等は 国内金融商品取引所に上場されている場合や国内で公募 売出しが行われた場合等を除き 日本の法令に基づく企業内容等の開示が行われておりませんので 取引を行うにあたっては十分にご留意ください 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 165 号加入協会 : 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会一般社団法人日本投資顧問業協会 Page 13 of 13