H36 * H42 * H45 * H48 * H58 * 他に分類される疾患における網膜の障害他に分類される疾患における緑内障他に分類される疾患における硝子体及び眼球の障害他に分類される疾患における視神経及び視 ( 覚 ) 路の障害他に分類される疾患における眼及び付属器のその他の障害 眼瞼, 涙器

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桜町病院対応病名小分類別 診療科別 手術数 (2017/04/ /03/31) D12 D39 Ⅳ G64 女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物 D48 その他及び部位不明の性状不詳又は不明の新生物 Ⅲ 総数 構成比 (%) 該当無し Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅱ 新生物 C54 子宮体部

診断群分類医療資源を最も投入した傷病名年齢 出生時体重手術手術 処置等 1 MDC コード分類名 ICD 名称 ラ手術分岐ラ点数表名称ラコード時体重コー等コードグググト ト 対応 等等ググト 網膜芽細胞腫 網膜の悪性新生物 C692 手術なし 手術なし 1 1 リンパ節摘

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

日本の糖尿病患者数約 890 万人糖尿病の可能性が否定できない人約 1320 万人合わせて約 2210 万人 (2007 年厚生労働省による糖尿病実態調査 ) 糖尿病の患者様の約 40% に網膜症発生 毎年 3000 人以上が糖尿病網膜症で失明 2

糖尿病網膜症診療の現状

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一身体障害認定基準 1 総括的解説 (1) 視力の屈折異常がある者については 眼科的に最も適当な矯正眼鏡を選び 矯正後の視力によって判定する () 視力表は万国式を基準とした視力表を用いるものとする () 視野はゴールドマン視野計及び自動視野計又はこれらに準ずるものを用いて測定する ゴールドマン視野

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動脈硬化の診断 2 糖尿病による血管の病変の診断 頭蓋内の病気の診断など 3. 眼底検査の流れ 眼底は瞳孔の奥にあるため 瞳孔を開く目薬 ( 散瞳薬 ) をさします その後 10 分 ~15 分で瞳孔が開いた段階で いた段階で 眼底カメラなどを使って眼の奥を観察します 検査はわずかの時間で終わります

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(2) 傷病分類別ア入院患者入院患者を傷病分類別にみると 多い順に Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 千人となっている 病院では Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 147.

9.50 歳男性 仕事中にセメントが飛入し 両眼の眼痛と流涙を訴えて受診した 両眼ともに自己開瞼不能であるため 点眼麻酔を使用して前眼部検査を行なったところ 結膜充血と角膜混濁を認めた まず行なうべき処置はどれか a セメントの除去 b 大量のアンモニア水による洗眼 d 抗菌剤の点眼 c 大量の生理

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施設の種類別に年次推移をみると 入院では 病院は 8 年からほぼ横ばいであったが 20 年は減少しており 一般診療所は昭和 59 年から減少傾向にある 外来では 病院 一般診療所ともに 20 年は減少しており 歯科診療所は 14 年から増加傾向にある ( 図 1 統計表 1 2) 年齢階級別にみると

Fuchs( フックス ) 角膜内皮変性症 1. 概要 Fuchs( フックス ) 角膜内皮変性症は 原発性に角膜内皮が障害され 進行性に内皮細胞数の減少をきたす疾患である 正常人でも角膜内皮は老化とともに漸減していくが フックス症では内皮細胞数の異常減少とともに細胞の形態異常も伴い 進行すると水疱

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耳介又は外耳道せつ<フルンケル> H60.1 外耳の蜂巣炎 < 蜂窩織炎 > 蜂巣炎 < 蜂窩織炎 >: 耳介 外耳道 H60.2 悪性外耳炎 H60.3 その他の感染性外耳炎外耳炎 : びまん性 出血性スイマーズイヤー <swimmer's ear> H60.4 外耳道真珠腫 ( 症 ) 外耳道閉

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110 川崎医学会誌 登場などにより, 眼内レンズを挿入しても眼内炎症がコントロール可能な程度に抑えられるようになったため, 生後 1ヶ月未満という若年期の手術であっても眼内レンズを挿入する施設もある 1). 白内障術後には, 成人であっても小児であっても, 眼内レンズを挿入している水晶体嚢が術後に

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亢進の存在 ) では脳卒中などの循環器疾患の発症の危険が約 2 倍まで 3 度相当の所見 ( 高血圧性網膜症 ) では脳卒中などの循環器疾患の発症の危険が 2 倍以上に さらに視神経乳頭浮腫があれば循環器死亡の危険が高いことが再確認された このような最新の根拠に基づいて Wong-Mitchell

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い結合組織性の瞼板がある 瞼板中には 30~40 個の瞼板腺 ( マイボーム Meibome 腺 ) が一列に存在し 導管は眼瞼後縁に開口する 前縁には 睫毛 ( まつ毛 ) が 2~3 列あり その根部に睫毛腺 ( モル Moll 腺 ) また脂腺 ( ツァイス Zeiss 腺 ) が開く 涙腺は

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健康保険が使えるときと使えないとき 健康保険の給付の対象となるのは 方法として安全性や有効性が認められ あらかじめ国によって保険の適用 が認められている養に限られます こんなときは 仕事や日常生活にさしさわり のないソバカス アザ ニキ ビ ホクロ わきがなど 17-1 回復の見込みがない近視 遠視


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四消化器系 ( 口腔及び歯牙 を除く ) 五血液及び造血器系六腎臓 泌尿器系及び生殖器系 ( 二 ) 心筋障害又はその徴候がないこと ( 三 ) 冠動脈疾患又はその徴候がないこと ( 四 ) 航空業務に支障を来すおそれのある先天性心疾患がないこと ( 五 ) 航空業務に支障を来すおそれのある後天性弁

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基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

母側病態 ( 基本分類 ) 別 平成 16 年側病態妊娠満 22 週以後の死産早期新生児死亡 P00 P01 P02 P03 P04 P99 P00 P01 P02 P03 P04 P99 総数現在の妊娠母体の妊胎盤, 臍帯その他の胎盤又は母体に原総数現在の妊娠母体の妊胎盤, 臍帯その他の胎盤又は母

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症状とその鑑別 必要となる 全身投与は 結膜炎の 期待できる を早める効果も には局所ならびに全身投与が必要となる 近年の 年代に入って海外ではアジスロマイシ ンジスロマック の 淋菌の抗菌薬耐性化は顕著であり 多剤耐性化が進んで 回投与によりクラミジア結膜炎 のが可能という報告もあり いる 全身投

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Transcription:

第 Ⅶ 章眼及び付属器の疾患 (H00-H59) Diseases of the eye and adnexa 周産期に発生した病態 (P00-P96) 感染症及び寄生虫症 (A00-B99) 妊娠, 分娩及び産じょく< 褥 >の合併症 (O00-O99) 先天奇形, 変形及び染色体異常 (Q00-Q99) 内分泌, 栄養及び代謝疾患 (E00-E90) 損傷, 中毒及びその他の外因の影響 (S00-T98) 新生物 < 腫瘍 >(C00-D48) 症状, 徴候及び異常臨床所見 異常検査所見で他に分類されないもの (R00-R99) 本章は, 次の中間分類項目を含む : H00-H06 眼瞼, 涙器及び眼窩の障害 H10-H13 結膜の障害 H15-H22 強膜, 角膜, 虹彩及び毛様体の障害 H25-H28 水晶体の障害 H30-H36 脈絡膜及び網膜の障害 H40-H42 緑内障 H43-H45 硝子体及び眼球の障害 H46-H48 視神経及び視 ( 覚 ) 路の障害 H49-H52 眼筋, 眼球運動, 調節及び屈折の障害 H53-H54 視機能障害及び盲 < 失明 > H55-H59 眼及び付属器のその他の障害 本章の星印 ( * ) 項目は下記のとおりである : H03 * 他に分類される疾患における眼瞼の障害 H06 * 他に分類される疾患における涙器及び眼窩の障害 H13 * 他に分類される疾患における結膜の障害 H19 * 他に分類される疾患における強膜及び角膜の障害 H22 * 他に分類される疾患における虹彩及び毛様体の障害 H28 * 他に分類される疾患における白内障及び水晶体のその他の障害 H32 * 他に分類される疾患における網脈絡膜の障害 - 1 -

H36 * H42 * H45 * H48 * H58 * 他に分類される疾患における網膜の障害他に分類される疾患における緑内障他に分類される疾患における硝子体及び眼球の障害他に分類される疾患における視神経及び視 ( 覚 ) 路の障害他に分類される疾患における眼及び付属器のその他の障害 眼瞼, 涙器及び眼窩の障害 (H00-H06) Disorders of eyelid, lacrimal system and orbit H00 麦粒腫及びさん< 霰 > 粒腫 Hordeolum and chalazion H00.0 麦粒腫及びその他の眼瞼深部の炎症膿瘍眼瞼せつ<フルンケル> ものもらい H00.1 さん< 霰 > 粒腫 H01 眼瞼のその他の炎症 Other inflammation of eyelid H01.0 眼瞼炎 眼瞼結膜炎 (H10.5) H01.1 眼瞼の非感染性皮膚症皮膚炎 : アレルギー性 接触 湿疹性円板状エリテマトーデス< 紅斑性狼瘡 ><DLE> 乾皮症 H01.8 眼瞼のその他の明示された炎症 H01.9 眼瞼の炎症, 詳細不明 H02 眼瞼のその他の障害 Other disorders of eyelid - 2 - 眼瞼

眼瞼の先天奇形 (Q10.0-Q10.3) H02.0 眼瞼内反 ( 症 ) 及び ( 眼瞼 ) 睫毛乱生 ( 症 ) H02.1 眼瞼外反 ( 症 ) H02.2 兎眼 H02.3 眼瞼皮膚し< 弛 > 緩症 H02.4 眼瞼下垂 H02.5 眼瞼機能のその他の障害眼瞼癒着眼瞼縮小眼瞼後退 ( 症 ) 眼瞼けいれん< 痙攣 >(G24.5) チック ( 心因性 )(F95.-) 器質性(G25.6) H02.6 眼瞼偏平黄色腫 < 黄色板症 > H02.7 眼瞼及び眼周囲のその他の変性障害肝斑 <しみ> 睫毛禿眼瞼白斑 H02.8 眼瞼のその他の明示された障害眼瞼の多毛症眼瞼内の異物残留 H02.9 眼瞼の障害, 詳細不明 H03 * 他に分類される疾患における眼瞼の障害 Disorders of eyelid in diseases classified elsewhere H03.0 * 他に分類される疾患における眼瞼の寄生虫症下記における眼瞼の寄生虫症 : リーシュマニア症(B55.- ) ロア糸状虫症(B74.3 ) オンコセルカ症(B73 ) ケジラミ症(B85.3 ) ニキビダニ属種による眼瞼の皮膚炎 (B88.0 ) - 3 -

H03.1 * 他に分類されるその他の感染症における眼瞼の障害下記における眼瞼の障害 : ヘルペスウイルス [ 単純ヘルペス ] 感染症 (B00.5 ) ハンセン<Hansen> 病 (A30.- ) 伝染性軟属腫(B08.1 ) 結核(A18.4 ) フランベジア<yaws>(A66.- ) 帯状疱疹(B02.3 ) H03.8 * 他に分類されるその他の疾患における眼瞼の障害膿か< 痂 > 疹における眼瞼の障害 (L01.0 ) H04 涙器の障害 Disorders of lacrimal system 涙器の先天奇形 (Q10.4-Q10.6) H04.0 涙腺炎慢性涙腺腫大 H04.1 涙腺のその他の障害涙腺のう< 嚢 > 腫眼 ( 球 ) 乾燥症候群涙腺 : のう< 嚢 > 胞 萎縮 H04.2 流涙 H04.3 涙道の急性及び詳細不明の炎症涙のう< 嚢 > 炎 ( フレグモーネ< 蜂巣炎 > 性 ) 急性, 亜急性又は詳細不明涙のう< 嚢 > 周囲炎涙小管炎 新生児涙のう< 嚢 > 炎 (P39.1) H04.4 涙道の慢性炎症涙のう< 嚢 > 炎涙小管炎慢性涙器の粘液のう< 嚢 > 胞 < 腫 > - 4 -

H04.5 涙道の狭窄及び不全涙 ( 結 ) 石涙点外反涙小管狭窄鼻涙管狭窄涙のう< 嚢 > 狭窄 H04.6 涙道におけるその他の変化涙道瘻 H04.8 涙器のその他の障害 H04.9 涙器の障害, 詳細不明 H05 眼窩の障害 Disorders of orbit 眼窩の先天奇形 (Q10.7) H05.0 眼窩の急性炎症膿瘍蜂巣炎眼窩骨髄炎骨膜炎テノンのう< 嚢 > 炎 H05.1 眼窩の慢性炎症性障害眼窩肉芽腫 H05.2 眼球突出眼球偏位 ( 耳側 ) NOS 出血眼窩浮腫 H05.3 眼窩の変形萎縮眼窩外骨 ( 腫 ) 症 H05.4 眼球陥入 < 陥凹 > H05.5 眼窩の穿通創後の異物残留 ( 陳旧性 ) 球後異物 - 5 -

H05.8 眼窩のその他の障害 眼窩のう< 嚢 > 胞 H05.9 眼窩の障害, 詳細不明 H06 * 他に分類される疾患における涙器及び眼窩の障害 Disorders of lacrimal system and orbit in diseases classified elsewhere H06.0 * 他に分類される疾患における涙器の障害 H06.1 * 他に分類される疾患における眼窩の寄生虫症 眼窩のエキ<ヒ>ノコックス症 (B67.- ) 眼窩のハエ幼虫症 (B87.2 ) H06.2 * 甲状腺機能異常性眼球突出 ( 症 )(E05.- ) H06.3 * 他に分類される疾患における眼窩のその他の障害 結膜の障害 (H10-H13) Disorders of conjunctiva H10 結膜炎 Conjunctivitis 角結膜炎 (H16.2) H10.0 粘液膿性結膜炎 H10.1 急性アトピー性結膜炎 H10.2 その他の急性結膜炎 H10.3 急性結膜炎, 詳細不明 新生児眼炎 NOS(P39.1) H10.4 慢性結膜炎 H10.5 眼瞼結膜炎 H10.8 その他の結膜炎 H10.9 結膜炎, 詳細不明 H11 結膜のその他の障害 Other disorders of conjunctiva 角結膜炎 (H16.2) H11.0 翼状片 - 6 -

偽翼状片 (H11.8) H11.1 結膜変性及び沈着症結膜 ( 性 ): 銀症 結石 色素沈着 乾燥症 NOS H11.2 結膜瘢痕瞼球癒着 H11.3 結膜出血結膜下出血 H11.4 その他の結膜の血管障害及びのう< 嚢 > 胞結膜 : 動脈瘤 充血 浮腫 H11.8 結膜のその他の明示された障害偽翼状片 H11.9 結膜の障害, 詳細不明 H13 * 他に分類される疾患における結膜の障害 Disorders of conjunctiva in diseases classified elsewhere H13.0 * 結膜のフィラリア症 < 糸状虫症 >(B74.- ) H13.1 * 他に分類される感染症及び寄生虫症における結膜炎結膜炎 ( 下記によるもの ): アカントアメーバ性(B60.1 ) アデノウイルス性ろ< 濾 > 胞性 ( 急性 )(B30.1 ) クラミジア(A74.0 ) ジフテリア( 性 )(A36.8 ) 淋菌性(A54.3 ) 出血性( 急性 )( 流行性 )(B30.3 ) ヘルペスウイルス [ 単純ヘルペス ] ( 性 )(B00.5 ) 髄膜炎菌性(A39.8 ) - 7 -

ニューキャッスル<Newcastle>(B30.8 ) 帯状疱疹( 性 )(B02.3 ) H13.2 * 他に分類されるその他の疾患における結膜炎 H13.3 * 眼性類天疱瘡 (L12.- ) H13.8 * 他に分類される疾患における結膜のその他の障害 強膜, 角膜, 虹彩及び毛様体の障害 (H15-H22) Disorders of sclera, cornea, iris and ciliary body H15 強膜の障害 Disorders of sclera H15.0 強膜炎 H15.1 上強膜炎 H15.8 強膜のその他の障害赤道ぶどう腫強膜拡張 変性近視 (H44.2) H15.9 強膜の障害, 詳細不明 H16 角膜炎 Keratitis H16.0 角膜潰瘍潰瘍 : 角膜: NOS 中心 辺縁 穿孔性 輪( 状 ) 前房蓄膿を伴う 蚕食性 <モーレン<Mooren>> H16.1 その他の表層角膜炎, 結膜炎を伴わないもの角膜炎 : - 8 -

輪紋状 糸状 銭型 < 貨幣状 > 星状 線状 点状表層光線角膜炎雪眼炎 < 雪眼 > H16.2 角結膜炎角結膜炎 : NOS 兎眼性 < 曝露性 > 神経栄養性 < 麻痺性 > フリクテン性結節性眼炎結膜炎を伴う表層角膜炎 H16.3 実質性及び深層角膜炎 H16.4 角膜血管新生ゴースト< 残影 > 血管 ( 角膜 ) パンヌス ( 角膜 ) H16.8 その他の角膜炎 H16.9 角膜炎, 詳細不明 H17 角膜瘢痕及び混濁 Corneal scars and opacities H17.0 癒着白斑 H17.1 その他の角膜中心混濁 H17.8 その他の角膜瘢痕及び混濁 H17.9 角膜瘢痕及び混濁, 詳細不明 H18 角膜のその他の障害 Other disorders of cornea H18.0 角膜着色及び色素沈着角膜血染カイザー フライシャー <Kayser-Fleischer> 輪 - 9 -

クルケンベルグ<Krukenberg> 紡錘ステーエリ<Staehli> 線薬物誘発性で, 薬物の分類が必要な場合は, 追加外因コード (ⅩⅩ 章 ) を使用する H18.1 水疱性角膜症 H18.2 その他の角膜浮腫 H18.3 角膜の膜様変化ひだ<すう< 皺 > 襞 > デスメ<Descemet> 膜破裂 H18.4 角膜変性老人環帯状角膜症 蚕食性角膜潰瘍 <モーレン<Mooren> 潰瘍 >(H16.0) H18.5 遺伝性角膜ジストロフィジストロフィ : 角膜: 上皮性 顆粒性 格子状 斑状 フックス<Fuchs> H18.6 円錐角膜 H18.7 その他の角膜変形角膜 : 拡張 ぶどう腫デスメ瘤 <descemetocele> 角膜の先天奇形 (Q13.3-Q13.4) H18.8 角膜のその他の明示された障害知覚脱失 < 消失 > 知覚鈍麻角膜反復性びらん - 10 -

H18.9 角膜の障害, 詳細不明 H19 * 他に分類される疾患における強膜及び角膜の障害 Disorders of sclera and cornea in diseases classified elsewhere H19.0 * 他に分類される疾患における強膜炎及び上強膜炎梅毒性上強膜炎 (A52.7 ) 結核性上強膜炎 (A18.5 ) 帯状疱疹 ( 性 ) 強膜炎 (B02.3 ) H19.1 * ヘルペスウイルス ( 性 ) 角膜炎及び角結膜炎 (B00.5 ) 樹枝状及び円板状角膜炎 H19.2 * 他に分類されるその他の感染症及び寄生虫症における角膜炎及び角結膜炎流行性角結膜炎 (B30.0 ) 下記における角膜炎及び角結膜炎 ( 実質性 ): アカントアメーバ症(B60.1 ) 麻疹(B05.8 ) 梅毒(A50.3 ) 結核(A18.5 ) 帯状疱疹(B02.3 ) H19.3 * 他に分類されるその他の疾患における角膜炎及び角結膜炎乾性角結膜炎 (M35.0 ) H19.8 * 他に分類される疾患における強膜及び角膜のその他の障害ダウン<Down> 症候群における円錐角膜 (Q90.- ) H20 虹彩毛様体炎 Iridocyclitis H20.0 急性及び亜急性虹彩毛様体炎前部ぶどう膜炎毛様体炎急性, 反復性又は亜急性虹彩炎 H20.1 慢性虹彩毛様体炎 H20.2 水晶体原性虹彩毛様体炎 H20.8 その他の虹彩毛様体炎 H20.9 虹彩毛様体炎, 詳細不明 H21 虹彩及び毛様体のその他の障害 Other disorders of iris and ciliary body - 11 -

交感性眼炎 (H44.1) H21.0 前房出血 外傷性前房出血 (S05.1) H21.1 虹彩及び毛様体のその他の血管障害虹彩又は毛様体の血管新生虹彩ルベオーシス H21.2 虹彩及び毛様体の変性下記の変性 : 虹彩( 色素性 ) 瞳孔縁虹彩欠損 ( 症 ) 虹彩萎縮 ( 本態性 )( 進行性 ) 縮瞳性瞳孔のう< 嚢 > 胞虹彩分離 ( 症 ) H21.3 虹彩, 毛様体及び前房ののう< 嚢 > 胞虹彩, 毛様体又は前房ののう< 嚢 > 胞 : NOS 滲出性 移植性 寄生虫性 縮瞳性瞳孔のう< 嚢 > 胞 (H21.2) H21.4 瞳孔膜膨隆虹彩瞳孔 : 閉鎖 遮断 H21.5 虹彩及び毛様体のその他の癒着及び破壊隅角癒着虹彩離断隅角後退 - 12 -

虹彩癒着 : NOS 前 後 瞳孔偏位 (Q13.2) H21.8 虹彩及び毛様体のその他の明示された障害 H21.9 虹彩及び毛様体の障害, 詳細不明 H22 * 他に分類される疾患における虹彩及び毛様体の障害 Disorders of iris and ciliary body in diseases classified elsewhere H22.0 * 他に分類される感染症及び寄生虫症における虹彩毛様体炎下記における虹彩毛様体炎 : 淋菌感染症(A54.3 ) ヘルペスウイルス [ 単純ヘルペス ] 感染症 (B00.5 ) 梅毒( 第 2 期 )(A51.4 ) 結核(A18.5 ) 帯状疱疹(B02.3 ) H22.1 * 他に分類されるその他の疾患における虹彩毛様体炎下記における虹彩毛様体炎 : 強直脊椎炎(M45 ) サルコイドーシス(D86.8 ) H22.8 * 他に分類される疾患における虹彩及び毛様体のその他の障害 水晶体の障害 (H25-H28) Disorders of lens H25 老人性白内障 Senile cataract 水晶体の偽落屑を伴うのう< 嚢 > 性緑内障 (H40.1) H25.0 老人性初発白内障老人性白内障 : 冠状 - 13 -

皮質性 点状 のう< 嚢 > 下 ( 前 )( 後 ) 極( 前 )( 後 ) 水隙 H25.1 老人性核白内障褐色白内障核硬化性白内障 H25.2 老人性白内障, モルガニー <Morgagni> 型老人性過熟白内障 H25.8 その他の老人性白内障老人性白内障の複合型 H25.9 老人性白内障, 詳細不明 H26 その他の白内障 Other cataract 先天 ( 性 ) 白内障 (Q12.0) H26.0 乳児, 若年及び初老期白内障 H26.1 外傷性白内障原因の分類が必要な場合は, 追加外因コード (ⅩⅩ 章 ) を使用する H26.2 併発白内障慢性虹彩毛様体炎における白内障眼疾患に続発する白内障緑内障斑 <グラウコ-マフレッケ>( のう< 嚢 > 下 ) H26.3 薬物誘発性白内障薬物の分類が必要な場合は, 追加外因コード (ⅩⅩ 章 ) を使用する H26.4 後発白内障続発性白内障ゾンメルリング<Soemmerring> 輪 H26.8 その他の明示された白内障 H26.9 白内障, 詳細不明 H27 水晶体のその他の障害 Other disorders of lens - 14 -

先天 ( 性 ) 水晶体奇形 (Q12.-) 眼内レンズの機械的合併症 (T85.2) 眼内レンズ挿入眼 (Z96.1) H27.0 無水晶体 ( 眼 ) H27.1 水晶体偏位 水晶体脱臼 H27.8 水晶体のその他の明示された障害 H27.9 水晶体の障害, 詳細不明 H28 * 他に分類される疾患における白内障及び水晶体のその他の障害 Cataract and other disorders of lens in diseases classified elsewhere H28.0 * 糖尿病 ( 性 ) 白内障 ( 共通 4 桁項目.3 を伴うE10-E14 ) H28.1 * その他の内分泌, 栄養及び代謝疾患における白内障副甲状腺 < 上皮小体 > 機能低下症における白内障 (E20.- ) 栄養失調 脱水 ( 性 ) 白内障 (E40-E46 ) H28.2 * 他に分類されるその他の疾患における白内障筋緊張性白内障 (G71.1 ) H28.8 * 他に分類される疾患における水晶体のその他の障害 脈絡膜及び網膜の障害 (H30-H36) Disorders of choroid and retina H30 網脈絡膜の炎症 Chorioretinal inflammation H30.0 網脈絡膜の局在性炎症局在性 : 網脈絡膜炎 脈絡膜炎 網膜炎 脈絡網膜炎 H30.1 網脈絡膜の散在性炎症散在性 : 網脈絡膜炎 脈絡膜炎 - 15 -

網膜炎 脈絡網膜炎 滲出性網膜症 (H35.0) H30.2 後部毛様体炎周辺部ぶどう膜炎 H30.8 その他の網脈絡膜の炎症原田 <Harada> 病 H30.9 網脈絡膜の炎症, 詳細不明網脈絡膜炎脈絡膜炎 NOS 網膜炎脈絡網膜炎 H31 脈絡膜のその他の障害 Other disorders of choroid H31.0 網脈絡膜瘢痕後極部黄斑瘢痕 ( 炎症後 )( 外傷後 ) 日光 < 太陽 > 網膜症 H31.1 脈絡膜変性萎縮脈絡膜硬化症 網膜色素線条 (H35.3) H31.2 遺伝性脈絡膜ジストロフィ全脈絡膜萎縮 ( 症 )<choroideremia> 脈絡膜ジストロフィ ( 中心輪紋状 )( びまん性 )( 乳頭周囲 ) 脳回状脈絡膜萎縮 オルニチン血症 (E72.4) H31.3 脈絡膜の出血及び破裂 < 断裂 > 脈絡膜出血 : NOS 駆逐性 <expulsive> - 16 -

H31.4 脈絡膜剥離 H31.8 脈絡膜のその他の明示された障害 H31.9 脈絡膜の障害, 詳細不明 H32 * 他に分類される疾患における網脈絡膜の障害 Chorioretinal disorders in diseases classified elsewhere H32.0 * 他に分類される感染症及び寄生虫症における網脈絡膜の炎症網脈絡膜炎 : 梅毒性, 晩期 (A52.7 ) トキソプラズマ(B58.0 ) 結核性(A18.5 ) H32.8 * 他に分類される疾患におけるその他の網脈絡膜の障害タンパク< 蛋白 > 尿性網膜炎 (N18.5 ) 腎性網膜炎 (N18.5 ) H33 網膜剥離及び裂孔 Retinal detachments and breaks 網膜色素上皮剥離 (H35.7) H33.0 網膜剥離, 網膜裂孔を伴うもの裂孔原性網膜剥離 H33.1 網膜分離症及び網膜のう< 嚢 > 胞 ( 網膜 ) 鋸状縁のう< 嚢 > 胞網膜の寄生虫性のう< 嚢 > 胞 NOS 網膜の偽のう< 嚢 > 胞 先天 ( 性 ) 網膜分離症 (Q14.1) 小のう< 嚢 > 胞状網膜変性 (H35.4) H33.2 漿液性網膜剥離網膜剥離 : NOS 網膜裂孔を伴わないもの 中心性漿液性網脈絡膜症 (H35.7) H33.3 網膜裂孔, 剥離を伴わないもの - 17 -

馬蹄形裂孔網膜, 離の記載のないもの円孔 ( 網膜裂孔の ) 蓋網膜裂孔 NOS 網膜剥離手術後の網脈絡膜瘢痕 (H59.8) 周辺網膜変性, 裂孔を伴わないもの (H35.4) H33.4 牽引性網膜剥離網膜剥離を伴う増殖性硝子体網膜症 H33.5 その他の網膜剥離 H34 網膜血管閉塞症 Retinal vascular occlusions 一過性黒内障 (G45.3) H34.0 一過性網膜動脈閉塞症 H34.1 網膜中心動脈閉塞症 H34.2 その他の網膜動脈閉塞症ホレンホースト<Hollenhorst>のプラーク網膜 : 動脈閉塞症: 分枝 一部 微小塞栓症 H34.8 その他の網膜血管閉塞症網膜静脈閉塞症 : 中心 初発 部分 分枝 H34.9 網膜血管閉塞症, 詳細不明 H35 その他の網膜障害 Other retinal disorders H35.0 単純性網膜症及び網膜血管変化 - 18 -

網膜血管の変化網膜 : 毛細血管瘤 血管新生 血管周囲炎 静脈瘤 血管鞘形成 血管炎網膜症 : NOS 背景 NOS コーツ<Coats> 病 滲出性 高血圧性 H35.1 未熟児網膜症後水晶体線維増殖症 H35.2 その他の増殖網膜症増殖性硝子体網膜症 網膜剥離を伴う増殖性硝子体網膜症 (H33.4) H35.3 黄斑及び後極の変性網膜色素線条のう< 嚢 > 胞ドルーゼン ( 変性 ) 黄斑 ( 円 ) 孔ひだクーント ユニウス<Kuhnt-Junius> 変性老人性 < 円板状 > 黄斑変性 ( 萎縮性 )( 滲出性 ) 中毒性黄斑症薬物誘発性で, 薬物の分類が必要な場合は, 追加外因コード (ⅩⅩ 章 ) を使用する H35.4 周辺網膜変性網膜変性 : NOS - 19 -

格子状 小のう< 嚢 > 胞状 柵状 敷石状 網状 網膜裂孔を伴うもの (H33.3) H35.5 遺伝性網膜ジストロフィジストロフィ : 網膜性( 白点状 )( 色素性 )( 卵黄状 ) 色素上皮網膜性 硝子体網膜性網膜色素変性 < 色素性網膜炎 > スターガード<Stargardt> 病 H35.6 網膜出血 H35.7 網膜層の分離中心性漿液性網脈絡膜症網膜色素上皮剥離 H35.8 その他の明示された網膜障害 H35.9 網膜障害, 詳細不明 H36 * 他に分類される疾患における網膜の障害 Retinal disorders in diseases classified elsewhere H36.0 * 糖尿病 ( 性 ) 網膜症 ( 共通 4 桁項目.3 を伴うE10-E14 ) H36.8 * 他に分類される疾患におけるその他の網膜障害アテローム<じゅく< 粥 > 状 > 硬化性網膜症 (I70.8 ) 増殖性鎌状赤血球性網膜症 (D57.- ) 脂質蓄積症における網膜ジストロフィ (E75.- ) 緑内障 (H40-H42) Glaucoma H40 緑内障 Glaucoma - 20 -

絶対緑内障 (H44.5) 先天 ( 性 ) 緑内障 (Q15.0) 出産損傷による外傷性緑内障 (P15.3) H40.0 緑内障の疑い高眼圧症 H40.1 原発開放隅角緑内障緑内障 ( 原発性 )( 残存期 ): 水晶体の偽落屑を伴うのう< 嚢 > 性 慢性単( 純 ) 性 低眼圧 色素性 H40.2 原発閉塞隅角緑内障閉塞隅角緑内障 ( 原発性 )( 残存期 ): 急性 慢性 間欠 < 歇 > 性 H40.3 眼の外傷に続発する緑内障原因の分類が必要な場合は, 追加コードを使用する H40.4 眼の炎症に続発する緑内障原因の分類が必要な場合は, 追加コードを使用する H40.5 その他の眼疾患に続発する緑内障原因の分類が必要な場合は, 追加コードを使用する H40.6 薬物による続発緑内障薬物の分類が必要な場合は, 追加外因コード (ⅩⅩ 章 ) を使用する H40.8 その他の緑内障 H40.9 緑内障, 詳細不明 H42 * 他に分類される疾患における緑内障 Glaucoma in diseases classified elsewhere H42.0 * 内分泌, 栄養及び代謝疾患における緑内障下記における緑内障 : アミロイドーシス<アミロイド症 >(E85.- ) ロウ<Lowe> 症候群 (E72.0 ) - 21 -

H42.8 * 他に分類されるその他の疾患における緑内障 オンコセルカ症における緑内障 (B73 ) 硝子体及び眼球の障害 (H43-H45) Disorders of vitreous body and globe H43 硝子体の障害 Disorders of vitreous body H43.0 硝子体脱出 白内障手術に続発する硝子体症候群 (H59.0) H43.1 硝子体出血 H43.2 硝子体内結晶沈着 H43.3 その他の硝子体混濁硝子体膜及び硝子体索 H43.8 硝子体のその他の障害硝子体 : 変性 剥離 網膜剥離を伴う増殖性硝子体網膜症 (H33.4) H43.9 硝子体の障害, 詳細不明 H44 眼球の障害 Disorders of globe 包含 : 眼の多部位 < 組織 >に影響する障害 H44.0 化膿性眼内炎全眼球炎硝子体膿瘍 H44.1 その他の眼内炎寄生虫性眼内炎 NOS 交感性眼炎 H44.2 変性近視 - 22 -

H44.3 眼球のその他の変性性障害銅症眼のシデローシス H44.4 低眼圧 H44.5 眼球の変性病態絶対緑内障眼球萎縮眼球ろう< 癆 > H44.6 眼内磁性異物残留 ( 陳旧性 ) 磁気異物残留 ( 陳旧性 )( 下記におけるもの ): 前房 毛様体 虹彩 水晶体 眼球後壁 硝子体 H44.7 眼内非磁性異物残留 ( 陳旧性 ) 異物残留 ( 非磁性 )( 陳旧性 )( 下記におけるもの ): 前房 毛様体 虹彩 水晶体 眼球後壁 硝子体 H44.8 眼球のその他の障害眼球血症眼球脱臼 H44.9 眼球の障害, 詳細不明 H45 * 他に分類される疾患における硝子体及び眼球の障害 Disorders of vitreous body and globe in diseases classified elsewhere H45.0 * 他に分類される疾患における硝子体出血 H45.1 * 他に分類される疾患における眼内炎下記における眼内炎 : - 23 -

のう< 嚢 >( 尾 ) 虫症 (B69.1 ) オンコセルカ症(B73 ) トキソカラ症(B83.0 ) H45.8 * 他に分類される疾患における硝子体及び眼球のその他の障害 視神経及び視 ( 覚 ) 路の障害 (H46-H48) Disorders of optic nerve and visual pathways H46 視神経炎 Optic neuritis 包含 : 視 ( 神経 ) ニューロパチ<シ> ー, 虚血性を除く視神経乳頭炎球後視神経炎 NOS 虚血性視 ( 神経 ) ニューロパチ<シ> ー (H47.0) 視神経脊髄炎 [ デビック<Devic> 病 ] (G36.0) H47 視神経 [ 第 2 脳神経 ] 及び視 ( 覚 ) 路のその他の障害 Other disorders of optic [2nd] nerve and visual pathways H47.0 視神経の障害, 他に分類されないもの視神経の圧迫視神経鞘内出血虚血性視 ( 神経 ) ニューロパチ<シ> ー H47.1 乳頭浮腫, 詳細不明 H47.2 視神経萎縮視神経乳頭耳側蒼白 H47.3 視神経乳頭のその他の障害視神経乳頭のドルーゼン偽乳頭浮腫 H47.4 視 ( 神経 ) 交叉の障害 H47.5 その他の視 ( 覚 ) 路の障害視索, ( 外側 ) 膝状体及び視放線の障害 H47.6 視覚皮質の障害 - 24 -

H47.7 視 ( 覚 ) 路の障害, 詳細不明 H48 * 他に分類される疾患における視神経 [ 第 2 脳神経 ] 及び視 ( 覚 ) 路の障害 Disorders of optic [2nd] nerve and visual pathways in diseases classified elsewhere H48.0 * 他に分類される疾患における視神経萎縮晩期梅毒における視神経萎縮 (A52.1 ) H48.1 * 他に分類される疾患における球後視神経炎下記における球後視神経炎 : 晩期梅毒(A52.1 ) 髄膜炎菌感染症(A39.8 ) 多発性硬化症(G35 ) H48.8 * 他に分類される疾患における視神経及び視 ( 覚 ) 路のその他の障害 眼筋, 眼球運動, 調節及び屈折の障害 (H49-H52) Disorders of ocular muscles, binocular movement, accommodation and refraction 眼振及びその他の不規則眼球運動 (H55) H49 麻痺性斜視 Paralytic strabismus 眼筋麻痺 : 内(H52.5) 核間(H51.2) 進行性核上性(G23.1) H49.0 第 3 脳神経 [ 動眼神経 ] 麻痺 H49.1 第 4 脳神経 [ 滑車神経 ] 麻痺 H49.2 第 6 脳神経 [ 外転神経 ] 麻痺 H49.3 全 ( 外 ) 眼筋麻痺 H49.4 進行性外眼筋麻痺 H49.8 その他の麻痺性斜視外眼筋麻痺 NOS カーンズ セイアー <Kearns-Sayre> 症候群 H49.9 麻痺性斜視, 詳細不明 - 25 -

H50 その他の斜視 Other strabismus H50.0 共同性内斜視内斜視 ( 交代性 )( 片眼性 ), 間欠 < 歇 > 性を除く H50.1 共同性外斜視外斜視 ( 交代性 )( 片眼性 ), 間欠 < 歇 > 性を除く H50.2 上下斜視上斜視下斜視 H50.3 間欠 < 歇 > 性斜視間欠 < 歇 > 性 : 内斜視 ( 交代性 )( 片眼性 ) 外斜視 H50.4 その他及び詳細不明の斜視共同性斜視 NOS 回旋斜視 <まわし斜視 > 微小斜視単眼固視症候群 H50.5 斜位交代性上斜位内斜位外斜位 H50.6 機械的斜視ブラウン<Brown> 症候群癒着による斜視外傷性単眼性眼球運動制限 H50.8 その他の明示された斜視デュエーン<Duane> 症候群 H50.9 斜視, 詳細不明 H51 両眼運動のその他の障害 Other disorders of binocular movement H51.0 共同注視麻痺 H51.1 輻輳 ( 開散 ) 不全及び過多 - 26 -

H51.2 核間 ( 眼筋 ) 麻痺 H51.8 両眼運動のその他の明示された障害 H51.9 両眼運動障害, 詳細不明 H52 屈折及び調節の障害 Disorders of refraction and accommodation H52.0 遠視 H52.1 近視 変性近視 (H44.2) H52.2 乱視 H52.3 不同視及び不等像視 ( 症 ) H52.4 老視 H52.5 調節の障害 内眼筋麻痺 ( 完全 )( 全 ) 麻痺 調節 けいれん< 痙攣 > H52.6 屈折のその他の障害 H52.7 屈折の障害, 詳細不明 視機能障害及び盲 < 失明 >(H53-H54) Visual disturbances and blindness H53 視覚障害 Visual disturbances H53.0 廃用性弱視弱視 : 不同視 遮断 斜視 H53.1 自覚的視覚障害眼精疲労昼盲変視症 - 27 -

しゅう< 羞 > 明 <まぶしがり>( 症 ) 閃輝暗点突然視力喪失光輪視 < 暈輪視 ><visual halos> 幻視 (R44.1) H53.2 複視 H53.3 両眼視のその他の障害網膜対応異常立体視欠如を伴う融像融像を伴わない同時視両眼視の抑制 H53.4 視野欠損盲点の拡大求心性視野狭窄半盲 ( 異側性 )( 同側性 ) 四半盲暗点 : 弓状 ビェルム<Bjerrum> 中心 輪状 H53.5 色覚異常色盲全色盲 < 一色型色覚 > 後天性色覚異常第 1 色弱 < 赤色弱 > 第 1 色盲 < 赤色盲 > 第 2 色弱 < 緑色弱 > 第 2 色盲 < 緑色盲 > 第 3 色弱 < 青色弱 > 第 3 色盲 < 青色盲 > - 28 -

昼盲 (H53.1) H53.6 夜盲 ビタミンA 欠乏症によるもの (E50.5) H53.8 その他の視覚障害 H53.9 視覚障害, 詳細不明 H54 両眼性及び単眼性視覚障害 ( 盲を含む ) Visual impairment including blindness (binocular or monocular) 注 : 視覚障害の定義については下記の表を参照 一過性黒内障 (G45.3) H54.0 両眼性盲項目 3, 4,5の視覚障害 H54.1 両眼性重度視覚障害項目 2の視覚障害 H54.2 両眼性中度視覚障害項目 1の視覚障害 H54.3 両眼性軽度視覚障害又は視覚障害なし項目 0の視覚障害 H54.4 単眼性盲単眼の項目 3,4,5の視覚障害及び他眼の項目 0,1,2,9 の視覚障害 H54.5 単眼性重度視覚障害単眼の項目 2 及び他眼の項目 0,1,9 の視覚障害 H54.6 単眼性中度視覚障害片眼の項目 1 及び他眼の項目 0,9 の視覚障害 H54.9 ( 両眼性 ) 視覚障害, 詳細不明項目 9 の視覚障害注 : 下記の表は 2002 年国際眼科理事会決議 <the Resolution of the International Council of Ophthalmology> 及び 2003 年 9 月 視覚の喪失及び視機能評価基準の開発 についての WHO 会議における勧告 <the Recommendations of the WHO Consultation on Development of Standards for Characterization of Vision Loss and Visual Functioning>によって勧告された視覚障害の重症度の分類である コード H54.0 から H54.3 の視覚障害の評価については, 両眼を解放して矯正視力を測 - 29 -

定する コード H54.4 から H54.6 の視覚障害の評価については, 片眼ごとの矯正視力を測定する 視野を考慮する場合, 良い方の眼が中心 10 度未満の患者は項目 3 に分類する 単眼性盲 (H54.4) では その眼には中心 10 度未満の視野障害があるとみなす 注 :H54 の分類表における 視覚障害 は 視覚障害なしか軽度の項目 0 中等度の 1 重度の 2 盲の 3,4,5 不特定の 9 で構成される 前の改訂版にあった 低視力 <low vision> は 必要な低視力 <low vision> ケアとの混乱を避けるために 1 及び 2 とする - 30 -

分類項目 0 視覚障害なし又は軽度の視覚障害 1 中度の視覚障害 2 重度の視覚障害 3 盲 6/18 3/10(0.3) 20/70 6/60 1/10(0.1) 20/200 遠見視力で表示 3/60 1/20(0.05) 20/400 下記未満 下記と同等又は以上 6/18 3/10(0.3) 20/70 6/60 1/10(0.1) 20/200 3/60 1/20(0.05) 20/400 1/60 * 1/50(0.02) 5/300(20/1200) 4 盲 1/60 * 1/50(0.02) 5/300(20/1200) 光覚弁 5 盲光覚なし 9 未決定又は詳細不明 * あるいは 1 メートルで指数弁 (CF) 眼及び付属器のその他の障害 (H55-H59) Other disorders of eye and adnexa H55 眼振及びその他の不規則眼球運動 Nystagmus and other irregular eye movements 包含 : 眼振 : NOS 先天性 - 31 -

遮断性 <deprivation> 解離性 潜伏性 H57 眼及び付属器のその他の障害 Other disorders of eye and adnexa H57.0 瞳孔機能異常 H57.1 眼痛 H57.8 眼及び付属器のその他の明示された障害 H57.9 眼及び付属器の障害, 詳細不明 H58 * 他に分類される疾患における眼及び付属器のその他の障害 Other disorders of eye and adnexa in diseases classified elsewhere H58.0 * 他に分類される疾患における瞳孔機能異常アーガイルロバートソン<Argyll Robertson> 現象又は瞳孔, 梅毒性 (A52.1 ) H58.1 * 他に分類される疾患における視覚障害 H58.8 * 他に分類される疾患における眼及び付属器のその他の明示された障害梅毒性眼障害 NEC: 先天: 早期(A50.0 ) 晩期(A50.3 ) 早期( 第 2 期 )(A51.4 ) 晩期(A52.7 ) H59 眼及び付属器の処置後障害, 他に分類されないもの Postprocedural disorders of eye and adnexa, not elsewhere classified 下記による機械的合併症 : 眼内レンズ(T85.2) その他の眼球プロステーシス, 挿入物及び移植片 (T85.3) 眼内レンズ挿入眼 (Z96.1) H59.0 白内障手術に続発する角膜症 ( 無水晶体性水疱性角膜症 ) 硝子体 ( 接触 ) 症候群硝子体角膜症候群 H59.8 眼及び付属器のその他の処置後障害 - 32 -

濾過胞関連眼内炎網膜剥離手術後の網脈絡膜瘢痕処置後濾過胞炎 ( 感染症 ) 処置後ろ< 濾 > 過胞炎 H59.9 眼及び付属器の処置後障害, 詳細不明 - 33 -