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( 注 1) 本表は チェックリストの様式の例を示したものであるが チェックリストは わく組足場 単管足場 くさび緊結式足場 張出し足場 つり足場 棚足場 移動式足場等足場の種類に応じたものを作成すること また 作業構台 架設通路に関してもその構造や用途に応じたチェックリストを作成すること ( 注

Microsoft PowerPoint - 【訂正セット】足場パンフレット(パワポ版)

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建設業フィンガー チェック 10 ~ 建設業労働災害撲滅運動 フィンガー チェック の対象 項目例 ~ 下記の 10 の対象のうち 該当する場合は フィンガー チェック項目例を参考にフィンガー チェック ヨシ により安全指差確認を行いましょう なお 本運動では 該当があれば必ず行うフィンガー チェッ

スライド 1

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資料2-1 足場からの墜落防止対策(表紙)

かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン 第 1 目的等 1 目的 本ガイドラインは 近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ 労働安全衛生関係法令と相まって かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施 新

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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個人情報の保護に関する規程(案)

過去 10 年間の業種別労働災害発生状況 ( 大垣労働基準監督署管内 ) 令和元年 4 月末現在年別 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 対前年比全産業 % (6

佐賀労働局 最終更新日 : 平成 30 年 9 月 30 日 企業 事業場名称 所在地 公表日 違反法条 事案概要 その他参考事項 ( 株 ) 大生物流佐賀県伊万里市 H 労働基準法第 32 条 川内産業 ( 株 ) 佐賀県伊万里市 H 労働基準関係法令違反に係る公表

基準19 ハロゲン化物消火設備の設置及び維持に関する基準

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特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保


< 解説 > 医療用ガスボンベ誤認防止のため ガス種の確認は医薬品ラベルによる確認を最重要と捉えその励行を推奨し 特に誤認の多い医療用小型ガスボンベに焦点を当て 識別性の高い医薬品ラベルの指針を制定する また医療ガス安全管理委員会の役割を強化し 医療ガスを安全に取扱うための医療ガス教育を更に充実させ

第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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2. リスクアセスメントの実施 (1) リスクアセスメントとは何か リスクアセスメントとは 職場の潜在的な危険性 有害性を見つけ出し これを除去 低減して 労働災害を未然に防ぐための手法です リスクアセスメントでは まず 作業における危険性または有害性を特定します 次に 洗い出した危険性 有害性の作

手すり先行くさび緊結式足場 スカイウェッジ 427 先行手すり筋交い スカイウェッジ 427 は 支柱の外径が 42.7mm であることを特徴とする 先行手すり機能付クサビ式足場 です 支柱の外径が 48.6mm である従来品に対して スカイウェッジ 427 は建わくと同じ 42

別添 別添 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 本指針は 危険物の規制に関する政令 ( 以下 政令 という ) 第 13 条に掲げる地下タンク貯蔵所の位置 構造及び設備の技術上の基準のうち 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定され

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

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作業手順書作業名ダクトの吊り込み作業 工種機械設備工事使用機械高所作業車 10m 未満 ローリングタワー ( 移動式足場 ) 可搬式作業台 会社名有限会社 工業使用工具 電工ドラム 電気ドリル 高速カッター ベビーサンダー 全ネジカッター 振動ドリル スパイラルカッター ガス アーク溶接機 その他

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Transcription:

5. 現場安全点検における是正指導事例集 各所属で実施している安全点検において, 是正指導した事例の一部を紹介します 素人の目で見ても危険だと思う箇所や作業行為は, 安全関係法令に違反していることがほとんどです 現場に行った際には, 危険箇所や危険行為がないか見て, 気づいたことは現場代理人等に確認してみましょう 5-1

事例 1 指摘事項 : 鉄筋にキャップを設置すること 解説 : 労働安全衛生法第 28 条の2( 事業者の行うべき調査等 ) 鉄筋キャップについては, 労働安全衛生規則等での具体的な規定はないが, 安衛法では 労働者の危険又は健康障害を防止するため必要な措置を講ずるように努めなければならない とあり, 危険等がある場合は, 必要な措置を講ずるように努めなければならない ( いわゆるリスクアセスメント ) 5-2

事例 2 指摘事項 : 事務所前のゴミ清掃をすること 解説 : 労働安全衛生規則第 35 条 ( 雇入れ時等の教育 ) 事業者は 労働者を雇い入れ 又は労働者の作業内容を変更したときは 当該労働者に対し 遅滞なく 次の事項のうち当該労働者が従事する業務に関する安全又は衛生のため必要な事項について 教育を行なわなければならない 6 整理 整頓及び清潔の保持に関すること 5-3

事例 3 指摘事項 : 転落防止のため, 路肩を明示すること 解説 : 労働安全衛生規則第 157 条 ( 転落等の防止等 ) 事業者は 車両系建設機械を用いて作業を行うときは 車両系建設機械の転倒又は転落による労働者の危険を防止するため 当該車両系建設機械の運行経路について路肩の崩壊を防止すること 地盤の不同沈下を防止すること 必要な幅員を保持すること等必要な措置を講じなければならない 5-4

事例 4 指摘事項 : 転落防止施設を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 519 条 ( 開口部等の囲い等 ) 事業者は 高さが二メートル以上の作業床の端 開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には 囲い 手すり 覆 ( おお ) い等 ( 以下この条において 囲い等 という ) を設けなければならない 5-5

事例 5 指摘事項 : 昇降設備を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 526 条 ( 昇降するための設備の設置等 ) 事業者は 高さ又は深さが一 五メートルをこえる箇所で作業を行なうときは当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない 5-6

事例 6 指摘事項 : 昇降設備を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 526 条 ( 昇降するための設備の設置等 ) 事業者は 高さ又は深さが一 五メートルをこえる箇所で作業を行なうときは当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない 5-7

事例 7 指摘事項 : 海へ転落するおそれがあるため, 救命浮輪を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 532 条 ( 救命具等 ) 事業者は 水上の丸太材 網羽 いかだ 櫓又は櫂を用いて運転する舟等の上で作業を行なう場合において 当該作業に従事する労働者が水中に転落することによりおぼれるおそれのあるときは 当該作業を行なう場所に浮袋その他の救命具を備えること 当該作業を行なう場所の附近に救命のための舟を配置すること等救命のため必要な措置を講じなければならない 5-8

事例 8 指摘事項 : 法面の崩壊 落石の恐れがあるので処置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 534 条 ( 地山の崩壊等による危険の防止 ) 事業者は 地山の崩壊又は土石の落下により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは 当該危険を防止するため 次の措置を講じなければならない 一地山を安全なこう配とし 落下のおそれのある土石を取り除き 又は擁壁 土止め支保工等を設けること 二地山の崩壊又は土石の落下の原因となる雨水 地下水等を排除すること 5-9

事例 9 指摘事項 : 作業通路を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 540 条 ( 通路 ) 事業者は 作業場に通ずる場所及び作業場内には 労働者が使用するための安全な通路を設け かつ これを常時有効に保持しなければならない 2 前項の通路で主要なものには これを保持するため 通路であることを示す表示をしなければならない 5-10

事例 10 指摘事項 : 作業通路を明確にし, 安全を確保すること 解説 : 労働安全衛生規則第 540 条 ( 通路 ) 事業者は 作業場に通ずる場所及び作業場内には 労働者が使用するための安全な通路を設け かつ これを常時有効に保持しなければならない 2 前項の通路で主要なものには これを保持するため 通路であることを示す表示をしなければならない 5-11

事例 11 指摘事項 : 作業用通路を区分, 整備すること 解説 : 労働安全衛生規則第 540 条 ( 通路 ) 事業者は 作業場に通ずる場所及び作業場内には 労働者が使用するための安全な通路を設け かつ これを常時有効に保持しなければならない 2 前項の通路で主要なものには これを保持するため 通路であることを示す表示をしなければならない 5-12

事例 12 指摘事項 : 敷鉄板の段差を解消すること 解説 : 労働安全衛生規則第 544 条 ( 作業場の床面 ) 事業者は 作業場の床面については つまづき すべり等の危険のないものとし かつ これを安全な状態に保持しなければならない 5-13

事例 13 指摘事項 : 転落 墜落防止のため, 昇降設備に手すりを設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 552 条 ( 架設通路 ) 墜落の危険のある箇所には 次に掲げる設備 ( 丈夫な構造の設備であって たわみが生ずるおそれがなく かつ 著しい損傷 変形又は腐食がないものに限る ) を設けること ただし 作業上やむを得ない場合は 必要な部分を限って臨時にこれを取りはずすことができる イ高さ八十五センチメートル以上の手すりロ高さ三十五センチメートル以上五十センチメートル以下のさん又はこれと同等以上の機能を有する設備 ( 以下 中さん等 という ) 5-14

事例 14 指摘事項 : 足場の最大積載荷重を定め, 掲示すること 解説 : 安全衛生規則第 562 条 ( 最大積載荷重 ) 事業者は 足場の構造及び材料に応じて 作業床の最大積載荷重を定め かつ これをこえて積載してはならない 2 前項の作業床の最大積載荷重は つり足場 ( ゴンドラのつり足場を除く 以下この節において同じ ) にあつては つりワイヤロープ及びつり鋼線の安全係数が十以上 つり鎖及びつりフツクの安全係数が五以上並びにつり鋼帯並びにつり足場の下部及び上部の支点の安全係数が鋼材にあつては二 五以上 木材にあつては五以上となるように 定めなければならない 3 事業者は 第一項の最大積載荷重を労働者に周知させなければならない 5-15

事例 15 指摘事項 : 幅木等を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 563 条 ( 作業床 ) 六作業のため物体が落下することにより 労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは 高さ十センチメートル以上の幅木 メッシュシート若しくは防網又はこれらと同等以上の機能を有する設備 ( 以下 幅木等 という ) を設けること ただし 第三号の規定に基づき設けた設備が幅木等と同等以上の機能を有する場合又は作業の性質上幅木等を設けることが著しく困難な場合若しくは作業の必要上臨時に幅木等を取りはずす場合において 立入区域を設定したときは この限りでない 5-16

事例 16 指摘事項 : 立入禁止の看板等を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 585 条 ( 立入禁止等 ) 事業者は 次の場所には 関係者以外の者が立ち入ることを禁止し かつ その旨を見やすい箇所に表示しなければならない 一多量の高熱物体を取り扱う場所又は著しく暑熱な場所二多量の低温物体を取り扱う場所又は著しく寒冷な場所三有害な光線又は超音波にさらされる場所四炭酸ガス濃度が一 五パーセントを超える場所 酸素濃度が十八パーセントに満たない場所又は硫化水素濃度が百万分の十を超える場所五ガス 蒸気又は粉じんを発散する有害な場所六有害物を取り扱う場所七病原体による汚染のおそれの著しい場所 5-17

事例 17 指摘事項 : 立入禁止の看板等を設置すること 解説 : 労働安全衛生規則第 585 条 ( 立入禁止等 ) 事業者は 次の場所には 関係者以外の者が立ち入ることを禁止し かつ その旨を見やすい箇所に表示しなければならない 一多量の高熱物体を取り扱う場所又は著しく暑熱な場所二多量の低温物体を取り扱う場所又は著しく寒冷な場所三有害な光線又は超音波にさらされる場所四炭酸ガス濃度が一 五パーセントを超える場所 酸素濃度が十八パーセントに満たない場所又は硫化水素濃度が百万分の十を超える場所五ガス 蒸気又は粉じんを発散する有害な場所六有害物を取り扱う場所七病原体による汚染のおそれの著しい場所 5-18

事例 18 指摘事項 : 潜水士空気吸込口を固定すること 解説 : 高気圧作業安全衛生規則第 34 条 ( 設備等の点検及び修理 ) 事業者は 潜水業務を行うときは 潜水前に 次の各号に掲げる潜水業務に応じて それぞれ当該各号に掲げる潜水器具を点検し 潜水作業者に危険又は健康障害の生ずるおそれがあると認めたときは 修理その他必要な措置を講じなければならない 一空気圧縮機又は手押ポンプにより送気して行う潜水業務潜水器 送気管 信号索 さがり綱及び圧力調整器二ボンベ ( 潜水作業者に携行させたボンベを除く ) からの給気を受けて行う潜水業務潜水器 送気管 信号索 さがり綱及び第三十条の圧力調整器三潜水作業者に携行させたボンベからの給気を受けて行う潜水業務潜水器及び第三十条の圧力調整器 5-19