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1 目 次

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

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国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

平成20年度における物品調達等制限付一般競争入札試行の概要

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契約の適正な執行に関する行政評価・監視結果に基づく勧告

障害者雇用率発表資料

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

参考資料 5 用語集 SPC( 特別目的会社 ) SPC(Special Purpose Company) は特別目的会社ともいわれ プロジェクトファイナンスにおいては 特定のプロジェクトから生み出されるキャッシュフローを親会社の信用とは切り離す事がポイントであるが その独立性を法人格的に担保すべく

提案評価基準

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女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

より機今械年判度読中をに容実易施に可す能るなこ取と組について 宮内庁 公正取引委員会 警察庁 金融庁 消費者庁 復興庁 法務省 外務省 財務省 環境省 防衛省 白書 特になし 特になし 特になし 特になし 特になし 特になし 特になし ODA 白書に 特になし 特になし ついて 表 やグラフの デー

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各省庁等における業務継続計画に係る取組状況調査 調査の目的 各省庁等における現在の業務継続計画に係る取組状況を把握し 東日本大震災等を受けた 今後の業務継続計画の改善策を検討するための資料とする 調査の対象 中央省庁業務継続連絡調整会議構成機関 オブザーバー機関 29 機関 構成員 :23 機関内閣


いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

目次 1 防衛装備品調達の概要 2 防衛省の品質管理体制 3 今後の取組 2

資料 - 3 流山市浄水場運転及び維持管理等業務委託 落札者決定基準 平成 30 年 10 月 流山市上下水道局

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

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入札公告 次のとおり一般競争入札に付します なお 本入札に係る落札及び契約締結は 当該業 務に係る平成 2 7 年度本予算が成立し 予算示達がな されることを条件とするものです 平成 2 7 年 2 月 5 日 分任支出負担行為担当官 関東地方整備局関東技術事務所長 山元 弘 1 調達内容 ( 1

最低価格落札方式品誤飲防止 のポスター並びに おしえてね! アブナイカモ のDVDの梱包 発送業務契約相手 : 株式会社アドレスサービス契約金額 :2,251,800 円契約日 : 平成 28 年 2 月 29 日担当課 : 消費者教育 地方協力課説明内容 : 一般競争入札を実施し 複数者の応札があ

Microsoft Word - PPPPFI手法導入における優先的検討に係る指針

2. 調査費及び広報経費 (1) 基本的な考え方 調査費及び広報経費について 事業の必要性をゼロベースで見直すこと等により効果 的かつ効率的に事業を実施する 1 調査報告書について 特定の個人又は法人の権利利益を害するおそれがある場合等 を除き 原則として当機構の Web サイトで公表する 引き続き

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災害時に必要な物資の備蓄に関する行政評価・監視<中間報告>

Taro-31~清掃 官報公告

国立大学法人富山大学 PPP/PFI 手法導入優先的検討要項

目 次 第 1 審査概要 本書の位置づけ 審査方式 審査体制... 1 第 2 優先交渉権者決定の手順 参加資格審査 基礎審査 加点審査 優先交渉権者の決定... 6 別紙 1 提案内容の審査項目及び評

Taro-入札公告(差替)

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入札公告 次のとおり一般競争入札に付します 本入札に係る落札決定及び契約締結の条件は 平成 31 年度予算 ( 暫定予算を含む ) が成立し 予算示達された場合とする 平成 30 年 12 月 25 日 支出負担行為担当官 東北地方整備局長 髙田昌行 1 競争入札に付する事項 (1) 調達件名小荷物

マイナンバー制度 実務対応 チェックリスト

入札説明書

手法 という ) を検討するものとする この場合において 唯一の手法を選択することが困難であるときは 複数の手法を選択できるものとする なお 本規程の対象とする PPP/PFI 手法は次に掲げるものとする イ民間事業者が公共施設等の運営等を担う手法ロ民間事業者が公共施設等の設計 建設又は製造及び運営

( ( 定量的な成果目標の設定が困難な場合 定量的な目標が設定できない理由及び定性的な成果目標 事業の妥当性を検証するための代替的な達成目標及び実績 活動指標及び活動実績 ( アウトプット ) 当たりコスト 法律 政省令案等の印刷経費及び検討会等の会議開催経費のため 定量的な指標を示すことは困難であ

建設コンサルタント等の業務入札契約情報公表要領 ( 平成 14 年 3 月 8 日 13 監第 428 号 ) ( 最終改正平成 29 年 3 月 29 日 28 契検第 150 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 県の発注する建設工事に係る測量 調査 設計及び工事監理の業務 ( 以下 建設コンサルタント

評価(案)「財務省行政情報化LANシステムの運用管理業務」

3 するための予備的な調査を行い その結果 倫理法等に違反する行為が行われた疑いがあると思料される場合に 倫理法等に基づく調査及び懲戒手続を開始することとなる 2 1 平成 27 年度に倫理法等に違反する疑いのある行為に関し新たに調査が開始された事案は 16 件 前年度から継続して調査が行われた事案

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入札公告 次のとおり一般競争入札に付します 令和元年 7 月 18 日 経理責任者 独立行政法人国立病院機構 広島西医療センター院長 奥谷 卓也 調達機関番号 所在地番号 3 4 第 号 (No ) 1. 調達内容 (1) 品目分類番号 2 2 ( 2 )

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

大阪府公募型プロポーザル方式実施基準(案)

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公の施設の指定管理者の指定の手続き等に関する指針(細目的事項)

ホームページのバリアフリー化の推進に関する調査の結果に基づく勧告に対する改善措置状況 ( 回答 ) の概要 調査の実施時期等 1 実施時期平成 21 年 8 月から 22 年 6 月イーガブ 2 調査対象機関全府省 (16 府省 ) の本府省及び外局 34 機関 ( 電子政府の総合窓口 (e-gov

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14個人情報の取扱いに関する規程

入札公告

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常勤職員の育児休業の取得率をみると 男性 14.5% 女性 99.2% となっています 前年度に比べ 男性は 5.0 ポイントの上昇 女性は 0.8 ポイントの低下 ( 前年度男性 9.5% 女性 100.0%) となっており 男性は過去最高となっています 女性取得率 (%) 育児休業取得率 ( 常

プレゼンテーションタイトル

入札公告 次のとおり一般競争入札に付します 平成 24 年 1 月 26 日 独立行政法人国立精神 神経医療研究センター総長樋口輝彦 1 競争に付する事項 (1) 契約件名及び予定数量平成 24 年度プロパンガス 8,799.6 立米 (2) 契約件名の仕様等別紙 仕様書による (3) 納入期間自

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参考資料3(第1回検討会資料3)

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名古屋税関

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

目的状 況予算の資金の流使れ途 活動実績 成果実績 評価項目特記事項 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか

外務省所管 一般会計歳出予算各目明細書

聖籠町建設工事入札 契約等情報公表実施要綱 平成 14 年 3 月 27 日 告示第 45 号 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令( 平成 13 年政

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27 年度当初予算 28 年度要求主な増減理由円)平 7 単 位 2 : 8 百年万度予訳(成 ( 目 ) 啓発広報費 2 平成 26 年度限りの経費 ( 重要事項に関する戦略的国際広報諸費に統合 ) 計 0 0 算内

2/5 1. 標準機体に加え 特別装備品に係る改修等に要する経費について 合理性 妥当性が確認され 十分に説明責任が果たされているか 1. 標準機体 特別装備品の調達価格の合理性 妥当性 (1) 航空機の機種選定にあたっては 公表データ及び独自調査に基づき比較検討が行われ 海上保安庁の装備 技術開発

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

四国ゲートフェスタ鳴門四国の肉グルメフェス 企画 運営業務に係る公募型プロポーザル実施要領 日程 公告 令和元年 7 月 12 日 ( 金 ) 応募受付期間 令和元年 7 月 12 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 ) 質問受付期間 令和元年 7 月 12 日 ( 金 )~7 月 26 日

この制度は 2003 年 9 月 2 日から施行され 旧 地方自治法 244 条の2による管理委託を行ってきた 公の施設 の場合は 3 年間 ( 経過措置 ) の間に自治体が指定管理者制度に移行することになっている 現時点で 指定管理者制度導入のため 1 指定の手続きについて一般ルールとして定めた自

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

がなされていない者であること (5) 提案書を提出する日の前日現在で 今回の募集に付する事項に関し 原則として 1 年以上の営業実績を有していること (6) 参加申込み期限において 本市の 平成 年度物品登録業者名簿 に登録済みであって 本市から参加指名停止の措置を受けていないこと 4

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

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国会所管 一般会計歳出予算各目明細書

( ( 政策評価 経済 財政再生アクション プログラムとの関係 政策評価 アクシ経ョ済ン 財プ政ロ再グ生ラム 政策 施策 改革項目 第 K 一 P 階 I 層 ) 測定指標 第 K 二 P 階 I 層 ) 分野 : 定量的指標 定性的指標 KPI ( 第一階層 ) KPI ( 第二階層 ) 項目 中

1 検査の背景 (1) 日本年金機構における個人情報 情報システム及び情報セキュリティ対策の概要厚生労働省及び日本年金機構 ( 以下 機構 という ) は 厚生年金保険等の被保険者等の基礎年金番号 氏名 保険料の納付状況等の個人情報 ( 以下 年金個人情報 という ) について 社会保険オンラインシ


目 次 1 本書の位置付け 落札者決定の手順 落札者の決定... 5

入札公告 次のとおり一般競争入札に付します 平成 2 9 年 1 2 月 8 日 経理責任者 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター院長谷水正人 調達機関番号 所在地番号 38 第 号 (N o ) 1 調達内容 (1) 品目分類番号 2 3 ( 2


添付 A02 筑波大学附属病院病棟 B 改修事業にかかる技術提案 交渉方式 ( 設計交渉 施工タイプ ) による公募型プロポーザル優先交渉権者決定基準 2019 年 1 月 15 日 国立大学法人筑波大学

1. 官庁会計システムの目的 概要 官庁会計システム ( 以下 ADAMSⅡ という ) は 主として各府省の予算の執行から決算の過程における会計事務を電子情報処理組織を使用して処理することにより その適正化 効率化を図ることを目的としている ADAMSⅡは 各府省の会計事務を取り扱う官署で整備する

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

1 背景と目的荒川区 ( 以下 区 という ) では 行政情報の迅速な発信と区公式ホームページ ( 以下 ホームページ という ) の効率的な運用を目的として 平成 17 年 4 月にコンテンツマネジメントシステム ( 以下 CMS という ) を導入した その後 平成 22 年 4 月の大幅リニュ

Microsoft PowerPoint - 【資料6】業務取り組み

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公益法人等との随意契約の適正化について 平成 18 年 6 月 13 日公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議

1. 見直しの方針 政府の契約は競争入札が原則であり 随意契約は例外 この原点に立ち帰り 国民の目線に立って厳格かつ徹底的に見直し 2. 見直しの対象とした随意契約 今回の緊急点検 見直しの対象とした随意契約 ( 以下の基準により各府省が抽出 ) 契約年度 : 平成 17 年度 契約主体 : 各府省 ( 地方支分部局も含む 国会 裁判所 会計検査院も自主的に点検 ) 契約の相手先 : 所管公益法人 独立行政法人 特殊法人 再就職者のいる民間法人等 契約金額 : 100 万円以上 ( 委託契約の場合 ) 3. 見直しの内容 公益法人等との随意契約の適正化について 競争的手続の導入により改善することとした主なもの 行政補助的な業務 ( 新聞のスクラップ等 ) 一般競争入札等に移行 複数年を前提とした契約( リース契約等 ) 初年度のみならず次年度以降も含めて評価した一般競争入札等に移行 調査研究等の業務等 総合評価による一般競争入札や企画競争 公募に移行 競争的でない随意契約によることがやむを得ないと認められる主なもの ライセンス国産による防衛装備品の調達等 法令等により契約先が特定されているもの( 貨幣の製造等 ) 物理的理由から供給者が特定されるもの( 入管業務の審査場を空港管理会社から賃借する場合等 ) その他( 電気 ガス 水道 電話代 ( 供給元が一の場合のみ ) 料金後納郵便料等) 各府省において 随意契約見直し計画 を策定し 一般競争入札等に移行する時期等を明示し 速やかに移行 効率的かつ公平な政府調達の確保により 歳出の無駄を徹底的に排除 -1-

(3-1) 各府省の契約状況に占める今回の見直し対象随意契約 各府省の契約状況 ( 平成 17 年度実績 ) 内閣官房 法制局 人事院 内閣府 宮内庁 公取委 警察庁 防衛庁 金融庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文科省 厚労省 農水省 経産省 国交省 環境省 検査院 衆議院 参議院 最高裁 合計 競争入札随意契約合計 単位 : 件 億円 契約件数 契約金額 契約件数 契約金額 契約件数 契約金額 16% 1% 84% 99% 100% 100% 47 4 256 325 303 328 42% 55% 58% 45% 100% 100% 10 1 14 1 24 2 23% 38% 77% 62% 100% 100% 32 5 110 7 142 12 31% 48% 69% 52% 100% 100% 803 478 1,797 508 2,600 986 46% 52% 54% 48% 100% 100% 125 18 144 17 269 35 24% 20% 76% 80% 100% 100% 22 1 69 4 91 5 39% 50% 61% 50% 100% 100% 1,241 327 1,911 326 3,152 653 46% 16% 54% 84% 100% 100% 20,105 3,539 23,313 17,957 43,418 21,497 24% 17% 76% 83% 100% 100% 59 7 182 32 241 39 31% 13% 69% 87% 100% 100% 629 176 1,423 1,173 2,052 1,349 40% 42% 60% 58% 100% 100% 2,539 684 3,761 961 6,300 1,645 22% 27% 78% 73% 100% 100% 212 36 769 97 981 132 62% 34% 38% 66% 100% 100% 4,454 581 2,767 1,113 7,221 1,695 6% 1% 94% 99% 100% 100% 217 24 3,289 1,886 3,506 1,910 28% 9% 72% 91% 100% 100% 4,822 378 12,226 3,767 17,048 4,145 39% 77% 61% 23% 100% 100% 7,790 5,161 11,942 1,571 19,732 6,732 11% 5% 89% 95% 100% 100% 343 95 2,817 1,889 3,160 1,985 49% 77% 51% 23% 100% 100% 38,514 22,584 39,729 6,652 78,243 29,236 13% 15% 87% 85% 100% 100% 240 55 1,539 310 1,779 366 45% 8% 55% 92% 100% 100% 55 3 66 38 121 42 25% 17% 75% 83% 100% 100% 77 11 230 53 307 64 21% 31% 79% 69% 100% 100% 63 17 237 38 300 55 62% 63% 38% 37% 100% 100% 1,104 98 681 57 1,785 155 43% 47% 57% 53% 100% 100% 83,503 34,283 109,272 38,783 192,775 73,066 随意契約 10.9 万件 (57%) -2- 件数 その他の随意契約 19.3 万件 7.8 万件 (100%) (40%) 各府省の契約状況 ( 平成 17 年度実績 ) 3.1 万件 (16%) 競争入札 8.4 万件 (43%) 随意契約 3.9 兆円 (53%) 所管公益法人 3,918 億円 (11,520 件 ) その他の随意契約 1.6 兆円 (22%) 2.3 兆円 (31%) 金額 7.3 兆円 (100%) 今回の緊急点検の見直し対象である所管公益法人 独立行政法人 特殊法人 再就職者のいる民間法人等との間の随意契約 その他の随意契約についても基本的考え方を踏まえ 本年中に見直し 競争入札 3.4 兆円 (47%) ( 注 1) 契約件数 契約金額は 平成 17 年度に締結した支出原因契約 ( 少額随意契約 (100 万円未満 ( 委託契約の場合 ) 等 ) は除く ) ( 注 2) 計数はそれぞれ四捨五入しているため 合計において一致しない場合がある なお 計数は 精査により変動する場合がある

競争性のある契約方式競争入札随意契約(3-2) 会計法上の契約方式の整理 競争入札 競争性のある随意契約 価格競争 総合評価 企画競争 公募 競争入札 ( 価格競争 総合評価 ) 参加資格や技術的水準等を満たす不特定多数 特定多数の者による競争 仕様書作成 入札公告 仕様書作成 ( 総合評価のための評価項目 評価基準の作成 ) 入札公告 ( 評価項目 評価基準を入札公告とあわせて明示 ) 提案要求書等作成 企画案募集 提案要求書等作成 公募 ( 行政目的 必要とする技術 性能等を明示 ) 競争性のある随意契約 ( 企画競争 公募 ) 特定多数 不特定多数の者による競争 広報ポスター 調査研究 競争的でない随意契約 相手先を特定して相対で契約 貨幣製造 電気 ガスの供給 入札 開札 落札者決定 ( 最低の価格を入札した者 ) 契約 入札 開札 落札者決定 ( 評価値の最も高い者 ) 契約 企画書提出 企画書審査 最も優れた企画書の提案を行った者を選定し 見積書を徴取 契約 要件を満たす応募者が一者の場合 契約 応募者が多数の場合 総合評価に移行 OR 企画競争に移行 -3-

争性 透明性を担保金額 1 兆 4,584 億円減 4. 見直しの結果 ( 各府省の随意契約の見直し計画の状況 ) 一般競争入札や企画競争 公募への移行を行うことで 競争性 透明性を担保 競争性のない随意契約について 金額 67% 件数 77% を一般競争入札等に改める 企画競争 公募 1,734 件 17 年度実績 1,076 億円見直し後 (17 年度ベース ) 競争性のない随意契約 2 兆 1,743 億円 (2 万 9,631 件 ) 件数 (67% 減 ) 2 万 2,788 件減 (77% 減 ) 競競争入札等 6,723 億円 (11,256 件 ) 企画競争 公募 8,936 億円 (13,266 件 ) 競争性のない随意契約 7,160 億円 (6,843 件 ) 2 兆 2,820 億円 (3 万 1,365 件 ) ( 注 1) 契約件数 契約金額は 平成 17 年度に締結した支出原因契約 ( 少額随意契約は除く ) ( 注 2) 見直し後の件数 金額は 17 年度実績ベース ( 注 3) 競争入札等には 事務 事業を取り止めたもの597 億円 (1,852 件 ) が含まれている ( 注 4) 計数は 精査により変動する場合がある -4- ライセンス国産による防衛装備品等 6,061 億円 貨幣製造等 390 億円 入管業務のための賃借等 59 億円 電気 ガス等 306 億円

内閣官房 法制局 人事院 内閣府 宮内庁 公取委 警察庁 防衛庁 金融庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文科省 厚労省 農水省 経産省 国交省 環境省 検査院 衆議院 参議院 最高裁 合計 (4-1) 各府省の見直し計画の状況 1 7 年度実績競争性のある契約方式 単位 : 件 億円 競争性のない随意契約合計 契 約 件 数 契 約 金 額 契 約 件 数 契 約 金 額 契 約 件 数 契 約 金 額 契 約 件 数 契 約 金 額 100% 100% 40% 84% 60% 16% 100% 100% 15 3 6 2 9 0.5 15 3 100% 100% 42% 22% 58% 78% 100% 100% 12 1 5 0.1 7 1 12 1 100% 100% 97% 65% 3% 35% 100% 100% 274 125 265 81 9 44 274 125 1 0.3 1 0.3 - - 1 0.3 100% 100% 54% 42% 46% 58% 100% 100% 13 1 7 0.4 6 0.6 13 1 100% 100% 87% 81% 13% 19% 100% 100% 55 2 48 1.9 7 0.4 55 2 100% 100% 82% 59% 18% 41% 100% 100% 12,046 14,714 9,918 8,649 2,128 6,065 12,046 14,714 100% 100% 56% 82% 44% 18% 100% 100% 16 3 9 2 7 1 16 3 100% 100% 89% 87% 11% 13% 100% 100% 283 255 253 220 30 34 283 255 100% 100% 88% 92% 12% 8% 100% 100% 517 262 456 240 61 22 517 262 100% 100% 91% 93% 9% 7% 100% 100% 304 61 276 56 28 4 304 61 100% 100% 51% 14% 49% 86% 100% 100% 407 353 206 50 201 303 407 353 100% 100% 94% 91% 6% 9% 100% 100% 1,016 931 950 847 66 83 1,016 931 100% 100% 26% 89% 74% 11% 100% 100% 4,405 2,246 1,167 1,998 3,238 247 4,405 2,246 100% 100% 98% 99% 2% 1% 100% 100% 1,349 323 1,320 321 29 2.0 1,349 323 100% 100% 97% 91% 3% 9% 100% 100% 810 1,111 782 1,015 28 96 810 1,111 100% 100% 90% 90% 10% 10% 100% 100% 9,235 2,287 8,320 2,058 915 229 9,235 2,287 100% 100% 89% 82% 11% 18% 100% 100% 523 120 468 99 55 21 523 120 3 0.4 3 0.4 - - 3 0.4 100% 100% 15% 49% 85% 51% 100% 100% 13 7 2 3 11 4 13 7 100% 100% 43% 65% 57% 35% 100% 100% 14 7 6 5 8 2 14 7 54 8 54 8 - - 54 8 100% 100% 78% 69% 22% 31% 100% 100% 31,365 22,820 24,522 15,660 6,843 7,160 31,365 22,820 ( 注 1) 契約件数 契約金額は 平成 17 年度に締結した支出原因契約 ( 少額随意契約は除く ) ( 注 5) 計数は それぞれ四捨五入しているため 合計において一致 ( 注 2) 見直し後の件数 金額は 17 年度実績ベース しない場合がある なお 計数は 精査により変動する場合がある ( 注 3) 競争性のある契約方式には 事務 事業の取り止め597 億円 (1,852 件 ) が含まれている ( 注 4) 厚労省の 競争性のない随意契約 247 億円 (3,238 件 ) には 料金後納郵便料 203 億円 (3,054 件 ) が含まれている -5-

(4-2) 所管公益法人との随意契約の見直し状況 特に 所管公益法人との随意契約については徹底した見直し 競争性のない随意契約について 金額 93% 件数 94% を一般競争入札等に改める 17 年度実績 見直し後 (17 年度実績ベース ) 競争性のない随意契約 3,918 億円 (11,520 件 ) 金額 3,635 億円減 (93% 減 ) 件数 10,861 件減 (94% 減 ) 競争入札等 1,601 億円 (5,617 件 ) 企画競争 公募 2,035 億円 (5,244 件 ) 3,918 億円 (11,520 件 ) 競争性のない随意契約 282 億円 (659 件 ) ( 注 1) 契約件数 契約金額は 平成 17 年度に締結した支出原因契約 ( 少額随意契約は除く ) ( 注 2) 見直し後の件数 金額は 17 年度実績ベース ( 注 3) 競争入札等には 事務 事業を取り止めたもの360 億円 (1,269 件 ) が含まれている ( 注 4) 計数は 精査により変動する場合がある -6-

内閣官房 法制局 人事院 内閣府 宮内庁 公取委 警察庁 防衛庁 金融庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文科省 厚労省 農水省 経産省 国交省 環境省 検査院 衆議院 参議院 最高裁 合計 (4-3) 所管公益法人との随意契約の各府省の見直し計画の状況 単位 : 件 億円 1 7 年度実績競争性のある契約方式競争性のない随意契約合計 契約件数契約金額契約件数契約金額契約件数契約金額契約件数契約金額 100% 100% 97% 66% 3% 34% 100% 100% 130 50 126 33 4 17 130 50 1 0.3 1 0.3 - - 1 0.3 7 0.4 7 0.4 - - 7 0.4 100% 100% 43% 31% 57% 69% 100% 100% 7 0.5 3 0.2 4 0.3 7 0.5 320 22 320 22 - - 320 22 2 1 2 1 - - 2 1 100% 100% 90% 96% 10% 4% 100% 100% 136 60 122 57 14 3 136 60 100% 100% 98% 99% 2% 1% 100% 100% 417 239 410 238 7 1 417 239 100% 100% 94% 95% 6% 5% 100% 100% 281 54 264 52 17 3 281 54 100% 100% 92% 99% 8% 1% 100% 100% 106 44 97 43 9 0.4 106 44 100% 100% 93% 76% 7% 24% 100% 100% 376 175 350 132 26 43 376 175 100% 100% 89% 97% 11% 3% 100% 100% 691 435 618 420 73 15 691 435 100% 100% 100% 100% 0% 0% 100% 100% 922 114 921 114 1 0.02 922 114 100% 100% 98% 97% 2% 3% 100% 100% 656 764 643 740 13 25 656 764 100% 100% 94% 92% 6% 8% 100% 100% 7,051 1,884 6,593 1,724 458 160 7,051 1,884 100% 100% 92% 79% 8% 21% 100% 100% 417 74 384 59 33 15 417 74 100% 100% 94% 93% 6% 7% 100% 100% 11,520 3,918 10,861 3,635 659 282 11,520 3,918 ( 注 1) 契約件数 契約金額は 平成 17 年度に締結した支出原因契約 ( 少額随意契約は除く ) ( 注 4) 計数は それぞれ四捨五入しているため 合計において一致 ( 注 2) 見直し後の件数 金額は 17 年度実績ベース しない場合がある ( 注 3) 競争性のある契約方式には 事務 事業の取り止め360 億円 (1,269 件 ) が含まれている なお 計数は 精査により変動する場合がある -7-

(4-4) 見直し結果の具体的内容 競争的手続の導入により改善することとした主なもの 競争的でない随意契約によることがやむを得ないと認められる主なもの ライセンス国産によらない武器等 防衛装備品の調達等については 一般競争入札等に移行約 7,384 億円 研究開発 調査研究 広報等の技術的要素等の評価が重要であるため 価格のみで評価することができない委託契約等については 総合評価による一般競争入札や企画競争 公募に移行約 2,910 億円 行政補助的な業務 ( 新聞のスクラップ等 ) を委託する契約については 一般競争入札等に移行約 1,649 億円 リース契約等の複数年を前提とした契約については 国庫債務負担行為を活用することにより 初年度のみ ならず 次年度以降も含めて評価した一般競争入札等 に移行 約 656 億円 複数年を前提とした調査 研究 コピー機器等のリース契約 ライセンス国産による武器等 防衛装備品の調達等 約 6,061 億円 法令等により契約先が特定されているもの約 390 億円 貨幣の製造 その場所でないと行政目的が達し得ないとの理由から 供給者が特定されるもの 約 59 億円 入管業務の審査場を空港管理会社から賃借する場 合等 その他 電気 ガス 水道 電話代 料金後納郵便料等約 292 億円 保存血液 血液製剤の購入約 14 億円 -8-

5. 今後の取組み 1 随意契約見直し計画 の着実な推進 各府省は 同計画に従い 速やかに一般競争入札等への移行を進める 見直しの状況はホームページに公表し フォローアップを行う 2 今回の点検対象以外の随意契約の適正化 各府省は 今回の見直し対象以外の全ての随意契約について 本年中に同様の見直しを行う ( 各府省の契約状況 ( 平成 17 年度実績 ) 参照 ) 3 情報公開の充実 随意契約に係る情報公開の一層の充実 所管公益法人との間の随意契約の相手方に国の常勤の職員であったものが役員として在籍している場合 その人数 随意契約によることとした具体的かつ詳細な理由 競争入札に係る情報公開の一層の充実 各府省が定めている公表基準額を引下げ 公表事項の統一 調達に関する問合せの総合窓口を各府省に設置し 連絡先をホームページで公開 情報公開の手法の改善 各府省は 政府調達に関心ある者が必要な情報を容易に入手できるよう ホームページへの情報の掲載をさらに進める あわせて一覧性 アクセスのし易さに配慮するなど掲示方法の工夫などの見直しを本年中に行う 4 関係省庁連絡会議におけるフォローアップ 各府省は 以上について対応状況をとりまとめた上で本年度内に関係省庁連絡会議に報告し 公表 -9-