平成 25 年度第 2 回浜松市美術館協議会会議録 1 開催日時平成 26 年 3 月 12 日 ( 水 ) 午後 2 時から午後 4 時 2 開催場所浜松市美術館講座室 3 出席状況 ( 出席委員 6 人 ) 委員金原宏行委員小枝隆伸委員瀬川明子委員江川彰委員村井教子委員藤谷昌宏 ( 欠席委員 2 人 ) ( 出席者の職氏名 ) 市民部文化振興担当部長 村木恵子 浜松市美術館長 中村邦明 浜松市美術館長補佐 中村 厚 秋野不矩美術館長 笹竹和行 副主幹 横井通文 指導主事 芹澤俊一 4 傍聴者 0 人 ( 一般 :0 人 記者 :0 人 ) 5 議事内容審議事項 (1) 平成 25 年度浜松市美術館事業 ( 中間 ) 報告について (2) 平成 25 年度浜松市秋野不矩美術館 ( 中間 ) 報告について (3) 平成 25 年度 2 月補正予算について (4) 浜松市美術館条例の一部改正について (5) 平成 26 年度浜松市美術館事業計画 ( 案 ) について (6) 平成 26 年度浜松市秋野不矩美術館事業計画 ( 案 ) について (7) その他 6 会議録作成者美術館美術振興グループ横井通文 7 記録の方法発言者の要点記録録音有 8 会議録 1
1 開会 ( 中村浜松市美術館長補佐 ) 2 浜松市美術館協議会長あいさつ ( 金原会長 ) 3 浜松市市民部文化振興担当部長あいさつ ( 村木市民部文化振興担当部長 ) 4 議題審議事項 (1) 平成 25 年度浜松市美術館事業 ( 中間 ) 報告について中村美術館長補佐から説明 ( 資料 P1.2) (2) 平成 25 年度浜松市秋野不矩美術館 ( 中間 ) 報告について笹竹秋野不矩美術館長から説明 ( 資料 P1.2) ( 各委員からの意見等 ) 村井委員浜松市美術館 秋野不矩美術館ともほとんどの展覧会を見させていただきました 子どもから大人までの心をとらえるような企画 浜松市美術館では 三沢厚彦 ANIMALS やなせたかしとアンパンマンのキセキ展など 子どもや女性をとらえることが集客につながるのだなと感じました ANIMALS では建物もいいが 作家さんのこだわりもあると思います 最近の見せ方 会場づくりは見る側に影響すると思いました 大変新鮮に感じ 古い建物であっても 見せ方しだいでは素晴らしくなると思いました アンパンマンでは 小さな子どもさん 若い夫婦 おじいちゃんおばあちゃんの三世代が美術館に集うということはなかなかできない企画なので このような企画を浜松市美術館のウリにアピールして これからこのような企画を定期的にしていただけるといいと思いました 美術館が持つ役割がとても温かいものに見えて これからも続けていってほしいと感じました スイス ベルン市との絵画交流展も見させていただきました 日本の子どもたちの感性が非常に豊かだなと感じました 色彩豊かで 絵から豊かさが伝わってきました これを子どもたちに見せてあげたいと思いました できれば巡回展のような形で天竜区でも展示していただければと 小さな子どもたちを連れて見に行きたいと思いました 秋野不矩美術館の三瀬夏之介の展覧会では 放課後児童会の子どもたちを連れて行ったのですが 今までにない大きな作品で子どもたちは大変感動しておりました 近くに幼稚園 小学校 中学校 高校がありますので ぜひ学校や教育委員会の先生方に積極的に働きかけて 少しでも足を運んでいただく機会をつくっていただけたらと思います 連れて行ったときに 子どもたちは秋野不矩のことを知らなかった 先生方にも地域の芸術文化に興味を持っていただきたいと思いました 中村館長美術館としては 優れた美術作品を市民の皆さまに見ていただくということが第一義ですが 新しいアートを発信するということもあります また 今年 2
の課題であったのですが 美術館の存在を知らないという市民の方もおります また 子育てに忙しい 子どもいるから美術館にいけないという方もいましたので 今回は広く市民の方に見ていただくということもあり やなせたかしとアンパンマンのキセキ展を開催しました 美術館を知っていただくということもあり このときはこれまでとお客様の層が違っておりました また 託児やキッズウェルカムデーを設けて 来ていただいた方に大変喜ばれました 今年度は試行で実施させていただきましたが 来年度も同様に行っていきたいと考えています 金原会長県立美術館でも託児をしていますが 子どもを預かるのには保育士の資格が必要であると聞いているのですが どうですか 中村補佐そのとおりです 今年度はこども家庭部と連携して 保育士を派遣していただきました 託児を希望する方には3 日前までに申し込みをしていただき 午前 10 時から 12 時まで実施し 今年度は 10 名の申し込みがありました 中村館長今年度は水曜日に実施してきましたが 土曜日や日曜日というご意見もあります 土日にはワークショップや講演会があるので 来年度もできる範囲で実施したいと考えております 瀬川委員周りにも美術館は敷居が高いと思っている方も多いので 今年度のような企画を引き続き開催していただければと思います 美術館で素晴らしい美術を鑑賞するという人たちもいますが もっと身近に感じていただくためには 市民の皆さんを巻き込んで 地元の作家さんが展示できるような期間が少しあってもいいかなと思っています 中村館長そのようなことができればいいと思います 新しい美術館では市民ギャラリーでそのようなことが行われています 実はこの美術館でも以前は1 階が市民ギャラリーで2 階が常設展示室でした いろいろな団体の展覧会が開かれていましたが どうして一部の団体だけが展示できるのかという意見や 美術館の本来の展覧会ができなくなってしまうということがありました そのようなこともあり クリエート浜松のギャラリーができています 今 瀬川委員が言われたようなことはとても大切なことだと思います 現在 美術館でお貸ししているのは市展の大賞者に限定していますが 小展示室で個展を行っていただいています 現在 美術館では本格的に創作活動をしている方の作品を展示することは難しい状況ですので アートルネッサンスと連携して 鴨江アートセンターや街中の商店の協力を得て ショーウインドウなどを利用していただいております 3
金原委員巡回展を行っていくこともいいですが 学芸員が考えた独自の企画による展覧会を開催してほしいと思っています 1 年に1 回くらい規模は小さくてもいいと思います 版画大賞展は他ではやっていない企画で ずっと続いているのはとてもいいことだと思います 中村館長版画大賞展につきましては 観覧者数は大変少ないので 観覧者数で展覧会を評価すると大変厳しいと思いますが 美術館の使命として美術の振興という面があり 観覧者数が見込めないというものもたまにあります しかし このような機会に版画が見直される機会になる展覧会になると思っています 版画はタブローに比べると一段下と思われていますが 実際に見ていただくとはじめて良さがわかっていただけると思います まだまだ 地道な努力が必要ですが 職員ががんばっています 静岡県は版画の県であるということを知っていただき 館蔵品も展示して版画の広がりを見ていただく機会にしています 巡回展については 企画会社から展覧会を買って学芸員が浜松市美術館でどう展示したらよく見てもらえるか考えていくものになります 静岡県ゆかりの芸術家や文化財を知らなくてもできてしまうものがあります 今年度は版画大賞展でしたが 昨年度は柳澤紀子展を開催し 後で紹介がありますが 静岡県ゆかりの作家を調べて どのように見せたらいいのか研究しています この企画展についてはできるだけ学芸員の力を発揮してもらっています 秋野不矩美術館についてもよくがんばってもらっています 個人の顕彰美術館ですので 作品の数も決まっているため 伸び悩んでいました 特別展と市民ギャラリーを利用した展覧会を工夫しています これからどのようなコンセプトでやっていくかについて 今年度から両美術館で合同学芸会議を館長を交えて行っています 金原会長他の県や政令指定都市で7 万人の観覧者が入れば大変なことだと思います このような会議などで学芸員が説明する機会などがあれば やりがいにもなると思います (3) 平成 25 年度 2 月補正予算について中村美術館長補佐から説明 ( 資料 P3) (4) 浜松市美術館条例の一部改正について中村美術館長補佐から説明 ( 資料 P4) ( 各委員からの意見等なし ) (5) 平成 26 年度浜松市美術館事業計画 ( 案 ) について中村美術館長 中村美術館長補佐から説明 ( 資料 P5.6.7) (6) 平成 26 年度浜松市秋野不矩美術館事業計画 ( 案 ) について笹竹秋野不矩美術館長から説明 ( 資料 P8.9.10) 4
( 各委員からの意見等 ) 村井委員いろいろな美術館へ行きますが 必ずグッズショップに立ち寄ります 女性は見ると何か買って帰ります 静岡市美術館や国立西洋美術館に行きましたが 特に静岡市美術館では女性客が並んでいました 研究されているようで 毎回違うものがあり 大変目を引くものが並んでいます 魅力的なものを置いてあることで美術館に立ち寄ってもらえるのかなと思いました スペースなどの問題で困難なものもあるとは思います リーフレットも色鮮やかで魅力的なものを置いてもらえるといいなと思いました 笹竹館長自分自身でも展覧会を見に行って いいものがあると購入してきて 担当と話し合っています 今回はクリアファイルをA4のものから半分のサイズのものをつくってみました 個数が少ないため 金額的に折り合いがつかないものもありますが 目新しいものをつくっていきたいと思っています 中村館長どのようにレイアウトしたらお客さんに買ってもらうことができるか考えていきたいと思っています 三沢厚彦さんのときは ご本人が受付 売店のカウンターを自分の作品に合うように制作していました できるだけ皆さんの嗜好に合うようなものを選んでいきたいと思います 金原会長静岡市美術館は指定管理で 観覧者数の目標があり5 年間で35 万人という使命を担っているので その目標が達成できないと他の指定管理者に代えられてしまうという危機感をもってやっています たくさん入ることがそのままいいとはいえませんが 行政効果をどこでも問われていて 指定管理を導入するということが言われています 職員の配置や財産管理の問題もあり 難しい面があります ルーブル美術館やゴッホ美術館も独立法人制度を導入していて 国内だけではなく国際的にもそのような傾向にあります 藤谷委員一年間を通して 展覧会のコンセプトがあると思いますが 私としては夏休みには子ども向けのものがあるといいと思います アンパンマンのときはいつきても満員で 三世代で来ていることが見られました 同じな路線でウルトラマンはいいと思いました 秋野不矩美術館ではそのようなことができないものでしょうか 笹竹館長夏休み期間は所蔵品展を開催しています 秋野不矩さんは 一寸法師 や 金の鹿 など絵本原画を描いていますので 子どもたちに見てもらえるように展示しています (7) その他 1 平成 25 年度浜松市美術館教育普及活動 ( 中間 ) 報告について 5
2 平成 26 年度浜松市美術館教育普及活動の概要 ( 案 ) について芹澤指導主事から説明 ( 資料 P11~15) ( 各委員からの意見等なし ) 3 キッズアートプロジェクトしずおか について 4 第 61 回市展について 5 第 12 回版画大賞展について中村館長補佐から説明 ( 資料 P16~22) 6その他 ザザシティ5 階こども館分室こどもギャラリーについて ( 本年 7 月に開館予定であり 美術館が協力して展覧会やワークショップを開催していく ) 中村館長から口頭で説明 徳川家康公顕彰 400 年記念事業について中村館長から説明 ( 資料 P23) 託児 思いやりトークデー キッズウェルカムデー ( 観覧者から好評であったため 託児は デ キリコ展 中村宏展 のときに実施する予定 思いやりトークデー キッズウェルカムデーは通年で毎週水曜日に実施する ) 中村館長補佐から口頭で説明 浜松市美術館 秋野不矩美術館評価について( 案 ) ( 平成 25 年度については試行 平成 26 年度から本格実施の予定 美術館協議会の委員にも評価をしていただき よりよい美術館を目指していく ) 中村館長補佐から説明 ( 別紙資料 P1~5) ( 各委員からの意見等 ) 瀬川委員秋野不矩美術館の坂道の下にある造形物が 周りのロケーションに合わないのではという意見を聞いています 笹竹館長坂道を上がっていくのがつらいという意見があり 何か楽しめるものがないかということで設置に至りました 私も同じような意見も耳にしています 瀬川委員先日 秋野不矩美術館の展覧会に行ったときに 1 階の展示室に私語が多いと響くという看板も設置されていますが ある方たちが作品について話しをしているときにすぐに監視の方に注意されていました その方は他の方にもすぐに注意をしていましたので ちょっとトラブルになっていました 村木部長注意しても 注意しなくてもお客さまに言われます 市民の声にも 注意された とか 何で注意しないのか という意見が入っています 注意する方も大変気をつかっています 6
中村館長クッション言葉を使うように指導しています 監視の方には作品の保護とお客さまが怪我をしないようにすること いい環境で作品を鑑賞できるようにしています 5 閉会 9 会議録署名人 議 長 委 員 7