BIOVIA ELN のご紹介 マーケティング部 2015 年 3 月 23 日
BIOVIA ELN 概要 2
BIOVIA ELN の特徴 柔軟なテンプレート レポート作成 分野に特化した機能を保ちながらも業務全体をカバー 連携することが可能 探索合成はじめ様々なエリアの研究業務を支援 BIOVIA のケミスリー 豊富な実績のある構造式 / 反応式検索 (e.g. 反応式の mapping など ) 自由度の高いコンフィグレーション BIOVIA 社製品とのパッケージ化された連携 Pipeline Pilot との連携により データ処理やレポート作成等の機能拡張を容易に実現 統合参照システム (Isentris) との連携によるデータ活用 スクリプトによるのコンフィグレーション フレキシブルな Explorer 様々な視点でのデータ参照 (e.g. ユーザ プロジェクト テーマ ) 項目別及び全文検索による情報共有 ドキュメントのワークフロー 業務に最適なフローを構築可能 知的財産保護のための諸機能 Biology Process Chemistry Analytical Formulations Bioproducts パートナーソリューションとの統合 Medicinal Chemistry 3
セクションの自由な構成によるテンプレート Experiment テンプレートは部品 ( セクション ) から構成されており 研究内容に応じて 自由にセクションを追加可能 全てのセクション内容は検索対象 失敗した実験着想化合物 反応式メモ 所見等 セクション例 :Form セクション入力 検索項目を自在に配置 セクション例 :Table セクションテーブルを自在に設定 (e.g. 法規制チェック用 ) 4
合成実験の入力 5
ケミスト向け ELN としての機能 一般的に必要とされる機能には 標準機能として対応しております 以下は高頻度でお伺いする要件ですが 全て標準での対応が可能です 入力 ChemDraw も使用できること 反応及び仕込み量から自動的に分子量 当量 収率が計算できること 試薬 DB 情報の構造及びテキスト検索 および結果の利用が可能なこと 各個人の試薬リスト ( お気に入り試薬リスト ) が作成できること 反応温度 圧力 反応時間 反応条件 溶媒等のプロパティ情報の入力機能があること 分析機器のデータが取り込み可能であること TLC の描画が可能なこと 失敗した反応の区別 過去の実験ノートの複製により新規ノート作成が効率的に行えること 6
ケミスト向け ELN としての機能 検索 構造式検索 反応式検索 テキスト検索がリーズナブルなレスポンス時間で可能なこと システム連携 法規制チェックシステムと連携できること 試薬 DB と連携できること 化合物の登録処理ができること 電子署名 完全電子化 複数名による承認機能を有するワークフローが可能なこと 完全電子化の電子実験ノートとして対応できること その他 パラレル合成へ対応可能なこと 7
Experiment 例 Template は Text, File, Form, Table などのセクションから構成されます 主要なセクション Reaction Scheme 反応式描画 表示 Synthetic Chemistry マテリアルの入力 自動計算 Procedure 実験手順の記載 反応式描画 表示 その他のセクション RegSys RegSys チェック結果の参照 Results PDF, 画像ファイルなどの添付 Conclusions 結論などの記載 マテリアルの入力 自動計算 実験手順の記載 8
Experiment 作成フロー BIOVIAELN ( 新規作成 ) ( 過去の Experiment をコピー ) 承認 Experiment 作成 承認ワークフロー もしくは レポート印刷 反応式入力 承認依頼 試薬情報入力お気に入り一覧 / ACD 検索 Sample ID 発番 法規制チェック 試薬量計算 プロシージャ入力 ( 反応まで ) チャート添付 実験内容の入力 秤量反応開始反応追跡反応停止と精製機器分析 実験室での作業 9
反応式入力 Reaction Scheme セクション シングル及びマルチステップでの入力 OpenEye による自動命名 溶媒や試薬 触媒などは反応矢印の上下に表示 ( 表示内容 場所は選択可能 ) 化合物名 (IUPAC 名 ) や MW 等を反応物 生成物下部に表示 ( 表示内容は選択可能 ) 10
試薬情報入力 ( お気に入り試薬 ) よく利用される試薬の登録 利用個人ごとでの管理も可能 Synthetic Chemistry セクション お気に入り一覧から試薬を選択後 1 クリックで Density 情報も一緒にマテリアルテーブルへ 11
試薬情報入力 ( 試薬 DB 検索 ) ACD 検索画面 Synthetic Chemistry セクション ChemDraw も対応 ACD への構造式 名前による検索 構造検索 : Exact, Sub Structure, Isomer, Tautomer テキスト検索 : MDL#( 完全一致 ), CAS 番号 ( 完全一致 ), 化合物名 ( 部分一致 ) での検索リスト検索 : MDL #, CAS 番号での検索 ACD 検索から試薬を選択後 1 クリックで Density 情報も一緒にマテリアルテーブルへ 12
法規制チェック マテリアルテーブルに記載されている全ての構造式に対して Regsys( 法規制 ) チェックを実施 検索結果を法規制チェックセクションに表示 生成物のみならず 反応物 試薬等も検索対象とすることで漏れのないチェックを実現 法規制チェックセクション内容は変更不可としている為 ログとしてもご利用可能 13
試薬量計算 各ステップで Limiting Reagent (LR) を選択 Synthetic Chemistry セクション 試薬量の自動計算 ( 当量 mol 等 ) 有効数字を保持し 自動計算に利用 各ステップでの収率自動計算 SYMYX CONFIDENTIAL 14
Procedure 入力 テキストセクションへのマテリアルリンクの挿入 フレーズをツールウィンドウから選択 独自のフレーズの作成 複製 修正が可能 Procedure セクション 15
反応の追跡 TLC Editor による TLC 描画や NMR, LC-MS 等の機器分析の結果をノートに貼付け あるいは保存場所へリンクを張ることが可能です 16
フレキシブルなレポート Report Builder により 自由に出力セクションを選択することが可能 Report Designer 17
電子署名とワークフロー 作成者承認者第三者 In Progress 編集可能参照のみ参照不可 基本機能の一つである Workflow Designer により 署名を伴うドキュメントワークフローを自由にデザインすることが可能です 電子署名 Under Review 電子署名 参照のみ参照不可 Review の結果 NG OK Completed 電子署名 18 参照のみ ワークフロー例 Workflow Designer 18
その他 : パラレル合成 マルチステップパラレル合成 1.SN2 求核置換反応 2. 還元的アミノ化 個々の反応物 展開された生成物および反応の検索 反応物の入力 1.SD ファイル 2.Mol ファイル 3.BIOVIA Draw/ChemDraw12 19
その他 : パラレル合成 Enumeration BIOVIA Cheshire による Enumeration Cheshire Enumeration オプション 1. 複数反応サイトの許可 2. ユニークな生成物のみを生成 3. 分子間 / 分子内の反応を制限 4. 官能基または構造の排除 20
BIOVIAELN と周辺システム連携 電子実験ノートから様々なシステムとの連携が実現可能です 法規制化合物チェックシステム 化合物登録システム (ChemReg その他 ) 発番された ID 構造式や Experiment ID 登録量など 登録に必要な情報 法令情報 RegSys 構造式 ( 反応物 試薬 生成物 パラレル合成での enumeration された構造式など構造式を持つもの全て ) 分析依頼システム 構造式やロット ID など依頼に必要な情報 ( 依頼する機器など詳細は分析依頼システムで入力 ) BIOVIA ELN 化合物名やビン ID 個人やプロジェクトで発注した試薬リスト 構造式 試薬名 比重等 試薬管理システム RAKTIS Experiment ID によるリンク必要なファイルを添付 構造式や化合物名 ID 分析機器データ 反応情報 反応式 反応データベース CIRX 構造式 化合物名 比重など 試薬データベース ACD 21
お問い合せ先 本製品に関するご質問等は下記までご連絡下さい 日本代理店 開発元 マーケティング部 Dassault Systems Biovia Inc., Tel:03-5789-2340 E-mail:ls-marcom@ctc-g.co.jp 141-0022 東京都品川区東五反田 2-10-2 東五反田スクエアビル http://www.ctcls.co.jp/ 22