槻橋修 Tsukihashi Osamu 寺内美紀子 Terauchi Mikiko 渡和由 Watari Kazuyoshi 神戸大学工学研究科建築学専攻准教授 ティーハウス建築設計事務所を設立 (2002) 建築ノート など数多くの建築に関する書籍を監修 信州大学工学部建築学科准教授 寺内美紀子

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

A1 大町 G9 本間 S22 山崎 45 19% C22 武田 K0 渡辺 ( 祐 ) G15 伊敷 S22 山崎 C8 三ツ石 E11 川崎 G19 石井 46 18%


4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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優勝準優勝第 位第 位 男子ダブルス 女子ダブルス 大串 飯野山田 河田久保田 安部清水 樽川 (T.O.M) (T.O.M) ( 市役所 ) ( メカ ネの辻本 ) ( メカ ネの辻本 ) ( 卓健会 ) 渡辺 三浦 山本 山本 吉原 山本 久保田 緒方 ( なでしこ ) ( なでしこ ) ( あ

shintan NEWS 42号

優勝準優勝第 位第 位 男子ダブルス 女子ダブルス 植尾 小野 三浦 川口 ( イーオン ) ( イーオン ) 小森 藤岡 北浦 吉良 ( リバティ ) ( みなみク ) 優勝準優勝第 位第 位 一般男子 一般女子 シニア男子 山口 大山 ( 木曜会 ) ( 武道館ク ) 丸山 木下 ( 四中同好会

市卓 小郡近郊争奪卓球大会結果(6月2日)

率 九州 ( 工 -エネルギー科学) 新潟 ( 工 - 力学 ) 神戸 ( 海事科学 ) 60.0 ( 工 - 化学材料 ) 岡山 ( 工 - 機械システム系 ) 北海道 ( 総合理系 - 化学重点 ) 57.5 名古屋工業 ( 工 - 電気 機械工 ) 首都大学東京

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14福岡高校同窓会P.1-6-4

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一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

4 液晶テレビテレビ 位守さまさま 4 液晶テレビテレビ 上田さまさま 4 液晶テレビテレビ 岡さま津さまさま 4 液晶テレビテレビ 香取さまさま 4 液晶テレビテレビ 小池さまさま 4 液晶テレビテレビ 酒谷さまさま 4 液晶テレビテレビ 澤さま崎さまさま 4 液晶テレビテレビ 畑さまさま 4 液

GroupA MULTI-LEVEL CONNECTIONS 概要今回私たちのグループは マルチレベルの連結 というテーマを主軸とし 敷地内における 名古屋都心部 緑の軸 である久屋大通公園の南端と 水の軸 である新堀川運河の北端地域を連結する緑地 公共オーペンスペースを計画した 具体的には 敷地内

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平成 5 年度県民 部大会試合結果一覧表 男子タ フ ルス 001 準々決勝 03 1:8 井上裕也 Date: Page. 男子タ フ ルス 00 準々決勝 04 1:55 高橋且磨野村和弘 藤崎草多 1 11 佐倉市 男子タ フ

第 回宮城野オープンラージボール卓球大会 H--( 若林体育館 ) 混合ダブルス 部 ( 予選リーグ ) 清野 千田 丹治 木村 馬場 佐伯 コート さくらクラブ 福島ラージ ウィードソウル 菅野 佐々木 堀内 荒木 高橋 大石 コート モーモー STC 山形クラブ 金子 渡部 ( 智 ) 阿部 川

きたがわ8月号_588.ec9

55 田村安恵 仙北 月 6 日 20:26 56 今野一樹 はまなす 月 26 日 19:37 57 福田修 仙北 月 15 日 11:59 58 小松峰子 ロックン 月 13 日 21:41 59 今村博史 はまなす 616 0


NO, A-2 秋田工 st 16 副審 1stUmpire 17 2nd 横手清陵 水木順仁 疋田 21 3rd 6 副審 2ndUmpire 15 4th 15 田中 テーフ ル オフィシャルス Table officals 晋直幸 明桜高等学校 4 八 柳

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子ども市議会を終えて 別府市議会議長山本一成 第 5 回 べっぷ子ども市議会 が 子どもたちの別府への熱い思いを感じ開催されました 開催に当たりまして ご協力をいただきました各小中学校の先生方 子ども会育成会連合会の皆さま PTA 連合会の皆さま そして保護者の皆さまに心より感謝申し上げます 今回の

3 射 4 エンド岡山陽香 ( 日本福祉大学 ) 114 点 2007 年度個人戦 各大会記録 東海学生アーチェリーインドア選手権大会記録 TOTAL 宮原雅 ( 名城大学 ) 576 点 2007 年度 小林大輔 ( 愛知学院大学 ) 576 点 2011 年度 団体 愛知工業大学 ( 田崎 長澤

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スライド 1

日目 < 男子 > 詳細 Aリーグ 法政二 A - 茨キリA 浜松南 B - 甲府工 B 法政二 A - 浜松南 B D 古賀 田邊 - 小野 倉橋 D 久保 野中 - 保坂 鈴木 D 古賀 小林 - 野中 増田 D 佐藤 平井 - 宮原 木下 D 鈴木凜 鈴木優 - 伊藤 村松 D 佐藤 平井 -

組H (表紙)

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市民自治をめざす1000人の会NEWS

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年金記録に係る苦情のあっせん等について 平成 22 年 8 月 25 日 総務大臣は 年金記録確認第三者委員会の判断を踏まえ 8 月 24 日 に 厚生労働大臣に対し 次のとおり年金記録に係る苦情のあっせん及 び年金記録の訂正は必要でないとする通知を実施しました 連絡先 総務省行政評価局年金記録確認

PDFを書き出す

MEN'S 5km Long Distance Rank Name Club TIME 1 松下裕亮 gosea's surf 0:36:24 2 福井悠介 k-funk 0:36:30 3 深津勝哉 LANIKAI 0:36:39 4 吉田亮平 0:36:42 5 安田孝則 ボードワークス 0:3


第 38 回連盟会長杯混合ダブルス卓球大会 2 位トーナメント高槻市総合体育館 一般入賞 1 位 : 準優勝 2 位 : 優勝 3 位 : 優勝 4 位 : 優勝 コート 組 白木 幡司宮川 遠藤妹藤 青木浅田 井上 パナクラブ GBZ 金星クラブ ユ

Microsoft Word - 03第3章(p37-45)

建築学科学科紹介2017

渋川市都市計画マスタープラン意見シート



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基調講演

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Microsoft Word - 【活動報告表紙第3号】


平成 29 年度社会福祉士 精神保健福祉士実習担当教員講習会 社会福祉士実習分野講習 < 実習東京 CJ1> 開催日 : 平成 29 年 8 月 7 日 ( 月 )~8 月 10 日 日程時間科目形態講習内容講師 10:10~10:25 10:25~10:30 10:30~12:00 実習指導概論

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

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1 TEKKEN 70 年 史 TEKKEN 70 年 史 2

ドロシーBver1.4(団体選抜型)

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

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10 月 15 日 ( 木 ) 2015 ダンロップ スリクソンレディースステップアップクラス (1) 3 チーム 8 ゲーム先取ノーアドバンテージ 4 チーム 6 ゲーム先取ノーアドバンテージ コート コート 順位 順位 1. 信澤 武

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

2012 東北道 4 県対抗戦県予選 Bクラス (1) 4 月 26 日 ( 木 ) 9:00~ 1.2コート 1.2コート 順位 順位国司 田島金井 関野 ( ミナミ ) (T&P) 岡田 小菅長島 境原

2019実業団(B)県予選 ・試合結果

一般男子シングルス B クラス予選リーグ A ブロック 石本信誉 三宅秀樹リチャード中川裕 Return Ace 大西恭寛リチャード B ブロック 檜川勝リチャード野口晃二ナイター TC 井口琢巳リチャード喜多輝明ポルト ドゥ ミチ 石本信誉三宅秀樹中川裕大西恭寛 リチャード Return Ace

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第174期 中間株主通信

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)


新人2次

中井町緑の基本計画(概要版)

入賞者一覧 種目 順位 氏名 所属 氏名 所属 男子ダブルス00 歳以上優勝 藤原善宏 うご卓さくら 谷藤孝 うご卓さくら 男子ダブルス00 歳以上準優勝相沢康 上新城クラブ 髙橋克美 上新城クラブ 男子ダブルス00 歳以上第 位 渡部悟 由利ラージ 戸沢浩喜 由利ラージ 男子ダブルス0 歳以上優勝

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

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太洋ボウル印刷日 2018 年 06 月 03 日 16:37 チーム順位表 [602] 日本商工会議所会頭杯争奪第 52 回 BPAJ 全国ボウリング競技大会 4 人チーム戦決勝 2018 年 06 月 03 日 09:00 年 ~ 06 月 日 13:00 ハンディキャップ :

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

!! !!!!!! 3 Part 年 2 月 11 日 ( 金 ) ちょり!! 無責任だけど 狙いはある 2 安積 笠原 安積!! 2 大西 スタッフのリミッターを外した ネジ巻き ちょり ちょり 安積 2 1!! 江淵 笠原 江淵 ちょり 笠原 大西

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

科学技術の状況に係る総合的意識調査(定点調査)」調査票にかかるQ&A

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

ICTを軸にした小中連携

第 51 回佐久市民スケート大会兼銀河連邦建国 30 周年記念第 29 回銀河連邦星のまちスピードスケート親善大会平成 30 年 1 月 27 日 ( 土 ) 軽井沢風越公園スケートリンク 順位表 Data processing by SEIKO 小学校 1 年女子 300m 軽井沢風越公園スケート

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. あなたの 景観 への意識についてお伺いします 問 - あなたは景観 ( 風景 景色 眺め まちなみなど ) に関心がありますか? 大いに関心がある.% 9.% 0.0% 大いに関心がある まあまあ関心がある.0% 8 8.9%.% まあまあ関心がある 普通 8.9% 普通 あまり関心がない.%


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平成19年度環境ラベルに関するアンケート調査集計結果報告

2

勇 舞 恵 北 バーモス B DOHOTO 平 成 8 年 度 第 9 回 トモエ 杯 千 歳 地 区 カブスリーグ(U-) 部 対 戦 表 勇 舞 恵 北 バーモス B DOHOTO 勝 点 得 点 失 点 得 失 順 位

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

Transcription:

運動を振り返って 小川次郎 O g a w a J i r o 坂牛卓 S a k a u s h i T a k u 曽我部昌史 Sogabe Masashi 日本工業大学工学部建築学科教授 日本工業大学百年記念館 / ライブラリー & コミュニケーションセンターで日本建築学会作品選奨 (2010) を受賞 東京理科大学工学部建築学科教授 建築設計事務所 O.F.D.A.associates を共同設立 (1988) リーテム東京工場 international architectural award2007 / 角窓の家日本建築家協会優秀建築選 (2007) など受賞 神奈川大学工学部建築学科教授 建築設計事務所 みかんぐみ を共同設立 (1995) 住宅 保育園 ライブハウスの建築設計から家具 プロダクト インスタレーションまで幅広いデザインを手がける まちづくりにゴールはない まちづくりにゴールはない 考え続け つくり続けることに意義がある あたりまえの話であるが 7 年間の活動を振り返って あらためてそう感じている まちに住む人びとの成長に歩みを合わせるように まちも成長を続けるのだと思う その過程で 不具合や不都合が生じたら手を入れてゆく 人びとの暮らしぶりや意識が変化し 新たなものが必要になったら付け加えてゆく そして まちに暮らす市民や行政がそのことに取り組むのはもちろん 少し違った立場や視点をもつ様々な人びと - 例えば大学の学生や先生など - をそこに巻き込むことで まちの豊かさはさらに厚みを増してゆくのではないか 私たち連携 5 大学研究室も これまで具体的な建築プロジェクトから制度設計まで いろいろなかたちで八潮のまちづくりに関わらせて頂いた 21 世紀のまちづくりを見据えて こうした仕組みを丁寧に作り上げ 継続されてきた ( これは全国的に見ても胸を張れる 画期的な試みだと思う ) 八潮のみなさんに 心より敬意を表したい ヤシオ サポーターとして 個人的にも この 7 年の間というもの 実によく八潮に通わせて頂いた もちろん 市民のみなさんとのワークショップやいろいろなお祭りへの参加 役所との打合せなど その時々の用事もあったのだが そのことを別にしても八潮には何か惹きつけられるものがあった 水や緑が多いことによる独特の開放感? 人びとのゆったりとした雰囲気? 緑地や農地 住宅 工場など様々な表情をもった街並み? 多分 そうしたものすべてがブレンドされた心地良いゆるやかさが 八潮らしさ につながっているのだと思う こんな楽しさに満ちたまちの姿を 市民のみなさんだけでなくあらゆる人びとに伝え 届ける運動をこれからもずっと続けて頂きたいと ヤシオ サポーターの 1 人として切に願っている 40 運動を振り返って 遠そうで近い場所ネガティブな要素は本当にネガティブか? 八潮に最初に来たのはだいぶ前のことである 市役所に案内されて市長の町づくりへの心意気を拝聴した 市役所の上階にある部屋から外を見ると平らな町が広がっていた ああだいぶ遠くに来たなと感じた 都心のビルの狭間に暮らして 10 年以上もたつので平らな大地は妙に遠方に感じられた しかしその後幾度となく通い 自転車で街歩きをしてみるとどうもこれは懐かしい場所だと感じるようになってきた そもそも自分が生まれ育った東京の練馬区は大根の産地として有名で 23 区の中では畑がたくさんあった 誰の所有地かわからないような空き地がたくさんあり格好の遊び場となっていた どうも八潮はそんな自分の育った記憶の中の一部が再現されているように見えてきた 遠く思えた風景は記憶の中のすぐそこにあったというわけである 皆で考える楽しさ 八潮に最初に来たとき自分はまだ教師になって数年目であった 学生を教えるのにやっとな頃で学生と一緒に何かを作るなどという状態ではなかった ところがここで我々は学生とも他大の先生とも価値観を共有させながらもの作りを始めたのである これはなかなか勇敢な試みであったと思う 一体どこまでうまくいくのだろうかと疑心暗鬼だったのだが これが様々な良い結果を生み出していった 皆で考えることはともすると妥協の産物になるのだが ここでは多くのことがプラスに働き質の高いたくさんの案を生み出した それらは学生の力量を示すと同時に指導する先生方の知恵の発露でもあった そんな案を厳選して市民の意見も交えながら行う町づくりはそうそうできるものではない これが可能となったのは 5 つの大学が集結したからで もう一つは長く続けてきたからである この貴重な関わりをさらに継続して ( できれば 100 年 ) いければと願っている 風景に人工的な印象を加える鉄塔の列 匂いが気になる水路網 機械音が漏れ出す町工場群 八潮の風景の特徴であるこれらの要素は 多くの場合 景観や暮らしやすさを損なうネガティブな要素として捉えられやすい デザインの現場では 鉄塔から目をそらし 水路を暗渠化し 町工場から距離をおくような対応が選ばれる 八潮での私たちの試みは そういったスタンスとは正反対である つまり 鉄塔をランドマークとして位置づけ 豊かな景観の一部としての水路を取り戻し 町工場の活力を取り込むような住宅地を構想した こういったスタンスは この先のまちづくりで特に重要なのではないかと思う 常識と位置づけられている評価軸をいったん棚上げにして その地域の持つ特性をポジティブに活かす方法を考える そうすることで どこにでもある同じような雰囲気の街ではなく その地域特有の魅力をつくりだすことが可能になるのではないだろうか 創発を生む協同 5 大学の学生たちが協同して検討を進めることが このプロジェクトの個性を生む 混成チームをつくり協同で一つの提案をまとめることもあれば 各大学がそれぞれの案をもちよりアイデアを競わせることもある 協同の仕組みにも工夫が重ねられる T 邸の設計においては 南面に対する考え方が提案されたことで外形が大きく変わり 結果として特徴的な外観を得ることとなった また 学生たちのセルフビルドによる家具や庭や茶室や露地のデザインでは 不思議な競演が予想を超えたアイデアの集積を得た 大学毎に担当部位を分けて検討をしていたのだが 互いのデザインに意識を向けながら それぞれの独創性を発揮しようと努めた結果だろう いつものやり方では この先の建築設計の可能性を矮小化してしまうに違いない 協同の仕組み次第では 新たな創発的デザイン環境が得られるのである

槻橋修 Tsukihashi Osamu 寺内美紀子 Terauchi Mikiko 渡和由 Watari Kazuyoshi 神戸大学工学研究科建築学専攻准教授 ティーハウス建築設計事務所を設立 (2002) 建築ノート など数多くの建築に関する書籍を監修 信州大学工学部建築学科准教授 寺内美紀子建築設計事務所 (2003~2005) 人人ニュータウンひたち野中央 脱 都会派の夢 くらしと住まいのコンクール優秀賞を受賞 (2001) 筑波大学環境デザイン領域准教授 1990 年に渡米 米国のランドスケートプ アーキテクチャと建設設計事務所で日米の都市や住宅地の計画実務を行う 98 年に帰国後 現職に 大きな変化の中で 八潮に通い始めてからの 7 年間 街は来るたびに変化していた そもそもこの運動が始まった経緯がつくばエクスプレス開通により八潮に初めて駅ができ 駅前が誕生したことにあるのだから当然とも言えるが 八潮にとって大変貴重な時期に学生達と通わせていただいたことになる ピカピカの TX に乗って八潮駅から八潮に入り 先生方や学生達と自転車に乗って町中を走りまわって出会ったのは 八潮に流れる時間が醸成させてきた伸びやかな郊外都市の風景だった 細い路地の入り組んだマスクメロン街区や 町工場が並ぶ光景 人々の水との格闘の記憶を感じさせる水路や河川敷は そして可愛らしい小松菜畑は どれも大都会の真ん中では得られないホッとする空間だった どんどん便利に けれども画一的になっていく日本の街の中で 八潮の空間の美しさにみんなが気づくようになる日は遠くないと思う その日まで 八潮は TX 沿線における 懐かしい場所 であってほしい スローなまちづくり こうした八潮の魅力に誘われて 5 大学連携の活動も自由な空気の中で活動させていただいた 毎年 八潮の魅力について大学間で意見を出し合い 市民の皆さんと家づくりに挑戦したり 公園づくりに取り組んだり 活動当初では想定できなかったような創造的なまちづくりの方法を学ばせていただいた 駅前を中心に進んでいる急速な変化を八潮全体で柔軟に受け止めながら この街が昔から身につけてきた < 八潮のペース > に巻き込んでいく みんなにとって住みやすい街にするために 一刻も早く取り組むべき課題も少なくないだろう しかし人々が愛着を持てる街並みの創造に関しては 短期間の成果にばかりこだわるのではない 長期熟成のスローなまちづくりこそ 八潮らしいまちづくり なのだと思う その意味で 100 年運動の 100 年 は伊達じゃない とあらためて感じている 八潮とはどこか 東京を直交座標の 4 象限に区切ると 第 1 象限に江戸がすっぽりと入ってしまう 住宅地である山の手は西に 下町の職人街や様々な手工業は北に伸びていった 結果 北に位置する八潮のような水運に恵まれた地域は 江戸時代からあらゆる物資を都心に供給する街となった つくば TX により 今度は のんびりとした緑の多い暮らしを供給している 八潮とは与えることの尽きない豊かな場所なのだと思う こうした豊かな郊外によって都心は成り立っているのだと 八潮に来るようになって 今更実感した 一方 八潮のなかで八潮をどのように見いだせばよいのか これはなかなか一筋縄ではいかない問題であった おおげさな言い方だが 近代以降の発展と衰退のなかで 日本人の生活や家族の変様がそのまま刻まれてきたかのような都市空間が 八潮にはあると感じた 八潮のような街はめったにないという感覚と 日本のいたるところに八潮はあるという感覚の共存である この 2 つの感覚を往き来しながら 少しずつ八潮に詳しくなることができた 八潮の感性 7 年間にわたって 市民フォーラムやワークショップに参加し 連携大学の先生 研究室のみなさんと協同でき本当に楽しかった 初めの 4 年間は土木系の学科に在籍していたこともあり 土木構築物に着目するのに八潮はうってつけのフィールドで 学生もやりやすかったと思う 高架下や河川敷と田園のスケールが絶妙に? マッチし 住宅スクールでもこうした八潮の特徴がモチーフになった 地元の製作所や工場にもご協力頂き 実際に色々なものをつくれたことは大きな成果と自負している 地元のみなさんの持つ たくましさとユーモアに支えて頂いたからこそ実現できたプロジェクトばかりであった こうした八潮の感性に心から感謝している 八潮のまちを エクスプローラー 私達 筑波大学では 芸術専門学群と大学院生が協働して実践的な演習を行う 筑波大学アート デザイン プロデュース (ADP) として 自治体や大学で様々な提案や活動をする取り組みを行っている 八潮においては 平成 22 年から平成 24 年の 3 年間 ADP の一環で 八潮エクスプローラー ( 八潮探検隊 ) として参加した 活動全体を振り返ると 1 年目に基礎的な視点を得る活動として まちを歩いて 座って環境資源を確認する 八潮パブリックピクニック や 伝統産業と地域資源を身につける提案である 八潮アロハ 農業や公衆トイレの可能性を探る提案の活動を行った 2 年目は 環境と歴史的な資源をデザインした 地域のクールビズポロシャツ 写真による地域資源の視覚化と市民参加を目指した 鉄塔鉄美写真コンテスト その成果と活動過程をまとめた冊子 八潮 photo として発展させた 3 年目は 市役所の若手職員も参加したポロシャツ製作 まちの資源をキャラクター化した まち缶バッチ 夏の風景を撮る鉄塔写真コンテスト 下妻街道を自転車で旅する 八潮発下妻街道の旅 などを行った 八潮での活動を活かして このように 八潮エクスプローラーでの 3 年間の活動は 小さな発想から 市民の方々 子供達 様々な方々が楽しく参加できること みんなが笑顔になることの手助けができたと思う 今でも いろいろな楽しい活動が街中で起こっている場面が浮かんでくる 私達は八潮を離れたが 八潮から下妻まで自転車で走った経験を活かして 霞が浦やつくば市での自転車を活かす活動を行っている 八潮街並づくり 100 年運動の成果が まちの体験価値をみつけて 市民で共有する今後の市民活動のヒントになると幸いである 運動を振り返って 41

7 年間の活動参加者 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 茨城大学 上田 学 茨城大学 鈴木 覚 茨城大学 戸島 建 茨城大学 大友 彰 信州大学 今城 絵美子 ( 寺内 ) 立原 稔生 ( 寺内 ) 窪谷 浩之 ( 寺内 ) 廣瀬 貴之 ( 寺内 ) 川井 昌樹 ( 寺内 ) 京谷 奈津希 鈴木 覚 戸島 健 宮崎 文子 千葉 友紀 高橋 拓生 窪谷 浩之 廣瀬 貴之 大友 彰 榧場 則子 野原 麻由 田原 佑介 宮崎 文子 川井 昌樹 守 直朗 南 勇次 戸島 健 大友 彰 千葉 友紀 大西 遼 廣瀬 貴之 川井 昌樹 榧場 則子 河野 慶子 神奈川大学 内山 雄基 宮崎 文子 千葉 友紀 佐々木一真 関根 匠 ( 曽我部 ) 源 真希 古川 このみ 関根 拓也 山本 十雄馬 高見 準也 神奈川大学 豊田 久美子 守 直朗 下岡 由季 ( 曽我部 ) 平野 宜昭 神奈川大学 水野 清隆 神奈川大学 井土 稔 高橋 恭平 水野 清隆 ( 曽我部 ) 山本 昌弘 神奈川大学 木下 和之 ( 曽我部 ) 立川 愛弥子 高橋 陸也 山本 昌弘 小金丸信光 ( 曽我部 ) 宮坂 夏雄 田村 雅哉 石川 朝海 竹下 聡史 宮脇 渉 源 真希 東京理科大学 中川 宏文 小金丸信光 中村 啓介 西浦 佑亮 菊井 悠央 ( 坂牛 ) 堀江 優太 畑中 洋介 畑中 洋介 早瀬 貴政 望月 諭 小林 翔 木下 和之 古川 正敏 中岡 優 信州大学 兼子 晋 久保 香織 源 真希 東京理科大学 飯田 侑希 秋元 俊介 ( 坂牛 ) 平岩 宏樹 佐々木真美 ( 坂牛 ) 石原 誠也 飯村 悠太 小倉 和洋 宮脇 渉 信州大学 田中 邦幸 河添 寛 岡崎 絢 小日向由香 ( 坂牛 ) 朝日 大和 堀江 優太 加瀬野沙季子 宮尾 真紗美 信州大学 小倉 和洋 西浦 皓記 山田 芽里 中東 壮史 香川 翔勲 ( 坂牛 ) 竹森 恒平 林 和秀 永田 達識 高木 美帆 田中 邦幸 植松 千秋 神戸大学 岡崎 大起 則本 祐輝 田中 邦幸 藤岡 佑介 ( 槻橋 ) 片岡 憲男 本田 佳奈子 藤岡 佑介 朝日 大和 神戸大学 薫 徳静 坂本 知世 山下 晃弘 西浦 皓記 ( 槻橋 ) 岡崎 大起 友渕 貴之 東北工業大学 小原 淳 林 和秀 片岡 憲男 貫名 智 神戸大学 村岡 幹尚 ( 槻橋 ) 武田 千博 坂本 知世 村岡 幹尚 ( 槻橋 ) 小川 紘司 留場 広宣 東北工業大学 福島 直人 友渕 貴之 徳 静 中村 秋香 福島 直人 ( 槻橋 ) 工藤 聡志 貫名 智 早川 直樹 阪本 昌則 森谷 哲郎 小林 知博 村岡 幹尚 松原 昌幹 猪部 開 中村 大樹 三浦 良平 日本工業大学 高桑 広太郎 高橋 慶行 日本工業大学 高桑 広太郎 押谷 崇之 日本工業大学 高桑 広太郎 ( 小川 ) 木村 優子 大蔵 廣明 ( 小川 ) 冨谷 広宣 山田 恭平 ( 小川 ) 安藤 聖 松下 和弘 野村 一也 秋田 遼介 伊藤 惇 谷中 志穂 日本工業大学 高桑 広太郎 山口 由太郎 小川 紘司 佐藤 洋平 ( 小川 ) 佐藤 洋平 小林 堅登 冨谷 広宣 冨谷 広宣 小林 賢登 日本工業大学 高桑 広太郎 田沼 大輔 松下 元也 松下 和弘 高橋 敦史 ( 小川 ) 岡崎 歩 土佐谷勇太 飯野 祐司 松下 元也 涌井 領 今 和昌 廣戸 海渡 江利川旭 野村 一也 安藤 聖 高崎 文也 黒澤 祥貴 小山内豊 山口 由太郎 伊藤 惇 高橋 敦史 小池 佑樹 大島 隆哉 岡田 祥治 岡崎 歩 涌井 領 義見 春野 大橋 雅耶 今 和昌 佐々木翔平 小林 賢登 高崎 文也 小林 堅登 飯嶋 洋樹 小林 円 田口 淳美 安藤 聖 藍場 弘充 高村 公章 田沼 大輔 伊藤 惇 内田 健太 高橋 敦史 土佐谷勇太 田沼 大輔 久保田祐介 早川 智章 野口 和紀 土佐谷勇太 薗部 幸人 平山 義剛 廣戸 海渡 廣戸 海渡 西川 博美 涌井 領 皆川 龍也 城崎 政善 武藤 将和 黒澤 祥貴 小池 佑 42 7 年間の関係者

平成 25 年度平成 26 年度八潮街並みづくり 100 年運動実行委員会 信州大学 山本 十雄馬 信州大学 今城 絵美子 ( 寺内 ) 今城 絵美子 ( 寺内 ) 京谷 奈津希 京谷 奈津希 高橋 拓生 高橋 拓生 野原 麻由 野原 麻由 南 勇次 南 勇次 山本 十雄馬 大江 健太 大江 健太 北沢 伸章 北沢 伸章 澤崎 綾香 樋口 徹也 野上 将央 本田 世志郎 本田 世志郎 市川 楓 出田 麻子 神奈川大学 中村 慧睦 上田 彬央 ( 曽我部 ) 望月 諭 大村 公亮 伊藤 夏美 福嶋 史奈 田邉 裕二 松原 昂平 柳 健太郎 神奈川大学 望月 諭 東京理科大学 程 鵾鵬 ( 曽我部 ) 菊井 悠央 ( 坂牛 ) 岡崎 絢 金子 俊介 東京理科大学 藤坂 美佳 中川 宏文 ( 坂牛 ) 宮前 淳司 中東 壮史 程 鵾鵬 本田 佳奈子 井黒 彬 山下 晃弘 村田 真里恵 大村 総一郎 押川 博幸 神戸大学 猪部 開 菅谷 由香子 ( 槻橋 ) 大野 晴臣 田中 比呂夢 角谷 卓哉 半田 友紀 有田 一乃 藤坂 美佳 小川 亜希穂 松浦 有香 小松 昌平 宮前 淳司 日本工業大学 小池 佑樹 神戸大学 小川 紘司 ( 小川 ) 藍場 弘充 ( 槻橋 ) 中村 秋香 内田 健太 阪本 昌則 久保田祐介 里中 俊裕 岩崎 哲也 猪部 開 氏家 孝洋 大野 晴臣 内田 雅基 小池 真貴 大宮 結花 楠目 晃大 押山 勇太 田端 由香 日本工業大学 黒澤 祥貴 中山 瞭 ( 小川 ) 小林 堅登 野口 瑞貴 小池 佑樹 初見 友香 義見 春野 山崎 恵 藍場 弘充 内田 健太 久保田祐介 小松 由樹子 坂田 健一 高木 翼 種市 光治 西舘 直人 村井 春樹 渡邉 優樹 渡辺 優也 実行委員会幹事会部会 平成 20 年度 会 長 : 鈴木 俊一 小澤 政人 会 計 : 松澤 利行 監 事 : 山木 知二 平成 21 年度 会 長 : 鈴木 俊一 小澤 政人 会 計 : 深井 章 監 事 : 山木 知二 平成 22 年度 斎藤 順一 会 計 : 深井 章 平成 23 年度 斎藤 順一 会 計 : 小倉 光雄 平成 24 年度 斎藤 順一 会 計 : 小倉 光雄 平成 25 年度 副会長 : 斎藤 順一 会 計 : 江刺家 博賢 平成 26 年度 副会長 : 斎藤 順一 会 計 : 監 事 : 岡 薫 江刺家 博賢 平成 21 年度 幹事長 : 豊田 裕之 副幹事長 : 渡辺 清貴 幹事会員 : 水谷 勲 中川 盛弘 北川 賢一 狩野 勉 田中 勉 高木 哲男 平成 22 年度 幹事長 : 豊田 裕之 副幹事長 : 渡辺 清貴 幹事会員 : 水谷 勲 中川 盛弘 小林 義和 山木 知二 中島 陽一 田中 勉 久保田 芳男 高木 哲男 平成 23 年度 幹事長 : 水谷 勲 副幹事長 : 松井 輝一 幹事会員 : 江刺家 博賢 海老原 秀行 小林 義和 山木 知二 中島 陽一 田中 勉 會田 喜一郎 村上 誠弥 高木 哲男 平成 24 年度 幹事長 : 水谷 勲 副幹事長 : 松井 輝一 幹事会員 : 江刺家 博賢 海老原 秀行 小林 義和 山木 知二 中島 陽一 峯岸 真一 浅古 哲男 村上 誠弥 會田 喜一郎 顧問八潮市長多田重美 (H20 - H25.8) 八潮市長大山忍 (H25.9 -) 平成 20 年度 部会長 : 稲垣 公之 部会員 : 豊田 裕之 柳田 昭彦 平岩 征夫 大沼 孝男 本間 和成 河原 聡美 古庄 元行 平成 21 年度 部会長 : 稲垣 公之 副部会長 : 浅古 哲男 部会員 : 江刺家 博賢 近藤 昭彦 大沼 孝男 澤井 良温 本間 和成 島村 友美 古庄 元行 内海 光章 柳町 貴栄 平成 22 年度 部会長 : 稲垣 公之 副部会長 : 浅古 哲男 部会員 : 江刺家 博賢 近藤 昭彦 大沼 孝男 野口 繁央 野崎 省三 島村 友美 古庄 元行 内海 光章 久保田 有香 事務局八潮市都市デザイン課都市デザイン係 7 年間の関係者 43

YASHIO BEST 八潮街並みづくり 100 年運動 2008-2014 平成 27 年 3 月発行 製作 編集 神奈川大学 曽我部研究室 神戸大学 槻橋研究室 信州大学 寺内研究室 東京理科大学 坂牛研究室 日本工業大学 小川研究室 監修小川次郎 ( 日本工業大学教授 ) 編集協力本田世志郎 ( 信州大学 ) 村田真里恵 ( 東京理科大学 ) 発行 八潮街並みづくり 100 年運動実行委員会