近隣市のブランディング プロモーションに関する動向 池田市 池田ブランド構築事業 ( 市民生活部地域活性課 ) 落語 1 をキーワードとした商業活性化事業 (1) おきな KAIWAI ( 落語風一店一品運動 ) (2) 猪 -1 グランプリ ( 猪肉を使ったグルメグランプリ ) (3) おたなゼミナール ( まちゼミ ) (4) 寄席など 大阪池田チキチキ探検隊 ( 市民生活部地域活性課 ) 市内の チキンラーメン 2 ( 日清 ) を活用した創作料理を提供する飲食店を発掘して情報を集約し PR する市民参加型事業 HP twitter facebook を活用して情報集約および発信している 吹田市 ええとこ吹田 総合評価の高さ をブランド力と捉え 下記の 5 つの視点から ええとこ吹田 として情報発信をしている (1) 充実した子育て 教育環境 (2) 安心 安全なまち (3) 積極的な障がい者支援 (4) 便利で快適な暮らし (5) 都市魅力を創造するプロジェクト ( ) けんと ( ) 国立循環器病研究センターの移転を機に 北大阪健康医療都市 ( 愛称 : 健都 ) として国際級の医療クラスターの形成に向けた取り組みを進めているほか 万博公園エリアでは大規模複合施設やサッカー専用スタジアムの建設が進むなど 大型プロジェクトが進行中 高槻市 計画名 第二次高槻営業戦略 3 ( 政策財政部営業広報課 ) 将来的な定住人口の増加をめざし 市内外に向けて戦略的に価値や魅力を戦略的に発信していくための計画 市内のターゲットを市内全域の全市民とし 市外のターゲットを 本市から移動時間概ね 1 時間圏内の 20 歳代 40 歳代 としている 目指す都市像は あれもこれもが叶う街 ( 主に市外向け ) 住みやすさナンバーワン ( 主に市内向け ) 基本戦略として以下の 4 つを掲げている (1) 市内向け情報発信の強化と 市外向け情報発信の継続的実施 (2) 各種メディアを通じた情報発信の機会の創出 (3) 情報発信のパートナーとなる企業 団体等とのタイアップ (4) 情報発信ツールの質の向上と効果的な活用 ( 主な取り組み ) 広告 ( 阪急電鉄中吊り広告 大阪モノレールと市営バスのラッピング広告 不動産サイトへのバナー広告 シネアド等 ) の展開 ホームページや広報紙 ガイドブックの刷新 4 1 池田の猪買い 池田の牛ほめ などの落語のネタがあり 初代 二代目桂春団治の碑があり 上方落語協会会長の桂文枝師匠が住まわれるなど 池田市は落語にゆかりがある 2 池田市は チキンラーメン 発祥の地 日清食品創業者である安藤百福氏は池田市の名誉市民 3 第一次高槻営業戦略 は平成 24 年度策定 平成 19 23 年度にかけては 高槻ブランド戦略 として市の価値や魅力を高める取り組 みを展開 北摂エリアではいち早くシティプロモーションに取り組み 現在も積極的な取り組みを展開している 1
定住促進サイト どっちもたかつき の構築 子育て応援サイト WAIWAI カフェ の構築 高齢者向けサイト 高齢者いきいきネット の構築 観光情報サイト 高槻観光情報 の構築など マスコットキャラクター はにたん による PR( ゆるキャラグランプリ 2014 で全国 20 位 ) 計画名 茨木市シティプロモーション基本方針 を策定中 ( 企画財政部政策企画課 ) 総合戦略と合わせて 現在 茨木市シティプロモーション基本方針 5 の策定を進めている 茨木市 その他の取り組み ええやん! 茨木市のホームページに ええやん! 茨木 と題して 市内の魅力を発信している 茨木に住もう! 茨木を楽しもう! 茨木の四季 茨木の特産品 の 4 つのテーマで情報を集約しているほか 好きやねん! 茨木 で市民インタビュー 私と茨木 で茨木市とゆかりのある著名人のインタビューを掲載している 子育て応援サイト PAPA MAMA Club の構築 高齢者向けサイト 高齢者うぇぶ の構築 子ども向けサイト IBARAKids の構築 第 5 次茨木市総合計画特設サイト いばらき MIRAI プロジェクト 6 の構築 第 5 次茨木市総合計画副読本 いばらきのふしぎのタネ ( 絵本 ) の制作など 箕面市 定住促進サイト 箕面に住む? 箕面に住む? 箕面市で子育てしてみませんか? をキャチフレーズにしたサイトとリーフレットを作成し 情報を発信している サイト及びリーフレットでは以下の 3 点を訴求している (1) ずっと暮らしていたくなる (2) 子育て 箕面市なら大丈夫 (3) いいね! 箕面の交通網 箕面キャラクター手ぬぐい の販売箕面市と箕面 FM まちそだて株式会社で組織する 箕面市セールスプロモーション実行委員会 が知名度の向上 交流人口の増加 イメージアップを目的に 2011 年から製造 販売している (2000 枚 ) 箕面プレミアムゆずマーマレード の販売 箕面市セールスプロモーション実行委員会 が 2010 年から製造 販売している箕面産のゆずを使ったマーマレード 箕面市特命大使 4 HP は平成 25 年全国広報コンクール入賞 広報紙は平成 26 年近畿市町村広報紙コンクールで最優秀賞など高い評価を受けている 5 第 5 次茨木市総合計画 ( 平成 27 年 4 月 ) において まちづくりを進めるための基盤 の施策の一つとして まちの魅力を市内外に発信する を掲げ 1 戦略的なプロモーションの構築と展開 2 魅力発信力の強化 3 魅力の発掘と創造に取り組むことを記載している 茨木市シティプロモーション基本方針 はその一環 6 第 5 次茨木市総合計画 に関する情報を集約しているサイト 策定過程において まちづくり市民ワークショップ を 10 回 (100 名以上の市民が参加 ) 開催するなど 市民参加の取り組みを積極的に展開し サイト上で参加者のインタビューを掲載するなど 市民のシビックプライドの向上に寄与している 2
ゆかりの著名人を 箕面特命大使 に任命し 市の魅力をアピールしている PR キャラクター 滝ノ道ゆずる による PR( ゆるキャラグランプリ 2014 で全国 13 位 ) 観光情報サイト 箕面市観光ガイド 子育て応援サイト せっつみんなで子育てネット の構築 摂津市 摂津市第 5 次行政改革実施計画 ( 平成 26 年度 平成 30 年度 ) において改革の柱の 1 つを 情報戦略 とし (1) 市の魅力 ( 摂津ブランド ) の醸成 (2) 情報の収集 活用 発信力の強化 (3)ICT の活用 3 点を推進していく方針を打ち出している 計画名 かわにしブランディングガイドブック ( 平成 26 年度 )( 総合政策部かわにし魅力発信室魅力創造課 ) 人口減少 少子高齢化の進展によるまちの活力低下を危惧して 定住人口 ( 暮らす人 ) 交流人口 ( 来訪する人 ) を増やしていく ことを目的に策定された 都市ブランドの軸 住みやすさを与える 近しい間柄 都市イメージ 都市 自然 人が ほどよく近く にあり 幸せ住感 を感じられるまち ブランドコンセプト 幸福沿線 川西市 ブランドメッセージ あんばいええまちかわにし 川西市 ( 主な取り組み ) 川西市シティプロモーションサイト の構築 (1) かわにしシティ歴史と魅力 ( 見る 楽しむ 食べる 知る ) と交通アクセスの紹介 (2) かわにしライフ暮らしやすさ ( 利便性の高さ ) と市民のライフスタイルの紹介 (3) かわにしオモシロ川西市のおもしろスポットや特産品 名店等の紹介 (4) かわにし魅力発信プロジェクトチーム市民 地域団体 事業者 大学 市などのメンバーによるプロモーション活動 その他の取り組み 親元近居助成制度川西市内に住む親元で家を買うと最大 20 万円 ( 条件あり ) の助成を行う制度 キャッチコピーは 子育てするなら川西市 川西市中央北地区 PFI 事業者コンペ当選事業 キセラ川西オリヴィエ 官民一体で進めている甲子園 5.8 個分の大規模都市開発 マンションのホームページでは 梅田経済新聞 のサポートを受けて 川西市エリアのニュースサイトを運営している 伊丹市 計画名 第 5 次伊丹市総合計画 ( 総合政策部政策室 ) 第 5 次伊丹市総合計画 ( 平成 23 年 32 年 ) において施策目標の 1 つに にぎわいと活力あふれるまち を掲げ その中で 伊丹都市ブランドの推進 7 をうたっており 1 7 伊丹市では平成 18 年度から都市ブランド戦略に取り組んでいる ( 出典 : 第 5 次伊丹市総合計画 p.88) 3
伊丹 の認知度を向上する 2 伊丹 の利用度を向上させる 3 伊丹 の信頼度を向上させる 4 伊丹 の愛着度を向上させる という 4 つのフェーズで戦略を展開している 主な施策としては以下の 3 つ (1) 伊丹のまちを楽しみ 誇りや愛着を生み出す生活文化の創造 (2) 地域資源のブランド化と観光資源の開発 (3) 効果的な情報発信 計画名 伊丹アピールプラン行動 ( 都市活力都市企画室都市デザイン課 ) 伊丹市は 空港があるまち というイメージが強いが 空港以外にも他市に負けない素晴らしい地域資源があるということ市内外にアピールしていくための計画 大きな項目としては以下の 8 つがある (1) 歴史資源の活動 (2) 文化資源の活用 (3) 自然資源の活用 (4) 空港をいかしたまちづくり (5) 市民活動の編集 (6) 市民がアピールする仕組みづくり (7) 施策やイベントの連携 (8) 情報の取集 発信 その他の取り組み 伊丹市 VI 計画 ( 平成 17 年度策定 ) 伊丹 VI( ビジュアルアイデンティティ ) 計画 はロゴやマスコットキャラクター 資源イラストなどの使用規定を定めたもので 視覚的に統一された都市イメージを発信していくことを目的としている 伊丹市を紹介するリーフレット (1) 美しい日本の歩きたくなるみち 500 選 伊丹 水と緑とバラのみち (2) 伊丹ガイドマップ 伊丹時間紀行 (3) 伊丹散策マップシリーズ (1) (4) (4) 伊丹再発見ガイドブック いたみでみたいこれ なぁに? (5) 訪ねてみませんか? 平成いたみ八景マップ 伊丹大使 ( 平成 20 年度 ) 伊丹にゆかりのある著名人に 伊丹大使 に就任してもらい 伊丹のイメージアップを図ろうとする取り組み 尼崎市 計画名 尼崎版シティプロモーション推進指針 ( あまらぶ大作戦 ) ( 平成 25 年 2 月 ~) ( 企画財政局シティプロモーション推進部都市魅力創造発信課 ) 尼崎市総合計画に掲げた ありたいまち の実現に向けて (1) まちの活力の維持 向上 (2) 尼崎への愛着と誇りを高める (3) 交流人口の増加 (4) 活動人口の増加 (5) 子育てファミリー世帯を中心とした人口 ( 定住人口 ) の増加を目的に策定 1 現在ある魅力のさらなる向上 2 新しい魅力の発掘 3 マイナスイメージの払拭 4 まちの課題への対応 5 戦略的 効果的な情報発信 これらを通じて 尼崎を好きな人を増やすこと を目指す 尼崎が好きなこと を あまらぶ と名付け あまらぶ な人をふやすための事 物 情報を展開 4
( 指針に基づく取り組み例 その他の取り組み例 ) Made in 尼崎 の PR あまらぶウェルカムムービー 尼崎のまちの魅力を紹介するポータルサイト いいね! あまがさき チャレンジ! あまがさき夢大使 尼崎市公式 LINE@ 西宮市 計画名 西宮市都市型観光推進計画 ( 平成 23 年 3 月 ~)( 観光振興課 ) 西宮の魅力に磨きをかける 西宮の魅力を発信する 西宮の魅力が内外から評価される という 3 つのサイクルを回すことによって 西宮市の 都市ブランド をさらに高めていく都市型観光 (1 西宮に住みたい 西宮をもっと良くしたいと思う人が増える ( シビックプライドの向上 )2 西宮に住みたいと思う人が増える 3 西宮に訪れたいと思う人が増える 4 西宮の学校に通いたいと思う学生が増える 5 西宮の産業が進行する 6 新たな文化が創造される を目指す ( 基本理念 ) 市民力で西宮の魅力創造 基本方針 1: 企業 市民等の参画による観光推進力づくり基本方針 2: 多彩に楽しむ まちなか観光 の創出基本方針 3: 基本的な観光基盤の構築基本方針 4: 内外への情報発信の強化上記の基本方針に応じて各施策 事業を展開している ( 指針に基づく取り組み その他の取り組み例 ) まちたび博 の開催 子ども向けホームページ キッズサイト の構築 24 時間電話相談 健康医療相談ハローにしのみや 西宮市救急医療情報システム NEMIS ネット 電子書籍版 西宮市民便利帳 2014 大学交流センター 西宮市生涯学習大学 宮水学園 ツイッター フェイスブック YouTube での情報発信 冊子 アウトライン西宮 ~ 市の概要や見どころを紹介 の制作 配布など 5