2015 中期経営計画財務 非財務ハイライト 2015 中期経営計画 では イノベーション グローバル トランスフォーメーション にフォーカスし 社会イノベーション事業を軸に 成長の実現と日立の改革 を推進し 目標達成をめざしています 014 日立グループサステナビリティレポート

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ANNUAL REPORT

CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

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基本的な考え方/CSRマネジメント/マテリアリティ

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

H25見える化 Ⅰ

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

中期経営計画の前提となる環境認識 1 日本経済の予測 年初からの円高や株安の進行により 消費マインドは伸び悩み 景気動向は停滞している 今後は 消費税増税による駆け込み需要の発生とその反動減による景気縮小が予想される 中長期的には成熟社会として 多様な価値観とともに これまでとは異なる市場が生まれる

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

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知創の杜 2016 vol.10

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2017年度 決算説明会資料

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

NICnet80

社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

3 4

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

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CONTNETS 編集方針 / 報告対象範囲 2 昭和電工グループ概要 / 拠点 3 事業紹介 / 研究開発 4 財務 非財務ハイライト 5 トップメッセージ 7 特集 PEGASUS PHASE Ⅱ 始動 1. 社長インタビュー 8 2. 成長事業について バリューチェーンを対象とした

はじめに サントリーグループは 企業理念として定める 人と自然と響きあう と Growing for Good 及びサントリーグループ企業倫理綱領に基づき 安全 安心で高品質な商品 サービスをお届けするために 国連グローバル コンパクト 署名企業として公正 公平な取引を実施し サプライチェーン上のお

IR 活動の実施状況 IR 活動を実施している企業は 96.6% 全回答企業 1,029 社のうち IR 活動を 実施している と回答した企業は 994 社 ( 全体の 96.6%) であり 4 年連続で実施比率は 95% を超えた IR 活動の体制 IR 専任者がいる企業は約 76% 専任者数は平

今年度の情報セキュリティ対策 の進め方について

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夢と希望に満ちた 輝かしい明日の イノベーション実現へ Innovation for 明日 with 夢と希望 YK Inoas Co.Ltd. 株式会社YKイノアスは 総合化学メーカーである電気化学工業株式会 社 東証第一部上場 グループの中核商社として 2016年 平成28年 に は創業100年

0-1表紙

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4

本日のポイント 事業のグローバル化の進展に伴い 長期ビジョンVG2020 * と共に現在のリスクマネジメントがスタート 経営陣とオムロンらしいリスクマネジメントは何かについて議論しながら 社会的責任の遂行 等を目標とする グローバル に 統合 された仕組み作りを目指して活動をしてきた 現在 取締役会

リコーグループサステナビリティレポート p

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スライド 1

平成18年度標準調査票

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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Microsoft PowerPoint - Jpn_media_final_FY14 4Q announcement

責任ある行動 環境にやさしいしくみの提供 ととらえ 経営戦略と CSR が一体となった事業運営 を推進し 企業価値向上を図ります 3. 東洋製罐グループ第五次中期経営計画 における基本戦略本中期経営計画において 2018 年度を創業的出直しの年として位置づけ 東洋製罐グループの成長戦略とその成長戦略

いないか B レ 野生生物や生物多様性への悪影響を及ぼ C レ 先住民族 居住者の生活や土地 文化を 侵害 D レ 児童労働や 劣悪な環境での労働を行っ ていないか E レ 武装勢力の資金源となる等 紛争に関連 F その他 ( 特定せず特定せず特定せず 金(Au タンタル (Ta タングステン (W

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各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

日通グループ経営計画 2018 新 世界日通

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会社案内 2015

10年分の主要財務データ


1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

2017 中期経営計画総括 (2015 年度 2017 年度 )

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

XBRL導入範囲の拡大

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

カルビー表1-表4

逃 げ な い そ し て 前へ そ れ が わ た し の 使 命 CONTENTS 目次 わたしの使命... 1 カンパニートピックス... 1 トップメッセージ... 2 持続的成長を支える取組 株主 投資家のみなさまに向けて... 4 会社概要 連結決算ハイライト..

平成18年度標準調査票

H28秋_24地方税財源

2. 環境報告ガイドラインの改訂にあたって 環境省では 平成 16 年 3 月に 環境報告書ガイドライン (2003 年度版 ) を策定する等 さまざまな形で環境報告書の普及促進を図ってきました また 環境情報の提供の促進等による特定事業者 * 等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律 ( 平成

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

決算概要

5. 内部統制推進部内部統制推進部は NEC グループ企業行動憲章 および NEC グループ行動規範 の周知をはじめとしたコンプライアンス徹底のための各種施策を企画立案し 実施しています また 事業部門およびスタッフ部門が実施するリスクマネジメントが体系的かつ効果的に行われるように 必要な支援 調整

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

コーポレートガバナンス基本方針


< 実働組織 > コンプライアンス企画部会 任命 報告等 設置 取締役会 コンプライアンス委員会 コンプライアンス委員長 コンプライアンス委員 審議 決定事項の報告 コンプライアンス特別委員 ( 社外弁護士 ) コンプライアンス規程 当社はコンプライアンスに関する体制 組織および運営方法を定めた基本

2016 年 10 月 31 日 各位 社名 代表者名 問合せ先 株式会社村田製作所代表取締役社長村田恒夫 ( コード :6981 東証第 1 部 ) 広報室長生嶌匠 (TEL ) ソニー株式会社からの電池事業の取得に関するお知らせ 株式会社村田製作所 ( 以下 当社 といい

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

の理解と参加を促進し, 開発協力を支える社会的基盤をより一層広げ, 強化するために, NGO/ 市民社会 (CSO) との連携が推進されるべきことが謳われたところである 以上の経緯と背景の下に NGO と ODA の連携に関する中期計画 ~ 協働のための 5 年間の方向性 ~ が策定されることとなっ

CSR W E B Corporat e S ocial Responsi b i l i t y Re p ort

General Presentation

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

各位 平成 30 年 11 月 27 日 株式会社池田泉州ホールディングス 当社及び当社子会社における本部組織の一部変更について 株式会社池田泉州ホールディングス ( 社長鵜川淳 ) 及び株式会社池田泉州銀行 ( 頭取鵜川淳 ) は 第 4 次中期経営計画で掲げた 地域への弛まぬ貢献 と パラダイム

02 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章

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また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

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東洋アルミグループ 経営理念

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

2. 資産運用分野における MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 行動規範 1-1 誠実な行動私たちは 常にお客さま本位で考え 公正 透明な企業活動を誠実に行います 私たちは お客さまの資産を適切に取り扱い お客さまの利益が不当に損なわれることがないよう適切に対応します (1) お客さ

なぜ社会的責任が重要なのか

平成18年度標準調査票

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Transcription:

VISION 日立の経営戦略と CSR 日立は 経営戦略と CSRを融合し 社会と価値観を共有することにより 持続的な成長を伴う真のグローバル企業をめざしています 日立グループ ビジョン を達成するための 中期経営計画 と CSR 活動を連携させながら 社会的価値と経済的価値の両立を図ります 013 日立グループサステナビリティレポート 2014 日立の考えるCSRとは 日立グループ ビ範 に則った高い倫理観をもって企業活動をジョン に描かれた世界を実現することにあ行います ります つまり 地球社会が直面するさまざ 日立グループ ビジョン は 2013 年 5 月にまな課題 貧困 教育の格差 疾病の蔓延 公表した新たな中期経営計画 ( 以下 2015 資源 エネルギー問題 都市への人口集中 中期経営計画 ) のスタートに合わせ 次な地球環境問題など をイノベーションを通じる成長に向けて日立のあるべき姿として策定てその解決に貢献し 人びとが公平で安全 したものです このビジョンは 創業以来安心 快適に暮らせる社会を実現することを 100 年に及ぶ歴史の中で 企業理念 や 日日立はめざしています このビジョンを実現立創業の精神 など大切に受け継いできた理するためのアクションプランが 中期経営計念や価値を踏まえ 中長期的にめざす姿を改画 であり 各種 CSR 活動でサポートするこめて示すために策定しました ビジョン策定とにより その計画の実行性を高めています の背景には 社会マクロトレンドの変化を踏経営計画の実行にあたっては 強固で多様性まえながら 地球社会が直面するさまざまなのあるガバナンス体制や 高い倫理観をもち課題を解決し サステナブルな社会を実現しチャレンジ精神に富んだ従業員の行動 環境たいという日立の強い思いがあります また 問題をはじめとする社会課題の解決につながビジョン策定と同時に 日立の全従業員が共る事業の推進などにより グローバル社会に有する 企業理念 日立創業の精神 日立おける良き企業市民としての責任を全うしてグループ ビジョン を 日立グループ アいきます 経営計画を実行するプロセスにおイデンティティ として体系化し 全従業員いては 日立の従業員は各国の法律を尊重し への浸透を図っています 世界中どこにあっても 日立グループ行動規 社会の変化と日立グループ アイデンティティ 社会のマクロトレンド 分散 共有 循環 中心の社会へ 自由貿易圏の拡大 新興国が世界の経済成長をリード エネルギー資源を軸にグローバル市場構造が変化 日立グループ アイデンティティ 企業理念優れた自主技術 製品の開発を通じて社会に貢献する サステナブルな社会実現へ 水資源 エネルギー 食糧の確保 老朽化したインフラシステム更新 CO2 の削減 交通システムの高度化 少子高齢化への対応 資源リサイクルの促進 日立創業の精神和 誠 開拓者精神 日立グループ ビジョン日立は 社会が直面する課題にイノベーションで応えます 優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって 活気あふれる世界をめざします めざすべき経営戦略と方向性中期経営計画 公正な企業活動を行うための規範行動規範 各事業計画 各社規則 基準

2015 中期経営計画財務 非財務ハイライト 2015 中期経営計画 では イノベーション グローバル トランスフォーメーション にフォーカスし 社会イノベーション事業を軸に 成長の実現と日立の改革 を推進し 目標達成をめざしています 014 日立グループサステナビリティレポート 2014 2015 中期経営計画 2013 年度の実績 ( 連結 ) 経営目標 2015 年度目標 * 1 2013 年度実績 * 2 売上高 10 兆円 96,162 億円 EBIT* ( 3 営業利益 ) 率 7% 超 (7% 超 ) 6.0% 当社株主に帰属する当期純利益 3,500 億円超 2,649 億円 一株当たり当社株主に帰属する当期純利益 70 円超 54.86 円 製造 サービス等株主資本比率 30% 超 27.4% サービス売上高比率 海外売上高比率 人員数サービス売上高比率 ( システムソリューションの売上を含む ) 40% 超 32% 海外売上高比率 50% 超 45% 国内人員数 200 千人 196 千人 海外人員数 150 千人 124 千人 Hitachi Smart Transformation Projectによる効果 2015 年度までの累計目標 2013 年度までの累計実績 コスト削減効果 4,000 億円 2,200 億円 *1 前提為替レート :90 円 / ドル 115 円 / ユーロ *2 為替レート :100 円 / ドル *3 EBIT: 税引前当期純利益から 受取利息の額を減算し 支払利息の額を加算して算出した指標 2015 中期経営計画と関連する非財務活動について 中期経営計画の目標を達成するためには 財務活動以外の非財務活動も重要な役割を担っています 中期経営計画の各経営施策に関連する目標を定め 2013 年度より活動を開始しています 2015 中期経営計画経営のフォーカス イノベーション : サービス事業を強化しイノベーションを実現 海外研究開発拠点の拡充 日立の重要課題関連する非財務活動例サステナブルビジネス世界 7 地域で研究開発を推進 (2014 年 6 月現在 ) 研究開発人員 2013 年度実績約 290 人 2015 年度目標 400 人 グローバル : 社会イノベーション事業をグローバルに提供し成長 サービス売上高比率環境適合製品売上高比率 ダイバーシティマネジメント取締役のダイバーシティ (2014 年 6 月 : 取締役 12 人中 ) 社外取締役 :7 人 外国人 :3 人 女性 :1 人 女性管理職 ( 日立製作所 ) 社内女性役員 オープンイノベーションの拡大 2013 年度実績 2013 年度実績 2013 年度実績 2020 年度目標 2015 年度までに登用 2013 年度実績海外 80 件 国内 250 件実施 32% 地球環境への配慮 89% 2015 年度目標 2015 年度目標 90% 40% 超 418 人 1,000 人 人権の尊重 ビジネスと人権 2013 年度実績人権デュー ディリジェンスパイロットプログラム 2 件実施公共政策とのかかわり トランスフォーメーション : 業務のグローバル標準化と変化に迅速に対応する経営基盤の確立 ステークホルダーダイアログ グローバル人財マネジメント戦略の推進 2013 年度実績対象地域とテーマを拡充し欧州 米国 中国で 3 件実施 ダイバーシティマネジメント 2013 年度実績グローバルパフォーマンスマネジメントの導入開始 / グローバルな経営幹部養成の仕組みを継続 / Global Leadership Development プログラム導入開始 Hitachi Smart Transformation Project の推進 サステナブルビジネス 2013 年度までの累計実績 2,200 億円 2011~2015 年度の累計効果目標 4,000 億円

日立従業員 とっての重要性ステークホルダーにCSR マネジメント 日立は 優れた自主技術 製品の開発を通じて社会に貢献する ことを企業理念とし 多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じて 社会 環境面におけるグローバル社会の期待を経営に反映し サステナブルな社会の実現に取り組んでいます 015 日立グループサステナビリティレポート 2014 日立のCSR 活動日立のCSRの原点である企業理念と日立創業の精神を踏まえて策定した 日立グループ ビジョン を実現するため 2005 年度に定めた 日立グループ CSR 活動取り組み方針 を活動の基本としてグループで共有してきました 2016 年度からの次期中期経営計画策定を見据えて経営とCSRの融合をより一層進めることを目的に 日立グループ CSR 活動取り組み方針 を 企業の社会的責任のグローバルスタンダードであるISO26000をベースとした新しいフレームワークに改訂します 2014 年度からは 変化する社会の期待を的確に認識しその責任を十分に果たすため これまで以上にステークホルダーとのコミュニケーションを促進していきます また CSR 活動を着実に実行し経営品質を継続的に向上していくため PDCAをより一層強化していきます 新しい CSR マネジメントのフレームワーク 確認と改善 情報開示とステークホルダーとの対話を通じて CSR 活動の確認と改善を行う 認識 社会的責任を的確に認識する 1 社会的責任の認識 2 組織統治 3 人権 4 労働慣行 5 環境 6 公正な事業慣行 7 お客様のために ( 消費者課題 ) 8 コミュニティへの参画及びコミュニティの発展 9 CSR 活動の確認と改善 活動 取り組むべき課題を特定し 活動の優先順位を決めて実行する ステークホルダーエンゲージメント日立は 事業を通じたさまざまな場面において ステークホルダーとの双方向のコミュニケーションを重視して活動しています 今後もステークホルダーとの信頼関係構築のためのコミュニケーションツールを整備するとともに 適切な情報開示に努めていきます 参照ページ コミュニケーションツール ステークホルダー ステークホルダー コミュニケーションツール 参照ページ お客様満足 (P.163-P.168) ブランドマネジメント (P.064-P.065) 環境に配慮した製品 サービス (P.087-P.099) 品質保証活動 (P.159-P.162) 株主 投資家とのかかわり (P.169-P.172) サプライチェーンマネジメント (P.135-P.139) グローバルな人財育成 (P.155-P.158) CS 活動 営業活動 Web サイト CM 決算発表会 株主総会 IR イベント 調達活動 サプライヤー連絡会 CSR モニタリング CSR 監査 イントラネット 従業員サーベイ お客様株主 / 投資家調達取引先 政府 / 自治体 / 業界団体 地域コミュニティ 学術団体 / 研究機関 NGO/NPO 地球環境 国際会議への参加 政策審議会への参加 各国政府 公共政策とのかかわり (P.046-P.048) 事業を通じた地域事業を通じた社会への貢献コミュニティへの貢献 (P.027-P.048) ボランティア活動社会貢献活動への参加 (P.173-P.185) オープンイノベーション ( 共同研究 ) ステークホルダーダイアログ 協働による対話 日立の研究開発と知的財産 (P.020-P.026) 国 地域の活動 (P.049-P.058) 人権の尊重 (P.132-P.134) 環境活動報告 (P.075-P.130) 日立の重要課題ステークホルダーとの対話を重視したマテリアリティプロセスを用いて 日立の重要課題 を明確にしています 経営戦略とCSRの融合を図るため 中期経営計画の主要施策と関係の深い重要課題を CSR 活動に反映させ 経営戦略に則ったCSRの実現を図っています 1 持続可能な社会を実現する製品 ( サステナブルビジネス ) 2 地球環境への配慮 3 公共政策とのかかわり 4 人権の尊重 5 サプライチェーンマネジメント 6 ダイバーシティマネジメント 経営に与える影響度 重要課題選定のプロセス サステナビリティに関する国際機関 投資家 NGO などとの対話や 公共政策の動向を通じて認識した持続可能性に関する課題について ステークホルダーにとっての重要性 と 経営に与える影響度 の観点から評価しています ステークホルダーにとっての重要性は 人権 国際開発 環境 レポーティング 倫理 地域および国際的な要請 の観点から 経営に与える影響度は 2012 中期経営計画 においてフォーカスしている グローバル 融合 環境 さらには イノベーション リスク レピュテーション 費用対効果 の観点から評価しています

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025 http://www.hitachi.co.jp/about/corporate/conduct/index.html#ank2138283053

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