制度による助成 1 身体障害者手帳の取得者助成の対象となるのは 呼吸器機能障害 3 級以上又は同程度の身体障害であって必要と認められる者 となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となる場

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対象疾病一覧 50 音順 疾病番号 障害者総合支援法 難病患者等居宅生活支援事業 疾患群 41 広範脊柱管狭窄症 広範脊柱管狭窄症 骨 関節系 42 高プロラクチン血症 PRL 分泌異常症 内分泌系 43 抗リン脂質抗体症候群 抗リン脂質抗体症候群 免疫系 44 骨髄異形成症候群 不応性貧血 ( 骨

参考資料

平成 27 年 1 月 1 日からの月額自己負担上限額表 階層区分 階層区分の基準 ( 単位 : 円 ) 患者負担割合 :2 割自己負担上限額 ( 外来 + 入院 + 薬代 ) 原則既認定者 ( 経過措置 3 年間 ) 一般 高額かつ長期 人工呼吸器等装着者 一般 現行の重症患者 人工呼吸器等装着者

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

61 完全大血管転位症 62 眼皮膚白皮症 63 偽性副甲状腺機能低下症 偽性副甲状腺機能低下症 64 ギャロウェイ モワト症候群 65 急性壊死性脳症 66 急性網膜壊死 67 球脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 68 急速進行性糸球体腎炎 急速進行性糸球体腎炎 69 強直性脊椎炎 70 強皮症

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

新制度移行に伴う請求に係る主な変更点について 1 難病医療費助成 現行制度 ( 平成 26 年 12 月診療分まで ) 制度名 法別番号 公費負担者番号 請求方法 都内 / 都外契約医療機関 難病医療費助成 ( 国 都 ) ( 自己負担あり ) ( 自己負担

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094.原発性硬化性胆管炎[診断基準]

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

8 筋萎縮性側索硬化症 強皮症 皮膚筋炎及び多発性筋炎 特発性血小板減少性紫斑病 結節性動脈周囲炎 家族性筋萎縮性側索硬化症 筋萎縮性側索硬化症 進行性球麻痺 悪性腫瘍合併性皮膚筋炎 強皮症 884

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10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

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生命保険一覧 (2014/2/24 時点 ) 作成日 :2014/2/24 太陽生命 第一生命 大同生命 保険会社名 プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命 (2010 年 8 月末 ~) ( 旧 ) プルデンシャルファイナンシャルジャパン生命 ( 旧 ) 大和生命 富国生命 書式名 入院 手

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研究事業 ( 平成 28 年度 ) 公募について 平成 27 年 12 月 1 日 信濃町地区研究者各位 信濃町キャンパス学術研究支援課 公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G010. 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク

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呈することです 侵さない臓器は無いと言ってもいいくらいに現在までに多くの臓器病変が記載されています ( 表 2) ただし 悪性腫瘍( 癌 悪性リンパ腫など ) や類似疾患 (Sjögren 症候群 原発性硬化性胆管炎 Castleman 氏病 二次性後腹膜線維症 肉芽腫性多発血管炎 サルコイドーシス

平成26年患者調査 新旧対照表(案)

指定難病 110 疾患一覧表 ( 平成 27 年 1 月 1 日助成スタート分 ) 1 球脊髄性筋萎縮症 38 スティーヴンス ジョンソン症候群 75 クッシング病 2 筋萎縮性側索硬化症 39 中毒性表皮壊死症 76 下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症 3 脊髄性筋萎縮症 40 高安動脈炎 77 下

Transcription:

別冊 在宅吸引パンフレット 第 1 版 モノクロ / カラー印刷はどちらでも可 在宅療養のための 吸引器の取得 - 医師向け別冊 - 1 身体障害者手帳の取得者 2 難病 の患者さん 吸引器の購入にあたり上記の方々は 制度による助成 ( 日常生活用具の電気式たん吸引器 に該当 ) を受けられる場合があります そのためには市役所へ申請が必要となります 市の審査 支給の可否の決定まで1 週間程度を要することが多いので 早い段階で手続きをすすめる方がよいでしょう 状態によっては 申請の手続きをすすめながら 先に吸引器のリースを検討することもあるかと思います この冊子は 助成を受けるための申請の方法と注意点について記載しています 本冊子は 2012 年 7 月時点の情報をもとに作成しています - 1 -

制度による助成 1 身体障害者手帳の取得者助成の対象となるのは 呼吸器機能障害 3 級以上又は同程度の身体障害であって必要と認められる者 となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となる場合がほとんどですので 対象となりそうであれば早い段階で市役所の申請窓口へ書類をもらいに行き 説明を受けておくように指導する方がよいでしょう 一定所得以上の方は助成の対象となりませんが その人の所得を知ることは困難ですので 市役所で説明を受ける時に確認してもらう方がよいでしょう ひとくちメモ 紀の川市 岩出市ともに 56,400 円を基準額 耐用年数を 5 年としています 基準額の範囲内においては 市民税課税世帯は自己負担 1 割 市民税非課税世帯は自己負担なしとなります 基準額を超えた額は 全額自己負担になります 医師が記載する書類は 呼吸器機能障害 3 級以上 については必要ありませんが 同程度の身体障害者 では必要となります 医師が記載する書類は 市の所定用紙があります ( 紀の川市では理由書 岩出市では意見書といいます ) また 同程度の身体障害者 で対象となる患者さんは 市によって違いますので 理由書 意見書を作成する前に確認する方がよいでしょう 特に岩出市では対象となる状態はかなり限定されているようです 申請にあたり 購入を検討している吸引器のパンフレットと見積もりを添付する方が審査 決定がスムーズに進むようです そのためにはどこかの業者に依頼することになると思いますが 市役所での審査にあたり いくつか業者に見積もりを依頼した結果 より割安であればその業者になります 2 難病 の患者さん助成の対象となるのは 難治性疾患克服研究事業対象疾患の 130 疾患 ( 別表 Ⅰ) 及び関節リウマチ患者 で 在宅での療養が可能な程度に症状が安定しており 呼吸器機能に障害がある者となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となりますので 対象となりそうであれば早い段階で市役所の申請窓 - 2 -

口へ書類をもらいに行き 説明を受けておくように指導する方がよいでしょう 一定所得以上の方は助成の対象となりませんが その人の所得を知ることは困難ですので 市役所で説明を受ける時に確認してもらう方がよいでしょう ひとくちメモ 紀の川市 岩出市ともに 56,400 円を基準額としています 基準額の範囲内においての自己負担は 生計中心者の所得によって異なります ( 別表 Ⅱ) 基準額を超えた額は 全額自己負担になります 医師の記載する書類が必要になります 市の所定の診断書があります 申請にあたり 購入を検討している吸引器のパンフレットと見積もりを添付する方が審査 決定がスムーズに進むようです そのためにはどこかの業者に依頼することになると思いますが 市役所での審査にあたり いくつか業者に見積もりを依頼した結果 より割安であればその業者になります! 身体障害者手帳 難病のいずれも対象となる場合は 制度上の優先順位から身体障害者手帳を利用して申請を行わなければなりません 自費での購入 リース自費で購入またはリースを考える場合は 担当のケアマネジャーや訪問看護ステーション 医療機器の取扱い業者等へご相談ください 患家を担当している訪問看護ステーションから一時的に貸出を受けられる場合もあります 生活保護を受給中の患者さんであれば居住地の担当のケースワーカー ( 紀の川市は社会福祉課 岩出市は福祉課 ) にまずご相談ください 別表 Ⅰ 難治性疾患克服研究事業症例数が少なく 原因不明で治療方法も未確立であり かつ 生活面で長期にわたる支障がある疾患について 研究班を設置し 原因の究明 治療方法の確立に向けた研究を行うもの 現在 130 疾患を対象にこの事業が行われています 臨床調査研究分野の対象疾患 (130 疾患 ) 一覧表 疾患番号 疾患名 疾患番号 疾患名 1 脊髄小脳変性症 66 拘束型心筋症 2 シャイ ドレーガー症候群 67 ミトコンドリア病 3 モヤモヤ病 ( ウィリス動脈輪閉塞症 ) 68 Fabry 病 4 正常圧水頭症 69 家族性突然死症候群 5 多発性硬化症 70 原発性高脂血症 6 重症筋無力症 71 特発性間質性肺炎 - 3 -

7 ギラン バレー症候群 72 サルコイドーシス 8 フィッシャー症候群 73 びまん性汎細気管支炎 9 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 74 潰瘍性大腸炎 10 多巣性運動ニューロパチー ( ルイス サムナー症候群 ) 75 クローン病 11 単クローン抗体を伴う末梢神経炎 ( クロウ フカセ症候群 ) 76 自己免疫性肝炎 12 筋萎縮性側索硬化症 77 原発性胆汁性肝硬変 13 脊髄性筋萎縮症 78 劇症肝炎 14 球脊髄性筋萎縮症 79 特発性門脈圧亢進症 15 脊髄空洞症 80 肝外門脈閉塞症 16 パーキンソン病 81 Budd-Chiari 症候群 17 ハンチントン病 82 肝内結石症 18 進行性核上性麻痺 83 肝内胆管障害 19 線条体黒質変性症 84 膵嚢胞線維症 20 ペルオキシソーム病 85 重症急性膵炎 21 ライソゾーム病 86 慢性膵炎 22 クロイツフェルト ヤコブ病 (CJD) 87 アミロイドーシス 23 ゲルストマン ストロイスラー シャインカー病 (GSS) 88 ベーチェット病 24 致死性家族性不眠症 89 全身性エリテマトーデス 25 亜急性硬化性全脳炎 (SSPE) 90 多発性筋炎 皮膚筋炎 26 進行性多巣性白質脳症 (PML) 91 シェーグレン症候群 27 後縦靭帯骨化症 92 成人スティル病 28 黄色靭帯骨化症 93 高安病 ( 大動脈炎症候群 ) 29 前縦靭帯骨化症 94 バージャー病 30 広範脊柱管狭窄症 95 結節性多発動脈炎 31 特発性大腿骨頭壊死症 96 ウェゲナー肉芽腫症 32 特発性ステロイド性骨壊死症 97 アレルギー性肉芽腫性血管炎 33 網膜色素変性症 98 悪性関節リウマチ 34 加齢黄斑変性 99 側頭動脈炎 35 難治性視神経症 100 抗リン脂質抗体症候群 36 突発性難聴 101 強皮症 37 特発性両側性感音難聴 102 好酸球性筋膜炎 38 メニエール病 103 硬化性萎縮性苔癬 39 遅発性内リンパ水腫 104 原発性免疫不全症候群 40 PRL 分泌異常症 105 若年性肺気腫 41 ゴナドトロピン分泌異常症 106 ランゲルハンス細胞組織球症 42 ADH 分泌異常症 107 肥満低換気症候群 43 中枢性摂食異常症 108 肺胞低換気症候群 44 原発性アルドステロン症 109 肺動脈性肺高血圧症 45 偽性低アルドステロン症 110 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 - 4 -

46 グルココルチコイド抵抗症 111 混合性結合組織病 47 副腎酵素欠損症 112 神経線維腫症 Ⅰ 型 ( レックリングハウゼン病 ) 48 副腎低形成 ( アジソン病 ) 113 神経線維腫症 Ⅱ 型 49 偽性副甲状腺機能低下症 114 結節性硬化症 ( プリングル病 ) 50 ビタミン D 受容機構異常症 115 表皮水疱症 51 TSH 受容体異常症 116 膿疱性乾癬 52 甲状腺ホルモン不応症 117 天疱瘡 53 再生不良性貧血 118 大脳皮質基底核変性症 54 溶血性貧血 ( 自己免疫性溶血性貧血 発作性夜間血色素尿症 ) 119 重症多形滲出性紅斑 ( 急性期 ) 55 不応性貧血 ( 骨髄異形成症候群 ) 120 リンパ脈管筋腫症 (LAM) 56 骨髄線維症 121 進行性骨化性線維異形成症 (FOP) 57 特発性血栓症 122 色素性乾皮症 (XP) 58 血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP) 123 スモン 59 特発性血小板減少性紫斑病 124 下垂体機能低下症 60 IgA 腎症 125 クッシング病 61 急速進行性糸球体腎炎 126 先端巨大症 62 難治性ネフローゼ症候群 127 原発性側索硬化症 63 多発性嚢胞腎 128 有棘赤血球を伴う舞踏病 64 肥大型心筋症 129 HTLV-1 関連脊髄症 (HAM) 65 拡張型心筋症 130 先天性魚鱗癬様紅皮症 別表 Ⅱ 日常生活用具給付事業費負担基準 給付を受ける者の属する世帯の階層区分 負担額 A 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) による被保護世帯 ( 単給世帯を含む ) 0 円 B 生計中心者の前年所得税が非課税の世帯 0 円 C 生計中心者の前年所得税課税年額が 10,000 円以下の世帯 16,300 円 D 生計中心者の前年所得税課税年額が 10,001 円以上 30,000 円以下の世帯 28,400 円 E 生計中心者の前年所得税課税年額が 30,001 円以上 80,000 円以下の世帯 42,800 円 F 生計中心者の前年所得税課税年額が 80,001 円以上 140,000 円以下の世帯 52,400 円 G 生計中心者の前年所得税課税年額が 140,001 円以上の世帯 全額 生計中心者 は その世帯の生活維持の中心となる人です 那賀がん在宅ケアネットワーク発行元 : 那賀医師会 公立那賀病院 ( 窓口 : 地域医療室社会福祉係 ) - 5 -