Microsoft Word - 本会議質問(議員定数条例).docx

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包括規定 案

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平成24年11月6日

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依光委員 土森委員にお願いできればと思います 私に委員長をということですが これに御異議ありませんか 御異議ないようでございますので 私が委員長をさせていただくことに決しまし た それでは 私から少し挨拶をさせていただきたいと思います 先ほどの議長の御挨拶でもありましたように 議員定数問題等調査特別

2 第 3 条について (2) と (3) を別だてする趣旨がわかりません 知識 経験を有し 市長が必要と認める者 で良いと思います 第 3 条第 2 項第 2 号に規定する 知識経験を有する者 とは 市民の参画と協働に関する深い知識や豊富な経験を有する方のことです また 同項第 3 号の規定は 公

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船橋市では 生き生きとしたふれあいの都市 ふなばし をまちづくりの基本理念とし 都市の活力を生み発展し続けるまち を目指すべき将来都市像のひとつとしておりますことは皆様もご承知のとおりと思います これを実現するための施策のひとつとして 飯山満地区土地区画整理事業を推進し 便利で住みよいまちの形成を目

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とがあると提案されて それぞれの中でやりましょうと あるいは先送りされているものもあります 報酬等にように大きな問題もあります そういう中で十分にこのことは通年議会導入については折り込み済みなのです それなのに導入されてきょうまでいろいろこうやってきているのにまた再度報酬を上げるときに同じように議員

会長     それでは会次第にしたがいまして議事を進行してまいります


可 届け出がないということが判明いたしましたため 解除を行ったというものでございます 少しだけ補足をいたしますと 同社は 原子力規制庁との契約に際しまして 平成 19 年 10 月 15 日付で受理をされた特定労働者派遣事業の届出書の写しを提出して示しておりましたところ 入札参加資格に適合していると

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三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

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と生活を守ることを最優先に 活力溢れる山形県の実現に取り組んでまいりました 今後も 県民の皆様や市町村としっかりと対話を重ね 現場の声を大切にしながら 自然と文明が調和した新理想郷山形 の実現に向けて やまがた創生 に全力で挑んでまいりますので どうぞよろしくお願いいたします フリー質問 朝日新聞の

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第 2 問問題のねらい青年期と自己の形成の課題について, アイデンティティや防衛機制に関する概念や理論等を活用して, 進路決定や日常生活の葛藤について考察する力を問うとともに, 日本及び世界の宗教や文化をとらえる上で大切な知識や考え方についての理解を問う ( 夏休みの課題として複数のテーマについて調

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ポイントカードについては 日本食生活協会のホームページに掲載してあります のでダウンロードをしてコピーをして活用下さい useikatsu.or.jp/ ( 平成 23 年 8 月 8 日からダウンロード可能 ) 2) 男性会員の加入について平成 9 年度地域保健法が

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資料3

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非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

資料1 第3回災害救助に関する実務検討会における意見に対する回答

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の金沢に来られまして そういった意味ではご婚約の内定というのは 県民一同 本当にお喜びを申し上げているのではないか 私どももそう感じているところでございます それから 8 月のレスリング世界選手権大会では 昨年のリオデジャネイロでも金メダルを獲りました 川井梨紗子選手 今年も世界選手権で金メダルを獲

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ヘクタールのうち市街化区域の 641 ヘクタールについて整備を進め 平成 26 年度末時点で普及率は 99.3 パーセント 整備率では 95.3 パーセントとなっております ご質問の市街化調整区域における公共下水道整備促進につきましては 平成 15 年度に新河岸川沿いの上宗岡 2 丁目から下宗岡 1

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教育支援資料 ~ 障害のある子供の就学手続と早期からの一貫した支援の充実 ~ 平成 25 年 10 月 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課

H ( 木 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 金 ) H ( 土 ) H ( 月 ) H ( 月 ) H ( 木 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H30.6.2

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農業者年金の資金運用に関するアンケート 次の各問について あなたのお考え ( 率直なご印象で結構です ) に最も近い回答を 1つだけ選び 同封の回答用はがきの回答欄に記入 ( 該当する記号 ( 英字 ) を 印で囲んで ) の上 11 月 30 日 ( 水 ) までに切手を貼らずにポストに投函いただ

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Transcription:

議長 ( 古沢時衛 ) 飯田満君 飯田満議員登壇 飯田満議員日本維新の会の飯田満でございます 議長のお許しをいただきましたので ただいま議題となりました議員提出第 2 号議案 神奈川県議会議員の定数 選挙区および各選挙区におけて選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例案 に対して質問をさせていただきます 同条例案の提出に至る経過として 昨年 4 月 10 日に 第 1 回 議会改革検討会議 が開催され 12 月 19 日までに計 6 回 そして 本年 1 月 10 日に 議員定数等検討委員会 が設置され 2 月 25 日までに計 4 回 検討会議と合わせて計 10 回にわたる議論が積み上げられてまいりました その間 私ども非交渉会派の意見を口頭と文書 2 度にわたり聴取していただく機会を賜りましたことは 素直に感謝 敬意を表す次第であります しかし これまで日本維新の会として意見を申し述べさせていただいてまいりましたが 議員総定数を検討するに当たり その基礎的基準となる人口は 直近の国勢調査確報値とし 議員総定数の基準となる考えを人口比とした上で 現在の総定数 107 結果として 人口 8 万 4,563 人に 県議会議員 1となっている総定数を おおむね人口 10 万人に対し 県議会議員を1とする議員総定数に改めるべきと主張してまいりました すなわち 国勢調査に基づく現行の議員の議員総定数 107を17 減とし 議員総定数を90とするものであります さて このたびの条例案では 現行の総定数 107を横浜市青葉区で1 減 川崎市川崎区で1 減 合わせて2 減の105とすることとされ その結果 県議会議員 1 人当たり 人口 8 万 6,174 人にはなるものの 我が日本維新の会が主張するおおむね人口 10 万人に県議会議員 1とするにはほど遠い数字であります 東京都や大阪府では 10 万人に1 人の代表率を実施及び条例改正しており, 今条例案における削減幅では賛成しかねます そこで 提出者にお伺いいたします 今条例案の提出者の会派においては 今条例案における削減数より さらなる削減数を主張された会派も散見されます なぜゆえにそのような主要会派が105で合意に至ったのか その理由をお聞かせいただきます また 議員総定数を105とした理由につきましては 先ほど他の会派からの質問がありましたので こちらの答弁は結構であります 今改正案で県民の県議会議員定数に対する評価をどのように想定されておられるか 伺いたいと思います 次に 人口代表率についてお伺いいたします 地方分権改革 そして地域主権改革において 地方議会はその推進役として その機能強化が強く打ち出されております また 道州制議論の今後の進展などもあわせ考えると

地方行政 議会を取り巻く環境はさらに大きく変容していくことが予想されますことから これら諸改革の具体化に伴う 地方議会 議員の機能と職責はより強まり その重要性も一層高まっていくものと考えます そのため 我々議会は不断の努力とたゆまぬ改革心を持って臨んでいかなければならないと考えます 神奈川県議会では これまでも真摯に かつ積極的に議会改革に取り組んできたところでありますが もってなお 県民の中には議会 議員に対する厳しい目が厳然としてあるものと認識しております これまでの議会改革の取り組み 効果は必ずしも県民の皆様に理解されるに至っていない現状 ひいては そこに起因する議員定数の削減をという県民の意思に対しては 議会として真摯に向き合わなければならないということは言うまでもありません 多様化する県民の声を十二分に反映し得る議会組織へと適正規模化を図るという視点に加え 議会運営上の面において また 運営コスト面からもより効率的な議会への転換を図るという視点を持って取り組むべきであり それらを基本的な考えとして持っております そこで 提案者に伺います 今条例案による議員総定数は 現行の107から105の2 減であります 人口代表率は8 万 6,174 人に県議会議員 1 人という計算になりますが この人口率の妥当性について提案者の見解を伺います あわせて 今期改選前の同条例案での議論では 平成 22 年国勢調査の速報値が2 月 25 日と統一地方選挙直前であり 20 年に一度 国勢調査と統一地方選挙が重なる特別な年であったことを百歩譲って理解したとしても 今期は年月が十分にとれ 前期の議論の継続 各会派が主張されてきた議員定数の大幅な改革が実現できた千載一遇のチャンスだったと考えますが 提案者の見解を伺います これで 私は1 回目の質問を終わらせていただきますが 答弁によっては再質問させていただきます 塩坂源一郎議員発言の許可を求む 議長 ( 古沢時衛 ) 塩坂源一郎君 塩坂源一郎議員登壇 塩坂源一郎議員飯田議員の質問に順次お答えしていきたいと思います 主要会派 105で合意に至った理由につきましてですが さまざまな今回の検討に当たっては その出発点において 各会派 本当に多くの意見があったところであります 現状維持から大幅削減まで 意見があったことは本当の事実であります しかし 議会改革検討会議 で 先ほども質問者からありましたとおり 多くの議論を重ね また 議員定数等検討委員会 における1 年数カ月に及ぶ検討を経て議論を深め 本日上程された条例案が提案 5 会派の現時点における一致した意見であります

次に 定数を105とした理由については これは参考までにお答えしたいと思いますけれども 今回の条例案に向けた検討においては 初めに数ありきという定数検討をやめ 有識者への意見聴取など 専門的な知見も得た上で 総定数の検討に当たりましては 議会の機能強化に取り組むための議会改革の視点によることといたしました その上で 議会において 専門的な審議 審査を担っている常任委員会の委員会数や委員数に基づき総定数を算出すべきという考え方に基づき 最終的に総定数を105との結論に達したものであります 次に 県民の評価の予測についてでありますが 今回の改正案を提案するに当たりましては 県議会や議員の果たすべき役割について また 議員定数や選挙区はどのようにあるべきかという議論をしっかりと行い 議会改革検討会議 議員定数等検討委員会の二つの報告に取りまとめたところであります その上で 現時点において 最大限可能である総定数の2 減を含む条例案を提案いたしました 選挙制度の基礎である県の人口がふえ続けている中で あえて定数を削減するためには 議会制民主主義を体現する議員として それを正当化する考え方や根拠がなければなりません また そうでなければ 県民に対して無責任であるとのそしりは免れません こうした意味において 私たちは県議会の一員としてしっかりと責任を果たしたものと考えております それに対する県民の皆様の評価につきましては 謙虚に受けとめたいと思いますが 必ずや16 年ぶりに定数を削減したことにご理解をいただけるものと考えております 次に 人口代表率の妥当性についてであります 人口代表率では 現在 既に制度を異にする東京都を除き 施行済みの条例としては 全国都道府県議会第 1 位であり なおかつ 選挙制度の基礎である県の人口がふえ続けている中で減員しようという提案であること 全国の平均が 5 万人を割り込んでいることを踏まえると 人口代表率が低いとは言えません 横浜市や川崎市も議員 1 人当たりの人口が5 万人以下であることから 相対的にはほぼ 8 万 6,000 人という人口代表率はむしろ高いわけで さまざまな考え方 意見はあるものの 県議会議員の代表率としては十分なものと考えております 最後に 今回の議員定数 総定数の大幅な改革が実現できたチャンスだったという問いについてお答えしたいと思います 重ねて申し上げますが 議会改革検討会議及び議員定数等検討委員会における1 年数力月に及ぶ協議を通じて 県議会の議員定数とは何か 選挙区とはどのようにあるべきかという基本的なテーマについてしっかりと議論を積み上げた結果 先ほど述べましたとおり さまざまな意見がありましたが 5 会派の結論として提案をいたしました そして 今回の条例案に向けた検討においては 初めに数ありきという定数検討をやめ 有識者への意見聴取など 専門的な知見も得た上で 総定数の検討に当たっては 議会の

機能強化に取り組むための議会改革の視点によることとしたものであります しっかりとした理念に裏づけられた定数検討の結果であり 県議会の一員として 16 年ぶりに定数を削減するという歴史的な成果であると受けとめております ぜひ 飯田議員におかれましても 定数を削減するこの案にご賛同いただきますよう よろしくお願い申し上げます 答弁は以上です 飯田満議員発言の許可を求む 議長 ( 古沢時衛 ) 飯田満君 飯田満議員答弁いただきまして ありがとうございます 最後に ご賛同いただけるようにということでありますけれども 最終的な結論という部分におきましては 今回の条例案と私どもの 先ほども申し上げましたけれども 17 減の90という数字とはかけ離れておりますので それについてはなかなか賛同できかねますということを まずお伝えをさせていただきたいと思います それから 今回の条例案につきましては 1 年間かけて議論されてきたということで 一定の結論だというふうに理解はしたいと思います そこで また 我々も政治家でありますので 言ったことに対しては しっかりと責任を持っていくということを確認させていただきたいと思います それから なぜゆえに この定数ですけれども 105よりもさらなる削減数を主張されていた会派が105で合意に至ったのかという理由でありますけれども ここについては なかなかちょっと納得のし得る答弁ではなかったというふうに理解したいと思いますので これについても 今後さらに議論を深めていきたいと思います それから それ以降の質問に対する答弁でありますけれども 八つの常任委員会の設置 県行政の部局組織の体制に対応して 行政監視機能 また議会の常任委員会の中心主義という役割を果たしてきたということに関しましては 私は評価をしたいと思います しかしながら この議員定数を結論づける根拠としては 県民の皆様に対して説明をするに当たっても 大変理解に苦しむところでありまして 明確な根拠というのは この常任委員会 8 委員会ということに対しては ちょっと違うのではないのかというふうに思っております また 今期もいよいよ最終年度を迎えます なぜゆえに今期がスタートした2 年間 議員総定数に関した議論が行われなかったのか 私も一員として猛省するところではありますけれども 今条例案における定数 2 減 105 人については その妥当性の判断としても 県民に意見を聞く機会を設けてもよかったのではないのかというふうに考えております それから 総定数の妥当な議員の数でありますけれども 当事者であります県議会議員 また その議員のみで決めるということについては どうしても限界があるというふうにも考えます 議会の中で 次なる定数を議論するときにおいては ぜひ議会の諮問機関と

して第三者機関を設置するなどして 外部の意見を聞きながら 議会の中でさらなる議論を深めていったほうが 私はよろしいのではないかと思います 最後に 日本維新の会として 主張は17 減の議員定数 90でありますことを申し添えまして 私の質問を終わります ありがとうございました