1 農業用施設 機械の修繕や再建 被災農業者向け経営体育成支援事業 1 支援内容平成 28 年熊本地震により被害を受けた農業者に対し 農業経営の再建及び経営を維持していくために必要な農産物の生産に必要な施設 機械の復旧等に要する経費を支援するもの 2 助成対象者 ( 詳しい対象者の要件は 6ページを参照 ) (1) 平成 27 年 4 月 14 日 ~ 平成 28 年 4 月 13 日までの期間に 農畜産物の出荷販売を行った農業者で 今後も営農を継続する農業者であること ( 農業生産法人の構成員については その法人経営の生産活動に参画した農業者であって 今後も法人経営の生産活動に参画する農業者 ) (2) 被災した農業用施設や機械の り災証明 の交付を受けている 又は申請している被災農業者であること 3 対象となる事業平成 28 年熊本地震で被災した農業用施設 機械等で 以下に掲げる取組を対象とする (1) 農産物の生産に必要な施設又は生産した農産物の加工に必要な施設の復旧又は被害前の当該施設と同程度 ( 構造や建坪 ) の施設の取得 被災地での再建が困難な場合における施設の設置箇所の移動は可能 (2) 農産物の生産に必要な施設又は生産した農産物の加工に必要な施設を修繕するために必要な資材の購入 (3)(1) と一体的に復旧し 又は取得する附帯施設 ( 加温用ボイラー タンク等 ) の整備 (4) 農産物の生産に必要な農業用機械及び加工に必要な機械並びに附帯施設の取得 ( 被害前と同程度のものを購入 ) 又は修繕なお 農業用機械を取得 ( 購入 ) する場合は 農業経営の改善が必要であることから成果目標を設定すること また 目標年度の平成 30 年度までに必ず目標を達成すること ( 成果目標 : 経営面積の拡大 農産物の品質向上 生産コストの縮減 新規作物の導入等のいずれか1つ ) (5) 倒壊した農産物の生産に必要な施設の撤去撤去に係る補助金額は 定額補助 (3ページの単価) となるため 定額を超えた場合は自己負担となります 1
熊本地震で被災した家屋等の解体 撤去の支援制度農業用施設の撤去に係る支援制度は 本事業以外に り災証明で半壊以上と判断された家屋等について 所有者の申請に基づき 市が解体 撤去を行う支援制度が開始されます ( 環境省事業 ) この場合 市が解体 撤去を行いますので自己負担は発生しません また 既に解体を行った場合においても 要件を満たし基準価格の範囲内であれば制度の対象となります ただし 超過分は所有者負担となります 対象となる施設 1 家屋 2 事業所 ( 大企業を除く ) 3 農業用施設 ( 農機具格納庫 農業資材庫 畜舎 鉄骨ハウス等 ) 予約券の配布 ( 申請を受け付ける日時の予約券を配布 ) 平成 28 年 6 月 13 日 ( 月 )~8 月 31 日 ( 水 ) まで場所 : 市役所 14 階大ホール 東 西 南 北区役所託麻総合出張所 城南総合出張所 申請受付平成 28 年 6 月 22 日 ( 水 ) から開始場所 : 市役所 14 階大ホール お問い合わせ先 被災家屋解体ダイヤル 午前 9 時 ~ 午後 6 時 ( フリーダイヤル )0120-946-153 担当部署熊本市環境局資源循環部震災廃棄物対策課 4 補助率 (1) 農業用施設 機械等の再建 修繕に対する補助補助率 9/10 以内 ( 国 1/2 県 2/10 市 2/10) ただし 国の補助率は 園芸施設共済の対象となる施設については 共済加入の場合は共済金の国費相当額を合わせて1/2 共済未加入の場合は4/10 (2) 撤去費用に対する補助 撤去費用は 定額補助 ( 下記の 1~4 の単価 ) ただし 撤去を行うために実際に支出した費用と比較した上で いずれか低 2
い額を支払額とする 1 被覆材がガラスのハウス1,200 円 / m2 2 被覆材がプラスチックで骨材が鉄骨のハウス 880 円 / m2 ( 骨材に鋼材を使っているもの 太いパイプ等で強度を向上させたものを含む ) 3 被覆材がプラスチックで骨材が鉄骨でないハウス 290 円 / m2 4 畜舎 4,500 円 / m2 農機具格納庫や農業用資材保管庫の単価は 畜舎 の単価を適用する 5 農業用施設の補助対象事業費の考え方 (1) 農業用施設を原形復旧する範囲が事業費となる なお 機能の向上や規模拡大を行った場合は 原形復旧を超える額は自己負担となる (2) 農業用施設を修繕 再建する場合修繕費と再建費を比較し 安価な方を事業費とすること この場合 見積書は 修繕費 再建費それぞれ3 社から徴取すること ( 既に施設を撤去し着工している場合は 再建費の見積書は1 社でも可 ) (3) 修繕又は再建する農業用施設 ( 農機具格納庫等 ) 内に自家用車やトラック及び農業用以外の物を保管する場合は 農業以外に利用する面積割合を算出し 見積額を按分した額が事業費となる この場合も (2) と同様に見積書を徴取すること 6 事業の流れ 経営体調書等の提出 経営体調書等の提出 補助金交付申請 補助金交付申請 経営体調書等の提出 補助金交付申請 国県市 補助金の交付決定 補助金の交付決定 補助金の交付 補助金の交付 補助金の交付決定 補助金の交付 事業の実施 ( 機械 施設導入等 ) 助成対象者 ( 農業者 ) 7 今後のスケジュール (1) 事業実施に関する要望調査第 1 回平成 28 年 6 月 30 日 ( 予定 ) 第 2 回平成 28 年 8 月下旬 ( 予定 ) 3
第 3 回平成 29 年 1 月上旬 ( 予定 ) (2) 着工の時期事業の着工は 市補助金の 交付決定日 以降となります ただし 平成 28 年 4 月 14 日以降に着工済み又は竣工している場合でも要件を満たす場合は補助対象となります (3) 事業完了原則として 平成 29 年 3 月 31 日まで ( 竣工及び業者への支払いまで ) 8 提出書類等 ( 施設 機械で一部異なります ) (1) 農業用施設の修繕 再建 農業用機械の修繕 取得 1り災証明書 2 被災した施設 機械等の写真 (5 枚程度 ) 3 見積書 4 契約書 5 納品書又は引渡書 6 請求書 7 入出金伝票 ( 口座振込み依頼書等 ) 8 領収書 9 融資を受けた場合は借用書 10 補助金が振り込まれた通帳の写し 11 施設園芸共済支払通知書 ( 施設園芸に加入している場合 ) 12カタログ 図面 13 着工前後及び工事途中の写真 14 平成 27 年分の所得税確定申告書の写し ( 収支内訳書を含む ) 15 営農継続と目的外使用防止のための 確認書 (2) 被災農業者向け経営体育成支援事業で農業用施設の撤去を行う場合 1 着工前後及び工事途中の写真 ( それぞれ5 枚程度 ) 2 撤去作業を外注した見積書 契約書 納品書 請求書 領収書 3ごみ処分場等へ廃棄したことが分かる書類 4 補助金が振り込まれた通帳の写し 9 その他 (1) 当事業は 国の会計検査の対象となるので証拠書類は必ず保管すること (2) 農業用機械を取得 ( 購入 ) して補助金の交付を受けた場合は 成果目標が達成されるまで 毎年度 営農状況が分かる農地基本台帳 出荷伝票 4
決算書などの写しを提出すること (3) 施設等の竣工時 ( 施設の使用前 ) には 本市職員による現地確認を受け ること 10 注意点 助成対象者や事業の要件については 今後変わる可能性がありますので 申 請時にご確認ください 11 お問い合わせ先 農業支援課 (096-328-2384 ) 東農業振興課 (096-367-9137 ) 西農業振興課 (096-329-1158 ) 南農業振興課 (096-357-4139 ) 北農業振興課 (096-272-1117 ) 5
被災農業者向け経営体育成支援事業の対象者の要件 次の項目で全て該当する方が事業対象者となります NO 項目 自己 チェック欄 1 平成 28 年熊本地震 で農業用施設 ( 農機具格納庫 ハウス 畜舎等 ) 機械等が被災した 2 熊本市へ農業関係の り災証明願い を申請した 3 4 平成 27 年 4 月 14 日 ~ 平成 28 年 4 月 13 日 までに 農畜産物を生産 出荷販売した農畜産物の生産 販売状況を確認するため 平成 27 年分の所得税の確定申告書及び収支内訳書の写し を市へ提出いただく必要があります ( 住宅が被災されて提出できない場合は 出荷証明書等を提出願います ) 平成 27 年分の所得税の確定申告書及び収支内訳書の写しの提出に承諾する 5 平成 28 年熊本地震で被災したが 今後も営農を継続する 6 7 8 再建する施設 ( ハウス 畜舎 農機具格納庫等 ) 取得する機械 ( トラクター 田植機等 ) については 耐用年数期間内 ( 軽量鉄骨 17 年 木造 15 年 機械 7 年 ) は財産処分の制限がかかります 耐用年数期間内に 営農中止 や 離農 した場合は 補助金 を返還していただく場合があります耐用年数期間内は 営農を継続し 営農中止 や 離農 しないことを確約する営農継続と目的外使用防止のため 確認書 を提出いただくこととなります 確認書 の提出に承諾する農業者年金 ( 経営移譲年金 ) の受給者ではない経営移譲をしていない 6