企業価値を高める 知的財産戦略

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また 営業秘密の取扱いについても 社内の規程を整備することが秘密情報の流出時に法的保護を受ける上で重要であることから 今回の職務発明規程の整備に併せて 同期間 IN PITでは 営業秘密管理規程を含む企業の秘密情報管理体制の構築に関する情報提供や周知活動も積極的に行っていきます ( 本発表資料のお問

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資料 4 平成 26 年度特許庁実施庁目標 参考資料 2014 年 3 月 28 日

授業科目名_

営業秘密とオープン&クローズ戦略

に表現したものということはできない イ原告キャッチフレーズ1は, 音楽を聞くように英語を聞き流すだけ/ 英語がどんどん好きになる というものであり,17 文字の第 1 文と12 文字の第 2 文からなるものであるが, いずれもありふれた言葉の組合せであり, それぞれの文章を単独で見ても,2 文の組合

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[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

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Transcription:

2012 年 10 月 26 日 事例で学ぶ 知的財産の意味と役割 土生哲也 土生特許事務所弁理士 http://www.ipv.jp/ http://blog.goo.ne.jp/habupat http://www.facebook.com/chizairyoku Copyright 2012 T.Habu 1

知的財産 って何? Copyright 2012 T.Habu 2

どちらが 知的財産? Copyright 2012 T.Habu 3

知的財産権で保護された財産 = 知的財産 特許権 = 知的財産 商標権 = 知的財産 著作権 = 知的財産 意匠権 = 知的財産 Copyright 2012 T.Habu 4

知的財産は様々な企業活動の成果物 知的財産 特許権技術のアイデア著作権コンテンツ 商標権ロゴ 商品名意匠権デザイン Copyright 2012 T.Habu 5

知的財産 とは 特許権 商標権 etc. 特許庁で登録されないと得られないもの? 知的財産 とは 自社の商品やサービスに 様々な工夫を凝らす中で生まれるもの Copyright 2012 T.Habu 6

新商品を開発する 知的財産 新しい機能 発明 考案 性能アップ 技術情報 デザイン 意匠 商品名 ロゴ 商標 Copyright 2012 T.Habu 7

商品の質を高める 知的財産 新しい装置 発明 考案 新しい製法 技術情報 技能研修 企業名 ロゴ 商標 Copyright 2012 T.Habu 8

新サービスを展開する 知的財産 マニュアル 技術情報 顧客リスト 営業情報 サービス名ロゴ 商標 Copyright 2012 T.Habu 9

知的財産 知的財産権 発明 考案技術情報営業情報意匠 特許権実用新案権意匠権商標権 商標 営業秘密 Copyright 2012 T.Habu 10

知的財産 は 商品やサービスに工夫をしている企業なら 必ずどこかに存在している 商品やサービスの特徴に結びつく 知的財産制度 ( 特許 商標 etc.) の対象になる Copyright 2012 T.Habu 11

知的財産 をどう扱うか? Copyright 2012 T.Habu 12

(1) 知的財産を 創る 知的財産 技術のアイデア ロゴ 商品名 コンテンツ デザイン Copyright 2012 T.Habu 13

(2) 知的財産に 形をつける 知的財産 特許権技術のアイデア著作権コンテンツ 商標権ロゴ 商品名意匠権デザイン Copyright 2012 T.Habu 14

(2) のポイント 形をつける ことにも意味がある Copyright 2012 T.Habu 15

(3) 知的財産で 外部に働きかける 知的財産 特許権技術のアイデア著作権コンテンツ 商標権ロゴ 商品名意匠権デザイン Copyright 2012 T.Habu 16

(3) のポイント 知的財産の力は様々な方向に働く Copyright 2012 T.Habu 17

知的財産 の働きは? Copyright 2012 T.Habu 18

知的財産を活かす 知的財産 外部に働きかける差止 競合他社ライセンス パートナー 知的財産権営業秘密 形をつける 独自性を PR 顧客 Copyright 2012 T.Habu 19

ステップ 1 形をつける 1 無形資産 ( 知的資産 ) を見える化する 2 無形資産 ( 知的資産 ) を財産化する 3 創意工夫を促進 社内を活性化する Copyright 2012 T.Habu 20

ステップ 2 外部に働きかける 4 競合者間における競争力を強化する 5 取引者間における主導権を確保する 6 自社の強みを外部に伝える 7 協力関係をつなぐ +α 顧客の安心を保障する Copyright 2012 T.Habu 21

1 無形資産 ( 知的資産 ) を見える化する ナベル ( 三重県伊賀市参考書籍等 24) 特許出願 審査のプロセスを 自己の客観化 と位置付ける ( 自社にある技術を知らなければ提案型の企業にはなれない ) 発明者に積極的関与を求めて提案力を強化 提案型の企業として 医療機器 レーザー加工機の分野で高いシェアを実現 ナベルのレーザー加工機用センサー蛇腹 Copyright 2012 T.Habu 22

1 無形資産 ( 知的資産 ) を見える化する オーティス ( 大阪府東大阪市参考書籍等 1) 自社製品について取得した特許権 意匠権 商標権が図示された 特許マップ を知財業務担当以外の社員にも配布 自社製品の特徴となる要素 (= 強み ) が社内に周知される Copyright 2012 T.Habu 23

2 無形資産 ( 知的資産 ) を財産化する ソフトウェアベンチャー A 社 ( 参考書籍等 4) 広告会社が天才エンジニアを採用 画像圧縮技術の開発に着手 優れた 技術 のあるベンチャーとして注目され 資金調達に成功アプリケーション開発のためにエンジニアを大量採用 アプリケーション開発が頓挫 エンジニアが離散して倒産 技術 (= 知的財産 ) は誰のものだったのか? Copyright 2012 T.Habu 24

3 創意工夫を促進 社内を活性化する 昭和精工 ( 神奈川県横浜市参考書籍等 34) 現場の負担が軽いアイデア提案シートを導入アイデア祭りを開催して 発表 表彰の場を設ける 創意工夫や他部門との意見交換が促進される 経営陣は受注生産型企業としての基盤強化に有効と評価し この取組みを継続 昭和精工 の金型製品 Copyright 2012 T.Habu 25

4 競合者間における競争力を強化する シード ( 大阪府大阪市参考書籍等 24) 特許は投資回収のための手段 投資 投資 投資 回収 回収 市場拡大を重視して競合者にもライセンス Copyright 2012 T.Habu 26

4 競合者間における競争力を強化する エルム ( 鹿児島県南さつま市参考書籍等 24) 守らなければならないものは何か? 発明? 装置? ビジネスモデル 光ディスク修復装置 特許 < 契約 < 顧客満足 Copyright 2012 T.Habu 27

5 取引者間における主導権を確保する 素材メーカー B 社 ( 参考書籍等 4) 特許 装置メーカー どこに作ってもらってもいいよ 価格競争へ 競合他社 競合他社 競合他社 自社 Copyright 2012 T.Habu 28

装置メーカー 装置メーカー 装置メーカー 装置メーカー 御社でなければいけません 適正価格 自社 特許 競合他社競合他社競合他社 Copyright 2012 T.Habu 29

5 取引者間における主導権を確保する エンジニア ( 大阪府大阪市 ) 同社の持つ開発力 営業力を核に ものづくり中小企業の 匠の技 を束ねる MPDP がヒット商品を生む (www.engineer.jp/uploads/image/info/mpdp1.pdf) ネジザウルス Copyright 2012 T.Habu 30

6 自社の強みを外部に伝える ナベル ( 三重県伊賀市参考書籍等 24) オリジナリティはナベルにある ことを証明する カブドットコム証券 ( 東京都千代田区参考書籍等 4) 自社のこだわりを特許で表現 知財報告書, プレスリリースで PR Copyright 2012 T.Habu 31

7 協力関係をつなぐ オプトニクス精密 ( 栃木県足利市参考書籍等 1) ノウハウ流出を防止すべく全ての製品を内製 製造能力の限界から特定製品への依存度が高くなる リスク顕在化で事業モデルを転換 顧客と技術を共同利用へ 特許出願した技術を顧客に提案 顧客と共同生産へ Copyright 2012 T.Habu 32

+α 顧客の安心を保障する ゼネラルパッカー ( 愛知県北名古屋市参考書籍等 1) 顧客との取引関係, 蓄積したノウハウにより高いシェアを実現 顧客基盤, ノウハウで対抗できない競合他社が特許で対抗 顧客への警告リスクを回避するために特許出願を積極化 Copyright 2012 T.Habu 33

知的財産 の働きを活かそう! Copyright 2012 T.Habu 34

経営に貢献する知的財産活動の 定着 個別企業への適用 知的財産活動の 目的 位置づけ 知的財産活動を 実践する仕組み 定着 知的財産活動の働き 汎用的な知識 法制度 実務 Copyright 2012 T.Habu

知的財産活動が 定着しない 理由 (1) 個別企業への適用知的財産活動の知的財産活動を目的 位置づけ実践する仕組み 定着 知的財産活動の働き 汎用的な知識 法制度 実務 頭でっかち で定着しない Copyright 2012 T.Habu

知的財産活動が 定着しない 理由 (2) かけ声倒れ で定着しない 知的財産活動の 目的 位置づけ 個別企業への適用 知的財産活動を 実践する仕組み 定着 知的財産活動の働き 汎用的な知識 法制度 実務 Copyright 2012 T.Habu

知的財産活動が 定着しない 理由 (3) 空回り で定着しない 個別企業への適用知的財産活動の知的財産活動を目的 位置づけ実践する仕組み 定着 知的財産活動の働き 汎用的な知識 法制度 実務 Copyright 2012 T.Habu

知的財産 を考える順序 経営の課題, 事業の課題 知的財産 の働き 知的財産 で何を目指すか? 知的財産 を扱う仕組み 特許商標営業秘密 Copyright 2012 T.Habu 39

知的財産 で競争力を強化 Copyright 2012 T.Habu 40

会社の 競争力 とは何か? 会社の競争力は 顧客との関係を取り結ぶ能力 会社の伝統 言葉 風土 習慣 社員の行動様式 の全体性である (2010.2.9 知財マネジメントシンポジウム / 鍋屋ハ イテック会社 金田社長の講演資料より ) 知財の囲い込み はビジネス戦略として有効か? Copyright 2012 T.Habu 41

会社の 競争力 とは何か? 顧客との関係を取り結ぶ能力 囲い込むべきは 知的財産 ではなく 顧客 顧客 を囲い込むために 知的財産 を活かす Copyright 2012 T.Habu 42

形をつける 外部に働きかける サプライヤー etc. 競合 (3) 活性化 (1) 見える化 (5) 主導権 (6) 伝える (4) 競争力 企業理念 知的財産 +α 保障する 顧客 (2) 財産化 商品 サービス パートナー (7) 協力する Copyright 2012 T.Habu 43

知的財産に関するアンケート結果から (1) 知財活用の効果は? -30 人 31-100 人 101 人 - 模倣の抑止 49% 59% 71% 対競合の優位性 67% 76% 81% 取引先との交渉力 55% 38% 34% 販路開拓 65% 58% 56% 業務提携 33% 22% 18% 独自性の PR 54% 46% 42% 2011fy 近畿経済産業局のアンケート調査より Copyright 2012 T.Habu

知的財産に関するアンケート結果から (2) 経営課題は? 知財権取得の目的は? 1. 売上減少 低迷 2. 人材不足 3. 開発品低迷 4. 社員の意識資金調達新規事業の停滞 48% 9% 6% 5% 1. 参入障壁形成 68% 2. 模倣 侵害対策 66% 3. 宣伝効果 36% 4. イメージ向上 32% 5. 社員教育 14% 2011fy 九州経済産業局のアンケート調査より Copyright 2012 T.Habu

売上が伸びない理由は? 知的財産のどの働きを活かせるか? (1) 模倣品にシェアを奪われている (2) 商品の良さが伝わっていない (3) 商品に何かが足りない Copyright 2012 T.Habu

元気な中小企業と 知的財産 Copyright 2012 T.Habu 47

中小企業と知的財産 ( 経緯 ) 知的財産制度の説明 出願費用の減免 助成 モデル企業への知的財産戦略の支援 知的財産 で元気な会社の経営者へのインタビュー Copyright 2012 T.Habu 48

中小企業と知的財産 ( 経緯 ) 元気な会社 ( 先進事例ヒアリング ) 伸び悩んでいる会社 ( 支援候補企業 ) 元気な会社 は 何か が違う! 元気な会社 には共通点がある! Copyright 2012 T.Habu 49

元気な会社 はココが違う!! <その1> 元気な会社 は 説明 が上手い <その2> 元気な会社 は 挨拶 が気持ち良い だから 元気な会社 にはファンが多い だから 元気な会社 には応援団が多い Copyright 2012 T.Habu 50

そして この 挨拶 と 説明 の根っこに 知的財産 が存在している では 知的財産 って何なんだろう? 知的財産 ってどのように働くのだろう? Copyright 2012 T.Habu 51

説明 を上手くする知的財産の力 自社の強みを 見える化 しよう! 自社の強みをわかりやすく伝えよう! Copyright 2012 T.Habu 52

挨拶 を引き出す知的財産の力 知的財産の力で人の力を引き出し結集する うちの会社は特別 と思えるプライドを! Copyright 2012 T.Habu 53

参考書籍等 1 知的財産経営プラニングブック 特許庁発行 特許庁ホームページでダウンロード可 http://www.jpo.go.jp/torikumi/chushou/chizai_planning.htm 2 ここがポイント! 知財戦略コンサルティング ~ 中小企業経営に役立つ 10 の視点 ~ 特許庁編 ( 発明協会 ) 特許庁ホームページでもダウンロード可 http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/chushou/tizai_point.htm 3 知的財産経営の定着にむけて 特許庁ホームページでダウンロード可 http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/chushou/chusyokiban.htm 4 経営に効く 7 つの知財力 土生哲也著 ( 発明協会 ) Copyright 2012 T.Habu 54

参考 1 知的財産は 特許権等の知的財産権を取得することによって保護される他 商品のデザインや技術情報 営業情報は 権利を保有していなくても不正競争防止法によって保護される場合があります 知的財産権 ( 特許権 etc.) 不正競争防止法 ( 営業秘密 etc.) 知的財産 Copyright 2012 T.Habu 55

参考 2 主な知的財産権には 以下の権利があります 産業財産権は 特許庁に登録されることによって権利が発生します 知的財産権 特許権 実用新案権 意匠権 産業財産権 商標権 著作権 育成者権 Copyright 2012 T.Habu 56

参考 3 産業財産権の概要は以下のとおりで 特許権 実用新案権は技術的なアイデア 意匠権はデザイン 商標は商品やサービスに使用するマークや名称などに関する権利です 特許権実用新案権意匠権商標権 保護対象 技術的なアイデア ( 発明 ) 技術的なアイデア ( 考案 = 小発明 ) 物品のデザイン 商標 サービスに使用するマーク等 存続期限出願日から 20 年出願日から 10 年登録日から 20 年登録日から 10 年 ( 更新可 ) 審査実体審査形式審査実体審査実体審査 権利範囲 特許請求の範囲 実用新案登録請求の 範囲 登録意匠 & 類似範囲 ( 物品 & 形状等から判断 ) 登録商標 & 類似範囲 ( 商標 & 指定商品 指定役務から判断 ) 主な登録要件 発明 物品の形状 構造等 意匠 識別性 新規性 記載要件 新規性 先登録の不存在 進歩性 etc. 創作非容易性 出所の誤認混同無し 先願 etc. 先願 etc. 品質の誤認混同無し etc. Copyright 2012 T.Habu 57

参考 4 技術を保護する方法は 特許権を取得することだけではありません 技術情報を営業秘密として管理することによって その情報を不正に持ち出す行為等に対処することが可能で 公開することによるリスクが高い場合は あえて特許を出願しないという選択肢もあります その他の技術情報 発明 特許出願 営業秘密 Copyright 2012 T.Habu 58

参考 5 営業秘密として保護を受けるためには 以下の要件を満たすことが必要で 技術情報や営業情報を適切に管理することが求められます 1 秘密管理性 : 秘密として管理されていること 営業秘密であると認識できるようにしていること アクセスできるものが制限されていること 2 有用性 : 事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であること 3 非公知性 : 公然と知られていないこと Copyright 2012 T.Habu 59

参考 6 意匠権は物品のデザインが保護対象です 特許庁平成 23 年度知的財産権制度説明会 ( 初心者向け ) テキストより Copyright 2012 T.Habu 60

参考 7 商標権の保護対象となる商標には 会社のブランド 商品のブランドのどちらも含まれます 特許電子図書館 商標公報 DB より転載 Copyright 2012 T.Habu 61

参考 8 商標権の効力が及ぶのは 登録商標と同一又は類似の商標を 指定商品 指定役務と同一又は類似の商品 又は役務に 商標として使用する場合です 名称自体をどのようなケースでも独占できるというものではありません 特許電子図書館 商標公報 DB より転載 Copyright 2012 T.Habu 62