2011 vol.12 FREE
新 春に向けて 地域の皆さんの健康を守り さらに信頼していただく病院を目指し 大幅な改革プランを具体化します 新しい年を迎え 亀岡病院の大槻秧司理事長に 今年の抱負を聞きました 理事長は この激動の時代には常に変化が必要である それぞれの部門で独自色を出すと同時に 短 中期計画として大幅な改革プランを具体化 皆さんに安心 信頼していただけるよ う全員でがんばる と決意を述べています いつも 地 域に信 頼され 必要とされる病院 診療所 介 護 施 設であり続ける という 決 意を述べられています その通 りに 一昨年には 病院機能評 価 の認定を受け 昨年には医 療 安 全のために 医 療 安 全 管 理 部 設 置して 医 療 事 故 対 策を強化するなど 亀岡病院は 常に進 化しています 今 年はど んな抱負を持っていますか の年として あらゆる面で見える形 山 猫 と い う 大 学 医 局 時 代に見た仏 伊合作の映画がありま で変革したいと思います では具体的に まず病院の今 年 すが その中に 変わらずに生き残 るためには 変わらなくてはならな い というセリフがあります 亀岡病院であり続けよう とすれば に信頼され続けよう 変わらない に変動する時代に 変わらず 地域 に 昨年から病院あげて取り組んで 患者さんの医療を万全に行うため 者 医 療 慢 性 期 医 療 を 目 指 し ま す 亀岡病院は今年も より良い高齢 の抱 負を 常に変化することが大切です 今年 いる平均在院日数の短縮に力をいれ この政治も経済も社会情勢も 常 の干支であるうさぎのようにアンテ ます 在宅で治療している患者さんが急に ナを立てて 当院は臨機応変の対応 ができる程よい規模ですから あわ 悪 化された場 合の入 院 また急 性 期 自 宅 療 養はまだ無 理 という 方の受 け てず しかし遅れず 敏感に情勢に もっともこれまでも 介護支援セ 入れなど 当院に対するあらゆるニー 病院で病状が 一応の安定をみたが ン タ ー の 建 物 の 購 入 や 改 築 な ど ズに対応しなければなりません 反応したいと思います 行ってきました 今年は変化 改革 2
医療法人 亀岡病院 大 槻 秧 司 理事長 Yoji Ohtsuki 急性期病院との連携③在宅医療支援 重 要 で ①ス タ ッ フ の 充 実②近 隣 の 縮し 病室等余力を維持することが 情勢にかかわらず 常に地域に信頼 り もっとも重要なことです 社会 これは創立当初からの理念であ 済 情 勢が不 安 定 な中 最 高 水 準 を維 持するのは大 変でしょう そのためにも 平均在院日数を短 診療所との連携も充実します される病院であり続けなければなり さんが満足していただけるよう努力 な環境にありますが 職員は利用者 介護施設は 競争も激しく 困難 す る た め 内 部 的 に は 働 き や す く んの当院に対する多くの要望に対応 体化する年となります 地域の皆さ 以外にも 病院新築 改装計画を具 ません そのため 今年はソフト面 しており 一定の成果をあげていま 働き甲斐のある病院をめざします 介護面はいかがでしょう す 今年は 亀岡病院 ならでは ダーウィンは 種の起源 で 生 種ではなくて 最も変化に敏感な種 と言う特色ある介護をめざします 亀岡病院は医療過疎地での診 である と記しています 病院にとっ き残るのは もっとも強い種や賢い 療にも力を入れていますね すべては将来にわたって 信頼され て は 改 革 は 厳 し い 面 も あ り ま す が 地域で運営されていた診療所の管理 る病院体制を確立するためです 西別院町柚原の 別院診療所 は 運営を引き継いだもので 徐々に地 昨年9月には医療安全管理部 域との関係も密になり信頼も増して います しかし 依然としてかつて を新設 安全な医療 介 護に 不確実な要素もあり 絶対 はあ 当然のことです 医療 介護には 力を入れていますが で運営している面も多 の 遺 産 く 亀 岡 病 院 と し ての 独 自カラー を出し 亀岡病院別院診療所として 確立しなければいけません で 安 心 な 医 療 介 護 を 目 指 す り ま せ ん が 可 能 な 限 り 安 全 大槻理事長はいつも 病院の技 の は 当 然 の こ と で 今 年 も 万全を期します 術と診 療 所の温かい心 を持っ た病院にと言っていますが 政治 経 3