シンポジウムⅠ 9:15~11:45 臨床記述の復権 プログラム 10 月 7 日 ( 金 ) A 会場 (41 会議室 ) S1-1 精神科臨床における記述の本領杉林稔愛仁会高槻病院精神神経科 司会 : 杉林稔 ( 愛仁会高槻病院精神神経科 ) 小林聡幸 ( 自治医科大学精神医学教室 ) S1-2 記述するとはどういうことか - 現象学の立場から 榊原哲也東京大学大学院人文社会系研究科 S1-3 慎み深く聞くこと 書くことの差し響き 佐藤晋爾埼玉県立大学保健医療福祉学部精神医学 S1-4 喚起する言葉 - 人類学的記述をめぐって 松嶋健広島大学大学院社会科学研究科 ランチョンセミナー Ⅰ 12:00~12:55 司会 : 兼本浩祐 ( 愛知医科大学医学部精神科学講座 ) 死にゆく患者とその家族のこころを支えることに精神医学は貢献できるのだろうか? 明智龍男名古屋市立大学大学院医学研究科精神 認知 行動医学分野 総会 13:05~13:30
会長講演 専 13:40~14:40 精神医学 - 西洋との出会いと生みの苦しみ 生田孝聖隷浜松病院精神科 司会 : 鈴木國文 ( 生生会松蔭病院 ) 特別講演 専 14:50~16:20 司会 : 生田孝 ( 聖隷浜松病院精神科 ) 身体への具象化 ( もの化 )Verkörperung と精神病理学 - 生態学的観点から脳 有機体 精神疾患を捉える- Verkörperung und Psychopathologie -Eine ökologische Sicht von Gehirn, Organismus und psychischer Krankheit- Thomas Fuchs ハイデルベルク大学ヤスパース講座 通訳 : 和田信大阪医府立精神病センター心療 緩和科 シンポジウムⅡ 16:25~18:10 スピリチュアリティと精神病理 司会 : 大宮司信 ( 北翔大学 ) 松田真理子 ( 京都文教大学 ) S2-1 精神医学のスピリチュアル ケア濱田秀伯慶応義塾大学精神科 / おおてまちメンタルクリニック S2-2 すがること と だまされること の精神病理 香山リカ立教大学現代心理学部 S2-3 スピリチュアリティと抑うつとポジティブ思考 堀江宗正東京大学大学院人文社会系研究科
B 会場 (43 会議室 ) 一般演題 9:10~10:25 座長 : 古橋忠晃 ( 名古屋大学学生相談総合センター ) B-1 典型病理の乏しい拒食症 ( 寡症状型拒食症 ) について 田中聡 名古屋大学医学部附属病院精神科 B-2 恋人との死別後 喪の作業を経て治癒した神経性過食症の 1 臨床例 黒鳥偉作 1) 加藤敏 1) 自治医科大学精神医学教室 小山富士見台病院 B-3 摂食障害における自己愛の構造と精神療法 野間俊一 京都大学大学院医学研究科精神医学 一般演題 10:30~11:45 座長 : 熊崎努 ( 虎の門病院分院精神科 ) B-4 精神疾患とは何か? 反本質主義の擁護 榊原英輔 東京大学医学部附属病院精神神経科 / 東京大学大学院医学系研究科 B-5 Sinngesetzlichkeit( 意味合法則性 ) について 1) 工藤弘毅 古茶大樹 針間博彦 1) 慶應義塾大学医学部精神神経科 聖マリアンナ医科大学神経精神科 3) 都立松沢病院 3) B-6 精神医学における理念型の役割 古茶大樹 1) 針間博彦 工藤弘毅 1) 聖マリアンナ医科大学神経精神科 都立松沢病院 3) 慶應義塾大学医学部精神神経科 3) (43 会議室 )
C 会場 (53+54 会議室 ) 一般演題 9:10~10:25 座長 : 松本卓也 ( 京都大学大学院人間 環境学研究科 ) C-1 文化結合症候群としての統合失調症 濱﨑由紀子 京都女子大学現代社会学部 C-2 統合失調症とうわさ話 大塚公一郎 自治医科大学看護学部 C-3 統合失調症におけるスペクトラムというメタファーの導入の意義と 問題点 前田貴記 1) 2 野原博 1) 3 沖村宰 1) 鹿島晴雄 4 1) 1) 應義塾大学医学部精神神経科学教室 駒木野病院精神科 3) 長谷川病院精神科 4) 国際医療福祉大学 一般演題 10:30~11:45 座長 : 山本晃 ( 大阪教育大学特別支援講座 ) C-4 自明性の喪失 における Blankenburg, W. の症例と精神病理 - 寡症状性統合失調症か アスペルガー症候群か 和田信 大阪府立成人病センター心療 緩和科 C-5 懐郷と犯罪(Heimweh und Verbrechen) ( Jaspers,K.) を読み直す - 自閉スペクトラム症の視点から- 二木文明 東北文化学園大学 C-6 自閉スペクトラム症を精神病理学的に理解するための試み - 第 4 報 - 小城くみこ 1) 楠本朗 1) 赤崎安昭 堀切靖 3) 森岡洋史 1) 医療法人陽善会坂之上病院 鹿児島大学医学部保健学科 大学院保健学研究科 3) 鹿児島県立姶良病院 4) 鹿児島大学保健管理センター 4)
評議員会 12:00~12:30 一般演題 13:40~14:55 座長 : 小笠原將之 ( 大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室 ) C-7 児童精神医学とのコラボレーション 児童施設処遇児にみられる 受動的決定要求志向 について 吉岡眞吾 独立行政法人国立病院機構東尾張病院 C-8 執着性格論の構成過程に関する考察 森田正馬による精神病質論と比較して 玉田有 虎の門病院精神科 C-9 パソジェネシスとサルトジェネシスの理論的融合は可能か? 田中伸一郎 1) 戸部有希子 1) 帝京平成大学健康メディカル学部臨床心理学科 新百合ヶ丘総合病院精神科 一般演題 15:00~16:15 座長 : 吉岡眞吾 ( 独立行政法国立病院機構東尾張病院 ) C-10 知識の外在主義に基づく妄想の定義の試み 植野仙経 京都府立洛南病院 C-11 妄想世界とパラレルワールド 山本晃 大阪教育大学特別支援講座 C-12 了解における反実仮想のあり方について 熊﨑努 虎の門病院分院精神科
一般演題 16:20~17:10 座長 : 川合一嘉 ( 交正会精治寮病院 ) C-13 精神疾患からの回復過程において 自らの出来なさを受け入れることについて 木村卓 独立行政法人国立病院機構東尾張病院 C-14 境界例スペクトラムの関係力と治療可能性について 1) 戸部有希子 田中伸一郎 1) 新百合ヶ丘総合病院精神科 帝京平成大学健康メディカル学部臨床心理学科 一般演題 17:15~18:05 座長 : 田中伸一郎 ( 帝京平成大学健康メディカル学部臨床心理学科 ) C-15 精神医療の倫理的 道徳的側面 Freud,S の文化モデルを用いて 佐藤寛 さとうメンタルクリニック C-16 個人主義という神話 -- 進化精神医学から見た家族 佐々木康史 三次病院
10 月 8 日 ( 土 ) A 会場 (41 会議室 ) 教育講演 Ⅰ 専 9:30~10:30 司会 : 生田孝 ( 聖隷浜松病院精神科 ) 看取りの実践から見えてくる生の哲学 訪問看護師の語りを例に 村上靖彦大阪大学大学院人間科学研究科 教育講演 Ⅱ 専 10:45~11:45 司会 : 生田孝 ( 聖隷浜松病院精神科 ) 人工生命化する社会の中で われわれはいかに生きるべきか 池上高志東京大学大学院情報学環 学際情報学府 ランチョンセミナー Ⅱ 12:00~12:55 医学研究は信用できるのか? 司会 : 生田孝 ( 聖隷浜松病院精神科 ) 古川壽亮京都大学大学院医学研究科健康増進 行動学分野 教育講演 Ⅲ 専 13:10~14:10 司会 : 生田孝 ( 聖隷浜松病院精神科 ) 自閉症スペクトラム障害への心理療法の試みと時代性 河合俊雄京都大学こころの未来研究センター
シンポジウム Ⅲ 14:20~16:40 司会 : 清水光恵 ( 伊丹健康福祉事務所 / 兵庫県精神保健福祉センター ) 加藤敏 ( 小山富士見台病院 ) 自閉スペクトラム症 時間 私 S3-1 未来と想像清水光恵伊丹健康福祉事務所 / 兵庫県精神保健福祉センター S3-2 この人が < わたし > であるとはいかなることか 荒畑靖宏慶應義塾大学文学部哲学専攻 S3-3 記憶の発達と 心的タイムトラベル 内藤美加上越教育大学大学院学校教育研究科 S3-4 自己 の病理にまつわる自閉スペクトラム症の症候論 十一元三京都大学大学院医学研究科人間健康科学系
B 会場 (43 会議室 ) 一般演題 9:15~10:30 座長 : 深尾憲二朗 ( 帝塚山学院大学人間科学部心理学科 ) B-7 緊張病における主体 時間 死 再発性緊張病の一例を通して 稲川優多 1) 加藤敏 1) 上都賀総合病院 小山富士見台病院 B-8 統合失調症者における寸断された時間意識について 川合一嘉 交正会精治寮病院 B-9 アプド フェストゥムとしての暦時間 杉林稔 愛仁会高槻病院精神神経科 一般演題 10:35~11:50 座長 : 濱崎由紀子 ( 京都女子大学現代社会学部現代社会学科 ) B-10 妻の自殺を経て人生の再構築に向かった中年期男性 松田真理子 京都文教大学臨床心理学部 B-11 疾患と人格の相互浸透 と 病み終えない のは現代型うつ病のみの特性か? 芝伸太郎 もみじケ丘病院 B-12 遷延する悲哀とうつ病 清水加奈子 自治医科大学精神医学教室
C 会場 (53+54 会議室 ) 一般演題 9:15~10:30 座長 : 菅原誠一 ( 独立行政法人国立病院機構東尾張病院 ) C-17 対人恐怖症 ( 社交不安障害 ) における加害的不安に関する質的研究 ( 第二報 )- 患者の語りの逐語と臨床記述を巡ってー 塩路理恵子 中村敬 中山和彦 東京慈恵会医科大学精神医学講座 C-18 2 種類の解離があるか? ヒステリー性の解離と外傷性の解離 総田純次 大阪府立大学 C-19 強迫症の精神病理 岡一太郎 もみじヶ丘病院 一般演題 10:35~11:50 座長 : 総田純次 ( 大阪府立大学 ) C-20 精神病の発症機転に関する精神病理学的検討 菊池孝 岡崎伸郎 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター精神科 C-21 精神医学における二重診断体系の再検討 症状論的分類と成因論的分類について 古城慶子 国際医療福祉大学小田原保健医療学部作業療法学科 C-22 身体図式と身体地理 自閉症の身体の眺め方 塩飽耕規 医療法人遊心会にじクリニック
一般演題 13:05~14:20 座長 : 松田真理子 ( 京都文教大学臨床心理学部 ) C-23 スピリチュアルケアと自己の成立について 小笠原將之 大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室 C-24 宗教における あやしい という枠組みへの移動 森口眞衣 日本医療大学 C-25 宗教と主観的幸福感について 1) 木村優里 濱﨑由紀子 1) 京都女子大学大学院現代社会学研究科 京都女子大学現代社会学部 一般演題 14:25~15:15 座長 : 井口博登 ( 澤記念会神経科浜松病院 ) C-26 疼痛性障害入院例の精神病理学的検討 小林聡幸 齋藤慎之介 自治医科大学精神医学教室 C-27 うつ病患者において心気症状として執拗に訴えられる 薬の副作用 の診立てと対応に関して 菅原一晃 1) 加藤敏 1) 佐野厚生総合病院 小山富士見台病院 一般演題 15:20~16:10 座長 : 伊藤淳 ( 楠会楠メンタルホスピタル ) C-28 フランスの精神保健福祉制度から考える精神障害者の主体性の回復に ついて 池田真典 NPO 法人 ICCC C-29 移民の精神病理 1 日本人移民精神科医師のドイツでの体験を通して 草野シュワルツ美穂子 Rehaverein Ulm/ 楠メンタルホスピタル