減算名夜勤について定員超過利用減算人員基準欠如減算 減算 減算 減算 97/100 70/100 108 短期入所生活介護費 厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 29 号 1) を満たさない場合 利用者の数が厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 27 号 3) に該当する場合 ( 利用定員を超えた場合 ) < 平成 12 年厚生省告示第 27 号 3> 利用者定数超過又は職員数が基準に満たない場合介護職員若しくは看護職員の員数が厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 27 号 3) に該当する場合 ( 定める員数をおいていない場合 ) < 平成 12 年厚生省告示第 27 号 3> 利用者定数超過又は職員数が基準を満たさない場合 ユニット型短期入所生活費について 厚生労働大臣が定める施設基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 14) を満たさない場合 < 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 14> イ日中については ユニットごとに常時 1 人以上の介護職員又は看護職員を配置すること ロユニットごとに 常勤のユニットリーダーを配置すること ユニットにおける職員の配置 減算 97/100 < 平成 11 年老企第 25 号第 3 の八の 4 の (10)> ユニット型指定短期入所生活介護事業所において配置を義務付けることとしたユニットごとの常勤のユニットリーダーについては 当面は ユニットケアリーダー研修を受講した職員 ( 研修受講者 という ) を各施設 ( 一部ユニット型の施設を含む ) に 2 名以上配置する ( ただし 2 ユニット以下の施設の場合には 1 名でよいこととする ) ほか 研修受講者が配置されているユニット以外のユニットでは ユニットにおけるケアに責任を持つ ( 研修受講者でなくても構わない ) 職員を決めてもらうことで足りるものとする この場合 研修受講者は 研修で得た知識等をリーダー研修を受講していないユニットの責任者に伝達するなど 当該施設におけるユニットケアの質の向上の中核となることが求められる また ユニットリーダーについて必要とされる研修受講者の数には 当面は ユニットリーダー以外の研修受講者であって 研修を受講していないユニットリーダーに対して研修で得た知識等を伝達するとともに ユニットケアに関して指導及び助言を行うことができる者を含めて差し支えない ユニット型指定短期入所生活介護事業所 ( ユニット型事業所 という ) とユニット型又は一部ユニット型の指定介護老人福祉施設 ( ユニット型施設 という ) が併設されている場合には 研修受講者をそれぞれに 2 名以上配置する必要はなく ユニット型事業所及び併設するユニット型施設 ( 併設するユニット型施設が複数ある場合には そのうちいずれか 1 施設に限る ) を一体のものとみなして 合計 2 名以上の研修受講者が配置されていればよいこととする ( ただし ユニット型事業所及び併設するユニット型施設のユニット数の合計が 2 ユニット以下のときには 1 名でよいこととする ) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (1/19)
減算名 機能訓練 減算 12 単位 専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士等 ( 作業療法士 言語聴覚士 看護職員 柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師 ) を 1 名以上配置しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 ( 利用者の数が 100 を超える指定短期入所生活介護事業所にあっては 専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士等を 1 名以上配置し かつ 理学療法士等である従業者を機能訓練指導員として常勤換算方法で利用者の数を 100 で除した数以上配置しているもの ) 厚生労働大臣が定める施設基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 15 イ ) に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 看護 Ⅰ 4 単位 < 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 15 イ > ⑴ 当該指定短期入所生活介護事業所 ( 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては 当該特別養護老人ホーム ) において 常勤の看護師を一名以上配置していること ⑵ 厚生労働大臣が定める利用者等の数の基準及び看護職員等の員数の基準並びに通所介護費等の算定方法 ( 平成十二年厚生省告示第二十七号 以下 通所介護費等の算定方法 とい う ) 第三号に規定する基準に該当していないこと 厚生労働大臣が定める施設基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 15 ロ ) に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 看護 Ⅱ 8 単位 < 平成 24 年厚生労働省告示第 97 号 15 ロ > ⑴ 当該指定短期入所生活介護事業所の看護職員の数が次に掲げる基準に適合すること ㈠当該指定短期入所生活介護事業所 ( 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の適用を受ける特別養護老人ホームである場合を除く ) の看護職員の数が 常勤換算方法で 利用者の数が二十五又はその端数を増すごとに一以上であること ㈡当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては 当該特別養護老人ホームの看護職員の数が 常勤換算方法で 利用者の数 ( 指定短期入所生活介護の利用者の数及び当該特別養護老人ホームの入所者の数の合計数 ) が二十五又はその端数を増すごとに一以上であり かつ 特別養護老人ホーム基準第十二条第一項第四号に規定する特別養護老人ホームに置くべき看護職員の数に一を加えた数以上であること ⑵ 当該指定短期入所生活介護事業所の看護職員により 又は病院 診療所若しくは訪問看護ステーションの看護職員との連携により 二十四時間の連絡を確保していること ⑶ イ ⑵ に該当するものであること ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (2/19)
減算名 実体 減算施制 1 本体施設である介護老人福祉施設と併設のショートステイについて 一体的にを算定できるのか 1 本体施設と併設のショートステイそれぞれについて別個に算定の可否を判断する すなわち 看護 (Ⅰ) では本体施設と併設のショートステイでそれぞれ常勤の看護師を 1 人ずつ配置している場合 看護 (Ⅱ) では本体施設と併設のショートステイでそれぞれ常勤換算で 25:1 以上 かつ本体施設では最低基準に加え 1 以上の看護職員を配置している場合に 算定可能となる その際 看護 (Ⅱ) については 本体施設と併設のショートステイを兼務している看護職員は 勤務実態 利用者数 ベッド数等に基づき按分するなどの方法により当該職員の常勤換算数を本体施設とショートステイに割り振った上で 本体施設とショートステイそれぞれについての算定の可否を判断することとなる なお 空床利用型ショートステイについては (Ⅰ) (Ⅱ) とも 本体施設においての算定基準を満たしていれば空床利用型ショートステイの利用者についてもを算定することができる ( 平 21.3 版 VOL69 問 78) 看護 Q&A 2 本体施設と併設のショートステイの両方で看護 (Ⅰ) を算定する場合 ショートステイの看護師は本体施設の業務に従事してはいけないのか 3 本体施設と併設のショートステイを通じて常勤看護師が 1 人しかいないが その 1 人が特養とショートステイの両方を均等に兼務している場合 本体施設と併設のショートステイのどちらで看護 (Ⅰ) を算定するかは事業者の選択によるものと解してよいか 2 本体施設と併設のショートステイの両方で看護 (Ⅰ) を算定する場合 本体施設とショートステイそれぞれを担当する常勤の看護師が定められていることが必要であるが ショートステイを担当する常勤看護師が ショートステイにおける業務に支障のない範囲で本体施設における業務に従事することを妨げるものではない 本体施設を担当する常勤看護師がショートステイの業務に従事する場合も同じ ( 平 21.3 版 VOL69 問 79) 3 本体施設と併設のショートステイのどちらで看護 (Ⅰ) を算定するかは事業者の選択として構わないが 算定することとした方の事業所を主として勤務を行うべきである ( 平 21.3 版 VOL69 問 80) 4 利用者数 20 人 ~25 人のショートステイでは 常勤の看護職員を 1 人配置すれば看護 (Ⅱ) を算定できると考えてよいか 5 機能訓練指導員が看護師である場合 看護 (Ⅱ) の看護職員配置に含められるか 看護 (Ⅰ) についてはどうか 6 短期入所生活介護における看護 サービス提供等において 人員配置の状況によっては 当該短期入所生活介護事業所の空床部分と併設部分での算定状況が異なることがありうるが その場合 どちらを利用するかについては施設が決めてよいのか 4 ショートステイとして常勤換算で 1 人以上配置すればよいので お見込みどおり ( 平 21.3 版 VOL69 問 82) 5 看護 (Ⅱ) については 当該機能訓練指導員が看護職員としての業務に従事している実態があれば 当該業務に係る勤務時間を常勤換算の看護職員数の中に含めることは可能である 看護 (Ⅰ) については 看護職員としての業務以外の業務に従事する看護師によって同を算定することは望ましくない ( 平 21.3 版 VOL69 問 83) 6 利用者に対し空床利用部分と併設部分の利用料の違いとの違いについて説明した上で 利用者の選択に基づく適切な契約によるべきである ( 平 21.4 版 VOL7 9 問 35) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (3/19)
減算名 減算 厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 29 号 1) を満たすものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 夜勤職員配置 Ⅰ 13 単位 < 平成 12 年厚生省告示第 29 号 1 ハ (1)> ( 一 ) 短期入所生活介護費を算定していること ( 二 ) 夜勤を行う介護職員又は看護職員の数が イ (1) 又はロ (1) に規定する夜勤を行う介護職員又は看護職員の数に一を加えた数以上であること 厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 29 号 1) を満たすものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 夜勤職員配置 Ⅱ 18 単位 < 平成 12 年厚生省告示第 29 号 1 ハ (2)> ( 一 ) ユニット型短期入所生活介護費を算定していること ( 二 ) 夜勤を行う介護職員又は看護職員の数が イ (2) 又はロ (2) に規定する夜勤を行う介護職員又は看護職員の数に一を加えた数以上であること 1 ユニットや専門棟がある場合の取扱いはどうすべきか 2 ショートステイが併設の場合 本体特養と併設のショートステイで合わせて夜勤職員を 1 人以上加配していれば算定可能か 1 施設全体に対してのであるが 一部ユニット型については ユニット部分及び多床部分それぞれで要件を満たす必要があること なお この場合にあっては 要件を満たしている部分に対してを算定するものであること 専門棟についても同様である ( 平 21.3 版 VOL69 問 19) 2 そのとおりである ただし 本体施設と併設のショートステイのうち一方がユニット型で他方が従来型であるような場合については それぞれにおいて 1 人以上ずつ夜勤職員を加配していることが必要である ( 平 21.3 版 VOL69 問 84) 夜勤職員配置 Q&A 3 夜勤基準を 1 人以上上回らなければならないとは 基準を満たした上で 加配分の 1 人は同じ人間が夜勤の時間帯を通じて勤務しなければならないということか 4 1 日平均夜勤職員数を算出するための延夜勤時間数には 早出 遅出や日勤帯勤務の職員の勤務時間も含められるのか 3 夜勤職員配置の基準については 夜勤時間帯 ( 午後 10 時から翌日の午前 5 時までを含む連続した 16 時間 ) における 1 月の看護 介護職員の延夜勤時間数をその月の日数 16 時間で割った人数 (1 日平均夜勤職員数 ) を元に判断する このため 何人かが交代で勤務していても 延夜勤時間数が必要な時間数を満たしていれば算定が可能である ( 平 21.3 版 VOL69 問 89) 4 本は 深夜の時間帯のみならず 特に介護量が増加する朝食 夕食及びその前後の時間帯を含む夜勤時間帯全体における手厚い職員配置を評価するものであり その施設が設定した夜勤時間帯において勤務した時間であれば 早出 遅出及び日勤帯勤務の職員の勤務時間も延夜勤時間数に含めることは可能である ただし を算定可能とすることを目的として 例えば 22 時から翌日 14 時まで のような極端な夜勤時間帯の設定を行うべきではなく 夜勤時間帯の設定は 例えば 17 時から翌朝 9 時まで のような朝食介助 夕食介助の両方を含む設定を基本としつつ 勤務実態等から見て合理的と考えられる設定とすべきである ただし 夜勤職員配置の最低基準が 1 人以上とされている入所者が 25 人以下の施設については いわゆる 1 人夜勤 の負担を緩和する観点から 深夜の時間帯において職員を加配する夜勤職員を 2 人以上とする ) ことによりの算定要件を満たすことが望ましい ( 平 21.3 版 VOL69 問 90) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (4/19)
減算名 夜勤職員配置 Q&A 実体 減算施制 5 延夜勤時間数には純粋な実働時間しか算入できないのか 休憩時間はどのように取り扱えばいいのか 6 本体施設が指定介護老人福祉施設以外であるショートステイ ( 短期入所生活介護 ) について 夜勤職員の基準を満たすかどうかについての計算方法はどのように行うのか 5 通常の休憩時間は 勤務時間に含まれるものとして延夜勤時間数に含めて差し支えない ただし 大半の時間において仮眠をとっているなど 実態として宿直に近い状態にあるような場合についてまで含めることは認められない ( 平 21.3 版 VOL69 問 9 1) 6 本体施設が指定介護老人福祉施設以外である場合については 夜勤職員の配置数の算定上も一体的な取扱いがなされていないことから 本体施設とショートステイを兼務している職員について 勤務実態 利用者数 ベッド数等により按分した上で ショートステイについて要件を満たすかどうかを本体施設とは別個に判断することとなる ( 平 21.4 版 VOL79 問 33) 認知症行動 心理症状緊急対応 7 日間を限度 200 単位 医師が 認知症の行動 心理症状が認められるため 在宅での生活が困難であり 緊急に指定短期入所生活介護を利用することが適当であると判断した者に対し 指定短期入所生活介護を行った場合 認知症行動 心理症状緊急対応 Q&A 1 入所が予定されており 入所予定期間と実際の緊急入所の期間が重なっている場合であっても 本来の入所予定日前に緊急に入所した場合には 7 日分算定が可能か 2 入所予定日当日に 予定していた事業所に認知症行動 心理症状で入所した場合は算定できるか 1 当初の入所予定期間も含め 認知症行動 心理症状により緊急に入所した日から 7 日間以内で算定できる ( 平 21.3 版 VOL69 問 110) 2 本制度は予定外で緊急入所した場合の受入れの手間を評価するものであることから 予定どおりの入所は対象とならない ( 平 21.3 版 VOL69 問 111) 若年性認知症利用者受入 120 単位 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 12) に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所において 若年性認知症利用者に対して指定短期入所生活介護を行った場合ただし 認知症行動 心理症状緊急対応を算定している場合は算定しない < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 12> 受け入れた若年性認知症利用者 ( 施行令第二条第六号に規定する初老期における認知症によって法第七条第三項に規定する要介護者となった者又は同条第四項に規定する要支援者となった者をいう ) ごとに個別の担当者を定めていること 若年性認知症利用者受入 Q&A 1 一度本制度の対象者となった場合 65 歳以上になっても対象のままか 2 担当者とは何か 定めるにあたって担当者の資格要件はあるか 1 65 歳の誕生日の前々日までは対象である ( 平 21.3 版 VOL69 問 101) 2 若年性認知症利用者を担当する者のことで 施設や事業所の介護職員の中から定めていただきたい 人数や資格等の要件は問わない ( 平 21.3 版 VOL69 問 102) 送迎 片道につき 184 単位 利用者の心身の状態 家族等の事情等からみて送迎を行うことが必要と認められる利用者に対して その居宅と指定短期入所生活介護事業所との間の送迎を行う場合 ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (5/19)
減算名 送迎 Q&A 実体 減算施制 1 短期入所における送迎のについて 通所サービスの送迎のための乗合形式のバス等を利用する場合は 送迎は算定できるか 2 短期入所事業所等を退所したその日の他の短期入所事業所に入所する場合の送迎の算定について 1 短期入所の送迎は 利用者の心身の状況等に応じて個別に送迎をすることを前提としており 事業者が画一的に時刻やルート等を定めて通所サービスのバス等に乗車させる場合は算定できない ただし 当該事業所の送迎が原則として個別にされている場合において 利用者の心身の状況等から問題がなく たまたま時刻やルートが重なったなどの場合に限り 乗合形式で送迎を行っても良い ( 平 15.4 版 Q&A 7 短期入所問 1) 2 短期入所の送迎については 利用者の心身の状況 家族等の事情等から見て送迎を行うことが必要と認められる利用者に対して 原則として 送迎車により利用者の居宅まで個別に送迎する場合について算定されるものであり 短期入所サービス費の算定の有無に関わらず 事業所間を直接に移動した場合には送迎は算定できない ( 平 15.4 版 Q&A 7 短期入所問 2) 緊急短期入所確保 40 単位 厚生労働大臣が定める施設基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 20) に適合するものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所が 利用者に対し指定短期入所生活介護を行った場合 < 平成 24 年厚生労働省告示 96 号 20> イ当該指定短期入所生活介護事業所において 緊急に指定短期入所生活介護を受ける必要がある者 ( 現に指定短期入所生活介護を受けている利用者を除く ) を受け入れるために 利用定員の 100 分の 5 に相当する数の利用者に対応するためのを整備していること ロ算定日の属する月の前 3 月間において 利用定員に営業日を乗じた総数のうち 利用延人員の占める割合が百分の九十以上であること 緊急短期入所確保 Q&A 緊急短期入所確保について 居宅介護支援事業所や近隣の他事業所と情報共有及び空床情報の公表に努めることとされているが 具体的にはどのような情報共有や空床情報なのか 関係機関で情報を共有することによって 真に必要な緊急利用が促進されるという観点から 定期的に情報共有や事例検討などを行う機会を設けるなど関係機関間で適切な方法を検討していただきたい また 公表する空床情報については 緊急利用枠の数や確保されている期間 緊急利用枠以外の空床情報など 緊急利用者の受入促進及び空床の有効活用を図るために必要な情報とし 事業所のホームページ等のほかに介護サービス情報公表システム ( 平成 24 年 10 月から新システムが稼働予定 ) も活用しながら公表に努められたい なお 近隣の範囲については地域の実態等を踏まえて適切に判断されたい 短期入所療養介護における緊急短期入所受入についても同様とする (H24.3 vol267 問 90) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (6/19)
減算名 緊急短期入所確保 Q&A 緊急短期入所受入 減算 緊急短期入所確保の要件における 算定日の属する月の前 3 月間 とは具体的にどの範囲なのか 60 単位 緊急短期入所確保については 届出が受理された日が属する月の翌月 ( 届出が受理された日が月の初日である場合は当該月 ) から算定を開始するものであり 算定日が属する月前 3 月間 とは 原則として 算定を開始する月の前月を含む前 3 月間のことをいう ただし 算定を開始する月の前月の状況を届け出ることが困難である場合もあることから 算定を開始する月の前々月末までの状況に基づき届出を行う取扱いとしても差し支えない 例えば 平成 24 年 4 月からを算定しようとする場合は 平成 24 年 1 月から3 月までの状況を届け出るものであるが 3 月の状況を届け出る事が困難である場合は 平成 23 年 12 月から平成 24 年 2 月までの状況を3 月中に届け出ることも可能である なお 当該要件は 老企 40 号において規定しているとおり 届出を行う際に満たしていればよいこととしているため 上記の例の場合 2 月までの実績に基づいて届出を行ったことをもって 要件を満たすことが確定するものであり 仮に平成 24 年 1 月から3 月までの実績が要件を下回った場合であっても が算定されなくなるものではない (H24.3 vol267 問 88) 当該指定短期入所生活介護事業所が 厚生労働大臣が定める利用者 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 95 号 17) に対し 居宅サービス計画において計画的に行うこととなっていない指定短期入所生活介護を緊急に行った場合は 緊急短期入所受入として当該指定短期入所生活介護を行った日から起算して 7 日 ( 利用者の日常生活上の世話を行う家族の疾病等やむを得ない事情がある場合は 14 日 ) を限度として 60 単位を所定単位数にする ただし 緊急短期入所受入については 緊急短期入所確保を算定している場合は 算定しない また 当該事業所において 連続する 3 月において緊急短期入所受入を算定しなかった場合は 当該連続する 3 月の最終月の翌月から 3 月の間に限り緊急短期入所確保及び緊急短期入所受入は 算定しない < 平成 24 年厚生労働省告示 95 号 17> イ利用者の状態や家族等の事情により 指定居宅介護支援事業所の介護支援専門員が 緊急に指定短期入所生活介護 ( 指定居宅サービス等基準第百二十条に規定する指定短期入所生活介護をいう ロにおいて同じ ) を受けることが必要と認めた者ロ現に利用定員の百分の九十五に相当する数の利用者に対応している指定短期入所生活介護事業所 ( 指定居宅サービス等基準第百二十一条に規定する指定短期入所生活介護事業所をいう ) において 緊急に指定短期入所生活介護を受ける必要がある者 緊急短期入所受入 Q&A 当初から居宅サービス計画に位置づけて予定どおり利用している利用者について 家族等の事情により急遽 緊急的に延長した場合に緊急短期入所受入は算定できるか 特養の空床利用部分と併設部分がある事業所において 利用者が当初 併設部分を緊急利用して緊急短期入所受入を算定していたが 事業所内の調整で空床部分のベッドに移動した場合 当該は引続き算定できるのか 算定できない (H24.3 vol267 問 91) 空床部分の利用者は 緊急短期入所 ( 受入 ) の対象とはならないので 空床部分に移動した日後において当該は算定できない なお 移動日は併設部分にいるので 当該は算定可能である (H24.3 vol267 問 92) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (7/19)
減算名 緊急短期入所受入 Q&A 減算 緊急短期入所受入について 緊急利用枠以外の空床がある場合は算定できないこととされているが 老企 40(13)2 エに 例えば 緊急利用枠以外の空床はあるが 緊急利用者の希望する利用日数の関係又は男女部屋の関係から当該空床を利用することができないなど やむを得ない事情がある場合には緊急利用枠の利用が可能 とされたが やむを得ない事情とは具体的にどのような場合なのか 緊急短期入所受入を算定している緊急利用者が 当該算定期間満了後も退所せず 引き続き緊急利用枠の同一ベッドを利用している場合 どのように緊急利用枠を確保すればよいのか 例 1: 男女部屋の関係から空床利用枠を利用することができないケース利用定員が 20 床の短期入所生活介護事業所 ( 緊急確保枠はその 5% の 1 床 =20 床目 ) で 18 床の利用があった 19 床目が多床室の男性部屋で 20 床目が女性部屋の場合 緊急利用者が女性だとしたら 19 床目は利用出来ず 20 床目を利用することになるので 緊急短期入所受入が算定可能となる なお 当該事業所の 19 床目が空いているが これは緊急利用枠以外のベッドとなり 緊急利用枠 (20 床目 ) は既に利用されているので 19 床目の利用者は利用の理由如何を問わず 受入は算定できない 例 2: 利用日数の関係から空床利用枠を利用することができないケース 4/1 に緊急利用枠以外の空床があり 4/2 に緊急利用枠以外に空床がない場合において 緊急利用者を 4/1 に受け入れた場合 緊急利用期間が 1 日のみの場合 緊急利用枠以外の空床が利用可能であることから受入の算定はできない 一方 緊急利用期間が 2 日以上の場合は 利用日数の関係により 4/2 に緊急利用枠以外の空床を利用できないことから 4/1 から緊急利用枠を利用することにより受入を算定できる (H24.3 vol267 問 93) 当該事業所の緊急利用枠が 算定期間の満了した緊急利用者が引き続き利用している等の理由により 緊急利用枠として利用できない場合 当該緊急利用枠以外の新たなベッドを緊急利用枠として確保することにより 別の緊急利用者に対して当該の算定が可能である この場合 あらかじめ確保していた緊急利用枠は 通常の空床枠と同じ取扱いになる (H24.3 vol267 問 94) 緊急利用枠を 4/5 から 4/19 に確保している事業所において 4/19 に緊急利用枠を利用した場合 緊急短期入所受入は何日間算定できるのか 緊急短期入所受入を算定している者の緊急利用期間が月をまたいだ場合はどのように取り扱うのか 4/19 に緊急利用者として緊急利用枠を利用した場合 4/20 以降が緊急利用枠を確保している期間ではなかったとしても 引き続き当該事業所を利用している場合においては 7 日間を限度として緊急短期入所受入の算定ができる (H24.3 vol267 問 95) 緊急利用期間が月をまたいだ場合であっても 通算して 7 日を限度として算定可能である なお この場合において 引き続き緊急利用枠を利用している場合に限り 翌月も緊急短期入所受入の算定実績に含めて差し支えない (H24.3 vol267 問 96) 緊急短期入所受入の算定実績が連続する 3 月間になければ 続く 3 月間は緊急短期入所確保及び緊急短期入所受入は算定できないこととされたが 具体的にどのように取り扱うのか 毎月末時点の算定の有無で判断する 例えば 最後の緊急受入が 4/10 の場合 4 月の実績は有りとなる また 5 月 ~7 月の実績が無い場合は 8 月 ~10 月は両の算定ができない 11 月から緊急短期入所確保を算定したい場合は 8~10 月の稼働率が 100 分の 90 である必要がある (H24.3 vol267 問 97) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (8/19)
減算名 緊急短期入所受入 Q&A 療養食 減算 緊急利用者が やむを得ない事情により利用期間が延長となった結果 当該延長期間中 緊急利用枠以外の空床がなく緊急利用枠を利用した場合 緊急短期入所受入の算定は可能か 23 単位 可能である ただし 緊急の利用として指定短期入所生活介護を行った日から起算して 7 日以内に限り算定を可能とする なお この取扱いは やむを得ない事情により利用期間が延長になった場合にのみ適用されるものであり 事業所内の調整により緊急利用者を緊急利用枠に移動させてもの対象にはならない ( 例 ) 緊急の利用者が 4/1 に緊急利用枠以外の空床に入所 ( 当初は 4/3 まで利用する予定であり 4/4 以降は当該ベッドは埋まっている ) やむを得ない事情により 4/7 まで延長利用が決定したが 4/4 以降は緊急利用枠しか空きがないため 緊急利用枠を利用 緊急短期入所受入の算定は 指定短期入所生活介護を行った日から起算して 7 日以内 であることから 4/1 から起算して 7 日以内である 4/7 までのうち 緊急利用枠を利用した 4/4~4/7 について 緊急短期入所受入の算定が可能となる (H24.4 vol284 問 6) 次に掲げるいずれの基準にも適合しているものとして都道府県知事に届け出て当該基準による食事の提供を行う指定短期入所生活介護事業所が 厚生労働大臣が定める療養食 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 95 号 18) を提供したときイ食事の提供が管理栄養士又は栄養士によって管理されていること ロ利用者の年齢 心身の状況によって適切な栄養量及び内容の食事の提供が行われていること ハ食事の提供が 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 19) に適合する指定短期入所生活介護事業所において行われていること < 平成 24 年厚生労働省告示第 95 号 18> 疾病治療の直接手段として 医師の発行する食事せんに基づき提供された適切な栄養量及び内容を有する糖尿病食 腎臓病食 肝臓病食 胃潰瘍食 貧血食 膵臓病食 脂質異常症食 痛風食及び特別な場合の検査食 < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 19> 定員利用 人員基準に適合 1 療養食にかかる食事せん交付の費用は 介護報酬において評価されていると解してよいか 2 ショートを数回利用する場合 療養食の食事せんはその都度発行となるのか 1 ご指摘のとおりである ( 平 17.10 追補版 Q&A 問 28) 2 短期入所生活介護の利用毎に食事せんを発行することになる ( 平 17.10 版 Q&A 問 89) 療養食 Q&A 3 療養食について 食材料費及び調理に係る費用は含まれないと考えてよろしいか 3 療養食においては 療養食の栄養管理 特別な調理及び食材料費の費用を評価しているところである ( 平 17.10 版 Q&A 問 90) 4 療養食のうち 貧血食の対象となる入所者等について 原因が鉄分の欠乏に由来する者とは 4 対象となる者は その貧血の原因が鉄分の欠乏に由来すると医師が認める者である ( 平 21.3 版 VOL69 問 18) 5 療養食の対象となる脂質異常症の入所者等について 薬物療法や食事療法により 血液検査の数値が改善された場合でも 療養食を算定できるか 5 医師が疾病治療の直接手段として脂質異常症食にかかる食事せんの発行の必要性を認めなくなるまで算定できる ( 平 21.4 版 VOL79 問 10) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (9/19)
減算名 在宅中重度者受入 減算 看護 Ⅰ を算定している場合 421 単位 看護 Ⅱ を算定している場合 417 単位 看護 Ⅰ 及び Ⅱ をいずれも算定している場合 413 単位 指定短期入所生活介護事業所において 当該利用者が利用していた訪問看護を行う訪問看護事業所に当該利用者の健康上の管理等を行わせた場合 在宅中重度者受入 Q&A 看護を算定していない場合 425 単位 1 短期入所生活介護費における在宅中重度者受入の算定は 訪問看護事業所の看護師が来た日についてのみ算定するのか 1 ご指摘のとおりである ( 平 18.4 版 VOL1 問 66) 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 21 イ ) に適合しているものとして 都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 指定短期入所生活介護を行った場合ただし サービス提供強化 Ⅰ を算定している場合においては サービス提供強化 Ⅱ 及び Ⅲ は算定しない サービス提供強化 Ⅰ 12 単位 < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 21 イ > 次に掲げる基準のいずれにも適合すること ⑴ 当該指定短期入所生活介護事業所の介護職員 ( 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の規定の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては 当該特別養護老人ホームの介護職員 ) の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 100 分の 50 以上であること ⑵ 通所介護費等算定方法第三号に規定する基準のいずれにも該当しないこと ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (10/19)
減算名 減算 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 21 ロ ) に適合しているものとして 都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 指定短期入所生活介護を行った場合ただし サービス提供強化 Ⅱ を算定している場合においては サービス提供強化 Ⅰ 及び Ⅲ は算定しない サービス提供強化 Ⅱ 6 単位 < 平成 12 年厚生省告示第 25 号 16 ロ > 次に掲げる基準のいずれにも適合すること ⑴ 当該指定短期入所生活介護事業所の看護 介護職員 ( 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の規定の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては 当該特別養護老人ホームの看護 介護職員 ) の総数のうち 常勤職員の占める割合が 100 分の 75 以上であること ⑵ イ ⑵ に該当するものであること 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 21 ハ ) に適合しているものとして 都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 指定短期入所生活介護を行った場合ただし サービス提供強化 Ⅲ を算定している場合においては サービス提供強化 Ⅰ 及び Ⅱ は算定しない サービス提供強化 Ⅲ 6 単位 < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 21 ハ > 次に掲げる基準のいずれにも適合すること ⑴ 指定短期入所生活介護を利用者に直接提供する職員 ( 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の規定の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては 当該特別養護老人ホームの入所者に対して介護福祉施設サービスを直接提供する職員 ) の総数のうち 勤続年数 3 年以上の者の占める割合が 100 分の 30 以上であること ⑵ イ ⑵ に該当するものであること サービス提供強化 Q&A 1 特定事業所及びサービス提供強化における介護福祉士又は介護職員基礎研修課程修了者若しくは一級課程修了者とは 各月の前月の末日時点で資格を取得している者とされているが その具体的取扱いについて示されたい 1 要件における介護福祉士等の取扱いについては 登録又は修了証明書の交付まで求めるものではなく 例えば介護福祉士については 平成 21 年 3 月 31 日に介護福祉士国家試験の合格又は養成校の卒業を確認し 翌月以降に登録をした者については 平成 21 年 4 月において介護福祉士として含めることができる また 研修については 全カリキュラムを修了していれば 修了証明書の交付を待たずに研修修了者として含めることが可能である なお この場合において 事業者は当該資格取得等見込み者の 試験合格等の事実を試験センターのホームページ等で受験票と突合する等して確認し 当該職員に対し速やかな登録等を促すとともに 登録又は修了の事実を確認するべきものであること ( 平 21.3 版 VOL69 問 2) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (11/19)
減算名 サービス提供強化 Q&A 実体 減算施制 2 特定事業所及びサービス提供強化の要件のうち 計画的な研修のに係る要件の留意事項を示されたい 3 特定事業所及びサービス提供強化の要件のうち 定期的な健康診断のに係る要件の留意事項を示されたい 4 同一法人内であれば 異なるサービスの事業所 ( 施設 ) における勤続年数や異なる業種 ( 直接処遇職種 ) における勤続年数も通算できるのか さらに 事業所間の出向や事業の承継時にも通算できるのか また 理事長が同じであるなど同一グループの法人同士である場合にも通算できるのか 5 産休や病欠している期間は含めないと考えるのか 2 訪問介護員等 ( 訪問入浴介護従業者等を含む 下記 3 及び 4 において同じ ) ごとに研修計画を策定されることとしているが 当該計画の期間については定めていないため 当該訪問介護員等の技能や経験に応じた適切な期間を設定する等 柔軟な計画策定をされたい また 計画の策定については 全体像に加えて 訪問介護員等ごとに策定することとされているが この訪問介護員等ごとの計画については 職責 経験年数 勤続年数 所有資格及び本人の意向等に応じ 職員をグループ分けして作成することも差し支えない なお 計画については すべての訪問介護員等が概ね 1 年の間に 1 回以上 なんらかの研修をできるよう策定すること ( 平 21.3 版 VOL69 問 3) 3 本要件においては 労働安全衛生法により定期的に健康診断をすることが義務づけられた 常時使用する労働者 に該当しない訪問介護員等を含めた すべての訪問介護員等に対して 1 年以内ごとに 1 回 定期的に医師による健康診断を 事業所の負担によりすることとしている また 常時使用する労働者 に該当しない訪問介護員等に対する健康診断については 労働安全衛生法における取扱いと同様 訪問介護員等が事業者のする健康診断を本人の都合で受診しない場合については 他の医師による健康診断 ( 他の事業所がした健康診断を含む ) を受診し その者が当該健康診断の結果を証明する書面を提出したときは 健康診断の項目を省略できるほか 費用については本人負担としても差し支えない ( この取扱いについては 高齢者の医療の確保に関する法律により保険者が行う特定健康診査については 同法第 21 条により労働安全衛生法における健康診断が優先されることが定められているが 常時使用する労働者 に該当しない訪問介護員等については 同条の適用はないことから 同様の取扱いとして差し支えない ) ( 平 21.3 版 VOL69 問 4) 4 同一法人であれば 異なるサービスの事業所での勤続年数や異なる職種 ( 直接処遇を行う職種に限る ) における勤続年数については通算することができる また 事業所の合併又は別法人による事業の承継の場合であって 当該施設 事業所の職員に変更がないなど 事業所が実質的に継続して運営していると認められる場合には 勤続年数を通算することができる ただし グループ法人については たとえ理事長等が同じであったとしても 通算はできない ( 平 21.3 版 VOL69 問 5) 5 産休や介護休業 育児休業期間中は雇用関係が継続していることから 勤続年数に含めることができる ( 平 21.3 版 VOL69 問 6) 6 一つの病棟内に介護療養病床とその他の病床 ( 医療療養病床など ) が混在する場合の 介護福祉士の割合等の算出方法如何 6 一つの病棟内に介護療養病床と医療療養病床等が混在する場合については 病棟単位で介護福祉士の割合等を算出する ただし 例外的に 病室単位で介護療養病床としての指定を受け 医療療養病床及び介護療養病床各々において人員基準を満たしている場合については 介護療養病床として指定を受けている病室に配置された職員のみで介護福祉士の割合等を算出することができることとする ( 平 21.3 版 VOL69 問 8) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (12/19)
減算名 サービス提供強化 Q&A 減算 7 予防通所リハ及び予防通所介護を利用する者において 月途中に要支援 7 月途中に要支援度が変更した場合は 変更前の要支援度に応じた報酬を算定す度の変更があった場合 サービス提供強化の算定はどの様にするべきか る ただし 変更となる前 ( 後 ) のサービス利用の実績がない場合にあっては 変更となった後 ( 前 ) の要支援度に応じた報酬を算定する ( 平 21.3 版 VOL69 問 9) 8 届出日の属する月の前三月について 常勤換算方法により算出した平均を用いる こととされている平成 21 年度の 1 年間及び平成 22 年度以降の前年度の実績が 6 月に満たない事業所について 届出後に 算定要件を下回った場合はどう取扱うか 9 本体施設である介護老人福祉施設において日常生活継続支援を算定している場合 併設するショートステイにおいてサービス提供強化の算定は可能か 空床利用型ショートステイではどうか 10 介護老人福祉施設と併設のショートステイを一体的に運営している場合 の算定基準となる職員の割合は一体的に算出すべきか 別個に算出すべきか 両方を兼務している職員をどちらか一方に寄せてカウントすることは可能か 8 サービス提供強化に係るの届出に当たっては 老企第 36 号等において以下のように規定されているところであり これに従った取扱いとされたい 事業所のについて等が算定されなくなる状況が生じた場合又は等が算定されなくなることが明らかな場合は 速やかにその旨を届出させることとする なお この場合は 等が算定されなくなった事実が発生した日から等の算定を行わないものとする 具体的には 平成 21 年 4 月に算定するためには 平成 20 年 12 月から平成 21 年 2 月までの実績に基づいて 3 月に届出を行うが その後平成 21 年 1 月から 3 月までの実績が基準を下回っていた場合は その事実が発生した日からの算定は行わないこととなるため 平成 21 年 4 月分の算定はできない取扱いとなる ( 平 21.3 版 VOL69 問 10) 9 可能である 具体的には 併設型ショートステイについては 本体施設と兼務する職員について 勤務実態 利用者数 ベッド数等に基づき按分するなどの方法により当該職員の常勤換算数を本体施設とショートステイそれぞれに割り振った上で ショートステイに係る職員についてサービス提供強化の算定基準を満たす場合 空床利用型ショートステイについては 本体施設がサービス提供の算定要件を満たす場合に それぞれ同を算定することができる なお このような処理をすることにより 空床利用型のショートステイと併設型のショートステイで算定の有無や算定するの種類が異なる場合も生じうることになる さらに 本体施設と異なるを算定する場合は 空床利用型ショートステイであっても 本体施設とは別途 の届出が必要となるので留意されたい ( 平 21.3 版 VOL 69 問 75) 10 本体施設と併設のショートステイを兼務している職員については 勤務実態 利用者数 ベッド数等に基づき按分するなどの方法により当該職員の常勤換算数を本体施設とショートステイに割り振った上で 本体施設とショートステイそれぞれについて割合を算出し の算定の可否を判断することが望ましい ただし 大多数の職員が特養と併設ショートステイを均等に兼務しているような場合は 本体施設とショートステイで一体的に算出した職員の割合を 本体施設とショートステイの両方について用いても差し支えない また 実態として本体施設のみに勤務している職員を本体施設のみでカウントすることは差し支えないが 実態として本体施設とショートステイを兼務している職員を本体施設かショートステイいずれか一方のみにおいてカウントするなど 勤務実態と乖離した処理を行うことは認められない ( 平 21.3 版 VOL69 問 77) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (13/19)
減算名 減算 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22) に適合している介護職員の賃金の改善等をしているものとして都道府県知事に届出た短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 短期入所生活介護を行った場合 ただし 介護職員処遇改善 (Ⅰ) を算定している場合においては 介護職員処遇改善 (Ⅱ) 及び介護職員処遇改善 (Ⅲ) は算定しない 介護職員処遇改善 (Ⅰ) 25/1000 < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22 イ > 次に掲げる基準のいずれにも適合すること ⑴ 介護職員の賃金 ( 退職手当を除く ) の改善 ( 以下 賃金改善 という ) に要する費用の見込額が介護職員処遇改善の算定見込額を上回る賃金改善に関する計画を策定し 当該計画に基づき適切な措置を講じていること ⑵ 短期入所生活介護事業所において ⑴ の賃金改善に関する計画 当該計画に係る期間及び方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した介護職員処遇改善計画書を作成し 全ての介護職員に周知し 都道府県知事 ( 地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号 ) 第二百五十二条の十九第一項の指定都市 ( 以下 指定都市 という ) 及び同法第二百五十二条の二十二第一項の中核市 ( 以下 中核市 という ) にあっては 指定都市又は中核市の市長 ) に届け出ていること ⑶ 介護職員処遇改善の算定額に相当する賃金改善をすること ⑷ 当該短期入所生活介護事業所において 事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関する実績を都道府県知事に報告すること ⑸ 算定日が属する月の前十二月間において 労働基準法 ( 昭和二十二年法律第四十九号 ) 労働者災害補償保険法 ( 昭和二十二年法律第五十号 ) 最低賃金法 ( 昭和三十四年法律第百三十七号 ) 労働安全衛生法 ( 昭和四十七年法律第五十七号 ) 雇用保険法 ( 昭和四十九年法律第百十六号 ) その他の労働に関する法令に違反し 罰金以上の刑に処せられていないこと ⑹ 当該短期入所生活介護事業所において 労働保険料 ( 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 ( 昭和四十四年法律第八十四号 ) 第十条第二項に規定する労働保険料をいう 以下同じ ) の納付が適正に行われていること ⑺ 次に掲げる基準のいずれかに適合すること ㈠次に掲げる要件の全てに適合すること a 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件 ( 介護職員の賃金に関するものを含む ) を定めていること b a の要件について書面をもって作成し 全ての介護職員に周知していること ㈡次に掲げる要件の全てに適合すること a 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し 当該計画に係る研修の又は研修の機会を確保していること b a について 全ての介護職員に周知していること ⑻ 平成二十年十月から ⑵ の届出の日の属する月の前月までにした介護職員の処遇改善の内容 ( 賃金改善に関するものを除く ) 及び当該介護職員の処遇改善に要した費用を全ての職員に周知していること 介護職員処遇改善 (Ⅱ) (Ⅰ) により算定した単位数の 90/100 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22) に適合している介護職員の賃金の改善等をしているものとして都道府県知事に届出た短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 短期入所生活介護を行った場合 ただし 介護職員処遇改善 (Ⅱ) を算定している場合においては 介護職員処遇改善 (Ⅰ) 及び介護職員処遇改善 (Ⅲ) は算定しない < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22 ロ > イ ⑴ から ⑹ までに掲げる基準のいずれにも適合し かつ ⑺ 又は ⑻ に掲げる基準のいずれかに適合すること ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (14/19)
減算名 介護職員処遇改善 (Ⅲ) 減算 (Ⅰ) により算定した単位数の 80/100 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22) に適合している介護職員の賃金の改善等をしているものとして都道府県知事に届出た短期入所生活介護事業所が 利用者に対し 短期入所生活介護を行った場合 ただし 介護職員処遇改善 (Ⅲ) を算定している場合においては 介護職員処遇改善 (Ⅰ) 及び介護職員処遇改善 (Ⅱ) は算定しない < 平成 24 年厚生労働省告示第 96 号 22 ハ > イ ⑴ から ⑹ までに掲げる基準のいずれにも適合すること 介護職員処遇改善 Q&A 1 介護職員処遇改善計画書における賃金改善の基準点はいつの時点になるのか 2 介護職員処遇改善計画書における賃金改善期間はいつから いつまでか 3 介護職員処遇改善計画書や報告書に関する証拠書類として事業者から求める書類について 国から基準は示されるのか 4 介護職員処遇改善計画書 実績報告の様式を変更してもよいか 1 介護職員処遇改善の算定要件は 賃金改善期間における賃金改善に要する額 ( 当該改善に伴う法定福利費等の事業主負担増加額を含む ) が の総額を上回ることとしている その 賃金改善 については 賃金改善期間における賃金水準を 以下の賃金水準と比較した場合の改善分をいう 介護職員処遇改善交付金を受けていた事業所については 平成 23 年度の賃金水準から交付金による改善を行っていた部分を除いた水準 ( ただし 平成 25 年度以降に新たにを算定する場合は 前年度の賃金水準 ) 介護職員処遇改善交付金を受けていなかった事業所については を算定する年度の前年度の賃金水準 したがって 例えば 手当等により賃金改善をする場合に 特段の事情なく基本給を平成 23 年度より切り下げる 基本給により賃金改善をする場合に 業績連動ではないその他の手当等を平成 23 年度より引き下げる などの場合は 賃金改善と認められない ( 平 24.3 版 VOL267 問 223) 2 における賃金改善をする期間であり 当該は平成 24 年 4 月から算定が可能となるため その賃金改善期間についても原則 4 月 ( 年度の途中での算定を受ける場合 当該を受けた月 ) から翌年の 3 月までとなる なお 交付金を受けている場合等により 賃金改善期間の重複が発生する等の理由がある場合は 賃金改善期間を 6 月から翌年 5 月までとするなど柔軟な対応をとられたい ( 平 24.3 版 VOL267 問 224) 3 労働基準法 ( 昭和 22 年法律第 49 号 ) 第 89 条に規定する就業規則や就業規則と別に作成している賃金 退職手当 臨時の賃金等に関する規程を想定している ( 平 24. 3 版 VOL267 問 225) 4 3 月 16 日付け老発 0316 第 2 号通知で様式例をお示ししたとおりであり 指定権者をまたいで複数事業所を一括して法人単位で介護職員処遇改善計画書を作成することもあり 事務の簡素化の観点から 特段の事情のない限り同様式例を活用して頂きたい ( 平 24.3 版 VOL267 問 226) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (15/19)
減算名 実体 減算施制 5 介護職員の資質向上の支援に関する計画には 具体的にどのような内容が必要か 5 当該計画については 特に基準等を設けておらず 事業者の運営方針や事業者が求める介護職員像及び介護職員のキャリア志向に応じて適切に設定されたい また 計画の期間は必ずしも賃金改善期間と合致しなくても良い なお 目標を例示すれば 次のようなものが考えられる (1) 利用者のニーズに応じた良質なサービス提供するために 介護職員が技術 能力 ( 例 : 介護技術 コミュニケーション能力 協調性 問題解決能力 マネジメント能力等 ) の向上に努めること (2) 事業所全体での資格等 ( 例 : 介護福祉士 介護職員基礎研修 訪問介護員研修等 ) の取得率向上 ( 平 24.3 版 VOL267 問 227) 6 介護職員処遇改善に係る 厚生労働大臣が別に定める基準の内容のうち イ ⑹ の 労働保険料の納付が適正に行われていること について具体的に内容を確認すればよいか 6 の算定をしようとする事業所における従事者に対する労働保険の加入状況が適切に行われていることが必要となるため 労働保険保険関係成立届等の納入証明書 ( 写 ) 等を提出書類に添付する等により確認する ( 平 24.3 版 VOL267 問 228) 介護職員処遇改善 Q&A 7 実績報告書の提出期限はいつなのか 8 キャリアパス及び労働保険納付に関する確認資料は 交付金申請事業所からも改めて提出を求める必要があるか 9 賃金改善等の処遇改善計画の介護職員への周知方法の確認について 回覧形式で判子を押印した計画書の写しを提出させること等が考えられるが 具体的にどのように周知すればよいか 7 各事業年度における最終のの支払いがあった月の翌々月の末日までに 介護職員処遇改善実績報告書を提出する 例 : を算定する最後のサービス提供月が 3 月の場合 5 月支払となるため 2 か月後の 7 月末となる ( 平 24.3 版 VOL267 問 229) 8 介護職員処遇改善交付金を受けている事業所について 都道府県に届出をする場合は キャリアパス及び労働保険納付に関する確認資料に変更がない場合 省略を可能とする また 指定都市又は中核市については 都道府県から指定事務等の一環として これらの確認資料を引き継ぐ場合については 省略を可能とする 地域密着型サービスについて 新たに市町村に届出が必要となる場合については 都道府県に提出している資料と同様のものの提出が必要となる ( 平 24.3 版 VOL267 問 230) 9 賃金改善計画等の周知については 全従事者が閲覧できる掲示板等への掲示や全従事者への文書による通知等が考えられるが 各法人 事業所において適切な方法ですることが必要である ( 平 24.3 版 VOL267 問 231) 10 労働に関する法令に違反し 罰金以上の刑に科せられていないことは どのようにして確認するのか 11 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の定めには 最低限 どのような内容が必要か 10 事業所の指定を行う際と同様に 届出を行う事業所に誓約書等の提出を求めることにより確認する ( 平 24.3 版 VOL267 問 232) 11 職責や職務内容等については 特に基準等を設けておらず 事業者の運営方針等に基づいて設定することが必要である ( 平 24.3 版 VOL267 問 233) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (16/19)
減算名 実体 減算施制 12 介護職員処遇改善の届出は毎年必要か 平成 24 年度にを算定しており 平成 25 年度にもを算定する場合 再度届け出る必要があるのか 12 介護職員処遇改善を算定しようとする事業所が前年度もを算定している場合 介護職員処遇改善計画書は毎年提出する必要があるが 既に提出された計画書添付書類については その内容に変更 ( 取得に影響のない軽微な変更を含む ) がない場合は その提出を省略させることができる ( 平 24.3 版 VOL267 問 234) 13 介護職員処遇改善計画書の作成について 当該計画の内容が変更になった場合は 改めて都道府県知事等に届け出る必要があるのか また 当該計画は 事業年度を超えて作成することはできないと解してよろしいか 13 を算定する際に提出した介護職員処遇改善計画書等に変更があった場合には 必要な事項を記載した変更の届出を行う なお 取得に影響のない軽微な変更については 必ずしも届け出を行う必要はない また 介護職員処遇改善計画は収入額 支出額等を各年度 見直しをする必要があるため 各年毎に作成することが必要である ( 平 24.3 版 VOL267 問 235) 介護職員処遇改善 Q&A 14 事業悪化等により 賃金水準を引き下げることは可能か 15 実績報告で賃金改善額が額を下回った場合 これまでの交付金と同様 返還する必要があるのか 14 サービス利用者数の大幅な減少などによる経営の悪化等により 事業の継続が著しく困難であると認められるなどの理由がある場合には 適切に労使の合意を得た上で 賃金水準を見直すこともやむを得ない また 賞与等において 経常利益等の業績に連動して支払額が変動する部分が業績に応じて変動することを妨げるものではないが 本に係る賃金改善は こうした変動と明確に区分されている必要がある ( 平 24.3 版 VOL267 問 236) 15 の算定要件は 賃金改善額がによる収入額を上回ることであり による収入額を下回ることは想定されないが 仮にによる収入額を下回っている場合は 一時金や賞与として支給されることが望ましい なお 悪質な事例については の算定要件を満たしていない不正請求として全額返還となる ( 平 24.3 版 VOL267 問 237) 16 期限までに実績報告が行われない場合は 期間中の当該は全額返還となるのか 17 通常 はした翌月以降に請求することとなる 4 月からを算定しようとする場合 3 月中には介護職員処遇改善計画書を作成して従業員に周知しなければならないが 期間が短く対応ができないのではないか 16 の算定要件で実績報告を行うことしており 指定権者が実績報告の提出を求める等の指導を行っているにも関わらず 実績報告の提出を行わない場合は の算定要件を満たしていない不正請求として全額返還となる ( 平 24.3 版 VOL267 問 238) 17 平成 24 年度に交付金の承認を受けていた介護サービス事業所等については 当該承認をもって の算定要件を満たしたものとみなし 平成 24 年 5 月末までに 介護職員処遇改善計画書及び計画書添付書類を都道府県知事等に届出をすることで算定を可能とする経過措置を設定した 従って この間に介護職員処遇改善計画書を作成し 都道府県知事等に届け出ることが必要である ( 平 24.3 版 VOL267 問 239) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (17/19)
減算名 実体 減算施制 18 は 事業所ごとに算定するため, 介護職員処遇改善の算定要件である介護職員処遇改善計画書や実績報告書は,( 法人単位ではなく ) 事業所ごとに提出する必要があるのか 19 介護職員処遇改善計画書を単独事業所で作成する場合や同一県内の複数事業所を一括で作成する場合など どの様式で届け出ればよいか 20 介護職員処遇改善は 区分支給限度基準額に反映しないとありますが 利用料には反映されるのか 18 は 事業所毎に算定をするため事業所毎の届出が原則となるが 介護サービス事業所等を複数有する介護サービス事業者等 ( 法人である場合に限る ) である場合や介護サービス事業所等ごとの届出が実態に鑑み適当でない場合 介護職員処遇改善計画書は 当該介護サービス事業者等が一括して作成することができる また 同一の就業規則により運営されている場合に 地域ごとや介護サービスごとに作成することができる ( 平 24.3 版 VOL267 問 240) 19 介護職員処遇改善計画書は全ての事業所で作成 ( 複数事業所を一括で作成可能 ) する必要があり 複数事業所を一括で作成する場合 事業所の一覧 ( 添付資料 1) 都道府県状況一覧 ( 添付資料 2) 市町村状況一覧 ( 添付資料 3) を添付することとしている 単独の事業所で介護職員処遇改善計画書を作成する場合は 添付書類は必要なく 同一県内の複数事業所を一括で作成する場合は 事業所一覧 ( 添付資料 1) と市町村状況一覧 ( 添付資料 3) が添付資料として必要になる ( 平 24.3 版 VOL267 問 24 1) 20 介護職員処遇改善は 区分支給限度基準額の算定には含まない また 利用者には通常の介護報酬算出方式に基づき算出した額の 1 割を請求することになる ( 平 24.3 版 VOL267 問 242) 介護職員処遇改善 Q&A 21介護職員処遇改善の算定要件として, 介護職員処遇改善計画書や実績報告書を都道府県知事等に提出することとなっているが, 当該要件を満たしていることを証するため, 計画書や実績報告書の提出を受けた都道府県知事は,( 介護給付費算定に係る等状況一覧表の 受理通知 は送付しているがそれとは別途に ) 受理通知 等を事業所に送付する必要があるのか 21の算定に係る事務を滞りなく行うために必要な事務については 他の同様にすることが必要である ( 平 24.3 版 VOL267 問 243) 22平成 24 年度から新たに介護サービス事業所を開設する場合もの算定は可能か 22新規事業所についても 算定は可能である この場合においては 介護職員処遇改善計画書の賃金改善額は賃金のうちの収入を充当する部分を明確にすることが必要である なお 方法は就業規則 雇用契約書等に記載する方法が考えられる ( 平 24.3 版 VOL267 問 244) 23交付金事業では 賃金改善は複数の給与項目でできたが においても同様の取り扱うのか 一時金で改善してもよいのか 23介護職員処遇改善計画書には 増額若しくは新設した又はする予定である給与の項目の種類 ( 基本給 手当 賞与又は一時金等 ) 等を記載することとしているが 基本給でされることが望ましい ( 平 24.3 版 VOL267 問 245) 24交付金事業と同様に 賃金改善は常勤 非常勤等を問わず また 一部の介護職員を対象としないことは可能か 24介護職員処遇改善の算定要件は 賃金改善に要する額がによる収入を上回ることであり 事業所 ( 法人 ) 全体での賃金改善が要件を満たしていれば 一部の介護職員を対象としないことは可能である ( 平 24.3 版 VOL267 問 246) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (18/19)
減算名 実体 減算施制25平成 24 年当初の特例で介護職員処遇改善交付金を受けていた事業所は 介護職員処遇改善ではどの様にみなされるのか 介護職員処遇改善交付金と要件を変更する場合やの取得を辞退する場合はどの様な手続きが必要か 25平成 24 年当初の特例については 介護職員処遇改善交付金を受けている事業所については 平成 24 年 4 月 1 日から下記のを算定する事業所とみなすこととなる ただし 平成 24 年 5 月末日までに届出に関する書類を指定権者に提出する必要がある また の要件を交付金の時と変更する場合や新規にを取得する場合は 新規の届出が必要になり の取得を辞退する場合は その旨の届出が必要である 26算定時に 1 単位未満の端数が生じた場合 どのように取り扱うのか また同様に 利用者負担の 1 円未満はどのように取り扱うのか 介護職員処遇改善交付金 介護職員処遇改善 100% (Ⅰ) 90% (Ⅱ) 80% (Ⅲ) ( 平 24.3 版 VOL267 問 247) 26通常の介護報酬における単位の計算と同等に 一単位未満の端数を四捨五入し 現行の他のと同様になる また 利用者負担についても現行の他のと同様に 介護職員処遇改善額から保険請求額等を減じた額となる なお 保険請求額は 1 円未満の端数切り捨てにより算定する ( 平 24.3 版 VOL273 問 41) 介護職員処遇改善 Q&A 27介護報酬総単位数が区分支給限度基準額を超えた場合 介護職員処遇改善はどのように算定するのか 27介護職員処遇改善は サービス別の介護報酬総単位数にサービス別の率を乗じて算出する その上で 利用者負担を算出する際には まず介護報酬総単位数が区分支給限度基準額を超えているか否かを確認した上で超えている場合には 超過分と当該超過分に係るは保険給付の対象外となる ( 平 24.4 版 VOL284 問 12) 28複数のサービスを利用し 区分支給限度基準額を超えた場合 どのサービスを区分支給限度基準額超過の取扱いとするのか また それは誰がどのように判断するのか 28これまでの取扱いと同様に いずれのサービスを区分支給限度基準額超過の取扱いとしても構わない また ケアプラン作成時に ケアマネジャーがどのサービスを区分支給限度基準額超過とするかについて判断する ( 平 24.4 版 VOL284 問 13) 29賃金改善期間は の算定月数より短くすることは可能か 29の算定月数と同じ月数とすること ( 平 24.4 版 VOL284 問 14) 30介護職員処遇改善交付金を受けておらず 平成 24 年 4 月から新規に介護職員処遇改善を算定する事業所について 国保連からの支払いは 6 月になるので 賃金改善期間を 6 月からとすることは可能か 31介護職員処遇改善実績報告書の 介護職員処遇改善総額 欄には保険請求分に係る総額を記載するのか 32地域密着型サービスの市町村独自については 介護従事者処遇改善の算定における介護報酬総単位数に含めてよいか 30賃金改善期間は原則 4 月から翌年 3 月までの 1 年間とすることとしているが 6 月からの 1 年間として取扱うことも可能である ( 平 24.4 版 VOL284 問 15) 31保険請求分に係る額 ( 利用者 1 割負担分を含む ) と区分支給限度基準額を超えたサービスに係る額を合算した額を記載することとし その内訳が分かるようにすること ( 平 24.4 版 VOL284 問 16) 32介護報酬総単位数に含める取扱いとなる ( 平 24.4 版 VOL284 問 17) ( 適用要件一覧 ) 108 短期入所生活介護費 (19/19)