SMBC 日興証券株式会社大宮支店投資家向けIRセミナー 開催日 :2014 年 3 月 24 日 代表取締役社長金田敦 (5989)
本日の内容 1. エイチワンの概要 2. これからの成長に向けて 3. 業績 株主還元 1
基本情報 会社名 ( 証券コード 5989) 資本金 (2013.12 末時点 ) 43 億 6,693 万円 業種金属製品 発行済株式総数 (2013.12 末時点 ) 28,392,830 株 設立 2006 年 ( 平成 18 年 )4 月 本社 代表者 従業員数 (2013.9 末時点 ) 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目 11 番地 5 代表取締役社長金田敦 連結 :6,932 名単体 :1,354 名 大株主の状況 (2013.9 末時点 ) 上場証券取引所 本田技研工業 23.52% 従業員持株会 4.40% 中條祐子 3.03% 埼玉りそな銀行 3.03% 氏家祥子 3.02% 東証 JASDAQ( スタンダード ) 拠点数 海外 14 国内 10 2
国内拠点 前橋製作所 機種開発センター ( 栃木 ) 開発技術センター ( 郡山 ) 前橋製作所太田工場 郡山製作所 亀山製作所中津工場 郡山製作所烏山工場 本社 ( 大宮 ) 亀山製作所 郡山製作所戸田工場 3
海外拠点 欧州 UYT(2001) イギリス 中国 W-Hapii(2005) 武漢市 Q-Hapii(2005) 清遠市 G-Hapii(2001) 広州市 北米 KSM(1996) カナダ ( 持分法適用会社 ) KTH(1984) アメリカ オハイオ アジア 大洋州 HIL(1997) インド HK-PATI(2013) インドネシア KM I(1996) アメリカ オハイオ HPT(1994) タイ アユタヤ HPS(2010) タイ チョンブリ CNC D-TEX(2005) タイ G-ONE(2012) メキシコ KLP(2000) アメリカ アラバマ ( 持分法非適用会社 ) ( 持分法適用予定 ) 注記 : 金型生産能力のある工場に 左記マークを記載 世界 4 極において 24 拠点 ( 海外 :14 拠点 国内 :10 拠点 ) を展開し グローバルでの顧客対応を実現 4
主要製品自動車部品 フレーム部品 (Honda CR-V 搭載製品 ) ドアビーム リアホイールハウス リアフレーム ピラー サイドシール クロスメンバー ホイールハウス フロアフレーム バルクヘッド サイドフレーム エンジン / 汎用他 コントロールレバー ヨークローター( 発電機 ) プッシュロッド ギアホルダー Honda を主力得意先とし 自動車 1 台分のフレーム部品に対応可能 5
主要製品 金型 自動車１台分のフロア周りフレームに必要な金型数は 約３００型で 限られた車種でしか使用できません 金属加工は 金型の出来不出来によって製品の品質やコストが大きく左右されます 長年にわたって蓄積した金型製造技術やノウハウに基づく高精度な金型が 当社の競争力を支えています H-oneグループでは 年間約3,000型を調達し うち難易度の高い金型は日本を中心に内製化 インド 中国 タイ インドネシアではコスト競争力の高い金型を世界各地に供給 6
ヒラタ 沿革 ( 創業から合併まで ) 本郷 1939 年東京都墨田区で平田源七が平田工業 を創業 1967 年 Honda 向け自動車部品量産開始 1961 年埼玉県戸田市で今井俊明が 本郷製作所を創業 1967 年 Honda 向け自動車部品量産開始 1984 年アメリカオハイオ州に KTH 社を 合弁で設立以降 需要増加を受け 現在 北米では 5 拠点を構える 1994 年株式を店頭公開タイアユタヤ県に HPT 社を設立 2001 年イギリス UYT 社に出資 1997 年インドウッタルプラディッシュ州に HIL 社を設立 2000 年株式を店頭公開 2002 年中国広東省に G-Hapii 社を合弁で設立以降 需要増加を受け 現在 中国では 3 拠点を構える 2005 年 9 月 ヒラタと 本郷が合併基本合意を締結 新社名は エイチワンに決定 2006 年 4 月誕生 7
沿革 ( エイチワン誕生後 ) 誕生 W-Hapii 社に第 2 溶接工場が完成 W-Hapii 社 Q-Hapii 社稼動開始 J-Stock 銘柄に選定 2014 2020 年 VISION Dream20 がスタート KMI 社に 2,500tTRF プレス導入 2012 2013 G-ONE 社稼動開始 HPS 社に 2,500tTRF プレス 800tTRF プレス導入 KTH 社に3,000tTRFプレス導入 HIL 社に1,500tTRFプレス導入 2006 HPT 社に 2,000tTRF プレス導入 KSM 社に 2,500t TRF プレス導入 2007 2008 顧客生産増加への追従期 2009 2010 ボトム体質構築期 2011 中津工場 ( 大分県 ) を設置 HPS 社を設立 中国 3 拠点に 138 台の溶接ロボットを導入 8 HIL 社にトライプレス導入 HPT 社に144 台の溶接ロボットを導入 HK-PATI 社 ( イント ネシア ) を設立 KMI 社に600tPRGプレス導入 Q-Hapii 社に1,500tTRFプレス導入 G-ONE 社 ( メキシコ ) を設立 成長基盤の確立期
業界内のポジショニング 自動車プレス部品業界トップクラスの売上高 業界の他主要メーカーとの売上比較 Honda フレーム部品調達内シェアは No.1 Honda フレーム部品における H-one 供給シェア ( 億円 ) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 その他フレームメーカー各社 エイチワン約 50% 500 0 フタバ産業ユニプレスプレス工業ジーテクトエイチワン東プレ 注記 : 自動車プレス部品製造を行う主要な国内上場企業との比較出典 : 各社公表による 2013 年 3 月期の業績数値に基づき エイチワンが作成 ( 当社調べ ) Honda との強い取引基盤をベースに自動車プレス部品サプライヤーとしてトップクラスの取引基盤を構築 9
ビジネスモデル ( 一貫生産体制 ) 研究開発金型技術生産出荷 金型設計 材料 金型製作 H-oneフレーム 製品設計 完成 溶接技術プレス部品 溶接ライン企画 オフライン ティーチング 溶接工程 最上流の研究開発から 金型製作 溶接ライン構築 量産 ( プレス アッセンブリ ) までの自社一貫体制を確立ホ 衝突 強度 剛性シミュレーション 溶接シミュレーション ンダ ダイハツ工業 日野自動車 三菱自動車 日産 いすゞ等 プレス工程 ( 敬称略 ) 10
クルマの付加価値を向上させる H-one の技術 環境 軽量化 安全 安心 衝突安全性 快適性 広い車内空間 ( 居住性 ) 軽量化 衝突安全性 居住性を実現する H-one の技術力 素材に関する知見テ シ タルエンシ ニアリンク 金型技術量産技術 高張力鋼板 アルミ 炭素繊維 衝突シミュレーション 成形シミュレーション 溶接シミュレーション 強度解析 精度解析 テ シ タルテ ータの活用 豊富なテ ータの蓄積 金型の自動加工 海外拠点の活用 ハイテン材加工 テーラードブランク ホットプレス 異材溶接 環境 安全 安心 快適性におけるクルマの付加価値向上を H-one の技術力により実現 11
素材に関する高い知見 H-one における高張力鋼板使用率 高張力鋼板の適用例 フロント周り受注部品での重量比 張力鋼板 エイチワン受注部品 780MPa 980MPa 材の適用事例 高張力鋼板 ( ハイテン材 ) とは普通鋼板 (270MPa) に比べて 引っ張り強さが高い鋼板 鋼材は強度が高いほど より薄い材料で乗員の安全確保に必要な車体としての強度を保つことができ 重量も軽くすることができますが 一方で 複雑な形状に加工するのが難しくなります 高軽量化と衝突安全性を両立するハイテン材の加工において 素材に関する高い知見を保持 12
ジタルエンジニアリング研究開発から量産までの一貫開発体制 研究開発 / 製品設計 金型 / 治具製作部品量産デ衝突シミュレーション 強度 剛性シミュレーション 成形シミュレーション 溶接シミュレーション 安全性と軽量化を両立する製品開発 低コスト製品の開発 段取りの合理化 難易度の高い加工を実現 高品質 短納期の実現 デジタルエンジニアリングによる 研究開発から量産までのデジタル検証によって効率性の高い生産プロセスを実現 13
構造解析設備を強化 目的 衝突 強度 剛性シミュレーション能力の強化 顧客の開発スピートに追従 性能と生産性を両立した製品の提案 競合他社の開発力との差別化 スピーディーな開発体制 正面 後面衝突解析 シミュレーション能力の範囲 正面 後面衝突シミュレーション自社自社 強度シミュレーション共同自社 剛性シミュレーション共同自社 済 従来導入後将来 設計と解析が一体化のシステムを構築 強度 剛性解析 強度 音振 (NVH) 解析 より安全性の高い製品をより早く より安く提供 生産性に加え衝突 強度 剛性まで一貫して保証した製品の提案力を強化 製品の設計から提案までの期間を短縮 シミュレーション技術のノウハウを蓄積 デザインインを強化 背景 生産性を製品図に織り込み低コストな製品を提案 提案力の強化 主力得意先の現地開発強化に追従 製品設計 金型 / 治具製作 量産 製品図の保証 金型 / 設備の保証 量産品質の保証 デザインイン 金型内製 主力得意先の現地開発強化に伴い 中国でもデザインインによる開発を実施 14
本日の内容 1. エイチワンの概要 2. これからの成長に向けて 3. 業績 株主還元 15
地域別収益バランス ~2013/3 期 ~ 売上高比率 ( 内部取引含む ) Honda 向け生産台数比率 成長性 安定性において グローバルで地域バランスの取れた収益基盤を確保 ( 海外売上高比率 : 約 70%) 16
世界の自動車市場の動向 経済規模と自動車普及率 世界地域別自動車販売台数の実績と予測 経済発展を見込む新興国にあっては 将来的な自動車需要の拡大余地は大きい 今後 新興国は年 3% 以上の伸び 一方 先進国は北米を除けば伸びを見込めず 自動車保有台数 ( 千人当たり ) 1,000 800 600 400 200 0 メキシコ 動車の増インド ロシア タイ所得の増加自インドネシア 中国 ブラジル ( 円の大きさは人口を表わす ) 米国 日本英国ドイツ韓国加先進国 先進技術の導入 革新技術を確立 110,000 100,000 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 ( 千台 ) 中近東アフリカ中国アジア ( 除く日本 中国 ) CIS 中南米大洋州日本欧州北米 実績 予測 新興国先進国2 千万台増 0 10,000 20,000 (2011 年の統計に基づき作成 ) 30,000 40,000 50,000 一人当たり名目 GDP(USドル ) 0 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 17 22 出典 : アイアールシー 世界自動車産業の生産 販売台数予測調査 2013 年版 新興国 ローカルメーカーに勝るコスト競争力の構築 新興国を中心に H-one フレームを拡大 17
~ 海外事業の概況 ~ 中国地域 アジア 大洋州地域 北米地域 18
中国の拠点配置 所在地 設立 敷地面積 主要設備 武漢愛機汽車配件有限公司 (W-Hapii) 中国湖北省武漢市 2005 年 2 月 69,637 m2 2,500tTRFプレス 1,500tTRFプレスショートプロセス溶接ロボットライン (H-oneグループ最新鋭) 等 所在地 設立 敷地面積 主要設備 清遠愛機汽車配件有限公司 (Q-Hapii) 中国広東省清遠市 2005 年 2 月 105,944 m2 2,500tTRF プレス 1,500tTRF プレス 800rPRG プレス溶接ロボットライン 等 19 所在地 設立 敷地面積 主要設備 広州愛機汽車配件有限公司 (G-Hapii) 中国広東省広州市 2002 年 1 月 127,731 m2 2,500tTRFプレス 1,000tTDMプレスライン溶接ロボットラインマシニングセンター等 数値は 2013 年 3 月期末現在
中国の事業概況 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 Honda 向け生産台数 62 万台 / 年 59 万台 / 年 74 万台 / 年 G-Hapii 社 Q-Hapii 社 ( 広州地区 ) アコード理念 S1( 中国専用車 ) フィット シティ オデッセイ クロスツアー Q-Hapii 溶接ラインを自動化 G-Hapii 社 TDMライン自動化 Q-Hapii 1,500tTRF 稼動開始 エリシオン CIIMO( 中国専用車 ) CRIDER( 中国専用車 ) New アコード JADE( 中国専用車 ) 高効率自動化溶接ラインの導入 生産車種の集約 CR-V CR-V W-Hapii 社 ( 武漢地区 ) シビック SPIRIOR( 中国専用車 ) シビック MITSUBISHI パジェロ MITSUBISHI RVR 第 2 溶接工場稼動開始 H-one グループ最新鋭の溶接ロボットラインの導入 第 2 溶接工場能力増強 日系自動車メーカーの販売回復と需要拡大 現地開発車の増加 20
中国のサマリーデータ 主な生産車種 Honda Honda Honda Honda MITSUBISHI MITSUBISHI 75.0 60.0 ホンダ向け生産台数 ( 万台 ) 売上高 ( 億円 ) 従業員数 ( 人 ) 400 2,500 2,281 65.2 62.3 334 2,134 59.5 302 312 2,000 300 2,286 45.0 30.0 15.0 200 100 1,500 1,000 500 0.0 0 0 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 21
中国の能力増強 1 Q-Hapii 社プレス能力の増強 主力得意先の増量計画に追随 広州地区のプレス負荷の平準化 高ハイテン材採用部品の増加に対応 導入プレス機投資予定額増床面積稼動開始予定 プレス機導入の概要 1,500tTRF 2 台 800tPRG 1 台約 27 億円約 5,700m2 2015 年 7 月 導入プレス機イメージ プレス工場拡張エリア 広州地区溶接能力の増強 主力得意先の増量計画に追随 主力得意先との同期生産体制の向上 機種ごとに完結した効率のよい納入導線の構築 将来的な増量余地の確保 車種ごとに生産拠点を集約し同期生産 G-Hapii 社 自動化を推進 Q-Hapii 社 生産能力を増強 お客様 Q-Hapii 社 導入ライン 投資予定額 増床面積 稼動開始予定 溶接工場拡張エリア溶接ライン投資の概要高効率溶接ロボットライン約 9 億円約 4,000m2 2014 年 11 月 生産台数の増加に対応し 能力増強と効率化の両面から収益基盤を強化する 22
中国の能力増強 2 武漢地区第 2 溶接工場の生産能力を増強 主力得意先の増量計画に追随 第 2 工場立ち上げ時のノウハウを活用し初期投資を削減 更に QCD に磨きをかけた H-one グループ最新鋭の高効率溶接自動ライン 投資額予定額 生産能力 稼動開始 投資の概要 約 4 億円 約 1,000 台 / 日 ( 現在 :500 台 / 日 ) 2014 年 1 月 既存工場 ハイブリッドライン ( 人 + ロボット ) 自動化率 第 2 工場溶接ラインの特徴 グローバルスタンダードライン ( 自動化ライン ) 既存工場比 1.6 倍 要員数既存工場比 72% 面積当たり打点効率 進化 第 2 工場 既存工場比 1.9 倍 既存の溶接ラインにロボットを 26 台追加 導入ラインイメージ 生産台数の増加に対応し 能力増強と効率化の両面から収益基盤を強化する 23
アジア 大洋州の拠点配置 所在地 設立 敷地面積 主要設備 H-ONE India PVT., Ltd. (HIL) インドウッタルプラディッシュ州 1997 年 12 月 41,226 m2 1,500tTRF プレス溶接ロボットラインマシニングセンタートライプレスマシーン 等 所在地 設立 建物面積 主要設備 H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIA (HK-PATI) インドネシア共和国カラワン県 2013 年 11 月 8,100 m2 マシニングセンター鋳物製造関連設備 24 等 所在地 設立 敷地面積 主要設備 H-ONE Parts(Thailand)Co., Ltd.. (HPT) 所在地 設立 敷地面積 主要設備 H-ONE Parts Sriracha Co., Ltd. (HPS) 所在地 設立 敷地面積 主要設備 CNC D-TEX Co., Ltd. タイ王国スパンブリー県 2005 年 2 月 2,800 m2 マシニングセンター CAD/CAM 等 タイ王国アユタヤ県 1994 年 9 月 39,466 m2 2,500tTRF プレス溶接ロボットラインマシニングセンター タイ王国チョンブリ県 2010 年 9 月 116,812 m2 2,500tTRF プレス溶接ロボットライン 等 等 数値は 2013 年 3 月期末現在
アジア 大洋州の事業概況 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 Honda 向け生産台数 15 万台 / 年 30 万台 / 年 39 万台 / 年 BRIO アメイズ BRIO HPT 社 ( タイ アユタヤ ) アコード CR-V JAZZ( フィット ) シビック シティ New CR-V New アコード HPS 社 ( タイ チョンブリ ) 洪水からの復旧 溶接ラインの自動化 MITSUBISHI ミラージュ 分工場稼動開始 Hino SUZUKI ISUZU MU-7 MITSUBISHI ミラージュ セダン 操業開始 隣接地を取得 プレス導入完了 HIL 社 ( インド ) BRIO アメイズ BRIO シティ JAZZ( フィット ) アコード CR-V 二輪車部品 GM 主力得意先の生産台数の増加への追従と販売先の拡大 25 New シティ タンデムプレスライン導入 2 輪部品用分工場設置
タイのサマリーデータ 主な生産車種 Honda Honda Honda Honda MITSUBISHI ISUZU 25.0 20.0 Honda 向け生産台数 ( 万台 ) 売上高 ( 億円 ) 従業員数 ( 人 ) 120 1,250 112 1,166 1,179 22.7 1,042 96 1,000 17.0 90 15.0 750 10.0 10.4 60 54 500 5.0 30 250 0.0 0 0 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 26
タイの能力増強 HPT 社 タイの生産ロケーション HONDA ISUZU 近接する Honda に特化した生産拠点 HPT 社 アユタヤ県 バンコク MITSUBISHI SUZUKI NISSAN HINO HPS 社 HONDA NEW PLANT チョンブリ県 拡販の拠点として新規顧客との取引を拡大 新溶接工場を建設し Honda 新工場に納入 HPT 社工場を拡張 主力得意先の生産拡大に対する組立能力の増強 溶接ラインの再レイアウトによる効率追求 増量に合わせた QCD 体質の向上 HPT 隣接地を活用し溶接ラインの体質改善を実施 分工場を新設 リアフレームラインを構築し 昨年 9 月から生産を開始 生産量の増加への対応と受注の拡大 生産効率アップにより成長を加速する 27
タイの能力増強 HPS 社 プレス工場稼動開始 拡販ビジネスの拡大 自然災害時の代替生産能力確保 HPS 社敷地航空写真 新溶接工場を建設 主力得意先ニーズと新規顧客ニーズの両方に対応した生産体制の構築 主力得意先の生産能力拡大に追随 概要 増床面積 約 9,900 m2 導入設備 溶接ライン 2,500t トランスファープレス 新溶接工場 投資予定額生産能力稼働開始予定 約 8 億円 12 万台 / 年 2014 年 11 月 プレス機増設を決定 800t ブランキングプレス 増床面積導入プレス機投資予定額稼働開始時期 概要 約 3,000m2 概要 2,500tTRF 800tBLK 導入設備 1,500tTRF 約 13 億円 投資予定額 約 6 億円 2014 年 2 月 稼働開始予定 2014 年 11 月 生産量の増加への対応と受注の拡大 生産効率アップにより成長を加速する 28 イメージ
インドのサマリーデータ 主な生産車種 Honda Honda Honda Honda Honda GM 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 Honda 向け生産台数 ( 万台 ) 売上高 ( 億円 ) 従業員数 ( 人 ) 30 27 240 7.5 200 188 188 20 19 5.8 18 160 4.8 120 10 80 40 202 0.0 0 0 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 29
インドの能力増強 HIL 社生産能力を増強 主力得意先の生産拡大への追随 生産効率の向上 HIL 社 導入プレス機 投資予定額 プレス機導入の概要 500tTDM 300tTDM 約 2 億円 HMSI 160km 稼動開始予定 増設ライン 2014 年 4 月 溶接能力増強の概要 バルクヘッド ライン 分工場 HMSI 240km HCIL 稼動開始時期 2013 年 12 月 HCIL 二輪部品用分工場の新設 輸送コストの削減 新規二輪車部品の受注獲得 工場の概要 敷地面積 導入設備 稼動開始時期 約 4,000 m2 溶接ライン 2014 年 1 月 1.5km 二輪 四輪とも生産量の増加への対応と受注の拡大により 成長を加速する 30
アジアを核とした H-one の金型事業戦略 UK 北米 LCC 金型供給エリア 金型設計成形シミュレーションの強化 HIL 社 G-Hapii 社 CNC D-TEX 社 HIL に導入したトライプレス 2013 年 4 月稼働開始 HPT 社 HK- PATI 社 CNC D-TEX にマシニングセンタを 3 台増設し金型内製力を増強 トライプレスを導入予定 ( 写真は日本で使用中のトライプレス ) 金型鋳物の基になる発泡を内製化し 高精度な金型鋳物を製造 HK-PATI 社 現地二輪車部品メーカー 日系鋳物メーカーと合弁会社を設立 金型内製化によるコスト競争力向上 鋳物の安定供給を図る 日本は シミュレーション技術をはじめとした金型の上流領域を強化 アジア生産拠点を活用することで 低コストの金型を調達 31
インドネシア HK-PATI 社の概要 狙い 目的 金型内製能力の拡大 新興市場の成長を取り込み コスト競争力のある金型 鋳物の安定供給 既存インフラの有効活用 協業によるシナジー効果 KOGI 日本の鋳物専門メーカー H-ONE RPL インドネシアの大手二輪部品メーカー 会社概要 高品質 高精度の鋳物を製造 高品質 高精度の金型を製作 インドネシア現地での管理ノウハウ 会社名 PT.H-ONE KOGI PRIMA AUTO TECHNOLOGIES INDONESIA 所在地 インドネシア共和国西ジャワ州カラワン県 資本金 1,500 億インドネシアルピア ( 約 15 億円 ) 出資比率事業の内容設立年月操業開始工場の概要 当社 50% 虹技 ( 株 ) 25% PT.RODA PRIMA LANCAR 25% 自動車用金型鋳物 自動車用プレス金型の製造販売 2013 年 10 月 2014 年 1 月 1 投資予定額約 20 億円 2 主な設備金型加工用マシニングセンター 金型トライプレス 鋳物模型加工機他 HK-PATI 品質 コストで競争力のある金型 金型鋳物を製造 金型鋳物及び金型をインドネシア国内と全世界に向け供給 32
北米の拠点配置 所在地 設立 敷地面積 主要設備 KTH Parts Industries, Inc. (KTH) アメリカ合衆国オハイオ州 1984 年 5 月 244,443 m2 3,000tTRF プレス 2,500tTRF プレス溶接ロボットライン 等 KTH Shelburne Manufacturing, Inc. (KSM) 所在地 設立 敷地面積 主要設備 カナダオンタリオ州 1997 年 5 月 151,709 m2 2,500tTRF プレス 800tPRG プレス溶接ロボットライン 等 G-ONE Auto Parts de Mexico S.A. de C.V. (G-ONE) 所在地 設立 敷地面積 主要設備 メキシコ合衆国グアナファト州 2012 年 3 月 102,458 m2 2,500tTRF プレス 600tBLK プレス溶接ロボットライン 等 所在地 設立 敷地面積 主要設備 KTH Leesburg Products, LLC (KLP) アメリカ合衆国アラバマ州 2000 年 6 月 161,880 m2 2,500tTRF プレス 600tBLK プレス溶接ロボットライン 33 等 所在地 設立 敷地面積 主要設備 Kalida Manufacturing, Inc. (KMI) アメリカ合衆国オハイオ州 1996 年 2 月 226,630 m2 2,500tTRF プレス 800tPRG プレス溶接ロボットライン 等 数値は 2013 年 3 月期末現在
北米の事業概況 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 Honda 向け生産台数 122 万台 / 年 169 万台 / 年 180 万台 / 年 アコード ACURA ILX New アコード KTH 社 KMI 社 ( オハイオ州 ) KLP 社 ( アラバマ州 ) ACURA RDX CR-V シビック New CR-V New シビック ACURA TL クロスツアー オデッセイ パイロット リッジライン New ACURA RDX KMI 600t プランキングプレス稼動開始 New ACURA MDX KSM 社 ( カナダ ) ACURA MDX CR-V シビック New シビック New CR-V KLP へ移管 G-ONE 社 ( メキシコ ) 34 生産設備の導入開始 生産台数が増加基調の中 新型車の立ち上げが続く G-ONE 社が稼動開始 フィット
北米のサマリーデータ 主な生産車種 Honda Honda Honda Honda Acura Acura 200.0 150.0 100.0 ホンダ向け生産台数 ( 万台 ) 売上高 750 億円 ) 従業員数 2,000 人 ) 1,781 169.2 652 1,673 129.1 122.8 600 1,500 459 450 423 1,000 300 1,855 50.0 150 500 0.0 0 0 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 11.3 月期 12.3 月期 13.3 月期 35
狙い 目的 主力得意先の生産台数増加への追従 自動車メーカーの集積に伴う新規顧客獲得 米国に比べ安価な労務費の活用 会社概要 会社名 所在地 G-ONE AUTO PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V. メキシコ合衆国グアナファト州アパセオ エル グランデ市 資本金約 30 百万 US$ ( 約 30 億円 ) メキシコ G-ONE 社の概要 ロケーション G-ONE 社 出資比率当社 50% ジーテクト 50% 事業の内容 自動車部品等の製造販売 設立年月 操業開始 2012 年 3 月 2014 年 1 月 売上計画約 53 億円 (2015 年度予定 ) 工場の概要 生産能力 納入先 1 投資予定額約 35 億円 2 主な設備トランスファープレス溶接組み立てライン他 3 生産量 20 万台 / 年規模 Honda 向け小型車 20 万台規模 セラヤ市 Honda 新工場 車で約 4 時間 New 8km Honda 新工場から北東に約 8kmの工業団地内に所在 G-ONE 社外観 36
設備投資と減価償却 ( 億円 ) 300 250 200 設備投資額 260 22 34 減価償却費 178 213 専用投資 150 100 50 0 アジア大洋州 中国 北米 日本 121 78 166 第 2 期 (08.3 月期 ) 139 29 14 39 53 第 3 期 (09.3 月期 ) 161 81 1 25 13 40 第 4 期 (10.3 月期 ) 149 68 8 20 12 25 第 5 期 (11.3 月期 ) 20 28 64 134 117 19 47 101 85 第 6 期 (12.3 月期 ) 37 39 45 55 88 89 第 7 期 (13.3 月期 ) 78 59 43 44 67 106 107 第 8 期見通し (14.3 月期 ) 116 汎用投資 成長資金確保のため 2013 年 12 月公募増資及び自己株式の処分を実施 37
本日の内容 1. エイチワンの概要 2. これからの成長に向けて 3. 業績 株主還元 38
売上高 ( 億円 ) 連結業績と株主還元 経常利益 ( 億円 ) 1500 1000 1,580 66.3 1,367 1,175 凡例 : 売上高経常利益 1,380 1,263 1,176 66.3 56.2 1,760 65.0 100 50 500 配当金 ( 円 ) 第 2 期 ( 08.3 月期 ) 中間 7.5 年間 20 6.5 第 3 期 ( 09.3 月期 ) 10 年間 15 15.1 第 4 期 ( 10.3 月期 ) 5 年間 10 第 5 期 ( 11.3 月期 ) 7.5 年間 15 24.2 第 6 期 ( 12.3 月期 ) 株価 ( 円 ) 1,315 626 453 741 596 817 1,016 PER( 倍 ) 7.8 44.5 4.1 26.2 4.0 7.2 PBR( 倍 ) 0.9 0.5 0.3 0.5 0.4 0.5 0.5 株価は年平均値 但し第 8 期は第 3 四半期平均値 PER: 株価収益率 PBR: 一株当たり純資産倍率 期 末 12.5 5 5 7.5 7.5 10 7.5 年間 15 第 7 期 ( 13.3 月期 ) 当社は 将来の事業展開及び設備投資等を勘案しつつ 長期にわたり安定的に業績に応じた配当を実施しております 10 年間 20 第 8 期 ( 見通し ) ( 14.3 月期 ) 11 年間 22 11 ( 予定 ) ( 予定 ) 前期比 2 円の増配を計画 39
グリーン ファクトリーを目指して 当社は 企業活動を通じて 人の健康の維持 と 地球環境の保全 に積極的に取組み 事業運営の重要基盤の一つとして捉え行動し 全社一丸となって目標を達成するよう努めます お取引先と共同した取り組み 環境関連情報の共有 CO2 削減 環境会計 H-ONE CO2 削減 エネルギーの 見える化 森づくり活動 従業員への啓蒙活動 全国育樹祭行事用地提供 環境配慮型工法の考案 省エネ生産省エネ商品 生態系による CO2 吸収 環境対応車の開発と生産 軽量化技術 生産効率の 向上植樹活動エネルギーの 見える化 環境対応車の開発と生産 サプライチェーン CO2 削減 海外拠点 40
経営理念 世界に貢献する企業に向かって 尊重 信頼 挑戦 そこから生まれる夢の実現 挑戦 尊重 夢の実現 人間尊重 respect 信頼 長期ビジョン 果敢に挑戦 challenge 期待と信頼 trust Dream20 H-one ブランド の確立 41
本資料で記述している将来予測および業績予想は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化により実際の業績は記述している将来見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることを御承知おき下さい IR のお問い合わせ先 株式会社エイチワン総務部 CSR 課電話 :048-643-0010 e-mail:homepage@h1-co.jp