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セキュリティ対応 :O p e n, W E P, W P A ( P e r s o n a l ), WPA2(Personal), Mixed WPA-WPA2(Personal) Open,WEPは推奨いたしません 2. 通信速度 サービスの安定性を確保するため 接続するインターネット回線の

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2 ブロードバンド市場ブロードバンド市場では 21 年度頃までは FTTH への加入増が市場拡大を牽引してきたが 211 年度以降 3.9 世代携帯電話端末パケット通信 (LTE) が急速に加入数を伸ばし ブロードバンド市場の拡大を再加速している ( 図表 3) BWA(WiMAX 等 ) も含め

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資料3-3

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資料 1-3 ケーブルテレビの現状と課題 2016 年 11 月 30 日事務局

ケーブルテレビの概要 1 ケーブルテレビは 約 60 年前に地上放送の再放送から発足し 地域情報 災害情報等を提供する自主放送 多チャンネル放送など 放送サービスを拡大するとともに 大容量 双方向型のネットワーク等を利用して 固定ブロードバンドや移動通信サービスなどの 通信サービス など 多様なサービスを提供する地域の総合情報メディアとして発展 ケーブルテレビの主なサービス [ 放送 ] 地上放送の再放送 自主放送 ( 地域情報 災害情報等 ) [ 放送 ] 生活支援機能 インテリジェントホーム e コマース等 [ 通信 ] [ 通信 ] [ 放送 ] 多チャンネル放送 ( 衛星放送の再放送等 ) 放送局 固定ブロードバンド固定電話 ケーブルテレビ局 [ 通信 ] 移動通信サービス (MVNO BWA) VOD (Video on Demand) [ 通信 ]

ケーブルテレビによる地域情報 災害情報の提供等 2 ケーブルテレビは 住民の基礎的情報ニーズに応え 地域情報や災害情報を自主制作番組 ( コミュニティチャンネル ) で放送す るなど 地域に密着したきめ細やかな情報提供を実施 平時 災害時に必要な情報を安定的に提供するためには ネットワークの耐災害性向上 事故防止 セキュリティ対策が必須 平時における地域情報の提供 行政情報 交通情報 防災情報 地元 のショッピング情報など 地域情報を自主制作番組 ( コミュニティチャンネル ) で放送 地域の伝統 文化を記録し伝えることで地域の社会文化的一体性を醸成 維持 出雲のほそ道 ( 出雲ケーブルビジョン ( 島根県 )) 画像は ( 株 ) 愛媛 CATV より引用 宇治茶の名匠 (KCN 京都 ( 京都府 )) 他のケーブル事業者との連携等も行われ 地域 PR( 観光 インバウンド ) に資するコンテンツ制作も実施 災害時におけるケーブルテレビ 災害時に情報伝達手段として機能するために は 2 ルート化等のネットワーク強靭化が重要 2 ルート化等の財政支援 ( 放送ネットワーク整備支援事業 ) は 2018 年度で終了予定 ( 国道 212 号日田市大山町西大山大分県日田土木事務所撮影 ) 災害時には映像 静止画テロップを活用し 生活支援情報を常時表示 給水時間と計画停電 バスの運行状況 画像 : 日本ケーブルテレビ連盟作成資料より引用 ケーブルテレビの放送事故等 [ 放送事故 ] 重大事故 (2 時間以上かつ 3 万人以上の事故 ) 15 10 は 2015 年度で5 件 近年 減少傾向 [ 重大事故発生件数の推移 ] 5 0 9 5 12 8 5 2011 2012 2013 2014 2015 原因は 設備故障が最多 [ 情報セキュリティ ] 近年は放送事業者やスマートテレビに 対するセキュリティ事案が発生 ( 年度 ) ウイルスに感染すると画面がロックされ 解除するために金銭の支払いを要求されるなどの被害が報告

市場の現状 1( 事業者数 加入件数 ) 3 事業者数 加入件数等 ケーブルテレビ事業者 は 510 社 うち 第三セクターが222 社 (44%) で半数弱 自治体 188 社 (37%) 営利法人 74 社 (15%) 公益法人等 26 社 (0.05%) 事業者数は 近年 減少傾向 (2012 年 3 月末は 556 社 ) 加入件数は 2,998 万 ( 普及率 53%) 有料放送件数は 1,701 万 ( 全体の57%) うち STB 設置件数は 985 万 ( 全体の33%) 加入世帯数は 近年 ほぼ横ばい 登録を受け (501 端子以上 ) かつ自主放送を行う事業者 3000 2998 万 (2016 年 3 月末 ) 自治体 :125 万 公益法人等 26 社 営利 74 社 2500 2000 三セク 1764 万 1701 万 自治体 :101 万 自治体 188 社 510 社 1500 1000 三セク 887 万 自治体 :42 万 985 万 三セク 222 社 (2016 年 3 月末 ) 500 0 営利 1092 万 営利 699 万 三セク :573 万 営利 :368 万 加入世帯数加入件数有料放送世帯数有料放送件数 STB STB 設置世帯数設置件数

数市場の現状 2( 加入件数等 ) 1 社当たりの平均加入件数等 全社ベースの平均では 加入件数は5.9 万 有料放送件数 は 3.3 万 STB 設置件数は 1.9 万 平均加入件数では 営利法人が約 15 万で最大 第三セクターは約 8 万 自治体や公益法人等は1 万未満で小規模 加入件数のシェア 上位 10 社で 71%(2130 万 ) 上位 20 社で 77%(2314 万 ) を 占有 なお MSO4 グループで 53%(1579 万 ) を占有 同一 MSO 系列の会社は 一の会社と整理する前提 上位 10 社は加入件数 25 万以上 上位 20 社は 15 万以上の社 入世件帯数有料放送世件帯数数加STB設置世件帯数有0 5 10 15 S0.7 万 0.7 万 5.9 万 7.9 万 14.8 万 684 万 (443 社 ) 2314 万 (77%) 4 加4 万 0.5 万 0.5 万 3.3 万 5 万 2.6 万 0.2 万 0.06 万 1.9 万 9.4 万 : 営利法人 (74 社 ) : 第三セクター (222 社 ) : 自治体 (188 社 ) : 公益法人等 (26 社 ) : 全事業者 (510 社 ) ( 万 ) 2998 万 上位 10 社 2130 万 (71%) MSO(Multiple System Operator) ケーブルテレビの統括運営会社 上位 20 社 JCOM(29 社 ) コミュニティネットワークセンター (11 社 ) TOKAI コミュニケーションズ (7 社 ) コミュニティケーブルジャパン (4 社 ) の 4 グループ 51 社

ケーブルテレビ事業者の経営状況 1 5 営業収益 ( 売上高 ) 営業利益 通信事業等 7,925 億円 (59%) 1 兆 3352 億円 ケーブルテレビ事業 5,427 億円 (41%) 通信事業等 1,052 億円 (68%) 1555 億円 ケーブルテレビ事業 503 億円 (32%) 近年 ケーブルテレビ事業は横ばい 通信事業等は増加傾向 近年 ケーブルテレビ事業は横ばい 通信事業等は増加傾向 1 社平均の営業収益営利 (74 社 ) 三セク (222 社 ) 1 億 14.9 億 12.2 億 25.9 億 69.6 億 95.5 億営利 (74 社 ) 三セク (222 社 ) 1 社平均の営業利益 : ケーブルテレビ事業 : 通信事業等 : ケーブルテレビ事業 : 通信事業等 27.1 億 -0.2 億 0.1 億 自治体自治体 0.3 億 1.3 億 (188 社 ) (188 社 ) -0.1 億 公益 1 億公益 1.6 億法人等 0.6 億法人等 -0.003 億 0.01 億 0.007 億 (26 社 ) (26 社 ) 10.6 億 1 億全体 26.1 億全体 3.1 億 15.5 億 2.1 億 (510 社 ) (510 社 ) ( 億 ) ( 億 ) 0 10 20 30 40 50 60 70-2 0 2 4 6 8 10 1.5 億 1.5 億 2.7 億 3.0 億 12.3 億 9.6 億

ケーブルテレビ事業者の経営状況 2 6 ケーブルテレビ事業 全事業 黒字会社の割合 黒字会社の割合 510 社 黒字 284 社 (56%) 510 社 黒字 381 社 (75%) 会社類型別の割合 営利 三セクは 60% 台 自治体は 36% 会社類型別の割合 営利 三セクは 80% 前後 自治体は 60% に上昇 営利 62% (74 社 ) 営利 (74 社 ) 78% 三セク (222 社 ) 68% 三セク (222 社 ) 85% 自治体 (188 社 ) 36% 自治体 (188 社 ) 60% 公益法人等 77% (26 社 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 公益法人等 85% (26 社 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100%

ケーブルテレビ事業者のサービスの提供状況 7 各サービス単体の提供者数は 多チャンネル 381 社 ブロードバンド 362 社 MVNO サービス 114 社 BWA サービス 38 社 多チャンネル + ブロードバンド を提供する者は 312 社 当該 312 社中 MVNO サービスを提供する者は 111 社 更に BWA サービスを提供する者は 21 社 なお 当該 312 社中 MVNO サービスを提供せずに BWA サービスのみを提供する者は 16 社 各サービス単体の提供者数 381 社 362 社 114 社 38 社 39 社 (2016.11) 多チャンネル 381 社 ブロードバンド 312 社 MVNO サービス 111 社 BWA サービス 21 社 営 :59 社 三 :216 社自 :99 社 公 :7 社 営 :46 社 三 :206 社自 :58 社 公 :2 社 営 :17 社 三 :94 社 営 :2 社 三 :19 社 ケーブルテレビ事業者 510 社 STB を設置している事業者を分類 MVNO サービスなし 201 社 営 :29 社 三 :112 社自 :58 社 公 :2 社 BWA サービス 16 社 営 :5 社 三 :11 社 営 :74 社 三 :222 社自 :188 社 公 :26 社 ブロードバンドなし 69 社 MVNO サービス 1 社 BWA サービス 1 社 営 :13 社 三 :10 社自 :41 社 公 :5 社 営 :1 社 営 :1 社 多チャンネルなし 129 社 営 :15 社 三 :6 社自 :89 社 公 :19 社 ブロードバンド 50 社 営 :4 社 三 :4 社自 :42 社 MVNO サービス 2 社 営 :1 社 三 :1 社 (2015 年度末 )

ケーブルテレビ網の現状 8 光回線方式 (FTTH) の加入世帯は 10% 約 90% は 光回線と同軸を併用した HFC 方式の加入世帯 現行の第 2 世代 STB では 2K 対応のため 4K 対応には 第 3 世代 STB への移行が必要 回線の光化の状況 ( 億回 ) STB の状況 光回線方式 10% (273 万世帯 ) STB( セットトップボックス ) とは ケーブルテレビを通じて多チャ ンネル放送を受信する専用の受信機 第 2 世代 STB [ 現行 ] 光回線 2K 視聴 ケーブルテレビ局 認証 課金等 同軸ケーブル同軸方式 0.5% (12 万世帯 ) 光回線 HFC 方式 89% (2,359 万世帯 ) 同軸 [2015 年度末 ] 第 3 世代 STB ( 想定される機能例 ) 4K 視聴 8K 対応 リモート視聴 視聴履歴収集 マイナンバー対応 認証 課金等

ーブルテレビ事業ケーブルテレビに関する主な競争状況 コンテンツの競争9 気通信事業者( 固定通信)地上放送事業者 再放送 衛星放送事業者 再放送 映像配信事業者等 伝送 AbemaTV 自社回線 MSO 系 有 :2,670 万 BB:777 万 業務区域の重複なし 2 卸 (4グループ 51 社 ) 非 MSO 系 ( 営利 三セク ) ブ光大手有 :1,579 MSO() 万ロ(241 社 ) NTTドコモ回BB:532 万ー線有 :999 万ドソフトバンクのNTT 東西 BB:231 万バ貸ン出し(FTTH) 有 :76 万自治体公益法人等ドBB:13 万 (25 社 ) 等(166 社 ) の1,925 万有 :17 万 BB:0.9 万競者電KDDI 接続争ケーブルテレビ事業者間の競争 ( 自社回線もあり ) 他社回線 有 :328 万 BB:19 万 スカパー JSAT( フレッツTV) アイキャスト ( ひかりTV) 等有 :278 万 BB:0 その他自治体 22 社 (49 万 ) を含む 24 社 (50 万 ) は有線テレヒ シ ョン放送事業者の回線を賃借 1 3 他社回線 2015 年 2 月 ~ ケ自社回線 電力系事業者

ケーブルテレビを取り巻く環境変化 10 1 視聴形態の変化 2 衛星放送での 4K 8K の実用放送の開始 3 地上放送番組のネット配信の拡大 4 映像配信サービス (VOD ライブ配信 ) の拡大 テレビ視聴時間は減少傾向 (1995 年 ) (2015 年 ) (29 歳以下 ) 2.24h 1.44h スマホ タブレット端末の保有率は上昇傾向 (2010 年 ) (2015 年 ) ( スマホ ) 9.7% 72.0% ( タブレット ) 7.2% 33.3% ( 出典 ) 総務省 平成 26 年通信利用動向調査 2018 年から BS/CSで4K 8 K 実用放送が開始予定 2020 年に全世帯の約 50% での4K 8K 実視聴が政府目標 ( 日本再興戦略 2016(2016 年 6 月 )) ケーブルテレビ網の光化率は約 10% STBの高度化も必要 NHKや地上民放が番組の見逃し配信サービスを提供 2015 年 5 月開始の TVer が 400 万ダウンロード (2016 年 10 月 ) 在京民放 5 社の個別見逃し配信サービスの共通ポータルサイト ネット同時配信は限定的 NH Kの常時同時配信が議論 Netflix 等 OTT 事業者が映像配 信サービスを拡大 市場規模 799 億円 2,092 億円 (2001 年度 ) AbemaTV (2020 年度 ) 顧客囲込みのため 視聴履歴等の分析によりレコメンドを実施 5 固定ブロードバンド市場の競争激化 6 拡大する移動通信市場への参入増加 7 移動通信サービスの高度化 (5G の導入 ) 8IoT 化の進展等 2015 年 2 月から NTT 東西が光卸 ( 光回線の卸サービス ) を開始 光卸を利用して携帯事業者が参入 BBと携帯をセット割 通信量の増加率は 移動通信 よりも大 ( 固定 53% 増 移動 25% 増 ) (2015 年 11 月 ) 光卸を利用するケーブル事業者が増加 ( 他社回線への移行 ) ( 他社回線 ) MVNOは580 社 契約数は1, 346 万と増加傾向 (2015 年 6 月末 ) ケーブル事業者 :114 社 ( 自社回線 ) 地域 BWAは 2014 年 10 月に高度化方式 ( 光回線並 ) が導入 エリアは一の市町村が基本 46 社中 39 社がケーブル事業者 情通審で 2020 年の 5G の実現 に向けた検討が開始 (2016 年 10 月 ) [5Gの主要機能] 超高速 ( 最大 10Gbps)( LTEの100 倍 ) 超低遅延 (1ミリ秒程度)( LTEの1/10) 多数同時接続 (100 万台 /km 2 接続数 )( LTE の 100 倍 ) IoT 市場は世界的に拡大 (2014 年 ) (2015 年 ) 約 6,500 億ドル 1.7 兆ドル ( 総務省情報通信白書 (H27)) [ スマートホーム ]

ケーブルテレビを取り巻く市場環境 ( レイヤー別 ) 11 ンテンツPF ネットワークコ放送 地上放送番組 3 ネット配信 地上放送事業者 再放送 衛星放送番組 24K 8K 衛星放送事業者 スカパー JSAT 再放送 ケーブルテレビ事業者 ケーブル放送番組 ( 自主放送 ) 無線 VOD MVNO 地域 BWA 動画 4 映像配信サービス拡大 通話 移動通信事業者 他社回線 (MVNO) 自社回線 (MNO) 固定通信事業者 音楽ゲーム等 認証 課金等 ドコモ 6 移動市場への参入増加 ソフトバンク 75G の導入 KDDI スマートホーム等 8IoT 化の進展等 通信 5 固定 BB 市場の競争激化 他社回線 アイキャスト 他社回線 (FVNO) 自社回線 ブロードバンド電話 光卸 接続 NTT 東西 自社回線 電力系事業者 KDDI 有線 端末 1 視聴形態の多様化 STB TV PC スマホ タブレット等

ケーブルテレビ WG の開催について 12 ケーブルテレビは 約 3,000 万世帯が加入し地域情報の充実 アクセスの確保を担う重要な放送メディアであるとともに 通信サービス等も提供する地域の総合情報メディアでもある こうした特性を踏まえ 地域情報の充実 アクセスの確保やケーブルテレビの将来像等について検討を行う ケーブルテレビWG を開催する 目的 地域における情報流通の確保等に関する分科会 第 1 回 (10/20) 資料 本 WG は 放送を巡る諸課題に関する検討会 の 地域における情報流通の確保等に関する分科会 ( 以 下 分科会 という ) の下に開催される会合として ケーブルテレビについて その特性を踏まえつつ 平時 災害 時における地域情報の充実 アクセスの確保や 期待される役割 将来像等について検討することを目的とする 主な検討事項ケーブルテレビを取り巻く環境の変化等を踏まえ 地域における情報流通の確保等の観点から 主に以下の事項を検討する 1 ケーブルテレビに関する現状と課題 (4K 8K 放送への対応 災害時における情報提供の在り方等 ) 2 ケーブルテレビに期待される役割 将来像 3 上記 2の実現に必要な取組 検討スケジュール 分科会において 平成 29 年春頃を目途に上記の検討事項について取りまとめを行えるように検討を行う

検討事項 ( 案 ) 13 ケーブルテレビを取り巻く環境の変化等を踏まえ 地域における情報流通確保等の観点から 概ね今後 5 年後 ~10 年後を見据えて ケーブルテレビの公共性と事業性の両面について以下の事項を検討する (1) ケーブルテレビは 地域に密着した情報基盤として 住民が必要とする災害情報や地域情報等を提供する公共的な役割を担っているところ 1 災害情報や地域情報の提供 充実の在り方についてどのように考えるか 2 災害時 平時に安定的な情報提供を行うために必要となる ネットワークの安全 信頼性の確保の在り方 ( 災害対策 事故対策 セキュリティ対策 ) についてどのように考えるか (2) ケーブルテレビは過半数の世帯に普及しているが 近年 その契約数 収益は横ばい傾向にある一方 通信事業等の収益が拡大傾向にある 事業者ごとに事業規模や事業内容等が多様であることや競争環境等を踏まえつつ 1 4K 8Kでは 衛星放送で2018 年に実用放送が開始され 2020 年に約 50% 世帯での実視聴が政府目標とされているところ ケーブルテレビにおける4K 8Kへの対応の在り方についてどのように考えるか 2 テレビ視聴時間の低下 視聴形態 視聴端末の多様化等が進む中で 地上放送事業者による番組のネット配信 OTT 等による映像配信サービス ( 視聴履歴の活用によるレコメンド ) が拡大しているが 放送サービスを含めた映像配信サービスに係る視聴環境や事業環境の変化への対応の在り方についてどのように考えるか 3 NTT 東西の光卸等の提供により 携帯事業者が固定ブロードバンド市場に参入する一方 ケーブルテレビ事業者の移動通信市場への参入も進展するなど 通信市場の競争は激化している また 光卸を利用するケーブルテレビ事業者も増加している 固定通信市場 ( ブロードバンド 電話 ) 移動通信市場(MVNO BWA) の事業展開の在り方についてどう考えるか 4 IoT 化等が進展する中で マイナンバーカードの活用等を含め 新サービス 新事業 ( ホームセキュリティ eコマース等 ) の展開の在り方についてどのように考えるか

検討スケジュール ( 案 ) 14 2016 年 2017 年 放送を巡る諸課題に関する検討会 地域における情報流通の確保等に関する分科会 ケーブルテレビ WG 第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回第 5 回 ケーブルテレビの 災害情報等 4K 8K への対 通信事業や新 WG 取りまとめ 現状と課題等 の提供 充実の 応 視聴環境等 サービス 新事業 ( 案 ) 在り方等 の変化への対応 の展開の在り方 の在り方 (11/30) (12/5) (12/19)