第 24 回 CEDI フォーラム資料 電話網廃 に向けた取り組み 2015 年 5 26 ( ) CEDI 委員会促進 WG 対商社 TM 技術 標準 WG 1
アジェンダ 1. 電話網廃 に向けた本年度の取り組み 2. 電話網 (PSTN) から IP 網への円滑な移 について NTT 東 本 NTT 本 3. 想定される対応策について 2
1. 電話網廃 に向けた本年度の取り組み 3
本年度の活動内容 活動テーマ :2025 年問題 ( 電話網廃 ) の最新情報収集 ( 活動内容 ) 1 電話網廃 の取組みの理解 NTT 東 に確認 計画と現状について 2 世の中の動き 取組み状況業界団体 ベンダーと意 交換 認識と取組み状況 3 化学会社の認識と取組み状況情報通信委員会メンバー会社にアンケート調査 4
調査の結果 (1) 取り組みの状況 2020 年を 指して移 を進めている企業 業界はあるが 多くの企業が移 対応の時期を 2025 年までと考えている 2020 年 2025 年 2025 年までの移 を考えている企業が多い (2) 代替策 特定の 法は決まっておらず ベンダー各社は既存サービスでの対応を進めている 5
2. 電話網 (PSTN) から IP 網への円滑な移 について NTT 東 本 NTT 本 6
3. 想定される対応策について 7
調査の結果 (1) 取り組みの状況 2020 年を 指して移 を進めている企業 業界はあるが 多くの企業が移 対応の時期を 2025 年までと考えている ISDN サービスは 2020 年に終了 (NTT) EDI 継続の危機! ISDN サービス終了 2020 年を 指し対応 2020 年 2025 年 PSTN マイク レーション (NTT 作業 ) 2025 年までの移 を考えている企業が多い 8
現状の構成 以下のように EDI システムを 社サーバ構築し 電話網 + 全銀ベーシック 順 もしくは全銀 TCP/IP 順を使 して JPCA-BP を実現しているケースを 現状構成例 とする システム構成例 ( 社サーバ構築型 ) 社内ネットワーク 通信機器 (UST + モデム TA) ISDNケーブル 通信相 先 通信機能 全銀ベーシック 全銀ベーシック 変換機能 全銀 TCP/IP 通信機器 (DSU ) 全銀 TCP/IP 通信機器 ( ダイアルアップルータ ) ISDN ケーブル 電話網 (ISDN ) 9
CEDI で検討した対応策 現状のシステム構成への影響をできるだけ抑えたソリューション例 (a) インターネットを利 したセキュア通信ソリューションインターネット上でセキュアな EDI が可能な通信 式に移 (b)asp ソリューション ASP(VAN を含む ) サービスを利 した接続に移 (c) アダプタによる IP 化ソリューション通信部分の にアダプタを挿 し IP 通信に移 10
(a) インターネットを利 したセキュア通信ソリューション インターネットで利 できる通信 順を使 して JPCA-BP メッセージの交換を実現 システム構成例 ( 社サーバ構築型 ) ACMS E2X サポート通信 順 全銀ベーシック全銀 TCP/IP JCA FTP ebxml MS 2.0 ebxml MS 3.0 RNIF 1.1 * 註 EDIINT AS2 JX 順 SFTP OFTP2 HTTP(S) : 社内ネットワーク 追加 註 RosettaNet Chem estandards で利 されている 式 証明書 変換 + 通信送受信データ 追加 ACMS 通信機能 通信機器 (UST + モデム TA) 通信機器 (DSU) 利 しない 通信機器 ( ダイアルアップルータ ) 追加 ファイアーウォール DMZ インターネット 通信相 先 EDIINT AS2 JX 順 SFTP OFTP2 HTTP(S) 11
(a) インターネットを利 したセキュア通信ソリューション < セキュア通信ソリューションの特徴 > 通信費 ( 電話代 ) が不要になる ( インターネット経由になるため ) モデム等の電話網 通信機器のメンテナンス費削減が可能 移 並 期間を設けることができるため 通信相 先毎の順次切替が可能 全銀 順の仕様に依存した運 は 直す必要がある インターネット経由のどの通信 順が最適であるか現時点で判断するのが難しい ( 通信時のセキュリティ対策も要検討 ) <ACMS の特徴 > 既にACMSを利 している場合は インターネット系 順対応 に新規 EDIソフトを購 する必要がない ACMSがサポートしている 順間での切替 ( 移 ) となるため 切替作業が容易 切替に失敗にしたとしても 該当通信相 先のみの切り戻しが可能 セキュリティ強化のために DMZ セキュリティ証明書 ファイヤーウォールなどが必要 既に存在しているものがあれば継続利 可能 12
(b) ASP ソリューション インターネット経路でファイル転送できるASPサービスを利 して JPCA-BPメッセージの交換を実現 サービス利 例 (SecureECの場合) 通信相手先 社内ネットワーク SecureEC クライアント 通信機能 変換機能 変換機能はそのまま EDI 用ソフトウェアの通信機能不要 通信機器 (UST + モデム TA) プロキシ 利 しない通信機器 (DSU) 通信機器 ( ダイアルアップルータ ) ファイアーウォール 既設のインターネット経路 ( 業務 PC からインターネットにアクセスする経路と同じ ) 他の ASP サービス オージス総研 全銀サービス SecureEC サービス 13 電話網 (ISDN ) 通信接続先は他の変換 ASPサービスに切り替える場合 通信相手先 全銀全銀 TCP/IP 通信変換接続先よりも先に切り替える場合 通信相手先 SecureEC クライアント 通信接続先も変換 SecureECに切り替える場合
(b) ASP ソリューション <ASP ソリューションの特徴 > 通信費 ( 電話代 ) が不要になる ( インターネット経由になるため ) モデム等の電話網 通信機器のメンテナンス費削減が可能 社だけインターネット経由の伝送 式に切替可能 これにより並 期間を設けての順次切替がしやすい 取引先に通信接続先をASPサービスに切り替えてもらう必要があるが 切り替えテストはASP サービスにて対応 通信時のセキュリティは ASPサービスで担保されるため利 者側で考慮不要 全銀 順の仕様に依存した運 は 直す必要がある <SecureEC の特徴 > クライアント / サーバ型サービスのため クライアントから発信する送受信のみ可能 ( 業務 PCからインターネットのサイトへのアクセスと同じ動作のため同経路を利 可能 ) クライアントソフトが 給されるので 通信 ソフトの調達が不要になる 通信機能に加えて変換機能をASPサービスに移すことで EDIサーバ 体を廃棄可能 ( 次ページ参照 ) 14
(b) ASP ソリューション サービス利 例 (SecureEC へ切替 変換機能も ASP サービスに移 した場合 ) 社内ネットワーク SecureEC クライアント 連携サーバ SecureEC クライアントを連携サーバへ統合することで EDI 専用のサーバが不要に SecureEC クライアント 変換機能 利 しない 変換機能はサービスへ オージス総研 変換サービス 通信相手先 プロキシ インターネット経路 ファイアーウォール 自社独自 SecureEC サービス JPCA SecureEC クライアント 通信変換 15
(b) ASP ソリューション 利 するサービスの例 サービス名 :SecureEC 提供会社 : オージス総研 利 イメージ 自社 SecureEC クライアント 手間いらず簡単インストール認証キー自動更新 Internet オージス総研 SecureEC サービス クライアントソフト稼働環境 Windows Linux HP-UX MacOS 等 画面から操作できるので分かりやすい コマンドから操作できるので自動化できる セキュリティ SSL ユーザ ID/ パスワード認証クライアント認証 16
(C) アダプタによる IP 化ソリューション 自社側 通信相手先側共に ISDN 変換アダプタを導入するだけ ご利用中の ISDN 端末の設定はそのままで IP 網に移行できます 自社側 通信相手先 ISDN ケーブル 通信装置 ( DSU ) 現状構成例 ISDN 網 通信装置 ( DSU ) ISDN ケーブル ISDN アダプタに入替える ISDN アダプタに入替える ISDN ケーブル IP-VPN 網 ISDN ケーブル アダプタ 替後構成例 17
(C) アダプタによる IP 化ソリューション <IP 化ソリューションの特徴 > 通信部分の にアダプタの挿 をするだけで 既存 EDIシステムや既存アプリケーションの継続利 が可能となる IP-VPN 網の準備が必要 通信環境によっては通信遅延が じる可能性あり モデム接続の場合 ( 公衆回線を利 している場合 ) もいずれ検討が必要となる可能性がある <CA-7110( 仮 ) の特徴 > 通信装置 (DSU) を CA-7110( 仮 ) に置き換えるだけで対応可能 社側と通信相 先側双 に CA-7110( 仮 ) を導 する必要あり CA-7110( 仮 ) を使 した PSTN/ISDN マイグレーションについては セイコーソリューションズにご相談ください 18
(C) アダプタによる IP 化ソリューション セイコーソリューションズ社製 ISDN 変換アダプタ CA-7110( 仮称 ) 近日正式発表予定! 製品概要 ご利用中の ISDN 端末の設定をそのままで IP 網に移行できます TA やルータと同様な小型サイズ縦置き / 横置き / 壁掛けに対応 ご利用中の ISDN 端末の設定はそのままで IP 網に接続できます LAN ポート IP 網に接続します ISDN ポートご利用中の ISDN 端末を接続します ISDN 変換アダプタCA-7110( 仮称 ) INTEROP2015(6 月 10 日 ( 水 )~12 日 ( 金 ) 会場: 幕張メッセ ) セイコーソリューションズブースで出展いたします 19
今後の取り組み 現時点では ISDN+ 全銀 順の通信 法と同程度の費 セキュリティを満たすインターネットを利 したソリューションは 当たらない そこで 化学会社と関係各社 ( 商社 パートナー企業等 ) が協調連携して インターネット化 式の検討と選定 2016 年度を想定 インターネット化時期の調整 2020 年を想定等を いJPCA-BPのインターネット化に対応していく予定 20
ご清聴ありがとうございました 21