Cubify Invent スマートフォン立てチュートリアル 株式会社イグアス 3D システム事業部
3DSystems Design Lab Cubify Design Lab は 初心者も経験者も気軽に楽しめる 3D データ作成シリーズです 用途や習熟度によって選ぶことが出来ます 初心者向け CAD ソフトです 分かりやすいインターフェースで簡単に 3D データを作成出来ます パソコン上で粘土細工を行うように 3D データが作れるクレイ CAD ソフトウェアです 複数の部品を使って アセンブリを作成することが出来ます 写真や動画から自動的に 3D データを作成することが出来ます 1
Cubify Invent とは 今回は初心者用の Cubify Invent を使用して スマートフォン立てを作成します Cubify Invent は 3 次元のソリッド形状を簡単に作成したり 編集することが出来ます また 3D プリンター用に形状を出力することが可能です Cubify Invent を使って スマホ立てを作成します Cubify で実際に 3D プリントした物 Cubify Invent で作成したモデル 2
スマートフォン立て作成手順 1 土台を作成します 2 背面の板を作成します 3 円柱を 5 個作成します 4 文字を入力します 3
Cubify Invent の起動 Cubify Invent を起動し 新しいファイルを作成します Cubify Invent の起動アイコンをダブルクリックします New Invention を選択し 新しいファイルを作成します 4
Cubify Invent の画面 Cubify Invent の画面が表示されます コマンドのアイコンが表示されています InventExplorer モデル作成の履歴 ( 手順 ) が表示されます 後で編集することができます 実際に作業を行う画面です 5
四角の作成 (2D スケッチの作成 ) 基準となる XY 平面上に断面となるスケッチを描きます 1 [Activate2DSketch] を選択します XY-Plane を選択します 2 スケッチ ( 断面を描く ) ためのコマンドが表示されます InventExplorer の Planes で スケッチを作成する基準の平面を指定することができます 作業画面が平面に切り替わります 6
四角の作成 (2D スケッチの作成 ) 長方形の断面を描きます 1 [Rectangle of Two Corners] を選択します 1 (a) 平面の中心 (b) の点を選択します 2 スケッチを描くためのコマンド 2 (a) (b) 長方形の断面が作成されます スケッチを描く位置に注意してください (a) は平面の中心になります (b) は後で位置合わせを行いますので だいたいの位置に配置します 7
四角の作成 ( 寸法の作成 ) 長方形の長さを設定します MakeDimension コマンドで長さを設定することができます [Make Dimension] を選択します 寸法を付けたい線を選択します マウスで移動し 左クリックで配置します 1 1 寸法のウィンドウに 数値 [100] を入力します 2 緑のチェックマークで確定します 2 長さ 100mm の寸法が設定されました 8
四角の作成 ( 寸法の作成 ) 同様にして 30mm の寸法を作成します 縦 横方向に寸法値が設定されました 9
スケッチの Deactivate( 無効化する ) 2DSketching タブから抜け 3 次元の PartModeling タブに戻ります [Deactivate Sketch] を選択します スケッチモードから抜け Invention Explorer 上に Sketch<1> が作成されます 10
スケッチを Extrude( 押し出し ) する Extrude( 押し出し ) を使用して 断面の線から 3 次元のソリッドを作成します [Extrude] を選択します Sketch Sketch 1 Depth( 高さ ) 40mm DraftAngle( 角度 ) 10 DraftAngle を指定すると側面に角度のついた四角形を作成することができます 11 上に 10 度広がった四角形が作成されます
View 操作 次ページの View 操作を参考に方向を変更しましょう マウスや View 操作のアイコンを使用して 方向を変更します 12
View 操作 アイコンからのビュー操作 Pan Rotate + 右ボタン Zoom 移動回転拡大 縮小 マウスでのビュー操作 1 Pan 2 Rotate 3 Zoom 中ボタン+ドラック右ボタン+ 左ボタン+ドラックホイールのスクロール 1 ドラック 2 ドラック 3 13
Chamfer( エッジの面取り ) をする 手前のエッジの面取り ( 角を削ぐ ) を行います [Chamfer] を選択します Distance 5mm 手前のエッジを選択します 手前のエッジに 5mm の面取りが作成出来ました 14
Chamfer( エッジの面取り ) をする 両サイドのエッジの面取り ( 角を削ぐ ) を行います [Chamfer] を選択します Distance 5mm 両サイドの 6 つのエッジを選択します 両サイドに 5mm の面取りが作成出来ました 15
長方形の作成 (2D スケッチの作成 ) 長方形の断面のスケッチを作成します [Activate2DSketch] を選択します 1 上面を選択します 2 [Rectangle of Two Corners] を選択します 3 (a) (b) の点を選択します 4 1 3 2 上面 4 (a) (b) 16
長方形の作成 ( 寸法の作成 ) 1 MakeDimension コマンドを使用して長方形の長さを設定します [Make Dimension] を選択します 1 寸法を付けたい線 (a) を選択し 80 を入力します 2 緑のチェックマークを選択し 確定します 寸法を付けたい線 (b) を選択し 7 を入力します 3 3 (b) (a) 2 長さ 80mm 7mm の寸法が設定されました 17
長方形の作成 ( 位置の設定 ) 長方形の位置を設定します 下の 3 次元のソリッドのエッジと 2 次元の線を一致させます 作成した長方形の上の線 (a) と 3 次元のソリッドの上のエッジ (b) を選択します 長さを 0mm と入力します (b) (a) 上の線が一致しました 18
長方形の作成 ( 位置の設定 ) 長方形の位置を設定します 2 次元の長方形を 3 次元のソリッドの中央に配置します 作成した左側面の線 (a) と緑色のYZ 平面 (b) を選択します 1 長さを10mmと入力します [Deactivate Sketch] を選択し スケッチモードから抜けます 2 1 2 (b) (a) 赤い長方形が形状の中央に配置されます 19
スケッチを Extrude( 押し出し ) する Extrude( 押し出し ) を使用して 断面の線から 3 次元のソリッドを作成します [Extrude] を選択します Sketch Sketch 2 Depth 60mm DraftAngle -2 上が 2 度狭まった長方形が作成されます 20
フィレット ( 丸みづけ ) の作成 エッジにフィレット ( 丸みづけ ) を行います [Fillet] を選択します エッジを2 本 (1 2) 選択します 半径に3mmを入力します 1 2 エッジに丸みが付きました 21
Chamfer( 面取り ) をする 両サイドのエッジの面取り ( 角を削ぐ ) を行います [Chamfer] を選択します Distance 10mm エッジを 2 本 (1 2) 選択します 1 2 2 本のエッジに 10mm の面取りが作成出来ました 22
フィレット ( 丸みづけ ) の作成 エッジにフィレット ( 丸みづけ ) を行います [Fillet] を選択します エッジを4 本 (1 2 3 4) 選択します 半径に5mmを入力します 2 1 3 4 4 本のエッジに丸みが付きました 23
円の作成 (2D スケッチの作成 ) 円の断面のスケッチを作成します [Activate2DSketch] を選択します 1 上面を選択します 2 [Circle] を選択します 3 (a) 中心点 (b) 半径の点を選択します 4 1 3 上面 2 4 (a) (b) 24
円の作成 ( 寸法の作成 ) 1 MakeDimension コマンドを使用して円の長さを設定します [Make Dimension] を選択します 1 寸法を付けたい円 (a) を選択し 6 を入力します 2 緑のチェックマークを選択し 確定します 2 (a) 直径 6mm の寸法が設定されました 25
円の作成 ( 位置の設定 ) 円の縦方向の位置を設定します 作成した円の中心点 (a) と平面 ZX 平面 (b) を選択します 長さを16mmと入力します (b) (a) ZX 平面から 16mm のところに円が配置されました 26
円の作成 ( 位置の設定 ) 円の横方向の位置を設定します 作成した円の中心点 (a) と平面 YZ 平面 (b) を選択します 長さを20mmと入力します (b) (a) YZ 平面から 20mm のところに円が配置されました 27
スケッチを Extrude( 押し出し ) する Extrude( 押し出し ) を使用して 断面の線から 3 次元のソリッドを作成します [Extrude] を選択します Sketch Sketch 3 Depth 10mm 10cm の高さの円柱が作成されます 28
フィレット ( 丸みづけ ) の作成 エッジにフィレット ( 丸みづけ ) を行います [Fillet] を選択します 円柱のエッジを選択します 半径に1mmを入力します エッジに丸みが付きました 29
LinearPattern( フィーチャ線形配列 ) LinearPattern で円柱を X 軸方向にコピーします [LinearPattern] を選択します Features to Pattern Exrusion,Fillet (a) FirstDirection LinearPath X-Axis (b) Spacing 15mm Copies 5 (a) (b) Feature と X 軸は Explorer から選択します 円柱が 5 個 X 軸方向にコピーされます 30
文字の作成 (2D スケッチの作成 ) 文字のスケッチを作成します [Activate2DSketch] を選択します 上面を選択します [Sektch Text] を選択します iguazu という文字を入力します 1 3 上面 2 31
文字の作成 (2D スケッチの作成 ) 文字の大きさや太さを設定します Sizeを8mmにします FontをBoldにします マウスで図の位置に文字を配置し Applyします 文字を配置します 32
文字の作成 (2D スケッチの作成 ) [Deactivate Sketch] を選択し スケッチモードから抜けます 33
文字を Extrude( 押し出し ) する Extrude( 押し出し ) を使用して 断面の文字から 3 次元のソリッドを作成します [Extrude] を選択します Sketch Sketch 4 Depth 3mm 3mm の高さの文字が作成されます 34
スマートフォン立ての完成 スマートフォン立ての完成です! 35
ファイルの保存 ファイルを保存します SaveAs を選択し ファイル名を入力し保存します ファイルの種類は FUN です 36
STL ファイルの保存 ファイルを 3D プリンター用に出力します Export を選択し ファイル名を入力し保存します ファイルの種類は stl です 37
Cube3 ファイルの出力 Cubify を起動し STL ファイルを読み込みます 38
Cube ファイルの出力 Cube3 用のファイルを出力します 39
Cube3 で造形 Cube3 でスマートフォン立てを造形します 40
CubePro ファイルの出力 CubePro で造形する場合は CubePro のソフトを起動します 41
Cube ファイルの出力 同様に CubePro 用のファイルを出力します 42
CubePro で造形 CubePro でスマートフォン立てを造形します 43
Cubify Invent を使ったスマートフォン立ての完成です お疲れ様でした 株式会社イグアス 3D システム事業部