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Transcription:

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目次 1. 概要... 3 2. 復旧のためのフルバックアップ手順... 3 2.1. バックアップ前準備... 3 2.2. 前提条件 ( サポート範囲 )... 3 2.3. バックアップ手順... 4 3. 復旧のためのフルリストア手順... 11 3.1. リストアのための準備... 11 3.2. リストア手順... 12 2

1. 概要 本章では Windows Server バックアップ および Windows 回復環境 (OS のインストール DVD からブートした環境 以降 WinRE と記載 ) を使用して Express5800/ft サーバのフルバックアップとフルリストアの基本手順を説明します なお Windows Server バックアップはデフォルトではインストールされないため あらかじめ サーバーマネージャの機能の追加ウィザードからインストールしておく必要があります なお Windows Server 2008 Enterprise 64-bit(x64) Edition と Windows Server 2008 Enterprise 32-bit(x86) Edition で手順に差分はありません 2. 復旧のためのフルバックアップ手順 2.1. バックアップ前準備 (1) 対象マシンへのログオン管理者権限のあるユーザでログオンします (2) 不要サービス等の停止バックアップ中のデータの整合性を保つために 事前に業務アプリケーションは停止し 不要なサービスプログラムも停止させてください 2.2. 前提条件 ( サポート範囲 ) (1) バックアップするデータについてローカルディスク ( 内蔵ディスク istorage) 上のデータバックアップをサポートします (2) バックアップの保存先についてローカルディスク ( 内蔵ディスク istorage) リモート共有フォルダへのバックアップをサポートします 光学式メディア リムーバルメディア および 仮想ハードディスクへのバックアップはサポートしません (3) OS リストア時 (WinRE) のバックアップの格納場所について内蔵ディスク istorage 上に存在するバックアップからのリストアをサポートします OS が Windows Server 2008 R2 以降の場合は リモート共有フォルダ上のバックアップからのリストアもサポートします (4) 内蔵ディスクについて ft サーバの内蔵ディスクはベーシックディスクである必要があります これは ダイナミックディスクを ft サーバに挿入した状態で WinRE を起動すると 挿入ディスクの二重化状態が不正になる問題が発生するためです このことから ダイナミックディスク上のデータのバックアップ / リストア および ダイナミックディスク上に保管したバックアップファイルからのリストアはサポートしておりません ダイナミックディスクを使用している環境をバックアップする場合は Windows Server バックアップ以外のソフトのご使用をご検討いただきますようにお願いします (5) WinRE を使用しない システム状態 の回復について ft サーバでは Windows Server 2012 環境での WinRE を使用しない Windows Server バックアップ 機能の回復ウィザードによる システム状態 の回復には問題が確認されたため サポートしておりません 3

2.3. バックアップ手順 スケジュールバックアップに関する留意事項 バックアップの種類には [ スケジュールバックアップ ] と [1 回限り ( 手動 ) バックアップ ] があります お客様の OS 環境によって [ スケジュールバックアップ ] でバックアップ先として選択できる場所が異なります なお Windows Server 2012 の場合は [ スケジュールバックアップ ] を [ バックアップスケジュール ] [1 回限り ( 手動 ) バックアップ ] を [ 単発バックアップ ] と呼びます Windows Server 2008 の場合 バックアップ専用ディスクに変換したローカルディスク ( 内蔵ディスク istorage) 注意 : バックアップ専用ディスク は Windows エクスプローラ上から見えなくなり バックアップ以外の用途に使用できなくなります 変換前にディスク上に存在していたデータは消失します Windows Server 2008 R2 以降の場合 バックアップ専用ディスクに変換したローカルディスク ( 内蔵ディスク istorage) 注意 : バックアップ専用ディスク は Windows エクスプローラ上から見えなくなり バックアップ以外の用途に使用できなくなります 変換前にディスク上に存在していたデータは消失します ローカルディスク ( 内蔵ディスク istorage) 上のボリューム リモート共有フォルダ [1 回限りバックアップ ] は OS 環境に関わらず バックアップ専用ディスク ローカルディスク上のボリューム および リモート共有フォルダをバックアップ先として選択できます ただし Windows Server 2012 の場合は バックアップ専用ディスクへの [ 単発バックアップ ] を実行するためには あらかじめ [ バックアップスケジュール ] 操作により登録したジョブが必要です 本項では [1 回限りバックアップ ] でローカルディスク上のボリュームにバックアップを取得する手順を説明します [ スケジュールバックアップ ] の設定は [1 回限りバックアップ ] とほぼ同様の手順で実施いただけます (1) [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [ 管理ツール ] から [Windows server バックアップ ] を起動します Windows Server 2012 の場合はスタートメニューから [ 管理ツール ] を開き Windows Server バックアップ を起動します (2) [ 操作 ] - [ バックアップ (1 回限り )] を選択します 4

(3) [ バックアップオプション ] にて [ 次へ ] をクリックします (4) [ バックアップの構成の選択 ] にて [ カスタム ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5

(5) (a)windows Server 2008 の場合 [ バックアップ項目の選択 ] にて バックアップするボリュームを選択し [ システム回復を有効にする ] がチェックされていることを確認し [ 次へ ] をクリックします 6

(b)windows Server 2008 R2 以降の場合 [ 項目の追加 ] をクリックします [ ベアメタル回復 ] をチェックし [OK] [ 次へ ] とクリックします 7

(6) [ 作成先の種類の指定 ] にて バックアップ用の記憶域の種類を選択し [ 次へ ] をクリックします 今回は [ ローカルドライブ ] を選択します (7) [ バックアップ先の選択 ] にて バックアップ先を指定し [ 次へ ] をクリックします 8

(8) [ 詳細オプションの指定 ] にて 作成するボリュームシャドウコピーサービス (VSS) バックアップの種類を指定し [ 次へ ] をクリックします (Windows Server 2008 のみ ) (9) [ 確認 ] にて バックアップ項目等を確認し [ バックアップ ] をクリックします 9

注意 :ft サーバ Express5800/320Fd-LR(MR) で istorage をご利用の場合 istorage 上に保存したバックアップから OS をリストアする または OS リストア時に istorage 上のデータも同時にリストアする場合は WinRE から istorage を認識させるために FC ドライバの適用が必要になります あらかじめ稼働中のシステムの下記フォルダから FC ドライバのインストールに必要なファイルをフロッピーディスクにコピーしておいてください C:\Program Files\Emulex\AutoPilot Installer\Drivers\Storport\x64\HBA 配下全てのファイル 10

3. 復旧のためのフルリストア手順 3.1. リストアのための準備 (1) リストア先のマシンは バックアップしたものと同じハードウェア構成にしてください レジストリのリストアを行うため ハードウェア構成が変わると Windows OS が正常に起動できなくなります (2) サーバに添付されている OS セットアップ媒体を準備してください (3) CPI/IO モジュール 0 の内蔵ディスクスロットに リストア先のディスクを装填してください 装填するディスクは新品 または 物理フォーマット済みのものを使用してください (4) データディスク上に保存したバックアップからリストアを実施する場合は CPU/IO モジュール 0 側に該当のデータディスクも装填してください (5) istorage 上に保存したバックアップからリストアを実施する場合 または リストア時に istorage 上のデータも同時にリストアする場合は CPU/IO モジュール 0 と istorage との間に 1 本だけ FC ケーブルを接続し 他の FC ケーブルは全て抜いてください (6) リモート共有フォルダ上に採取したバックアップからリストアを実施する場合は CPU/IO モジュール 0 の LAN コネクタ 1 にのみ LAN ケーブルを接続し 他の LAN ケーブルは全て抜いてください リモート共有フォルダからリストアを行わない場合は LAN ケーブルは全て抜いてください 注意 : リモート共有フォルダ上のバックアップからのフルリストアは Windows Server 2008 R2 以降でサポートします (7) バックアップ時に作成される "WindowsImageBackup" フォルダはディスクドライブ直下 または リモート共有フォルダ直下に格納してください 他の場所に格納されていると バックアップファイルを WinRE から認識できません なお バックアップ専用ディスクにバックアップを保存している場合は上記について考慮する必要はありません 11

3.2. リストア手順 (1) CPU/IO モジュール 0 がプライマリの状態で ft サーバを起動し Windows OS の DVD-ROM からブートしてください CPU/IO モジュール 1 がプライマリになっているときは CPU/IO モジュール 1 側の電源ケーブル抜き差しすることで CPU/IO モジュール 0 をプライマリにして起動してください (2) [Windows のインストール ] が表示されたら [ 次へ ] を選択します 12

(3) [ コンピュータを修復する ] を選択します (4) Windows Server 2008 R2 以前の場合は システムの回復オプション ダイアログが表示されますので [ 次へ ] を選択します Windows Server 2012 以降の場合は オプションの選択 画面が表示されますので トラブルシューティング を選択して 詳細オプション 画面から イメージでシステムを回復 を選んでください 13

(5) Windows Server 2008 R2 以前の場合は Windows Complete PC 復元 ダイアログ Windows Server 2012 以降の場合は コンピューターイメージの再適用 ダイアログが表示され 自動で最新のバックアップが選択されます 他のバックアップを使用するには [ 特定のバックアップを復元する ] から使用するバックアップを選択します 適切なバックアップを選択し 次の手順に進んでください 14

内蔵ディスクからリストアする場合は次の手順 (6) へ進んでください 内蔵ディスク以外からリストアする場合は 以下に記載する (a) または (b) の手順を実施して バックアップを WinRE から認識させる必要があります 一度 [ キャンセル ] をクリックして [ コマンドプロンプト ] を起動してください ( コマンドプロンプトの起動方法 ) Windows Server 2008 R2 以前の場合は システムの回復オプション ダイアログから コマンドプロンプト を選択して起動してください Windows Server 2012 以降の場合は オプションの選択 画面から トラブルシューティング を選択して 詳細オプション 画面から コマンドプロンプト を選択して起動してください (a) istorage 上のバックアップからリストアする場合 (Express5800/320Fd-LR(MR) のみ ) istorage のディスクを認識するために FC ドライバをインストールする必要があります あらかじめ作成しておいたドライバーフロッピーディスクを ft サーバに接続し コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行してドライバをインストールします [FD のドライブ文字 ]:\>drvload oemsetup.inf DrvLoad: Successfully loaded oemsetup.inf. と表示されればドライバのインストールは成功です もしこれ以外のメッセージが表示される場合はドライバのインストールに失敗していますので 手順 1 からやり直してください ドライバのインストールが完了したら exit コマンドでコマンドプロンプトを終了してください この後 [Windows Complete PC 復元 ] を選択すると istorage 上のバックアップを認識できるようになるため 適切なバックアップを選択し 次の手順に進んでください 15

(b) リモート共有フォルダ上のバックアップからリストアする場合 (Windows Server 2008 R2 以降でサポート ) リモート共有フォルダとの通信を確立するために ft サーバの NIC の IP アドレスを適切なものに変更する必要があります コマンドプロンプトを起動し 下記の手順 [1]~[8] を実施します [1] "startnet" を実行しネットワークを有効にします 有効化には十数秒かかります 下記の表示になるまでお待ちください [2] "ipconfig /all" を実行しネットワーク接続名を控えます 例. ローカルエリア接続 [3] "netsh" コマンドで IP アドレスを設定します netsh int ipv4 set address { ネットワーク接続名 } static {IP アドレス } { サブネットマスク } 例.netsh int ipv4 set address " ローカルエリア接続 " static 192.168.1.145 255.255.255.0 [4] exit コマンドでコマンドプロンプトを終了します 16

[5] Windows Server 2008 R2 以前の場合は システムの回復オプション ダイアログが表示されますので [Windows Complete PC 復元 ] を選択し 表示された画面で [ 特定のバックアップを復元する ] にチェックを入れて [ 次へ ] をクリックする Windows Server 2012 以降の場合は オプションの選択 画面が表示されますので トラブルシューティング を選択して 詳細オプション 画面から イメージでシステムを回復 を選んでください [6][ 詳細設定 ] をクリックする 17

[7][ ネットワーク上のシステムイメージを検索する ] をクリックする [8] リモート共有フォルダの場所を入力する画面が表示されるため 適切な場所 および 適切な認証情報を入力します この後 [Windows Complete PC 復元 ] を選択すると リモート共有フォルダ上のバックアップを認識できるようになるため 対象のバックアップを選択し 手順 (6) に進んでください 18

(6) [ ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する ] と [ システムディスクのみ復元する ] が表示されますが 必要に応じて選択してください [ ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する ] チェックボックスをオンにすると [ ディスクの除外 ] ボタンが有効になり フォーマットとパーティションニングから除外するディスクを指定することができます なお 使用するバックアップが含まれているディスクは自動的に除外されます (7) [ 詳細設定 ] で [ 復元が完了したらコンピュータを再起動する ] のチェックを外したら [OK] をクリックし [ 次へ ] をクリックします 19

(8) 画面を進めるとリストアの確認画面が表示されます [ 場所 ] [ 日付と時刻 ] [ コンピュータ ] [ 復元するディスク ] の項目が正しいことを確認したら [ 完了 ] を押下し リストアを開始してください (9) 確認画面が表示されたら [ 既存のデータをすべて消去し バックアップを復元します ] のチェックをオンにし [OK] をクリックします 20

(10) リストアが完了したらサーバをシャットダウンします 抜いていた FC ケーブルと LAN ケーブルを通常運用時の接続状態に戻し サーバを再起動します (11) リストアした OS の起動後 内蔵ディスクの RDR を再設定する必要があります ユーザーズガイド ( またはメンテナンスガイド ) の記載に従って RDRUtility から RDR の再設定を行ってください このとき CPU/IO モジュール 1 側には新品 または物理フォーマットしたディスクを挿入してください RDR の再設定を行った時に 以下のように再起動を確認するポップアップが表示された場合は [ はい ] をクリックしてください 2 分後に自動で再起動します RDR 設定中に CPU/IO モジュール 1 側にディスクを挿入した時に 以下のようにコンピュータの再起動が要求するポップアップが表示されますが 再起動の必要はありません [ 後で再起動する ] を選択してポップアップ画面を終了してください なお ディスクにパーティションが存在する状態で [Create RDR Virtual Disk] を実行すると ディスクがオフラインになり ドライブ文字が消える現象が発生することがあります このときはディスクをオンラインにし ドライブ文字の再割り当てを行ってください 本現象が発生してもディスクの二重化動作に問題はありません 21