リセット IC シリーズ低電圧スタンダード CMOS リセット IC BU48 G シリーズ,BU48 F シリーズ,BU48 FVE シリーズ, 概要ロームのスタンダード CMOS リセット IC シリーズは 高精度 低消費電流の RESET IC シリーズです アプリケーションに合わせて選択いただけるように 出力形式は Nch オープンドレインと CMOS 出力の 2 種類 検出電圧は 0.9V~4.8V まで 0.1V ステップでラインアップいたしました 特長 超低電圧検出 超低消費電流 高精度検出電圧 Nch オープンドレイン出力 (BU48 G/F/FVE) CMOS 出力 (BU49 G/F/FVE) 40 ~125 の動作温度範囲で使用可能 小型面実装パッケージ アプリケーション回路 1 2 重要特性 検出範囲電圧 : 0.9~4.8V (Typ.) 0.1V steps 高精度検出電圧 : ±1.0% 超低消費電流 : 0.55µA (Typ.) 動作範囲温度 : -40 C to +125 C パッケージ SSOP5 2.90mm x 2.80mm x 1.15mm SOP4 2.00mm x 2.10mm x 0.95mm VSOF 1.60mm x 1.60mm x 0.60mm 用途マイコン ロジックを使用するすべての電子機器 1 RL BU48 RST マイコン BU49 RST マイコン CIN CL ( ノイズ除去用コンデンサ ) オープンドレイン出力タイプ BU48 端子配置図 SSOP5 SOP4 VSOF5 TOP VIEW CT N.C. TOP VIEW N.C. 4 3 TOP VIEW CIN CMOS 出力タイプ BU49 5 CL ( ノイズ除去用コンデンサ ) 4 標印 Lot. No 標印 1 2 Lot. No 標印 1 2 3 SUB N.C Lot. No PIN No. Symbol Function PIN No Symbol Function PIN No. Symbol Function 1 リセット出力 1 リセット出力 1 リセット出力 2 電源電圧 2 電源電圧 2 SUB サブストレート 3 3 N.C. 未接続端子 3 N.C. 未接続端子 4 N.C. 未接続端子 4 4 電源電圧 5 N.C. 未接続端子 5 サブストレートは と接続してください TSZ22111 14 001 1/13 2011.11.01 Rev.001
発注情報 B U 4 8 0 9 F - T R BU48: 低電圧スタンダード CMOS リセット IC オープンドレインタイプ BU49: 低電圧スタンダード CMOS リセット IC CMOS 出力タイプ リセット電圧値 09 : 0.9V (0.1V step) 48 : 4.8V パッケージ G: SSOP5 F: SOP4 FVE: VSOF5 包装 フォーミング仕様 TR: リール状エンボステーピング SSOP5 2.9±0.2 4 + 6 4 5 4 2.8±0.2 +0.2 0.1 1.6 1 2 3 0.2Min. 0.13 +0.05 0.03 1.25Max. 1.1±0.05 0.05±0.05 0.95 0.1 0.42 +0.05 0.04 (Unit : mm) SOP4 VSOF5 1.25 +0.2 0.1 2.0±0.2 1.3 4 3 4 +6 4 5 1.6±0.05 1.0±0.05 4 0.2MAX 1.05Max. 2.1±0.2 0.9±0.05 0.05±0.05 1 2 0.32 +0.05 0.04 0.05 0.42 +0.05 0.04 0.1 S S 0.13 +0.05 0.03 0.27±0.15 (Unit : mm) 1.6±0.05 0.6MAX 1.2±0.05 (MAX 1.28 include BURR) 1 2 0.5 3 0.22±0.05 0.13±0.05 (Unit : mm) ラインアップ 標印 電圧値 機種名 標印 電圧値 機種名 標印 電圧値 機種名 標印 電圧値 機種名 JR 4.8V BU4848 HV 2.8V BU4828 LH 4.8V BU4948 KM 2.8V BU4928 JQ 4.7V BU4847 HU 2.7V BU4827 LG 4.7V BU4947 KL 2.7V BU4927 JP 4.6V BU4846 HT 2.6V BU4826 LF 4.6V BU4946 KK 2.6V BU4926 JN 4.5V BU4845 HS 2.5V BU4825 LE 4.5V BU4945 KJ 2.5V BU4925 JM 4.4V BU4844 HR 2.4V BU4824 LD 4.4V BU4944 KH 2.4V BU4924 JL 4.3V BU4843 HQ 2.3V BU4823 LC 4.3V BU4943 KG 2.3V BU4923 JK 4.2V BU4842 HP 2.2V BU4822 LB 4.2V BU4942 KF 2.2V BU4922 JJ 4.1V BU4841 HN 2.1V BU4821 LA 4.1V BU4941 KE 2.1V BU4921 JH 4.0V BU4840 HM 2.0V BU4820 KZ 4.0V BU4940 KD 2.0V BU4920 JG 3.9V BU4839 HL 1.9V BU4819 KY 3.9V BU4939 KC 1.9V BU4919 JF 3.8V BU4838 HK 1.8V BU4818 KX 3.8V BU4938 KB 1.8V BU4918 JE 3.7V BU4837 HJ 1.7V BU4817 KW 3.7V BU4937 KA 1.7V BU4917 JD 3.6V BU4836 HH 1.6V BU4816 KV 3.6V BU4936 JZ 1.6V BU4916 JO 3.5V BU4835 HG 1.5V BU4815 KU 3.5V BU4935 JY 1.5V BU4915 JB 3.4V BU4834 HF 1.4V BU4814 KT 3.4V BU4934 JX 1.4V BU4914 JA 3.3V BU4833 HE 1.3V BU4813 KS 3.3V BU4933 JW 1.3V BU4913 HZ 3.2V BU4832 HD 1.2V BU4812 KR 3.2V BU4932 JV 1.2V BU4912 HY 3.1V BU4831 HC 1.1V BU4811 KQ 3.1V BU4931 JU 1.1V BU4911 HX 3.0V BU4830 HB 1.0V BU4810 KP 3.0V BU4930 JT 1.0V BU4910 HW 2.9V BU4829 HA 0.9V BU4809 KN 2.9V BU4929 JS 0.9V BU4909 TSZ22111 15 001 2/13 2011.11.01 Rev.001
絶対最大定格 (Ta=25 C) 項目 記号 定格 単位 電源電圧 - -0.3 ~ +7 V 出力電圧 Nch オープンドレイン出力 CMOS 出力 *1 *4-0.3 ~ +7-0.3 ~ +0.3 SSOP5 540 許容損失 SOP4 *2 *4 Pd 400 mw VSOF5 *3 *4 210 保存周囲温度 Tstg -55 ~ +125 *1 Ta=25 以上で使用する場合は 1 につき 5.4mW を減じる *2Ta =25 以上で使用する場合は 1 につき 4.0mW を減じる *3 Ta=25 以上で使用する場合は 1 につき 2.1mW を減じる *4 ローム標準基板 (70mm 70mm 1.6mm, ガラスエポキシ基板 ) 実装時 推奨動作条件 項目 記号 定格 単位 動作電源電圧範囲 +0.9 ~ +6.5 V 動作温度範囲 Topr -40 ~ +125 C 電気的特性 ( 特に指定のない限り Ta=25 C) 項目 記号 条件 規格値最小標準最大 単位 BU4848 4.752 4.800 4.848 BU4847 4.653 4.700 4.747 BU4846 4.554 4.600 4.646 BU4845 4.455 4.500 4.545 BU4844 4.356 4.400 4.444 BU4843 4.257 4.300 4.343 BU4842 4.158 4.200 4.242 BU4841 4.059 4.100 4.141 BU4840 3.960 4.000 4.040 BU4839 3.861 3.900 3.939 BU4838 3.762 3.800 3.838 BU4837 3.663 3.700 3.737 BU4836 3.564 3.600 3.636 BU4835 3.465 3.500 3.535 BU4834 3.366 3.400 3.434 BU4833 3.267 3.300 3.333 BU4832 3.168 3.200 3.232 BU4831 3.069 3.100 3.131 検出電圧 VDET =H L, Ta=25 BU4830 2.970 3.000 3.030 BU4829 2.871 2.900 2.929 RL=470kΩ BU4828 2.772 2.800 2.828 BU4827 2.673 2.700 2.727 V BU4826 2.574 2.600 2.626 BU4825 2.475 2.500 2.525 BU4824 2.376 2.400 2.424 BU4823 2.277 2.300 2.323 BU4822 2.178 2.200 2.222 BU4821 2.079 2.100 2.121 BU4820 1.980 2.000 2.020 BU4819 1.881 1.900 1.919 BU4818 1.782 1.800 1.818 BU4817 1.683 1.700 1.717 BU4816 1.584 1.600 1.616 BU4815 1.485 1.500 1.515 BU4814 1.386 1.400 1.414 BU4813 1.287 1.300 1.313 BU4812 1.188 1.200 1.212 BU4811 1.089 1.100 1.111 BU4810 0.990 1.000 1.010 BU4809 0.891 0.900 0.909 検出電圧温度係数 VDET/ T Ta=-40 ~125 *1 - ±30 - ppm/ ヒステリシス電圧 VDET VDET VDET VDET =L H L VDET 1.0V 0.03 0.05 0.08 Ta=-40 ~125 VDET VDET VDET RL=470kΩ VDET 1.1V 0.03 0.05 0.07 V *1 設計保証は出荷全数検査を行っていません V TSZ22111 15 001 3/13 2011.11.01 Rev.001
電気的特性 ( 特に指定のない限り Ta=-25 ~ 125 ) 項目 記号 条件 規格値最小標準最大 単位 V DET =0.9-1.3V - 0.15 0.88 V DET =1.4-2.1V - 0.20 1.05 ON 時回路電流 IDD1 =VDET-0.2V V DET =2.2-2.7V - 0.25 1.23 V DET =2.8-3.3V - 0.30 1.40 µa V DET =3.4-4.2V - 0.35 1.58 V DET =4.3-4.8V - 0.40 1.75 V DET =0.9-1.3V - 0.30 1.40 V DET =1.4-2.1V - 0.35 1.58 OFF 時回路電流 IDD2 =VDET+2.0V V DET =2.2-2.7V - 0.40 1.75 V DET =2.8-3.3V - 0.45 1.93 µa V DET =3.4-4.2V - 0.50 2.10 V DET =4.3-4.8V - 0.55 2.28 動作範囲電圧 VOPL VOL 0.4V, Ta=25~125 RL=470kΩ 0.70 - - VOL 0.4V, Ta=-40~25 RL=470kΩ 0.90 - - V VDS=0.05V =0.85V 20 100 - µa L 出力電流 (Nch) IOL VDS=0.5V =1.5V VDET=1.7-4.8V 1.0 3.3 - VDS=0.5V =2.4V VDET=2.7-4.8V 3.6 6.5 - ma H 出力電流 (Pch) IOH VDS=0.5V =4.8V VDET=0.9-3.9V 1.7 3.4 - VDS=0.5V =6.0V VDET=4.0-4.8V 2.0 4.0 - ma 出力リーク電流 Ileak =VDS=7V Ta=-40 ~85-0 0.1 =VDS=7V Ta=85 ~125-0 1 µa TSZ22111 15 001 4/13 2011.11.01 Rev.001
ブロック図 Vref Fig.1 BU48 Series Vref Fig.2 BU49 Series TSZ22111 15 001 5/13 2011.11.01 Rev.001
特性データ ( 特に指定のない限り Ta=25 C) CIRCUIT CURRENT : IDD[μA] 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0 0 1 2 3 4 5 6 7 SUPPLY VOLTAGE :[V] "LOW" OUTPUT CURRENT : IOL[mA] 5 4 3 2 =1.2V 1 0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 DRAIN-SOURCE VOLTAGE : VDS[V] Fig.3 回路電流 Fig.4 L 出力電流 "HIGH" OUTPUT CURRENT : I OH[mA] 25 20 15 10 5 BU4916F =6.0V =4.8V 0 0 1 2 3 4 5 6 DRAIN-SOURCE VOLTAGE : VDS[V] Fig.5 H 出力電流 OUTPUT VOLTAGE : [V] 7 6 5 4 3 2 1 0 0 1 2 3 4 5 6 7 SUPPLY VOLTAGE :[V] Fig.6 I/O 特性 TSZ22111 15 001 6/13 2011.11.01 Rev.001
1.0 2.0 OUTPUT VOLTAGE : [V] 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 SUPPLY VOLTAGE : [V] DETECTION VOLTAGE : VDET[V] Low to high(vdet+δvdet) 1.5 High to low(vdet) 1.0-40 0 40 80 120 TEMPERATURE : Ta[ ] Fig.7 動作限界電圧 Fig.8 検出電圧 - 解除電圧 CIRCUIT CURRENT WHEN ON : IDD1 [μa] 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0-40 0 40 80 120 TEMPERATURE : Ta[ ] CIRCUIT CURRENT WHEN OFF : IDD2 [μa] 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0-40 0 40 80 120 TEMPERATURE : Ta[ ] Fig.9 ON 時回路電流 Fig.10 OFF 時回路電流 TSZ22111 15 001 7/13 2011.11.01 Rev.001
MINIMUM OPERATING VOLTAGE : VOPL [V] 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0-40 0 40 80 120 TEMPERATURE : Ta[ ] Fig.11 動作限界電圧 TSZ22111 15 001 8/13 2011.11.01 Rev.001
アプリケーションヒント動作説明オープンドレインタイプ (Fig.12) と CMOS 出力タイプ (Fig.13) 共に 検出電圧及び解除電圧をスレッショルド電圧とし Pin に印加された電圧が各々のスレッショルド電圧に達した時 端子電圧は H L また L H に切り換わります BU48 G/F/FVE シリーズでは出力形式がオープンドレイン方式であるため プルアップ抵抗を または他の電源との間に接続してください ( この場合の出力 ()H 電圧は もしくは他の電源電圧になります ) R1 R1 Vref RL Vref Q2 RESET R2 R2 RESET R3 Q1 R3 Q1 Fig.12(BU48 タイプ内部ブロック図 ) Fig.13(BU49 タイプ内部ブロック図 ) 参考データ出力立ち上がり (TPLH) 立ち下がり (TPHL) 特性例 形名 TPLH[μs] TPHL[μs] BU4845G/F/FVE 23.3 275.9 BU4945G/F/FVE 3.5 354.3 =4.3V 5.1V =5.1V 4.3V このデータは参考データです アプリケーションにより変動しますので実際の動作を十分確認のうえ ご使用ください タイミング波形入力電源電圧 を SWEEP UP 及び SWEEP DOWN させた時の入力電圧 と出力電圧 の関係は以下のようになります ( 回路は Fig.12,13 です ) 下図の 1~5 について説明します VDET+ΔVDET VDET 0V VOPL VOH TPHL VOL 1 2 TPLH TPHL 3 4 5 TPLH 1 電源投入時 が動作限界電圧 (VOPL) を超え TPHL 後までの間出力は不定です よって TPHL より の立ち上がりスピードが速い場合 RESET 信号が出ない可能性があります 2 が VOPL 以上でリセット解除電圧 (VDET+ΔVDET) 以下では =L です 3 リセット解除電圧 (VDET+ΔVDET) 以上になると 遅延時間 TPLH 遅れて =H になります 4 電源立ち下がり時や電源瞬断時において が検出電圧 (VDET) 以下になると遅延時間 TPHL 遅れて =L になります 5 検出電圧と解除電圧との電位差をヒステリシス幅 (ΔVDET) といいます このヒステリシス幅以内の電源変動では出力がばたつかず ノイズによる誤動作を防止できるよう設計されています Fig.14 TSZ22111 15 001 9/13 2011.11.01 Rev.001
応用回路例 1) 通常の電源検出リセットとしての応用回路例を以下に示します 1 CIN 1 CIN BU48 Fig.15 オープンドレイン出力タイプ BU49 RL RST マイコン CL ( ノイズ除去用コンデンサ ) CL ( ノイズ除去用コンデンサ ) Fig.16 CMOS 出力タイプ 2 RST マイコン BU48 G/F/FVE シリーズ ( 出力段がオープンドレイン ) と BU49 G/F/FVE シリーズ ( 出力段が CMOS タイプ ) では出力端子の形式が異なります 使用方法の一例を次に示します 1 マイコンの電源 2 とリセット検出用電源 1 が異なる場合 : Fig.15 のようにオープンドレイン出力タイプ (BU48 G/F/FVE シリーズ ) の出力に負荷抵抗 RL を 2 側につけてお使いください 2 マイコンの電源とリセット電源が同一 (1) の場合 : CMOS 出力タイプ (BU49 G/F/FVE シリーズ ) で Fig.16 のようにお使いください もしくは オープンドレイン出力タイプ (BU48 G/F/FVE シリーズ ) で RL を 1 側に接続してもお使いいただけます 端子 ( マイコンのリセット信号入力端子 ) にノイズ除去用及び出力遅延時間設定用のコンデンサ CL を接続する場合は 端子の立ち上がり時 及び立ち下がり時に 端子の波形がなまりますので 問題がないか確認のうえ使用してください TSZ22111 15 001 10/13 2011.11.01 Rev.001
使用上の注意点 1. 絶対最大規格について本製品におきましては 品質管理には十分注意を払っておりますが 印加電圧及び動作温度範囲などの絶対最大定格を超えた場合は劣化または破壊に至る可能性があります いかなる場合においても瞬時たりとも絶対最大定格を超えることがないように設計してください またショートモードもしくはオープンモード等 破壊状態を想定できません 絶対最大定格を超えるような特殊モードが想定される場合 ヒューズ等 物理的な安全対策を施して頂けるよう御検討お願いします 2. 電位について ピンの電位はいかなる動作状態においても 最低電位になるようにしてください また 実際に過渡現象を含め 以下の電圧になっている端子がないか御確認ください 3. 電気的特性について本仕様に掲載されている電気的特性は 温度 電源電圧 外付けの回路等の条件によって変化する場合がありますので 過渡特性を含めて十分な確認をお願い致します 4. ノイズ除去用バイパスコンデンサについて IC の安定動作のため 電源端子と 間には 1μF 以上 出力端子と 間には 1000pF 程度のコンデンサを入れることを推奨します ただし極端に大きなコンデンサを使用しますと 過渡応答速度が遅くなる恐れも考えられますので 十分な確認をお願いします 5. ピン間ショートと誤装着について出力ピン 間 出力ピン 間 及び 間はショートを行わないようにしてください また プリント基板に取り付ける際 IC の向きや位置ずれに十分に注意してください 誤って取り付けた場合 IC が破壊する恐れがあります 6. 強電磁界中の動作について強電磁界中でのご使用では 誤動作をする可能性がありますのでご注意ください 7. 電源ラインのインピーダンスが高い状態で使用する場合 検出時の貫通電流により発振する場合があります 8. 電源ラインのインピーダンスが高い場合は - 間 ( できるだけ端子に近い場所 ) にコンデンサを接続してください 9. が低下し動作限界電圧以下になると出力は不定となり 出力がプルアップされている時 出力は になります 10. RL の値は 10kΩ 以上 (VDET=1.5V~4.8V 製品 ) 100kΩ 以上 (VDET=0.9V~1.4V 製品 ) を推奨します 11. 本 IC は 高インピーダンス設計になっているため 使用条件によっては 基板のよごれ等による予期せぬリーク経路に影響を受ける可能性があります よって 外付け定数に十分注意してください 例えば 出力 - 間でリークが想定される場合 プルアップ抵抗値を想定されるリーク経路のインピーダンスの 1/10 以下とすることを推奨いたします 12. 外付け定数について RL は 10kΩ~1MΩ の範囲を推奨しておりますが 基板のレイアウト等により変化しますので 実動作を充分ご確認のうえ ご使用ください 13. 電源起動時のリセット動作について電源起動時のリセット出力については 立ち上がり時間に応じて変化いたしますので 充分なご確認をお願いします 14. セット基板での検査についてセット基板での検査時に インピーダンスの低いピンにコンデンサを接続する場合は IC にストレスがかかる恐れがあるので 1 工程ごとに必ず放電を行ってください 静電気対策として 組立工程にはアースを施し 運搬や保存の際には十分御注意ください また 検査工程での治具への接続をする際には必ず電源を OFF にしてから接続し 電源を OFF にしてから取り外してください 15. CMOS IC では電源投入時に内部論理不定状態で 瞬間的にラッシュカレントが流れる場合がありますので 電源カップリング容量や電源 パターン配線の幅 引き回しに注意してください この文書の取り扱いに対してこの文書の日本語版が 正式な仕様書です この文書の翻訳版は 正式な仕様書を読むための参考としてください なお 相違が生じた場合は 正式な仕様書を優先してください TSZ22111 15 001 11/13 2011.11.01 Rev.001
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