免疫学過去問まとめ
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- かずゆき さわなか
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1 免疫学過去問まとめ ( 大野 安達 ) 免疫組織と担当細胞に関する問題 造血幹細胞が最も豊富に存在する臓器は ( 骨髄 ) である B 細胞の分化成熟に関与する臓器は鳥では ( ファブリキウス嚢 ) だが ヒトでは ( パイエル板 ) である? ( 脾臓 ) は末梢性の免疫臓器に位置づけられる 胎児の ( 肝臓 ) では造血が起きる 抗原受容体は B 細胞では (sig) T 細胞では (TCR) と略称される T 細胞の活性化には TCR からのシグナルに加え接着分子を介した ( 第二シグナル ( 副シグナル )) が必要である TCR には (α β) 型と (γ δ) 型がある 消化管内にある抗原はリンパ節の一つである ( パイエル板 ) に捕捉され免疫応答が惹起される? 抗体産生機構において 皮膚で捕捉された抗原は ( ランゲルハンス細胞 ) によってリンパ節に移送され免疫応答が惹起される 粘膜付属リンパ組織の内 腸管関連のものは (GALT) と称し 気管関連のものは (BALT) と称する 顆粒球は ( 好酸球 )( 好中球 )( 好塩基球 ) に大別される 顆粒球の中で 食作用や活性酸素産生能が強い細胞は ( 好中球 ) である 白血球の次亜ハロゲン化物の産生に係る酵素は ( ミエロパーオキシダーゼ ) である 白血球の活性酸素産生に係る膜酵素は (NADPH 酸化 ) 酵素である 血中の単球は臓器 組織に移行して成熟し ( マクロファージ ) と総称される マクロファージ ( 単核食細胞 ) は ( 貪食 殺菌 ) ( 抗原提示 ) を行うと共に他の免疫担当細胞を活性化するために ( サイトカイン ) を産生する 白血球の slex と結合する血管内皮細胞上の接着分子は ( セレクチン ) である 単球から産生される MCP-1 は ( ケモカイン ) の一種であり 細胞に濃度依存性の ( 走化 ) 性を示す TNF のエンドクリン作用には視床下部からの ( プロスタグランジン ) の産生や発熱があげられる リンパ球であって 細胞障害性を示し slg TCR CD3 のいずれもが陰性の細胞は (NK( ナチュラルキラー ) 細胞 ) である 胸腺において T 細胞は分化成熟し 自己に都合のよい T 細胞受容体 (TCR)V 領域の ( レパートリー ) が形成され 末梢に放出される ここで成熟できる T 細胞の割合は前躯細胞の内 約 (10)% である 胸腺でのクローンの除去の機序は主に ( アポトーシス ) である 胸腺を経ずに成熟する T 細胞を (γ δ) 型という TCR が抗原分子を認識するとき自己の (MHC 分子 ) を同時に認識する T 細胞が認識するペプチドの大きさはおおよそ (10) 残基程度である 血流を介して伝播する抗原を主に処理する免疫担当臓器は ( 脾臓 ) である 主要組織適合性抗原 (MHC) のうち ほとんど全ての有核細胞に発言しているのは (MHC クラスⅠ) である (MHC クラスⅡ 抗原 ) は抗原提示を行うマクロファージ 樹状細胞 B 細胞 胸腺上皮細胞 および活性化された一部の細胞だけに発現される 抗原 抗体に関する問題 L 鎖は (κ ) 鎖または (λ ) 鎖を有する - 1 -
2 マクロファージに結合性を示す IgG のドメインは (C H 3) である IgG の Fab 領域と Fc 領域をつなぐ領域の名称は ( ヒンジ ) である 肥満細胞の Fcε RⅠに強く結合する抗体のクラスは (IgE) である これに抗原が結合すると 受容体の架橋が起き 細胞内への ( カルシウムイオン ) の流入を介して顆粒の放出が起きる 顆粒内に存在した ( ヒスタミン ) などの化学伝達物質は周囲の細胞に作用し ( 血管透過性 ) を亢進し 平滑筋を ( 収縮 ) し 粘液分泌を ( 亢進 ) する 脱顆粒と共に脂質成分として ( ロイコトリエン ) や ( プロスタグランジン ) が ( サイトカイン ) 類として IL-3 IL-4 IL-5 IL-6 が新たに合成分泌される 肥満細胞から放出された ECF-A は ( 好酸球 ) を局所に浸潤させる 好酸球は Fcε RⅡを介して (IgE) と結合し 抗原が存在すると ( 脱顆粒 ) を起こす 好酸球が産生する MBP ECP ペルオキシダーゼは肥満細胞には存在しない強力な ( 障害因子 ) である V 領域遺伝子は (H) 鎖と (L) 鎖で独立して存在している V 領域の中で抗原との結合に直接関わり 多様性に富んだ部分を ( 可変部 ) と呼ぶ FcR は ( 抗体 ) の受容体 CR は ( 補体 ) の受容体である 価数の最も高い抗体のクラスは (IgM) である 抗原結合部位に対してできた抗体を ( 抗イディオタイプ抗体 ) と呼ぶ 粘膜面から分泌される主な抗体のクラスは (IgA) である IgA は病原微生物の粘膜への定着を妨げると共に ( 毒素を中和 ) する SC 鎖は ( 粘膜上皮細胞 ) で合成される SC 鎖が抗体に結合するために必要な抗体の成分は (J) 鎖である IgG のサブクラスの名称は IgG(1) IgG(2) IgG(3) IgG(4) である Ig 遺伝子は多様性を示し D 領域遺伝子はおおよそ (15) 個存在する Ig の V(D)J 結合の多様性はおおよそ (10) 通り存在することになる B 細胞は抗原特異的な抗体を産生するための受容体として (BCR) を用いる? IgG 抗体を産生するクローン A とクローン B を比較したとき 異なっている部分は (C 領域遺伝子 ) である? 血中濃度の最も高い抗体のクラスは (IgG) である 血中濃度の最も低い抗体のクラスは (IgE) である 胎盤を通過する抗体のクラスは (IgG) である SC 鎖を有する抗体のクラスは (IgA) である 自然抗体と最も関わりの強い抗体のクラスは (IgM) である 同一抗原に対する 2 次応答では 血中への (IgG) 産生が他の免疫グロブリンよりも優位に引き起こされる 一次応答のときに出現するのは (IgM) である 補体に関する問題 補体成分 C1q が結合するのは抗体分子の (C H 2) ドメインである 補体成分 C1q と結合して C2 C4 を活性化する成分は (C1r) (C1s) である 補体成分 C1q と相同の作用を示すレクチン経路の成分は (MBL) である C3 と C4 は分子内に ( チオエステル ) 結合を有し アミノ基や水酸基に結合する - 2 -
3 C3 や C5 の活性化の結果生じた小さな断片 (C3a C5a) は ( アナフィラトキシン ) と呼ばれ 血管透過性 ( 亢進 ) 作用や ( 走化 ) 性を示す 補体の活性化によって生じた C3b は寿命が短く 速やかに不活化され (C3bBb バー ) に変わる 副経路の活性化においては (B) 因子や (D) 因子が増幅系に関与し (H) 因子や (I) 因子が阻害に働く 補体の活性化によって生じた細胞障害因子 MAC はC5b~C9 を含むが これらの成分の中で多分子が重合しているのは (C9) である (12~16 分子重合 ) IgM は 10 個の抗原結合部位を持ち この抗原抗体複合体は補体の古典経路を活性化する また ( 食細胞の Fc 受容体 ) を介して処理される 古典経路の活性化物質には 抗原特異的な獲得免疫の成立後に多量に生じる抗原抗体複合体の他に ( ウイルス ) ( マイコプラズマ ) ( 多糖類 ) などがある 補体受容体 CR3 を発言している代表的な細胞には ( 好中球 ) があげられる CR3 の構成分子を欠損した原発性の免疫不全症候群に ( 白血球粘着異常症 (LAD)) がある 血中濃度の最も高い補体成分は (C3) である 補体は抗体よりも ( 熱 ) に弱く 56 で 30 分程度加温すると失活する MBL や MASP を用いる補体経路の名称は ( レクチン ) 経路である MBL のリガンドは ( マンナン ) である レクチン経路の活性化は ( 古典 ) 経路の活性化と類似性が高い 赤血球が補体成分を結合するとき (CR1) を用いる (CR1) は異物処理に関与するので 貧血では処理能力は低下する 補体が自己細胞を ( 障害 ) しないために 細胞には制御因子が発現している? 獲得免疫が成立していない固体においては 古典経路と副経路のうち 主に ( 副経路 ) が活性化される その他 B 細胞は抗原を認識する際にその細胞が産生する ( 表面 Ig) を使う B 細胞は細胞表面に膜型 (IgM) を持ち それが抗原と結合し 細胞内に抗原を取り込むと ( プロセッシング ) により 抗原由来のペプチドは (MHC クラスⅡ) と結合して 細胞表面に提示される 樹状細胞は ( 飲 ) 作用により抗原を細胞内に取り込む T 細胞と B 細胞との相互作用に関わる接着分子の組み合わせは T 細胞側 B 細胞側 CD28 CD80/CD86 (B7) CD40L(CD154) CD40 CD4 MHC クラスⅡ LFA-1(CD11a) ICAM-1(CD54) CD2 LFA-3(CD48) Tc target CD MHC クラス Ⅰ APC( 抗原提示細胞 ) の (CD40) は補助刺激分子として働き APC の活性化 ( サイトカイン産生など ) を促 進する - 3 -
4 Th2 細胞が産生する (IL-4) は Th2 細胞の誘導を促進させ アレルギー反応を増強する 免疫応答を調節するヘルパー T 細胞の内 IL-4 IL-5 などのサイトカインを産生するものを (Th2) IFNγ IL-2 などを産生するものを (Th1) に分類でき Th2 細胞は ( 体液 ) 性免疫 Th1 細胞は ( 細胞 ) 性免疫を増強する Th2 細胞から産生される IL-4 や IL-13 は B 細胞に作用して (IgE) へのクラススイッチを誘導する 抗体産生の 2 次応答において最も大量に産生されるのは (IgG) である 食細胞は感染性微生物を貪食し 細胞内で ( 活性酸素種 ) を発生させ 殺菌する 細胞内寄生性細胞に対して ( 細胞 ) 性免疫は主なエフェクターとして機能する 結核菌に対しても最も効果的に防御反応を示す細胞は ( 活性化マクロファージ ) である 結核菌感染に対する防御反応として細胞性免疫が重要であるその理由は 感染した結核菌が ( 細胞内で増殖 ) しうるからである 食細胞表面の (Toll-like レセプター ) は 菌体成分の認識に関与し 食細胞の活性化を誘導する 遺伝子の転写調節に関わる (NF-κ B) の活性化は サイトカインなどの遺伝子の発現を促進させる ( 好酸球 ) は 寄生虫の排除に最も効果的に作用する 好中球は他の白血球と比較して ( 貪食 ) 作用が強い 抗原提示作用は有しない (NK 細胞 ) は ウイルス感染に対して初期誘導免疫の防御因子として関与する 抗原提示作用は有しない ウイルス感染細胞を認識したリンパ球 ( 細胞障害性 T 細胞 ) は ( パーフォリン ) ( グランザイム ) を放出して感染細胞を傷害する 移植片拒絶に関わるヒトの主要抗原は (MHA) である 超急性型拒絶反応には ( 抗ドナー既存抗体 ) が関与する 急性型拒絶反応は 主に抗原特異的な (T 細胞 ) が関与し 起こるのに数日 ~ 数週間の期間を要する 慢性型拒絶反応は 組織の血行障害などの ( 機能不全 ) に基づいており 一般的に移植後数ヶ月 ~ 数年の間に起こる 骨髄移植や輸血後にレシピエントに起きる自己免疫疾患様の症状は (GVHD) である ( シクロスポリン ) と ( タクロリムス ) は T 細胞の抗体産生を直接的に阻害する 腫瘍細胞のエスケープ機構の一つに腫瘍細胞から産生される (TGF-β ) による免疫担当細胞の機能抑制があげられる 腫瘍の免疫療法において菌体成分を用いるものを ( 非特異 ) 的免疫療法という ハーセプチンなどの癌に対する抗体療法は ( 受動 ) 的免疫療法に分類される 遅発型喘息は 即時型反応で影響を受けた ( 好酸球 ) の集積が数時間遅れるために引き起こされる ツベルクリン反応は結核菌の精製抗原 PPD に対する (Ⅳ) 型アレルギーである 判定を 2 日後に行うのは ( 遅延型過敏症 ) 反応を測定するためである ランゲルハンス細胞は 抗原提示細胞として機能し ( 接触性皮膚炎 ) の発症を高める 低分子性物質で 高分子物質と接合して抗原性を有するものを ( ハプテン ) という 腫瘍細胞に対する細胞障害性 T 細胞の活性化が不十分となる原因として ( アナジー ( アネルギー )) の誘導がある その理由として 腫瘍細胞表面の ( 接着分子 ) の発現が十分でないことがあげられる Ⅰ 型アレルギーの発症機序は (IgE) と結合した肥満細胞や好塩基球細胞が抗原により活性化され ( ヒスタミン ) などを放出することにある (Ⅰ) 型アレルギーが関与する気管支喘息の喘息症状は その発症時期により即時型と後遅発型に分 - 4 -
5 けられ 後遅発型における気管支狭窄の原因のひとつに ( 好酸球 ) 細胞の浸潤がある 好酸球が放出する (MBP) や (ECP) などの塩基性蛋白質は気道組織の障害作用を有している Ⅱ 型アレルギーは 細胞や組織の表面にある抗原に対して抗体が結合し その抗体に ( 補体 ) や ( 食細胞 ) などが結合して 細胞や組織を障害することで発症する Ⅲ 型アレルギーは ( 可溶 ) 性抗原に対して抗体が結合し 生じた免疫複合体が血管内に沈着し 血管組織を障害することで発症する Ⅳ 型アレルギーは 症状があらわれるまでに比較的時間がかかることから ( 遅延 ) 型反応とも呼ばれる その主たる原因は抗原特異的な ( ヘルパー T 細胞 ) の感作と局所への ( マクロファージ ) の集積を必要とするからである Ⅳ 型アレルギー反応には (Th1) 細胞の活性化が重要である Ⅳ 型アレルギーの発症には (IL-2) が促進的に作用する アナフィラキシーショックと花粉症は (Ⅰ) 型アレルギーである 橋本病は甲状腺の ( サイログロブリン ) に対する抗体が バセドウ病は甲状腺の (TSH レセプター ) に対する抗体が原因となる自己免疫疾患である (Ⅱ) 型アレルギーである Goodpasture 症候群で見られる腎炎は Lupus 腎炎と異なり 腎糸球体の基底膜などに 抗体が結合することから (Ⅱ) 型アレルギー反応に分類される 薬物アレルギーは主に (Ⅱ) 型で発症する Rh 不適合妊娠における新生児溶血性疾患は (Ⅱ) 型アレルギー反応で説明される 慢性関節リウマチは ( 自己免疫 ) 疾患に大別される全身性炎症性疾患であり 患者の血液や関節中にはリウマトイド因子 (RF) と呼ばれる変性 (IgG) に対する抗体がみられる (Ⅲ) 型アレルギーである 接触性皮膚炎の発症には (Ⅳ) 型アレルギーが主に関わっている 血清病は 主に異種血清の繰り返し投与によって引き起こされる (Ⅲ) 型アレルギーである (Ⅳ) 型アレルギーを発症する実験動物の抗体を正常動物に投与しても アレルギーが誘導される? 多発性硬化症は 主に (Ⅳ) 型アレルギーにより発症する (Ⅰ) 型糖尿病は Ⅳ 型アレルギー性疾患に分類される 悪性貧血や重症筋無力症は主に (Ⅱ) 型アレルギーで発症する 重症筋無力症では 神経筋接合部に存在する ( アセチルコリン ) 受容体が破壊される 糸球体腎炎では ( 抗原抗体複合体 ) が集積する 全身性エリテマトーデス (SLE) の患者血中には (DNA) に対する自己抗体が最も多く認められる 移植臓器に対する拒絶反応を抑制する目的で ( シクロスポリン (CyA)) が免疫抑制剤として用いられるが CyA は T 細胞の ( シクロフィリン ) という特異的レセプターに結合して T 細胞由来の ( リンフォカイン ) 産生を抑制することで T 細胞の機能を抑制する 抗体の ( クラススイッチ ) は IL-4 などが Th( ヘルパー T 細胞 ) から産生されることで誘導される 分泌型 IgA の SC は 粘膜上皮細胞の (polyig) 受容体の一部であり IgA の安定性に関与している BCG は ( 弱毒化したウシ ) の結核菌であり 医薬品として用いる際には加熱死菌とする NK 細胞を IL-2 などのリンホカインで活性化させると (LAK 細胞 ) ができる 好酸球の組織障害因子は MBP や ECP などの ( 塩基 ) 性たんぱく質である 好中球由来の活性酸素種は そのほとんどが細胞膜の ( ミエロパーオキシダーゼ ) によって産生される 好中球のミエロペルオキシダーゼ (MPO) は 過酸化水素と塩素イオンによる ( 次亜ハロゲン化物 ) 合成 - 5 -
6 を触媒する シクロスポリンは ( 環状ペプチド ) 構造を有する免疫抑制剤である タクロリムス (FK506) は T 細胞の (IL-2) 産生を阻害して免疫抑制作用を示す 酸素標識した抗体を用いて定量分析を行う方法を一般に ( ラジオイムノアッセイ ) という? 混合リンパ球反応では ドナーとレシピエントの ( リンパ球培養 ) による抗体産生能で評価する? 続発性免疫不全症候群の原因は ( 薬剤 ) ( 放射線 ) ( ウイルス感染 ) 癌化 臓器移植 などが上げられる HIV 症における免疫不全では (CD4) 陽性のヘルパー T 細胞が著しく減尐する 局所に生じた抗原抗体複合体が原因となるアレルギー反応は (Arthus) 反応である 白血球は走化性因子によって局所に動因される 微生物由来の代表的な走化性因子は (fmlp) であり 白血球自身の産生する因子は ( ケモカイン ) である 慢性関節リウマチ患者のリウマトイド因子とは ( 自己抗体 ) のことである - 6 -
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第 103 回薬剤師国家試験 Medisere 国試のやま科目 : 生物 1 項目 機能形態学 やま内容 中枢神経系 問題 以下の図は大脳の左半球側面から見た図である 図中の波線で描かれた太い脳溝を基準にして A~D の 4 つの部位に分けられる 大脳に関する記述のうち 適切なのはどれか 2 つ選べ A C D B 1 脳梗塞により A 部位に大きな障害を受けていると構音障害が生じる可能性が高い 2
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TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE 1-3 KAGURAZAKA, SHINJUKU-KU, TOKYO 162-8601, JAPAN Phone: +81-3-5228-8107 2016 年 7 月 報道関係各位 どうして健康な人がアレルギーを発症するのか? IgE 型 B 細胞による免疫記憶がアレルギーを引き起こす 東京理科大学 東京理科大学生命医科学研究所分子生物学研究部門教授北村大介および助教羽生田圭らの研究グループは
More informationの感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産
TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE 1-3 KAGURAZAKA, SHINJUKU-KU, TOKYO 162-8601, JAPAN Phone: +81-3-5228-8107 報道関係各位 2018 年 8 月 6 日 免疫細胞が記憶した病原体を効果的に排除する機構の解明 ~ 記憶 B 細胞の二次抗体産生応答は IL-9 シグナルによって促進される ~ 東京理科大学 研究の要旨東京理科大学生命医科学研究所
More information( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 森脇真一 井上善博 副査副査 東 治 人 上 田 晃 一 副査 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independent rejection of D d -, K d -, or D d K d -transgened mouse skin
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年219 番 生体防御のしくみとその破綻 (Immunity in Host Defense and Disease) 責任者: 黒田悦史主任教授 免疫学 黒田悦史主任教授 安田好文講師 2 松下一史講師 目的 (1) 病原体や異物の侵入から宿主を守る 免疫系を中心とした生体防御機構を理解する (2) 免疫系の成立と発現機構を分子レベルで理解するとともに その機能異常に起因する自己免疫疾患 アレルギー
More information60 秒でわかるプレスリリース 2008 年 2 月 19 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス反応を増強する重要分子 PDC-TREM を発見 - 形質細胞様樹状細胞が Ⅰ 型インターフェロンの産生を増幅する仕組みが明らかに - インフルエンザの猛威が続いています このインフルエンザの元凶であるインフルエンザウイルスは 獲得した免疫力やウイルスに対するワクチンを見透かすよう変異し続けるため 人類はいまだ発病の恐怖から免れることができません
More informationHost defense against infection : Immunity Recognition of MHC and peptide continuous attack! α/β ( 免疫担当細胞のいろいろ B細胞 T 細胞 リンパ系 造血幹細胞 NK 細胞 白血球 樹状細胞 好中球好酸球好塩基球 顆粒球多形核白血球 骨髄系 マクロファージ単球 血小板 赤血球 Innate Immunity
More information70,71 図 2.32, 図 2.33, 図 2.34 C3b,Bb C3bBb 70,71 図 2.32, 図 2.33, 図 2.34 C3b2,Bb C3b2Bb 72 7 行目 C3 転換酵素 (C4b2b) C3 転換酵素 (C4b2a) 91 図 2.50 キャプション 12 行目 リ
正誤表 免疫生物学( 原書第 7 版第 1 刷 ) 下記の箇所に誤りがございました 謹んでお詫びし訂正いたします 頁該当箇所誤正 5 下から 12 13 行目その成熟型である単球 monocyte は, 血液中を循環し 単球 monocyte の成熟型である. 単球は, 血液中を循環し 14 図 1.11 最下段図図内 エフェクター細胞クローンからの活性化特異的リンパ球 の増殖と分化 エフェクター細胞クローン形成のための活性化特異的リ
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免疫 久米新一 京都大学大学院農学研究科 生体防御と免疫 生体防御: 動物体内に外部から細菌 微生物などの異物が侵入すると 動物はその乱れを感知し 侵入してきた異物を排除し 正常な状態にもどすが この働きを生体防御と呼ぶ 免疫: 生体防御が発達し 記憶をもつようになったものを免疫と呼び 自然免疫と獲得免疫にわけられる 免疫も生体の恒常性を一定に保つホメオスタシスの働きの一つである 免疫 自然免疫(
More information読んで見てわかる免疫腫瘍
第 Ⅰ 部 免疫学の基本的な知識 本来, 生物あるいは生命には精神学的かつ細胞生物学的に 生の本能 が与えられ, この本能はさらに個体保存本能と種族保存本能に概念的に分けられる. 精神学的には, 著名な Sigmund Freud( 独国,1856-1939) は前者を自我本能, 後者を性本能と呼び, 精神分析に二元論を展開している. 生物学的には, 個体保存本能の一部は免疫が担い, 種族保存本能は不幸にもがんの増殖に関連し細胞の不死化を誘導している.
More information卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10
健康な家畜から安全な生産物を 安全な家畜生産物を生産するためには家畜を衛生的に飼育し健康を保つことが必要です そのためには 病原体が侵入してきても感染 発症しないような強靭な免疫機能を有していることが大事です このような家畜を生産するためには動物の免疫機能の詳細なメカニズムを理解することが重要となります 我々の研究室では ニワトリが生産する卵およびウシ ヤギが生産する乳を安全に生産するために 家禽
More informationランゲルハンス細胞の過去まず LC の過去についてお話しします LC は 1868 年に 当時ドイツのベルリン大学の医学生であった Paul Langerhans により発見されました しかしながら 当初は 細胞の形状から神経のように見えたため 神経細胞と勘違いされていました その後 約 100 年
2015 年 10 月 1 日放送 第 64 回日本アレルギー学会 1 教育講演 11 ランゲルハンス細胞 過去 現在 未来 京都大学大学院皮膚科教授椛島健治 はじめに生体は 細菌 ウイルス 真菌といった病原体などの外来異物や刺激に曝露されていますが 主に免疫システムを介して巧妙に防御しています ところが そもそも有害ではない花粉や埃などの外来抗原に対してさえも皮膚が曝露された場合に 過剰な免疫応答を起こすことは
More information通常の単純化学物質による薬剤の約 2 倍の分子量をもちます. 当初, 移植時の拒絶反応抑制薬として認可され, 後にアトピー性皮膚炎, 重症筋無力症, 関節リウマチ, ループス腎炎へも適用が拡大しました. タクロリムスの効果機序は, 当初,T 細胞のサイトカイン産生を抑制するということで説明されました
2012 年 9 月 27 日放送 第 62 回日本皮膚科学会中部支部学術大会 3 スイーツセミナー 4-2 タクロリムス軟膏を用いたアトピー性皮膚炎の皮疹改善と QOL 向上 浜松医科大学皮膚科 教授戸倉新樹 アトピー性皮膚炎の治療アトピー性皮膚炎の治療には, 外用療法, 内服療法, 光線療法の3つがあります. 重症度, 年齢, 各病院や医院での設備, 患者さん本人の希望などに応じて治療を選択していくことになります.
More informationごく少量のアレルゲンによるアレルギー性気道炎症の発症機序を解明
順天堂大学 医療 健康 No. 1 ごく少量のアレルゲンによるアレルギー性気道炎症の発症機序を解明 ~ 皮膚感作と吸入抗原の酵素活性が気道炎症の原因となる ~ 概要順天堂大学大学院医学研究科 アトピー疾患研究センターの高井敏朗准教授らの研究グループは アレルギーを引き起こすダニや花粉の抗原に含有されるプロテアーゼ活性 ( タンパク質分解酵素活性 ) が抗原感作 *1 成立後の気道炎症の発症に重要な役割を果たすことを明らかにしました
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細菌の代謝と増殖 感染症学 微生物学概論 A. 微生物学の基本 d. 細菌の代謝 e. 細菌の増殖 6 細菌の主要な代謝経路を産物を列挙する 7 呼吸と発酵の違いを説明する 8 細菌の増殖曲線を説明する B. 感染症学 a. 微生物と宿主の関係 b. 宿主の防御因子 1 微生物と宿主の関係を列挙する 2 共生 偏共生 寄生の違いを説明する 3 感染と発症の違いを説明する 4 微生物の感染に対する宿主の防御因子を説明する
More information免疫本試29本試験模範解答_YM
学籍番号 名前 * 穴埋め問題を除き 解答には図を用いてよい 問題 1 (10 点 ) 下記は 病原体感染から免疫活性化 病原体排除までの流れを説明したものである 誤りがあるものを 10 選択せよ (1) 生体内に侵入した感染病原体は 初めにマクロファージや樹状細胞などの獲得免疫細胞に感知される (2) マクロファージや樹状細胞は 病原体を貪食したり 抗菌物質を放出したりすることにより病原体の排除を行う
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上原記念生命科学財団研究報告集, 23(2009) 84. ITAM 受容体の免疫生理学的機能の解明 原博満 Key words:itam, 自己免疫疾患, 感染防御, CARD9,CARD11 佐賀大学医学部分子生命科学講座生体機能制御学分野 緒言 Immunoreceptor tyrosine-based activation motifs (ITAMs) は, 獲得免疫を司るリンパ球抗原レセプター
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第 20 回 サイトカイン 1. サイトカインとは 2014 年 11 月 12 日 附属生命医学研究所 生体情報部門 (1015 号室 ) 松田達志 ( 内線 2431) http://www3.kmu.ac.jp/bioinfo/ クラスI IL-2~7, IL-9, IL-11, IL-12, IL-13, IL-15, Epo, GM-CSF etc. クラスII IFN-α, IFN-β,
More informationMicrosoft Word - 最終:【広報課】Dectin-2発表資料0519.doc
平成 22 年 5 月 21 日 東京大学医科学研究所 真菌に対する感染防御のしくみを解明 ( 新規治療法の開発や機能性食品の開発に有用 ) JST 課題解決型基礎研究の一環として 東京大学医科学研究所の岩倉洋一郎教授らは 真菌に対する感染防御機構を明らかにしました カンジダなどの真菌は常在菌として健康な人の皮膚や粘膜などに存在し 健康に害を及ぼすことはありません 一方で 免疫力が低下した人に対しては命を脅かす重篤な病態を引き起こすことがあります
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免疫学 1 第 6 回 / 全 18 回日時 : 10/23( 火 ) 2 講目授業課題 : 自然免疫と適応免疫の関連 2 学習内容 : 抗原提示細胞, 免疫シナプス担当教員 : 鈴木健史主な項目 : 抗原提示細胞 ( 樹状細胞, マクロファージ,B 細胞 ) と抗原提示抗原提示経路 ( 外因性抗原, 内因性抗原 ), クロスプレゼンテーション, 免疫シナプス目的 : 各種抗原提示細胞の特徴と, 抗原提示経路を学ぶ.
More information第5章 体液
血液 生体防御系 pp104-119 2017 血液 -1 体液は体重の60% で 細胞内液 ( 体重の40%) と細胞外液 ( 体重の20%) とに分けられる 細胞外液は間質液 ( 組織間液 ) 血漿 消化液などから成る 血液は体重の8%(1/12~1/13) 60kg で 4.5~5L 血液 間質液 リンパ 血液の構成 赤血球 血球 白血球 血餅 ( 細胞成分 ) 血小板 血液 フィブリノーゲン等の凝固因子
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RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果 Poly I:C により一部の樹状細胞にネクローシス様の細胞死が誘導されること さらにこの細胞死がシグナル伝達経路の活性化により制御されていることが分かりました
More information八村敏志 TCR が発現しない. 抗原の経口投与 DO11.1 TCR トランスジェニックマウスに経口免疫寛容を誘導するために 粗精製 OVA を mg/ml の濃度で溶解した水溶液を作製し 7 日間自由摂取させた また Foxp3 の発現を検討する実験では RAG / OVA3 3 マウスおよび
ハチムラサトシ 八村敏志東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター准教授 緒言食物に対して過剰あるいは異常な免疫応答が原因で起こる食物アレルギーは 患者の大部分が乳幼児であり 乳幼児が特定の食物を摂取できないことから 栄養学的 精神的な問題 さらには保育 教育機関の給食において 切実な問題となっている しかしながら その発症機序はまだ不明な点が多く また多くの患者が加齢とともに寛解するものの
More information汎発性膿疱性乾癬のうちインターロイキン 36 受容体拮抗因子欠損症の病態の解明と治療法の開発について ポイント 厚生労働省の難治性疾患克服事業における臨床調査研究対象疾患 指定難病の 1 つである汎発性膿疱性乾癬のうち 尋常性乾癬を併発しないものはインターロイキン 36 1 受容体拮抗因子欠損症 (
平成 29 年 3 月 1 日 汎発性膿疱性乾癬のうちインターロイキン 36 受容体拮抗因子欠損症の病態の解明と治療法の開発について 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 皮膚科学の秋山真志 ( あきやままさし ) 教授 柴田章貴 ( しばたあきたか ) 客員研究者 ( 岐阜県立多治見病院皮膚科医長 ) 藤田保健衛生大学病院皮膚科の杉浦一充 ( すぎうらかずみつ 前名古屋大学大学院医学系研究科准教授
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化粧品用コラーゲンの原料 現在は 魚由来が中心 かつては ウシの皮膚由来がほとんど BSE 等病原体混入の危険 人に感染する病原体をもたない アレルギーの問題は未解決 ( むしろ問題は大きくなったかもしれない ) アレルギーを引き起こす可能性 医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では
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2019 年 3 月 28 日放送 第 67 回日本アレルギー学会 6 シンポジウム 17-3 かゆみのメカニズムと最近のかゆみ研究の進歩 九州大学大学院皮膚科 診療講師中原真希子 はじめにかゆみは かきたいとの衝動を起こす不快な感覚と定義されます 皮膚疾患の多くはかゆみを伴い アトピー性皮膚炎においてはかゆみが診断基準の基本項目にもあげられる重要な要素となっています 執拗なかゆみの持続により 集中力の低下や不眠が生じ日常生活に悪影響を及ぼし
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治療症例数第 6 位 : (2015/1-2017/9) 統計解析資料 A) はじめに免疫治療効果の成否に大きく関与するT 細胞を中心とした免疫機構は 細胞内に進入した外来生物の排除ならびに対移植片拒絶や自己免疫疾患 悪性腫瘍の発生進展に深く関与している これら細胞性免疫機構は担癌者においてその機能の低下が明らかとなり 近年では腫瘍免疫基礎研究において各種免疫学的パラメータ解析によるエビデンスに基づいた治療手法が大きく注目されるようになった
More information考えられている 一部の痒疹反応は, 長時間持続する蕁麻疹様の反応から始まり, 持続性の丘疹や結節を形成するに至る マウスでは IgE 存在下に抗原を投与すると, 即時型アレルギー反応, 遅発型アレルギー反応に引き続いて, 好塩基球依存性の第 3 相反応 (IgE-CAI: IgE-dependent
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 端本宇志 論文審査担当者 主査烏山一 副査三浦修 森尾友宏 論文題目 Protective Role of STAT6 in Basophil-Dependent Prurigo-like Allergic Skin Inflammation ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 痒疹とは激しい瘙痒を伴った丘疹や結節を主症状とする頻度の高い皮膚疾患であり, 糖尿病や慢性腎不全,
More information新しい概念に基づく第 3 世代のがん免疫治療 inkt がん治療 inkt Cancer Therapy 監修 : 谷口克先生株式会社アンビシオン inktがん治療 これまでのがん治療の最大の問題であるがんの進行 再発 転移 この問題を克服することを 目指し 新しい概念に基づく第3世代のがん免疫治療である inktがん治療 が開発されました inktがん治療 は 患者末梢血細胞を加工して作った オーダーメイドがんワクチン
More information図アレルギーぜんそくの初期反応の分子メカニズム
60 秒でわかるプレスリリース 2008 年 11 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 アレルギー性ぜんそくなど 気道過敏症を引き起こす悪玉細胞を発見 - アレルギー 炎症性疾患の根治が大きく前進 - のどがヒューヒュー鳴り 咳が止まらない厄介な発作が続くぜんそくは 治りにくい病気の 1 つに数え上げられています 一方 食物アレルギーや花粉症などアレルギー疾患は多岐にわたり 日本人では約 3 割の人がかかる国民的な病気となっています
More information目次 1. 抗体治療とは? 2. 免疫とは? 3. 免疫の働きとは? 4. 抗体が主役の免疫とは? 5. 抗体とは? 6. 抗体の構造とは? 7. 抗体の種類とは? 8. 抗体の働きとは? 9. 抗体医薬品とは? 10. 抗体医薬品の特徴とは? 10. モノクローナル抗体とは? 11. モノクローナ
私たちの身体には免疫というすばらしい防御システムがあります 抗体医薬はこのシステムを利用しています 倍尾学先生 ( ばいおまなぶ ) バイオ大学教授 未来ちゃん ( みらい ) 好奇心旺盛な小学 3 年生の女の子 理科とお料理が得意 ゲノム君 1 号 倍尾先生が開発したロボット 案内役を務めます 監修 : 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻名誉教授 客員教授熊谷泉先生 目次 1. 抗体治療とは?
More information<4D F736F F D20312E834C B548DD CC82CD82BD82E782AB82F092B290DF82B782E98EF CC95AA8E7182F094AD8CA92E646F63>
解禁時間 ( テレビ ラジオ WEB): 平成 20 年 9 月 9 日 ( 火 ) 午前 6 時 ( 新聞 ) : 平成 20 年 9 月 9 日 ( 火 ) 付朝刊 平成 20 年 9 月 2 日 報道機関各位 仙台市青葉区星陵町 4-1 東北大学加齢医学研究所研究推進委員会電話 022-717-8442 ( 庶務係 ) 東京都千代田区四番町 5 番地 3 科学技術振興機構 (JST) 電話 03-5214-8404(
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治療症例数第 2 位 : (2015/1-2017/9) 統計解析資料 A) はじめに免疫治療効果の成否に大きく関与するT 細胞を中心とした免疫機構は 細胞内に進入した外来生物の排除ならびに対移植片拒絶や自己免疫疾患 悪性腫瘍の発生進展に深く関与している これら細胞性免疫機構は担癌者においてその機能の低下が明らかとなり 近年では腫瘍免疫基礎研究において各種免疫学的パラメータ解析によるエビデンスに基づいた治療手法が大きく注目されるようになった
More information本研究成果は 2015 年 7 月 21 日正午 ( 米国東部時間 ) 米国科学雑誌 Immunity で 公開されます 4. 発表内容 : < 研究の背景 > 現在世界で 3 億人以上いるとされる気管支喘息患者は年々増加の一途を辿っています ステロイドやβ-アドレナリン受容体選択的刺激薬の吸入によ
喘息を抑える新しいメカニズムの発見 1. 発表者 : 中江進 ( 東京大学医科学研究所附属システム疾患モデル研究センターシステムズバイオロジー研究分野准教授 ) 2. 発表のポイント : 気管支喘息を抑える新しい免疫応答機構を発見した ( 注 同じマスト細胞 1) でも アレルゲンに結合した免疫グロブリン E (IgE) ( 注 2) によって刺激された場合には気管支喘息を悪化させるが インターロイキン
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問 1. 免疫に関する細胞と臓器の種類 役割について説明しなさい < 免疫に関わる細胞 > 免疫 = 自然免疫 : 好酸球 好中球 肥満細胞 マクロファージ 樹状細胞 NK 細胞獲得免疫 :B 細胞 T 細胞 樹状細胞主に血液系の細胞 全て白血球 骨髄球系前駆細胞から分化 好酸球 好中球 好塩基球 マクロファージ 樹状細胞 リンパ球系前駆細胞から分化 樹状細胞 B 細胞 T 細胞 NK 細胞 1.
More information第一章自然免疫活性化物質による T 細胞機能の修飾に関する検討自然免疫は 感染の初期段階において重要な防御機構である 自然免疫を担当する細胞は パターン認識受容体 (Pattern Recognition Receptors:PRRs) を介して PAMPs の特異的な構造を検知する 機能性食品は
さとう わたる 氏名 ( 本籍 ) 佐藤亘 ( 静岡県 ) 学位の種類 博士 ( 薬学 ) 学位記番号 学位授与の日付 学位授与の要件 博第 270 号 平成 28 年 3 月 18 日 学位規則第 4 条第 1 項該当 学位論文題目 自然免疫活性化物質による T 細胞ならびに NK 細胞機能の調節作用に関する研究 論文審査委員 ( 主査 ) 教授大野尚仁 教授新槇幸彦 教授平野俊彦 論文内容の要旨
More information10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32
白血球増加の初期対応 白血球増加が 30,000~50,000/μL 以上と著明であれば, 白血病の可能性が高い すぐに専門施設 ( ) に紹介しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, まず発熱など感染症を疑う症状 所見に注目しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, 白血球分画を必ずチェックしよう 成熟好中球 ( 分葉核球や桿状核球 ) 主体の増加なら, 反応性好中球増加として対応しよう ( 図
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第 5 章免疫学 5.1 免疫とは 5.1.1 免疫学の始まり 免疫 (Immune) とは 免れる を意味するラテン語 Immunis からきた英語 18 世紀終わり イギリスの医師 Edward Jenner が天然痘に対するワクチン (Vaccine) を作ったのが免疫学の始まり ヨーロッパで天然痘による被害が起こった 牛にも天然痘とよく似た病気 牛痘がある 牛痘に感染した乳搾り婦が天然痘にかからないことを
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60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 4 月 30 日 独立行政法人理化学研究所 炎症反応を制御する新たなメカニズムを解明 - アレルギー 炎症性疾患の病態解明に新たな手掛かり - 転んだり 細菌に感染したりすると 私たちは 発熱 疼痛 腫れなどの症状に見まわれます これらの炎症反応は 外敵に対する生体の防御機構の 1 つで 実は私たちの身を守ってくれているのです 異物が侵入すると 抗体を作り
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Chapter. 1 Chapter 1 末梢血液の中には, 血液細胞である赤血球, 白血球, 血小板が存在し, これらの成熟細胞はあらゆる血液細胞へ分化する能力である多分化能をもつ造血幹細胞から造られる. また, それぞれの血液細胞には寿命があり, 赤血球の寿命は約 120 日, 白血球の中で最も多い好中球の寿命は数日, 血小板の寿命は約 7 日である. このように寿命のある血液細胞が生体の生涯を通して造られ続けられるために,
More information研究の詳細な説明 1. 背景病原微生物は 様々なタンパク質を作ることにより宿主の生体防御システムに対抗しています その分子メカニズムの一つとして病原微生物のタンパク質分解酵素が宿主の抗体を切断 分解することが知られております 抗体が切断 分解されると宿主は病原微生物を排除することが出来なくなります
病原微生物を退治する新たな生体防御システムを発見 感染症の予防 治療法開発へ貢献する成果 キーワード : 病原性微生物 抗体 免疫逃避 免疫活性化 感染防御 研究成果のポイント 病原微生物の中には 免疫細胞が作る抗体の機能を無効化し 免疫から逃れるものの存在が知られていた 今回 病原微生物に壊された抗体を認識し 病原微生物を退治する新たな生体防御システムを発見 本研究成果によりマイコプラズマやインフルエンザなど
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資料 - 生電 6-3 免疫細胞及び神経膠細胞を対象としたマイクロ波照射影響に関する実験評価 京都大学首都大学東京 宮越順二 成田英二郎 櫻井智徳多氣昌生 鈴木敏久 日 : 平成 23 年 7 月 22 日 ( 金 ) 場所 : 総務省第 1 特別会議室 研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する
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論文の内容の要旨 論文題目 : ヒト胎盤における MHC 様免疫誘導分子 CD1d の発現様式に関する研究指導教員 : 武谷雄二教授東京大学大学院医学系研究科平成 17 年 4 月進学医学博士課程生殖発達加齢医学専攻柗本順子 産科領域において 習慣流産 子宮内胎児発育不全 妊娠高血圧症候群などが大きな問題となっている それらの原因として 胎盤を構成している trohpblast のうち EVT (
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免疫リンパ球療法とは はじめに あなたは免疫細胞 ( 以下免疫と言います ) の役割を知っていますか 免疫という言葉はよく耳にしますね では 身体で免疫は何をしているのでしょう? 免疫の大きな役割は 外から身体に侵入してくる病原菌や異物からあなたの身体を守る ことです あなたの身体には自分を守る 病気と闘う力 ( 免疫力 ) があります もし生まれつき免疫が欠けていると 様々な微生物や菌が存在する
More informationられる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規
論文の内容の要旨 論文題目アンジオテンシン受容体拮抗薬テルミサルタンの メタボリックシンドロームに対する効果の検討 指導教員門脇孝教授 東京大学大学院医学系研究科 平成 19 年 4 月入学 医学博士課程 内科学専攻 氏名廣瀬理沙 要旨 背景 目的 わが国の死因の第二位と第三位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を引き起こす基盤となる病態として 過剰なエネルギー摂取と運動不足などの生活習慣により内臓脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満を中心に
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α μ μ μ μ 慢性化膿性根尖性歯周炎の病態像 Ⅰ型 A D Ⅱ型 E H Ⅰ型では 線維芽細胞と新生毛細血管が豊富で線維成分 に乏しく マクロファージ リンパ球や形質細胞を主とす る炎症性細胞の多数浸潤を認める Ⅱ型では Ⅰ型よりも線維成分が多く 肉芽組織中の炎 症性細胞浸潤や新生毛細管血管の減少や Ⅰ型よりも太い 膠原線維束の形成を認める A C E G B D F H A B E F HE
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第 6 回シグナル伝達と細胞増殖 様々なシグナル伝達経路の復習 第 5 & 21 章 ホメオスタシス ( 恒常性 :Homeostasis) 外部環境 : 温度 圧力 浸透圧等の変化 細菌や毒物との接触 内部環境 生物が受ける外部環境の変動 ストレス 相互作用 短期作用長期作用 神経系 緊急対応的作用 ホメオスタシス 生体防御作用 相互作用 ストレス ( 自律 ) 神経系がまず反応内分泌系が短期的
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平成 20 年 3 月 27 日 科学技術振興機構 (JST) Tel:03-5214-8404( 広報課 ) 九州大学 Tel:092-642-2106( 広報室 ) 白血球の一種 好中球 が感染源に向けて動く際の基本原理を解明 ( 炎症性疾患の治療応用に期待 ) JST 基礎研究事業の一環として 九州大学生体防御医学研究所の福井宣規教授らは 白血球の一種 好中球注 1) が細菌などの感染源に向かって動く際
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健康文化 最終講義 免疫応答とトリプトファン代謝 長瀬文彦 今春 名古屋大学を定年退職しました 在職中の主な研究を紹介します 1. ニワトリの免疫応答機構 1974 年 名古屋大学医学部細菌学教室の中島泉先生のもとでニワトリの免疫機構の研究を始めた 当時 マウスを中心とする研究において哺乳類のタンパク抗原に対する抗体産生応答や免疫記憶と免疫寛容 ( トレランス ) の誘導は T 細胞とB 細胞の相互作用によって誘導されることが知られていた
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第 19 回 免疫系のシグナル伝達 1. 抗原受容体を介したシグナル伝達 2. T 細胞の活性化と CD28 シグナル 3. B 細胞の活性化シグナル 4. 免疫抑制剤の作用機序 附属生命医学研究所 生体情報部門 (1015 号室 ) 松田達志 ( 内線 2431) http://www3.kmu.ac.jp/bioinfo/ 2014 年 11 月 12 日 免疫系 ( 異物排除のためのシステム
More information能性を示した < 方法 > M-CSF RANKL VEGF-C Ds-Red それぞれの全長 cdnaを レトロウイルスを用いてHeLa 細胞に遺伝子導入した これによりM-CSFとDs-Redを発現するHeLa 細胞 (HeLa-M) RANKLと Ds-Redを発現するHeLa 細胞 (HeL
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 秦野雄 論文審査担当者 主査竹田秀副査北川昌伸 山口朗 論文題目 Tumor associated osteoclast-like giant cells promote tumor growth and lymphangiogenesis by secreting vascular endothelial growth factor-c ( 論文内容の要旨 )
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再発した前立腺癌の増殖を制御する新たな分子メカニズムの発見乳癌治療薬が効果的 発表者筑波大学先端領域学際研究センター教授柳澤純 (junny@agbi.tsukuba.ac.jp TEL: 029-853-7320) ポイント 女性ホルモンが制御する新たな前立腺癌の増殖 細胞死メカニズムを発見 女性ホルモン及び女性ホルモン抑制剤は ERβ 及び KLF5 を通じ FOXO1 の発現量を変化することで前立腺癌の増殖
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Immune function nd mmmry glnd immunity in cows 総 説 ウシの免疫機能と乳腺免疫 山口高弘東北大学大学院農学研究科 ( 981-8555 仙台市青葉区堤通雨宮町 1-1) 末梢血中の白血球や T 細胞サブセットの存在比率やバランスは 免疫応答を把握する上で重要な指標となるが ウシの末梢血における白血球 ( 顆粒球 T 細胞 B 細胞 単球 ) および T
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報道関係者各位 平成 26 年 1 月 20 日 国立大学法人筑波大学 動脈硬化の進行を促進するたんぱく質を発見 研究成果のポイント 1. 日本人の死因の第 2 位と第 4 位である心疾患 脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化である 2. 酸化されたコレステロールを取り込んだマクロファージが大量に血管に溜まっていくことが動脈硬化の原因となる 3. マクロファージ内に存在するたんぱく質 MafB は
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花粉症など外来性病原物質による 病態発現の防止製剤の開発 スギ花粉症の病因と発症メカニズム スギ花粉症は即時型アレルギー反応であり 多糖類鎖中ガラクチュロン酸結合部位を切り離す花粉上のCryj1と Cryj2という二種のペクチンを分解する酵素蛋白を主たるアレルゲン ( 抗原 ) としている 花粉は一般病原物質と比較して異常に大きなプラスに帯電した物質である 表面に抗原を持つ花粉の断片が粘膜にある肥満細胞上のIgE
More informationさらにのどや気管の粘膜に広く分布しているマスト細胞の表面に付着します IgE 抗体にスギ花粉が結合すると マスト細胞がヒスタミン ロイコトリエンという化学伝達物質を放出します このヒスタミン ロイコトリエンが鼻やのどの粘膜細胞や血管を刺激し 鼻水やくしゃみ 鼻づまりなどの花粉症の症状を引き起こします
2008 年 7 月 29 日 独立行政法人理化学研究所 スギ花粉症の予防 治療用ワクチン 橋渡し研究がスタート - アナフィラキシーショックの危険を防ぎ 根本予防治療を実現 - ポイント 2 種類のスギ花粉主要抗原を遺伝子工学的手法で合成し開発 動物実験で効果と安全性を確認 ヒトへの投与基準を満たす GMP レベルのワクチンの製造 毒性試験を開始 独立行政法人理化学研究所 ( 野依良治理事長 )
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高松赤十字病院モーニングセミナー 2018 2018.5.17( 木曜日は臨床のコアレクチャー ) 同種造血細胞移植の激変 移植後シクロフォスファミド (PTCY) による HLA 半合致移植 高松赤十字病院副院長第一血液内科部長大西宏明 高松赤十字病院血液内科病棟 ( 本館 10 階 ) 2016 年 11 月にクリーンルーム 16 室 ( 全室個室 クリーンエリア内 14 室 エリア外 2 室
More information< 背景 > HMGB1 は 真核生物に存在する分子量 30 kda の非ヒストン DNA 結合タンパク質であり クロマチン構造変換因子として機能し 転写制御および DNA の修復に関与します 一方 HMGB1 は 組織の損傷や壊死によって細胞外へ分泌された場合 炎症性サイトカイン遺伝子の発現を増強
岡山大学記者クラブ文部科学記者会科学記者会 御中 平成 30 年 3 月 22 日岡山大学 歯周炎進行のメカニズムの一端を解明 歯周炎による骨吸収が抗 HMGB1 抗体投与により抑制 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の平田千暁医員 ( 当時 ) 山城圭介助教 高柴正悟教授 ( 以上 歯周病態学分野 ) と西堀正洋教授 ( 薬理学分野 ) の研究グループは 歯周炎の進行に炎症メディエーター 1 である
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再生医療等製品の非臨床安全性評価の考え方 ex vivo 遺伝子治療を中心に 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) 再生医療製品等審査部 真木一茂 様式 1-B 第 24 回日本遺伝子細胞治療学会学術集会 CO I 開示 発表者名 : 真木一茂 演題発表に関連し 開示すべき CO I 関係にある企業などはありません 2 1 本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験
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AKT活性を抑制するペプチ ド阻害剤の開発 野口 昌幸 北海道大学遺伝子病制御研究所 教授 広村 信 北海道大学遺伝子病制御研究所 ポスドク 岡田 太 北海道大学遺伝子病制御研究所 助手 柳舘 拓也 株式会社ラボ 研究員 ナーゼAKTに結合するタンパク分子を検索し これまで機能の 分からなかったプロトオンコジンTCL1がAKTと結合し AKT の活性化を促す AKT活性補助因子 であることを見い出し
More information平成24年7月x日
< 概要 > 栄養素の過剰摂取が引き金となり発症する生活習慣病 ( 痛風 動脈硬化や2 型糖尿病など ) は 現代社会における重要な健康問題となっています 近年の研究により 生活習慣病の発症には自然免疫機構を介した炎症の誘導が深く関わることが明らかになってきました 自然免疫機構は 病原性微生物を排除するための感染防御機構としてよく知られていますが 過栄養摂取により生じる代謝物にも反応するために 強い炎症を引き起こして生活習慣病の発症要因になってしまいます
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PRESS RELEASE 平成 28 年 9 月 1 日愛媛大学 世界初アレルギー炎症の新規抑制メカニズムを発見 ~ アレルギー疾患の新規治療法の開発に期待 ~ 愛媛大学大学院医学系研究科の山下政克 ( やましたまさかつ ) 教授らの研究グループは 世界で初めて免疫を正常に保つ作用のある転写抑制因子注 1) Bach2( バック2) が アレルギー炎症の発症を抑えるメカニズムを解明しました これまで
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
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糖鎖の新しい機能を発見 : 補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する ポイント 神経細胞上の糖脂質の糖鎖構造が正常パターンになっていないと 細胞膜の構造や機能が障害されて 外界からのシグナルに対する反応や攻撃に対する防御反応が異常になることが示された 細胞膜のタンパク質や脂質に結合している糖鎖の役割として 補体の活性のコントロールという新規の重要な機能が明らかになった 糖脂質の糖鎖が欠損すると
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不育症や血栓症を引き起こす自己抗体の標的分子を解明 ~ 新たな診断薬 治療薬の開発に期待 ~ < キーワード > 自己免疫疾患 自己抗体 主要組織適合抗原 (MHC) 抗リン脂質抗体症候群 概要大阪大学免疫学フロンティア研究センター / 微生物病研究所の荒瀬尚教授 神戸大学大学院医学研究科谷村憲司講師らの研究グループは 不育症や血栓症を引き起こす抗リン脂質抗体症候群の原因である自己抗体の新たな認識機構と疾患発症メカニズムを解明しました
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エンテカビル トーワ を服用されている方へ B 型慢性肝疾患の治療のために 監修 国立大学法人高知大学医学部消化器内科学講座 教授西原利治先生 施設名 2017 年 10 月作成 (C-1) 肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが
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2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にありますが 本邦の結核では高齢者結核が多いのが特徴です 結核診療における主な検査法を示します ( 図 1) 従来の細菌学的な抗酸菌の塗抹
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報道関係者各位 2018 年 10 月 6 日 東京薬科大学理化学研究所兵庫医科大学熊本大学 炎症の回復期に出現し 組織修復を促す新しい免疫細胞を発見 炎症性疾患や組織傷害の新たな治療標的として期待 ポイント 炎症や組織傷害の回復期に骨髄で産生される 新たな単球細胞を発見した この単球細胞は組織傷害部位に集積し 炎症抑制や組織修復を担う この細胞を欠損したマウスでは 腸炎からの回復が有意に遅延する
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薬効薬理 1. 作用機序 アナグリプチンはジペプチジルペプチダーゼ -4(DPP-4) の競合的かつ可逆的な選択的阻害剤である インクレチンであるグルカゴン様ペプチド-1(GL P-1) 及びグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド (GI P) は グルコース依存的なインスリン分泌促進作用やグルカゴン分泌抑制作用等 ( 主にGLP-1の作用 ) を有するが 24) DPP-4により分解されて活性を失う
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第 22 回 免疫不全症 1. 原発性免疫不全症候群 2. 後天性免疫不全症候群 2014 年 11 月 19 日 免疫不全 " II" 原発性 ( 先天性 ) 免疫不全 + 続発性免疫不全 疾患の総称 原発性免疫不全症候群 抗体産生不全を主とする疾患 (47.3%)" 細胞性免疫不全を主とする疾患 ( 複合免疫不全症 ) (10.3%)" 明確に定義された免疫不全症 (17.8%);AT WAS
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5C-1155 黄砂エアロゾル及び付着微生物 化学物質の生体影響とそのメカニズム解明に関す る研究 H23 H25 累計予算額 115,612 千円 市瀬 孝道 大分県立看護科学大学 1 研究実施体制 1 黄砂エアロゾル及び付着微生物 化学物質による呼吸器系 生殖器系 免疫系への影響と そのメカニズム解明 1-1)黄砂エアロゾル及び付着微生物 化学物質による呼吸器 免疫系への影響とそのメカ ニズム解明
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看護学科 2 年イラストレイテッド免疫学 6/2/2016 第 13 章 : 自然免疫と獲得免疫による健康管理 久留米大学医学部免疫学准教授 溝口 恵美子 免疫反応 免疫とは 自己を非自己から守るための身体の備わっている防御システムのこと 免疫細胞 攻撃 非自己 攻撃 自己成分 自己免疫疾患 ヒトは, 細菌と共栄共存している 生体内の細菌量はどのくらい? 細菌数はヒトの細胞の約 10 倍 細菌は約
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最前線 免疫疾患における創薬標的としてのカリウムチャネル 大矢 進 Susumu OHYA 京都薬科大学薬理学分野教授 異なる経路を辿る 1つは マイトジェンシグナル 1 はじめに を活性化し 細胞増殖が促進されるシグナル伝達経 路 図1A 右 であり もう1つはカスパーゼやエ 神 経 筋 の よ う な 興 奮 性 細 胞 で は カ リ ウ ム ンドヌクレアーゼ活性を上昇させ アポトーシスが K
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骨が免疫力を高める ~ 感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要 ~ 1. 発表者 : 寺島明日香 ( 研究当時 : 東京大学大学院医学系研究科病因 病理学専攻免疫学分野研究員現所属 : 東京大学大学院医学系研究科骨免疫学寄付講座特任助教 ) 岡本一男 ( 研究当時 : 東京大学大学院医学系研究科病因 病理学専攻免疫学分野助教現所属 : 東京大学大学院医学系研究科骨免疫学寄付講座特任准教授 ) 高柳広
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