PowerPoint Presentation

Size: px

Start display at page:

Download "PowerPoint Presentation"

しなつかがんじ
5 years ago
Views:

1 平成 28 年 12 月 19 日放送コンテンツの製作流通の促進等に関する検討委員会 ( 第 3 回 ) 資料資料テレビ放送の同時配信実験 ( 試験的提供 ) および災害時等における放送同時提供の取り組み概要と課題日本放送協会

2 常時同時配信に向けた NHK の取り組み NHK 経営計画 5 つの重点方針 1. 判断のよりどころとなる正確な報道豊かで多彩なコンテンツを充実放送サービス 2. 日本を世界に積極的に発信 3. 新たな可能性を開く放送サービスを創造経営 4. 受信料の公平負担の徹底に向け最大限努力 5. 創造と効率を追求する最適な組織に改革重点事項と主な施策 1 インターネットを活用してより多くの人に NHK コンテンツを届けるための新たなサービスを創造放送法の改正を踏まえテレビだけでなくパソコンやスマートフォンタブレットなどでも NHK の公共性のい情報や番組などのコンテンツに積極的に接してもらうためインターネット実施基準に則りインターネットを活用したサービスを強化インターネットを活用して NHK のコンテンツをより広く届けるため放送の同時再送信の課題の解決を図るとともに取り組みを推進以上平成 27 年 1 月 15 日発表 NHK 経営計画年度より抜粋当方向性をもとにした常時同時配信に関する要望については以下の通り平成 28 年 12 月 13 日実施の放送を巡る諸課題に関する検討会第 13 回にてご説明済み 2020 年 ( 平成 32 年 ) の東京オリンピックパラリンピックに際してテレビ放送の常時同時配信を実施するためその前年 2019 年 ( 平成 31 年 ) には本格的なサービスを開始し段階的に拡充することを想定している具体的な進め方については今後検討していく

3 現在までの取り組み実績 3 平成 27 年度から 28 年度にかけ同時配信に関して以下の取り組みを実施した平成 27 年 4 月平成 27 年度平成 28 年度試験的提供 A NHK 杯フィギュア平成 27 年 11 月 27 日 ~29 日天皇杯決勝平成 28 年 1 月 1 日日本ラグビーフットボール選手権大会平成 28 年 1 月 31 日リオデジャネイロオリンピック平成 28 年 8 月 5 日 ~22 日改正放送法施行試験的提供 B 総合テレビの同時配信平成 27 年 10 月 19 日 ~11 月 15 日 ( 午前 7 時 ~ 午後 11 時 ) 総合テレビ E テレの同時配信平成 28 年 11 月 28 日 ~12 月 18 日 ( 午前 7 時 ~ 午後 11 時 ) 災害時等における放送同時提供安倍首相アメリカ議会演説平成 27 年 4 月 30 日口永良部島噴火関連ニュース平成 27 年 5 月 29 日熊本地震関連ニュース平成 28 年 4 月 14 日 ~18 日オバマ大統領広島訪問平成 28 年 5 月 17 日等 8 回実施等 15 回実施 ( 平成 28 年 12 月現在 )

4 4 平成 27~28 年度試験的提供 A 実施実績

5 試験的提供 A - 概要 5 概要スポーツイベントにおける放送同時配信対象国内テレビジョンで放送するスポーツイベント (1 日あたり最大 4 時間程度 ) 検証項目視聴ニーズに関する検証 ( アプリ視聴など ) ユーザー認証機能を使用しない場合の配信負荷の把握等実験参加者自由に参加可能 ( 事前の申込や選考登録はなし )

6 試験的提供 A - 概要と実施実績 6 実施対象期間時間費用 NHK 杯国際フィギュアスケート競技大会平成 27 年 11 月 27 日 ( 金 )~11 月 29 日 ( 日 ) 11 月 27 日 ( 金 ):16 時 05 分 ~20 時 43 分 11 月 28 日 ( 土 ):16 時 32 分 ~21 時 45 分 11 月 29 日 ( 日 ):15 時 00 分 ~17 時 30 分平成 27 年度第 95 回天皇杯全日本サッカー大会決勝平成 28 年 1 月 1 日 ( 金 ) 14 時 05 分 ~16 時 35 分 0.6 億円第 53 回日本ラグビーフットボール選手権大会平成 28 年 1 月 31 日 ( 日 ) 13 時 50 分 ~15 時 57 分平成 28 年度リオデジャネイロオリンピック平成 28 年 8 月 5 日 ( 金 )~8 月 22 日 ( 月 ) 1 日 4 時間程度以内 0.3 億円

7 試験的提供 A - システム構成概念図 7 平成 27 年度 NHK 杯国際フィギュアスケート競技大会第 95 回天皇杯全日本サッカー大会決勝日本ラグビーフットボール選手権大会映像音声出力 NHK 映像音声処理外部事業者配信基盤 C D N 配信実験参加者 (Web アプリ ) 映像音声出力 NHK 映像音声処理外部事業者 1 配信基盤外部事業者 2 C D N 配信実験参加者 (Web アプリ ) テレビ放送と同時配信の時間差 :45~55 秒程度テレビ放送と同時配信の時間差 :45~55 秒程度平成 28 年度リオデジャネイロオリンピックリオ現地国際映像等映像音声出力 NHK 映像音声処理外部事業者 1 配信基盤外部事業者 2 C D N テレビ放送と同時配信の時間差 :42~52 秒程度配信実験参加者 (Web アプリ ) リオデジャネイロオリンピックでの画質映像品質に関しては最大 1,046kbps で 5 段階のビットレートタイプを設けユーザの視聴環境に応じて自動的に品質ランクを上げる方式を採用 ( アクセス時は最低ビットレートから開始 ) 同時配信以外を含む配信動画全体の映像品質は平均 947kbps で安定して配信されていた

8 試験的提供 A - 訪問者数実績 8 実施対象訪問者数 NHK 杯国際フィギュアスケート競技大会 8.4 万人平成 27 年度第 95 回天皇杯全日本サッカー大会決勝 0.8 万人第 53 回日本ラグビーフットボール選手権大会 0.3 万人平成 28 年度リオデジャネイロオリンピック 67.7 万人リオデジャネイロオリンピックで訪問者数が多かった上位 3 競技陸上 ( 男子 400m リレー決勝ほか ) 8 月 20 日卓球女子団体準決勝 8 月 15 日卓球女子団体 3 位決定戦 8 月 16 日 ~8 月 17 日 14.8 万人 14.0 万人 10.1 万人

9 リオオリンピック同時配信利用者アンケートから 1 - 視聴ニーズの検証 ~ 同時配信の満足度 ~ 9 放送同時配信を利用した人の満足度は総じて高いまた放送同時配信を利用することでオリンピックをより楽しめるようになったという回答も多かった NHK の放送同時配信を利用してどの程度満足されましたか ( ひとつだけ ) 100% 44.1% 52.3% 2.9% 0.7% 96.4% 満足であるどちらかというと満足であるどちらかというと不満である不満であるあなたは NHKの放送同時配信を利用することでオリンピックをより楽しめるようになったと思いますか ( ひとつだけ ) 100% 49.5% 47.1% 3.2% 0.2% 96.6% そう思うどちらかといえばそう思うどちらかといえばそう思わないそう思わない出所リオオリンピック同時配信利用者に対して NHK が行ったアンケートから

10 リオオリンピック同時配信利用者アンケートから 2 - 視聴ニーズの検証 ~NHK の同時配信の利用による効果 ~ 10 放送同時配信の利用者のうち同時配信を利用していなければオリンピック中継を視聴しなかった競技種目があった人が約 7 割を占めたオリンピックの放送同時配信が視聴機会の拡大につながる可能性が確認できた NHKの放送同時配信の利用による効果 ( 母数 : 利用者 n=560) そう思うまあそう思うあまりそう思わないそう思わない 0% 20% 40% 60% 80% 100% NHK の放送同時配信を利用することで NHK の他のスポーツの中継を視聴したくなった 23.2% 44.6% 22.0% 10.2% 560 NHK の放送同時配信を利用することで NHK のスポーツのホームページを利用したくなった 22.1% 42.3% 25.5% 10.0% 560 NHK の放送同時配信を利用することでスポーツ以外の NHK の番組も視聴したくなった 18.8% 38.8% 31.3% 11.3% 560 インタビュー調査から NHK の放送同時配信を利用することでスポーツ以外の NHK のホームページも利用したくなった NHK の放送同時配信を利用しなければオリンピックの中継を視聴していない競技種目があった 16.6% 22.5% 43.2% 47.7% 28.6% 21.6% 11.6% % 560 リアルタイムのものは ( ネットなどで結果を知る前に ) 極力その時間帯に観たい夏休みで子供がテレビを独占するので同時配信はスマホで観られるので便利 (20 代女性 ) 70.2% 出所リオオリンピック同時配信利用者に対して NHK が行ったアンケートから

11 試験的提供 A 以外のリオオリンピックデジタルサービス展開 11 リオオリンピックで提供したデジタルサービス特設サイトスマホアプリライブストリーミングハイライト動画おすすめ情報発信選手情報見逃し配信生放送していない競技映像を動画で提供同時最大 29ch 720 本 2,513 時間配信 ( 一部独自実況 ) 注目競技の決定的瞬間を伝えるクリップ動画朝昼に日本人の活躍を中心にまとめた動画を配信 393 本再生回数 7,929 万回 ( 若い世代によく見られた ) 再生回数は NHK 特設サイトアプリと YouTube NHK 公式チャンネル合計放送予定最新情報結果などタイムライン形式で伝えるライブナビや SNS で積極的に配信日本を含む大会参加全選手のページを作成注目選手は動画も掲載後から競技映像を視聴できるサービス 1,033 本 3,293 時間配信 360 度動画リオ五輪競技会場の 360 度動画をライブとハイライトで提供ハイブリッドキャストライブストリーミング早戻しサービス 4K 配信実験独自実況つきの映像をライブで配信地上波で中継した番組をさかのぼって視聴できるサービス実験的な 4K ネット配信を初めて実施 8 番組を提供 NOD NHK オンデマンド配信全 28 競技中 26 競技 252 本 372 時間 11 分実施 4K 配信 8 本 ( 開閉会式競泳柔道陸上ハイライトなど計 7 時間 52 分 ) 含む

12 12 平成 27~28 年度試験的提供 B 実施実績

13 試験的提供 B - 概要 13 概要国内テレビジョン ( 総合教育 ) の放送番組を受信契約者から適正に募集依頼する参加者を対象に 1 日 16 時間の範囲で期間を限定して試験的に提供する対象試験的な提供 1 回あたりの提供期間は 1 週間から 3 か月以内とし提供ごとに個別に定める検証項目視聴ニーズ権利処理上の課題配信システムへの負荷配信に要する費用実験参加者受信契約者 ( その世帯構成員を含む ) から募集した数千人から 1 万人以内の規模とし提供ごとに個別に定める

14 試験的提供 B - 平成 27 年度の概要およびシステム構成概念図 14 平成 27 年度の概要実施期間平成 27 年 10 月 19 日 ~11 月 15 日 (4 週間 ) 実施時間帯午前 7 時 ~ 午後 11 時提供チャンネル総合テレビ費用 1.6 億円平成 27 年度のシステム構成概念図映像音声配信基盤配信映像音声出力処理連携認証基盤視聴資格の確認ネットワーク実験参加者 (Web アプリ ) テレビ放送と同時配信の時間差 :25 秒程度配信映像ビットレートについては約 88% が最ビットレートの 1,200kbps で行われた

15 試験的提供 B - 平成 27 年度の実施結果 15 実験参加者調査会社を通じて募集した一般視聴者 957 人ネットクラブ実験参加者 8,941 人計 9,898 人一般視聴者のうち 8.9% が同時配信を利用 (1 回あたりの平均視聴分数は 20.4 分 ) ネットクラブ参加者のうち 66.4% が同時配信を利用 (1 回あたりの平均視聴分数は 17.6 分 ) 実験参加者の利用傾向反応平日の朝 7 時台 8 時台にモバイル端末の利用が目立った朝の通勤時間帯の移動中に視聴されたのではないかネットクラブ参加者の 50 代以下ではモバイル端末による視聴がパソコンによる視聴を上回ったモバイル端末をよく利用していたり日中外出が多い年代の方が移動中に利用されたのではないかネットクラブ参加者のアンケートでは 57.4% が満足 94% が今後も利用したい意向

16 試験的提供 B - 視聴ニーズの検証 ~ 同時配信サービスに満足した理由 ( ネットクラブ会員 ) ~ 16 有効回答数 =2,471 件近くにテレビがない時に見られるから手元で番組を見られるからリアルタイムで見たい番組が見られるから番組を見ながら別のことができるからテレビで他の人が別の番組を見ている時に見られるから暇つぶしにちょうどよいからテレビと手元で同時に複数の番組を見られるから誰にも邪魔されずに1 人で見られるから自宅内で移動しながら見られるから別の場所で途中まで見た番組の続きを見られるから周りの音や風景に邪魔をされずに自分の世界に入れるから動画や映像を見るのが習慣になっているからその他とくにないわからない 7.4% 6.6% 7.8% 0.6% 43.0% 35.5% 34.5% 27.8% 27.7% 24.6% 23.9% 17.2% 54.3% 63.8% 満足した理由は近くにテレビがないときに見られるからが最も多く次いで手元で番組を見られるから

17 試験的提供 B 17 - 視聴ニーズの検証 ~ 同時配信サービスに今後期待すること ( ネットクラブ会員 ) ~ 有効回答数 =4,301 件 NHK NHK 総合以外の NHK の番組も見られるようにすること見ることができない番組をなくすことすでに放送された番組を見られること民放の番組も見られるようにすること深夜や早朝にも同時配信サービスを利用できること配信中の番組を好きなところまで戻って見られること音が出せない場所でも字幕で分かるようにすること通信費がかからない設定を選べること配信中の番組を最初に戻って見られること画像や音声の質をめること同時配信サービスのアプリを使いやすくすること同時配信サービスのウェブサイトを使いやすくすること対応する端末の種類を増やすことその他とくにないわからない 0.7% 18.3% 16.0% 10.2% 9.4% 10.2% 45.3% 40.8% 36.8% 35.3% 32.7% 32.3% 56.6% 62.3% 77.6% NHK 総合以外の番組の視聴や見ることができない番組をなくすに加えすでに放送された番組を見られるといった見逃しサービスへの期待も

18 試験的提供 B - 平成 27 年度試験の権利処理結果 18 配信時間の割合試験的提供に限って許諾を得られたものを含む : 配信実施 : 配信未実施総時間 ( 配信未実施時間も含めた配信時間 ):443 時間 45 分 00 秒 78.0% 22.0% 345 時間 57 分 10 秒 97 時間 47 分 50 秒配信未実施の理由配信不可 25% スポーツや購入番組等ネット配信権がないため配信不可 25% 権利処理やコスト等を勘案し配信見送りを決定 75% 外部調達映像使用料等の支払いが必要であり配信を見送った 26% 総合テレビ ( 実験対象波 ) の番組でないため許諾確認を行わず配信を見送った 25% 許諾相手が不在所在不明等の理由で配信を見送った 20% 出演者からネット配信許諾得られず配信を見送った 4% 平成 28 年度については E テレ見逃し配信の権利処理も含めより丁寧に権利者団体出演者等に説明を実施

19 試験的提供 B - 平成 28 年度の実施概要 19 実施日時提供時間対象波費用平成 28 年 11 月 28 日 ( 月 )~ 平成 28 年 12 月 18 日 ( 日 ) 7:00-23:00 総合テレビ教育テレビの2 波で実施 3.0 億円 ( 見込み ) E テレにおける視聴ニーズ権利処理の課題把握モバイル利用の傾向等将来的なアプリ制作に資する情報の収集目的字幕システムの開発解説放送への対応マルチ編成副音声 ( 外国語 ) 等への対応 CDN の試用同時配信実験 ( 試験的提供 B) にあわせて見逃し配信利用動向等調査実験を実施

20 試験的提供 B - 平成 28 年度のシステム構成概念図 20 NHK 映像音声出力フタかぶせ配信基盤配信 CDN マルチ編成副音声対応自動フタ対応字幕抽出変換認証基盤視聴資格の確認実験参加者 (Web アプリ )

21 21 平成 27~28 年度災害時等における放送同時提供実施実績

22 災害時等における放送同時提供 - 概要実施実績 22 インターネット実施基準実施計画で定めた放送中番組の提供にもとづき放送番組のインターネット同時配信を実施インターネット実施基準抜粋 ( 放送法第 20 条第 2 項第 2 号および第 3 号の業務の実施基準第 2 部 11(b) より抜粋 ) 災害時における国民の生命財産の保護等に資するための情報その他の国民生活や社会全体に大きな影響を及ぼす情報であって特に迅速に提供すべきものを伝える国内テレビジョン放送の放送番組の提供実施実績運用開始時期平成 27 年 4 月 1 日 ~ 視聴環境 NHK オンライン内の特設ページおよび NHK ニュース防災アプリ実施実績平成 27 年度平成 28 年度 8 回実施 ( 台風北関東豪雨等 ) (12/19 まで )15 回実施 ( 熊本地震天皇陛下お気持ち表明等 )

23 災害時等における放送同時提供 - システム構成概念図 23 NHK 外部事業者配信映像音声映像音声配信基盤 C D N 視聴者 (Web アプリ ) 出力処理

災害時等における放送同時提供 - 特に訪問者数が多かった配信番組 24 配信番組概要日時

熊本県と大分県で相次いで発生した地震災害九州地方において初の震度 7 の観測事例平成 28

24 災害時等における放送同時提供 - 特に訪問者数が多かった配信番組 24 配信番組概要日時訪問者数栃木県茨城県宮城県に大雨特別警報主に関東東北地方を中心に発生した豪雨災害特に決壊した鬼怒川における自衛隊の救助活動の映像が注目を集めた平成 27 年 9 月 10~11 日 373 万人平成 28 年熊本地震関連ニュース熊本県と大分県で相次いで発生した地震災害九州地方において初の震度 7 の観測事例平成 28 年 4 月 14~18 日 529 万人大規模災害時等の放送同時提供にも対応できるシステムやネットワークの処理能力柔軟性等在り方について検討が必要

台風など災害の最新情報を掲載特別警報警報注意報土砂災害警戒情報なども現在位置と設定地域に応じて掲載自治体が出す避難に関する情報を掲載 NHK

25 災害時等における放送同時提供 - ニュース防災アプリでも災害関連情報を発信 ( 平成 28 年 6 月 ~) 25 NHK ニュース防災アプリでも放送同時提供を実施し防災減災情報を多角的に提供 NHK ニュース防災アプリ主な提供内容地震津波台風など災害の最新情報を掲載特別警報警報注意報土砂災害警戒情報なども現在位置と設定地域に応じて掲載自治体が出す避難に関する情報を掲載 NHK が取材した様々なジャンルのニュースを掲載各地の天気予報を掲載雨雲データマップでは雨雲の動きを確認できます災害時などの放送同時提供やライブカメラなども最新情報はプッシュ通知でもいち早くお届けします

26 同時配信実験や災害時等における放送同時提供から見えた継続検討事項 26 より多くの視聴者により多くの番組を届けるために配信可能な番組数の拡大に向けたネット配信権に関する課題スポーツイベントのネット配信権に関する課題視聴者に確実に番組を届けるために大規模災害時等の放送同時提供にも対応できるシステムやネットワークの処理能力柔軟性等について検討多種多様な視聴環境 ( 利用端末電波状況等 ) に対応しうる配信ネットワークのあり方視聴者に提供するサービスレベルについて視聴環境によって選択できるようにする等同時配信の際の画質レベル数十秒以上となっている遅延への対応字幕システムの更なる機能向上等バリアフリーを見据えた対応の充実利用者が使いやすい Web サイトやアプリの開発視聴者ニーズが高いと見られる見逃しサービスのあり方について信頼される情報の社会的基盤としての役割を果たすべく視聴者目線で課題を検討解決していくことが重要常時同時配信に向けてシステム負荷への対応等技術面の課題や権利処理の在り方等について放送事業者と関係者との間で幅広い連携が必要と考える

27 参考 27

28 平成 28 年 12 月 13 日放送を巡る諸課題に関する検討会 ( 第 13 回 ) ヒアリングご説明資料より抜粋常時同時配信に関する要望に至った背景具体的ニーズ 28 放送と通信の融合の時代に新しい技術を積極的に取り入れ放送を太い幹としつつ放送だけでなくインターネットも積極的に活用してより多くの人々に多様な伝送路で公共性のい情報や番組などのコンテンツを届けます NHK ビジョン ( 平成 27 年 1 月 ) 抜粋インターネットの利用拡大など激しく変化する環境の中でいつでもどこでも視聴者の皆様のお役に立ち信頼される情報の社会的基盤としての役割を果たすことがますます重要になっている近年テレビを持たないがインターネットには繋がっている人の存在が無視できない規模になっているテレビ放送の常時同時配信に対して一定のニーズがあると理解しており実施のための費用や権利確保などの課題について試験的提供 ( 同時配信実験 ) や災害時の同時配信等を通じて知見を蓄えてきているテレビ放送をインターネット経由でも視聴可能にすることの意義は大災害時などの非常時に顕著に現れるがそうした状況で放送の同時配信を視聴してもらうためにはふだんから同時配信を実施し広く認知してもらっておくことが大切である NHK は今後とも情報の社会的基盤としてテレビを持たない人もインターネットを利用して NHK の放送番組をご覧いただけるようにしたい

29 平成 28 年 12 月 13 日放送を巡る諸課題に関する検討会 ( 第 13 回 ) ヒアリングご説明資料より抜粋常時同時配信の対象として想定するサービス及びスケジュール常時同時配信を行う放送波 NHK のテレビ放送の常時同時配信の制度整備が実現すれば開始時点においては地上波 ( 総合テレビおよび教育テレビ ) を対象とすることを想定している衛星波については BS1 ではスポーツ中継を多く編成していることなどから権利確保の課題等によりコンテンツの約 6 割がネット配信できない ( フタかぶせが必要になる ) と見込んでいる現時点では常時同時配信を行える環境にないと認識しており実施のためには環境整備が必要になる地域放送 ( ローカル放送 ) 各地の放送局が行うテレビ放送を地域放送番組を含めて常時同時配信することを基本として想定している進め方 2020 年 ( 平成 32 年 ) の東京オリンピックパラリンピックに際してテレビ放送の常時同時配信を実施するためその前年 2019 年 ( 平成 31 年 ) には本格的なサービスを開始し段階的に拡充することを想定している具体的な進め方については今後検討していくまた制度整備から本格的なサービス開始までの間には実施体制の整備やシステム開発を進めつつ多数のアクセスに備えた検証等を行うための試行的な提供を行うなどの十分な試行期間が必要になると考えるなお現行制度下での試験的提供についても規模の拡充等を図ってより多くの知見を蓄えていきたいその他少なくとも現時点では技術的な制約や権利確保上の課題等により放送との同一性を十分に確保することはできないためその点を前提として制度整備がなされるよう要望する制度整備が実現すればその制度の下で具体的なサービスの仕組みを設計する 29

30 平成 28 年 12 月 13 日放送を巡る諸課題に関する検討会 ( 第 13 回 ) ヒアリングご説明資料より抜粋常時同時配信の実施に関して現時点で想定する財源 30 これまで財源について研究してきているが NHK として現時点では次のように考えているテレビ放送を常時インターネットで見られるようにする際にはそれに要する費用の適切な負担の仕組みがあわせて整備される必要があるその際受信料制度を毀損しない仕組みとなることが重要であるその適切な負担については NHK のテレビ放送の常時同時配信を実際に視聴しうる環境を作った人に負担をお願いするのが適当と考える単にパソコンスマートフォン等のネット接続機器を持っているだけで負担をお願いするということは考えていないまたテレビを持ちすでに受信契約を結んでいただいている世帯の構成員には追加負担なしで常時同時配信をご利用いただくのが妥当と考える制度整備が実現すればその制度の下で具体的な仕組みを設計する

31 平成 28 年 12 月 13 日放送を巡る諸課題に関する検討会 ( 第 13 回 ) ヒアリングご説明資料より抜粋常時同時配信の実施に要するコスト ( 試算 ) 31 費用の試算は配信ビットレートアクセス数システム冗長性等の前提条件に応じて大きく変動する総合テレビと教育テレビの 2 波 ( 地域放送を含む ) を配信することを想定し一定の条件 ( ビットレート =512kbps など ) の下で費用を試算した場合配信にかかわる費用のイメージは次のとおり ( 権利確保のための費用は含まない ) 初期投資全国の放送局への設備整備を数十億円程度と試算 ( 符号化装置フタかぶせ装置運行装置改修等 ) ランニングコスト年間数十億円 ~ 百億円を下回る規模と試算 ( 回線費減価償却費等 ) コストについてはなるべく低廉に実施できるよう常時同時配信を巡るさまざまな取り組みや動向を見極め利用者の声にも耳を傾けながらさらに研究を進めていく

32 災害時等における放送同時提供 - 実施実績詳細 ( 平成 27 年度 ) 32 年開始日時終了日時配信番組 4 月 30 日 ( 木 ) 午前 0:00 4 月 30 日 ( 木 ) 午前 1:15 安倍首相アメリカ議会演説 5 月 29 日 ( 金 ) 午前 10:20 5 月 29 日 ( 金 ) 午後 3:55 口永良部島噴火関連ニュース 7 月 16 日 ( 木 ) 午後 11:00 7 月 17 日 ( 金 ) 午後 1:15 台風 11 号関連ニュース平成 27 年度 8 月 25 日 ( 火 ) 午前 0:10 9 月 9 日 ( 水 ) 午前 8:15 8 月 25 日 ( 火 ) 午後 0:15 9 月 9 日 ( 水 ) 午後 3:15 台風 15 号関連ニュース台風 18 号関連ニュース 9 月 10 日 ( 木 ) 午前 1:00 9 月 11 日 ( 金 ) 午後 7:30 栃木県茨城県宮城県に大雨特別警報 9 月 14 日 ( 月 ) 午前 10:15 9 月 14 日 ( 月 ) 午後 0:40 阿蘇山噴火警戒レベル 3 2 月 7 日 ( 日 ) 午前 9:36 2 月 7 日 ( 日 ) 午前 11:40 北朝鮮ミサイル発射

33 災害時等における放送同時提供 - 実施実績詳細 ( 平成 28 年度 ) 33 年開始日時終了日時配信番組平成 28 年度 4 月 14 日 ( 日 ) 午後 9:34 4 月 18 日 ( 月 ) 午前 8:00 4 月 29 日 ( 金 ) 午後 3:19 4 月 29 日 ( 金 ) 午後 3:35 5 月 27 日 ( 金 ) 午後 4:00 5 月 27 日 ( 金 ) 午後 6:45 6 月 16 日 ( 木 ) 午後 2:27 6 月 16 日 ( 木 ) 午後 4:00 6 月 24 日 ( 金 ) 午後 0:43 6 月 24 日 ( 金 ) 午後 3:27 7 月 10 日 ( 日 ) 午後 7:55 7 月 11 日 ( 月 ) 午前 6:26 8 月 8 日 ( 月 ) 午後 2:30 8 月 8 日 ( 月 ) 午後 4:30 8 月 22 日 ( 月 ) 午前 6:00 8 月 22 日 ( 月 ) 午後 11:55 8 月 30 日 ( 火 ) 午前 8:15 8 月 30 日 ( 火 ) 午後 10:25 9 月 9 日 ( 金 ) 午前 9:56 9 月 9 日 ( 金 ) 午後 0:40 9 月 19 日 ( 月 ) 午後 11:00 9 月 20 日 ( 火 ) 午後 7:32 10 月 21 日 ( 金 ) 午後 2:13 10 月 21 日 ( 金 ) 午後 7:32 11 月 9 日 ( 水 ) 午後 1:00 11 月 9 日 ( 水 ) 午後 6:01 11 月 22 日 ( 火 ) 午前 6:06 11 月 22 日 ( 火 ) 午後 1:15 12 月 16 日 ( 金 ) 午後 3:00 12 月 16 日 ( 金 ) 午後 5:10 平成 28 年熊本地震関連ニュース大分で震度 5 強オバマ大統領広島訪問北海道で震度 6 弱関連ニュース英国民投票 EU 離脱へ関連ニュース参院選 2016 開票速報おはよう日本天皇陛下お気持ち表明ニュース台風 9 号関連ニュース台風 10 号関連ニュース北朝鮮核実験関連ニュース台風 16 号関連ニュース鳥取で震度 6 弱関連ニュースアメリカ大統領選福島など震度 5 弱津波警報日ロ首脳会談

同時配信実験「試験的提供Ｂ」実施結果について

同時配信実験「試験的提供Ｂ」実施結果について報道資料同時配信実験試験的提供 B 実施結果について ( 平成 29 年 10 月 30 日 ~11 月 26 日実施 ) 平成 30 年 3 月 13 日 NHK 広報局利用状況について各日の利用率は 20% 前後で推移しており継続的な利用があった期間中の累計の利用率はサービス全体で 59.5% ( 同時配信 59.0% 見逃し配信 53.9% 早戻し配信 20.1%) ふだんのメディア利用が