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1 原検査抗原検査 ウイルス感染症検査 項目コード 検体量 検査項目 容器保存日数 所要実施料判断料 ( 安定性 ) アデノウイルス抗原抗ロタウイルス抗原 5F F 水痘 帯状ヘルペスウイルス抗原 (VZV 抗原 ) 5F サイトメガロウイルス (CMV) pp65 抗原 (C0,C) 糞便.0g 糞便.0g 専用スライド 単純ヘルペスウイルス特異抗原 (HSV 特異抗原 ) 専用スライド 5F F サイトメガロウイルス (CMV) pp65 抗原 (C7-HRP) 5F 血液 5.0 (EDTA-2Na 加 ) 血液 3.0 (EDTA-2Na 加 ) 絶凍 絶凍 室温室温 2~3 2~3 3~5 3~ 蛍光抗体法 蛍光抗体法 間接酵素抗体法 直接酵素抗体法 型 : 陰性 2 型 : 陰性 陰性 陰性 乳幼児下痢症 塗抹標本の採取方法水痘は下記をご参照くだ帯状疱疹さい 0 塗抹標本の採取方法は下記をご参照ください 0 ロタウイルス性胃腸炎ロタウイルス性下痢症 ヘルペス性外傷ヘルペス湿疹主病変部位 型 : 上半身, 2 型 : 下半身 ( 性器 ) 予約検査です 受託可能日は月 ~ 木です 血液は採血後 速やかにご提出サイトメガロウイルス下さい 採血後 24 時間感染症以内の血液を使用しない場合 検出率の低下が認められます 02 アデノウイルス抗原定性 ( 糞便 ) とロタウイルス抗原定性 ( 糞便 ) 又は定量 ( 糞便 ) を同時に行った場合は 主たる検査のみ算定する 単純ヘルペスウイルス特異抗原は ヘルペスウイルスの型別確認を行った場合に算定できる サイトメガロウイルス pp65 抗原定性は 染色法により 臓器移植後若しくは造血幹細胞移植後の患者又はV 感染者又は高度細胞性不全の患者に対して行った場合のみ算定できる ただし 高度細胞性不全の患者については 当該検査が必要であった理由について 診療報酬明細書の摘要欄に記載する 単純ヘルペス抗原 水痘帯状ヘルペス抗原検体の取扱い方. 検体の採取 Ⅱ. 水疱でない場合 ( 潰瘍等 ) Ⅰ. 水疱の場合小水疱 膿疱 痂皮 基底部細胞の採取 ポリエステル綿棒を生理食塩水や精製水で軽く湿らせ 病巣基底部全面を綿棒で強くぬぐいます 針を挿入し 上部の皮あるいは痂皮をはがします ピンセットで 剥がした皮を除去します 基底部 < 注意 > ) 早朝の水疱病巣が検体として最適です 2) 水疱内容液は検体として不適です 3) ウイルス感染細胞は病巣基底部にありますので 患者が痛いというくらい強くぬぐい 基底部の細胞を採取します 4) 膿がでている場合は 病巣基底部をかき乱さないように注意し 綿棒でまず膿をぬぐい去り 別の綿棒で検体を採取して下さい 2. 検体塗抹方法 綿棒にて病巣部位より感染細胞を採取し ご依頼の項目に応じ右記の位置に塗抹してください スライドグラスのウェルに内側から円を描くようにこすらず 軽くたたくように塗抹してください この際 綿棒に付着している検体すべてが 塗抹されるよう綿棒を少しずつ回転させ ウェルからはみ出さないように塗抹してください HSV- HSV-2 VZV 単純ヘルペス抗原 水痘帯状 * 両ウイルスをご依頼の場合は 3ウェルすべてに塗抹してください 3. 風乾操作中検体が剥がれ落ちる原因ともなりますので 完全に乾燥させてください ドライヤーの冷風で乾燥させることも可能です 4. アセトン固定検体の塗布してあるウェルにアセトンを滴下して固定し 蒸発させます 5. 輸送用ケースにスライドを入れ テープ等で固定し凍結にてご提出ください ウイルス感染症検査7 0 便検査用 3 EDTA-2Na 入り 36 蛍光抗体法専用スライド 抗原検査

2 抗原検査 原検査抗項目コード 検査項目 検体量 容器保存 ( 安定性 ) 日数 4887 ヒトパピローマウイルス HPV( 中 ~ 高リスク ) ぬぐい液 HPV-DNA 同定 5F ヒトパピローマウイルス 4888 HPV( 低リスク ) ぬぐい液 3~9 HPV-DNA 同定 ヒトパピローマウイルス 4948 (HPV)DNA 型判定 ( ハイリスク 3 種 ) 5470 ( 半定量 ) 547 (ATLA 抗体 ) 5465 (ATLA 抗体 ) 2275 (ATLA 抗体 ) ぬぐい液 血清 0.2 血清 0.3 血清 所要実施料判断料 6~8 3~5 3~6 4~ ハイブリッドキャプチャー法 PCR-rSSO 法 PA 法 蛍光抗体法 ウエスタンブロット法 陰性 index.00 未満 6 未満 5 未満 陰性 判定基準 : 下記参照 測定対象は6,8, 3,33,35,39,45, 5,52,56,58,59, 68 型です ただし型別の判定ではありません 29 ヒトパピローマウイルス測定対象は6,, 感染症 42,43,44 型です ( 子宮頚癌, 子宮頚部異形ただし型別の判定性, 尖圭コンジローマ ) ではありません 06 6,8,3,33,35,39, 45,5,52,56,58,59, 68 型の 中 ~ 高リスク型 HPV を検出致します 06 倍 倍 出発希釈 6 倍 出発希釈 5 倍 33 成人 T 細胞白血病 (ATL) 0 ヒト T 細胞白血病関連 0 0 HTLV 関連脊髄症 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において 細胞診によりベセスダ分類が ASC-USと判定された患者に対して行った場合に限り算定する HPV 核酸検出 (360 点 ) は 細胞診と同時に実施した場合は算定できない HPV 核酸検出 ( 簡易ジェノタイプ判定 ) と併せて実施した場合は 主たるもの つに限り算定する HPV ジェノタイプ判定ア HPV ジェノタイプ判定は あらかじめ行われた組織診断の結果 CIN 又はCIN2と判定された患者に対し 治療方針の決定を目的として ハイリスク型 HPV のそれぞれの有無を確認した場合に算定する イ当該検査は HPV 核酸検出の施設基準を届け出ている保険医療機関のみ算定できる ウ当該検査を算定するに当たっては あらかじめ行われた組織診断の結果及び組織診断の実施日 及び当該検査によって選択した治療法を診療報酬明細書の摘要欄に記載する エ同一の患者について 当該検査を2 回目以降行う場合は 当該検査の前回実施日 及び前回選択した治療 ( その後通常の検診となった場合はその旨 ) を上記に併せて記載する ( ウエスタンブロット法 ) は ( 半定量 ) 又はによって陽性が確認された症例について 確定診断の目的で行われた場合にのみ算定する [2275]HTLV-I(ATLA) 抗体 ウエスタンブロット法 ( 判定基準 ) 陽 陰保 性 性留 5F F F F F F エンヴタンパク (gp46 ) のバンドが () として認められ かつギャグタンパク (p9,p24,p53) のうち一つ以上のバンドが () として認められる 全くバンドは認められない 陰性および陽性の判定基準に一致しない 判定保留の場合は 原理の異なる複数の検査法を実施し できる限り経時的に検査する必要があります イルス感染症検査72 ウイルス感染症検査ウ プレイン容器 59 ヒトパピローマウイルス DNA 70 細胞診 ( 婦人科 C-R 法 ) 抗原検査

3 V 検査 ウイルス感染症検査 IV検査H項目コード 2530 V- 抗原 抗体 4582 V- 2( 迅速 ) 検体量所要実施料検査項目 容器保存 ( 安定性 ) 日数判断料 V- 抗体 V-2 抗体 5F F F F V-RNA 定量 (V- 核酸定量検査 ) 5F 血清 0.3 血漿 ~2 ~2 4~7 4~7 4~ ウエスタンブロット法 ウエスタンブロット法 リアルタイム PCR 法 不活化 ( 非働化 ) した検体は 判定に影響を及ぼす場合がありますので避けてください 他項目との重複依頼は避けてください 確認検査 ( ウエスタンブロット法 ) をご依頼の際には 改めて採血しご提出ください 0 コピー /ml 開封厳禁汚染の影響を受けやすい検査法の為 核酸増幅法以外の検査項目との重複依頼は避けて下さい 0 後天性不全症候群 (AIDS) 診察録等から非加熱血液凝固因子製剤の投与歴が明らかな者及び診察録などが確認できないため血液凝固因子製剤の投与歴は不明であるが 昭和 53 年から昭和 63 年の間に入院し かつ次のいずれかに該当する者に対して V- 抗体 V- 2 抗体定性 半定量 又は定量又はV- 2 抗原 抗体同時測定定性又は定量を実施した場合は V 感染症を疑わせる自他覚症状の有無に関わらず所定点数を算定する ただし 保険医療機関において採血した検体の検査を保健所に委託した場合は 算定しない ア新生児出血症 ( 新生児メレナ ビタミン K 欠乏症等 ) 等の病気で 血が止まりにくい との指摘を受けた者 イ肝硬変や劇症肝炎で入院し 出血の著しかった者 ウ食道静脈瘤の破裂 消化器系疾患により大量の吐下血があった者 エ大量に出血するような手術を受けた者 ( 出産時の大量出血も含む ) なお 間質性肺炎等後天性不全症候群の疾病と鑑別が難しい疾病が認められる場合やVの感染に関連しやすい性感染症が認められる場合 既往がある場合又は疑われる場合でV 感染症を疑う場合は 本検査を算定できる 輸血料を算定した患者または血漿成分製剤 ( 新鮮液状血漿 新鮮凍結人血漿等 ) の輸注を行った患者に対して 一連として行われた当該輸血または輸注の最終日から起算して 概ね2か月後にV- 抗体 V- 2 抗体定性 半定量 又は定量又はV- 2 抗原 抗体同時測定定性又は定量の測定が行われた場合は V 感染症を疑わせる自他覚症状の有無に関わらず 当該輸血または輸注につき 回に限り 所定点数を算定できる 他の保険医療機関において輸血料の算定または血漿成分製剤の輸注を行った場合であっても同様とする 診療報酬明細書の摘要欄に当該輸血または輸注が行われた最終日を記載する V- 抗体 ( ウエスタンブロット法 ) またはV-2 抗体 ( ウエスタンブロット法 ) は スクリーニング検査としての V- 抗体 V- 2 抗体定性 半定量 又は定量又はV- 2 抗原 抗体同時測定定性又は定量が陽性の場合の確認診断用の検査である ア V-I 核酸定量はPCR 法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により V 感染者の経過観察に用いた場合又は区分番号 D 02 感染症学的検査のV- 抗体又はV- 2 抗体定性 半定量 又は定量又はV- 2 抗原 抗体同時測定定性又は定量が陽性の場合の確認診断に用いた場合にのみ算定する イ V-I 核酸定量と D02 感染症学的検査のV- 抗体 ( ウエスタンブロット法 ) を併せて実施した場合は それぞれを算定することができる ウイルス感染症検査73 プレイン容器 63 血漿用ウイルス遺伝子検査用 04 V,2 抗体ウエスティンブロット専用 V 検査

4 肝炎ウイルス検査 炎ウイルス検査検体量項目コード検査項目 容器保存 ( 安定性 ) 日数 4950 HA 抗体血清 0.6 (HA-IgG) 5F (4 日 ) 495 HA-lgM 抗体血清 0.6 5F (4 日 ) 082 HBS 抗原 ( 定性 ) 血清 0.2 ~2 5F (4 日 ) 458 HBS 抗原 ( 迅速 ) 血清 0.3 ~2 5F (4 日 ) 肝083 HBS 抗体 ( 半定量 ) 血清 0.2 ~2 5F (4 日 ) 229 HBS 抗原 ~2 (4 日 ) HBV 核酸 RT-PCR 4846 (HBV 核酸定量 ) 4952 HBS 抗体 HBe 抗原 HBe 抗体 HBc 抗体 lgm-hbc 抗体 HBV ゲノタイプ 5F F F F F F B 型肝炎ウイルスコア 4860 関連抗原 (HBcrAg) 5F F F 血清 2.0 ~2 ~2 ~2 3~6 ( 分離後 ) 66 絶凍 4~6 (2 日 ) 3~9 所要実施料判断料 ~2 (4 日 ) ❹ 340 RPHA 法 PHA 法 CLEIA 法 リアルタイム PCR 法 EIA 法 ( ).00 未満 :0.80 未満 (±):0.80~.20 ():.2 以上 8 未満 0.05 未満 下記参照 下記参照 LogU/mL 3.0 未満 倍 lu/ml A 型肝炎 0 急性肝炎劇症肝炎ウイルス性肝炎 0 mlu/ml 0.0 mlu/mlは HBV ワクチンの再接種基準 0.0 未満 のためのカットオフ値 B 型急性肝炎です ( 最小防御抗体価 ) B 型慢性肝炎ウイルス性肝炎 HB キャリア劇症肝炎下記参照肝硬変症肝癌 0.00 以上の時は高力価 0 02 Logコピー /ml 開封厳禁汚染の影響を受けやすい検査法の為 核酸増幅法以外の検査項目との重複依頼は避けて下さい 0 HBs 抗原量の少ない検体は判定保留となる場合があります B 型肝炎 02 HA 抗体と HA-lgM 抗体を同時に測定した場合は 一方の所定点数のみを算定する HBc 抗体半定量 定量と HBc-lgM 抗体を同時に測定した場合は 一方の所定点数を算定する HBV コア関連抗原 (HBcrAg) は HBV 感染の診断の補助及び治療効果の判定の目的で 血清又は血漿中の HBV コア関連抗原 (HBcrAg) を測定した場合に 月に 回に限り算定する なお HBV 核酸定量を同時に測定した場合は 主たるもののみ算定する ❹B 型肝炎の診断が確定した患者に対して B 型肝炎の治療法の選択の目的で実施した場合に 患者 人につき 回に限り算定できる イルス感染症検査74 ウイルス感染症検査ウ肝炎ウイルス項目の判定基準 検査項目 陰 性 保 留 陽 性 HBe 抗原 [CLIA] Sample/cut off.0 未満.0 以上 HBe 抗体 [CLIA] inhibition 50% 未満 50% 以上 HBc 抗体 [CLIA] Sample/cut off.00 未満.00 以上 lgm-hbc 抗体 [CLIA]Sample/cut off.0 未満.0 以上 [ ]HBs 抗原について本検査に用いている試薬の添付文章には 下記の内容が記載されております 重要な基本的注意 B 型肝炎ウイルス (HBV ) 感染の診断は 本製品による検査結果のみで行わず HBc 抗体測定や HBV-DNA 検査など 他の検査結果および臨床経過を考慮して総合的に判断すること プレイン容器 66 ウイルス遺伝子検査用 肝炎ウイルス検査

5 ( 安定性 ) 肝炎ウイルス検査項目コード 430 HCV 抗体 2320 HCV-3 抗体 ( 迅速 ) 検体量所要実施料検査項目 容器保存日数判断料 5F F HCV 特異抗体群別判定 ( グルーピング ) 5F HCV 抗原 ( コア蛋白質 ) 血清 0.7 5F HCV 核酸 RT-PCR 4842(HCV 核酸定量検査 ) 5F HCV RNA 283 コアジェノタイプ 5F 血清 0.3 血清 0.6 血清 肝炎ウイルス検査 ( 分離後 ) 凍結 ( 分離後 ) 凍結 (3 ヶ月 ) ~2 ~2 3~6 4~5 4~ CLEIA 法 リアルタイム PCR 法 RT-PCR 法 ウイルス感染症検査.0 未満 fmol/l 3 未満 : 不活化 ( 非働化 ) 検体は偽陽性を呈する場合がありますので避けてください Log IU/mL C 型肝炎不活化 ( 非働化 ) 検体は 判定に影響を及ぼす場合がありますので避けてください 0 33 開封厳禁汚染の影響を受けやすい検査法の為 核酸増幅法以外の検査項目との重複依頼は避けて下さい 0 注 下記参照 02 HCV 血清群別判定はEIA 法により C 型肝炎の診断が確定した患者に対して C 型肝炎の治療法の選択の目的で実施した場合に 患者 人につき 回に限り算定できる HCV 核酸定量検査は 急性 C 型肝炎の診断 C 型肝炎の治療法の選択及び治療経過の観察に用いた場合にのみ算定できる 治療経過の観察の場合において HCV 核酸定量とHCV 核酸検出を併せて実施した場合は 主たるもののみ算定する 注 本ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので 検体採取にあたっては十分ご注意ください 溶血する場合があるため 他項目 ( 特に2-5A 合成酵素活性 ) との重複依頼は避けてください HCV 抗体 ( 第 3 2 世代 RIBA テスト ) HCV コア抗体について 本検査に用いている試薬の添付文章には重要な基本的注意点として C 型肝炎ウイルス (HCV) 感染の診断は 本製品による検査結果のみで行わ ず HCV-RNA 測定等 他の検査結果および臨床経過を考慮して総合的に判断すること が記載されております ウイルス感染症検査75 プレイン容器 66 ウイルス遺伝子検査用 肝炎ウイルス検査

6 ウイルス抗体検査の使い分け ウイルス抗体検査の使い分け < 抗体検査法 > 原理特徴 補体結合反応 (CF) 赤血球凝集抑制反応 () 蛍光抗体法 (FA) 中和反応 (NT) 酵素法 (EIA) 受身赤血球凝集反応 (PHA) 受身 ( 粒子 ) 凝集反応 (PA) ウエスタンブロット法 (WB) 抗原抗体複合体と結合した補体を感作血球の不溶血を指標として間接的に証明 赤血球凝集能をもつウイルスの場合 その凝集を抑制する抗体を証明 感染細胞中のウイルスと抗体との反応を蛍光標識抗体で証明 活性ウイルスを抗体により中和させ 感染防御抗体を証明 固相化したウイルス抗原と抗体を反応させ 酵素標識抗体との反応により証明 固相化赤血球にウイルスを吸着させ これに抗体を反応させ 凝集の有無により証明 固相化ゼラチン粒子にウイルスを吸着させ これに抗体を反応させ 凝集の有無により証明 転写膜に分画された抗原タンパクのバンドと特異的に反応する抗体を検出 群特異性が高い 比較的早期に抗体消失 感染スクリーニング用 型特異性が高い 早期に抗体が上昇 持続 抗体分画が可能 型特異性が高い 抗体分画が可能 定量的データ 他法に比して高感度 高感度 PHAに比し非特異的凝集が少ない 特異性が高い 確認試験 < 検出抗体の性質 > 性質抗体 lgm lgg lga 動 早期に産生されるが短期間で消失 lgm に遅れて出現 漸減しながら長期間持続 lgm より多少遅れて出現するが lgm より長時間検出可能 態 抗ウイルス抗体活性 < 抗体価の解釈とペア血清検査の意義 > ウイルス血清抗体価に正常値という概念はありません ウイルス感染後に産生される抗体の検出は 過去にそのウイルスに感染したことを回顧的に示すだけで 現在の状態を必ずしも反映してはいません ウイルス血清抗体価は感染の直後に高く 以後降下するパターンを示しますが 単一の血清の抗体価の高低だけで近い過去に感染があったかどうかの判定は出来ない場合が多いといえます ウイルス感染後の抗体応答パターン 各検査法の特徴 検査意義を理解し 目的に応じた検査法を選択する必要があります 急性期 ( 発病後早期 ) と回復期 ( 発病後 4~2 日 ) のペア血清の抗体価が4 倍以上上昇した場合有意と判断しそのウイルスの感染を推定します ただし 治療にγ グロブリンを投与した場合の抗体価の上昇は 必ずしも有意とは考えられません 血清抗体価補体結合能 - 胎盤移行性 - - IgM(EIA) ウイルス進入発疹出現 23CF 3週 月 発病後期間 2IgG(EIA) 年 23< 目的別検査法選択のめやす > 検査法の特徴により目的に合った検査の選択が必要です 自然感染では感染初期に応答するIgM 抗体の検出やペア血清による抗体上昇をみることが有用です また既往の有無やワクチンの効果判定にはEIAによる lgg 抗体の検査が有用です 自然感染 既往の有無 ワクチン効果判定 麻疹,NT,EIA(IgM)(IgG),NT,NT,EIA(IgG) 風疹ムンプス,EIA(IgM)(IgG) CF,,NT,EIA(IgM)(IgG),EIA(IgG),EIA(IgG),NT,EIA(IgG) NT,EIA(IgG) 水痘ポリオ CF,EIA(IgM)(IgG) EIA(IgG) NT IAHA,EIA(IgG) NT 日本脳炎インフルエンザ,CF CF, イルス感染症検査76 ウイルス感染症検査ウウイルス抗体価 ( 定性 半定量 定量 ) 同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は 8 項目を限度として算定する ウイルス抗体価 ( 定性 半定量 定量 ) は 治療上必要な場合に行うものとし 次に掲げるものを当該検査の対象とする ( イ ) アデノウイルス ( ロ ) コクサッキーウイルス ( ハ ) サイトメガロウイルス ( ニ )EB ウイルス ( ホ ) エコーウイルス ( ヘ ) ヘルペスウイルス ( ト ) インフルエンザウイルスA 型 ( チ ) インフルエンザウイルスB 型 ( リ ) ムンプスウイルス ( ヌ ) パラインフルエンザウイルスⅠ 型 ( ル ) パラインフルエンザウイルスⅡ 型 ( ヲ ) パラインフルエンザウイルス Ⅲ 型 ( ワ ) ポリオウイルスⅠ 型 ( カ ) ポリオウイルスⅡ 型 ( ヨ ) ポリオウイルスⅢ 型 ( タ )R S ウイルス ( レ ) 風疹ウイルス ( ソ ) 麻疹ウイルス ( ツ ) 日本脳炎ウイルス ( ネ ) オーム病クラミジア ( ナ ) 水痘 帯状疱疹ウイルスウイルス抗体価に当たって 同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても 所定点数のみを算定する グロブリンクラス別ウイルス抗体価同一検体について グロブリンクラス別ウイルス抗体価を行った場合は 2 項目を限度として算定する グロブリンクラス別ウイルス抗体価は 下記の項目のウイルスの lgg 型ウイルス抗体価又はlgM 型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する ただし ( ト ) のヒトパルボウイルス B9は 紅斑が出現している妊婦について このウイルスによる感染症が強く疑われ lgm 型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する ( イ ) ヘルペスウイルス ( ロ ) 風疹ウイルス ( ハ ) サイトメガロウイルス ( ニ )EB ウイルス ( ホ ) 麻疹ウイルス ( ヘ ) ムンプスウイルス ( ト ) ヒトパルボウイルス B9 ( チ ) 水痘 帯状疱疹ウイルス同一ウイルスについて lgg 型ウイルス抗体価及びlgM 型ウイルス抗体価を測定した場合にあっては いずれか一方の点数を算定する ウイルス抗体価 ( 定性 半定量 定量 ) と併せて測定した場合にあっては いずれか一方の点数を算定する ウイルス抗体検査の使い分け

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