平成 30 年 3 月 20 日 改定年月日 計画策定 改定内容 目次 1 基本計画策定の目的 現状把握... 2 (1) 飯山市の位置 地形... 2 (2) 飯山市の気候... 2 (3) 災害時における住民への情報伝達手段... 3 (4) 既設同報系システムの概要... 3 (

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1 飯山市新防災行政無線システム構築 基本計画書 平成 30 年 3 月 飯山市

2 平成 30 年 3 月 20 日 改定年月日 計画策定 改定内容 目次 1 基本計画策定の目的 現状把握... 2 (1) 飯山市の位置 地形... 2 (2) 飯山市の気候... 2 (3) 災害時における住民への情報伝達手段... 3 (4) 既設同報系システムの概要... 3 (5) 既設移動系システムの概要 新同報系システムの検討... 8 (1) 各種システム ( 特徴 メリット デメリット )... 8 (2) 飯山市に導入可能なシステムの比較検討 (3) 飯山市に最も適したシステムの決定 新移動系システムの検討 (1) 各種システム ( 特徴 メリット デメリット ) (2) 飯山市に導入可能なシステムの比較検討 (3) 飯山市に最も適したシステムの決定 新システムのイニシャルコスト及びランニングコスト ( 概算費用 ) (1) 同報系システム (2) 移動系システム (docomo ビジネストランシーバーの場合 ) 整備スケジュール (H31~32) (1) 同報系システム (2) 移動系システム 各種防災情報システム ( 拡張システム ) の導入... 38

3 1 基本計画策定の目的 現在飯山市では 災害時等における住民への情報伝達手段や関係機関との連絡手段 として アナログ防災行政無線を活用しています アナログ防災行政無線は 同報系は平成 9 10 年に 移動系は昭和 57 年に整備を 行い 今日まで運用してきました そのため 経年による設備の老朽化により 故障が多くなり維持管理費用が増加す るほか メーカーの製造終了により 修理も困難な状況です このままでは 災害時における住民への情報伝達に支障を来す可能性があります そこで 住民の生命と財産を守るため 既設の防災行政無線に代わる新たなシステ ムを構築します 新システムの構築に際しては 本基本計画において 現状の把握や課題の抽出及び 様々なシステムの比較検討を行い 最も適した新システムを決定します 基本計画における新システム決定までの流れ 現状把握及び課題抽出 ( 飯山市の特性 既設システム構成 運用状況など ) 各種システム比較検討 ( 特徴 メリット デメリットなど ) 同報系 新システムに求める機能 移動系 飯山市に最適なシステムの決定 平成 30 年度は 本基本計画に基づき 実施設計を行い より具体的なシステム構 成を検討し 平成 年度の整備を目指します 1

4 2 現状把握 (1) 飯山市の位置 地形飯山市は 長野県の最北端に位置し 市役所が北緯 36 度 51 分 06 秒 東経 138 度 21 分 56 秒 標高 315mの位置にあります 東は栄村 野沢温泉村および木島平村 南は中野市 西および北は新潟県に接する東西約 23.1km 南北約 25.2kmで周囲約 96.0km 総面積は約 k m2となっています 西側を斑尾山と鍋倉山を連ねる関田山脈に 東側を三国山脈の支脈により囲まれ 大半は急峻な山地からなり 市域を南西から北東に貫流する千曲川に向かって傾斜しています これら山間地から流れ出た中小河川により扇状地が形成されており 中央の平坦地は千曲川の氾濫により造成された沖積地帯であるため 急傾斜地帯や地すべり地帯による土砂災害や千曲川による洪水災害に幾度となくみまわれています また 本市は信濃川断層帯に含まれ善光寺地震 長沼地震 松代群発地震にみられるように地震の発生しやすい地域であり 近年においても中越 中越沖地震や長野県北部地震などの災害にもみまわれています (2) 飯山市の気候飯山市の気候は 春から秋にかけては内陸盆地型気候となっており 冬季は日本海からの季節風が 南西の斑尾山から北西の鍋倉山にかけて連なる関田山脈の影響によって上昇気流を生じるため 日本でも有数の豪雪地帯となっています 平成 22 年 1 月 ~ 平成 26 年 12 月の5 年間の年間平均気温は11.1 年間降水量は1,555m mとなっており 平成 22 年度 ~ 平成 26 年度における各年度の12 月 ~ 翌年 3 月までの5 年間の最深積雪平均は平地で176cm 山間部で350cmを上回り 1 年間のうち約 3 分の1の期間が雪におおわれており 豪雪による被害を多く受けています ( 参考文献 : 地域防災計画 ) 2

5 (3) 災害時における住民への情報伝達手段 (4) 既設同報系システムの概要ア戸別受信機 ( 同報系 ) 戸別受信機は 10 地区 約 8,000 世帯に設置されており そのうち全体の7% にあたる約 600 世帯には 無線電波の受信感度をよくするためのアンテナ ( 外部空中線 ) が屋外に設置されています 戸別受信機アンテナ設置状況 (H 現在 ) 地域別アンテナ設置状況図 (H 現在 ) 赤着色は アンテナ設置世帯が多い地区 地区名 戸別受信機外部空中線設置数取付数 設置率 飯山地区 % 秋津地区 % 木島地区 % 瑞穂地区 % 柳原地区 % 富倉地区 % 外様地区 % 常盤地区 % 太田地区 % 岡山地区 % 合計 % 32.6% 3

6 イシステム構成図 既設防災行政無線の構成イメージ図 ( 同報系 ) 市役所を親局として主に飯山地区の戸別受信機への情報伝達 市役所から西山中継局を経由して飯山地区以外の戸別受信機に情報伝達を行っています また 消防署の遠隔装置からの放送 防災関係機関 区長 学校等の一般電話から自動録音予約による地区遠隔放送を行うことが可能です 市役所には 県衛星系防災無線 Jアラート ( 全国瞬時警報システム ) 受信装置が整備されており Jアラートの放送は同報系親局設備 ( 親卓 ) を介して任意に放送することも可能です ( 資料編既設防災無線システム ( 同報系 ) 電波シミュレーション参照 ) ウ運用状況 現在 同報系アナログ無線設備を利用した放送では 定時放送として 朝 昼 夜 に放送を行っているほか 消防本部からの火災発生 ( 消防団召集 ) 鎮火 予防啓発等 の放送や 地区遠隔を利用した各地区放送 JR 電力 警察 JAからの放送を行 っています 同報系( アナログ防災行政無線 60MHz 帯 ) 親局( 固定局 ) 1 局 ( 所在地 飯山市役所 ) 中継局( 固定局 ) 1 局 ( 所在地 飯山市大字飯山 ) 屋外拡声子局なし 戸別受信機 8000 台 ( 全世帯 公共施設等 ) 4

7 エ課題現在の同報系アナログ無線設備が抱える運用上の課題は次になります 設備の導入から約 20 年が経過し 親局 中継局及び戸別受信機が老朽化により 故障時には 修理対応が困難となる可能性があります 屋外拡声子局が整備されていないことから 本市内の来訪者や外出者に対しての情報伝達ができず 住民に対する緊急情報の提供について 戸別受信機以外の情報伝達手段がありません アンサーバック機能を有した設備がなく 土砂災害などの発生により集落が孤立した場合 在宅者に対して戸別受信機による情報伝達ができても 電話回線などの連絡手段が断線などにより使用できなくなった場合は 本部への伝達手段がありません 新システムの構築における課題は次になります 戸別受信機は 全世帯を対象に配布( 貸与 ) されていることから 再整備に多額の費用が必要となります 現在の中継局等の配置においては 電波不感エリアがあり 戸別受信機に対しては 外部アンテナから受信するなど宅内の工事費が発生します 整備に係る財源 緊急防災 減災事業債 ( 充当率 100% 交付税措置率 70%) の活用は 平成 32 年度までと定められています ( 戸別受信機の対する整備に関しては 基地局や屋外拡声子局などの一体的な整備であれば対象となる ) 5

8 (5) 既設移動系システムの概要昭和 57 年に移動系無線設備として 400MHz 帯アナログ無線設備により整備を行いました 市役所を基地局として 各地区活性センターの半固定型無線装置 災害対策本部 消防団幹部 災害現場用としての携帯型無線装置 消防ポンプ車などに搭載する車載型無線装置により構成されています 平常時は市役所から各所への連絡通話用として 半固定型無線装置から携帯型無線装置などへ直接通話が可能です 特に災害時においては 一般電話回線や携帯電話回線などでは 通話利用者の急増に伴う回線輻輳により通話接続障害などが発生しやすくなるのに対して 専用無線波を利用することから 通話障害の原因の一つとして考えられる回線輻輳が発生しづらいため 災害対策本部との連絡通話 災害現場からの連絡通話などが容易に可能です アシステム構成 既設防災行政無線の構成イメージ図 ( 移動系 ) ( 資料編既設防災無線システム ( 移動系 ) 電波シミュレーション参照 ) イ運用状況現在 移動系アナログ無線設備は 行政利用以外に消防団の通話 災害時の通話手段として利用しています 移動系( アナログ防災行政無線 400MHz 帯 ) 基地局 1 局 ( 所在地飯山市役所 ) 移動局 68 局 ( 内訳 : 種類 出力 台数 ) 6

9 基地局( 固定 ) 10W 1 台 ( 災害対策本部 ) 移動局( 携帯 ) 5W 15 台 ( 危機管理防災課 消防団 ) 移動局( 車載 ) 10W 12 台 ( 消防団車両等 ) 移動局( 半固定 ) 10W 10 台 ( 半固定型 : 活性化センター ) 移動局( 携帯 ) 4W 30 台 ( 危機管理防災課 消防団 ) ウ課題現在の移動系アナログ無線設備が抱える運用上の課題は次になります 設備の老朽化が進み 修理対応が困難であり 年々使用できる台数は減りつつあります 活動エリア内での通話が十分ではありません 市役所 ( 基地局 ) から富倉地区活性化センターや柳原地区活性化センターは 通話ができない状況です 法改正により 平成 17 年 12 月 1 日以前のスプリアス規格で平成 19 年 11 月 30 日以前に製造された無線機 ( 旧スプリアス規格 ) は 平成 34 年 11 月 30 日までの使用となっています 新システムの構築における課題は次になります 汎用の移動無線機とは違い 本市専用の周波数( 電波 ) を利用するため 無線装置単体が高価であり 再整備や装置の増局に多額の費用が必要となります 活動エリアに合わせた中継局配置等の見直しが必要です 整備に係る財源 緊急防災 減災事業債 ( 充当率 100% 交付税措置率 70%) の活用は 平成 32 年度までの期限と定められています ( デジタル化に対する整備が対象 ) 7

10 3 新同報系システムの検討防災行政無線同報系 ( アナログ デジタル ) の整備は 平成 29 年 3 月 31 日時点で 全国 1,741 市町村のうち 1,374 市町村 ( 整備率 78.9%) となっています デジタル無線による防災行政無線同報系の整備は 875 市町村あり同報系を整備している市町村の63.7% を占めています また 全国 1,741 市町村での整備率は50. 3% となっています 長野県では 全 77 市町村のうち 防災行政無線同報系の整備は67 市町村 ( 整備率 8 7.0%) あり そのうちデジタル無線による整備は 43 市町村あり ( 整備率 55.8%) 同報系を整備している市町村の64.1% となっています システム 同報系 県別 全国 (1741 市町村 ) 長野県 (77 市町村 ) 防災行政無線同報系の整備率 設置数整備率 1374 市町村 78.92% 67 市町村 87.01% 方式 デジタル アナログ デジタル アナログ 設置数整備率 875 市町村 50.26% 499 市町村 市町村 55.84% 24 市町村 31.17% ( 参考文献 : 総務省ホームページより ) なお デジタル方式には現行デジタル方式 (16QAM/TDM/TDMA) とデジタル新方式 (QPSK/SCPC 4 値 FSK/SCPC) があります 16QAM QPSK 4 値 FSKとは電波の変調方式のこと またTDM/TDM A SCPCとは電波のアクセス ( 接続 ) 方式のことです (1) 各種システム ( 特徴 メリット デメリット ) アデジタル防災行政無線 (16QAM TDM/TDMA) 現行デジタル (16QAM) 方式は 平成 15 年 7 月 (2003 年 ) に策定された (ARIB 標準規格 STD-T86) 市町村デジタル同報通信システムです 既存のアナログシステムと同様 災害時の緊急情報や平常時の行政情報などを直接住民に周知することができます ARIB: 一般社団法人電波産業会 (Association of Radio Industries and Businesses) が定めた 通信 放送分野における無線設備の標準規格 8

11 デジタル同報系防災行政無線利用イメージ図 ( 総務省北陸総合通信局 市町村デジタル防災無線システム導入ガイド より ) また デジタル化による多様なニーズの対応を可能にするため 時分割多元接続 (T DMA:Time Division Multiple Access) 方式を採用 その基本的構成は次のとおりで す 親局市庁舎等に設置され無線装置 操作卓 遠隔制御装置 表示装置などで構成されます 中継局必要な通信エリアを確保するために市町村役場 ( 親局 ) から離れた山上等に設置して親局と子局間の通信を中継します 子局避難所 集落や危険場所等に設置され周辺住民向けに拡声放送を行います 同時通話 文字表示 画像 データ収集等が可能な高機能型の無線設備と拡声放送のみを行う受信設備があります 戸別受信機一般家庭 集会所等に配備される受信設備で 音声蓄積 文字表示 画像表示等が可能な高機能型もあります 再送信子局屋外拡声子局であって 親局と他の子局との間の通信を中継する無線局をいいます 親局からの電波が届きにくい地域に子局を置く場合に設置します 9

12 デジタル同報系防災行政無線システム構成図 ( 総務省北陸総合通信局 市町村デジタル防災無線システム導入ガイド より ) なお 同方式の特徴を次にまとめます デジタル防災行政無線 (16QAM TDM/TDMA) メリットデメリット 1 データ伝送が可能 映像( 静止画 ) の伝送が可能 文字情報の伝送が可能 その他のシステムとの連動が容易 2 双方向通信 親局と屋外拡声子局間で双方向の連絡通信が可能 3 複数同時通信 拡声放送中に親局と子局間の通信が可能 1 導入費用が高額 4 活用範囲の拡大 気象観測や河川水位等のテレメータシステム 5 デジタル化の特長を最大に生かした高機能型 10

13 イデジタル防災行政無線 (QPSK SCPC) デジタル新方式は 平成 27 年 9 月 (2015 年 ) に策定 (ARIB 標準規格 STD-T115) された市町村デジタル同報通信システム TYPE2 で 現行デジタル方式の制度導入後 約 10 年が経過した平成 25 年時点で全国市町村全体の整備率が36% に留まっており その一因として現行デジタル方式の整備費用が高額であることが考えられることから 低廉化に対する要望があり 技術基準の策定が行われ QPSK 方式と4 値 FSK 方式が採用されました 同方式は 回路構成が単純で既に簡易無線等で利用されている変調方式であることから これらを製造しているメーカーの防災行政分野への新規参入も期待でき機器価格の低廉化が可能と見込まれます さらに 現行デジタル方式に比べて受信可能エリアを広くとることができ 戸別受信機の外部接続アンテナが必要となる世帯が減少することでさらなる低廉化が期待できます ( 参考文献 : 総務省ホームページより ) 基本的な構成は 現行デジタル (16QAM) 方式と変わりませんが 伝送容量が少なく 音質はアナログなみです デジタル新方式 (QPSK) の特徴をまとめると次のとおりです デジタル防災行政無線 (QPSK SCPC) メリットデメリット 1 伝送容量の縮小 1 整備費の低廉化 連絡通話が単信のみ 機器価格の低廉化 親局からの一斉通報中には子局から親局 戸別受信機の外部アンテナ設置箇所の減少への緊急連絡不可 2 現行方式と基本的な構成や機能は同等 2 現行方式に比べ音質の低下 ( 気にならない程度 ) ウコミュニティFM 地上基幹放送 (FM 放送 ) の一種であることと 放送対象地域が従来の広域放送や県域放送より狭く 地域密着 市民参加 防災および災害時の放送 が特徴であることからコミュニティFMと呼ばれています 事業者は電波法に基づく地上基幹放送局の免許が必要で 免許申請時に指定されるコードがCFMであることから CFM とも略されます 特に市町村防災行政無線と比べてコストが 1/10 1/100 と低いため 地方自治体が第三セクターを設立して参入する例が多く見られます 県内では8 社が運営しており 近くに株式会社ながのコミュニティ放送が FMぜんこうじ 76.5MHz を開局しています 全国組織として日本コミュニティ放送協会 (JCBA) があり 2017 年 ( 平成 29 年 )12 月現在 全国のコミュニティ放送局 315 局のうち235 局が加盟しています ( 参考文献 :JCBAホームページ) 防災情報の伝達手段として使用する場合 既存のコミュニティFM 局と協定する方法 11

14 と自治体が第三セクターを設立しコミュニティFM 局を開設して運営する方法があります 基本的構成は 番組送出設備 中継回線設備 放送局の送信設備 FMラジオ等受信端末機のほか スタジオ等番組制作の設備で構成されます 防災行政無線等と連動した防災情報を割り込み放送させる場合は 放送装置制御器が必要となります コミュニティ放送を活用した自動起動ラジオ地域事例 ( 塩釜市 ) ( 総務省報道資料平成 29 年 7 月 7 日より抜粋 ) 12

15 主な特徴を次にまとめます メリット コミュニティ FM デメリット 1 現行方式と比べ整備費が 1/10 1/100 と安価 ( メリット 2 採用時 ) 1 コミュニティ FM 放送局としての 運営費が必要 2 専用ラジオ以外は電源スイッチ O N やチャンネル合わせが必要 2 個人所有のラジオ利用可能 3 既設コミュニティFM 局と協定し運用する場合 希望する受信エリアを確保できないことが多い ( FM ぜんこうじ は 飯山市の一部しか受信できない ) 4 運用上 端末を限定した放送ができない エ地域振興用無線地域振興波を利用した地域振興用無線システムには 地域振興 MCAと地域コミュニティ無線があります 地域振興 MCAとは 地域内の企業 団体などがお互いの連絡を密にすることにより地域全体を活性化させることを目的として 平成 5 年 1 月に郵政省から免許方針が出された無線システムのことを指します 地域産業の振興を通じて地域住民の生活向上を図ること を目的とした法人又は団体が 地域振興のために開設する陸上移動業務用の無線局で 中継動作を主体として行う基地局を中心としたMCAシステムです 通常 企業や一般団体には免許されず 免許主体については 電波法関係審査基準により次の 地域振興 MCAの免許主体及び構成員 のとおり定められています 地域振興 MCAの免許主体及び構成員 免許主体 想定される構成員 ( 会員 ) 地域産業振興協会 地域の企業 農協 商工会 市町村等 地域商工振興協会 地域の企業 商店 商工会等 山村振興協会 森林組合 市町村等 観光振興団体 観光協会 観光バス会社 旅館 ホテル 市町村 駐車場管理者等 地域福祉協会 医師会 福祉事務所 身体障害者個人等 13

16 地域振興用無線システム ( 地域振興 MCA) ( 総務省ホームページ地域振興用無線システムより ) 一方 地域コミュニティ無線とは 地域コミュニティの活性化や地域の安心 安全の向上を図るため 平成 20 年 7 月に九州地方で導入が開始された 基地局を主体とした同報系システムのことを指します 自治会等の地域コミュニティにおいて各種行事案内等の情報を地域の各世帯に設置した受信機に一斉に伝達することができるほか 市町村が整備する同報系の防災行政無線と接続することにより市町村役場からの防災情報等の提供も可能となるなど 防災行政無線を補完するシステムとしても期待されています ( 参考文献 : 東北総合通信局報道資料 ) 地域コミュニティ無線システムの概要 ( 総務省資料地域コミュニティ無線システムの概要より指宿市基本構想案 ) 14

17 基本的構成は 基地局設備 再送信局設備 専用受信端末機からなります 防災行政無線に連動して放送させる場合は 基地局あるいは再送信局に防災行政無線波と地域振興波を中継する装置が必要です また 防災行政無線の屋外拡声子局に中継装置と地域振興波の送信設備を設置することでも連動が可能です 特に800MHz 帯デジタルMCA 同報無線の戸別受信機代用として 連動させた同システムの受信機 ( 防災行政ラジオ ) が多く利用されています 免許人は自治会など地域コミュニティ団体 及び自治体などとなります 主な特徴を次にまとめます 地域振興用無線メリットデメリット 1 自治会放送が可能 自治体と連動させれば行政放送が可能 1 電波伝搬エリアが狭い 2 専用端末機で屋内受信が可能 3 屋外での拡声放送も可能 2 専用受信端末機が高価 オ 280MHzデジタル同報無線 280MHz 帯デジタル同報無線システムは 東京テレメッセージ株式会社が開発した独自の無線システムです 衛星通信とポケベル波を利用し 配信用パソコンと防災ラジオ 戸別受信機 屋外拡声子局 文字表示器でシステム構成されます 配信用パソコン情報発信用 中央配信局電気通信事業者設備 ( 東京テレメッセージ ) 送信局電気通信事業者設備 ( 東京テレメッセージ ) 専用受信端末機防災ラジオ又は 戸別受信機音声読上げと文字表示の専用機文字表示器 屋外拡声子局 15

18 280MHz 帯デジタル同報無線システム 防災ラジオ 戸別受信機 ( 引用文献 : 東京テレメッセージ株式会社ホームページ ) 主な特徴を次にまとめます メリット 1 整備費削減が可能 戸別受信機が安価 280MHzデジタル同報無線デメリット 1 運用費が嵩む 送信局維持費 衛星回線使用料 情報コンテンツ費 システム監視費など 2 生声放送が不可 PC 入力を介しての放送 2 衛星回線による冗長化 3 価格競争が無い 一社独自開発の無線システムのため ( 引用文献 : 東京テレメッセージ株式会社ホームページ ) 16

19 (2) 飯山市に導入可能なシステムの比較検討ア新システムに求める機能及び対応策飯山市が現状の運用と更新時に抱える課題に対して より多くの市民や来訪者に対し 災害時を含む情報伝達を行うために どのような対策や検討が必要かを下記にまとめました 同報系システムに求める機能及び課題への対応 課題 1 住民への伝達手段 必要な機能及び対応策 戸別受信機を全世帯へ配布 屋外拡声子局の設置 運用面 現状の運用を継続 コスト低減 戸別受信機 電波不感エリア対策 拡張システム ( 補完システムの構築 ) 一斉緊急放送 地区別放送 生声音声による放送 遠隔操作による放送 ページング電話予約機能 定時放送及び随時放送 費用低減のためのシステムの採用 既設ダイポールアンテナの有効利用 中継局の設置位置の再考 再送信子局の設置 メール配信サービス ホームページ連携 ケーブルテレビ連携 電話 FAX サービスなどに対応できること 17

20 イ飯山市に導入可能なシステムの比較検討 同報系各種システム比較表 種類メリットデメリット イニシャルコスト ( ) 費用ランニングコスト ( 年 ) 評価 ( ) 総合評価 デジタル防災行政無線現行方式 60MHz 16QAM 方式 自営の無線網 高機能 導入費用が高額 戸別受信機が高額 900,900 千円 4,539 千円 デジタル防災行政無線低廉化方式 60MHz QPSK 方式 自営の無線網 機器の低廉化 戸別受信機の低廉化 再送信局及び戸別アンテナ設置の削減 導入費用が高額 機能の一部低下 ( 伝送容量の縮小 音質が若干低下 ) 654,500 千円 4,539 千円 FM コミュニティ 端末 ( ラジオ ) が安価 FM コミュニティ放送局の立上げが必要 ( 民間事業者 ) 運営費用の確保 ページング放送不可 395,780 千円 48,527 千円 地域振興用無線 防災以外での使用用途の拡大 戸別受信機が高額 電波伝搬エリアが狭い 再送信局の増加 周波数の割り当てが困難 931,700 千円 4,607 千円 280MHz デジタル同報無線 端末 ( 戸別受信機 ) が安価 電波エリアが広い 緊急時の生声放送不可 保守費が高額となる 465,080 千円 8,375 千円 ( ) 次表参照 18

21 同報系システム別イニシャルコスト費用比較 項目 現行方式 60MHz テ シ タル 16QAM 方式 低廉化方式 60MHz テ シ タル QPSK 方式 各システム名称 FM コミュニティ ( 新規開局 ) 地域振興用無線 ( 単位 : 千円 ) 280MHz テ シ タル同報無線 1 式 1 式 1 式 1 式 1 式 80,000 80,000 50,000 25,000 20,000 1 親局 ( 岳北消防本部 の整備含む ) 親局設備遠隔制御装置直流電源装置情報配信システム付帯設備 親局設備遠隔制御装置直流電源装置情報配信システム付帯設備 演奏所情報配信システム付帯設備 FM 局 : 40,000 千円 ( 演奏所設備 ) 市役所 : 10,000 千円 ( 放送設備 ) 岳北消防本部には設備無し 親局設備遠隔制御装置直流電源装置情報配信システム付帯設備 配信局遠隔制御装置情報配信システム付帯設備 1 式 1 式 1 式 1 式 1 式 45,000 45,000 45,000 45,000 90,000 2 中継局 送信局局舎 鉄塔非常用発電機アフ ローチ回線ハ ックアッフ 回線 送信局局舎 鉄塔非常用発電機アフ ローチ回線ハ ックアッフ 回線 送信所局舎 鉄塔非常用発電機アフ ローチ回線ハ ックアッフ 回線 送信局局舎 鉄塔非常用発電機アフ ローチ回線ハ ックアッフ 回線 送信局局舎 鉄塔非常用発電機アフ ローチ回線ハ ックアッフ 回線 8 局 8 局 10 局 - 10 局 5,500/ 局 5,500/ 局 4,200/ 局 - 5,200/ 局 3 屋外拡声子局 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W アンサーハ ック有りモーターサイレン 3.7kw 44,000 44,000 42,000 52,000 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W アンサーハ ック有りモーターサイレン 3.7kw 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W モーターサイレン 3.7kw 2 局 2 局 - 10 局 - 8,000/ 局 8,000/ 局 - 7,500/ 局 - 4 再送信屋外拡声子局 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W アンサーハ ック有りモーターサイレン 3.7kw 16,000 16,000 75,000 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W アンサーハ ック有りモーターサイレン 3.7kw 鋼管柱スリムスヒ ーカー 30W モーターサイレン 3.7kw 次ページにつづく 19

22 各システム名称 項目 5 再送信屋外子局 現行方式 60MHz テ シ タル 16QAM 方式 低廉化方式 60MHz テ シ タル QPSK 方式 FM コミュニティ ( 新規開局 ) 地域振興用無線 280MHz テ シ タル同報無線 40 局 2,500/ 局 100,000 制御装置スヒ ーカー無しモーターサイレン無し 8,000 台 8,000 台 8,000 台 8,000 台 8,000 台 50/ 台 30/ 台 15/ 台 45/ 台 17.5/ 台 6 受信端末 7(1~6) 機器計 8(7 20%) 工事費 9(7 20%) 諸経費 10(7~9) 計 11 消費税 (10%) 12(10~11) 事業費計 戸別受信機 400, , , , ,000 戸別受信機 防災ラシ オ ( 自動起動付 ) 戸別受信機 防災ラシ オ ( 自動起動付 ) 1 式 1 式 1 式 1 式 1 式 585, , , , ,000 1 式 1 式 1 式 1 式 1 式 117,000 85,000 51, ,000 60,400 1 式 1 式 1 式 1 式 1 式 117,000 85,000 51, ,000 60, , , , , ,800 81,900 59,500 35,950 84,700 42, , , , , ,080 20

23 同報系システム別ランニングコスト費用比較 ( 単位 : 千円 ) 各システム名称 項目 現行方式 60MHz テ シ タル 16QAM 方式 低廉化方式 60MHz テ シ タル QPSK 方式 FM コミュニティ ( 新規開局 ) 地域振興用無線 280MHz テ シ タル同報無線 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 4,000 4,000 2,000 4,000 7,500 1 保守点検費 システム保守親 中継 子局定期点検 システム保守親 中継 子局定期点検 システム保守演奏所 送信所 子局 定期点検 FM 局 : 1,500 千円市 : 50 千円 システム保守親 中継 子局定期点検 システム保守配信局 送信局中継 子局 定期点検 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 2 電波利用料 26 (25,350 円 ) 固定局 1 局 45,700 千円 /2 子局 10 局 500 円 /2 26 (25,350 円 ) 固定局 1 局 45,700 円 /2 子局 10 局 500 円 /2 46 (45,700 円 ) 固定局 1 局 45,700 円子局受信局 0 円 38 (37,900 円 ) 基地局 1 局 12,700 円再送信子局 42 局 600 円 13 (12,700 円 ) 親局 1 局 12,700 円子局受信局 0 円 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 45,000 3 運用費 4 雑費 ( 電気代等 ) 4(1~4) 計 5 消費税 (10%) 6(4~5) 計 FM 局運営費 1 運用規模や人数による 2 収入も有り FM 局 : 45,000 千円 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 , ,126 4,126 48,046 4,188 7, ,539 4,539 48,527 4,607 8,375 21

24 (3) 飯山市に最も適したシステムの決定 全国自治体の大半が導入しており 飯山市が求める機能を全て補えるデジタル防災行政無線を採用します なお 導入費用を削減するために 電波到達範囲が広く 戸別受信機が安価である デジタル防災行政無線低廉化方式 60MHz QPSK 方式 を採用します また 戸別受信機の電波不感エリアの対策として 既設ダイポールアンテナを活用し 宅内工事費の削減を図ります ア中継局の検討 現在同報系システムの中継局で利用している西山中継局について 電波シミュレーシ ョンを行った結果 課題が生じたので 新たな候補地を選定しました 中継局の検討 項目西山中継局 ( 既設 ) 評価 まだらお高原山の家 ( 新候補地 ) 評価 デジタル 60MHz (QPSK 方式 ) 中継回線市役所 ~ 中継局 机上検討では可 見通しはない 机上検討では可 見通しはない デジタル 60MHz (QPSK 方式 ) 中継局 ~ 全市 概ね問題なし 概ね問題なし 西山中継局より標高差が 220m 高いのでより広がる ケーブルテレビ伝送路利用 サービスエリア内にあり問題なし サービスエリア内にあり問題なし 5GHz 無線リンク回線 ( 冗長化 ) 市役所 ~ 中継局 5GHz 無線リンク回線 ( 冗長化 ) 岳北消防本部 ~ 中継局 非常用発動発電機の設置スペース 見通しがないため不可 見通しがないため不可 見通しがないため不可 問題なし 概ね問題なし 問題なし 土石流危険渓流エリア内の 立地 借地( 県 ) ため 強固な建造物であること を要する 市役所から西山中継局 まだらお高原山の家中継局候補地ともデジタル無線回線利用の 中継回線構成は可 ( 机上検討にて ) ただし見通しはなし ケーブルテレビの伝送路を利用し バックアップ回線として市役所 ~ 岳北消防本部 ~ま だらお高原山の家中継局が回線構成可能であるため有効 ( 岳北消防本部 ~ 西山中継局は見 22

25 通しがないため回線構成不可 ) 整備時に既設設備( 西山中継局 ) を停止することなく並行して工事が可能となるため まだらお高原山の家中継局候補地を総合的に判断して新防災行政無線システムの拠点として推奨する ( 資料編見通し図 土石流危険渓流エリア図参照 ) イ新システム構成図 新同報系システム構成図 ( 資料編新防災無線システム ( 同報系 ) 電波シミュレーション参照 ) 23

26 ウ新システムシステム概要 同報系基本システム一覧表 システム種類 1 60MHz QPSK 方式 機能と理由 1 飯山市の現状の運用をそのまま移行できるデジタル防災行政無線を採用 2 費用縮減を図るため 新方式を採用 3 自営設備となるため 緊急時など庁内で完結できるシステム 2 親局設備 1 緊急放送 定時 随時放送など現状の運用を維持 生声放送 地区別放送機能など 2 情報伝達手段の拡張 ( ホームページ ケーブルテレビ エリアメール 防災メール等と連携 ) 3 中継局 1 現施設の老朽化対策とエリア拡張のため まだらお高原山の家付近に新たに建設 2 市役所 ~ 中継局間はケーブルテレビの伝送路の活用 3 通信回線の冗長化のため 市役所 ~ 岳北消防本部 ~ 中継局間を 5GHz 無線 LAN で冗長化 4 子局設備 1 屋外拡声子局の設置 防災の拠点となる各地区活性化センターへ設置 (10 局 ) 電波不感エリアの解消のため再送信子局の設置 (2/1 0 局 ) 2 音達エリアの拡張 音達距離が伸びるスリムスピーカーを採用 3 双方向通信機能 ( アンサーバック ) 電話網等の不通に際しては 屋外拡声子局の双方向通信機能により 本部と連絡が可能 1 費用軽減のため低廉化受信機を選定 5 戸別受信機 2 学校施設には戸別受信機と校内放送設備 ( 非常放送設備 ) との接続可能 3 要配慮者対策として 拡張機能 ( 文字表示装置 FAX) が接続可能 4 新移動系システムの検討総務省では 既存のアナログ方式の防災無線システムの高度化と電波の有効利用を図るために 150MHz/400MHz 帯の防災行政無線 ( 移動系 ) については できるだけ早期に260MHz 帯デジタルへ移行することを推奨しています 24

27 防災行政無線移動系 ( アナログ デジタル ) の整備は 平成 29 年 3 月 31 日時点で 全 国 1,741 市町村のうち 1,235 市町村 ( 整備率 70.9%) となっています デジタル無線による防災行政無線移動系の整備は 387 市町村あり移動を整備している 市町村の 22.2% を占めています また 全国 1,741 市町村での整備率は 31.3% となっています 長野県では 全 77 市町村のうち 防災行政無線移動系の整備は 64 市町村 ( 整備率 83. 1%) あり そのうちデジタル無線による整備は 20 市町村あり ( 整備率 26.0%) 移動 系を整備している市町村の 31.3% となっています システム 移動系 県別 全国 (1741 市町村 ) 長野県 (77 市町村 ) 防災行政無線移動系の整備率 設置数整備率 1235 市町村 70.94% 64 市町村 83.10% 方式 デジタル アナログ デジタル アナログ 設置数整備率 387 市町村 22.23% 848 市町村 48.71% 20 市町村 26.00% 44 市町村 57.10% ( 参考文献 : 総務省ホームページより ) なお デジタル方式には現行デジタル方式 (π/4 シフト QPSK TDM/TDMA) と デジタル新方式 (4 値 FSK SCPC) があります また 同報系と同じ規制緩和で使用できるようになった 800MHz 帯 MCA 無線 や 携帯電話の回線を利用する IP 無線 を使用している地方自治体も見受けられるようにな っています π/4 シフト QPSK 4 値 FSK とは電波の変調方式のこと また TDM/TDMA SCPC とは電波のアクセス ( 接続 ) 方式のことです ( 資料編既設防災行政無線システム ( 移動系 ) 電波シミュレーション参照 ) 25

28 (1) 各種システム ( 特徴 メリット デメリット ) アデジタル防災行政無線 (π/4シフトqpsk TDM/TDMA)( 現行方式 ) 移動系の現行デジタル方式 (π/4シフトqpsk TDM/TDMA) は 平成 1 6 年に制度化 規格化 (ARIB STD-T79) された固定系およびテレメータ系を総合的に構成できる260MHz 帯デジタル通信方式です デジタル移動系防災行政無線利用イメージ図 基本的構成は 次のとおりです 統制局災害対策本部を置く市町村役場等に設置して基地局を制御する設備で 一斉通信や統制通信 発着信規制 強制切断等の通信統制機能を有しています 基地局設備を遠隔制御する統制局制御装置や通信統制を行う統制台などから構成されます 基地局端末局及び移動局と通信を行う無線局で 統制局と移動局等 ( 端末局又は移動局 ) 間の通信及び移動局等相互間の通信を中継します 基地局には統制局と同じ庁舎に置く場合と山上等の中継局に置く場合があり 中継局等に置く場合はマイクロ多重回線等の無線中継回線を用いて統制局制御装置と接続します 端末局基地局 移動局及び他の端末局と通信を行う無線局で 市町村の出先や地域の防災関係機関 生活関連機関等に設置します 移動局( 車載型携帯型可搬型 ) 26

29 基地局 端末局及び他の移動局と通信を行う移動する無線局で 基地局の通信エリア外では基地局を介さずに移動局等相互間で直接通信を行います また 移動局には全国の市町村との応援通信を可能にするため通話用周波数と直接通信用周波数の全部が割当てられます デジタル移動系防災行政無線システム構成図 ( 総務省北陸総合通信局 市町村デジタル防災無線システム導入ガイド より ) 本システムは 多チャンネルの音声通信に加え 文字情報や画像情報等のデータ通信 が行えるなどデジタル方式ならではの様々な特長を有しています 27

30 主な特徴を次にまとめます デジタル防災行政無線 (π/4 シフト QPSK TDM/TDMA) 1 データ伝送が可能 メリット 映像 ( 静止画 ) の伝送が可能 PC を接続し WEB 検索 メール送受信などが可能 2 秘話性 秘匿性が高い ( 盗聴は極めて困難 ) デメリット 3 双方向通信が可能 同時 3 通話が可能 電話機感覚での使用が可能 1 導入費用が高額 4 通信エリアが拡大 移動局同士の通信も基地局を介して行われるため 遠く離れた移動局同士でも基地局の通信エリア内であれば通信可能 5 情報システムとの連動性が向上 デジタルネットワークとの親和性が高く 防災情報システムや土砂災害システム等 他の情報システムとの接続 連動が容易に可能 ( 参考文献 : 総務省ホームページ ) 同システムによる移動系のデジタル化については 市町村合併に伴う防災行政無線の再編や消防の広域化による消防救急無線の再編やデジタル化などを踏まえて導入が検討されてきましたが 財政事情等から整備が進んでいない状況です イデジタル防災行政無線 (4 値 FSK SCPC)( 新方式 ) 260MHz 帯移動系デジタル防災行政無線システムの低廉化を目的に 平成 27 年 12 月 3 日に策定されたデジタル新方式 (ARIB 標準規格 STD-T116) は 4 値 FSKの変調方式を採用した無線通信システムです 同方式のシステムは 現行のデジタル通信方式であるπ/4シフトQPSK 方式に比べ 機器の回路構成が複雑でないため 音声通信が主体のシステムを比較的低コストで整備可能なことが特徴です 基本的構成は 統制局( 統制台 / 指令卓 ) 設備 基地局設備 移動局設備( 車載型 携帯型 可搬型 ) で構成され 庁舎等に統制局を配置します 28

31 デジタル移動系防災行政無線 (4 値 FSK) システム構成図 主な特徴を次にまとめます デジタル防災行政無線 (4 値 FSK SCPC) メリットデメリット 1 整備費の低廉化 1 同時通話は1 通話のみ 機器価格の低廉化 ウ IP 無線 IP 無線とは 携帯電話網や自営無線のデータ通信機能を使い デジタルデータや音声をVoIP 化して伝送する移動体通信サービスです ( 専用のデータ領域を通じて通信 音声大域を利用しないので 安定した通話が可能 ) 災害時でも携帯や固定電話がつながらない時でも輻輳されにくいシステムです 通信エリアはメーカーによってどこのキャリア (docomo au Softbank) を使っているかで変わりますが ほぼ全国 携帯電話の電波が入るところはどこでも通信エリアとなります しかし 地下やトンネル また山奥など どのキャリアでも圏外になるエリアでは IP 無線は利用できません なお モバイルクリエイト社 J-Mobile 社 スマートウェーブ テレコミュニケー 29

32 ションズ社などはNTTドコモ社 (docomo) アイコム社はKDDI 社 (au) ソフトバンク社 (Softbank) は自前のキャリアを使用しています また NTTドコモ社は自前のFOMA 回線を使った ドコモビジネストランシーバ を法人向けに提案しています 既に 多くの自治体で導入実績があり 今後も IP 無線を導入する自治体が増えると予想されます ドコモビジネストランシーバ概要図 ( ドコモホームページより抜粋 ) 基本的な構成は 車載型可搬型携帯型車載型が主流で 室内で指令用とする場合は 電源装置と組み合わせて使用します 主な特徴を次にまとめます メリット IP 無線 デメリット 1 免許申請などは不要 1 毎月通話料が発生 2 基地局 中継局設備が不要 ( 導入費が安価 ) 2 通信が集中するとビジー状態になる 3 操作方法が簡易なお 大災害の事例では 平成 28 年 4 月に発生した熊本地震においては問題なく使用はできている 4 通話エリアが広い 5 GPS 位置情報 画像 測定値等のデジタルデータの送受信が容易 3 進化速度が速く陳腐化が速い 30

33 (2) 飯山市に導入可能なシステムの比較検討 ア新システムに求める機能及び対応策及び課題への対応 課題 必要な機能及び対応策 1 電波エリア 住居エリアを網羅できること 2 災害時に強いシステム 災害時に電波干渉や輻輳されないシステムであること 3 運用面 グループ分け( チャンネル設定 ) ができること 4 コスト低減 導入費 ランニングコスト 電波不感エリア対策 費用低減のためのシステムの採用 同報系の施設を有効利用する ( デジタル防災行政無線を導入する場合 ) イ飯山市に導入可能なシステムの比較検討 移動系システム比較表 種類メリットデメリット イニシャルコストランニングコスト ( 年 ) 費用評価 総合評価 現行方式 260MHz 自営の無線網 高機能 導入費用が高価 エリア内の利用限定 104,020 千円 1,755 千円 4 値 FSK 260MHz 自営の無線網 価格が現行方式より安価 同時通話チャンネルが少ない エリア内の利用限定 57,794 千円 1,207 千円 毎月のランニング IP 無線機 エリアが広い ( 全国使用可能 ) 端末費用が安価 免許や資格が不要 同時通話 多重通話が可能 コストが発生 通信が集中するとビジー状態になる可能性がある なお 大災害の事例では 平成 28 年 4 月に発生した熊本地震においては問題なく使用はできている 8,891 千円 2,031 千円 デジタル簡易 無線機 端末費用が安価 免許申請が簡単 通信の輻輳 通話エリアが狭い 6,600 千円 90 千円 31

34 移動系システム別イニシャルコスト比較 各システム名称 ( 単位 : 千円 ) 項目 現行方式 260MHz テ シ タル 16QAM 方式 低廉化方式 260MHz テ シ タル 4 値 FSK 方式 IP 無線 テ シ タル簡易無線 1 基地局 2 中継局 ( 基地局 ) 3 車載型 4 携帯型 5 半固定型 6(1~5) 機器計 7(6 10%) 工事費 8(6 15%) 諸経費 9(6~8) 計 11 消費税 (10%) 12(10~11) 事業費計 統制装置遠隔制御装置 1 式 1 式 1 式 1 式 9,500 15, 統制装置遠隔制御装置 統制装置 統制装置 1 式 1 式 1 式 1 式 27,000 10, 局 12 局 12 局 12 局 700/ 局 200/ 局 85/ 局 70/ 局 8,400 2,400 1, 局 45 局 55 局 55 局 550/ 局 200/ 局 97/ 局 70/ 局 24,750 9,000 5,335 3, 局 10 局 600/ 局 600/ 局 6,000 6, 式 1 式 1 式 1 式 75,650 42,000 6,465 4,800 1 式 1 式 1 式 1 式 7,565 4, 式 1 式 1 式 1 式 11,348 6, ,563 52,540 8,082 6,000 9,457 5, ,020 57,794 8,891 6,600 ( 資料編デジタル防災行政無線システム ( 移動系 )( 新方式 ) 電波シミュレーション参照 ) ( 資料編キャリア別エリア範囲図参照 ) 32

35 移動系システム別ランニングコスト費用比較 ( 単位 : 千円 ) 各システム名称 項目 現行方式 260MHz テ シ タル 16QAM 方式 低廉化方式 260MHz テ シ タル 4 値 FSK 方式 IP 無線 テ シ タル簡易無線 1 保守点検費 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1,500 1,000 システム保守システム保守システム保守システム保守 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 2 電波利用料 27 (26,450 円 ) 基地局 1 局 12,700 円 /2 移動局 67 局 600 円 /2 27 (26,450 円 ) 基地局 1 局 12,700 円 /2 移動局 67 局 600 円 /2 包括免許移動局 68 局 31 (30,600 円 ) 450 円 68 局 68 局 68 局 68 局 3 回線利用料 4 雑費 ( 電気代等 ) 5(1~4) 計 6 消費税 (10%) 7(5~6) 事業費計 1,796 2,200 円 / 月 / 局 26,400 円 / 年 / 局 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 1 式 / 年 ,597 1,097 1, ,755 1,207 2,

36 (3) 飯山市に最も適したシステムの決定 イニシャルコストを抑えることができ 建物内や市外 ( 災害協定都市への応援活動等 ) など利用エリアが広い IP 無線 を採用します IP 無線は イベントなどの情報伝達手段として柔軟な利用が期待できます なお 取扱メーカーは多数ありますので 飯山市におけるキャリアのカバーエリア状況を踏まえ 検討します また キャリアのカバーエリア外の利用に備えて 安価なデジタル簡易無線機を補完することを検討します ア新システム構成図 キャリアのエリア内は利用可能 イ新システム概要 同報系基本システム一覧表 システム種類 IP 無線 1 低コスト 基地局はキャリアの設備 2 利用エリアが広い 機能と理由 飯山市内において docomo au Softbank は住居エリアをほぼカバーできている 3 グループ通話 個別通話 一斉通話が可能 無線機種にあたっては 別途検討します ウ IP 無線伝搬調査の実施平成 30 年 1 月 24 日 ~2 月 1 日において 岳北消防本部において ICOM 社 au docomo のマルチキャリア化の IP 無線システムの伝搬調査を実施しました 結果 一部不感エリアはあったものの 岳北消防本部管内において 電波レベルは良好で 使いやすいシステムであると評価を得た ( 資料編岳北消防本部実施 IP 無線伝搬調査報告書参照 ) 34

37 5 新システムのイニシャルコスト及びランニングコスト ( 概算費用 ) (1) 同報系システム < イニシャルコスト > ( 単位 : 円 ) 項目数量 単 位 単価金額 親局設備 1 式 57,500,000 57,500,000 遠隔制御装置 1 台 1,500,000 1,500,000 5GHz 無線設備 1 式 6,000,000 6,000,000 中継局設備 1 局 45,000,000 45,000,000 屋外拡声子局設備 ( アンサーハ ック有 モーターサイレン有 スリムスヒ ーカー ) 屋外拡声再送信子局設備 ( アンサーハ ック有 モーターサイレン有 スリムスヒ ーカー ) 8 式 5,500,000 44,000,000 2 式 8,000,000 16,000,000 戸別受信機 8,000 台 30, ,000,000 多メディア連携機能 ( ) 1 式 15,000,000 15,000,000 工事費 ( 経費含む ) 1 式 170,000, ,000,000 合 計 595,000,000 消 費 税 (10%) 59,500,000 総 合 計 654,500,000 ( ) 多メディア連携システム Lアラート エリアメール ホームページ 配信メ ール ケーブルテレビ等の連携システム ( 資料編新防災行政無線システム ( 同報系 ) と連動する各種防災情報システムイメージ参照 ) < ランニングコスト > ( 単位 : 円 ) 項目数量 単 位 単価金額 防災行政無線設備保守費同報系 1 年 4,000,000 4,000,000 電波利用料ほか維持管理費 1 年 126, ,000 合 計 4,126,000 消 費 税 (10%) 412,600 総 合 計 4,538,600 35

38 (2) 移動系システム (docomo ビジネストランシーバーの場合 ) < イニシャルコスト > ( 単位 : 円 ) 項目数量単位単価金額 指令局 1 式 102, ,000 移動局 ( 車載 ) 12 局 85,000 1,020,000 移動局 ( ハンディタイプ ) 55 局 97,000 5,335,000 施工管理等 1 式 776, ,000 モバロケ ( 車載のみ ) 12 局 6,000 72,000 工事費 ( 諸経費 ) 1 式 225, ,000 合計 7,530,000 消費税 (10%) 753,000 総合計 8,283,000 < ランニングコスト > ( 単位 : 円 ) 項目数量単位単価金額 トランシーバ回線使用料 ( 年額 ) 67 局 26,400( 1) 1,768,800 モバロケ ASP サーバ利用料 ( 年額 ) 12 局 6,000( 2) 72,000 合 計 1,840,800 消 費 税 (10%) 184,080 総 合 計 2,024,880 ( 1) 月額 2,200 円 12 月分 =26,400 円 ( 2) 月額 500 円 12 月分 =6,000 円 36

39 6 整備スケジュール (H31~32) (1) 同報系システム 項目 平成 31 年度 平成 32 年度 公告 H31 年 4 月機器製作 H31 年 6 月 ~12 月中継局整備 H31 年 8 月 ~12 月親局整備 H31 年 10 月 ~ H32 年 3 月屋外子局整備 (10 箇所 ) H31 年 10 月 ~ H32 年 3 月戸別受信機整備 H31 年 4 月 ~12 月その他連携機能整備 H31 年 10 月 ~ H33 年 2 月 完成検査 H33 年 3 月 H30 は実施設計業務を行う (2) 移動系システム 項目 平成 31 年度 公告 H31 年 4 月 移動局整備 H31 年 6 月 ~ 11 月 完成検査 H31 年 11 月 H30 はメーカー選定を行う 37

40 7 各種防災情報システム ( 拡張システム ) の導入新システムの整備に合わせ ケーブルテレビやメールなどへの情報伝達手段の多重化を図ります ケーブルテレビ連携イメージ メール連携イメージ HP 連携イメージ 38

改定年月日 平成 30 年 3 月 20 日 計画策定 改定内容 目次 基本計画策定の目的... 1 既設同報系システムの概要... 1 既設移動系システムの概要... 1 同報系 各種システム... 2 同報系 新システムに求める機能及び課題への対応... 3 同報系 各種システムの比較検討及び評

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