専用球技場基本構想策定業務

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ゆずさいまいだ
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2 本案は京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会における委員意見を踏まえて取りまとめたものです 1 京都スタジアム ( 仮称 ) の概要 (1) 建設予定地亀岡市約 12.8ha 用地は亀岡市の都市公園内 ( 予定 ) (2) 施設概要施設用途 : 専用球技場入場可能数 :25,000 人程度スタジアムの配置 : 長軸を南北メインスタンドを西側ピッチ :125m 85m 程度 1

3 < 参考 > スタジアムのイメージ ( フクダ電子アリーナ ) ( ユアテックスタジアム仙台 ) ( 亀岡市作成イメージ ) 2

2 京都スタジアム ( 仮称 ) が目指すもの (1) 青少年の夢とあこがれの架け橋府民に親しまれるスタジアムする見る支えるの三拍子揃ったスタジアム府民( 青尐年 ) が大きな夢と感動を徔られるスタジアムサッカーラグビーアメフトなどの決勝戦等が行われるスタジアム国際的全国的な試合を身近に観戦できる感動スタジアム京都府初の本格的球技専用スタジアム( 収容人員 :25,000

4 2 京都スタジアム ( 仮称 ) が目指すもの (1) 青少年の夢とあこがれの架け橋府民に親しまれるスタジアムする見る支えるの三拍子揃ったスタジアム府民( 青尐年 ) が大きな夢と感動を徔られるスタジアムサッカーラグビーアメフトなどの決勝戦等が行われるスタジアム国際的全国的な試合を身近に観戦できる感動スタジアム京都府初の本格的球技専用スタジアム( 収容人員 :25,000 人 ) 国際試合 J1の試合に対応 Jリーグ( サッカー ) トップリーグ( ラグビー ) の基準に対応選手との一体感が生まれトップレベルの選手も競技しやすいサンガのホームスタジアムとする (2) まちづくりの架け橋府中北部振興のゲートウェイ京都府中北部への人の流れを造る新たなゲートウェイ新しいランドマークの創設亀岡盆地の田園風景や山並みと調和したシンボリックなスタジアム地域振興に貢献亀岡市の都市開発( 区画整理事業 ) と連携した整備集客機能 + 交流機能を備えた新たな観光スポットとして保津川下りやトロッコ列車等の観光資源との連携による新たな観光ルートの創出 3

5 (3) 人との架け橋祭り ( 試合イベント ) のときに誰もが盛り上がる場府民ファン選手が一体となって感動を生むスタジアム日常も人が集い楽しむ場試合がなくても何か楽しみがある多様な交流を生み出すスタジアム地域コミュニティが結びつく場地域の皆さんが活用できるスタジアム (4) 自然との架け橋自然を生かしたスタジアム田園の中にある都市公園と一体となった豊かな自然に恵まれた施設自然環境と共生するスタジアムサンクチュアリ( 共生ゾーン ) などを設けアユモドキなどの生息環境を積極的に保全環境に優しいエコスタジアム先進的な省エネ創エネ技術等の導入 (5) 安全との架け橋災害に強い安心安全スタジアム耐震性等に優れた防災備蓄倉庨や大型自家発電等を備えた防災拠点 4

3 京都スタジアム ( 仮称 ) 整備の考え方コンセプト 1 人が集い一体となり感動を生むスタジアム 1ダイナミックな観戦環境

選手の声や息づかいなどテレビでは味わえない臨場感や躍動感を創出応援の盛り上がりが選手に伝わる観戦環境の創出応援しやすいサポーター席の設置

観客席を屋根で覆うことにより快適な観戦環境を確保ゆったり感がある観客席テラスシートボックスシートなど様々な観戦スタイルを提供する観客席

6 3 京都スタジアム ( 仮称 ) 整備の考え方コンセプト 1 人が集い一体となり感動を生むスタジアム 1ダイナミックな観戦環境フィールドが近く臨場感あふれるスタンド最前列をフィールドと同じレベル( ゼロタッチ ) にしスタンドの傾斜や配置を工夫して選手の声や息づかいなどテレビでは味わえない臨場感や躍動感を創出応援の盛り上がりが選手に伝わる観戦環境の創出応援しやすいサポーター席の設置球技場のどのエリアからも聞きやすい音響設備を設け観客席とフィールドとの一体感を創出 2ハイレベルな観戦環境快適な観戦環境の創出観客席を屋根で覆うことにより快適な観戦環境を確保ゆったり感がある観客席テラスシートボックスシートなど様々な観戦スタイルを提供する観客席コンコースからフィールドが望めるゾーンを配置するなどプレーの決定的瞬間を見逃さない観戦空間の創出観戦しながら食事ができるレストランの設置観戦ボックス写真提供コンコースから見渡せるフィールド観客席を覆う屋根観戦の楽しみを倍増する映像環境選手紹介やハイライト映像など大型映像装置をフル活用した観戦空間の演出コンコースでのテレビ映像の放送などハイレベルなメディア環境の整備 (c)2011,jrfu 大型映像装置による演出 5

など観光スポットとしての機能も整備 2 開かれた空間交流拠点スタンド下やスタンド外周の空間を活用し

スタジアムツアーなどスタジアムの開放 3 選手とサポーターとのふれあいの場サポーターが選手を身近に感じることができ

日常利用の促進ホスピタリティスペース( 貴賓室 ) や諸室を会議室 ( 市民講座等 ) など交流スペースとして利活用

7 コンセプト 2 人の交流が生まれるスタジアム 1 地域のシンボルとなる施設田園風景や山並みと調和したシンボリックな施設として整備展望スペースや眺望カフェ ( レストラン ) など観光スポットとしての機能も整備 2 開かれた空間交流拠点スタンド下やスタンド外周の空間を活用し人々が集える附帯施設の整備 ( 例 : スポーツジムクライミングウォール芝生広場など ) スタジアムツアーなどスタジアムの開放 3 選手とサポーターとのふれあいの場サポーターが選手を身近に感じることができ応援を送ることができる場外スペースを配置選手への応援や声援のための横断幕やフラッグが掲出できる空間を整備 4 日常利用の促進ホスピタリティスペース( 貴賓室 ) や諸室を会議室 ( 市民講座等 ) など交流スペースとして利活用野外コンサートや結婚式などフィールドの開放スタンドコンコースを地域イベント( フリーマーケット朝市屋台村お祭りステージ ) に活用コンコースでのフリーマーケット ( イメージ ) ゲート出典 : 体育施設スポーツジムスポーツジムクライミングウォール 6

8 コンセプト 3 人に優しいスタジアム 1 老若男女が楽しめる施設子どもからお年寄りまでが安全快適に多様な観戦スタイルに対応できる次世代型のおもてなし空間を提供日常利用もできる安心な託児所おもてなしシート出典 : 体育施設託児所 2 人に優しく使いやすい施設障害者や高齢者女性小さな子ども連れの方など誰もが観戦しやすいユニバーサルデザインに配慮した観客席やコンコーストイレなどを整備出典 : 岡山県親子席 ( ベビーカースペース ) 車いす席多目的トイレ出典 : 岡山県 7

9 コンセプト 4 環境に優しいエコロジースタジアム 1 環境技術を集めたエコのシンボル施設 BEMS( ビルエネルギーマネジメントシステム ) の導入再生可能エネルギーである太陽光発電の設置スタジアム内トイレの洗浄水として雨水を再利用照明や映像装置などにLEDを積極的に採用し省エネルギー省資源技術の設備を整備シートなどにリサイクル素材の採用 2 自然を生かしたスタジアム光の透過性が高い屋根材の使用雨水を利用した散水装置の設置通風を考慮したスタンド構造など天然芝生の維持管理に自然の恵みを生かす施設の整備光を通す太陽光発電屋根雨水を利用した芝散水提供 : 広島市 3 水循環やヒートアイランドに配慮したスタジアムスタジアムの壁面緑化や駐車場の透水性舗装などヒートアイランドに配慮した施設の整備壁面緑化透水性舗装 ( 緑化舗装 ) 8

10 コンセプト 5 自然と共生するスタジアム 1アユモドキの生育環境の保全スタジアム建設と自然保護の両立共生ゾーンの設定によるアユモドキ保護の本格的対応生態への影響に配慮した工事 2アユモドキ保護の拠点発信スタジアムにアユモドキ保護発信の拠点機能を整備スタジアムでのアユモドキの展示スタジアム来場者がアユモドキのサポーターになってもらえる普及啓発コーナーの設置アユモドキ保全活動展示コーナー啓発活動 ( 学習会 ) 9

利用の各段階に応じた効果的なソフト施策を実施し府民の参加意識を高める工事見学会の開催

11 コンセプト 6 万一のときに頼りになるスタジアム 1 災害に強く耐震性に優れ防災機能を有する安心安全のスタジアム避難所機能の併設備蓄倉庨の設置耐震性貯水槽など防災機能の導入自家発電設備の設置神戸観光壁紙写真集防災備蓄倉庨公園の耐震性貯水槽コンセプト 7 府民参加によるマイスタジアム 1 将来に渡って愛着が持たれるスタジアムづくり計画設計建設利用の各段階に応じた効果的なソフト施策を実施し府民の参加意識を高める工事見学会の開催 2スタジアムづくりへの参加が実感できる仕組みづくり個人ネーム入りプレートやレンガの募集設置など出典 : 体育施設個人ネーム入りプレート出典 : 甲子園球場個人ネーム入りレンガ 10

12 4 施設の基本機能 J リーグやトップリーグ X リーグなでしこリーグなどのプロの試合を開催するスタジアムとして日本サッカー協会のスタジアム標準や J リーグ規約 J リーグクラブライセンス交付規則ジャパンラグビートップリーグ規約等を踏まえ施設計画を行うまた快適な観戦環境の提供と円滑な運営のため観客選手メディア関係者の動線に配慮する徒歩自転車鉄道バス観客公共交通 ( 駅ターミナル ) 徒歩自動車駐車場入場口 ( ゲート待機スペース ) コンコース売店飲食トイレ等観客エリア ( 座席 ) フィールド ( ピッチ ) VIP VVIP 観客席 VIP VVIP 関係諸室セキュリティ関連諸室運営進行諸室運営本部記録室医務室審判更衣室などチーム関連諸室チーム更衣室監督室ウォームアップエリアなど放送室記者席メディア関連諸室記者席実況放送室記者室兼カメラマン室記者会見室などミックスゾーン受付セキュリティ関係者駐車場 VIP VVIP 試合関係者メディア球技場の諸機能の関係性 11

13 運営本部医務室ドーピングコントロール室チーム更衣室提供 : ハードオフエコスタジアム新潟放送室ウォームアップエリア記者会見室ミックスゾーン多目的に利用できる VIP ルーム 12

14 < 諸室の必要面積 > スタジアム標準最小規模フクダ電子アリーナユアテックスタジアム仙台ベストアメニティスタジアム Ⅰ. 試合関係者 1. チーム関係諸室 1チーム更衣室 (2 室 ) 150 m2 160 m2 240 m2 135 m2 2 監督室 (2 室 ) 24 m2 15 m2 25 m2 45 m2 3 静養室 ( マッサージ室 ) 室の明記なし 15 m2-55 m2 4ウォームアップエリア (2 室 ) 100 m2 180 m2 400 m2 230 m2 5トイレ (2 室 ) 面積の明記なし 2. 運営進行諸室 1 運営本部室 200 m2 135 m2 130 m2 240 m2 2 応接室室の明記なし 30 m2-45 m2 3 記録室 18 m2 5 m2 45 m2-4マッチコーディネーションミーティング室 24 m 審判更衣室 (2 室 ) 24 m2 40 m2 35 m2 35 m2 6 医務室 50 m2 25 m2 50 m2 60 m2 7ドーピングコントロール室 36 m2 55 m2 50 m2-8ボールパーソン更衣室面積の明記なし会議室 ( ミーティングルーム ) 室の明記なし 220 m2 160 m2 225 m2 9トイレ室の明記なし 3. その他 1 倉庫予備室 ( 必要な面積は管理者判断 ) 面積の明記なし Ⅱ. メディア関連 1 記者席 120 席中継用実況放送室 (5か所以上) 75 m2 90 m2 120 m2 75 m2 3 記者室兼カメラマン室 200 m2 80 m2 110 m2 70 m2 4 記者控室室の明記なし 80 m 記者会見室 100 m2 120 m2 130 m2 85 m2 6ミックスゾーン ( インタビュー室 ) 200 m2-150 m2-7 場内放送室アンプ室室の明記なし 80 m2-30 m2 Ⅲ. 観客関連 500 席 1 来賓室 (VIP 席 ) ( 大規模な国際試合の開催を想定する場合 ) 180 m2 200 m2 55 m2 2 売店 ( 飲食グッズ等 ) 面積の明記なし 400 m2 240 m2 160 m2 3イベントコーナー室の明記なし 70 m キッズコーナー室の明記なし 70 m 会議室室の明記なし m2-6 控室 ( 予備室 ) 室の明記なし 70 m トイレ推奨する最小設置数女性 1,000 人につきトイレ 20 洗面台 7 台男性 1,000 人につきトイレ 5 小便器 10 洗面台 ,040 m2 1,320 m2 620 m2 Ⅳ. その他施設管理事務室室の明記なし 60 m2 110 m2 90 m2 中央監視室室の明記なし 120 m2 - - 消防控室面積の明記なし - 20 m2 15 m2 警備本部室面積の明記なし - 20 m2 15 m2 倉庫室の明記なし 100 m2 300 m2 - 器具庫室の明記なし 400 m2 300 m2 1,000 m2 電気室室の明記なし 600 m2 200 m2 200 m2 機械室室の明記なし m2 - 受水槽ポンプ消火ポンプ室室の明記なし 160 m2-300 m2 ごみ集積所室の明記なし 100 m2 - - ポンプ室( ろ過室 ) 室の明記なし 50 m2 - - 財団法人日本サッカー協会スタジアム標準より

15 5 事業手法事業手法については公設公営公設民営民設民営等の手法があるが施設の計画設計建設維持管理運営に至る各段階において可能な限り官民連携手法 (PPP) 等を検討していくことが必要である資金設計建設運営事業概要公設公営行政行政行政従来の公共サービス公設民営行政行政民間指定管理者制度管理運営委託行政民間民間 DBO 民設民営民間民間民間 PFI 一般的な傾向を示したものであり事業ごとに諸条件は異なる PPP PPP( 官民連携手法 ) これまでの行政主体による公共サービスを誰が最も有効的で効率的なサービスの担い手になり徔るのかという観点から行政と多様な構成主体 ( 市民自治会各種団体 NPO 企業大学など ) との連携により提供していく考え方であり民間委託指定管理者制度 DBO PFI 民営化などの事業手法の総称 DBO(Design Build Operation) 公共が資金調達施設の所有権を有したまま民間事業者に設計建設維持管理及び運営業務を一体的に委ねる PFI(Private Finance Initiative) 公共施設等の建設維持管理運営等を民間の資金経営能力及び技術的能力を活用して行う手法民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律 (PFI 法 ) に基づき実施される民設民営手法による事業化を行う場合一般的には民活導入可能性調査をはじめ事業実施の方針や募集要項の作成など民間事業者選定の業務に長時間を要する建設予定地 ( 亀岡市 ) では土地利用の諸条件を調整しその結果を踏まえて設計建設段階においても行政が一定関与していくことが想定されることから現時点においては公設民営の手法が適していると考えられる運営の他事例 < 指定管理者方式 > ユアテックスタジアム仙台フクダ電子アリーナベストアメニティ鳥栖レベルファイブスタジアムキンチョウスタジアムアウトソーシングスタジアム日本平 < 直営 > ニッパツ三ツ沢球技場 <DBO 方式 > ノエビアスタジアム神戸 14

16 6 概算建設費及び運営収支 (1) 概算建設費約 100 億円 ( 基礎工費及び造成工費を除く )( 今後の物価状況等により変動がある ) フクダ電子アリーナの建設費を参考に算定 81 億円 / フクダ電子アリーナ収容人員 (19,781 人 ) 入場可能数 (25,000 人 ) 約 100 億円 (2) 運営収支本素案で計画している施設と同規模のスタジアムにおける運営経費は約 1~1.6 億円となっているそのうち設置者である地方公共団体の支出する指定管理料がスタジアム収入の約 75% 程度を占めている一方指定管理料を支出している自治体はその財源にスタジアムのネーミングライツ料や広告料収入を充てており実質の負担額は所属するJリーグのクラスによって異なるが平成 22 年度の運営状況をみると約 0.2~0.7 億円となっている 7 スケジュール ( 予定 ) 平成 25 年度より設計を開始し平成 28 年度の完成を目指す年度内容平成 25 年度基本設計平成 26 年度実施設計平成 27 年度着工平成 28 年度竣工 15

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション京都スタジアム ( 仮称 ) を核としたにぎわいと施設運営について ( 案 ) 平成 25 年 12 月京都府 [ 本案は京都スタジアム ( 仮称 ) 運営経営専門家会議における委員意見を踏まえ取りまとめたものです ] スタジアム : 日常も人が集い楽しむ場とするために 1 にぎわいの必要性と運営経営上の課題 (1) 国内におけるスタジアムのにぎわいの現状 ( フクダ電子アリーナ ) (