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1 用地測量調査等業務特記仕様書 ( 適用範囲 ) 第 1 条一般国道 106 号区界地区県単独凍雪害対策用地測量調査等業務委託 ( 以下 本業務 という ) は設計業務等委託契約書 平成 16 年度以降共通仕様書 用地調査並びに算定編 ( 以下 仕様書 という )( 一部改正含 ) 平成 20 年度以降岩手県公共測量作業規程 ( 以下 作業規程 という ) によるほか この特記仕様書により実施するものとする なお 仕様書と作業規程の内容が相容れないときは 仕様書を優先するものとする ( 管理技術者 ) 第 2 条次の各号に該当する者を管理技術者として配置する なお と の資格を併せ持つ同一の者を配置できるものとする なお 担当技術者 照査技術者との兼任はできない 土地調査部門補償業務管理士 ( 土地調査部門 ) 土地調査業務経験 7 年以上の者又は補償コンサルタント登録規定第 3 条第 1 号ロに該当する者のうち何れかの者で 平成 17 年 4 月 1 日以降に用地測量業務の実務経験を有すること 物件部門補償業務管理士 ( 物件部門 ) 物件業務経験 7 年以上の者又は補償コンサルタント登録規定第 3 条第 1 項ロに該当する者のうち何れかの者で 平成 17 年 4 月 1 日以降に物件部門の実務経験を有すること ( 担当技術者 ) 第 3 条次の各号に該当する者を担当技術者として配置する なお と の資格を併せ持つ同一の者を配置できるものとする なお 管理技術者 照査技術者との兼任はできない 土地調査部門測量士 補償業務管理士 ( 土地調査部門 ) 土地調査業務経験 7 年以上の者又は補償コンサルタント登録規定第 3 条第 1 号ロに該当する者のうち何れかの者 物件部門補償業務管理士 ( 物件部門 ) 物件業務経験 7 年以上の者又は補償コンサルタント登録規定第 3 条 1 号ロに該当する者のうち何れかの者 ( 照査技術者 ) 第 4 条設計業務等委託契約書第 11 条による照査技術者については 補償業務管理士 ( 土地調査部門 ) 土地調査業務経験 7 年以上の者又は補償コンサルタント登録規定第 3 条第 1 号ロに該当する者のうち何れかの者とする なお 管理技術者 担当技術者との兼任はできない 1

2 ( 作業計画書 ) 第 5 条請負者は 契約締結後 7 日以内に仕様書第 8 条に規定する作業計画を策定し 作業計画書を監督職員に提出するものとする 2 作業計画書には 契約図書に基づき次の各号に掲げる事項を記載するものとする (1) 業務概要 (2) 実施方針 (3) 業務工程 (4) 業務組織計画 (5) 打合せ計画 (6) 成果品の内容 部数 (7) 使用する機械等の種類 名称 性能 (8) 連絡体制 ( 緊急時含む ) (9) その他必要事項 3 請負者は 作業計画書の重要な内容を変更する場合は 理由を明確にしたうえで その都度監督職員に変更作業計画書を提出するものとする 4 監督職員が指示した事項については 請負者は更に詳細な作業計画に係る資料を提出しなければならない 5 本業務は 3 班体制により行うものとする ( 支給材料 ) 第 6 条仕様書第 10 条第 3 項の支給材料 ( 貸与品含む ) は 概ね次のものとする (1) 工事関係図書 (2) 用地実測図 (3) 用地幅杭表 (4) 登記簿謄本等 (5) 戸籍関係書類 (6) 補償金算定標準書 2 請負者は 前項の貸与品について善良な管理者の注意をもって使用するものとする ( 障害物の伐除 ) 第 7 条仕様書第 12 条の障害物の伐除については 幼令木や軽微な物件であっても対象とするものとする なお 障害物の伐除については監督員の指示を受け 区域内における貴重植物の状況について把握するものとする ( 身分証明書 ) 第 8 条請負者は 仕様書第 13 条第 1 項の身分証明書の交付を受けようとする者の役職及び氏名を明かにした書面を監督職員を経て発注者に提出するものとする 2 身分証明書の交付を受ける者は 現地において用地調査等に従事する者を対象とするも 2

3 のとする ( 算定資料 ) 第 9 条仕様書第 14 条に基づく 損失補償単価に関する基準資料等については 東北地区 用地対策連絡会補償金算定標準書で行うものとする ( 成果品 ) 第 10 条仕様書第 17 条第 3 項の成果品は 同別記 1 の成果品一覧表のうち本業務に該当するものとする ただし 本仕様書に様式の定めがないものは 監督職員の指示による 2 仕様書第 17 条第 1 項の成果品の編綴にあたっては 調査数量及び補償金額等の集計 各調査表の索引表 ( 関係人名簿を五十音順 ) を作成し 成果品に添付するものとする 3 物件調査等に係わる成果品は 物件所有者ごとに各調査表等をまとめるものとする 4 土地調書及び物件調書の作成部数は 所有権以外の権利者がいる場合は その数だけ加算して作成するものとする ただし 土地調書については取得し又は使用しようとする土地の一部の筆に所有権以外の権利がある場合は その所有権以外の権利者へ配布する調書として 当該部分のみを記載した調書 1 部を作成するものとする なお 物件調書の記載については 物件に関する所有権以外の権利がある場合 同様の取扱いとするものとする ( 用地測量の面積計算 ) 第 11 条請負者は 仕様書第 20 条の面積計算について 監督員の指示を受けるものとする 2 一筆の土地の一部に他の部分と異なる地目又は異なる権利者があるときは それぞれ異なる地目ごとに又は権利者ごとにそれぞれの面積を求めるものとする この場合において 取得等の土地が一筆の土地の一部であるときは まず予定分筆後の土地のそれぞれの総面積を求め 次に取得等の土地について評価格が高いと認められる地目又は小さいと認められる権利者の順に それぞれの地目ごと又は権利者ごとの面積を求め 最終順位の地目又は権利者の面積は 総面積から先順位の地目又は権利者の土地の面積の合計を控除して求めるものとする ( 戸籍簿等の調査 ) 第 12 条請負者は 仕様書第 30 条の権利者の確認調査において 関係人に相続が発生し 共同相続人が存在する場合は その相続人から民法第 903 条の遺贈等 第 907 条の遺産分割及び第 915 条の相続放棄がなされているかどうかの聞取りを行い 行われている場合は 戸籍簿等調査表の事項欄へ付記するものとし 又相続人の承諾を得て謄写できる場合は 成果品として添付するものとする ( 境界立会い ) 第 13 条請負者は 仕様書第 39 条第 1 項の境界立会いに際しては 境界立会いする権利 3

4 者又は代理人から土地境界立会者一覧表 ( 様式第 1) に署名を求めるとともに 起業者が予め徴した 土地境界立会書兼委任状 と突合のうえ 権利者本人又は権利者から委任を受けた代理人等であることを確認するものとする 2 仕様書第 39 条第 1 項第 3 号 第 4 号の境界杭はプラスチック杭 ( 大きさ cm) 又は金属鋲 ( 頭部径 15 mm ) 等のものとする 3 現地に杭等を設置する場合は 設置する土地の使用及び通行等に支障が無いよう配慮するものとする また 支障物件等が存在し杭等が設置できない場合及び農地等において耕作している作物に支障がある場合は 控えの杭等を設置し 後日 再現可能な状態としておくものとする なお 用地調査等の他の設置する杭等も同様な配慮を行うものとする 4 仕様書第 39 条第 2 項の土地境界立会確認書への署名押印は 所定欄に 土地の権利者の署名及び押印 ( 実印 ) を求めるものとし 立会いを代理人が行った場合は 当該代理人から立会者としての署名及び押印を求めるものとする なお 土地の権利者又は立会者が同意しない場合等にあっては その旨を余白欄に記載し 請負者の署名及び押印をするものとする ( 境界立会者への謝金 ) 第 13 条の 2 請負者は 仕様書第 39 条第 1 項の規定に基づき立会いを求めた土地の権利者に対して 謝金を支払うものとする 2 謝金は 事業用地及び隣接地の権利者が 起業者の求めに応じて 土地の境界の確定のための立会いを行った場合に 次の各号により支払うものとする 謝金の支払いは 境界確認を行う筆数に関わらず 原則として 権利者 1 人につき1 回限りとし 個人 団体 共有 相続等を問わず一律とする 謝金は 土地境界の確認 ( 同意又は不同意の確認 ) をもって支払い対象とする 謝金の支払いは 土地境界立会い終了後 第 15 条の用地実測図原図への押印及び仕様書第 39 条第 2 項の土地境界立会確認書への署名押印を依頼する際において 境界同意の意思 ( 同意又は不同意を問わない ) を確認したうえで 当該権利者に対して支払うものとする 3 立会いを代理人が行った場合は 次の各号により当該代理人に対して謝金を支払うものとし 立会いを委任した土地の権利者に対しては支給しないものとする なお 代理人が 委任を受けた土地以外の権利者である場合で 権利者として謝金の支払いの対象となった場合は 委任を受けて立会いした土地に係る謝金の支払いは行わない 支払いの対象は 事業用地及び隣接地の権利者の委任を受けて 土地の境界の確定のための立会いを行った場合とする 謝金の支払いは 境界確認を行う筆数及び委任を受けた権利者数に関わらず 原則として 代理人 1 人につき 1 回限りとし 個人 団体 共有 相続等を問わず一律とする 4

5 権利者による土地境界の確認 ( 同意又は不同意の確認 ) をもって支給対象とする 謝金の支払いは 土地立会終了後 権利者の境界同意に係る意思 ( 同意又は不同意を問わない ) 確認後 ( 第 15 条の用地実測図原図への押印及び仕様書第 39 条第 2 項の土地境界立会確認書への署名押印を依頼した後 ) において 委任を受けた代理人に対して支払うものとする 4 謝金の額は 立会い 1 回につき 5,000 円とする 5 請負者は 土地境界立会計画兼実績書 ( 様式第 2) を 境界立会い前 境界立会い後 ( 謝金支払い前 ) 及び謝金支払い後においてそれぞれ作成し 監督員に提出して承認を得なければならない 6 請負者は 土地の権利者又は立会いの委任を受けた代理人に対して立会謝金を支払う場合は 土地境界立会謝金受領確認書 ( 様式第 3) の受領欄に当該権利者等の受領印の押印を求め 謝金支払い後 直ちに監督員に提出し 確認を得なければならない 7 請負者は 土地の権利者又は立会いの委任を受けた代理人が 謝金の受領を拒否した場合は 土地境界立会謝金受領確認書の当該押印欄等を空欄とし 余白欄にその旨記載し 請負者の署名及び押印をするものとする ( 用地境界仮杭設置 ) 第 14 条仕様書第 44 条の用地境界仮杭はプラスチック杭 ( 大きさ cm) 又は金属鋲 ( 頭部径 15 mm ) 等のものとする ( 用地幅杭設置 ) 第 15 条請負者は 用地幅杭を設置するときは 監督職員と十分打合せのうえ行うものとする 2 用地幅杭は木杭 ( 大きさ cm) 又は金属鋲 ( 頭部径 15 mm ) 等のものとし 原則として 黄色のペイントで着色するものとする ( 用地実測図原図の作成 ) 第 16 条請負者は 仕様書第 47 条第 1 号の用地実測図原図の作成に当たっては 次の各号を表示し 直接原図に 土地の権利者から土地境界確認印の押印を得るものとする なお 土地境界立会いを代理人が行った場合は 当該代理人から立会者としての押印を併せて得るものとする 土地の所在 土地の権利者の住所及び氏名 ( 土地境界立会いを代理人が行った場合は 立会者の住所及び氏名を明記すること ) 土地境界確認日及び土地境界立会日 2 前項の用地実測図への押印は 土地の権利者については 所定欄に実印の押印及び印鑑証明書の提出を 立会者については 所定欄に押印を求めるものとする なお 土地の権利者又は立会者が同意しない場合等にあっては 当該押印欄等を空欄と 5

6 し 土地境界立会証明書の余白欄にその旨記載し 請負者の署名及び押印をするものとする ( 用地平面図等の作成 ) 第 16 条の 2 請負者は 仕様書第 46 条に掲げる用地平面図のほか 次に掲げる図面を作成するものとする 用地平面図( 公開図 ) 仕様書第 46 条第 1 項の用地平面図について記載事項のうち以下に掲げる事項の修正を行った用地平面図 ア地番 土地所有者 ( 関係人含む ) 及び地目については 土地登記簿記載事項のみの記載とする イ地積に係る事項については 記載しない ウ測点に係る事項については 測点番号のみ記載し 座標値の表示は行わない エその他個人情報に該当する情報は記載しない 用地平面図( 個別図 ) 仕様書第 46 条第 1 項の用地平面図の記載内容を 1 筆毎に作成した用地平面図 なお 用紙規格は A4 版又は A3 版とする 用地実測製図等分筆登記 地積更正登記等を行う場合に 登記手続きに必要な事項を記載した 1 筆毎の用地実測製図 地形図及び土地調査書 ( 建物等の配置図 ) 第 17 条請負者は 仕様書第 56 条の建物等の配置図の作成に当っては 同条によるほか 駐車スペースその他必要に応じて一般動産の位置等も記入するものとする ( 建築時期等 ) 第 18 条請負者は 仕様書第 58 条 第 59 条及び第 60 条の建築時期の調査に当っては 建物登記簿 建築確認書 工事請負契約書 建物所有者等からの聴取 ( 建物の所有者等の申出書添付 ) の順に行うものとし 建物調査表又は工事内訳明細書総括表の備考欄に建築時期及びその確認方法を記入するものとする なお 経過年数で 1 年未満の端数がある場合は 6 箇月未満の場合は 切り捨てとし 6 箇月以上の場合は 1 年とする ( 立竹木の調査 ) 第 19 条請負者は 仕様書第 66 条の立竹木の調査を行うときは 調査したことを明かにするために 当該立竹木にテープを巻き付けるなどの表示を行うものとする なお 表示方法は 権利者の了解が得られる方法によるものとする 6

7 ( 見積書の徴収 ) 第 20 条請負者は 仕様書第 80 条から第 89 条及び第 95 条第 2 項 第 3 項の積算を行うにあたり 見積書を徴収する場合はその見積書の内容に十分留意し適正な価格を把握するものとする ( 補償概算額の積算 ) 第 21 条請負者は 仕様書第 78 条第 2 項 第 108 条及び第 113 条第 2 項による補償概算額の算定の方法については 類似建物の推定再建築費 工種別の概略積算又は統計数値等により行うことができるものとし その採用結果 ( 方法 ) を明かにするものとする ( 補償調書のとりまとめ ) 第 22 条請負者は 仕様書第 80 条から第 89 条及び第 95 条の補償調書のとりまとめについては 次の各号に掲げる事項を標準とし 監督職員と協議するものとする (1) 事業の概要 (2) 補償物件の所在 土地及び物件の所有者 ( 権利者 ) 及び関係人の住所 氏名 (3) 補償物件の内容 (4) 補償額算定の根拠等 (5) 補償物件の移転方法の検討 結論 ( 業務カルテの作成 ) 第 23 条請負者は 契約時又は完成時において 請負金額 100 万円以上の業務について 受注時は契約後 10 日以内に 登録内容の変更時は変更があった日から 10 日以内に 完了時は完了後 10 日以内に 調査設計業務実績情報サービス (TECRIS) に基づき 業務カルテ を作成し 監督職員の確認を受けた後に ( 財 ) 日本建設情報総合センターにフロッピーデイスクにより提出するとともに ( 財 ) 日本建設情報総合センター発行の 業務カルテ受領書 の写しを監督職員に提出しなければならない 7