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1 将来の地域医療における保険者と企業のあり方に関する研究会 ~ 医療需要の将来推計と提供体制 ~ 2015 年 3 月

2 目次 推計手法 p.2 北海道 p.17 青森県 p.31 岩手県 p.40 宮城県 p.49 秋田県 p.58 山形県 p.67 福島県 p.76 茨城県 p.77 栃木県 p.86 群馬県 p.95 埼玉県 p.104 千葉県 p.116 東京都 p.128 神奈川県 p.143 新潟県 p.155 富山県 p.164 石川県 p.173 福井県 p.182 山梨県 p.191 長野県 p.200 岐阜県 p.209 静岡県 p.218 愛知県 p.229 三重県 p.240 滋賀県 p.249 京都府 p.258 大阪府 p.267 兵庫県 p.279 奈良県 p.290 和歌山県 p.299 鳥取県 p.308 島根県 p.317 岡山県 p.326 広島県 p.335 山口県 p.346 徳島県 p.355 香川県 p.364 愛媛県 p.373 高知県 p.382 福岡県 p.391 佐賀県 p.403 長崎県 p.412 熊本県 p.421 大分県 p.430 宮崎県 p.439 鹿児島県 p.448 沖縄県 p.457 出典リスト p.466 1

3 医療需要の将来推計と医療提供体制の分析 将来の医療提供体制を検討する上で 医療需要の将来推計と医療提供体制の相互の検討が必要 本研究会では 下記のステップで二次医療圏毎の分析を行った ステップ 1: 医療需要の推計 受療率を用いた入院 外来医療需要の推計 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 ) 年齢階級別の入院医療需要の推計 ステップ 2: 現状の医療提供体制の分析 ステップ 3: 医療提供体制と入院医療需要の将来推計を踏まえた分析 2

4 医療需要の将来推計方法 将来の医療需要を 将来の年齢階級別の人口と年齢階級別 疾病別受療率から推計した 各年の人口ピラミッド 年齢階級別 疾病別の入院受療率 2010 年 160 疾病別受療率を用いた全国の医療需要推計 99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳人口 2020 年 2030 年 医療需要指数 年 年の医療需要指数を とする 3

5 全国の入院医療需要と外来医療需要の推移 前述のとおり 全国の医療需要を推計すると 外来医療需要は 2025 年 入院医療需要は 2040 年にピークを迎える 入院 外来 130 医療需要指数 年の医療需要指数を とする 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 入院医療需要指数については Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅴ 精神及び行動の障害 Ⅵ 神経系の疾患 ⅩⅤ 妊娠 分娩及び産じゅく ⅩⅥ 周産期に発生した病態 ⅩⅦ 先天奇形, 変形及び染色体異常 ⅩⅦ 先天奇形, 変形及び染色体異常 を除く 4

6 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )1 全ての患者の入院期間は その年齢と疾病に応じた平均在院日数と仮定し 下図のように疾病別 年齢階級別に入院後の経過日数ごとの患者数を推計し 足し合わせる その上で 経過日数 15 日 ( 一般急性の平均在院日数推計値 ) を境界とし 高度急性期 急性期機能相当と回復期 慢性期機能相当の病床数を推計する,,,, : 年齢階級 i 疾病 j における平均在院日数, : 年齢階級 i 疾病 j における総患者数, : 入院後の経過日数ごとの患者数 高度急性期 急性期機能相当 回復期 慢性期機能相当の病床数は 年齢階級別 疾病別の平均在院日数を用いて近似的に推計した 5

7 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )➁ 高度急性期 急性期機能相当の病床の入院需要は 2035 年にピークを迎えるが 回復期 慢性期機能相当の病床の入院需要は 2040 年まで需要が伸び続ける % 高度急性期 急性期機能相当の病床入院患者数 入院患者数 回復期 慢性期機能相当の病床入院患者数 2010 年の入院患者数をとする 高度急性期 急性期機能病床相当の入院患者が全入院患者に占める割合 50% 45% 40% 35% 30% 6

8 年齢階級別の入院医療需要の推計 75 歳以上の入院医療需要は2025 年以降増加しており 75 歳未満の入院医療需要は横ばい近傍で推移すると見込まれている この結果 入院医療需要の増加の要因としては 75 歳以上の高齢者に多くみられると考えられる慢性期病床等の療養型病床への需要が中心であると考えられる一方 高度急性期 急性期病床の需要は相対的に低下すると見込まれる 220 入院 (0~74 才 ) 200 入院 (75 才 ~) 入院 入院医療需要指数 年の入院医療需要指数を とする 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 7

9 入院医療需要推計に基づく地域の類型化 1 二次医療圏毎に入院医療需要を推計し そのピークとなる年代ごとに 各地域の類型化を行った 各年の人口ピラミッド 2010 年 年齢階級別 疾病別の入院受療率 150 疾病別 年齢階級別の入院医療需要 早熟型中間型遅行型 99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳99 歳50 歳0 歳人口 2020 年 年 2040 年 入院医療需要指数 年の入院医療需要指数を とする 入院医療需要指数については Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅴ 精神及び行動の障害 Ⅵ 神経系の疾患 ⅩⅤ 妊娠 分娩及び産じゅく ⅩⅥ 周産期に発生した病態 ⅩⅦ 先天奇形, 変形及び染色体異常 ⅩⅦ 先天奇形, 変形及び染色体異常 を除く 8

10 入院医療需要推計に基づく地域の類型化 ➁ 都市圏や地方部の県庁所在地では 入院医療需要の分類が遅行型に分類される 早熟型 中間型 遅行型 福島県は 市町村別の将来人口が集計されていないため除外 9

11 現状の医療提供体制と医療需要との相関 現状の医療提供体制と医療需要の相関について 分類を行った 各地域の医療提供体制を検討する際には 全国の入院医療需要と全国の基準病床数との比率が一つの目安となる ( 下図の通り その比率は119となる ) 北海道 西日本を中心に病床が余剰の傾向にある 現状 (2013 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 (2010 年 ) 119 A 医療圏数 :210 B 医療圏数 :127 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) A B 10

12 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 1 二次医療圏別の既存病床数と 推計した医療需要の今後の推移を比較を行った 二次医療圏別既存病床数二次医療圏別入院医療需要指数 ( 各年 ) 入院医療需要指数 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 )

13 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 2 前述の比較について 医療需要の推移や目安となる病床数に応じて 各地域の分類を行った なお 目安となる病床数は 本分析においては全国の入院医療需要指数当たりの基準病床数としている ( 以降 全国の入院医療需要指数当たりの基準病床数を目標とする病床水準とする ) 但し 実際には各地域毎に実情に応じて定められることとなる 1 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) タイプ Ⅰ 定義 2010 年 ~2040 年にかけて 赤の点線を下回らない二次医療圏 該当する二次医療圏数 79 タイプ Ⅱ 定義 タイプ Ⅰ に分類されず 入院医療需要指数の分類が早熟型 中間型に分類される二次医療圏 該当する二次医療圏数 117 タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 定義 タイプ Ⅰ に分類されず 入院医療需要指数の分類が遅行型に分類される二次医療圏 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 119 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 目標とする病床水準 12

14 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 3 前述でのタイプ Ⅲ タイプ Ⅳ は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数の推移によって 分類を行った 160 タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ の分類 タイプ Ⅲ 定義 タイプ Ⅰ に分類されず 入院医療需要指数の分類が遅行型に分類され かつ高度急性期 急性期機能相当の入院患者数が 2040 年までにピークを迎える二次医療圏 該当する二次医療圏数 89 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 140 タイプ Ⅳ 定義 タイプ Ⅰ に分類されず 入院医療需要指数の分類が遅行型に分類され かつ高度急性期 急性期機能相当の入院患者数が 2040 年までにピークを迎えない二次医療圏 該当する二次医療圏数 52 13

15 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 4 タイプ Ⅰ は 北海道 四国 九州に多く見られ タイプ Ⅳ は主に大都市に見られる傾向がある タイプⅠ タイプⅡ タイプⅢ タイプⅣ 14

16 入院受療率の低減と医療提供体制 入院受療率の過去 3 年間の傾向をみると 入院受療率は毎年 1.8% 程度減少している 入院受療率の減少を加味した上で 再度各地域の分類を行った 入院医療需要指数 入院受療率の低減率 入院受療率の減少幅 1.8%/ 年 2009 年 ~2011 年の過去 3 年平均の入院受療率の対前年比 入院医療需要指数 二次医療圏別既存病床数 入院医療需要指数 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要 ( 各年 )

17 入院受療率の低減と医療提供体制 2 入院受療率の低減により 各地域の入院医療需要は早熟型もしくは中間型に分類される 医療提供体制を加味すると 全地域で タイプⅠもしくはタイプⅡにしか分類されない 入院受療率低減を加味した入院医療需要のピーク分類 入院受療率低減を加味した医療提供体制と入院医療需要の分類 タイプ Ⅰ 早熟型 中間型 遅行型 タイプ Ⅱ タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 16

18 北海道 1-1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 三次医療圏二次医療圏構成市町村 早熟型中間型遅行型 宗谷 道南 南渡島 ( みなみおしま ) 南檜山 ( みなみひやま ) 北渡島檜山 ( きたおしまひやま ) 函館市 北斗市 松前町 福島町 知内町 木古内町 七飯町 鹿部町 森町 江差町 上ノ国町 厚沢部町 乙部町 奥尻町 八雲町 長万部町 せたな町 今金町 留萌 上川北部 札幌 ( さっぽろ ) 札幌市 江別市 千歳市 恵庭市 北広島市 石狩市 当別町 新篠津村 北渡島檜山 後志西胆振 札幌 北空知中空知南空知東胆振 上川中部富良野日高 道央 後志 ( しりべし ) 南空知 ( みなみそらち ) 中空知 ( なかそらち ) 北空知 ( きたそらち ) 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村 夕張市 岩見沢市 美唄市 三笠市 南幌町 由仁町 長沼町 栗山町 月形町 芦別市 赤平市 滝川市 砂川市 歌志内市 奈井江町 上砂川町 浦臼町 新十津川町 雨竜町 深川市 妹背牛町 秩父別町 北竜町 沼田町 南檜山 南渡島 西胆振 ( にしいぶり ) 室蘭市 登別市 伊達市 豊浦町 洞爺湖町 壮瞥町 東胆振 ( ひがしいぶり ) 苫小牧市 白老町 安平町 厚真町 むかわ町 日高 ( ひだか ) 日高町 平取町 新冠町 新ひだか町 浦河町 様似町 えりも町 17

19 北海道 1-2~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 三次医療圏二次医療圏構成市町村 上川中部 ( かみかわちゅうぶ ) 旭川市 鷹栖町 東神楽町 当麻町 比布町 愛別町 上川町 東川町 美瑛町 幌加内町 上川北部 ( かみかわほくぶ ) 士別市 名寄市 和寒町 剣淵町 下川町 美深町 音威子府村 中川町 宗谷 道北 富良野 ( ふらの ) 富良野市 上富良野町 中富良野町 南富良野町 占冠村 留萌 ( るもい ) 留萌市 増毛町 小平町 苫前町 羽幌町 初山別村 遠別町 天塩町 留萌 上川北部 遠紋 宗谷 ( そうや ) 稚内市 猿払村 浜頓別町 中頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻町 利尻富士町 幌延町 北空知中空知南空知東胆振 上川中部富良野日高 十勝 北網 釧路 根室 早熟型中間型遅行型 オホーツク十勝釧路 根室 北網 ( ほくもう ) 遠紋 ( えんもん ) 十勝 ( とかち ) 釧路 ( くしろ ) 根室 ( ねむろ ) 北見市 網走市 大空町 美幌町 津別町 斜里町 清里町 小清里町 訓子府町 幌延町 紋別市 佐呂間町 遠軽町 湧別町 滝上町 興部町 西興部村 雄武町 帯広市 音更町 士幌町 上士幌町 鹿追町 新得町 清水町 芽室町 中札内村 更別村 大樹町 広尾町 幕別町 池田町 豊頃町 本別町 足寄町 陸別町 浦幌町 釧路市 釧路町 厚岸町 浜中町 標茶町 弟子屈町 鶴居村 白糖町 根室市 別海町 中標津町 標津町 羅臼町 18

20 北海道 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 南渡島北渡島檜山後志中空知西胆振日高上川北部留萌北網十勝根室 南檜山札幌南空知北空知東胆振上川中部富良野宗谷遠紋釧路 140 入院医療需要指数 外来医療需要指数 南渡島 南檜山 北渡島檜山 札幌 後志 南空知 中空知 北空知 西胆振 東胆振 日高 上川中部 上川北部 富良野 留萌 宗谷 北網 遠紋 十勝 釧路 根室 19

21 北海道 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 % 南渡島 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 南檜山北渡島檜山札幌後志南空知中空知北空知西胆振東胆振日高上川中部上川北部富良野留萌宗谷北網遠紋十勝 60 30% 釧路根室 20

22 北海道 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 南渡島 南檜山 北渡島檜山 札幌 後志 南空知 中空知 北空知 西胆振 東胆振 日高 上川中部 上川北部 富良野 留萌 宗谷 北網 遠紋 十勝 釧路 根室 50 0 南渡島 南檜山 北渡島檜山 札幌 後志 南空知 中空知 北空知 西胆振 東胆振 日高 上川中部 上川北部 富良野 留萌 宗谷 北網 遠紋 十勝 釧路 根室 21

23 北海道 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く ) - 64 現状の提供体制分類 南渡島 403 3,248 4,475 5, A 南檜山 A 北渡島檜山 A 札幌 2,342 14,812 27,314 33, A 後志 233 2,112 2,103 3, A 南空知 182 1,648 1,402 2, A 中空知 119 1,141 1,343 2, A 北空知 A 西胆振 200 1,716 2,657 3, A 東胆振 216 1,511 1,959 2, A 日高 B 上川中部 403 3,212 5,521 6, A 上川北部 A 富良野 A 留萌 A 宗谷 A 北網 234 1,852 2,241 3, A 遠紋 , A 十勝 349 2,629 3,472 4, A 釧路 247 1,841 2,832 3, A 根室 B 22

24 北海道 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 260 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 南渡島南檜山北渡島檜山札幌後志南空知中空知北空知西胆振東胆振日高上川中部上川北部富良野留萌宗谷 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 北網遠紋十勝釧路根室 23

25 北海道 7-1~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 宗谷 留萌 上川北部 遠紋 北空知 上川中部 北網 中空知 根室 後志 札幌 南空知 富良野 十勝 釧路 北渡島檜山 西胆振 東胆振 日高 タイプ Ⅰ 南檜山 南渡島 タイプⅡ タイプⅢ タイプ Ⅳ 24

26 北海道 7-2~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 市立稚内病院 (258 床 598 件 2.32 件 / 床 ) 名寄市立総合病院 (300 床 982 件 3.27 件 / 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 深川市立病院 (266 床 ) 深川第一病院 (270 床 ) 宗谷 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 留萌市立病院 (350 床 3 件 1.09 件 / 床 ) 旭川医科大学病院 (569 床 3,340 件,5.87 件 / 床 ) 旭川赤十字病院 (546 床 2,536 件 4.64 件 / 床 ) JA 北海道厚生連旭川厚生病院 (539 床 2,644 件 4.91 件 / 床 ) 市立旭川病院 (396 床 1,492 件 3.77 件 / 床 ) 大西病院 (340 床 ) 国立病院機構旭川医療センター (290 床 204 件 0.70 件 / 床 ) 旭川リハビリテーション病院 (266 床 ) 吉田病院 (263 床 ) 旭川十条病院 (237 床 ) 札幌 留萌 中空知 北空知 砂川市立病院 (408 床 1,692 件 4.15 件 / 床 ) 上川北部 富良野 上川中部 遠紋 十勝滝川市立病院 (270 床 946 件 3.50 件 / 床 ) 若葉台病院 (204 床 ) 空知中央病院 (200 床 ) JA 北海道厚生連遠軽厚生病院 (335 床 660 件 1.97 件 / 床 ) 北網 釧路 25

27 北海道 7-3~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 北海道大学病院 (874 床 3,844 件 4.40 件 / 床 ) 札幌医科大学附属病院 (890 床 4,224 件 4.75 件 / 床 ) 札幌西円山病院 (854 床 ) 市立札幌病院 (752 床 3,086 件 4.10 件 / 床 ) 愛全病院 (609 床 ) 手稲渓仁会病院 (562 床 4,084 件 7.27 件 / 床 ) 国立病院機構北海道がんセンター (520 床 ) JA 北海道厚生連札幌厚生病院 (519 床 2064 件 3.98 件 / 床 ) 国立病院機構北海道医療センター (410 床 1,210 件 2.95 件 / 床 ) 中村記念病院 (499 床 530 件 1.06 件 / 床 ) 勤医協中央病院 (450 床 1,048 件 2.33 件 / 床 ) KKR 札幌医療センター (450 床 1,976 件 4.39 件 / 床 ) 札幌立花病院 (337 床 ) 札幌パウロ病院 (393 床 ) 定山渓病院 (386 床 ) 地域医療機能推進機構北海道病院 (312 床 ) 宮の沢病院 (355 床 ) 札幌緑誠病院 (342 床 ) 札幌田中病院 (334 床 ) 札幌東徳洲会病院 (325 床 ) JR. 札幌病院 (312 床 ) NTT 東日本札幌病院 (301 床 ) 札幌徳洲会病院 (301 床 1,740 件 5.78 件 / 床 ) 自衛隊札幌病院 (270 床 ) 札幌山の上病院 (288 床 ) 北樹会病院 (281 床 ) 札幌北辰病院 (276 床 ) 札幌しらかば台病院 (262 床 ) 天使病院 (260 床 4 件 4.63 件 / 床 ) 時計台記念病院 (250 床 ) KKR 札幌医療センター斗南病院 (243 床 1872 件 7.70 件 / 床 ) 札幌江仁会病院 (243 床 ) 東札幌病院 (243 床 ) 宮の森病院 (240 床 ) 幌東病院 (240 床 ) 札幌平岡病院 (240 床 ) 札幌北楡病院 (231 床 550 件 2.38 件 / 床 ) 札幌病院 (229 床 ) 三草会クラーク病院 (225 床 ) 北海道整形外科記念病院 (225 床 2,314 件 件 / 床 ) 子ども総合医療 療育センター (215 床 ) 北海道消化器科病院 (211 床 ) 札幌東和病院 (210 床 ) 東小樽病院 (315 床 ) 北海道済生会小樽病院 (258 床 ) 北海道社会事業協会小樽病院 (240 床 652 件 2.72 件 / 床 ) 市立小樽病院 (208 床 816 件 3.92 件 / 床 ) 北海道済生会西小樽病院 (220 床 ) 北渡島檜山 南檜山 南渡島 後志 西胆振 恵仁会病院 (234 床 ) 札幌 八雲総合病院 (254 床 ) 国立病院機構八雲病院 (240 床 ) 恵み野病院 (200 床 656 件 3.28 件 / 床 ) 江別市立病院 (278 床 ) 江別病院 (200 床 268 件 1.34 件 / 床 ) 中空知 南空知 東胆振 日高 市立室蘭総合病院 (401 床 1,226 件 3.06 件 / 床 ) 母恋日鋼記念病院 (479 床 1,172 件 2.45 件 / 床 ) 製鉄記念室蘭病院 (347 床 1,5 件 4.55 件 / 床 ) 室蘭太平洋病院 (210 床 ) 富良野 登別病院 (242 床 ) 岩見沢市立総合病院 (365 床 ) 北海道中央労災病院 (300 床 5 件 1.93 件 / 床 ) 王子総合病院 (440 床 1,720 件 3.91 件 / 床 ) 苫小牧市立病院 (378 床 994 件 2.63 件 / 床 ) 苫小牧東病院 (260 床 ) 北海道社会事業協会洞爺病院 (292 床 ) 洞爺温泉病院 (216 床 ) 総合病院伊達赤十字病院 (314 床 510 件 1.62 件 / 床 ) 聖ヶ丘病院 (288 床 ) 市立函館病院 (598 床 1,832 件 3.06 件 / 床 ) 函館厚生院函館五稜郭病院 (533 床 2,742 件 5.14 件 / 床 ) 函館中央病院 (527 床 2,884 件 5.47 件 / 床 ) 共愛会病院 (378 床 144 件 0.38 件 / 床 ) 国立病院機構函館病院 (300 床 ) 北海道社会事業協会函館病院 (286 床 ) 函館医師会病院 (240 床 338 件 1.41 件 / 床 ) 26

28 北海道 7-4~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 上川北部 遠紋 JA 北海道厚生連網走厚生病院 (364 床 792 件 2.18 件 / 床 ) 北空知 中空知 上川中部 北網 根室 北見赤十字病院 (611 床 1,664 件 2.72 件 / 床 ) 小林病院 (300 床 ) 南空知 富良野 十勝 釧路 東胆振 日高 JA 北海道厚生連帯広厚生病院 (672 床 2,2 件 4.17 件 / 床 ) 北海道社会事業協会帯広病院 (360 床 1,154 件 3,21 件 / 床 ) 国立病院機構帯広病院 (239 床 ) 北海道医療団体帯広第一病院 (303 床 374 件 1.23 件 / 床 ) 北斗病院 (267 床 1,022 件 3.83 件 / 床 ) 市立釧路総合病院 (535 床 1,588 件 2.97 件 / 床 ) 労働者健康福祉機構釧路労災病院 (500 床 1,690 件 3.38 件 / 床 ) 総合病院釧路赤十字病院 (431 床 1,484 件 3.44 件 / 床 ) 釧路北病院 (244 床 ) 釧路孝仁会記念病院 (232 床 824 件 3.55 件 / 床 ) 北海道社会事業協会富良野病院 (251 床 260 件 1.04 件 / 床 ) 27

29 北海道 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 南渡島南檜山北渡島檜山札幌 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 後志南空知中空知北空知西胆振東胆振日高上川中部上川北部富良野留萌宗谷北網遠紋十勝 50 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 釧路 根室 28

30 北海道における提言案 1 < 構想区域の設定 > 南檜山は 南檜山から南渡島への入院患者の流出が 20% を超えており かつ南檜山では 200 床以上を有する病院がないため 2 つの二次医療圏の連携を検討 後志 南空知は共に札幌への入院患者の流出が 20% を超えており 3 つの二次医療圏の連携を検討 根室は 釧路への入院患者の流出が 20% を超えており かつ根室では 200 床以上を有する病院がないため 2 つの二次医療圏の連携を検討 日高は 200 床以上を有する病院がなく 入院患者は東胆振への流出が多いため 2 つの二次医療圏の連携を検討 留萌 上川中部 上川北部 宗谷 中空知 北空知 富良野については これらの医療圏間での入院患者の流出入が多く これらの二次医療圏の連携を検討 29

31 北海道における提言案 ➁ < 医療提供体制の検討 > 札幌 東胆振 南空知 富良野 日高 十勝 宗谷 北網 根室以外の二次医療圏は 目標とする病床水準を 2040 年まで上回るため 病床数の低減を検討 札幌においては 75 歳未満の入院受療率も大きいことから 保険者や企業が連携した入院受療率の低減につながる保健事業等の取り組みを集中的に行うことを検討 東胆振 十勝 根室は 保健事業等の入院受療率の低減につながる取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2030 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 南空知 富良野 日高 宗谷 北網は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2025 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 上川中部には旭川医科大学等の大学病院があるが 今後 2030 年までに高度急性期 急性期機能相当の入院患者数がピークを迎えることが予想され 高機能病床を中心に病床数の低減を検討 札幌への他の二次医療圏からの入院患者の流入が多く 札幌と他の二次医療圏の間で医療提供体制の機能連携等を検討 30

32 青森県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 早熟型 中間型 遅行型 下北地域 二次医療圏 津軽地域 ( つがるちいき ) 構成市町村 弘前市 黒石市 平川市 西目屋村 藤崎町 大鰐町 田舎館村 板柳町 八戸地域 ( はちのへちいき ) 八戸市 おいらせ町 三戸町 五戸町 田子町 南部町 階上町 新郷村 青森地域 ( あおもりちいき ) 青森市 平内町 外ヶ浜町 今別町 蓬田村 西北五地域 津軽地域 青森地域 上十三地域 八戸地域 西北五地域 ( せいほくごちいき ) 上十三地域 ( かみとうさんちいき ) 下北地域 ( しもきたちいき ) 五所川原市 つがる市 鰺ヶ沢町 深浦町 鶴田町 中泊町 十和田市 三沢市 野辺地町 七戸町 六戸町 横浜町 東北町 六ヶ所村 むつ市 大間町 東通村 風間浦村 佐井村 31

33 青森県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 津軽地域八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域 入院医療需要指数 外来医療需要指数 津軽地域八戸地域 青森地域 西北五地域 上十三地域 下北地域 60 32

34 青森県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 60% 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期機能相当の患者が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 津軽地域八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域 30% 33

35 青森県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 津軽地域八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 津軽地域八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域

36 青森県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 津軽地域 305 2,381 3,025 3, A 八戸地域 335 2,432 3,164 3, A 青森地域 325 2,354 3,042 3, A 西北五地域 144 1, , B 上十三地域 184 1, , B 下北地域 B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

37 青森県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 1 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 160 津軽地域 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 140 八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 40 36

38 青森県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 青森県立中央病院 (689 床 2,564 件 3.72 件 / 床 ) 青森市民病院 (538 床 1,848 件 3.43 件 / 床 ) 国立病院機構青森病院 (300 床 ) 青森慈恵会病院 (250 床 74 件 0.30 件 / 床 ) 青森厚生病院 (282 床 ) あおもり協立病院 (223 床 件 0.45 件 / 床 ) 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 ) 3 全身麻酔件数 病床数 下北地域 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 むつ総合病院 (376 床 ) つがる西北五広域連合つがる総合病院 (394 床 ) 尾野病院 (265 床 ) 黒石市国民健康保険黒石病院 (290 床 ) 黒石厚生病院 (213 床 ) 青森地域 上十三地域 十和田市立中央病院 (325 床 788 件 2.42 件 / 床 ) 三沢市立病院 (220 床 ) 西北五地域 弘前大学医学部附属病院 (597 床 3,554 件 5.95 件 / 床 ) 国立病院機構弘前病院 (342 床 752 件 2.20 件 / 床 ) 津軽保健生活協同組合健生病院 (282 床 462 件 1.64 件 / 床 ) 弘前市立病院 (250 床 ) 弘前脳卒中 リハビリテーションセンター (248 床 ) 津軽地域 八戸地域 八戸市立市民病院 タイプⅠ (558 床 2,406 件 4.31 件 / 床 ) 青森労災病院 (474 床 644 件 1.36 件 / 床 ) タイプⅡ 八戸赤十字病院 (374 床 1,956 件 5.23 件 / 床 ) タイプⅢ メディカルコート八戸西病院 (201 床 ) タイプⅣ 37

39 青森県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 200 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 150 津軽地域八戸地域青森地域西北五地域上十三地域下北地域 50 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 0 38

40 青森県における提言案 < 医療提供体制の検討 > 津軽地域は 目標とする病床水準を 2040 年まで上回るため 病床の低減を検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の低減を検討 八戸地域は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2030 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 青森地域 下北地域は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2025 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 西北五地域は 目標とする病床水準を 2040 年まで常に下回るため 入院患者の流出が見られる隣圏の津軽地域 青森地域の医療資源の活用を検討 上十三地域は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 同時に 外来医療需要は 2015 年以降減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用することにより 回復期 慢性期病床を補うことを検討 39

41 岩手県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 二次医療圏 構成市町村 二戸 久慈 盛岡 ( もりおか ) 盛岡市 八幡平市 雫石町 葛巻町 岩手町 滝沢村 紫波町 矢巾町 岩手中部 ( いわてちゅうぶ ) 花巻市 北上市 遠野市 西和賀町 盛岡 宮古 胆江 ( たんこう ) 両磐 ( りょうばん ) 奥州市 金ヶ崎町 一関市 平泉町 気仙 ( けせん ) 大船渡市 陸前高田市 住田町 岩手中部 胆江 気仙 釜石 早熟型 中間型 釜石 ( かまいし ) 宮古 ( みやこ ) 久慈 ( くじ ) 釜石市 大槌町 宮古市 山田町 岩泉町 田野畑村 久慈市 普代村 野田村 洋野町 両磐 遅行型 二戸 ( にのへ ) 二戸市 軽米町 九戸村 一戸町 40

42 岩手県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 160 盛岡 岩手中部 胆江 両磐 140 気仙釜石 宮古 久慈 入院医療需要指数 二戸 外来医療需要指数 盛岡岩手中部 胆江 60 両磐気仙 釜石 宮古 久慈 二戸 40 41

43 岩手県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 % 高度急性期 急性期機能相当の入院患者 高度急性期 急性期入院機能相当の患者が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 盛岡岩手中部胆江両磐気仙釜石宮古久慈二戸 70 30% 42

44 岩手県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 盛岡胆江気仙宮古二戸 岩手中部両磐釜石久慈 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 盛岡岩手中部 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 胆江 60 両磐気仙 50 釜石宮古久慈 二戸 40 43

45 岩手県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 盛岡 482 3,340 4,917 6, A 岩手中部 231 1,890 1,616 1, B 胆江 141 1,226 1,372 1, B 両磐 136 1,272 1,062 1, B 気仙 B 釜石 A 宮古 B 久慈 B 二戸 B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

46 岩手県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 盛岡岩手中部胆江両磐気仙釜石宮古久慈二戸 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 45

47 岩手県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 岩手県立二戸病院 (290 床 5 件 2.00 件 / 床 ) 岩手医科大学附属病院 (1,088 床 4,962 件 4.56 件 / 床 ) 岩手県立中央病院 (685 床 3,588 件 5.24 件 / 床 ) 盛岡赤十字病院 (438 床 2,476 件 5.65 件 / 床 ) 盛岡友愛病院 (386 床 996 件 2.58 件 / 床 ) 国立病院機構盛岡病院 (250 床 ) 盛岡 二戸 久慈 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 岩手県立久慈病院 (311 床 514 件 1.65 件 / 床 ) 岩手県立宮古病院 (279 床 506 件 1.81 件 / 床 ) 宮古 岩手県立中部病院 (414 床 2,070 件 5.00 件 / 床 ) 北上済生会病院 (305 床 ) 岩手県立釜石病院 (272 床 606 件 2.23 件 / 床 ) 岩手中部 釜石 岩手県立胆沢病院 (337 床 1,244 件 3.69 件 / 床 ) 美希病院 (249 床 ) 美山病院 (212 床 ) 岩手県立磐井病院 (305 床 1, 件 3.61 件 / 床 ) 一関病院 (254 床 ) 国立病院機構岩手病院 (220 床 ) 胆江 両磐 気仙 タイプⅠ タイプⅡ タイプⅢ タイプⅣ 岩手県立大船渡病院 (340 床 866 件 2.55 件 / 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 46

48 岩手県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 盛岡岩手中部胆江両磐気仙釜石宮古久慈二戸 50 0 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 47

49 岩手県における提言案 < 構想区域の設定 > 二戸 宮古 岩手中部は 盛岡への入院患者の流出が 20% 超であり 4 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > 盛岡 釜石においては 目標とする病床水準を 2040 年まで上回るため 病床数の低減を検討 また 釜石は高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年以降減少 盛岡は 2035 年以降に減少していくことから 高度急性期 急性期病床の低減を検討 盛岡 釜石以外の二次医療圏は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 48

50 宮城県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 大崎 栗原 石巻 登米 気仙沼 二次医療圏 仙南 ( せんなん ) 構成市町村 白石市 角田市 刈田郡 柴田郡 伊具郡 仙台 ( せんだい ) 仙台市 塩竈市 名取市 多賀城市 岩沼市 亘理郡 宮城郡 黒川郡 仙台 大崎 栗原 ( おおさき くりはら ) 栗原市 大崎市 加美郡 遠田郡 仙南 早熟型 石巻 登米 気仙沼 ( いしのまき とめ けせんぬま ) 石巻市 気仙沼市 登米市 東松島市 牡鹿郡 本吉郡 中間型 遅行型 49

51 宮城県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 仙南仙台大崎 栗原石巻 登米 気仙沼 160 入院医療需要指数 140 外来医療需要指数 仙南 仙台大崎 栗原 石巻 登米 気仙沼 60 50

52 宮城県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 % 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期入院機能相当の患者が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 仙南仙台大崎 栗原石巻 登米 気仙沼 30% 51

53 宮城県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 仙南仙台大崎 栗原石巻 登米 気仙沼 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 90 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 仙南 仙台大崎 栗原 石巻 登米 気仙沼 60 52

54 宮城県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 仙南 184 1,539 1,450 1, B 仙台 1,490 8,934 9,878 12, A 大崎 栗原 286 2,448 2,855 2, B 石巻 登米 気仙沼 389 3,246 2,991 2, B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

55 宮城県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 仙南 仙台 大崎 栗原 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 石巻 登米 気仙沼 40 54

56 宮城県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 東北大学病院 (1,199 床 3,648 件 3.04 件 / 床 ) 国立病院機構仙台医療センター (650 床 3,384 件 5.21 件 / 床 ) 労働者健康福祉機構東北労災病院 (548 床 2,330 件 4.25 件 / 床 ) 仙台市立病院 (501 床 2,126 件 4.24 件 / 床 ) 西仙台病院 (229 床 ) 国立病院機構仙台西多賀病院 (4 床 ) 東北薬科大学病院 (420 床 ) 地域医療機能推進機構仙台病院 (428 床 ) 厚生会仙台厚生病院 (409 床 1,590 件 3.89 件 / 床 ) 仙台赤十字病院 (400 床 1,714 件 4.29 件 / 床 ) 仙台オープン病院 (330 床 1,062 件 3.22 件 / 床 ) 東北公済病院 (320 床 ) 仙台徳洲会病院 (315 床 540 件 1.71 件 / 床 ) 広南病院 (209 床 ) 地域医療機能推進機構仙台南病院 (200 床 ) みやぎ県南中核病院 (310 床 1,054 件 3.40 件 / 床 ) 公立刈田綜合病院 (309 床 476 件 1.54 件 / 床 ) 大崎市民病院 (442 床 2,464 件 5.57 件 / 床 ) 仙南 仙台 タイプ Ⅰ タイプ Ⅱ タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 大崎 栗原 栗原市立栗原中央病院 (300 床 464 件 1.55 件 / 床 ) 石巻 登米 気仙沼 宮城県立がんセンター (383 床 1, 件 2.87 件 / 床 ) 総合南東北病院 (271 床 654 件 2.41 件 / 床 ) 国立病院機構宮城病院 (344 床 ) 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 気仙沼市立病院 (340 床 ) 登米市立登米市民病院 (228 床 ) 石巻赤十字病院 (448 床 2,196 件 4.90 件 / 床 ) 坂総合病院 (357 床 790 件 2.21 件 / 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 病院名表記 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 55

57 宮城県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 1 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 60 仙南仙台大崎 栗原石巻 登米 気仙沼 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 0 56

58 宮城県における提言案 < 構想区域の設定 > 仙南から仙台への入院患者の流出が 20% 以上であり 2 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > 仙南は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2030 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 仙台においては 75 歳未満の入院受療率も大きいことから 保険者や企業が連携した入院受療率の低減につながる保健事業等の取り組みを集中的に行うことを検討 高崎 栗原 石巻 登米 気仙沼は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が既に減少しているため 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 57

59 秋田県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 二次医療圏 構成市町村 大館 鹿角 ( おおだて かづの ) 大館市 鹿角市 小坂町 能代 山本 大館 鹿角 北秋田 ( きたあきた ) 北秋田市 上小阿仁村 北秋田 能代 山本 ( のしろ やまもと ) 熊代市 藤里町 三種町 八峰町 秋田周辺 大仙 仙北 秋田周辺 ( あきたしゅうへん ) 由利本荘 にかほ ( ゆりほんじょう にかほ ) 秋田市 男鹿市 潟上市 五城目町 八郎潟町 井川町 大潟村 由利本荘市 にかほ市 由利本荘 にかほ 横手 早熟型 大仙 仙北 ( だいせん せんぼく ) 横手 ( よこて ) 大仙市 仙北市 美郷町 横手市 湯沢 雄勝 中間型 遅行型 湯沢 雄勝 ( ゆざわ おがち ) 湯沢市 羽後町 東成瀬村 58

60 秋田県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 160 大館 鹿角 北秋田 能代 山本 秋田周辺 140 由利本荘 にかほ大仙 仙北 横手 入院医療需要指数 湯沢 雄勝 外来医療需要指数 大館 鹿角北秋田 能代 山本 60 秋田周辺由利本荘 にかほ 大仙 仙北 横手 湯沢 雄勝 40 59

61 秋田県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 60% % 高度急性期 急性期機能相当の患者数 高度急性期 急性期機能相当の患者が全入院患者に占める割合 50% 45% 40% 35% 大館 鹿角北秋田能代 山本秋田周辺由利本荘 にかほ大仙 仙北横手湯沢 雄勝 60 30% 60

62 秋田県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 200 大館 鹿角 北秋田能代 山本秋田周辺 由利本荘 にかほ大仙 仙北 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 大館 鹿角北秋田 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 横手湯沢 雄勝 60 能代 山本秋田周辺 50 由利本荘 にかほ大仙 仙北横手 湯沢 雄勝 40 61

63 秋田県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 大館 鹿角 119 1, , A 北秋田 B 能代 山本 , A 秋田周辺 416 3,195 3,364 4, A 由利本荘 にかほ , A 大仙 仙北 140 1,339 1,035 1, B 横手 , B 湯沢 雄勝 B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

64 秋田県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 160 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 140 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 大館 鹿角北秋田能代 山本秋田周辺由利本荘 にかほ大仙 仙北横手湯沢 雄勝 20 0 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 63

65 秋田県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 北秋田市民病院 (272 床 ) 山本組合総合病院 (418 床 960 件 2.30 件 / 床 ) 能代山本医師会病院 (200 床 ) 能代 山本 大舘市立病院 (375 床 966 件 2.58 件 / 床 ) 労働者健康福祉機構秋田労災病院 (250 床 ) 大館 鹿角 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 北秋田 かづの厚生病院 (262 床 ) 秋田大学医学部附属病院 (577 床 2,408 件 4.17 件 / 床 ) 秋田赤十字病院 (486 床 1,822 件 3.75 件 / 床 ) 秋田厚生医療センター (477 床 ) 市立秋田総合病院 (376 床 1,434 件 3.81 件 / 床 ) 明和会中通総合病院 + 中通リハビリテーション病院 (670 床 1,264 件 1.89 件 / 床 ) 外旭川病院 秋田周辺 由利本荘 にかほ 大仙 仙北 国立病院機構あきた病院 (324 床 ) (241 床 ) 横手平鹿総合病院 由利組合総合病院 (622 床 1,220 件 1.96 件 / 床 ) 湯沢 雄勝 大曲厚生医療センター (433 床 ) (5 床 1,226 件 2.11 件 / 床 ) 市立横手病院 (225 床 648 件 2.88 件 / 床 ) 雄勝中央病院 (376 床 556 件 1.48 件 / 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 10% 未満の受療行動が不明のため 10% 以上の入院患者の流出入のみ表記 タイプ Ⅰ タイプ Ⅱ タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 64

66 秋田県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 250 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 200 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 150 大館 鹿角北秋田能代 山本秋田周辺由利本荘 にかほ大仙 仙北横手湯沢 雄勝 50 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 0 65

67 秋田県における提言案 < 構想区域の設定 > 湯沢 雄勝から横手に対して 20% 以上の患者の流出が見られるため 2 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > 能代 山本においては 目標とする病床水準を 2040 年まで上回るため 病床数の低減を検討 また 高度急性期 急性期機能相当の病床への需要が 2015 年に減少に転じるため 高度急性期 急性期病床の低減を検討 秋田周辺は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2030 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 一方で 外来医療需要が全ての地域で減少していくことから 外来に関する医療資源を 在宅医療などに活用を検討 能代 山本 秋田周辺以外の二次医療圏は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 66

68 山形県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 最上 二次医療圏 構成市町村 庄内 村山 ( むらやま ) 山形市 寒河江市 上山市 村山市 天童市 東根市 尾花沢市 山辺町 中山町 河北町 西川町 朝日町 大江町 大石田町 村山 最上 ( もがみ ) 置賜 ( おきたま ) 新庄市 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 米沢市 長井市 南陽市 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 飯豊町 置賜 早熟型 中間型 庄内 ( しょうない ) 鶴岡市 酒田市 三川町 庄内町 遊佐町 遅行型 67

69 山形県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 村山最上置賜庄内 入院医療需要指数 外来医療需要指数 村山最上置賜庄内 60 68

70 山形県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 60% 高度急性期 急性期機能相当の患者数 高度急性期 急性期機能相当の患者が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 村山最上置賜庄内 30% 69

71 山形県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 村山最上置賜 110 村山最上 50 庄内 90 置賜庄内 40 70

72 山形県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 村山 563 4,633 5,509 5, A 最上 B 置賜 227 1,997 1,656 2, B 庄内 294 2,609 2,519 2, B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

73 山形県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 160 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 140 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 村山最上置賜庄内 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 40 72

74 山形県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 日本海総合病院 (642 床 2,116 件 3.30 件 / 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 庄内余目病院 (324 床 184 件 0.57 件 / 床 ) 5% 以上 10% 未満 平成 23 年 3 月の診療分 鶴岡市立荘内病院 (521 床 1,376 件 2.64 件 / 床 ) 庄内 最上 山形県立新庄病院 (452 床 684 件 1.51 件 / 床 ) 新庄徳洲会病院 (270 床 ) 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 ) 3 全身麻酔件数 病床数 タイプ Ⅰ タイプ Ⅱ タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 置賜 村山 公立置賜総合病院 (496 床 1,088 件 2.19 件 / 床 ) 北村山公立病院 (360 床 ) 山形ロイヤル病院 (322 床 ) 米沢市立病院 (343 床 672 件 1.96 件 / 床 ) 国立病院機構米沢病院 (220 床 ) 山形県立中央病院 (643 床 2,556 件 3.98 件 / 床 ) 山形大学医学部附属病院 (601 床 2,388 件 3.97 件 / 床 ) 山形市立病院済生館 (577 床 1,304 件 2.26 件 / 床 ) 済生会山形済生会病院 (468 床 1,512 件 3.23 件 / 床 ) 篠田総合病院 (383 床 ) 国立病院機構山形病院 (278 床 ) 山形徳洲会病院 (292 床 ) 至誠堂総合病院 (230 床 ) 東北中央病院 (217 床 6 件 3.71 件 / 床 ) 73

75 山形県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 160 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 村山最上置賜庄内

76 山形県における提言案 < 医療提供体制の検討 > 村山は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2030 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 最上 置賜 庄内は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 75

77 福島県 1~ 二次医療圏の地図 ~ 二次医療圏 構成市町村 県北 ( けんほく ) 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 会津 県北 相双 県中 ( けんなか ) 県南 ( けんなん ) 郡山市 須賀川市 田村市 鏡石町 天栄村 石川町 玉川村 平田村 浅川町 古殿町 三春町 小野町 白河市 西郷村 泉崎村 中島村 矢吹町 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 南会津 県南 県中 いわき 会津 ( あいづ ) 南会津 ( みなみあいづ ) 会津若松市 喜多方市 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町 会津坂下町 湯川村 柳津町 三島町 金山町 昭和村 会津美里町 下郷町 檜枝峡村 只見町 南会津町 相双 ( そうそう ) 相馬市 南相馬市 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 新地町 飯舘村 いわき いわき市 76

78 茨城県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 早熟型中間型遅行型 日立 二次医療圏 水戸 ( みと ) 構成市町村 水戸市 笠間市 小美玉市 茨城町 大洗町 城里町 常陸太田 ひたちなか 日立 ( ひたち ) 常陸太田 ひたちなか ( ひたちおおた ひたちなか ) 日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 ひたちなか市 常陸大宮市 那珂市 東海村 大子町 水戸 鹿行 ( ろっこう ) 鹿嶋市 潮来市 神栖市 行方市 鉾田市 古河 坂東 筑西 下妻つくば 土浦 鹿行 土浦 ( つちうら ) つくば 取手 竜ヶ崎 ( とりで りゅうがさき ) 土浦市 石岡市 かすみがうら市 つくば市 常総市 つくばみらい市 龍ヶ崎市 取手市 牛久市 守谷市 稲敷市 美浦村 阿見町 河内町 利根町 取手 竜ヶ崎 筑西 下妻 ( ちくせい しもつま ) 結城市 筑西市 下妻市 桜川市 八千代町 古河 坂東 ( こが ばんどう ) 坂東市 古河市 五霞町 境町 77

79 茨城県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 200 水戸日立 140 常陸太田 ひたちなか 1 鹿行土浦つくば 160 取手 竜ヶ崎 入院医療需要指数 140 筑西 下妻古河 坂東 外来医療需要指数 水戸常陸太田 ひたちなか土浦取手 竜ヶ崎古河 坂東 日立鹿行つくば筑西 下妻 60 78

80 茨城県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 % 150 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期入院機能相当の患者数が全入院患者に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 30% 水戸日立常陸太田 ひたちなか鹿行土浦つくば取手 竜ヶ崎筑西 下妻古河 坂東 79

81 茨城県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 水戸 日立 130 常陸太田 ひたちなか土浦 鹿行つくば 250 取手 竜ヶ崎古河 坂東 筑西 下妻 200 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 水戸常陸太田 ひたちなか土浦取手 竜ヶ崎古河 坂東 日立鹿行つくば筑西 下妻 60 0

82 茨城県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 現状の提供体制分類 水戸 475 3,356 3,482 5, A 日立 271 2,007 1,587 2, A 常陸太田 ひたちなか 370 2,752 1,6 2, B 鹿行 279 1,866 1,222 1, B 土浦 267 1,894 1,574 2, A つくば 324 1,919 2,542 3, A 取手 竜ヶ崎 474 2,979 3,135 3, A 筑西 下妻 275 2,027 1,308 2, B 古河 坂東 234 1,541 1,234 1, B 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く )

83 茨城県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 水戸日立常陸太田 ひたちなか鹿行土浦つくば取手 竜ヶ崎筑西 下妻古河 坂東 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 40 82

84 茨城県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 総合病院土浦協同病院 (894 床 2,868 件 3.21 件 / 床 ) 国立病院機構霞ヶ浦医療センター (250 床 ) 茨城県立中央病院 (475 床 1,734 件 3.65 件 / 床 ) 高萩協同病院 (220 床 ) 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 城西病院 (261 床 ) 筑波大学附属病院 (759 床 3,512 件 4.63 件 / 床 ) 筑波記念病院 (474 床 1,126 件 2.38 件 / 床 ) 筑波メディカルセンター病院 (410 床 2,070 件 5.05 件 / 床 ) 筑波学園病院 (295 床 1,594 件 5.40 件 / 床 ) 友愛記念病院 (319 床 586 件 1.84 件 / 床 ) 県西総合病院 (299 床 ) 上の原病院 (201 床 ) 古河 坂東 筑西 下妻 土浦 常陸太田 ひたちなか 水戸 鹿行 日立 日立総合病院 (539 床 1,878 件 3.48 件 / 床 ) ひたち医療センター (273 床 ) 田尻ヶ丘病院 (270 床 ) 国立病院機構茨城東病院 (344 床 ) ひたちなか総合病院 (300 床 890 件 2.97 件 / 床 ) 国立病院機構水戸医療センター (500 床 1,882 件 3.76 件 / 床 ) 水戸赤十字病院 (500 床 1,686 件 3.37 件 / 床 ) 水戸済生会総合病院 (500 床 1,748 件 3.50 件 / 床 ) 総合病院水戸協同病院 (401 床 1,542 件 3.85 件 / 床 ) なめがた地域総合病院 (230 床 298 件 1.30 件 / 床 ) タイプ Ⅰ タイプ Ⅱ タイプ Ⅲ タイプ Ⅳ 茨城西南医療センター病院 (356 床 846 件 2.38 件 / 床 ) 総合守谷第一病院 (203 床 472 件 2.33 件 / 床 ) つくば 取手 竜ヶ崎 東京医科大学茨城医療センター (389 床 1,410 件 3.62 件 / 床 ) 小山記念病院 (224 床 ) 牛久愛和総合病院 (489 床 406 件 0.83 件 / 床 ) つくばセントラル病院 (313 床 304 件 0.97 件 / 床 ) JA とりで総合医療センター (406 床 1,078 件 2.66 件 / 床 ) 取手北相馬保健医療センター医師会病院 (215 床 ) 龍ヶ崎済生会病院 (210 床 940 件 4.48 件 / 床 ) 白十字総合病院 (304 床 ) 鹿島労災病院 (300 床 506 件 1.69 件 / 床 ) 83

85 茨城県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 200 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 水戸 日立常陸太田 ひたちなか鹿行土浦 つくば 取手 竜ヶ崎 筑西 下妻 60 古河 坂東 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 84

86 茨城県における提言案 < 構想区域の設定 > 常陸太田 ひたちなかから水戸に対しては 20% 以上の入院患者の流出が見られ 2 つの二次医療圏の連携を検討 筑西 下妻からつくばに対しては 20% 以上の入院患者の流出が見られ 2 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > つくばにおいては 75 歳未満の入院受療率も大きいことから 保険者や企業が連携した入院受療率の低減につながる保健事業等の取り組みを集中的に行うことを検討 つくば 日立を除く全ての二次医療圏では 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2035 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 日立は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2025 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 85

87 栃木県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 二次医療圏 構成市町村 県北 県北 ( けんぼく ) 県西 ( けんさい ) 大田原市 矢板市 那須塩原市 さくら市 那須鳥山市 塩谷町 高根沢町 那須町 那珂川町 鹿沼市 日光市 県西 宇都宮 ( うつのみや ) 宇都宮市 宇都宮 県東 ( けんとう ) 真岡市 益子町 茂木町 市貝町 芳賀町 県東 県南 ( けんなん ) 栃木市 小山市 下野市 上三川町 壬生町 野木町 岩舟町 両毛 県南 両毛 ( りょうもう ) 足利市 佐野市 早熟型 中間型 遅行型 86

88 栃木県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 県北県西県東宇都宮県南両毛 入院医療需要指数 140 外来医療需要指数 県北県西 県東 宇都宮県南 両毛 87

89 栃木県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 % 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数が全入院患者数に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 県北県西宇都宮県東県南両毛 30% 88

90 栃木県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 県北 県東 県西 宇都宮 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 90 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 県南 両毛 県北 140 県西 70 県東宇都宮 県南両毛 60 89

91 栃木県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く ) - 64 現状の提供体制分類 県北 393 2,794 1,770 2, B 県西 192 1, , B 県東 150 1, B 宇都宮 512 3,117 3,4 4, A 県南 485 3,169 3,732 4, A 両毛 276 2,063 1,995 2, B 90

92 栃木県 6~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 160 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 140 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 県北県西県東宇都宮県南両毛 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 40 91

93 栃木県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 病院の一般病床と療養病床への患者の流出入 ( 診療所を含まず ) 上都賀総合病院 (392 床 574 件 1.46 件 / 床 ) 御殿山病院 (210 床 ) 獨協医科大学病院 (1,125 床 4,874 件 4.33 件 / 床 ) 国際医療福祉大学病院 (353 床 1,114 件 3.16 件 / 床 ) 菅間記念病院 (2 床 314 件 1.12 件 / 床 ) 国際医療福祉大学塩谷病院 (240 床 ) 病院名表記 県北 那須赤十字病院 (454 床 ) 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 とちぎメディカルセンター下都賀総合病院 (346 床 582 件 1.68 件 / 床 ) 県西 宇都宮 済生会宇都宮病院 (644 床 3,572 件 5.55 件 / 床 ) 宇都宮病院 (330 床 ) 栃木医療センター (423 床 ) 栃木県立がんセンター (324 床 1,298 件 4.01 件 / 床 ) うつのみや病院 (245 床 ) 佐野厚生総合病院 (4 床 1,022 件 2.13 件 / 床 ) 佐野市民病院 (258 床 ) 足利赤十字病院 (500 床 2,228 件 4.46 件 / 床 ) あしかがの森足利病院 (240 床 ) 今井病院 (223 床 ) 両毛 新小山市民病院 (342 床 ) 県南 県東 自治医科大学附属病院 (1,076 床 5,650 件 5.25 件 / 床 ) 芳賀赤十字病院 (400 床 1,036 件 2.59 件 / 床 ) 新上三川病院 (209 床 ) タイプⅠ タイプⅡ タイプⅢ タイプⅣ 92

94 栃木県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 1 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 県北 県西 県東 宇都宮 県南 両毛 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 0 93

95 栃木県における提言案 < 構想区域の設定 > 県東から県南に対しては 20% 以上の入院患者の流出が見られ 2 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > 県北 県西 県東 県南は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2035 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 宇都宮は 75 歳未満の入院受療率も大きいことから 保険者や企業が連携した入院受療率の低減につながる保健事業等の取り組みを集中的に行うことを検討 両毛は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2025 年以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 94

96 群馬県 1~ 入院医療需要予測のピーク分類 ~ 二次医療圏 構成市町村 早熟型中間型遅行型 吾妻渋川高崎 安中富岡藤岡 沼田 前橋 伊勢崎 桐生 太田 館林 前橋 ( まえばし ) 高崎 安中 ( たかさき あんなか ) 渋川 ( しぶかわ ) 藤岡 ( ふじおか ) 富岡 ( とみおか ) 吾妻 ( あがつま ) 沼田 ( ぬまた ) 伊勢崎 ( いせさき ) 桐生 ( きりゅう ) 前橋市 高崎市 安中市 渋川市 榛東村 吉岡町 藤岡市 神流町 上野村 富岡市 甘楽町 下仁田町 南牧村 中之条町 長野原町 嬬恋村 草津町 高山村 東吾妻町 沼田市 片品村 川場村 みなかみ町 昭和村 伊勢崎市 玉村町 桐生市 みどり市 太田 館林 ( おおた たてばやし ) 太田市 館林市 板倉町 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 95

97 群馬県 2~ 入院 外来医療需要の推移 ~ 入院医療需要の推移 外来医療需要の推移 1 前橋 高崎 安中 渋川 藤岡 160 富岡 吾妻 沼田 伊勢崎 入院医療需要指数 140 桐生太田 館林 外来医療需要指数 前橋高崎 安中渋川藤岡 富岡 吾妻沼田 伊勢崎 桐生 太田 館林 60 96

98 群馬県 3~ 機能別病床数の推計 ( 平均在院日数に基づく推計 )~ 160 高度急性期 急性期機能相当の入院患者の推移 全入院患者に占める高度急性期 急性期入院機能相当の患者の割合の推移 60% 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数 高度急性期 急性期機能相当の入院患者数が全入院患者数に占める割合 55% 50% 45% 40% 35% 前橋高崎 安中渋川藤岡富岡吾妻沼田伊勢崎桐生太田 館林 30% 97

99 群馬県 4~ 年齢階級別の入院医療需要の推計 ~ 240 前橋 110 高崎 安中 220 渋川藤岡 富岡 200 吾妻 沼田 入院医療需要指数 (0~74 歳 ) 前橋高崎 安中渋川 入院医療需要指数 (75 歳 ~) 伊勢崎桐生太田 館林 藤岡 60 富岡吾妻 沼田 50 伊勢崎桐生 太田 館林 40 98

100 群馬県 5~ 地域ごとの医療需要当たり病床数 ~ 二次医療圏名 2010 年の人口 ( 千人 ) 入院医療需要指数 (2010 年 ) 基準病床数 既存病床数 基準病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 / 入院医療需要指数 (2010 年 ) 全国平均 最低値 ( 離島地域を除く ) - 64 現状の提供体制分類 前橋 340 2,440 3,587 3, A 高崎 安中 432 3,095 3,458 3, B 渋川 , A 藤岡 A 富岡 A 吾妻 A 沼田 , A 伊勢崎 245 1,518 1,690 1, A 桐生 174 1,367 1,314 1, A 太田 館林 401 2,559 2,671 3, A 99

101 群馬県 6~ 医療提供体制の現状と医療需要の将来推計を踏まえた分析 ~ 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 前橋高崎 安中渋川藤岡富岡吾妻沼田伊勢崎桐生太田 館林 60 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 40

102 群馬県 7~ 病院の配置と入院患者の受療動向 ~ 患者流出入表記 20% 以上 10% 以上 20% 未満 5% 以上 10% 未満 国立病院機構西群馬病院 (330 床 ) 原町赤十字病院 (223 床 ) 病院名表記 病院名 (1 2 3) 1 一般病床 + 療養病床の病床数 2 全身麻酔件数 (DPC 病院のみ記載 2012 年度 ) 3 全身麻酔件数 病床数 沼田 タイプⅠ タイプⅡ タイプⅢ タイプⅣ 利根中央病院 (282 床 ) 東邦病院 (508 床 ) 恵愛堂病院 (270 床 ) 群馬大学医学部附属病院 (674 床 4,024 件 5.97 件 / 床 ) 前橋赤十字病院 (586 床 3,170 件 5,41 件 / 床 ) 群馬中央病院 (333 床 ) 群馬県済生会前橋病院 (327 床 1,018 件 3.11 件 / 床 ) 老年病研究所附属病院 (253 床 292 件 1.15 件 / 床 ) 群馬県立心臓血管センター (240 床 990 件 4.13 件 / 床 ) 国立病院機構高崎総合医療センター (445 床 1,128 件 2.53 件 / 床 ) 日高病院 (267 床 374 件 1.40 件 / 床 ) 棒名荘病院 (231 床 ) 西毛病院 (200 床 ) 吾妻 高崎 安中 渋川 前橋 伊勢崎 桐生 太田 館林 桐生厚生総合病院 (506 床 1,114 件 2.20 件 / 床 ) 富士重工業健康保険組合太田記念病院 (400 床 1,308 件 3.27 件 / 床 ) イムス太田中央総合病院 (350 床 ) 本島総合病院 (349 床 ) 群馬県立がんセンター (332 床 ) 城山病院 (230 床 ) 公立富岡総合病院 (337 床 1,340 件 3.98 件 / 床 ) 公立藤岡総合病院 (391 床 886 件 2.27 件 / 床 ) くすの木病院 (214 床 ) 富岡 藤岡 伊勢崎市民病院 (500 床 2,288 件 4.58 件 / 床 ) 鶴谷病院 (318 床 ) 伊勢崎佐波医師会病院 (255 床 ) 伊勢崎福島病院 (232 床 ) 館林厚生病院 (353 床 798 件 2.26 件 / 床 ) 101

103 群馬県 8~ 入院受療率の低減と医療提供体制の分析 ~ 250 全国の既存病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 200 既存病床数 ( 直近 )/ 入院医療需要指数 ( 各年 ) 150 前橋高崎 安中渋川藤岡富岡吾妻沼田伊勢崎桐生太田 館林 50 0 全国の基準病床数 (2013 年 4 月 ) 全国の入院医療需要指数 (2010 年 ) 102

104 群馬県における提言案 < 構想区域の設定 > 藤岡から高崎 安中に対して 20% 以上の入院患者の流出が見られ 2 つの二次医療圏の連携を検討 渋川から前橋に対して 20% 以上の入院患者の流出が見られ 2 つの二次医療圏の連携を検討 < 医療提供体制の検討 > 前橋 渋川 高崎 安中 太田 館林は 入院受療率の低減にむけた取組を進めることにより 目標とする病床水準の確保を検討 入院受療率の低減につながる保健事業等の積極的な取組を行うことを検討 また 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2035 年以降減少していくことから その時点に向けて高度急性期 急性期病床を回復期 慢性期病床に転換を検討 吾妻 藤岡は 目標とする病床水準を 2040 年まで上回るため 病床数の低減を検討 沼田 桐生 富岡は 高度急性期 急性期機能相当の入院患者が 2020 年代以降減少していくことから 高度急性期 急性期病床の回復期 慢性期病床への転換を検討 また 外来医療需要は既に減少に転じていることから 外来の医療資源を在宅医療に活用を検討 伊勢崎は 75 歳未満の入院受療率も大きいことから 保険者や企業が連携した入院受療率の低減につながる保健事業等の取り組みを集中的に行うことを検討 103