1. 出発前の準備について ビザの種類 有 種類 ( J1 ) 無 ビザ申請先 国内 現地場所 ( 大阪 ) 必要書類 手続き 手続きに要した期間 身分証明書 DS-2019 銀行残高証明書 オンライン申請 準備期間で一週間 ビザ申請予約から発行まで *2 週間 (* 申請時期 予約状況によって差が

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1 熊本大学海外派遣留学生報告書 氏名 J さん ( 仮名 ) 所属 文学部 留学先機関名モンタナ州立大学 ( 国名 : アメリカ合衆国 ) 留学先所属 留学期間 奨学金 特定の学部 研究科に所属 ( 学部 研究科 ) 特定の学部等に所属せず 様々な学部等の授業を履修 その他 : 留学開始時 2016 年 8 月 年 5 月 4 年次学年 JASSO 海外留学支援制度 国際奨学事業 トビタテ! 留学 JAPAN その他 ( )

2 1. 出発前の準備について ビザの種類 有 種類 ( J1 ) 無 ビザ申請先 国内 現地場所 ( 大阪 ) 必要書類 手続き 手続きに要した期間 身分証明書 DS-2019 銀行残高証明書 オンライン申請 準備期間で一週間 ビザ申請予約から発行まで *2 週間 (* 申請時期 予約状況によって差が生じる模様 ) ビザ申請以外で 必要な事前手続き 入学手続き 寮申請 留学に向けて 取り組んだ語学 英語 独語 仏語 中国語 韓国語 その他 ( 語 ) 勉強方法 IELTS の勉強を中心に勉強 使える単語を増やしながら外国人教授 との会話を通して実践 洋画や洋楽を使って口語的表現なども少 し覚えられるように努力した 留学先の手続き ( 必要書類 大変だったこと どのように取り組んだか等 ) 事前の必要経費 ( 留学前に必要な支払い費用 ) 概算費用 手助けが一切ないので 時間をかけて慎重に読みながら行った わからないことはすぐにメールの問い合わせフォームを利用して大学に質問したり お世話になったことのある留学支援エージェントを訪ねたりした 特に DS-2019 到着後のビザ申請は用意するものも多く時間がかかったので 早めに取りかかるべき 申請の際にはビザ申請費用とは別に 20,000 円ほどアメリカに支払った 授業料円 寮費円 語学研修費円 教材費到着後 ビザ申請円渡航費 ( 片道 往復 ) 260,000 円海外旅行保険料 160,000 円 その他 ( ビザ申請に伴う交通費 )25,000 円

3 2. 渡航 ~ 到着時の生活について 利用航空会社 ANA 手配 電話 利用したサイト 旅行会社等 移動経路 往路のみ 福岡 成田 デンバー 到着 時刻 22:00 移動時間 ( 約 24 時間 ) 大学 ( 寮 ) への移動手段空港から移動する際の注意点行き方 料金等 住居のタイプ 部屋の種類 住居の申込手順 住居でのトラブル および解決方法 大学への交通手段 ( 費用がかかれば費用も ) 生活費および内訳 ( 概算を円換算 ) その他生活で必要な 手続き アドバイス ( 口座開設 保険 携帯電話 荷物 支払い方法など ) 大学手配の出迎え 知人の出迎え タクシー 公共交通機関 ( バス 電車 ) その他 ( ) 公共交通機関がないため タクシーやウーバーしか手段がない帰国の際は友達に送ってもらった 寮 アパート その他 ( ) 一人部屋 二人部屋 その他 ( ) 住居 手配 ルーム メイト 大学の斡旋 自分で その他 ( ) 日本人学生 他国からの学生 その他 ( 現地学生 2 年性 ) 入学許可 オンラインで前金入金 ($200) 専用サイトにて希望 抽選で部屋が決まる 特にトラブルはなかったが 夜相手が寝ているときはデスクライトを使うなど 気配りはした 寮が学内にあるため 費用はかからなかった 生活費計 92,000 円 / 月 ( 生活費内訳 ) 住居費 :92,000 円 / 光熱費 :0 円 / 通学費 :0 円食費 :5,000 円 / 通信費 :3,500 円 / 書籍代 :20,000 円その他 :( 交際費 )10,000-20,000 円 ( 洋服 )5,000 円 学費 寮費以外に留学先大学へ納入するもの :0 円 買い物はクレジットカードがメインなので一枚は必ず用意すべき 特に 寮費はオンライン決済となるので 利用可能額の大きなクレジットカードを持っていた方が良い 私の場合は両親のカードの情報をメールで聞き オンラインで代わりに入力して支払いをした 現金も必要な時があるので海外キャッシング可能なカードがあると便利 ドルで引き出し 円で決済できるので日本の銀行の残高を確認しながら利用すれば問題ない 学内に地方銀行があったのでそこで口座を開設して バイト代が入るようにしていた ドルで買い物ができる上 即時決済で便利 開設時には SSN(Social Security Number) と $200 の入金が必要 SSN は学外の専門オフィスにて申請 期間は約 1 ヶ月程度かかる 保険は ISA の留学用保険に加入下が カバー範囲が狭すぎて無駄になる 今ではクレジットカードにも海外保険が付帯しているので 健康に留意さえすればそちらでも十分だと思う 携帯電話は現地で SIM フリーの iphone を購入し 月々 $30 ほどのプランを契約 WiFi なしでもインターネットが使えるので便利 友人の中には日本で携帯を SIM ロック解除していたが携帯キャリアによって対応が異なる ドコモは対応がひどいのでオススメしない モンタナは冷えるので暖かい上着は必須だが現地で古着屋を回れば安く帰るのでわざわざ日本から持って行ったり送ってもらったりしなくても良い 小柄な人にはサイズがなかなかない場合もある

4 3. 留学先の大学について カリキュラムは熊大と同じで 一年生から学年ごとにレベルが異 授業 ( カリキュラム ) の概要について なり 卒業までに専門学部で求められる単位を取得する 四年時は 進路に応じてラボで研究する人もいれば 授業の一環としてイン ターンに行く人もいる 履修登録の時期 登録方法 渡航前 渡航後 (9 月頃 ) オンラインで登録 志願書類の提出 その他 ( 教授へ直談判も ) 留学生特例措置 ( 履修制限 優先措置 留学生専用のオリエンテーション チューター制度等 ) 有り ( 具体的には以下のとおり ) 履修制限解除 ( 要相談 ) オリエンテーション (8 月に一度のみ ) バディ制度 ( 留学生二人に一人現地学生がつく ) 無し 留学先大学でのサポート体制について ( 語学面 / 学校生活 / 住居 日常生活等 ) 困った際は 聞きにおいでというスタンス 学校も友達も 自分が どう困っているのかを伝えさえできれば必ず助けてくれる 語学 も日常生活も友達に頼って いつも手助けしてもらった 留学開始後に行った留学先大学の手続き ( 学生証 履修登録 大学 ID の設定等 ) 学生証発行はとても大事な手続きの一つで 学生 ID やミールプランの情報 コピー用デポジットなどが登録される 写真はイメージとしては免許証の写真撮影 渡航前に履修登録もできるが できない人は留学後オリエンテーションの中で可能 授業外活動について ( サークル 部活 インターン フィールドワーク等 ) どうやって探したか どのような活動か 入る きっかけなども具体的に カタプルーザという サークル勧誘イベントが新入生向けに行われる 各サークルがブースを出し メンバーを勧誘する 学外のボランティア団体や教会関係の人 動物愛護団体や民間企業の広報担当なども参加するので いろいろな景品がもらえたり 大学周辺のサービスを知れたりする インターンについては詳しくわからないがインターンのための授業も開講されている

5 4. 一週間のスケジュールについて ( 授業時間 課外活動 勉強時間等 毎日の生活について記入してください ) 2016 Fall 7:00 月火水木金土日 8:00 朝食朝食朝食朝食朝食 9:00 P.E. P.E. 朝食朝食 10:00 Literature Literature Literature 11:00 昼食昼食昼食昼食昼食 12:00 Writing Writing Writing Writing 昼食昼食 13:00 14:00 図書館 15:00 16:00 図書館図書館図書館図書館図書館 17:00 18:00 夕食夕食夕食夕食夕食夕食夕食 19:00 20:00 図書館図書館図書館図書館図書館 21:00 22:00 23:00 就寝就寝就寝就寝就寝 24:00 就寝就寝

6 2017 Spring 7:00 月火水木金土日 8:00 朝食朝食朝食朝食朝食 9:00 World Culture Linguisutic World Culture Linguisutic World Culture 朝食 朝食 10:00 Literature Literature Literature 11:00 バイト昼食バイトバイト昼食 12:00 バイト バイト昼食 13:00 昼食昼食 昼食 14:00 図書館図書館図書館図書館図書館 15:00 16:00 Political Science 昼食 Political Science Political Science 17:00 18:00 夕食 Liberal 夕食夕食夕食夕食夕食 19:00 20:00 図書館夕食図書館図書館図書館図書館 21:00 図書館 22:00 23:00 就寝就寝就寝就寝就寝就寝 24:00 就寝

7 5. 留学成果とアドバイス 留学によって得られた成果 ( 語学に関すること ものの考え方や取り組み方 コミュニケーション能力など自由に記載してください ) 語学においては自分が目標としていたレベルには達しなかったが そこに達するまでど れくらい勉強しないといけないかや 自分の未熟さに気付かされたという点では実りの ある経験だった 日々の生活で必然と英語を使っていたとは言っても支障は多かった上 帰国間際でも 100 パーセントのコミュニケーションができたわけではなかった 今でも 聞き取れないこと 伝えられないこと わからない単語や表現は山ほどある その分 ど うやったら伝わるのかを毎日必死に考えていると 努力して考え抜いてやっと伝わった 時 新しい表現を覚えた時の達成感や感動を大きく感じられた 新しい発見の毎日で ア メリカ イギリス アフリカ系 アジア系の英語発音の微妙な違いを知ったり 様々な宗 教を信じる人それぞれの生き方を直接学んだり いいとこ取りの日々だった 一方 異文 化において不快に感じることも少なくはなく その際には日本人としての誇りや伝統的 に受け継がれてきた文化の良さを再確認できた 同じ大学へ留学を希望する人へのアドバイス ( 留学先大学 プログラムに関すること 生活全般に関することなど自由に記載してください ) 留学はお金がかかるということ 助けが欲しい時は絶対に声を上げなければいけないこ と 何よりも粘って努力すること この三点は念頭に入れておいて欲しい 前準備にも時 間 お金がかかる上 慣れない英語を大量に読まなければならない 準備からの経験が留 学という一つのライフイベントの欠かせない大切な期間だと思う もちろん留学中に学 ぶことも山ほどあり 頭がいっぱいになって落ち込む時期もある もしそうなったら一人 で考え込むのではなく 周りに頼ることが大切だと思う 日本人留学生でも 家族でも 現地の友人や先生でも 頼れる人は沢山いる 私は現地でできた日本人留学生に助けられ たことが多かった 同じような悩みを抱えている人が多く 一緒に頑張ろうと励ましあっ たこともあった 自分の弱みを認め助けてもらう勇気も 留学生活を楽しむ秘訣だと思 う 金銭面ではほとんど両親にお世話になったが 日常生活では意外と友人間の絆が心強 いので 友達を作ることはとても大切だ あとは怖さを捨ててやっと叶えた留学生活を毎 日楽しむことを忘れず いきいきと過ごして欲しい 留学を通しての感想 本当に価値のある留学生活だった 長期間異国で生活すること 22 歳でルームメイトと 狭い部屋で共同生活をすること 日本語が一切通じないこと ドルが円より高く損したこ と 辛いことや戸惑うことも多くあったが それでも私はモンタナで過ごした一年が恋し いし できることなら戻りたいと思う まだまだ勉強し足りない と後ろ髪を引かれる ような思いで帰国し 不完全燃焼で日本へ戻ってきた 私の努力不足でまだまだやりきっ ていないという思いがあるのも否めないが 何より留学中に新しい勉強目標ができたこ とが大きな理由だと思う 自分の未熟さを知ってそれを克服したいという思いが次の学 習への踏み台となり 英語をまだまだ勉強したいという思いが増した 就職先も英語を勉 強し続けられる環境や アメリカでの活躍ができる会社を選ぶことができた 長い人生の 中でかけがえのない生活になっただけでなく やり遂げた満足感ではなくもっとやるぞ という熱意につながった貴重な 1 年だった 今後は留学する価値を自分なりに発信して 世界へ羽ばたく人たちの後押しができる人になりたい