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1 九州大学海外派遣留学生最終報告書 帰国後 15 日以内に提出してください 提出された情報は 海外留学 HP に掲載します ( 色のついた部分は掲載しません ) 留学先大学名ライプニッツ ハノーバー大学 ( 国名 : ドイツ連邦共和国 ) 留学先学部名 ( またはプログラム名 ) 機械工学研究科燃焼技術工学専攻 留学期間平成 27 年 4 月 ~ 平成 27 年 9 月学部 / 学府 年次総合理工学部 / 学府年次 ~ 1 年次留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間有 無 ( 期間 : ) 遅れる見込みの方はその理由を書いてください (NO. に 印をつける ) 1.4 年次に留学したため 2. 単位が不足するため 3. 新卒で就職したいため 4. その他 ( 具体的に記入 ) 卒業を遅らせないためにどのような配慮や工夫をしましたか? 進路の予定 前項で 1 と答えた方は 就活時期と方法を教えてください ( 予定を含む ) 1. 就職 ( 時期 : 4 月から /( ) 年 ( ) 月から ) 2. 大学院進学 ( 大学学府 / 研究科 ) 3. その他 ( 具体的に : ) 2016 年 3 月から通常通り 進学先や就職先の選定に 留学経験が影響しましたか? はい 留学経験は就職活動の際に役立ちましたか? 不明 ( 就職活動前のため ) 1. 留学先大学について 授業 ( カリキュラム等 ) の概要について 留学先大学で受けた授業は大まかに分けて二種類あり ひとつは大学の一般科目として受講したものがあります 私が受講していたドイツ語の授業の場合 授業は週に 1 度あり 時間は 90 分 + 休憩 15 分 +90 分といった具合でした 成績は出席と中間テスト 最終テスト ( 学期末テスト ) で評価されているようでした もうひとつは 提携先の研究室で行った実験や計算などの研究活動およびそれに付随する形の授業です 研究室内での会話は全て英語で行い 質問があればいつでも研究員の方に聞くことが出来ました 学期の終わりには 自分が半年の留学でやってきた研究を発表する場も設けていただきました

2 留学先大学のサポート体制について ( 語学面 / 勉学面 / 精神面 / 住居 生活面など ) 留学先大学の研究室では 指導教員がついてくれて 研究のみならず 寮や日常生活でのトラブルに関する相談にものってもらえたので 非常に快適に留学生活を送ることができました また ドイツでは学生はもちろんのことほとんどの人が英語を話すことが出来るので 研究室 日常生活ともにコミュニケーションに困ることはほぼありませんでした 留学先大学に対する感想 留学先のハノーファー大学では 研究室の方々にとても良くして頂いて 充実した留学生活を送ることが出来ました ドイツ語が話せないにも関わらず留学生を受け入れて頂いた所属先の研究室の方には本当に感謝しています また 留学生の数が多いため ドイツ語の授業を通じて様々な国の留学生とも友達になれるなど 異文化交流の機会も多く持てるかと思います また学費が安いうえに 学生証でハノーファー市内の電車やバス ニーダザクセン州の主要都市までの電車が無料で乗ることができ 旅行や観光にも役立ちました 以上のことから 勉学面 経済面 生活面の全てについて素晴らしい留学先であったと思います

3 同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス コミュニケーションに関しては ドイツ語がしゃべれなくても ほとんどの学生が英語を話せるので それほど問題ありません またハノーファー大学には ほとんど日本人がおらず ( 自分が在籍していたころは 学部生 院生含めても約 5 人ほど ) 周りはドイツ人学生と日本以外からの留学生がほとんどです この環境は 日本人留学生にとっては語学能力の向上はもちろん 異文化交流の機会も多く設けることができる素晴らしい環境だと思います また ハノーファーの人々が話すドイツ語は なまりが少なく 極めて標準語に近いと言われており ドイツ語を学習したいと考えている学生にとっても良い環境だと思います 2. 事前手続き ( ビザ申請など ) ビザの種類 ビザ申請先 必要書類 手続き方法 長期滞在ビザ Landeshauptstadt Hannover Leinstr. 14, Hannover, Germany 渡航後速やかに外国人へ行き長期滞在の申請をする 申請をすると次回の面談の日時が伝えられるので その時までに 1 必要事項を記入した申請用紙 2パスポート 3 証明写真 4 銀行口座の証明印 5 留学先の大学の学生証 6ドイツで有効な健康保険証を準備しておく 約 1か月後に居住許可証 (= 長期滞在ビザ ) を受け取りに行く 手続きに要した時間 その他必要な事前手続き ビザ申請から申請受理まで約 1 か月申請受理からビザ発行まで約 1 か月 留学先大学への交換留学申請学生寮の入居申し込み

4 3. 日常生活 日常生活の概要 感想 寮は 4 人部屋で キッチン シャワー トイレは共用でした 調理器具や食器は備え付けのものがあったので 初期費用が抑えられて助かりました 気候についてですが 自分が留学していた期間 (4 月 ~9 月 ) に関しては ドイツでは夏が短く 4 月や 9 月には 日本と比べて寒くなるので 持参する衣服には気をかけておいた方がいいと感じました 生活費 ( 月額 ) 及びおおよその内訳 ( 円換算で ) 日本から持参した方がよいもの (PC や変圧器等の要不要も ) 生活費計 68,000 円 / 月 ( 生活費内訳 ) 住居費 :31,000 円, 光熱水料 :( 住居費に含む )0 円, 通学費 :( 徒歩 ) 0 円, 食費 :25,000 円, 電話代 :2,000 円, インターネット代 :( 住居費に含む )0 円, 書籍代 : 0 円その他 :( 具体的に ) 旅行費用 :10,000 円 学費 寮費以外に大学へ納入するもの ( あれば ) 0 円 ( 徴収された費用の名目を具体的に : ) パソコン (LAN ケーブルのコネクタがあるもの ), コンセント変換プラグ ( コンセントの形状が違う点を解決するためのもの ) これから留学する人への 日常生活 ( 治安対策を含め ) に関するアドバイス ドイツの治安については 他のヨーロッパ諸国に比べて安全な方だと感じました しかし 一部の繁華街などは 夜中にうろうろするのは少し危険だなと感じました また 日本と違い ドイツにはコンビニのような 24 時間営業の店はなく 日曜日には 一部の区域 ( 鉄道の主要駅構内など ) を除いてスーパーなどの小売店が閉まるので 食材の買いだめの仕方などには注意が必要です お金の管理や受け取り ( 銀行口座開設や海外送金, またはクレジットカード持参など ) について, 貴方の留学先国で最も適当な方法を教えてください 1 ヶ月ほど過ごせる分のお金を持って行って 現地で銀行口座を開口した後に日本からその銀行口座に留学費用全額を送金してもらう あるいは自分の口座がインターネットバンキング対応であれば現地で銀行口座開口後に自分でお金を送金するなどの方法が適当と考えます

5 4. 住居 生活環境 住居の種類 ( 印をつける ) 住所 / 電話番号 費用 ( 月額 ) どのようにして見つけたか 寮 ホームステイ 民間アパート その他 ( ) Zimmer 7-2, Callinstraße. 25, Hannover EUR ハノーファー大学に交換留学申請をした際に 担当の指導教員が斡旋してくれたので スムーズに手続きができました 次期留学生に推薦できるかどうか およびその理由 家賃 大学や飲食店 スーパーとの距離 などを考えて 私が住んでいた寮は理想的な環境にあると思います ハノーファーという町全体で見ても 学生が多く 学べる環境が整っていて 雰囲気がいいので非常にお勧めします 留学生活を送る上で次期留学生に伝えたい地域情報 生活情報 スーパー等で買い物する際はレジ袋が有料なので自分で袋を持っていくのがいいです ビール ペットボトル入りの飲み物を買うとデポジットが一緒に取られ 空きのビンやペットボトルをレジでデポジット分の値引きにしてもらえます 大きいスーパーだとビンやペットボトルを回収する専用の機械を置いている所もあります 5. 準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト サイト名 URL コメント Hostelworld ホステルの大手サイト 旅行の際によく利用 FLiXBUS 夜行 長距離バスのサイト リーズナブルな値段で旅行したい人におすすめ

6 6. その他の特記事項 ドイツでは 2013 年 1 月から 全世帯にラジオの受信料の納入が義務付けられているそうです ラジオを受信する機器を持っているかどうかに関わらず 一世帯当たり月 18 程度の受信料を支払う必要があり 留学生活を始めてしばらくすると口座登録の依頼書が同封された郵便が送られて来ます ただし 寮などルームシェアをしている世帯の場合には 部屋の住人のうち誰か一人でも受信料を払っていれば他の人が払う必要はないとのことです なので 受信料納付の案内が来たらまずは同じ部屋の人に払っているかどうか聞いてみることをお勧めします