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1 安城市への I ターンに関するアンケート調査結果 1

2 目次 1 調査概要 回答者の属性 調査結果... 8 (1) 現在居住する都道府県からの転居について... 8 (2) 安城市の認知度と魅力について

3 1 調査概要 本調査は 将来 居住地を変える意向を持つ人がどの程度いるかを把握するとともに 安城市への転入を促すための市の魅力 ウリを把握することを目的とした調査を行うものです 調査の概要は下表のとおり アンケート調査の概要調査対象将来の安城市への転入する可能性のある人として 以下の 4 つのタイプが仮説として想定される タイプ1: 名古屋市で働く人が居住地として安城市を選定 タイプ2: 自動車関連産業で働くために安城市を選定 タイプ3: 新規就農希望者が移住先として安城市を選定 タイプ4: 二地域居住 ( ゆとりある暮らし ) の拠点として安城市を選定安城市への転入については 大都市圏からの移住の他 北海道や九州などの地方からの移住 近隣地域からの移住等も想定される 本調査では上記 4 タイプすべてによる転入が想定される大都市圏に絞り込み 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県の 18 歳以上常住者を対象として実施する 調査方法ネットリサーチ 会員制ネットリサーチ企業の最大手の一つである株式会社マクロミルを利用抽出方法会員制ネットリサーチ企業の登録者のうち対象となる人を無作為抽出して調査へ依頼を行い 有効回答数が 500 サンプル回収するまで実施する 調査期間 2015 年 8 月 24 日 ~8 月 25 日主な調査項目 現在居住する都道府県からの転居について 将来の転出意向 転出を考える理由と希望する転出先 安城市の認知度と魅力について 愛知県内各市 地域の認知度 安城市で知っていること 安城市の資源のうち魅力的に思うもの 居住地としての安城市の魅力回答者数 516 サンプル備考 設問文末の記号について SA は単回答 MA は複数回答 NA は数値記述 FA は自由記述となる グラフ下の n= は該当する回答数を示す 回答の集計は 選択肢の回答数を総回答数で除したものを % 表記しているが 小数第 2 位を四捨五入しているため 各回答の合計が 100% とならない場合がある 3

4 2 回答者の属性 1 性別 女性 50.0% 男性 50.0% 2 年齢 60 才以上 15.9% 12 才 ~19 才 0.8% 20 才 ~24 才 5.6% 25 才 ~29 才 8.7% 55 才 ~59 才 9.1% 30 才 ~34 才 10.7% 50 才 ~54 才 10.3% 45 才 ~49 才 13.4% 40 才 ~44 才 14.3% 35 才 ~39 才 11.2% 4

5 3 居住地のある都道府県 神奈川県 26.9% 埼玉県 16.7% 千葉県 16.7% 東京都 39.7% 4 結婚の有無 未婚 37.8% 既婚 62.2% 5

6 5 子供の有無 子供あり 51.6% 子供なし 48.4% 6 世帯年収 わからない 9.3% 2000 万円以上 1.9% 1500~2000 万未満 1.6% 1200~1500 万未満 3.3% 無回答 9.3% 200 万未満 5.2% 200~400 万未満 17.6% 1000~1200 万未満 6.0% 400~600 万未満 22.3% 800~1000 万未満 8.1% 600~800 万未満 15.3% 6

7 7 職業 その他 2.3% 無職 10.3% 公務員 1.2% 経営者 役員 2.1% 学生 3.5% 会社員 ( 事務系 ) 17.2% パート アルバイト 11.8% 会社員 ( 技術系 ) 14.1% 専業主婦 ( 主夫 ) 20.0% 自由業 1.6% 自営業 4.7% 会社員 ( その他 ) 11.2% 7

8 3 調査結果 (1) 現在居住する都道府県からの転居について 問 1 あなたの高校卒業以降の居住地について (SA) < 高校を卒業していない人は 18 歳時点を基準として回答 > 他の都道府県から転入してきた が 43.8% で最も多いものの ずっとこの都道府県 内に住んでいる も 41.5% あり 拮抗しています この都道府県内の高校を卒業したが その後 他の都道府県にも住んだことがある 14.7% ずっとこの都道府県内に住んでいる 41.5% 他の都道府県から転入してきた 43.8% 8

9 問 2 あなたの現在の住まいについて (SA) 自身もしくは配偶者が所有する持ち家 が 50.6% で約半数を占めています 一方 自 身もしくは配偶者が契約する賃貸住宅 が約 1/3 となる 32.4% であるのをはじめ 半数近 くが持ち家を取得していないことになります 親が所有 契約する住宅に同居 12.8% その他 2.3% 社宅 社員寮 1.9% 自身もしくは配偶者が契約する賃貸住宅 32.4% 自身もしくは配偶者が所有する持ち家 50.6% 問 3 現在 住んでいる都道府県から転出することについて (SA) 今後も転出したくない が 32.4% で最も多くなりました 一方 条件次第で転出し てもよい が 26.2% であることをはじめ 将来 転出したい (12.0%) と できれば転 出したい (7.6%) を合わせると 45.8% となり 半数近くが転出を考えています わからない 21.9% 将来 転出したい 12.0% できれば転出したい 7.6% 今後も転出したくない 32.4% 条件次第で転出してもよい 26.2% 9

10 問 3 で 将来 転出したい できれば転出したい 条件次第で転出してもよい を選択し た人のみ 問 4 転出を考える理由について (MA: 当てはまるものを全て選択 ) ふるさとに戻りたい が20.8% で約 2 割あり UJ ターンが最大の理由となっています また 都会の喧騒から離れたい (19.9%) についても約 2 割となり 首都圏在住者に大都市から離れたいという意向があることも確認できます この他 田舎 農林水産業へのあこがれがある (10.6%) や 物価が高く生活が厳しい 家を買えない (10.6%) についても 1 割以上の回答がありました (%) ふるさとに戻りたい 20.8 親元から独立したい 7.2 都会へのあこがれがある 田舎 農林水産業へのあこがれがある 希望する進学先が当地にない 1.3 希望する仕事が当地にない 4.7 所得を増やしたい 8.1 物価が高く生活が厳しい 家を買えない 10.6 人間関係がわずらわしい 7.2 都会の喧騒から離れたい 19.9 当地に活気がない 3.8 結婚するための出会いがない 1.7 子育て環境がよくない 4.2 災害や治安に対する不安がある 6.4 ゆったり暮らしたい 34.7 その他 11.4 (n=236) 10

11 問 3 で 将来 転出したい できれば転出したい 条件次第で転出してもよい を選択し た人のみ 問 5 転出する場合 どのような地域に住みたいか (SA) 首都圏( 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 ) の都市部 が29.2% で約 3 割あり 転居する場合も大都市居住に対する意向が最も多くなっています また 首都圏 ( 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 ) の郊外部 (19.1%) が約 2 割で 半数近くが引き続き首都圏での暮らしを希望しています 一方 地方都市 は 27.1% あることをはじめ 首都圏以外の国内を希望する割合も約 4 割あります 農山漁村 4.7% その他 2.5% 海外 6.8% わからない 3.4% 首都圏 ( 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 ) の都市部 29.2% 地方都市 27.1% 首都圏以外の大都市圏 ( 近畿圏 中京 ( 名古屋 ) 圏 ) 7.2% 首都圏 ( 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 ) の郊外部 19.1% (n=236) 11

12 問 3で 将来 転出したい できれば転出したい 条件次第で転出してもよい を選択した人のみ転出する場合 家計を支える人の仕事はどのように考えるか (SA) 問 6 < 複数考えている人は可能性の高いものを選択 > 現在のまま変わらず 仕事を続ける が41.4% で最も多く 約 4 割が転職意向を持っていません 一方 転職 は 26.3% あり 起業 (5.1%) や 新規就農 (2.1%) を合わせると33.5% となり 約 1/3 の人が今の仕事を辞めて転居する意向を持っていることがわかります また 既に仕事を持っていない ( 年金暮らし等 )(11.9%) や 仕事を持たない( 年金暮らし等 )(12.7%) を合わせると 定年後の転居以降のある人が 2 割以上となっています 仕事を持たない ( 年金暮らし等 ) 12.7% その他 0.8% 新規就農 2.1% 起業 5.1% 現在のまま変わらず 仕事を続ける 41.1% 転職 26.3% 既に仕事を持っていない ( 年金暮らし等 ) 11.9% (n=236) 12

13 (2) 安城市の認知度と魅 について 問 7 市や地方についての認知状況 (SA) 安城市 について はじめて聞いた が 43.4% で最も多く 4 割以上の人が安城市を知らない結果となりました また 所在する県の地図上で大まかな場所を示せる は 12.4% にとどまっています 県内の主要都市や近隣都市と比較すると はじめて聞いた 割合は 名古屋市 (2.5%) 豊田市(8.7%) 豊橋市 (14.5%) 岡崎市 (24.0%) 刈谷市 (37.2%) と比較して少なく 安城市が最も認知されていないことがわかります 0% 20% 40% 60% 80% 100% 安城市 刈谷市 岡崎市 豊田市 豊橋市 名古屋市 三河地方 尾張地方 知多半島 所在する県の地図上で 大まかな場所を示せる 場所はわからないが 何県にあるか知っている 何県であるか知らないが 名前は知っている はじめて聞いた 13

14 問 7 で 安城市 について はじめて聞いた 以外を選択した人のみ 問 8 安城市について知っているもの 知らないもの (SA) 新幹線停車駅である三河安城駅がある が55.5% となり 半数以上が新幹線の駅で安城市を認知しています また トヨタ自動車関連部品メーカーの主要事業所がある (35.3%) も約 1/3 が認知しています しかし これら2 つ以外で 1 割以上に認知されている項目はなく 安城市に対するイメージがほとんど形成されていないことがうかがえます 0% 50% 100% 日本デンマークと呼ばれている 童話作家 新美南吉が青春をすごしたまち 特産品に梨やイチジクがある 明治用水が通っている 安城産業文化公園デンパークがある 安城七夕まつりが開催される 新幹線停車駅である三河安城駅がある トヨタ自動車関連部品メーカーの主要事業所がある 知っていた 知らなかった (n=292) 14

15 問 9 安城市の特徴のうち 魅力的に感じること (MA: 当てはまるものを全て選択 ) 名古屋まで鉄道(JR 名鉄 ) で約 25 分で行ける が30.0% で最も多く 東海道新幹線で名古屋まで約 10 分で行ける (22.9%) も約 2 割あり 名古屋へのアクセス利便性が高く評価されています この他 中学生まで医療費が無料である ( 高校生は入院費が無料 )(25.0%) 有効求人倍率が非常に高く (1.5 超 ) 就職に困らない (23.6%) 2027 年にリニア中央新幹線が開通すれば東京まで1 時間で行けるようになる (19.4%) など 評価が分かれています (%) 東海道新幹線で名古屋まで約 10 分で行ける 22.9 名古屋まで鉄道 (JR 名鉄 ) で約 25 分で行ける 30.0 東海道新幹線で東京まで約 2 時間で行ける 2027 年にリニア中央新幹線が開通すれば東京まで 1 時間で行けるようになる 若い世代が多く 人口が増加し続けている 保育サービスや児童クラブが充実している 市とその周辺は世界有数の自動車関連企業が集積しており地域に活気がある有効求人倍率が非常に高く (1.5 超 ) 就職に困らない JR 駅徒歩 2 分圏で約 80 の分譲マンションが約 3,000 万円で販売されている JR 駅徒歩 8 分圏で約 35 坪 (120) の土地付き分譲住宅が約 4,200 万円で販売されている都市近郊の農業が盛んで 市街地近くに農地が広がる梨やイチジク チンゲンサイなどの特産農産物があり 直売所も多い新規就農希望者に農地あっせんを行っている公立高校の学力水準が高く 難関大学への進学率が高い中学生まで医療費が無料である ( 高校生は入院費が無料 ) 自家用車を利用してドアツードアで通勤や買い物することが一般的である複数の自家用車を保有する家庭が多い ( 一世帯あたり自動車保有 1.59 台 ) JR 駅前の商店街を中心に新美南吉や南吉作品をモチーフとした壁画が描かれている土地が平坦で自転車専用道路網の整備が進んでおり 自転車による移動が便利である小型電気自動車によるカーシェアリング事業を進めている この中に魅力的に感じることはない

16 問 10 これまでの情報をもとに安城市をどのように感じるか (SA) いずれの項目でも 住んでみたい と感じる人は 1 割を下回りますが 住んでみたいとまでは思わないが 住む対象として興味をもった を合わせると 名古屋への通勤都市として が17.2% で最も多くなり 首都圏在住者から見れば ベッドタウンとして安城市を評価していることがうかがえます 次いで 農業 ( 田舎暮らし ) のまちとして が 15.9% となり 農業都市として評価されていることもわかります この他 自動車産業のまちとして (10.1%) 二地域居住の移住先として (13.0%) についても 1 割を超えており 安城市の評価は分散傾向にあり 様々な可能性を持っていると考えられます 0% 20% 40% 60% 80% 100% 名古屋への通勤都市として 自動車産業のまちとして 農業 ( 田舎暮らし ) のまちとして 二地域居住の移住先として 住んでみたい 住んでみたいとまでは思わないが 住む対象として興味をもった住むことに興味はないが 魅力的だと思う住む対象にならないし 魅力も感じない 16

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