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1 平成 29 年 10 月 24 日 関係各位 院長 江川直人 平成 29 年 10 月薬事委員会の決定事項について ( 通知 ) このことについて 薬事委員会 ( 平成 29 年 10 月 4 日開催 ) の答申に基づき下記のとおり決定したので通知する 記 本採用薬品 1 エムラクリーム ( 佐藤製薬 ) 外用局所麻酔剤 ( 皮膚レーザー 透析時 ) 2 ホスレノール OD 錠 250mg ( バイエル ) 高リン血症治療剤 3 オルメサルタン OD 錠 20mg DSEP ( 第一三共エスファ ) オルメテック後発高親和性 AT1 受容体フ ロッカー 4 ロスバスタチン錠 2.5mg DSEP ( 第一三共エスファ ) クレストール後発 HMG-CoA 還元酵素阻害剤 5 サイレース静注 2mg( エーザイ ) ロヒプノール静注から切替ブランド一本化 試用採用薬品 1 1.5L UV ツインハ ック ダイアニールから切替 2 レギュニール LCa1.5 腹膜透析液 ( バクスター ) 2L UV ツインハ ック ダイアニールから切替 3 2.5L シンク ルハ ック ダイアニールから切替 4 1.5L UV ツインハ ック ダイアニールから切替 5 レギュニール LCa2.5 腹膜透析液 ( バクスター ) 2L UV ツインハ ック ダイアニールから切替 6 2.5L シンク ルハ ック ダイアニールから切替 院外処方用薬品登録申請 1 カナグル錠 100mg( 田辺三菱 ) SGLT2 阻害剤 2 型糖尿病治療剤 2 リンゼス錠 0.25mg( アステラス ) ク アニル酸シクラーセ C 受容体アコ ニスト 3 モーラスパップ XR120mg ( 久光 ) 経皮鎮痛消炎剤 院内採用削除薬品 1 ウリンメット配合散 ( 日本薬工 ) 使用量が少ないためアルカリ化療法剤 2 ペルサンチン-L カプセル 150mg ( 日本ヘ ーリンカ ー ) 使用量が少ないため抗血小板剤 3 オルメテック OD 錠 20mg( 第一三共 ) 後発品切り替えのため高親和性 AT1 受容体フ ロッカー 4 クレストール錠 2.5mg ( 塩野義 ) 後発品切り替えのため HMG-CoA 還元酵素阻害剤 5 ロヒプノール静注用 2mg( エーザイ ) フルニトラゼパム製剤一本化のため鎮静 販売名変更 変更前 変更後 1 ビタミン B6 注 日医工 10mg ( 日医工 ) ピリドキシン塩酸塩注射液 10mg 日医工 ( 日医工 ) 1

2 1. 医薬品本採用申請 1 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名 薬価 / 規格単位 申請科 申請医師 エムラクリーム < 薬効 > 外用局所麻酔剤 /g 腎臓内科 ( 佐藤製薬 ) < 一般名 >リドカイン プロピトカイン (950.50/5g) 若林麻衣 < 効能 効果 > 皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和 注射針 静脈留置針穿刺時の疼痛緩和 < 用法 用量 >10cm 2 あたり 1g を 密封法 (ODT) により 60 分間塗布 1 回あたりの塗布量は 10g までとし 塗 布時間は 120 分を超えないこと 小児への塗布量及び塗布時間は添付文書参照 2 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名薬価 / 規格単位申請科 申請医師ホスレノール OD 錠 250mg < 薬効 > 高リン血症治療剤腎臓内科 / 錠 ( バイエル ) < 一般名 > 炭酸ランタン水和物田島真人 < 効能 効果 > 慢性腎臓病患者における高リン血症の改善 < 用法 用量 >1 日 750mg を開始用量とし,1 日 3 回に分割して食直後に投与する. 最高用量は 1 日 2,250mg < 情報カード> 効能 効果 リンの吸収を抑える薬です 注意 副作用 < 主な副作用 >#( 激しい腹痛 吐き気 嘔吐 発熱 ) #( 頑固な便秘 吐き気 嘔吐 腹痛 ) #( 便が黒くなる ) 2. 試用採用申請 1~6 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名薬価 / 規格単位申請科 申請医師 1,531.00/1.5L UV ツインハ ック レギュニール LCa1.5 腹膜透析液 1,785.00/2L UV ツインハ ック ( バクスター ) < 薬効 > 1,207.00/2.5L シンク ルハ ック 腎臓内科腹膜透析用剤 1,553.00/1.5L UV ツインハ ック 田島真人レギュニール LCa2.5 腹膜透析液 1,808.00/2L UV ツインハ ック ( バクスター ) 1,264.00/2.5L シンク ルハ ック < 効能 効果 > 慢性腎不全患者における腹膜透析 < 用法 用量 >1 回 1.5~2L を腹腔内に注入し 4~8 時間滞液し 効果期待後に排液除去する 体液の過剰が 1kg/ 日以下の場合 LCa 1.5 のみ 3~4 回の連続操作を継続して行う 体液の過剰が 1kg/ 日以上認められる場合 LCa 2.5 腹膜透析液を 1~4 回 または LCa 4.25 腹膜透析液を 1~2 回処方し LCa 1.5 腹膜透析液と組み合せて 1 日あたり 3~5 回行う 注入及び排液速度は 通常 300mL/ 分以下とする < 削除候補薬 >ダイアニール NPD-2 1.5UV ツインハ ック (1500mL 2000mL) シングルハ ック (2000mL) ダイアニール NPD-2 2.5UV ツインハ ック (1500mL 2000mL) シングルハ ック (2000mL) 3. 院外処方用薬品登録申請 1 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名 薬価 / 規格単位 申請科 申請医師 カナグル錠 100mg < 薬効 >SGLT2 阻害剤 2 型糖尿病治療剤 循環器科 /100mg1 錠 ( 田辺三菱 ) < 一般名 >カナグリフロジン水和物錠中田晃裕 < 効能 効果 >2 型糖尿病 < 用法 用量 >100mg を 1 日 1 回朝食前又は朝食後に経口投与する. 2 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名薬価 / 規格単位申請科 申請医師リンゼス錠 0.25mg < 薬効 >ク アニル酸シクラーセ C 受容体アコ ニスト消化器内科 92.40/ 錠 ( アステラス ) < 一般名 >リナクロチド錠鈴木伸治 < 効能 効果 > 便秘型過敏性腸症候群 < 用法 用量 >0.5mg を 1 日 1 回 食前に経口投与 症状により 0.25mg に減量する < 事務局 >2018/03/01 より長期処方可能 2

3 3 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名薬価 / 規格単位申請科 申請医師モーラスパップ XR120mg < 薬効 > 経皮鎮痛消炎剤整形外科 40.20/120mg1 枚 ( 久光 ) < 一般名 >ケトプロフェン 2% 柴山一洋 < 効能 効果 > 下記疾患並びに症状の鎮痛 消炎腰痛症 ( 筋 筋膜性腰痛症 変形性脊椎症 椎間板症 腰椎捻挫 ) 変形性関節症 肩関節周囲炎 腱 腱鞘炎 腱周囲炎 上腕骨上顆炎 ( テニス肘等 ) 筋肉痛 外傷後の腫脹 疼痛 関節リウマチにおける関節局所の鎮痛 < 用法 用量 >1 日 1 回患部に貼付する < 事務局 >ケトプロフェンテープ剤と同等性試験実施剤型追加 4. 緊急購入薬品について ( 平成 29 年 8 月 17 日 ~9 月 14 日合計 64 品目 91 件 ) うち新規購入 ( 購入実績がない薬品 ) 2 品目 2 件 5. 削除対象薬品について 下記薬品を平成 29 年 11 月 1 日以降 在庫限りで削除とする 削除について異議のある場合は 削除薬品に対する異議申立書 により 平成 29 年 10 月 31 日までに薬剤科 長経由の上 申し立てること 医 ( 会社名 ) 薬効 一般名 薬価 / 規格単位 理由 ウリンメット配合散 < 薬効 >アルカリ化療法剤 8.40/g 期限切れ ( 日本薬工 ) < 一般名 >クエン酸 K クエン酸 Na ペルサンチン-L カプセル 150mg ( 日本ベーリンガー ) < 薬効 > 抗血小板剤 < 一般名 >ジピリダモール徐放 37.50/cap 期限切れ代替薬 : ジピリダモール錠 25mg 6. その他 (1) 後発医薬品への切り替えについて ( 審議事項 ) 平成 20 年 9 月の薬事委員会において定められた後発品の選定基準 ( 以下のとおり ) により検討した 1 先発品と同等性が証明されている 2 安定供給が確保されているもの 3 医薬品の情報供給体制が確保されるメーカーのもの 4 名称による取り違えなど 医療過誤が起こらないもの 5 他施設での使用実績があるもの 6 都立病院の医薬品標準化も考慮する 先発医薬品 後発医薬品 1 オルメテック OD 錠 20mg ( 第一三共 ) オルメサルタン OD 錠 20mg DSEP ( 第一三共エスファ ) 2 クレストール錠 2.5mg ( 塩野義 ) ロスバスタチン錠 2.5mg DSEP ( 第一三共エスファ ) 3

4 (2) 後発品の採用状況について ( 平成 29 年 10 月 1 日付 )( 報告事項 ) 全採用品後発品割合後発品指数 9 月薬事委員会 採用状況 9 月薬事委員会 削除状況 内用薬 先発品他 後発品 先発品他 後発品 外用薬 内用薬 注射薬 外用薬 その他 15 2 注射薬 総計 % 92.3%(2017.8) その他 88.9%(2016.4~2017.3) 総計 (3) 効能 効果 用法 用量の変更が承認された薬品について ( 追記事項 )( 報告事項 ) フェソロデックス筋注 250mg 効能変更 : 閉経後乳癌 乳癌 レミッチカプセル 2.5μg 効能追加 : 腹膜透析患者におけるそう痒症の改善 ( 既存治療で効果不十分な場合に限る ) これにより 効能効果中の 血液透析患者 が 透析患者 に変更された オプジ-ボ点滴静注 100mg 20mg 効能追加 : がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行 再発の胃癌 リドカインテ-プ 18mg ニプロ 効能追加 : 皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和 ( 先発品ペンレステープは 2013 年 6 月に取得済み ) タゾピペ配合静注用 明治 効能追加 :< 適応症 > 深在性皮膚感染症 びらん 潰瘍の二次感染 ( 先発品ゾシンは 2017 年 5 月に取得済み ) ビムパット錠 100mg 50mg 効能変更 : 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作( 二次性全般化発作を含む ) に対する抗てんかん薬との併用療法 てんかん患者の部分発作( 二次性全般化発作を含む ) ( 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者 他の抗てんかん薬との併用療法 の縛りが取れ 単独療法 併用療法のいずれでも使用可能になった ) ネオ-ラルカプセル効能変更 : 再生不良性貧血( 重症 ) 再生不良性貧血 ( 重症以外 [ 軽症 ~ 中等症 ] でも使えるようになった ) 献血ノンスロン注射用効能追加 : アンチトロンビンⅢ 低下を伴う門脈血栓症 オビソ-ト注射用 0.1g 効能追加 : 冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮の誘発 リュ-プリン SR 注射用キット 11.25mg 効能追加 : 球脊髄性筋萎縮症の進行抑制 4

5 (4) フルニトラゼパム製剤の一本化について ( 報告事項 ) 変更前 変更後 ロヒプノール静注用 2mg( エーザイ ) サイレース静注 2mg( エーザイ ) ブランドの一本化販売中止時期 2018 年 8 月 (5) 販売名が変更される薬品について ( 報告事項 ) 変更前 変更後 ビタミン B6 注 日医工 10mg ピリドキシン塩酸塩注射液 10mg 日医工 経過措置期限 2018 年 3 月 31 日 (6) 添付文書に重大な副作用が追記された薬品について ( 追記事項 )( 報告事項 ) シナジス筋注液 : 血小板減少 (7) 薬剤情報カードの変更について ( 審議事項 ) 添付文書の改訂に伴い 薬剤情報の改訂を提案する 追加する重大な副作用商品名 ( 記載しない ) プラザキサカプセル急性肝不全 肝機能障害 黄疸 情報提供カードに記載する内容 白目や皮膚が黄色くなる 吐き気 嘔吐 食欲不振 尿の色が濃くなる 以上 5

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