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13 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H ( 月 )13:30 地上配電作業において 電線ケーブルを保護配管 (FEP 製 ) に通線中 通線用の牽引器具が外れ 傍らにいた作業指揮者の頭部にあたり負傷した 被災内容 硬膜下血腫 外傷性くも膜下出血 脳挫傷 ( 休業 21 日 ) 1 作業手順書の不備 2 作業手順書違反 ( 管の中で線が引っ掛かった時は作業を中断し 線が入りやすいように管を短くし 作業する手順となっていた )3 作業指示の不徹底 事故後の対策 1 作業手順書の再整理 2 作業手順書の遵守 3 現場安全パトロールの強化 文書注意

14 発注者 : 釧路開発建設部 発生日時 H17.6.6( 月 )11:20 区画線 ( 外側線 ) 設置後のセーフティーコーン回収のため工事車両 (W キャブトラック ) のパワーゲート上で回収作業中のところ 後方から走行してきた一般車両が工事車両後方 (3~5m) の交通誘導員の指示に気づかず 工事車両に追突し 作業員が右足を挟まれ被災した 被災内容 右下腿開放骨折 ( 休業 3 ヶ月 ) 1 一般車両の前方不注意から工事車両への追突による被災であり 工事自体に落ち度はないものと思われる 事故後の対策 1 緊急時の体制及び対応の徹底 2 不注意車両への対応等の徹底 ( 警笛 大きな合図等 ) 3 危機管理を意識した作業員同士の合図の徹底 4 安全教育の徹底 5 安全施設関係の日々点検 6 マーカー車の他に コーン回収車の後ろにも警戒車 ( 標識車 ) の配置を行う 措置なし

15 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H17.6.8( 水 )10:55 油圧ショベル (0.7m3 級 ) による道路側溝の掘削作業中 掘削箇所に埋設してある水道管に接触しジョイント部がはずれ 約 2 時間半の給水障害を発生させた 被災内容上水道破損 ( 被害家屋 ~ 作業事務所 1 戸 ) 1 工事施工箇所において水道管が埋設されていることを事前に把握していたにもかかわらず 埋設深等の詳細な調査をせず監督職員への報告も怠った また掘削にあたっての具体の作業方法を検討せず作業手順書にも示されていなかった 2 地下埋設箇所における掘削作業の手順書もないまま 軽率に重機による作業を行った 3 地下埋設物設置個所における適切かつ具体的な作業指示がなされていなかった 事故後の対策 1 地下埋設物が近接している箇所での具体的な作業方法 手順 ( 人力での確認試掘を行いながら機械作業を進める等 ) を検討し 適切に作業指示を行う 2 ライフライン事故防止の手引き のチェックリストを十分に活用する 3 ミーティング 安全訓練等において さらなるライフライン事故防止の周知徹底を図るとともに 安全担当者による現場安全パトロールを強化する 口頭注意

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18 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )5:20 名寄バイパス上り線において左外側線施工後 養生のため設置していたセフティコーンの回収作業をしていた 回収作業車後部のスライドゲートに 作業員 ガードマンが乗車し作業をし 後方を一般交通誘導のため標識車が追走していた IC 出口のため一旦停止し安全確認後 作業を開始したが外側線乾燥状態確認のため 回収作業車が再度停止したとき 後続の標識車が回収作業車後部に追突しガードマンが負傷した 被災内容 両下腿開放骨折 ( 休業 60 日 ) 1 作業環境 施工方法については特に問題はなかった 2 事故の直接原因は運転者の前方不注意であるが これを回避するための体調 ( 睡眠 ) 確認も不十分であった 事故後の対策 1 作業前の体調確認の徹底と 交代要員の配置 作業車間の合図 連絡の徹底を図ること 口頭注意

19 発注者 : 室蘭開発建設部 発生日時 H ( 金 )10:58 作業員 3 名と重機 ( バックホウ 0.4m3 級 )1 台からなる班構成で当該側道の路床掘削 仕上げ作業を行っていた 被災者は 側道路床掘削作業中のバックホウに起点側から近づき バックホウへ背を向けた状態で路床法線確認のための水糸を設置し始めた この時 バックホウのオペレータは終点側を向いて作業していたため被災者の接近に気づいておらず バックホウを移動のため後進させたところ キャタピラと掘削路床内法の間に右足首を挟まれ被災した 被災内容 右足外果骨折 ( 休業 27 日 ) 1 重機 ( バックホウ ) 作業と作業員が錯そうする現場に誘導員を配置していなかった 事故後の対策 1 重機と作業員を輻輳させない作業環境 手順を設定する 2 人機が近接作業の際は 見張り員を配置し接触事故防止につとめる 3 接触事故防止のため 周囲の安全が確認できるまで新たな移動や作業は行わない 4 現場作業員への安全教育を強化し 気の緩みや慣れからくる不安全行動を防除 安全意識の高揚を図る 5 社としての安全管理に対する認識や取り組みを見直し 安全管理体制の充実と不安全行動の防除に努める 文書注意

20 発注者 : 稚内開発建設部 発生日時 H ( 水 )9:10 暗渠排水管埋設の為の管路掘削に際し 管吐口から端末を見通し 暗渠管の法線上にバックホウのキャタピラの跡をつける為 端末付近から吐口まで前進しようとした バックホウで端末付近への移動中 端末箇所から 2m 程離れた笹 草中にあった営農用水管 φ75 空気弁を保護しているコンクリート管にキャタピラが乗り上げた その際 コンクリート管が移動し 空気弁を破損させた その結果漏水が発生し その修理のため営農用の送水を止めた為 近隣農家で断水が発生した 被災内容水道管破損 ( 民家 5 戸が断水 ~ 約 2 時間 40 分 ) 1 圃場入り口には水道管埋設の看板があり十分認知できたにもかかわらず 暗渠工の施工に当たり 既設構造物の位置確認を行わなかった 2 当該空気弁箇所の標識柱が 6m 程度離れた箇所にあり また 標識柱のみで標識が落下し 圃場側からは木の陰となって見つけにくい状況であるが 十分に現場踏査すべきであった 3 圃場境界杭の保護及び圃場付近の雑草等の刈り取りを行わず 機械を走行させた 4 掘削機械が圃場外まで出て 掘削する施工方法としていた 5 暗渠排水工設計図に営農用水管路 ( 保護コンクリート管 ) 位置の図示がなかった 事故後の対策 1 施工前に既設構造物の位置確認を確実に行う 2 圃場外に出て行う施工方法を見直し 圃場内からの掘削方法とする 3 再度 役場の水道課と打ち合わせを行い埋設物の確認を行う 4 施工前に現場代理人が現地踏査を行い 支障物の有無を確認する 5 現地踏査後支障物がある場合は 見出し等を設置して明確にし 施工前の KY 活動時に現場作業員に周知徹底する 6 施工区域を明確にし 施工区域外に重機を進入させないよう KY 活動時に現場作業員に周知徹底する 7 埋設物等の確認箇所周辺の作業については 監視員 ( 作業員 1 名 ) を配置する 口頭注意

21 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H ( 水 )10:35 仮設敷鉄板の撤去作業において 吊り金具により両側 2 箇所を固定して吊るべきところを片側 1 箇所の片吊りで持ち上げたため バランスが崩れて金具が外れ 作業半径内にいた被災者 ( 作業員 ) の左足の上に敷鉄板が落下した 被災内容 左下腿骨骨折 ( 休業 28 日 ) 1 作業計画書では敷鉄板の吊り上げは 吊り金具にて両側 2 箇所を固定して行うものとしていたが 地盤に敷鉄板片側がめり込み両側に吊り金具が取り付けられなかったため 片吊りで安易に持ち上げてしまった 2 作業計画書では作業半径内立入り禁止としていたが 荷の落下 荷との接触の危険のある個所での作業を行ってしまった 3 ミーティング等で 作業計画書に基づいた敷鉄板吊り上げ方法等の指示が有ったにもかかわらず 上記のとおり 作業指揮者により指示に反した軽率な行動をとってしまった 4 現場の責任者及び安全に係る担当者は 作業計画及び作業指示に反した行動をとっていた現場状況の確認を怠り適切な指示をしていなかった 事故後の対策 1 作業計画及び作業指示の遵守を徹底させるため これらに反する行動をとった者は現場から退場させる 2 作業中 予定外の事態に遭遇した場合は 勝手な行動をとらず 直ちに作業を中断し 現場の責任者の指示を仰ぐことを徹底させる 3 日々の現場巡視及び安全パトロールを強化し 現場状況の把握を徹底する 4 今回使用した吊り金具はシャックルの長さが短く 両側 2 箇所を固定したとしても 6m の敷鉄板を吊った際 安定性に欠けるものと考える シャックル長を長くする等 構造上の改善が必要 文書注意

22 発注者 : 小樽開発建設部 発生日時 H ( 土 )9:30 立入防止柵 ( 金網型 SA3) の支柱建込み用充填モルタル (17kg/ 3 袋 ) を一輪車に積んで傾斜角度 13 度の法面を下がっている途中 一輪車の勢いがつき止めようとした際 一輪車のタイヤがぬかるみに埋まり その勢いで被災者も前方に一回転し転倒被災した 被災内容 中心性頚髄損傷 ( 休業 90 日 ) 1 作業手順書に無い危険な方法で作業を行った 2 作業指揮者の監視が不十分だった 事故後の対策 1 設置箇所 運搬路の地形に応じた詳細な作業手順書 (4 パターンを検討 ) を作成し作業員に徹底する また 定められた作業方法 作業手順を遵守するよう 安全教育訓練を実施する なお 作業手順書は現地の状況により必要と判断されたら早急に改訂 追加し作業者に周知徹底する 2 作業指揮者が十分現場状況を把握し適切な指示を行うよう 安全教育訓練を実施する また 共同作業者同士の注意や合図についても再度徹底する 3 事故発生等緊急時に速やかな連絡が行われるよう 非常無線機の設置 緊急時連絡先カードを全員携帯させ連絡方法 手順について徹底する 文書注意

23 発注者 : 留萌開発建設部 発生日時 H ( 金 )10:45 張ブロック復旧工において 当初の作業計画では標識撤去作業の予定はなかったが 張ブロック部の法面整形作業に既設標識柱が支障となったため 作業員 4 名で人力にて支柱の仮撤去作業を行っていたところ 既設標識支柱が振れたため作業員 1 名 ( 被災者 ) がガードケーブル中間支柱に登り標識支柱を支えたが 標識支柱が再度振れたためバランスを崩し保護路肩部に落下し 仮置していた張ブロックにあたり被災した 被災内容 左第 12 肋骨 第 左横突起骨折 ( 休業 28 日 ) 1 軽量ではあるが不安定な標識を持ち上げる作業にもかかわらず人力作業でも可能と安易に判断し 責任者の指示を受けずに作業を行った 2 作業に適した手法 ( 足場又はクレーンの使用 ) を取らず作業を行った 事故後の対策 1 責任者の指示確認により作業を実施する また作業員の安易な判断で作業を実施しない等の安全作業に対する再教育を行う 2 構造物の撤去移設作業時には 作業に適した手法を講じる 3 全社での臨時の安全教育を開催し 全作業員の安全教育を行い 又現場代理人及び社員の安全意識の高揚を図る 4 監督員及び請負者の安全担当者等による現場巡回及び安全パトロールを強化し危険箇所の発見に努める 口頭注意

24 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H17.8.9( 火 )11:50 道路横断推進工の地盤改良を行う薬液注入に際して 当該箇所に埋設されている上水道管及び排水管に支障を来さないよう 露出確認の掘削作業を行っていたところ 掘削作業において あと一掻きで機械作業から人力作業に替えようとした矢先 0.7m3 級油圧ショベルバケットのサイドカッター部が上水道管に接触し 上水道管が破損 漏水した 被災内容上水道管破損 ( 民家 1 戸 公民館 1 箇所が断水 ~ 約 1 時間 30 分 ) 1 前日までに支障となる埋設物位置を事前に確認しており 埋設物間近は人力施工により進めることとしていたが 作業手順書上ではその具体的な実施方法について明確ではなかった 2 上水道管の設置高さが変化する位置を特定せず 確認していた位置から垂直下方にあるものと想定のまま機械掘削を進め あと一掻きで機械作業から人力掘削に替えようとしていた矢先であったが 0.7m3 級油圧ショベルにより上水道管を破損し漏水を招いた 3 事前確認は 人力による試し掘により行っていたが 位置確認の測量作業を行った担当者は 掘削作業時に立ち会っておらず 当該箇所における機械作業の注意喚起について 作業場内の連携が十分には取られていなく 埋設物に対する安全意識が低かった 事故後の対策 1 掘削箇所の埋設物位置事前確認は 図面に基づき試し掘を行い 全体を明らかにするように調査する 2 掘削作業に当たっては 作業手順書に埋設物に関する詳細の情報や具体的な注意事項を記載し 元請業者から下請業者 位置調査実施者及び現地作業指示者に至るまで確認を徹底し 内容確認結果は元請業者までフィードバックさせる 3 埋設物位置の表示は 位置 深さ 埋設物の種類を標杭に記入し 安全蛍光テープを取付け明示する また 試掘箇所については 調査範囲 埋設物の深さ 方向を記載した標杭を設置する 4 埋設物の掘削作業については 全体の位置を特定の上 路線上では表層 30cm を除き 深さに関わらず推定管中心線より左右 1.0m の範囲については人力掘削を行う 5 人力掘削位置は 縦横 50cm ピッチでピンポールにより検索 その位置をマーキングし 掘削作業を行う 1 層の掘削深は 30cm とする 6 ライフライン工事に関わる施工箇所を特定し 施工検討委員会を設置し 再発を防止する 口頭注意

25 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 月 )7:20 区画整理工事の整地工に先立ち 圃場においてブルドーザの排土板の上に乗り 中央部にある支柱にレーザーレベル受光器を取付け後 配線作業を行っていた際に 足を踏み外し被災した 被災内容会陰部打撲外傷性前部尿道断裂 ( 休業 21 日 ) 1 不安定なブルドーザの排土板の上で作業を行った 2 元請業者はブルドーザ稼動の準備作業の把握及び安全管理を怠っていた 事故後の対策 1 昇降階段 作業足場の取付け レーザーレベル受光器の排土板上端への取付け 取外しに関する作業手順書を作成し 元請業者 下請業者は現地において手順書に基づき訓練を行った 2 レーザーレベル受光器の取付け 配線作業にあたっては 排土板上端に鋼製の脱着式作業足場を取付けることとし 作業足場への移動は単管タラップによる脱着式昇降階段を設置し 片手による不安定な作業を防止するため 機器の手渡しは二人体制で行うこととした 3 会社として事故を防止するために施工検討委員会を設置し 小型機械の積卸しの際の危険性など 準備作業における危険箇所を抽出するとともに 安全対策の検討及び作業手順書を作成した また その検討内容 作業手順は当該作業の前日の打合せの中で現場代理人と下請主任技術者が確認を行い下請主任技術者から現場作業員に周知し 現場代理人は手順書通りに作業が行われているかを確認する 施工検討委員会は現場において適切に安全活動を行っているかを点検する 口頭注意

26 発注者 : 函館開発建設部 発生日時 H ( 火 )23:00 ケーソン補修のための水中コンクリートを打設中に 5t 吊ラフタークレーンで吊っていたコンクリート配管がジョイント部で外れ その反動で配管が揺れ 水中で打設状況を確認をしていた潜水士が型枠に使用している鋼材とコンクリート配管に左手の指を挟まれた ( 潜水士は 白濁した中での打設状況確認のためコンクリート配管に触れていた また 作業が遅くなり疲労から動作が鈍っていた ) 被災内容左第 3 指末節骨開放骨折 ( 休業 10 日 ) 1 施工当日に型枠の設置からコンクリート打設までの一連作業を行っており 施工予定時刻を大幅に超えた作業となっていた 2 配管自体が摩耗していて肉厚が薄く変形していることから 使用前に資材及び 施工手順を十分に確認をしていなかった 3 本工事での水中コンクリート施工が初めてだったため 段取りや時間設定に不備が見られた 事故後の対策 1 使用前に資材の安全性及び 施工手順を十分に確認をし施工を行うように指導した 2 施工サイクルの見直しや深夜にまで施工が及んだ時の対応を考慮するように指導した 3 潜水士に作業中は配管付近に近寄らないように指導をすること 施工上やむを得ず配管を誘導する場合は介錯ロープ等を使用し離れて誘導をするよう指導した 4 周知した作業手順が遵守されているか 各作業責任者がチェックをすること また同時に 元請職員の現場巡視 指導を徹底するように指導した 5コンクリート打設中に縦配管が揺れる事も想定されるため 水中部での配管固定を含めた対策を講じるよう指導した 6 今回と同様の作業がまだ残っているが それ以外の作業に関しても 再度施工手順等の見直しを図り 総点検を行い作業員に周知徹底をする 口頭注意

27 発注者 : 室蘭開発建設部 発生日時 H ( 火 )10:45 防災ステーション敷地内光中継基地局への架空光ケーブル引込み用電柱設置のため 建柱作業に着手した 掘削作業はミニユンボを作業者 A が操作し作業者 B C にて掘削箇所埋設物の有無を確認しながら 1.2m まで掘削を進め埋設テープ 埋設物がないことを監理技術者と共に確認できたので 1.6m まで建柱車 ( アースオーガー ) で掘削を進めたところ 埋設水道管を損傷させた 被災内容水道管破損 ( 民家 39 戸が断水 ~ 約 1 時間 ) 1 発注者及び受注者とも関係機関との事前調査確認がなされていなかった 事故後の対策 1 ライフライン事故防止の手引き に基づいて作業を行う 口頭注意

28 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H17.9.1( 木 )9:20 集水桝布設するため重機を用いて掘削作業を実施していた 作業員がピンポールで 20cm 程度土に挿入確認しながら掘削作業を進めるが確認できず 重機により掘削を進め 水道管 (VPφ100) を損傷した 被災内容水道管破損 ( 民家 5 戸が断水 ~ 約 5 時間 ) 1 作業員に対し 埋設物の周知徹底が不足していた 2 図示された水道管の埋設位置が掘削ラインの外側であることから 確認方法としてピンポールによる曖昧な方法をとり 手掘り等の試掘による目視確認を怠った 事故後の対策 1 埋設物の確認は試掘により目視を行い 見出し杭等による確認しやすい標示と合わせて 作業員への周知を徹底する 口頭注意

29 発注者 : 小樽開発建設部 発生日時 H17.9.3( 金 )13:30 傾斜地を手押しのエンジン式の機械で芝刈り作業中 方向転換を行ったときにバランスを崩した際 機械の転落を防ごうと引き寄せたところ刃が左ひざにあたり被災した 被災内容左膝蓋骨 大腿骨粉砕開放骨折 ( 休業 90 日 ) 1 傾斜地の作業手順は 斜面に対し横方向に刈込み 方向転換時は上方向に進むことが厳守であったが 部分的地形の悪さから上方向への方向転換ができなかったため 再転換時に 作業手順を誤り下方向に向けた 事故後の対策 1 作業開始前のミーティング時において 当日の作業内容における現場条件と 条件に合った作業手順を確認した後 作業を開始する 2 確認した作業手順における 危険予知と安全対策について指導する 口頭注意

30 発注者 : 函館開発建設部 発生日時 H17.9.5( 月 )9:25 歩行者用通路を設置する作業にあたり その通路を設置する箇所に単管バリケード用のウエイトがカゴに入って置いてあった 歩行者通路を設置するにあたりそのウエイトがじゃまになるので移動式クレーンにてそのウエイトを移動する際に 移動式クレーンのアウトリガーが地面にめり込み バランスをくずし隣に駐車していたライトバンに寄りかかる様に倒れ 移動式クレーンの操作者が移動式クレーンとライトバンに挟まれ その際に移動式クレーンの操作レバーが操作者の左脇腹にぶつかり負傷した 被災内容左側胸部挫傷 右肘部挫創 ( 休業 2 日 ) 1 アウトリカ ーを張り出す際に接地面の地盤支持力の確認 敷き板の敷設指示がなされていなかった 2 クレーン作業で フ ームをのばす際に吊り荷を下げながら作業をしていなかった 必要以上に上げないことを徹底していない 事故後の対策 1 移動式クレーン作業計画時に現場状況の細部を含めた計画の立案及び指示を行い 作業計画書に記載漏れのないよう指導した 2 アウトリガーがめり込んだ理由 なぜアウトリガーの敷き板を使わなかった理由等の理由を整理し 有効な対策を練るように指導した 3 地盤強度の確認法 必要敷き板面積等を整理し今後の作業に役立てるよう指導した 4 クレーンの作業手順等の見直し またそれ以外の作業に関しても再度施工手順の見直しを図り 総点検を行い作業員に周知徹底をすること 口頭注意

31 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H17.9.9( 金 )10:00 前々日の破砕で発生した原石ズリ ( 岩塊 ) を一輪車により坑口へと搬出するため 第 1 段階として大径の原石ズリ ( 岩塊 ) を手作業により一輪車に積み込む作業を 2 名で実施していた その際 堆積した原石ズリ ( 岩塊 ) の手前側の岩塊を持ち上げようとしたところ 奥側にあった 40~50cm 程度の岩塊が手前側に転げ落ち 当該作業員の右手がその岩塊の下敷きとなり被災した 被災内容右第 4 指挫滅創 右第 4 末節骨粉砕骨折 ( 休業 35 日 ) 1 元請け担当技術者 下請け作業責任者ともに 作業に関する安全管理体制が十分ではなく 現場の安全体制を把握できる体制を整えていなかった 2 各作業毎の作業手順書が作成されていなかったため 作業手順は作業責任者より口答でのみ各作業員に指示されていた 3 各作業毎の危険予知 安全対策の具体化が欠如していたため 原石ズリ ( 岩塊 ) を取り出す際 安易に手前側下部から取り出すといった軽率な行動をしてしまった 4 不安定なズリ山をある程度平らにならしてから岩塊を取り出すべきだった 事故後の対策 1 各作業についての具体的作業方法 手順 安全対策等を検討し作業手順書を作成するとともに 作業が安全確実に実施されるよう緊急安全大会を行い危険予知 安全対策の周知徹底を図る 2 安全教育 安全朝礼をより充実させ 具体的 KY 活動も含めた安全活動を強化する 3 元請け担当技術者による安全パトロールを密に実施するとともに 作業員への問いかけにより安全に対する注意喚起を行う 4 現場ルールを守れない者 また安全意識の低い者 不安全行動をした者は現場入場を禁止する 口頭注意

32 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H17.9.9( 金 )15:30 土砂置き場の入り口に設置してある敷き鉄板のずれをバックホウにより直す作業が終了し 持ち場へ戻ろうと旋回した際 アームが電線に接触し切断した 被災内容架空電線切断 ( 民家 1 戸が停電 ~ 約 2 時間 ) 1 敷き鉄板のずれを直す程度の作業と考え オペレーターに直接指示をし 誘導員を配置しなかった 2 架空線の存在は認識していたが 入口専用であることからダンプ荷台等が接触することはないと思い 安全対策を講じていなかった 3 作業員に対するライフライン事故防止についての指導徹底が不足していた 4 単独作業をさせた 事故後の対策 1 現場出入り口に架空線等がある場合は必ず安全施設を設置する 2 軽微な作業でも単独で行わせない 口頭注意

33 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 土 )14:35 被災者 ( 特殊作業員 ) と職長を含む作業員合計 5 名で 1 工区 ( 覆道上部 ) 高さ 160m 付近のベンチ ( 奥行 3m 横幅 25m) で 破砕後の破砕片処理作業を行っていたところ 被災者が使用していた親綱 ( 太さ 18mm 長さ 40m)2 本のうち 1 本 ( メイン親綱 ) が切れ 約 80m 滑落した 被災内容 死亡 1 被災者は破砕片処理作業にあたり 2 本の親綱を使用して作業を行っていたと思われるが 結果として 1 本の親綱が切れた事で墜落している このことは もう 1 本の親綱が機能していなかった事を物語っている 2 装着状況については実際に現場でも 2 本使いをしている事を確認しているものの その時に本人がどのような装着状況であったかは誰も見ておらず定かではない 31 本の親綱が切れたとしても もう 1 本の親綱が装着されていれば墜落は避けられたと思われる 事故後の対策 1 親綱 安全帯の点検方法を改善する 2 始業点検を朝だけでなく 破砕後に再度法面作業をする場合も行う 現地法面作業直前に 作業員間で互いに指差し 呼称で確認する 3 親綱を 2 本使用することを周知徹底する 4 親綱緊張時に親綱が岩盤に接する箇所がある場合は接地点の上方に単管等で擦れ止め防止対策を施す 5 再度 作業内容 安全注意事項を検討し 現場代理人を含めた関係者全員に周知徹底し再発防止に努める 指名停止 1 ヶ月

34 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 火 )16:35 路床内法面仕上げ作業中 バックホウ (0.7 級 ) が移動する際に現場を横断していた架空線にバックホウのブームが引っかかり 外そうとしてバックしたところ札幌管区気象台 技術部 観測課使用の気象ロボット積雪深観測機械の通信ケーブル ( 気温 雨量 降雪 ) 架空線を切断した 被災内容気象台通信ケーブル切断 ( 気温 雨量 降雪 ) 1 油圧ショベルが移動時に前後左右確認の基本動作を怠り ブームが高いままで移動した 2 合図者が別作業を行い 合図を出すことを忘れていた 事故後の対策 1 施工箇所を横断架空線の下に 注意を促す三角旗を設置する また 頭上注意の標識を設置する 2 合図者は重機の動きを監視し 誘導に専念する 3 架空線の下での作業については 十分に注意し 内容を関係者全員に周知徹底する 口頭注意

35 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 水 )17:30 発進立坑の薬液注入作業中 注入作業中以外の注入管から薬液が吐出した 被災者はこの注入管を閉塞するため 別の注入管で使用していた閉塞用のパッカーを取り外そうとし バルブ操作担当者に圧力開放を合図しようとしたが バルブ操作担当者がシートの陰にいたため発見できず自らバルブを操作し圧力を解放した その後閉塞用パッカーを 2~3 度引き抜こうとしたとき 急にパッカーが飛び出して被災者の顔面に当たり被災したものである 被災内容鼻骨骨折 両角膜炎 左結膜炎 ( 休業 14 日 ) 1 新たに閉塞用パッカーの作業が発生したのに作業手順書がなく 作業方法を口頭でしか説明せず 作業員の経験に頼った作業を行っていた 2 職務分担 現場責任者の指示 連絡系統が不明確であった 3 工事関係者全員が閉塞用パッカーを撤去する作業時には 残圧によってパッカーが飛び出す認識がなかった 4 手順書どおりの作業が行われているか 手順にない新しい作業が行われていないか等の確認 記録の管理方法が不十分であった 5 前回の事故における対策は機械装置などの部分的な見直しにとどまり 注入作業全体の管理体制の見直しがなされていなかった 6 危険要因の掘り起こし不足であった 7 作業変更が口頭のみで指示されており 作業員にまで伝達された記録がなかった 事故後の対策 1 閉塞用パッカーの作業手順書を作成 また職務分担 現場責任者の指示系統 連絡体制 トラブル発生時の対応を定めて作業場所に掲示し 更に事故再発防止教育と現地での実地訓練により全員に周知徹底する 2 閉塞用パッカーには 残圧確認用の圧力ゲージ及び解放バルブを設置したものを使用するほか 万一に備えて防護網を設置する また注入完了孔にはパッカーを使用せず セメントミルクに急結剤を添加した材料で閉塞する 3 作業手順は前日までに元請と下請が詳細な打ち合わせを行い 個々の作業班毎に指示する また手順書どおりの作業となっているか 作業手順チェックシートを作成して確認記録を残す 4 元請と下請それぞれに専任の安全管理担当者を配置し管理体制の強化を図るとともに 元請本社は本工区を災害防止重点現場に指定し パトロールを強化する 文書注意

36 発注者 : 室蘭開発建設部 発生日時 H ( 土 )10:30 取付道路工を施工する際 排水切り回しの排水ホース受架台が支障となる為 作業員 3 名でホースを移動し 架台を解体した 解体材を片づけている時 排水ホースの異変に気づき 作業員がホースを点検に行ったところ排水ホースがねじれていた 被災者と他作業員の 2 名で排水ホースのねじれを直そうと水中ポンプの電源を切らずに持ち上げた時 ねじれが水圧で下流側に移動し 下流側の作業員が左腕を巻き込まれ被災した 被災内容左上腕皮膚剥脱創 ( 休業 14 日 ) 1 作業員が状況判断を誤り 水中ポンフ の電源を切らずに人力で捻れを直そうとした 事故後の対策 1 排水作業を行う際は 事前にホースの折れ目 ねじれ等がおきていないかを十分確認する 2 排水ホースの移動は ポンプ電源を止めて 水が止まってから作業を行う 3 排水ポンプの電源を遠隔操作出来るようにするか 電源箇所に人員を配置させる 4 ホースの押さえ杭の配置を追加する 不問

37 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 水 )15:45 取付道路形状変更のため 現況地盤の撤去を 0.45m3 級バックホーで補助作業員 1 名を配置し掘削作業を行っていた 水道管埋設箇所については 事前に管理者と現地立会し 深さ 2.5m を確保し施工しているが 位置 深さとも正確ではない との説明を受けていたが 撤去作業に殆ど影響がないと判断し 60cm 程度掘削したところ 水道管に当たり損傷させた 被災内容水道管破損 ( 民家 2 戸が断水 ~ 約 1 時間 ) 1 作業員への埋設物の周知徹底が不足していた 2 掘削作業が浅い位置であることから 管理者からの情報を鵜呑みにしてしまったことと 手掘りによる目視確認を怠った 事故後の対策 1 埋設物の確認は試掘により目視を行い 見出し杭等による確認しやすい標示と合わせて作業員への周知を徹底する 不問

38 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 土 )16:30 操作室屋根のハゼ ( 溶接継目 ) 部清掃作業を開始するにあたり 手摺りの間をくぐって操作室屋根に渡る際 軒先部へ浅く踏み掛けたため足が外れてしまい 回転しながらハゼに尻もちをつくように転倒し ハゼが右足大腿部裏に刺さるように被災した 被災内容右大腿広範挫創 ( 筋断裂 )( 休業 7 日 ) 1 足場から屋根への進入は足場手すりを外して渡るよう指導していたが 手すりを潜るという不安全行動をとったことにより屋根への足がかりが浅くなり 折り返しが未完で強度の弱い軒先部に乗ったため 2 足場から屋根への渡り足場等昇降設備が必要であった 事故後の対策 1 屋根への昇降設備の設置 2 設備以外の箇所からの出入りの禁止を周知徹底する 不問

39 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H ( 火 )11:50 腹起こし材 (H 型鋼 ) の解体撤去作業に伴い H 型鋼先端に取り付けられた小部材のボルトを外すため 被災者は鋼矢板に溶接されたブラケットに H 型鋼を斜めに仮置し H 型鋼の上を歩いて半分ほど登ったところで足を滑らせ転倒し H 型鋼に右足を強打し被災したものである なお 正しい作業手順では 小部材の解体は床面で行われることになっていた 被災内容右大腿骨骨折 ( 休業 60 日 ) 1 各作業毎の作業指示書が作成されていなかったため 作業手順は作業責任者より口頭でのみ各作業員に指示されていた 2 作業指示書がないため 各作業毎の危険予知 安全対策の具体性が欠如していた 3 小部材連結があった場合には 作業床に平置きして解体する手順であったが 午前中の作業完了を急ぐあまり作業手順を変更した 4 口頭での作業手順指示は安易に変更される危険性があり 周囲もそれを止めることができなかった 事故後の対策 1 各作業についての具体的作業方法 手順 安全対策等を検討し作業手順書を作成するとともに 作業が安全確実に実施されるよう緊急安全大会を行い 危険予知 安全対策の周知徹底を図る 2 安全教育 安全朝礼をより充実させ 具体的 KY 活動も含めた安全活動を強化する 3 災害 事故発生時の役割分担を明確にし 関係機関への円滑な連絡体制を整える 文書注意

40 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 火 )14:00 圃場内用水路の用水管路の埋戻し作業中 突然 左側掘削法面の一部が崩壊し 崩落した土砂を回避しようとした際に 反対側の右岸側の掘削法面に右肩を強打し被災した 被災内容右上腕骨頚部骨折 ( 休業 60 日 ) 1 管水路工の掘削の 一次 二次掘削により地山が緩み一部の法面が崩壊した 2 元請業者は危険予知意識が低いうえ 作業手順書も未整備で危険予知活動がおろそかであった 事故後の対策 1 管水路工の掘削 配管 埋戻しの作業手順書を作成して 作業再開前に元請業者 下請業者の安全訓練 再教育訓練を行い互いに周知徹底し さらに 現地において作業手順について再確認する 2 掘削作業は 一次 二次掘削手法による地山の緩みを防ぐため 一次掘削で法勾配を確保できる三角バケットを装着し さらに 元請業者の職員は 埋設管路の中心及び床均し高さの確認を 一次下請業者の現場技術員は 掘削法勾配及び地山の亀裂状況の確認を専任させ 作業員に的確に指示して事故再発防止に努め掘削 配管 埋戻し作業を行うこととする 3 会社として事故を防止するために施工検討委員会を設置し 工事作業における危険箇所の抽出 安全対策の検討及び作業手順書を作成した その検討内容 作業手順が 当該作業の前日の打合せで現場代理人と下請主任技術者が確認し 現場作業員の末端まで周知され 会社現場職員は手順書通りに作業が行われているかを確認する 会社パトロール委員は現場において適切に安全活動を行っているかの点検を強化する 口頭注意

41 発注者 : 函館開発建設部 発生日時 H ( 水 )9:20 ブロックヤード内にて 80t テトラポットの製作が完了し 集積された型枠をリース業者の関係する運送業者がユニック車に積み込み 搬出作業を行っていた 当日運搬車は 5 台で午前 7 時 30 分より 5 人の運転手で 1 台づつ積み込み作業を行っていた 各車積み込み作業が完了し 午前 9 時 10 分から順次ブロックヤードを出発した 午前 9 時 20 分に最後の運搬車 ( ユニック車 ) がブーム (H=8.0m) の格納を忘れ ブロックヤード内から北埠頭道路を通過する際に電線 ( 北電線 :H=7.0m) と電話線 (NTT 線 : H=6.0m) を切断した 被災内容架空電線 電話線切断 ( 防波堤白灯台 工事事務所の NTT 線 ) 1 アウトリガーは格納したがブームの格納を怠った 2 アウトリガー及びブームの格納後車を発進させるべきところ ブームを格納したと思いこんでしまった 3 型枠をレバーブロックで固定する際 他の 4 人の運転手も手伝っていたが誰もブームの格納を指示しなかった 4 車を発進させる前に 運転手が指さし確認をしなかった ( 積み荷の固定 アウトリガー ブームの格納等 ) 5 作業完了後 工事現場代理人へ退場報告がなかった為 最終確認が出来なかった 事故後の対策 1 ヒューマンエラーによる行動特性を防止するため 作業手順を厳守させる 2 不安全行動に対しては お互い注意し合うこととする 3 声を出して各部の点検を行ってから作業を行う 4 第 3 者の目で確認してもらう 不問

42 発注者 : 網走開発建設部 発生日時 H ( 火 )14:00 落石防護柵のハ ックステーケーフ ルを 2 名がトラックから荷下ろしし 被災者を含む 2 名が法面天端まで小運搬を行っていた ケーブル (15Kg) を肩に掛け 法面上の昇降階段区間と親綱区間 ( 勾配 30 度 ) を運搬し 高さ 42m( 法長 84m) の法面天端まで 4 往復する作業であった 当初は法面すべてに 昇降階段 (40m) と単管高所足場 (44m) が設置されていたが 法面仕上げの為 7 /25 には昇降階段から上の単管高所足場が撤去されていた さらに KY では重機との接触注意のみで運搬経路の指示や注意もなく 被災者も安全帯未着用であった この状況で被災者は昇降階段の最上階にさしかかりケーブルを肩に抱えているため 急勾配の親綱区間を避けて通路ではない法枠天端上 (16~25 度 ) を通っていたが 担いでいたケーブルの先端が法面に設置されていたラス網に引っかかり バランスを崩して約 4m 下の小段コンクリート上に転落し被災した 被災内容胸椎骨折 脊髄損傷 肋骨骨折 肺挫傷 ( 休業 60 日 ) 1 墜落 転落のおそれがある親綱区間 (44m) について 足場 階段等の安全昇降設備が設置されていなかった 2 足場や通路が設置されていないにもかかわらず KY で作業方法 運搬経路等についての適切な打合せや指示がなく 作業手順書も守られていなかった 3 危険箇所に立入禁止標示が不足していた 4 被災者は高所の作業にもかかわらず 安全帯を着用していなかった 事故後の対策 1 今回親綱しか設置されていなかった 44m 区間については 適切な足場 階段等を設置する 2 高所 荷上げ作業等を行う場合 搬入経路及び作業方法についての周知徹底と作業手順の見直しを図る 3 通路以外の危険箇所への立入禁止標示を行う 4 安全帯未着用については 作業前の相互確認を行い未着者は入場させない また安全教育の再徹底を図る 指名停止 2 週間

43 発注者 : 釧路開発建設部 発生日時 H ( 土 )11:40 運搬する予定の鉄筋を 運搬時の安全性をより考慮して あおり付きトレーラーに積み替える作業を行っていた 積替前トレーラーの荷台に 1 名 積替トレーラーの荷台に 1 名 クレーンオペレーター 1 名の 3 名で作業していた 積替前トレーラーの荷台にいた作業者の 1 名が 高さ 50cm 程度の積荷を跨ぐ際に 着地時に左足首をひねった 被災内容左腓骨骨折 ( 休業 6 日 ) 1 事故の直接的原因となった 鉄筋をまたぐ行為においても その高さが 50cm 程度であり 安全管理を逸脱しているとは考えにくい 2 事故の被災者となった 1 次下請会社との契約内容も 事故当日の作業内容と一致していた 事故後の対策 1 現場状況に関わらず 足下の安全を再度確認 2 施工に関係するあらゆる場所において 安全意識を各自が持つよう指導を徹底する 3 慣れた作業でも 軽視せず慎重に作業する 4 就業中に発生した体調の不良は自己判断せず その大小に関わらず速やかに現場代理人に報告する 措置なし ( 本人の不注意によるところが大きいため )

44 発注者 : 留萌開発建設部 発生日時 H ( 水 )7:40 堤内排水の PC 板柵渠設置にあたり 作業員 4 人 バックホウ運転手 1 人 ダンプトラック運転手 1 人で床堀作業を行う予定で 作業開始前に作業員 1 名が床掘ラインを明示するマーキング作業を行っていたところ掘削足場を整地していたバックホウが後進し キャタピラに巻き込まれ被災した 被災内容大腿骨骨節 骨盤骨折 ( 休業 90 日 ) 1 誘導員の配置がない状態で作業が開始された 2 死角であるにも関わらず後進作業が行われた 3 狭い作業環境の中で機械作業と人力作業を近接して作業が行われていた 4 誘導員 合図者を現場代理人が兼務しており適切に配置されていなかった 5 現地の状況の変化に対応したバックホウ整地作業の作業手順が示されていなかった 事故後の対策 1 作業は 作業責任者の指示確認により実施する 2 バックホウ作業は 死角防止のため後進作業はしない 3 丁張り設置などの準備作業や掘削作業など機械と人力の分離可能な作業は分離して行う 分離不可能な場合は必ず誘導員 合図者を配置する 4 誘導員 合図者は適切に配置する 5 現場状況を詳細に把握し その状況に適切に対応した作業手順を示す 6 安全監視する技術員を 1 名増員し 作業手順の遵守 指導の徹底を図る 7 緊急安全大会を開催し 事故の発生状況と原因について周知し 再発防止教育を行う 又 作業員 オペレーターの体験乗車訓練を行い 危険作業予知感覚を身につける 指名停止 2 週間

45 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 土 )17:00 旧用水路 ( コンクリート構造物 ) を大型ブレーカーにて破砕後 0.7m3 級バックホー 1 台にてコンクリート殻の集積作業中 バケットで水路底部を横断していた水道の保護管を持ち上げ水道管 (φ75mmvp 管 ) を損傷させた 被災内容水道管破損 ( 民家 25 戸が断水 ~ 約 3 時間 20 分 ) 1 着手前に水道管理者や水道施工業者に聞き取りをし 双方の示したルートが違うにもかかわらず 当該施工箇所にはないものと思いこみ 十分な調査確認をせず安全対策を怠った 2 当該作業は既設コンクリート水路を取り壊し 殻を撤去するもので 水路底面より下の掘削はないという考えから試掘等を行わずまた 聞き取りのルートからかけ離れた箇所であることから存在しないと思いこみ油断した 事故後の対策 1 ルートや深さの確認を必ず実施する 2 発注者としても水道等管理者との対応は業者任せにせず 三者で立会する 不問

46 発注者 : 留萌開発建設部 発生日時 H ( 火 )15:10 管渠取替において 新設管設置のため掘削 既設管 (φ300) 撤去 床仕上げ作業終了後に 基礎材の投入準備のためバックホーオペレーターが基礎材積載の 4t ダンプを現場内に入場させるためバックホーを離れた それを見た玉掛け作業員が 撤去後現場内に仮置きしていた既設管の搬出作業と思い込み バックホー ( クレーン装置付 ) にワイヤーロープを接続した後 4 t ダンプ入場時に一時的に外されたバリケードを戻すためその場を離れた バックホーオペレーターは その玉掛け作業に気がつかないままバックホーに乗込み重機操作を行ったため ワイヤーロープが繋がれていた仮置きの既設管が 埋設物の確認のため掘削箇所に入っていた NTT 職員の方に振られ 管渠と掘削壁面に挟まれ被災した 被災内容右血胸右多発肋骨骨折 ( 休業 14 日 ) 1 作業員が指示のないまま 思い込みによる作業を行った 2 作業員間において作業内容の連絡 確認のないまま作業を行った 3 作業機械に対する適切な誘導員の配置を取らなかった 4 作業機械周囲の安全確認を行わず作業機械を動かした 事故後の対策 1 責任者の指示確認により作業を実施する また 作業員の安易な判断で作業を実施しない等の安全作業に対する再教育を行う 2 作業の中断等があった場合 各作業員間での作業内容の連絡及び状況確認を行ってから作業再開する等の安全作業に対する再教育を行う 3 作業機械付き専任の誘導員を配置し安全確保を行う 4 作業機械による作業時には 周囲の状況等を充分把握し安全確認後 責任者の指示により作業を開始する 5 全社で臨時の安全会議を開催し 全作業員の安全教育を行うとともに現場代理人及び社員の安全意識の高揚を図る 6 監督員及び請負者の安全担当者等による現場巡回及び安全パトロールを強化し危険と思われる箇所の解消に努める 文書注意

47 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )17:10 被災者の所属する会社は路床排水と防護柵基礎の 2 班に分かれて作業をしていた 被災者は当初路床排水の作業を行っていたが この作業が終わり別班で作業している会社の同僚と一緒に帰るため 別班が作業している補強土壁部防護柵基礎均しコンクリートの作業箇所に行き 当該作業箇所の指揮者から作業の依頼を受け 安全帯を付けず作業を行い 高さ約 7m の補強土壁天端部から足を踏み外し墜落した 被災内容骨盤及び胸部骨折 左上腕部開放骨折 ( 休業 60 日 ) 1 照明はされていたが 被災者は開口部を認識しづらかった可能性が考えられる 2 墜落の危険のある開口部に柵等を設置せず放置していた 3 被災者は入場後 6 日であり 当該作業の適切な安全教育を受けておらず 安全帯を着用していないのに作業をさせた 4 作業は足場 手摺りを設置して行うべきであったが 親綱のみを設置しての作業であり当初から作業している作業員は安全帯を着用していたが 被災者は安全帯を着用していないのに作業をした 事故後の対策 1 高所作業における足場 手摺り等の設置 開口部箇所の立入禁止柵 安全ネットの設置 2 作業員への指揮命令系統の明確化 危険 立入禁止箇所の周知 安全帯の使用等作業に対応した安全教育の徹底 指名停止 2 週間

48 発注者 : 室蘭開発建設部 発生日時 H ( 水 )15:00 ガードケーブル端末防護工 ( ガードレール設置 ) のため 既設ガードケーブル端末基礎を道路横断方向に 0.60m 移設する作業を行っていた 既設ガードケーブル端末基礎を吊り上げ移動する際 クレーンのアームを立てたため基礎が横方向 ( 被災者側 ) に約 0.2m 移動し 設置位置微調整作業を行うため掘削面にいた被災者の左足がガードケーブル端末基礎と掘削法面の間に挟まれ被災した 被災内容左足関節内果骨折 左膝半月板部分損傷 左足関節外側靱帯損傷 ( 休業 60 日 ) 1 当作業の前に作業手順 クレーン誘導の合図 吊り上げ荷との接触防止の周知徹底に不備があった 事故後の対策 1 作業手順書の見直し及びクレーン誘導にあたっては 一定の合図を定め吊り上げ荷との接触防止を図る 文書注意

49 発注者 : 小樽開発建設部 発生日時 H ( 土 )10:45 陸上地盤改良工の深層混合処理杭を施工中 CDM 改良機 ( 以下改良機 ) の主巻きワイヤーに乱巻きが発生したため 施工を中断して被災者を含め 3 名で改良機本体上に昇りワイヤーの巻き直し作業を行っていた 巻き直し作業を終了後 2 名は改良機本体にある昇降用梯子から降車したが ワイヤーの巻きの確認と使用していた工具の金てこと大ハンマーの片付けで改良機本体上に残っていた被災者は 工具収納箱のある昇降用梯子がない反対側の点検用手摺りに捕まりながら キャットウォーク ( 点検足場 ) に足を掛け後ろ向きに降車しようとした しかし 点検用の手摺りに 巻き直し作業で使用した皮手て捕まっていた手が滑ってバランスを崩したため 足を掛けていたキャットウォークで体制を正面に向けて地面までの着地を試みたが 体制が崩れたままでの 1.5m の落下状態となり 左足に負荷が掛かり被災した 被災内容左足関節両果骨折 ( 休業 28 日 ) 1 被災者は 改良機本体の決められた通路 ( 昇降設備 ) を使わずに降車して被災したが 作業中はお互いに確認はできていた しかし 作業終了後は個々の確認を怠っていた 2 改良機の定常時点検で使用するキャットウォーク上にキャプタイヤを載せており 当該改良機の標準装備幅が確保されていなかった 事故後の対策 1 改良機本体に 今回昇降した箇所に柵を設ける 2 キャットウォーク上に載せていたキャプタイヤは下面に配置し標準装備幅を確保する 3 作業中は常にお互い声掛けなど確認を行い 危険行動の抑止に努め 不安全行動を起こさないよう再度 教育指導を行う 4 不安全行動に対する一層の具体策として 通常の作業状態をビデオ撮影し 安全教育時において その作業の危険行動を抽出して 実作業の予知 予測を視覚で確認するなどの取り組みを行う 口頭注意

50 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 木 )17:00 被災者 ( 下請け ) と元請け技術者の 2 名で 現地の地質踏査を終え 沢に沿って下山してきたところ 被災者が誤って足を滑らせ 高さ約 5m の沢の中腹に滑落した 被災内容 死亡 1 当日の開始時刻が 9 時と遅く 調査に対する責任感から下山開始の遅れのため 日没近くの下山になり気持ちの焦りが生じた 2 お互い経験年数から 過度な信頼による油断があったため パートナー間の距離間隔が離れた 3 いつものことという慣れから来る油断があり 危険箇所を無理に下山した 4 斜面からの滑落により大きな衝撃が生じたため ヘルメットが脱落した 事故後の対策 1 前日泊を心がける あるいは乗込み日を準備工のみとするなど無理のない工程計画の立案する 2 衛星携帯で 15 時 00 分に定時連絡を入れることによる終了時間管理の徹底を図る 3 現地作業での指差し確認や声掛けの徹底 笛の使用方法の確認を実施するとともに KY 活動による危険予知能力の向上を図り 実施結果報告の習慣づけによる安全管理体制の徹底を図る 4 繰り返し利用するルートに親綱 ザイルを設置することで 安全通路を確保する 5 地表踏査ではバックバンドつきヘルメットを採用することで ヘルメットの脱落に努める 文書注意

51 発注者 : 小樽開発建設部 発生日時 H ( 金 )8:55 沖側に仮置きしてあった既設消波ブロックの移設作業をクレーンにて行っていた 仮置きしてあった消波ブロックは破損しているものも多数混在し 破損したブロック片が不安定に置かれていた 吊り上げ箇所及び荷卸し箇所に合図者と補助員 2 名ずつの 4 名と 玉掛者 1 名の計 5 人で作業を行っており 吊り上げ箇所の玉掛者と補助員が玉掛作業を終了し 安全のため吊り荷の下に入らないようその場から待避しようとした際 不安定に置かれていたブロック片の上に左足を掛けた所 玉掛者もろともブロック片 ( 約 1t) が補助員方向へ転倒 補助員は転倒してきたブロック片に背を向けており 且つ前方には他の消波ブロックがあったため 逃げ場を失った補助員が転倒したブロック片とブロックに両足を挟まれ重傷 玉掛者も左足を挟まれ負傷した 被災内容開放骨折 皮膚剥離 ( 休業 90 日 ) 1 不安定なブロック片の上に足をかけた ( 安定しているだろうと思った ) 2 二人同時に待避した ( 下の人から待避すべきであった ) 3 作業箇所の状態の確認不足 ( 不安定の疑いの高い消波ブロック片から撤去すべきであった ) 事故後の対策 1 専任の作業指揮者が作業前の作業箇所の確認を行う チェックリストの作成 2 玉掛者による作業前の再確認 ( 作業指揮者による点検で異常がないと判断された場合で 玉掛者による点検を行った際 異常有りとわかった場合は再度作業指揮者の判断をあおぐ ) 3 不安定と疑わしいブロック片は作業前に撤去する 4 クラックがある状態の悪いブロックは先に破砕と撤去を行う 5 玉掛終了後の待避は 下に位置している作業員から先に待避する ( 上下作業を行わないよう徹底する ) 6 作業員に滑らない履き物 ( フェルトソール ) を使用させる 文書注意

52 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 金 )15:20 2 階建既存庁舎屋上の空調機械の室外機を隠す為の壁アルミパネルを取り付け中 吹き抜け部分となっている約 5m 下の 1 階屋上に転落し死亡した 被災内容 死亡 1 下請負者は元請負者からの指示に従わず 吹き抜け面側から作業を行っており 被災者が移動のため安全帯を一時的に取り外した際に足を踏み外し吹き抜け部分に転落したと推測する 2 下請負者が元請負者の指示に従わず作業した 3 元請負者は 内側からの作業を指示したが 吹き抜け面への立ち入り禁止の措置及び指示事項の確認を怠った 事故後の対策 1 吹き抜け面側からの作業とし 安全設備 ( 手摺及びネット ) を設ける 2 職長等に元請負者の指示に従うよう厳重注意する 3 元 下請負者に安全教育を再実施する 4 作業手順書の再確認をする 5 安全帯使用に徹底を図る 指名停止 1 ヶ月

53 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 土 )15:00 交通誘導していた被災者 ( 交通誘導員 ) が端末防護基礎工の路肩法面仕上げ用のバックホウのキャタピラにひかれ被災した 法面作業の仕上がり状況を見ていた主任技術者が 交通規制用のカラーコーンをバックホウがつぶしそうになったのに気づき バックホウ運転手に合図をし バックホウを止めさせて カラーコーンを移動しに行った ( その時被災者 ( 交通誘導員 ) は バックホウを挟み主任技術者と反対側にいた ) 主任技術者は カラーコーンを移動後 当初いた場所に戻り 法面の仕上がり状況を見て振り向くと被災者 ( 交通誘導員 ) がバックホウから 20~30cm 程度の距離にいたため 手を上げ 大声で被災者 ( 交通誘導員 ) と運転手に合図を送ったが間に合わず キャタピラにひかれ被災した 被災内容 死亡 1 バックホウ周辺に立入禁止対策が実施しているが 交通誘導員側の対策が不足していた 2 主任技術者がカラーコーンがつぶされそうになったのを発見し バックホウのオペレータに合図し バックホウを停止させたが 作業を再開させる時にバックホウを停止させた主任技術者から合図が出されていなかった 現場内での重機の移動方向は決められていたが 運転席の方向が徹底されていなかった 3 事故にあった交通誘導員は 主任技術者がカラーコーンをよけているのを見て 場所を移動し 事故にあったと考えられる 交通誘導員に対して 作業内容 作業指示が徹底されていない 4 作業計画書は作成されており 現場も作業計画書に合致しているが 施工計画書と一部相違があった 又 元請けと個々の関連業者との打ち合わせは実施されているが 関連作業者間同士の打ち合わせが不足していると思われる 事故後の対策 1 重機作業箇所には 作業区分を明示した立入禁止対策を行う 又 重機と作業員が混在する作業を行う時は 重機誘導員を配置する 2 重機を停止する場合の合図方法 稼働する場合の合図方法を決める 重機の運転手は その合図に従って 重機を運転する 又 重機を稼働する場合は 運転席を進行方向に向けて稼働する 3 作業員 ( 交通誘導員を含む ) に対して 作業分担及び作業内容の説明 指示を行い 指示内容の徹底を図る 4 日々の作業計画書を使用して 関連作業員全員で打ち合わせを行う 現地状況により作業計画 施工計画を変更した場合は その変更内容について工事関係者全員に周知させる 指名停止 1 ヶ月

54 発注者 : 函館開発建設部 発生日時 H ( 月 ) 舗装版撤去作業中 0.4m3バックホーが旋回し 上空の北電の引込み線 ( 公安委員会設置の標識用 ) を切断した 被災内容北電架空線切断 ( 公安委員会設置の標識用 ~ 約 1 時間 30 分 ) 1 現場代理人は 施工箇所に支障物件が有ることを図面及び監督員との打合せにより知っていた そのため バックホーによる舗装版撤去作業には現場代理人自ら立会 誘導していたが たまたま かかって来た携帯電話に出て運転手に告げず持ち場を離れた その間 運転手は舗装版撤去集積作業にのみ気を取られ ショベルアームを高く上げたまま旋回したため 北電架空線を切断した 事故後の対策 1 監督員は 事前に関係機関との打ち合せを行い 埋設物 公共物の確認 立会を行う 2 受注者においては 事前調査を行い チェックリスト等を活用し埋設物 公共物の有無の確認もれを防止する 3 重機運転手と誘導員は作業中お互いの位置を確認し 誘導員が持ち場を離れる事がある時は作業を中断する 4 今後実施する場合の安全教育で 当事故の事例を取り上げ 公衆災害の影響の大きさに対し危機管理及び再発防止策の周知徹底を図る 5 復旧した引き込み線にリボン標示をし 工事中の再発防止を図る 不問

55 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )14:10 歩道拡幅工事において L 型擁壁の床堀作業中 油圧ショベル (0.45m3 級 ) で掘削した土砂をダンプトラック (10t) に積込む際に 油圧ショベルのアームが架空で道路横断している民家への引き込み電線に接触し 切断した 被災内容北電架空線切断 ( 民家 1 戸が停電 ~1 時間 20 分 ) 1 作業現場の機械配置や合図者の配置位置など 全体の安全管理が不足しておりまた オペレータの架空線に対する確認意識が不足していた 2 ダンプとショベルが架空線を挟む作業配置であり 現場の状況に合った機械の配置がされておらず また 合図者の配置位置がショベルの旋回方向と逆であり 作業全体を把握できる位置ではなかった 事故後の対策 1 架空線の位置を考慮した作業機械の配置及び 合図者は作業全体を把握できる位置でなおかつ オペレーターが確認できる位置に配置する 2 オペレータは合図者の指示をしっかり確認し作業すること 口頭注意

56 発注者 : 稚内開発建設部 発生日時 H ( 金 )9:13 技術検査時に折畳式防雪柵が収納状態であり 立ち上げ状態を確認するために折畳式防雪柵を立ち上げ作業中であった 立ち上げ作業において支柱吊り上げを小型移動クレーンを使用して行っていたところ クレーンのフックに吊りベルトが完全にかかっておらず支柱を 1.5m 程度起こしたところでベルトがはずれ 被災者と支柱が接触し怪我をした 被災内容第 6 第 7 胸椎破裂骨折 ( 休業 90 日 ) 1 フックにベルトをかける際に確認が不十分だったこと 2 作業員が不用意に吊り上げた支柱の下に入ったこと 事故後の対策 1KY 活動等により作業内容について 関係者全員に手順等を周知徹底する 2 合図者の配置と作業員への合図を周知徹底する 3 機械特性等に関し日頃からの教育を徹底する 4 玉掛け作業に対する安全再教育の徹底を図る 5 判断ミスや不安全行動による事故防止教育の徹底を図る 文書注意

57 発注者 : 釧路開発建設部 発生日時 H ( 水 )16:30 道路横断推進工に当たり 到達立坑掘削のために油圧ショベルを取付道路より搬入し 立坑の場所まで放牧地際を走行した 放牧地際には既設の水道管が埋設されており 油圧ショベルで管路の附帯施設である空気弁弁匡上を誤って走行したため 油圧ショベルの荷重が弁匡から本管へ伝わることにより 管路が一部破損し漏水事故が発生した 現地は倒れた笹で覆われ 又 標識柱が経年劣化により施設脇に倒れていたため空気弁に気付かなかった 通水量の異常を検知した町の水道管理者より 工事現場事務所へ漏水点検の依頼があり調査した結果 破損個所を発見し町に報告後 ドレッサージョイントによる原形復旧を行った 被災内容水道管破損 ( 被災 断水なし ) 1 道路横断工の施工計画変更時に 重機の移動経路における既設管等の事前調査が不十分であった 2 現地は倒れた笹で覆われ 又 標識柱が経年劣化により施設脇に倒れていたため 空気弁に気付かなかった 事故後の対策 1 既設の水道管埋設位置及び附帯施設の位置を作業実施前に的確に把握することを徹底する 2 重機の走行によって影響を及ぼす地点は木杭を立て明示することにより走行場所を制限する 3 ライフライン事故防止意識の向上をふまえた教育を下請け業者を含め再度徹底して行う 4 既設水道管の標識柱の不具合については 管理者の水道課に適正な管理をするよう申し入れた 元請 : 口頭注意 (1 次 2 次 : 不問 )

58 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )6:50 前日に用水管路施工のため 掘削作業と基床部の基礎材を敷均し 午後 5 時 30 分頃作業を終えた 翌日の 6 時 30 分頃作業開始前に関係者宅へ工事打合せのため訪問した際 水道の断水を知り現場の状況を点検したところ 掘削カ所の法面の崩落と水の流出を確認した 被災内容水道管の離脱による漏水 ( 民家 14 戸に影響 ~ 約 5 時間 ) 1 崩落箇所は既設用水路が埋設されており 浸透性の高い埋戻土 ( ビリ砂利 ) が掘削法面に出現したことから前日の降雪が暖気に伴い土壌浸透し 含水比が増加して崩壊に至ったと推定される 事故後の対策 1 試験掘削 安定解析箇所の増加 2 掘削施工延長を短くして法面解放時間の短縮を図る 31 日の作業終了時に法面をシートで覆い雨水の浸入を抑制する 不問

59 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )13:50 根固ブロックを人力のコンクリートブレーカーで破砕していたが 根固ブロックに組み込まれた連結鉄筋の周りのコンクリートを破砕中に ブレーカーのノミ先端が連結鉄筋に当たったためにノミが滑り 右足の甲に当たり被災した 被災内容右第 2 中足骨骨折 ( 休業 60 日 ) 1 連結鉄筋を視認していながら不用意にブレーカーのノミを当てるなど作業行動に油断があった 2 作業姿勢が悪く足下確認を怠るなど等の安全確認の意識が低かった 事故後の対策 1 破砕物に対する破砕の方向 順序等を考慮した姿勢 位置で刃先の確認と足下の安全確認を十分行い作業する 不問

60 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 土 )11:45 現場内において歩道舗装作業に使用する点字ブロック部箱抜用型枠をダンプトラック (4t) から降ろす作業をしているときに 荷台を上げたまま移動したために荷台の前面が歩道部を横断していた郵便局の NTT 架空引き込み線に接触しそうになり それを見つけた交通誘導員がダンプトラックの運転手に危険を知らせたが それに気づき焦った運転手が荷台を降ろしたため 荷台の降りる角度により NTT ケーブルを切断したものである 被災内容 NTT 引き込み架空線切断 ( 郵便局 1 戸が不通 ~3 時間 ) 1 安全に対する認識不足から作業方法に問題があったことと KY 活動時に危険箇所注意喚起及び作業員に対する作業指示の徹底不足 また作業分担が明確になっていなかった 2 ダンプトラックが荷台を上げたまま移動し そのまま型枠を降ろす作業を行った 3 合図者は本来の仕事を怠り 型枠を降ろす作業を行っていた 事故後の対策 1KYK 活動等は当日の実作業現場で危険箇所を確認することと 作業方法や安全対等についても再確認し作業指示者 合図者 作業員の作業分担を明確化すること 口頭注意

61 発注者 : 釧路開発建設部 発生日時 H ( 月 )11:00 定点気象観測機器設置のため RV 車を止め ルーフキャリア上に積んできた気象観測装置収納箱脚部を下ろすため テールゲートに設置した梯子よりルーフキャリア上へ昇り 収納箱脚部を下ろそうと持ち上げたところ 足を滑らせ約 2m 下の路肩 ( 草地 ) に収納箱脚部とともに腰から転落した 被災内容右第 3,4 腰椎横突起骨折 ( 休業 20 日 ) 1 業務においては 測量等の機材をルーフキャリアへ積載する行為は通常行われているもので 通常の作業から逸脱したものとは考えにくい 2 キャリアの底面がスノコ状であり安全な足場が確保されていない 3 当日のキャリア上は前日からの雪により足下が滑りやすい状況であった 事故後の対策 1 機材運搬における適正車両を選択し 重量のある資材は高所への積み込みを避ける 2 原則として ルーフキャリア上へ乗る作業は行わないこととし キャリア上へ乗る必要がある場合は安定した足場を確保する 3 高所作業における危険予知等の安全対策を徹底する 不問

62 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 火 )15:30 現場内において堤内排水箇所の道路横断管を撤去するため バックホウ (0.8m3 級 ) により土砂掘削作業中に河川情報光ケーブルのさや管 (4 本中 3 本の鉄管 ) を破損した 被災内容開発局光ケーブルさや管破損 ( 光ケーブルに影響なし ) 1 光ファイバーケーブルの埋設位置確認を実施していなかった 2 埋設物があることを作業員全員に周知していなかった 3 施工計画において光ケーブル埋設付近は人力施工としているが 機械掘削した 事故後の対策 1 埋設物の位置確認及び試掘による目視確認の徹底 2 現位置での埋設物位置の全作業員への周知徹底 口頭注意

63 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 木 )11:25 町道を横断する排水工に伴う管路掘削に先立ち 以前から想定されていた上水道管の確認を住民のおおよその情報から 試掘作業を行っていたところである 正確な埋設位置及び深さが不明確なため 深さ 30cm 毎 鉄筋突き探査及び人力掘削により地下埋設物の有無を確認し バックホー 0.45m3 級で排土する事として作業をくり返し進めていたところ砂利層に突き当り 人力での作業が困難になった 以前の町道の路盤であったと思われ かなり固結した状態であったため 砂利層 ( 旧路盤 ) には水道管は無いと判断し 砂利層から抜けるまでバックホー 0.45m3 による約 10cm 以内ずつ削り取る方法に変更し 作業を進めた 7 回目を削り取ろうとした時に 砂利層 ( 旧路盤 ) を突き抜けて過堀をしてしまい上水道管を破損 漏水したものである 被災内容水道管破損 ( 民家 7 戸が断水 ~1 時間 20 分 ) 1 明確な作業手順書を作成しないまま 試掘作業に着手した 2 地下埋設物がある試験掘削は 堅い層であっても人力掘削が原則であり 安全対策に対する認識不足があった 3 事故発生に伴う発注者への報告を怠ったことについては 現場代理人のライフライン事故に対する重要性の認識不足と詳細な連絡体制が確立されていなかったことが原因 事故後の対策 1 作業手順書の検討を行う 2 現場代理人を含めた関係者全員で事前打ち合わせを行い 作業内容及び連絡体制 安全注意事項の周知徹底を図る 元請 : 文書注意 (1 次 : 口頭注意 )

64 発注者 : 帯広開発建設部 発生日時 H ( 金 )14:22 管水路工事の道路横断箇所で 10t ダンプトラックにて埋戻し土を搬入作業中 埋戻し箇所に土砂を降ろした後 荷台を上げたまま前進し架空電話線に接触 切断した 被災内容 NTT 架空線切断 ( 民家 1 戸が不通 ~ 約 3 時間 ) 1 ダンプオペレーターが誘導員の指示なしで 土砂荷下ろし後 荷台を降ろさず前進させた 2 同じ箇所での荷下ろし連続作業で 前進方向に架空線があるという認識の薄れ 3 停止して荷台を降ろす作業を怠り 安易に荷台を上げたまま前進するという安全意識の欠如 事故後の対策 1 現場安全大会を開催させ 当日作業計画等細やかな作業計画についても周知徹底させる 2 最近のライフライン事故が多発している事から 事故防止について再徹底した 口頭注意

65 発注者 : 網走開発建設部 発生日時 H ( 月 )10:02 掘削土をタ ンフ トラックに積込む際 上空の NTT 架空線にハ ックホウのアームが接触し事故が発生した その時作業指揮者は現場内の別の場所におり 事故発生場所には不在 歩行者誘導員 ( 機械監視員兼務 ) は 歩行者に気を取られてハ ックホウを監視していなかった また ハ ックホウの運転手と歩行者誘導員 ( 機械監視員兼務 ) は その後 架空線への接触には気付いたが 損傷には気付かず作業をしていた 被災内容 NTT 架空線切断 (36 回線が不通 ~ 約 5 時間 40 分 ) 1 施工計画書による 狭い所 旋回範囲内に支障物のある場合は ハ ックホウ (0.25m3 級 ) による撤去 積込み とあるが 実際は 0.45m3 級で施工していた 2 本来歩行者誘導員の警備会社職員に機械監視員を兼務させていた 3 工事箇所に架空線があるにもかかわらず手順書 KY ミーティンク 等で架空線に対する注意指示がされていなかった 事故後の対策 1 架空線等がある箇所での掘削積込作業は ハ ックホウ 0.25m3 級の小型機種を使用し 架空線と十分な離隔を確保する 2 ハ ックホウで作業する場合は 重機専属に機械監視員を配置するとともに 架空線に防護管の設置及び目印テープの設置を行う 3 作業員に対し安全教育の徹底 特に架空線等 支障物のある場所での危険予知活動について指導を徹底する 文書注意

66 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 水 )10:45 雪崩予防柵設置位置出し用の測量糸を設置作業中 その測量糸の一部が雑草に引っかかったため 法下で作業中の作業員がこれを取りはずしながら法面伝いに直高 20m 法長 23m の小段位置まで登り 小段から足を滑らせ落下し 法下にあったコンプレッサーに衝突被災した 被災内容 死亡 1 現地は急斜面かつ積雪があり 滑りやすい状況にあった 2 親綱が設置されていなかった 3 測量などの従的作業に対する危険予知活動や安全教育が不徹底 4 測量糸の長さが不足しており 斜面を横移動することとなった 事故後の対策 1 親綱の設置及び点検確認 安全帯の使用及び親綱との取り付け確認を徹底する 2 危険行動を徹底的に排除するための職員の配置 3 高所作業での危険ポイントを確実に再認識させる 指名停止 1 ヶ月

67 発注者 : 帯広開発建設部 発生日時 H ( 水 )13:30 支持地盤確認の上 本掘削を開始後 0.4m3バックホウで土砂掘削中に既存給水管を破損させた 被災内容水道管破損 ( 民家 4 戸が断水 ~1 時間 ) 1 所定の事前調査を行ったうえでの事故であり 施工方法等特段の不備は認められない ただし 事前調査段階の情報収集及び発注者からの情報提供に不足があった 事故後の対策 1 発注者が保管する図面等の資料提供を請負業者に対し適切に行い 事前調査の精度を高める 2 請負業者に対し埋設配管のほか架空電線等の障害物に関しても再度位置の確認を行ったうえで作業するよう 作業員へ周知徹底する 不問

68 発注者 : 室蘭開発建設部 発生日時 H ( 木 )11:03 跨線橋において 橋梁付属工 ( 塗装前の後片付け ) にあたり 列車見張り中の列車見張員がJRの特急列車にはねられた 被災内容 死亡 1 列車見張員は列車軌道外で列車の接近警告 安全確認を行っていたが 何らかの理由により軌道内に立ち入り列車に接触して被災したと推測する 事故後の対策 1 列車見張員及び工事監理者の配置 指示確認体制 安全施設等の見直しを行い 安全教育の周知徹底を図る 指名停止 1 ヶ月

69 発注者 : 小樽開発建設部 発生日時 H ( 金 )17:05 仮締切土のう設置作業終了後 作業責任者が現地を確認した所 排水の流末が壊れていたため補修しようと近くにあった 0.45m3 級のバックホウにて補修し 終了後バックホウを所定の位置へ移動する際に北電柱に添架 ( 占用 ) していた架空光ケーブルに接触し切断した 被災内容開発局架空光ケーブル切断 ( 一部事務所にて CCTV 画像送信停止 ~ 約 7 時間 30 分 ) 1 バックホウ移動中におけるブーム状態の不適 事故後の対策 1KY 等の注意事項について末端作業員まで周知徹底させること 注意しただけで実施したと思い込まず 点検 確認を実施する 2 情報連絡の徹底 3 架空線への警戒表示の設置 4 架空線注意喚起看板の設置 5 架空線防護施設設置 6 照明設備の増設 口頭注意

70 発注者 : 石狩川開発建設部 発生日時 H ( 月 )17:30 クローラ型キャリアが 現場終点側より既設林道を走行し 市道を通って現場起点側の駐機場へ移動中 林道と市道の交差点箇所を右折する際 横滑りを起こして市道路肩より脱輪したため 街灯用電柱に接触し電柱 1 本を折損した 被災内容北電柱 1 本損傷 ( 電線の切断は無し ) 1 当該個所が緩い下り勾配であった また 圧雪状態で滑りやすいかった 2 クローラキャリア運転手が路面状況の確認を怠った 3 作業終了間際の跡片づけ作業であり油断があった 4 ナンバープレートの無いクローラキャリアが公道を走行したこと自体に認識の甘さがあった 事故後の対策 1 滑りやすいなどの危険個所には 滑るので要注意 等の看板を設けて注意喚起を行うとともに 砂 融雪剤の散布頻度を多くする 2 走行中に不安全とみられる場所では 一旦停止し車両から降りて 路面状態を良く確認してから走行する 3 安全訓練 KY 活動等の安全活動が形式化することなく より一層の安全活動 教育を強化する 4 クローラキャリアで公道 ( 市道及び既設林道 ) の走行の禁止を徹底する 口頭注意

71 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 火 )7:45 管水路工の掘削 (1 次掘削 ) 作業開始に際して 使用機械である 0.7m3 級油圧ショベルを移動する必要があったため 当該箇所に架線されている NTT 架線下を通過した際 油圧ショベルアームが NTT 架線に接触し 切断した 被災内容 NTT 架空線切断 ( 民家 1 戸が不通 ~8 時間 20 分 ) 1 周辺の掘削作業に伴い防護施設を一時撤去していたため 作業機械と NTT 架線の接触を招いた 2 上記作業に係る前日までの作業指示書においては 作業機械移動に係わる NTT 架線への注意を指示しておらず 当日の見張り員の配置指示も具体的なものではなかった 3 移動した作業機械のオペレーターは NTT 架線の存在に気付いていながら 接近時には 工事用道路路肩 ( 転落防止 ) や降雪による機械足元及びバケットの地面接触という下方向に注意を払い NTT 架線に対する十分な注意が払われず 安全意識が低かった 事故後の対策 1 掘削作業をはじめとする各作業について重機の移動を伴う場合等の具体的かつ細部作業手順を作業指示書に記載するとともに 重機車輌移動作業計画書により 安全指示事項を十分な打合せのもとまとめる 2 作業員の配置計画は見張り員や誘導員を含めた班体制 人数を明確にし十分な打合せを行い 作業指示書や KY 活動の中で全員に周知しサインを取るなどフィードバックを行う 3NTT 架線下を通る場合は防護設備内のみを通行することとし 必ず見張り員または誘導員を配置し行うものとする 4 各 NTT 架線の前後には防護設備を配置し 電線 電柱及び水道管箇所についても看板の明示や防護柵の設置等を行い 注意徹底を図る 5NTT 架線の防護設備の前後には 重機接触時に警告音及び回転灯による警報設備を配置し防止対策を強化する 6 ライフライン事故再発防止のため 事故対策委員会を設置し 安全教育指導を行う 口頭注意

72 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 火 )14:02 サイドドレーンの埋戻し作業を行っていたところ サイドドレーン被覆材 ( 再生骨材 80mm) 施工完了時に抜型枠を油圧ショベル (0.7m3 級 クレーン仕様 ) で撤去し その抜型枠を油圧ショベルのフックに吊り下げて NTT 架線の下を移動する際 油圧ショベルのアーム先端を NTT 架線に引っ掛けて更に移動したため電柱 1 本が倒壊した 被災内容 NTT 電柱 1 本倒壊 ( 電話線の切断は無し ) 1 当初より NTT 架線があることを確認していたが 事前に架線の高さについて現地調査していなかった このため NTT 架線横断作業についての作業計画書が作成されていなかった 2NTT 架線に対する対策としては 架線に蛍光テープを吊し架線位置を明示していたが 注意看板や保護線の設置がされておらず視覚による注意喚起が不足していた 3 前日までの作業指示書及び KY 活動の中で 作業機械移動に係わる NTT 架線への注意を指示しておらず 当日の見張り員の配置指示もなかった 事故後の対策 1 現地調査を実施し 車両系建設機械作業計画書に適正な作業配置計画 ( 作業指揮者 合図者 機械操作者 誘導員又は見張員 ) を明記するとともに指示事項を具体的に記載し 日毎作業打合せ時に各担当者に周知させる 2NTT 架線の位置を明確に表示する為の処置を行う ( 頭上架線あり看板の設置 ライトアップ 架線下約 30cm に保護線を設置するとともに三角旗を吊す ) 3 当初予定していない作業が発生した場合は ただちに現場作業責任者は現場代理人に連絡し 現場代理人は作業内容の変更や注意事項について 作業内容確認票により指示を徹底する 4NTT 架線 水道等支障物に対する注意喚起について 朝礼及び KY 活動で周知徹底する 口頭注意

73 発注者 : 帯広開発建設部 発生日時 H ( 木 )15:00 P6~A2 間 ( 左側 ) の地覆型枠取付作業中 セパレータ溶接における火花が A2 橋台 G1 桁部の落橋防止コンクリート型枠及び養生シートに引火しボヤが発生した A2 橋台落橋防止コンクリートの防寒養生のために使用していたジェットヒーターを撤去したが 支線灯油ホースに残っていた灯油が漏れ 落橋防止コンクリート型枠 養生シートに染みこみボヤを誘発したものである 被災内容 塗装露出 剥離 地覆 落橋防止型枠の延焼 1 ジェットヒーターの取扱責任者を定めるべきだった 2 溶接に際して 作業前に燃えやすいものがないか周囲状況を確認し 撤去する等の措置を行うよう周知徹底すべきだった 3 地覆型枠 鉄筋 コンクリート養生 床版仮面増厚と作業が輻輳することから作業間の連絡調整を十分に行うべきだった 4 防寒養生に使用する灯油ホースの防護方法や分岐部の油漏れ対策に配慮が欠けていた 事故後の対策 1 緊急安全大会の開催等を迅速に実施 2 共同企業体の事業者 現場代理人等で緊急の対策会議を開催して原因究明 再発防止対策 全作業員への安全指示徹底方法について検討 3 事故再発会議を開催 4 灯油ホース 灯油ホース接続部の油漏れ防護処理を実施 口頭注意

74 発注者 : 旭川開発建設部 発生日時 H ( 木 )16:30 用水管路 (VU300) の布設及び埋戻しを町道上で 0.7m3 級バックホーにて作業を行っていた 更に掘削作業により発生した土砂を用水路管路埋戻しに流用するため 10t ダンプによる運搬作業を並行し行っていた 町道の幅員が狭いため 運搬作業中は作業を一次中断し バックホーを待避させて作業を行っていた 管路の布設が進んだところで 運搬作業車が走行してきたため 近くにあった民家への取付道路にバックホーを待避させることとした その際 アーム先端が道路の中央よりはみだしていたため 旋回させダンプ通行幅を確保しようとした際 アーム部分に電話引込線が引っかかり 切断した 被災内容 NTT 引き込み架空線切断 ( 民家 1 戸が不通 ~2 時間 30 分 ) 1 作業に関係ない場所との判断から 立入禁止箇所にバリケード等の措置がされていなかった 2 事務所前でのミーティングにおける口頭のみの注意であった 3 重機オペレータと誘導員の勝手な判断により 立入禁止箇所へバックホウを進入させた 事故後の対策 1 立入禁止箇所を確認し バリケード等で囲いを設置する 2 架空線の高さ及び機械の高さを確認し 旗やのぼり等を施工前でも事前に設置する 3 ミーティングは施工場所で行い 施工手順 方法の遵守を徹底させる 口頭注意

75 発注者 : 釧路開発建設部 発生日時 H ( 金 )14:40 空港建設工事において 保安道路新設部に路盤材を搬入するため 10t ダンプトラックで路盤材 (40mm 級 ) を運搬し ゲートから空港内へ入場した 空港内では定められた場周道路を走行し 現場に向かったが 急激な天候の悪化 ( 降雪 ) による路面状況 ( 圧雪 ) の変化に気づかず 高盛土下側場周道路の下り勾配を定められたスピード (30km) で走行し カーブの手前で減速のためブレーキを踏みスリップし 場周道路沿いの場周柵を接触破損させた 被災内容 空港場周柵 (L=19m) 破損 1 ダンプラックの運転手が 正午からの急激な降雪による路面の圧雪状態等の 気象条件に対応したスピードで運転しなかったことによる運転操作ミスと思われる 2 タイヤに摩耗が見られ 摩耗したタイヤでの運転も事故の要因である 3 安全に対する管理指導が不十分だった 事故後の対策 1 現場で実際に作業する従事者 重機 車両の運転手等に冬期路面に対応した安全運転 通行経路 危険個所 制限速度 危険予知活動等に関する教育を周知させる 2 タイヤ摩耗を含めた工事車両の整備点検を行う 3 運搬ルートの路面状況を監視し 必要に応じて路面への対応 ( 砂散布等 ) を行う 口頭注意

76 発注者 : 本局営繕部 発生日時 H ( 土 )10:00 構内配線線路の地中埋設管布設作業に伴うバックホウによる掘削中に 構内の宿舎 1 戸への既存屋外給水管を損傷させた 被災内容屋外給水管破損 ( 民家 1 戸が断水 ~3 時間 30 分 ) 1 建築 電気 機械設備工事の各図面の照査不足 2 元請け者による 1 次下請け者及び 2 次下請け者への協議 関与及び調整の不足 3 直接施工者の事前調査及び認識不足 4 掘削作業における注意不足 事故後の対策 1 元請け者及び 1 次下請け者の事故に関する認識の向上を図る 2 朝礼時の安全施工サイクルの徹底を図る ( 作業内容及び地中埋設物の周知 ) 3 ライフライン事故防止の手引きの活用の徹底を図る ( 事前調査に基づく施工計画書及び施工要領書を作成する 元請 1 次 : 口頭注意 (2 次 : 不問 )

77 発注者 : 札幌開発建設部 発生日時 H ( 火 )9:40 敷鉄板搬出のため作業場内 通路の除雪作業をしながら場所を移動する際 油圧ショベル (0.45m3 級 クレーン仕様 ) のアームを NTT 架線に引っ掛け移動したため NTT 架線を切断 (1 箇所 ) 北電柱を破損 (1 本 ) NTT 柱を傾倒 (2 本 ) した 被災内容 NTT 架空線切断 ( 観測所専用回線 1 箇所が通信障害 ~8 時間 20 分 ) NTT 柱傾倒 (2 本 ) 北電柱破損 (1 本 ~ 通電に影響無し ) 1 当該箇所に NTT 架線及び北電線 ( 高圧線 ) があることは認識していたが 現地調査や 架空線に対する安全打ち合わせや計画がなされておらず 注意喚起の仮設備が不足していた 2 見張り員の配置や重機オヘ レーターの安全確認に不備が生じ 作業重機と NTT 架線の接触事故を招いた 事故後の対策 1 作業通路の危険箇所を再度検討 点検し通行ルートの経路図を作成する 2 現地調査を実施し具体的なライフライン事故防止対策の計画を作成する 3 作業計画をより詳細にするために 車両系建設機械移動計画書 を作成し その結果を踏まえ朝礼時に作業体制毎にミーティングを行う 4 予定外の追加 変更作業が生じた場合は 工事指示書 を発行して 下請業者職長よりサインをもらいフィードバックし作業所長が巡視で確認する 5 朝礼前に元請職員及び下請職長による現場安全点検を実施する 6 朝礼 KY 活動 作業内容変更時などにホワイトボードを活用し視覚による周知を図る またサイン記入させフィードバックを行う 7 安全管理を強化するため作業所長の安全巡視を 1 日 2 回以上とする 口頭注意

78 発生日時 H ( 金 )1:40 現場管理用パトロール車を伴い札幌方面へ向け右側歩道の除雪作業に出動した 運転手は 千歳市と恵庭市の境界付近に至ったところで小型除雪車に衝撃を感じたため ただちに小型除雪車を停止し バックさせ降車すると 男性が横たわっていることを確認した 被災内容 外傷性ショック ( 死亡 ) 1 事故発生箇所で前方に何かあると気づいていたが雪の塊と思いこんだことが原因と考えられる 2 出動を 20 分早めたこと 3 誘導員と現場管理車輌を兼ねていたこと 4 降雪であり作業による影響を受け視界が不良になったこと 5 一般除雪の運転手が事故発生前にフラフラしている人を確認したが 管理責任者に伝わらなかったこと 事故後の対策 1 出動時刻に変更がある場合は 監督員と協議し降雪状況に応じて実施する 2 小型除雪車により作業を行う際には 作業速度を 5km/h 以下とする 3 投光器を設置し視認性の向上を図る 4 先入観を排除し作業中少しでも異常を確認した場合には 作業を中止し安全確認を行う 5 作業中に得た情報は除雪作業員全員に伝達するとともに 発信者は必ず回答を得る 指名停止 1 ヶ月

79 発生日時 H ( 金 )8:50 橋梁下部工の橋台 (A1 橋台 ) コンクリート打設に伴う防寒囲いシート設置のため 枠組足場最上段部で上端部固定作業中 資材を取りに足場を歩いていたところ 足を滑らせ 11.9m 下の地面に転落した 被災者は安全帯を備えていたが 移動中だったため使用していなかった 被災内容左大腿骨頚部骨折 左恥座骨骨折 ( 休業 60 日 ) 1 橋台足場内側に安全ネット ( 水平張 ) 等の墜落防止対策がとられていなかった 2 橋台足場最上階内側に手摺がなかった 3 橋台足場最上階外側に手摺は設置しているが 親綱がなかった 4 被災者は安全帯を着用していたが 歩行中で使用していなかった ( 作業員の安全意識が低下している ) 事故後の対策 1 開口部には 安全ネットを適切な箇所に張り 墜落防止処置を行う 2 足場上段の通路には 手摺を内側と外側両方に設置し 転落防止処置を行う 3 通路には 親綱を設置し 移動時の安全帯使用を徹底させる 4 足場通路には つまづき転倒防止のため整理整頓し むやみに資材を置かず 所定の床幅を確保する 5 各作業は作業指示書により周知徹底する 6 安全教育訓練を実施し 安全活動や安全教育を強化し 安全意識の向上を図り 安全意識の低い者や不安全行動をした者の現場入場を禁止する 指名停止 2 週間

80 発生日時 H ( 火 )14:00 取付道路 ( 村道移管区間 ) 縦断管設置作業 台付きヒューム管 (φ450m/m) を保管箇所から設置箇所へ運搬しようとクレーン仕様油圧ショベル (0.4m3 級 ) で吊り上げ旋回した時に架空横断しているサイレン塔電線にブームが接触し切断した 被災内容消防車車庫とサイレン塔を結ぶケーブルの切断 ( 断線約 1 時間 ) 1 施工計画書では クレーン作業は合図者 ( 以降誘導員 ) を配置して合図を確認して作業を行うことになっているが 誘導員が管設置箇所の状況を見るため一時的に作業指揮箇所を離れたため適切な誘導が出来ない状況で油圧ショベル ( クレーン仕様 ) の旋回を行った 2 オペレーターは 架空電線があることがわかっていたが 吊り上げた管の方に気を取られ 架空電線に対する注意を怠り不注意に油圧ショベル ( クレーン仕様 ) を操作した 事故後の対策 1 誘導員は作業完了まで作業指揮箇所を離れない もし誘導員が不在となるときは オペレーターに合図して その間クレーン及び油圧ショベルの作業等は中断させる 2 クレーン及び油圧ショベルの旋回は架空電線側に旋回させないように教育 指導を徹底する 3 取付道路右側には 北電 NTT 等の既設架空線が有るので 目印を付けて目立つようにし オペレーター 作業員への注意喚起を図る 不問

81 発注者 : 発生日時 H ( 金 )8:30 水槽タンクを荷下ろすため 被災者はクレーンの準備 作業責任者は荷台で玉掛けの準備に取りかかった 被災者はクレーンの準備にあたってアウトリガーを張り出さないまま シリンダーを下げ圧雪路面に直接接地させた 被災者は荷台にいる作業責任者の合図で水槽タンクの玉掛けを行い水槽タンクを吊り上げた後 右周りでブームを旋回させたところ クレーン装置付トラックが傾き始めた 被災者はとっさに操作レバーを戻し転倒を回避しようとしたが間に合わずクレーン装置付トラックは横転した 被災者は転倒回避のレバー操作を行ったために逃げ遅れ クレーン装置付トラックに挟まれるのを逃れるため 後方にジャンプして右足で着地した際に全体重が足首にかかり骨折した 被災内容 右頸腓骨幹部骨折 ( 休業 90 日 ) 1 作業に従事 ( 被災者 ) する立場ではないにもかかわらず機材の荷下ろしを行った 2 機材の荷下ろし作業は作業責任者 玉掛者 合図者の 3 名で行う予定であったが 被災者と作業責任者の 2 名のみの作業により オヘ レーター 玉掛者 合図者の役割分担 責任が曖昧になった 3 敷板の設置 アウトリカ ーの最大張出が実施されていないこと 4 オヘ レーターとして実施しなければならない確認事項のチェックを行っていないこと 5 クレーンの準備作業に対して作業責任者としての最終確認がなされなかったこと 事故後の対策 1 作業計画書の機械 人員配置が適正か開始前に確認し オヘ レーターの確認事項の見直しを行い確認事項チェック後 現場代理人等が確認し記録を残す 2 オヘ レーターの固定化により人員の確認 安全意識の向上等を図る 3 朝礼時に作業内容を把握させるとともに安全教育の徹底を図る 4KY ミーティンク 記録簿を確認し注意喚起後 作業の実施を承認する 5 現場施工フロ - 図を作成し 職員全員に配布し 安全確認の流れ 担当者 参加者 チェックリストを明確にするとともに全項目のチェックの記録を残す 6 緊急時連絡系統手順の見直しを行い 全職員に周知徹底を図る

82 発生日時 H ( 金 )14:30 濁水処理施設沈殿地付近で除雪シートに堆積した雪を排雪するため バックホウに除雪シートを玉掛けし 排雪後 バックホウから離れたものの旋回してきたバックホウのバケットに接触し被災した 被災内容 頭部顔面打撲 右腓骨骨折 右下腹部打撲 ( 休業 30 日 ) 1 作業打合せ時 除雪作業について 除雪シートにおける作業手順の具体的な方法等の内容が不十分であった 2 作業手順 作業計画書で決定された内容どおりに下請けが実際に作業を行っているか確認されていない 3 被災者は玉掛者と合図者を兼務していたが バックホウ運転手は被災者の合図と本人の位置確認をできなかった 4 被災者は重機作業半径内に入っていて バックホウの動きが確認できなくて 近づいたバケットに接触した 事故後の対策 1 作業計画書や手順書を作成する際に 使用機械 機材使用法等々 具体的に計画し指示をする 2 作業前日に元請 1 次下請の技術者により 安全日誌 ( 安全作業指示書 ) を作成し 作業内容 場所 人員配置等をより綿密に打合せをして 翌日の KY 活動に反映させる 3 バックホウ作業時は誘導者を専任で配置するとともに 運転手及び作業員に合図方法を徹底する 4 重機作業半径をセーフティーコーン等で明示し 重機作業中における立入禁止を徹底する 5 事故発生防止対策が現場作業員の安全管理に反映されるよう安全大会を開催し安全教育を行う

83 発生日時 H ( 月 )9:30 地覆コンクリート打設用の型枠設置に伴い パイプサポート設置箇所の位置出し作業を行う予定であった 被災者は作業に先立って 作業環境 全体の位置確認のために足場上部を歩行中にバランスを崩し 足を滑らせて約 1.8m 下の足場下面へ転落し 右足を強打して負傷した 被災内容右足大腿顆上骨折 ( 休業 60 日 ) 1 地覆撤去直後の開口部 ( 鉄筋と足場通路の間 ) が 55cm と危険な状況だった 2 作業足場板を 3 枚敷いてから作業開始予定であったが 完成前 ( 事故時 2 枚敷 ) に現場代理人から被災者へ型枠設置準備の事前確認指示があった 3 被災者に不安全に対する認識の甘さがあった 事故後の対策 1 仮設計画図を見直し 落下の危険がある作業通路と地覆との開口部を塞ぎ 昇降口は手摺りを設置するとともに表示板を掲示する 2 安全教育 安全活動を強化する 3 安全監視員を配置し 安全認識について周知徹底する 口頭注意

84 発生日時 H ( 火 )10:10 防雪柵の吹払い効果確保のため 風下 ( 反対車線 ) 側の雪堤をバックホウ ( クローラ型山積み 0.8m3 級 ) で民地側へ掻き込み除去作業を行っていたところ バックホウ旋回時にアーム上部が架空線 ( 電話線 ) に接触し 切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (11 戸 ~ 約 3 時間の不通 ) 1 不適切な誘導員の配置位置及び 運転員が誘導員の指示を待たずに旋回したこと 2 重機作業時の作業手順 安全対策に関しての安全管理が十分でなかった 事故後の対策 1 朝礼時に作業内容と作業手順の周知徹底を行い 誘導員とオペレーターの意思疎通を図る 2 誘導員は適正な位置で誘導を行い 逆光等により適切な誘導が出来ない場合は作業を一時中断する 3 安全大会の開催により 工事請負関係者に対し安全意識を十分認識させる 4 作業箇所には 電線注意 頭上注意 等の掲示物を設置し注意喚起を行う 口頭注意

85 発生日時 H18.2.2( 木 )15:30 開水路の道路横断函渠施工時に 掘削土を仮置きしていた その後 バックホウによりダンプトラックに積込作業を行った この際こぼれ落ちた土砂が道路上に飛散し この飛散した土砂をバックホウで集め積込を行う際に 架空北電線に引っかけ切断した 被災内容北電架空線切断 (1 戸 ~ 約 2 時間の停電 ) 1 当該工事区間には 当初より架空北電線が有ることを確認していたが 事前に架空線の高さについて現地調査を行っておらず 安全対策が不十分だった 2 架空北電線横断部作業についての作業計画書及び作業指示記録簿が作成されず 作業員への作業内容の周知徹底がされていなかった 3 現地は架空北電線に蛍光テープを吊す等の明示がされておらず 視覚による注意喚起がされていなかった 4 合図員と作業機械オペレーター間の合図が事故当時されていなかった 事故後の対策 1 現地調査を実施し 作業計画書及び工事安全打合せ簿に適正な作業員配置計画や 架空線下への進入禁止 等の必要事項を明記し指示する また 指示事項を具体的に作業指示記録簿に記載し 担当者へ周知する 2 路肩に単管を立てて安全ローフ を張り警戒旗 防護管を設置する等 現場で具体的な防止対策を行う 3 作業内容に変更があれば 作業変更確認票に記載する 4 架空線調書を作成する またライフライン事故防止チェックリストにより現場確認を徹底する 5 朝礼及びKY 活動での注意喚起やヒヤリハット報告書で意識高揚を図る 6ワッヘ ンを貼り付け注意喚起を行う 7ク ーハ ー動作等によりオヘ レータ 合図員の確認を徹底する 口頭注意

86 発生日時 H18.2.3( 金 )8:50 用水管路の布設及び埋戻し作業に先立ち 前日からの降雪で作業に支障があったため 0.45m3 級油圧ショベルで除雪作業中に 油圧ショベルのアームが民家に通じる NTT 引込線に接触し 切断したものである 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 4 時間の不通 ) 1NTT 引込線が横断しており 高さも確認し 送電線注意 の看板は設置していたが 具体的な架線への対策がとられていなかった 2 当日の作業内容については 前日に現場代理人が下請業者の主任技術者と打ち合わせを行い 主任技術者から作業員へは朝礼時のミーティングで説明することとしていたが 車両系建設機械作業計画書及び作業指示書に具体的対策がなく 当日の KY 活動においても誘導員及びオペレーターへ作業指示が十分に伝わっていなかったた 事故後の対策 1NTT 引込線の前後 3m の位置に単管パイプによるゲートを設置し 赤外線センサー感知器によって接触の危険を警報ベル及び回転灯 ( 赤色 ) で知らせると共に保護管を被覆して切断を回避する 2NTT 引込線専用誘導員を配置し 安全強化を図る なお 管水路沿いには北電及び NTT 架線が並行しており オペレーターに上空にある架線位置を常時認識させるため 架線下にオペレーターの作業目線 ( 地上 2.5m) の高さに危険予知ネットを設置し 危険予知の強化を図る 3 現場代理人は作業前日に下請業者の主任技術者と打ち合わせを行い 車両系建設機械作業計画書の作業配置計画 ( 作業指揮者 合図者 機械操作者 誘導員 ) 及び作業指示書に指示事項を具体的に記載して 朝礼時のミーティングで作業計画書及び作業指示書を参加者全員に配布して作業 安全指示内容について説明し 確認のサインを取り周知徹底する 4 各月の災害防止協議会 安全集会において ライフライン事故防止教育を月 1 回以上実施する また 臨時安全会議を開催して他の現場技術職員を招集し 上記改定内容を説明すると共に事故再発防止に向け周知した 今後 本社は月 1 回の安全パトロールを月 2 回以上実施する 口頭注意

87 発生日時 H18.2.2( 木 )15:30 照明灯設置に伴うハンドホール据付及び電線管敷設のため 0.7m3 バックホウで土砂を掘削した際 平成 16 年度の船舶給水の水道管 (L=2.5m,Φ100mm) の終端部が凍結した土砂塊と一体となっていたため 掘削土砂塊を引き込んだ際に水道管の継ぎ手がはずれ 土砂塊とともに終端部の鋳鉄管 1 本が引き抜け 漏水を起こした 被災内容船舶給水用水道管損傷 ( 水産加工場 1 戸 ~ 約 6 時間にわたり水道水に濁りが発生 ) 1 図面等による正確な設置位置の確認及び埋設物の形状確認を十分に行わず施工したこと 2 冬期施工であったため掘削土が凍結していたこと 事故後の対策 1 埋設物においては 図面による確認はもとより その管理者と十分な打ち合わせを行う 2 埋設物に損傷を与えないように 作業手順書等に機械 人力掘削の範囲を明確に記載する 3 作業関係者は思い込みによる作業を継続せず 施工に関する疑義が生じた場合 その都度作業を休止し対応を元請職員と協議する 口頭注意

88 発生日時 H18.2.8( 水 )8:40 被災者は作業員 5 名と重機 ( タイヤユンボ 0.4m3 級 )1 台からなる班構成で 標識基礎設置工の内 掘削及びコンクリート打設の予定をしていた 規制作業の内 一般車両に注意を促すためガードマンロボット設置を開始したところ ストッパー固定をしないままロボットを移動させたためロボット上半身が倒れ 被災者が手を挟み怪我をした 被災内容右手第 2 基節骨開放骨折 ( 休業 50 日 ) 1 事前に ガードマンロボットの使用方法を含めた作業手順書の作成及び作業員に説明指示されていなかった 2 ガードマンロボットの移動についても冬期現場の路面状況を考慮し スリップ 転倒に対して注意すべきであった 事故後の対策 1 新規の機材配置及びガードマンロボット等の使用方法も含めた作業手順書を作成し 事前に安全教育の周知徹底を図る 口頭注意

89 発生日時 H ( 日 )15:30 フルーム水路の埋戻し作業及び敷鉄板の撤去作業を行っていたところ 埋戻し作業を行っていた油圧ショベル (0.4m3 級 ) が 8t トラック ( 敷鉄板積載 ) の通行障害になったことから 一時的に NTT 架線側に退避した際 油圧ショベルのアーム付根部を NTT 架線に引っ掛けて更に移動したため NTT 架線を切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 20 時間の不通 ) 1 当該工事箇所付近に NTT 架線があったが 事前の現地調査 表示措置を行っていなかった このため 前日の作業指示書に機械移動に係る架線への注意を指示していなかった 2 前日の作業打合せには敷鉄板撤去作業が予定されておらず 当日 作業を追加したが安全指示を行っていなかった 3 一時的とはいえ油圧ショベルのアームを立てて移動し その際の誘導員との連携が取れていなかった 事故後の対策 1 危険個所総点検パトロールを行い 架線下での重機作業のある箇所について 架線に三角旗 注意換気旗及び空頭防護柵を設置し 車両通過及び除雪作業を行う箇所については 三角旗 注意換気旗を設置する 2 架線下での作業がある場合には 重機作業計画書に適正な作業配置計画を明記するとともに指示事項を具体的に記載し 作業打合せ時に各担当者に周知徹底させる 3 当日の作業が変更になった場合 現場代理人が作業内容の変更や安全指示事項について 追加変更作業指示書 により周知徹底する 4 オペレーター及び誘導員を対象に安全講習会を行い 油圧ショベルの移動時は アームをたたみ 抱え込んで移動すること及び誘導員の笛の合図に従うことを周知徹底する 5 アーム 荷台を上げたまま移動しない ワッペンをオペレーターの見やすい場所に貼付する 口頭注意

90 発生日時 H ( 火 )10:40 堰体コンクリート防寒養生上屋解体作業において 敷桁 (H 鋼 300) 上を歩行していた被災者が 2.70m 下の堰体コンクリート面に墜落した 被災内容左鎖骨骨折 ( 休業 60 日 ) 1 作業にあたっては 事前の作業標準書の作成をはじめ 前日の打合せや当日の危険予知活動においても墜落防止に対する確認がなされており 親綱の設置 安全帯着用の確認がなされていた しかし 被災者は安全帯を着用していながら 命綱を親綱に掛けていなかった 事故後の対策 1 工事打合せ時の指示事項が作業員末端まで確実に伝達されているか確認のため 危険予知活動時に元請職員が立会い確認する 2 作業現場にて 指差呼称 を作業開始時に行う 3 解体作業現場に元請職員を 1 名終日配置し指示事項の監視を行う 4 作業手順書を作成し 末端作業員まで周知徹底する 5 親綱 親綱支柱の設置状況のチェックを点検記録に追加する 6 墜落防止ネット 墜落防止柵 親綱の 3 列設置を行う 7 フック付き親綱 緊張器を使用する 8 統括安全衛生責任者の巡視を日 1 回増やし 午前 午後の 2 回とする 9 外部団体 ( 建災防 ) の講習 元請会社パトロールを増する 口頭注意

91 発生日時 H ( 木 )17:00 左側路側ガードレール支柱打込み作業時に 情報ボックス管路および光ケーブルを切断した 被災内容開発局光ケーブル損傷 (CCTV カメラ 1 台 ~28 時間の画像送信停止 ) 1 埋設物の情報が不十分なままガードレール支柱建て込みをしてしまった 2 埋設物切断に関する危険予知意識が低かった 事故後の対策 1 電気工事施工業者に立会してもらい埋設物の位置を再確認する 2 埋設物の位置を確認後 試掘を行い支柱設置位置を決定し 埋設物位置図を作成する その埋設位置図を基に作業前ミーティングにおいて支柱位置と埋設物の位置関係を職員 作業員に周知徹底する 3 防護柵支柱設置位置以外は掘削しないよう目印をつける 4 支柱建込みは人力建込みとし 設置後の沈下 変形等が生じないよう十分に締め固める 不問

92 発生日時 H ( 土 )8:20 クレーンをトレーラから降ろしブームを延長する前段の作業として ブームを地面に着地後 クレーン後部のワイヤーを支えるガントリーを折り畳んだ状態から伸長させるため 伸長を止めてあるピン を引き抜く作業が必要となる ブームを着地させる際は 先端にあるコッター ( ワイヤーの止め金具 ) の損傷を防ぐためコッターを内側に折り込む必要があり コッターが地面に付いたと同時にクレーンを前進させ内側に折り込まなければならない その結果 クレーンは停止しワイヤーの緊張が解放され安全な状態となり ピンを抜く作業に入るのが手順である 今回 被災者はガントリーのピンを抜くためクレーン本体に上がったが ブームの着地作業中であったためクレーンが前進したことからバランスを崩し 近くにあったブーム起伏用ワイヤーを掴みブーム着地のため巻き戻していたワイヤーと滑車との間に指を挟め被災したものである 被災内容左母指挫滅切断 ( 休業 10 日 ) 1 作業指揮者が適切な位置に配置されていなく指示命令及びロックピンを外す作業手順書に不備があった 事故後の対策 1 指揮命令系統及び作業手順書の見直しを行い 安全教育と安全管理の徹底を図る 口頭注意

93 発生日時 H18.3.2( 木 )9:30 現場事務所から橋場樋門へ開閉機を運搬中 ユニック車 (4t 車 2.9t 吊り ) のブームを収納しないまま走行し 道路を架空横断している電話線及び電線を切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (3 戸 ~ 約 5 時間 30 分の不通 ) 1 施工計画立案時 本件のような ブームの収納忘れ を想定しなかったため 作業手順が作成されていなかった 2 作業員は 開閉機積み込み作業中に橋場樋門箇所の班長より タイヤチェーンを装着してから来るよう 指示を受け 据付作業開始時間に余裕がなくなり気持ちに焦りが生じ アウトリガーは収納したが ブームも収納したものと思い込み そのまま走行した 事故後の対策 1 ユニック車に関する注意事項も施工計画書書に記載する 2 積雪状況などの確認は 気象条件に応じ前日に必ず確認する 3 作業指示及び KY 活動において 安全指示事項の周知を徹底する 4 ユニック車を操作 運転する場合には 必ず チェックリスト による安全確認を行う 5 緊急安全大会で安全教育を行い 作業員の安全意識の向上を図る 口頭注意

94 発生日時 H18.3.8( 水 )10:00 雪崩発生防止のための人力による雪落とし作業のため 作業用通路 ( 斜面 ) を上がっていた作業員 3 名のうち 1 名が 近道をしようと作業位置 2~3m 手前を渡ろうとして足下が滑り 約 17m の斜面を滑落し ネットフェンスと除雪用の溝 ( 高さ約 1.5 m 幅約 1.6m) の間に滑り落ちて腰を打撲 被災した 被災内容第 1 腰椎圧迫骨折 ( 休業 21 日 ) 1 作業用通路を移動の際 通路を悦脱 近道をしたことにより足下の安全確認を十分行わなかった 2 作業用通路から作業箇所間に昇降用の縦ロープが適切に設置されていなかった 事故後の対策 1 法面の昇降 移動に関しては 近道行為をさせず 予め指定した作業経路使用を遵守するよう作業前ミーティング時に元請職員 職長が指示 指導する 2 作業員全員に高所作業の危険認識と作業足下の安全確認の徹底を再教育する 3 作業足場の状態によっては スパイク付き作業靴の使用も検討する 4 各法面勾配にあった昇降安全装置の設置を行う 5 親綱や安全帯の使用状況を職員が確認し 注意喚起を頻繁に促す 6 縦 横方向親綱 ( ローフ ) の適切な設置方法を作業手順書に追記し 作業前ミーティング時に元請職員 職長が指示 指導する 不問

95 発生日時 H ( 水 )4:15 トンネル下半掘削施工時 被災者がミキサー車を運転し後ろ向きに一時停車させ運転席から離れたものと推測される その際に後輪が斜路に掛かった状態での停車となり サイドブレーキの甘さ ( 現場検証の結果 ) と車輪止め設置が無かった事が重なり 車輌が後退し始めた 被災者はそれに気付き乗車して車を停車させようと運転席ドアにつかまったところ ミキサー車の左後輪が法面に乗り上げミキサー車が横転し車輌の下敷きとなり被災したと推測される 被災内容骨盤骨折他 ( 休業 45 日 ) 1 無資格者の運転によりミキサー車のサイドブレーキの引きが甘いまま降車した 2 動き出した車両を止めようとしてあわてて乗車しようとし 横転したミキサー車の下敷きになった 3 作業計画書を作成していなかった 4 作業手順書が守られていなかった 5 誘導員が誘導できなかった また 車止めを早急にしなかった 6 後輪が斜路に掛かる箇所に停車した 7 監督管理する立場の人間が運転した 8 過積載であった 事故後の対策 1 作業所の安全衛生管理の強化 2 店社の安全衛生管理の強化 3 現地に停止位置を立看板表示及び停止位置に輪止めを設置する 4 過積載防止のため プラント操作室にミキサー車積載量を表示する 5 ミキサー車後退時 誘導員の配置を徹底する 6 施工ヤードの改善 7 ミキサー車運転は有資格者が行うことを徹底する 指名停止 2 週間

96 発生日時 H ( 月 )13:30 事故発生当日 載荷盛土飛散防護シートの出来形測定作業が行われた 測定作業を開始し 天端幅測定の後 法長を測るため被災者が斜面を降りようとした時 法尻まで約 1m の地点でバランスを崩し前転する形で転落した 被災内容左鎖骨骨折 ( 休業 30 日 ) 傾斜地移動の際の足元注意とバランス保持が疎かであったもので 慣れや気の緩みも要因と考えられる 事故後の対策 1 近くに緩勾配箇所がある場合には 安全通路として移動通路を定める 2 作業内容によりやむを得ず 斜面移動が必要な場合には横歩き等を励行し足下に十分注意を払いバランスを確保する 3 危険が無いと思われる作業においても 気の緩みや慢心から事故発生に至る可能性があり 作業内容に応じた安全手順の周知と KY 活動などの徹底を図る 不問

97 発生日時 H18.6.2( 金 )8:35 被災者は搬入されてきた CDM 施工機械上 ( 高さ 2.60m) に乗り 玉掛け作業を行った後足を滑らせ転落した 被災内容骨盤骨折 両手関節内骨折 左小指関節脱臼 ( 休業 60 日 ) 1 具体的な作業手順が示されていなかった 2 作業責任者の指示徹底が不足していた 3 作業の慣れによる不安全行動が行われた 4 玉掛けを不適切な位置で行った 5 高所作業 (2m 以上 ) による足場等の確保など 安全対策を行っていない 事故後の対策 1 具体的な作業手順を作成し 全作業員に徹底させる また その徹底方法を検討し 他の現場へも適用する 2 作業手順を遵守し 作業責任者により指示確認を行う 3 高所作業行う場合は 足場 手摺りなどの安全対策を行う 4 不安全行動を防止するための安全教育を実施する 文書注意

98 発生日時 H ( 水 )21:30 歩車道縁石設置作業のため 現場に納入されてきた縁石荷下ろし作業中 ユニック車ブームが NTT 引き込み線に接触した 切断はしなかったが垂れ下がった状態となった その後現場代理人が断線していないと判断し 自力で電線をたぐり寄せる応急処置を行ったが 数時間後電線が再度垂れ下がり 電線の下を通行してきた一般大型車輌に接触し切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 5 時間の不通 ) 1 ユニック作業者が荷下ろし作業に気を取られケーブルの存在を見落とし接触した ( ケーブルがたわんだ ) 2 ユニック作業者及び作業指示者が上空の安全を確認していなかった 3 関係各所への連絡を取らず 現場代理人の判断で応急処置を行ったが不十分であったため 再び垂れ下がったケーブルに一般車輌が接触した 4 ケーブル接触時の連絡体制の不備 5 架空線への安全意識及び公衆災害の重大性 ( 第 3 者への影響 ) の認識不足 事故後の対策 1 朝礼時に架空線の位置を確認し 関係者全員に周知徹底させる 2 掘削時 材料搬入時には周囲を確認する誘導員を配置する 3 架空線に夜間でも識別しやすい三角旗を設置する 4 日々の KY 活動に架空線事故の項目を設定し再発防止に努める 5 事故災害時の緊急連絡体制図を作業員全員に配布し 連絡方法について周知徹底させる 6 事故が起きた場合速やかに関係各所への連絡を行う 7 社内安全パトロールの強化 8 架線注意の看板を設置し常にオペレータの目に入るように作業を行う 9 作業手順を改善すると伴に 詳細の手順書を作成する 文書注意

99 発生日時 H ( 月 )11:00 根固方塊打設足場を二人で移動中 先頭の普通作業員が後ろ向きに足場を動かしていたところ 型枠上側のホームタイに右手の甲を接触し被災した 被災内容右手背部裂傷 ( 休業 14 日 ) 根固方塊のコンクリート打設 ( 生コン車 ) を優先した型枠配置のため 岸壁側作業エリアの足場設置スペースが狭隘となり 且つ ホームタイが型枠から飛び出た状態で足場移動の作業を行ったため 事故後の対策 1 足場移動作業のスペース確保 ホームタイに鉄筋キャップ又は鉄筋カバーを設置する 2 再発防止にむけて安全教育の周知徹底をさせる 不問

100 発生日時 H ( 火 )9:50 当日は現場打吹付法枠内の清掃作業を行っていた 法枠の最下段 ( 高さ約 6m) に既設法枠の右側法面より親綱 ロリップを使用して昇り 最下段を親綱ロリップを架け替えながら移動した 法枠清掃作業員の所に着き清掃時の水を入れる容器が小さかった為 ポリタンクを取りに同じルートで戻る途中 親綱からロリップをはずし 隣の親綱を取ろうとした時 足が滑り法尻排水へ落ちた 被災内容内果骨折 距骨骨折 靱帯損傷 裂創 ( 休業 28 日 ) 親綱を 1 本しか使用していなく ロリップを外し隣の親綱に付け替え横移動しようとした ( 落ちないだろうと思った 作業手順を守るべきであった ) 事故後の対策 1 親綱の配置を 1 本均等配置から 2 本ずつの均等配置に切り替え 親綱 2 本使用時の装着が行い易いようにする 2 法面作業時は 必ず親綱を 2 本使用してロリップ 補助ロリップを使用する 3 法面作業時にロリップをはずさない 4 ロリップの付け替え作業は 法肩又は法尻の安全な場所で行う 5 昇降時は同じ親綱を使用する 6 現地で 2 本使いを指差し呼称にて確認し 他の作業員とも声で確認し合う 7 ロリップの付け替え作業が生じる横移動はさせない 口頭注意

101 発生日時 H ( 火 )10:40 刈取り草集草作業中 次作業区画への移動 ( 回送 ) 時の過度な高速走行及び急旋回で小段法面に差し掛かった時 機械の傾斜の反動により振り落とされ その弾みで走行レバーがバックに入り 当該作業機械の後退により轢かれた 被災内容左外傷性気胸 左肋骨骨折 ( 休業 14 日 ) 1 毎朝の K.Y.T 活動は実施していたが 具体的な機械の操作方法は指導していなかった 2 移動 ( 回送 ) 時の過度な高速走行 急旋回 及び後進ロックを解除していた 事故後の対策 1 高速走行を強制的に不可能とし ( 走行レバーストッパーの設置 ) 急旋回の厳禁を徹底する 2 後進ロック確認ヨシ のシールの貼付 3 ミーティング K.Y.T 活動での指導を強化し徹底する 4 年齢に配慮した作業員の配置をする 不問

102 発生日時 H18.8.2( 水 )8:35 35t ラフタークレーンを使用し 3 名で ( クレーンオペ含 ) 鋼矢板打込作業を行っていた 鋼矢板吊り込み作業時 端部をワイヤロープにて吊上げる際に反対側の端部が下の鋼矢板に密着していた 鋼矢板を切離す為に クレーンを旋回させ吊上げようとしたところ鋼矢板の密着部分が外れ鋼矢板が振れ被災者に接触した 接触した反動でそばにあった鋼矢板打込用の鋼製定規に右脇腹が衝突し負傷した 被災内容右第 10 肋骨骨折右血胸 ( 休業 1 日 ) 1 作業指揮者 ( 被災者 ) は 矢板の地切完了の確認を行わなかった 2 作業指揮者 ( 被災者 ) は 鋼矢板吊り込み完了を確認せずクレーンに背を向け次の作業に入った 3 クレーンオペは 鋼矢板が密着し外れずらかった事を作業指揮者に伝えずにそのまま作業を行った 4 被災者は 当現場へ入場してから 1 週間位しかたっておらず 新規入場者教育は行われていたが現場の状況を十分に把握させる指導が不足だった 事故後の対策 1 作業手順の個々の作業完了確認後に次の作業を行う ( 作業を重複させない ) 2 クレーンの作業半径内及びその付近には立入らない 作業の性質上 立入る場合は 作業指揮者が安全確認を行った後に指示に従い作業する 3 作業時の連絡を密に行う ( お互いに声を掛け合う ) 4 始業ミーティング 工事打合せ安全会議及び安全大会等における教育が 一方的な安全指示事項ばかりの場とならないように 双方向性のあるコミュニケーションを目指し 全員で参加する ヒヤリ ハット運動 の強化をすすめる 6 作業指揮者及び各作業員の役割分担を明確にし 重機作業には監視員の配置を行う 7 作業指揮者とクレーンオペとのコミュニケーション向上のため無線を使用する 不問

103 発生日時 H18.8.4( 金 )10:05 左岸下流取付道路において うね状に集草した刈草をトラクターに取り付けたロールベーラーで梱包作業をした後 取付道路下端部にある刈草を梱包するためバック走行をしていた 被災者が取付道路上部の法面 ( 護岸部 ) でトラクターを誘導中 滑り つまづき等の何らかの原因により転倒したものと推測され その後 トラクターに取り付けたロールベーラーの右タイヤ部に轢かれ被災した 被災内容死亡 ( 広範囲脳挫傷 ) 1 堤防取付道路上での作業であったため 方向転換できず斜路を後退走行で下りなければならなかった 2 被災者は作業員であり 誘導者としての配置はされていなかった 3 被災者は 2 割勾配の護岸ブロックの上で誘導を行っていた ( 滑り つまずきの原因 ) 4 作業手順書では ロールベーラ作業中は作業リーダーが機械周りに注意を払うことになっていたがなされていなかった 事故後の対策 1 取付道路等 ( 斜路 ) 個所における安全対策として平地以外のロールベーラの作業を禁止する また ロールベーラのバック走行も原則禁止する ただし 刈草の切り離し時 及び方向転換のためにやむなく行う場合は 誘導員の指示のもとに行う 2 専任の誘導員を配置するとともに 誘導員は凹凸物等つまずく恐れがない平地で機械から 3m 以上離れた個所で誘導を行うよう指導する また 誘導員は旗 笛により指示を行う 3 事故分析に基づき 作業手順書の記載事項を具体的な内容に見直すとともに 作業員への周知 徹底を図る また 作業員の各作業内容についても明確に指示を行う 指名停止 1 ヶ月

104 発生日時 H ( 木 )16:40 擁壁工仮設足場材の積込み作業を 3 名で行っていた 被災者は荷台の上で 作業員は地上で積込み作業を行い 運転手は車内で待機していた 積込み作業が終わり次の場所へ移動するため 作業員は助手席に乗り込み 運転手に発進の合図をした その時 被災者は荷台の上で後部アオリに腰を降ろそうとしていたが ユニック車が発進したため バランスを崩し転落被災した 被災内容脳挫傷 外傷性くも膜下出血 後頭骨骨折 ( 休業 10 日 ) 1 被災者を荷台に乗せたままユニック車を移動させた 運転者の不注意と合図確認の不徹底 2 作業打合せと KY に 1 次及び 2 次下請の両主任技術者 ( 安全衛生責任者兼務 ) が参加せず 合図の不徹底等の安全意識の低下や作業員への指導不足を生じていた 31 次及び 2 次下請の両主任技術者が作業中に不在であったことから 総括である元請の施工管理と安全管理に問題があった 4 事故発生時 運転者を元請職員と思い込み現場代理人に報告されると判断し 結果として元請に報告が大幅に遅れるなど連絡体制に不備があった 事故後の対策 1 高速走行を強制的に不可能とし ( 走行レバーストッパーの設置 ) 急旋回の厳禁を徹底する 2 後進ロック確認ヨシ のシールの貼付 3 ミーティング K.Y.T 活動での指導を強化し徹底する 4 年齢に配慮した作業員の配置をする 口頭注意

105 発生日時 H ( 月 )11:40 地山斜面を 0.03m3 級のバックホウで幅 1.0m の歩道を造成作業中 沢側に掘削土を仮置きした場所でバックホウが沈み込んだ バックホウの体勢を立て直そうと旋回して造成後の歩道にバケットを引っ掛けようとしたが そこが硬かったためバケットを下げた反動により山側のクローラが浮き上がり バックホウは沈み傾いて 2 回横転しながら沢側に落ちた オペレーターは 1 回転目で放り出され転げ落ち 右の足首がバックホウの下敷きとなり負傷したものである 被災内容右足関節外果骨折左膝関節捻挫 ( 全治 60 日 ) 1 施工箇所が 縦横断勾配のきつい 岩盤質の滑りやすい地山で 尚かつ幅も狭い作業環境であった 2 転落防止措置等の安全管理は行われていなかった 3 施工方法に関しては 滑りやすい場所に 滑り止めを付けていないゴムキャタ装備の 0.03m3 級バックホウを投入して掘削作業を行った 事故後の対策 1 管理歩道の施工は人力施工で行わさせる その際に親綱 安全帯等の安全対策を徹底させる 2 現場の安全確保に向け 社内安全パトロールと現場安全点検内容の充実をさせる 3 緊急の安全点検講習会の実施など 社内安全教育を実施させる 元請 : 文書注意 1 次下請 : 口頭注意

106 発生日時 H ( 木 )11:40 地盤改良の試験施工で 土砂削孔後 ホ ンフ の圧力テストをした結果 水噴出口及びハ イフ 内に土砂が詰まったため ノズルを取外し ハ イフ 内土砂の撤去を行った 被災者本人がハ イフ 内の水のとおりを確認するため 水を出すように指示したところ ハ イフ 内に土砂が残っており 水に圧がかかり 残っていた土砂と共に一気に噴出し 水の流出を防ごうと手をかざしていたところの右手のひらを被災し はずみで転倒し右手 ( 舟状骨 ) を骨折した 被災内容右手掌部挫滅創 右手舟状骨骨折 ( 休業 70 日 ) 1 通常は行わない点検方法であるが 今回は片方づつポンプの点検を行ったため 逆流して土砂が入り目詰まりした 2 土砂の清掃後 ノズルを外していたため 通常は水圧が掛からないとの思いこみで 水流を出すことを指示した 3 飛散防止を素手で押さえようとして 水の噴出口に手をかざした 事故後の対策 1 ポンプ稼働及び点検時の詳細作業手順を作成して 手順通り行うことで事故防止に取組む体制及び安全教育の徹底による作業員一人一人の安全意識の向上を図る 2 逆流して土砂が目詰まりしないように片方づつポンプの点検は行わない 3 ノズルの通水を確認する場合は 噴水範囲には立ち入らないように行う 4 素手による作業は行わず 遮水板等を使用し 作業手袋をはめた作業とする 口頭注意

107 発生日時 H ( 火 )6:30 工事用道路に設置していた敷鉄板の位置をバックホーで修正し 工事箇所に移動する際に 上げたままのアームが 6600V の高圧線と接触し切断した 被災内容北電架空線切断 (1 戸 ~ 約 4 時間の停電 ) 1 架空線に対する注意看板が設置され障害物の存在は明確であり オペレータは注意看板を一度確認したがライフラインに対する意識が稀薄であったため アームを上げたまま不用意に移動した 2 重機作業のための作業環境の注意喚起が十分でなかった 3 現場代理人の作業環境の把握が不十分であった 事故後の対策 1 架空線位置の表示方法を 認知性の高いものに改善する 2 ライフライン事故防止意識の向上をふまえた教育を 過去の事故を例えにオペレーター作業員を含め 再度徹底して行う 口頭注意

108 発生日時 H ( 木 )8:55 固定式視線誘導柱設置箇所に購入資材の基礎ブロックを搬入 仮置きを行うため 資材業者より運搬委託されたセミトレーラ車にて積み卸し作業を行っていた 同資材の積み卸し作業を終了し 次の箇所に移動する際にユニックのブームを未格納状態で走行し 街路灯用の引き込み架空横断電線に接触 切断し 電線が接続されていた NTT 柱を傾かせた 被災内容 北電架空線切断 ( 歩道用保安灯 1 基 ~ 約 5 時間の停電 ) NTT 柱損傷 1 資材の積み卸し作業時に使用したクレーンアームの収納を行わず安易に車両移動走行させた 2 資材積み卸しの単純作業のため誘導者は作業指示 誘導 合図を兼ねる形で作業員を配置していたが 作業形態が明確でなく安全に対する意識が不十分であった 事故後の対策 1 前日に翌日作業予定箇所の現地確認を行い 架空線の設置状況の確認を行う 2 朝礼時に作業内容と架空線の位置等を工事関係者に周知徹底する また 購入資材運搬業者に対しても現地搬入前に作業内容の確認と架空線の位置等を周知徹底する 3 移動式クレーン バックホウなど重機の移動は 必ずブーム アームを収納 折りたたみ誘導員の指示で移動を行う 4 架空線の箇所に頭上注意架空線有の標識を設置しオペレーターに注意を促す 5 重機作業 資機材の搬入荷降ろしの際は 必ず作業指示者及び合図者を配置し 電線等との接触防止を図り事故防止に努める 不問

109 発生日時 H18.9.2( 土 )15:35 止水型枠の切梁材 ( 山留材 300H) の解体作業を 4 名の従事者で実施していた 地面で枕木を敷き水平状態に保ち切梁材の連結ボルトをインパクトレンチを使用し解体していたところ 何らかの要因でコマのゴムリングがずれピンが飛び被災者の右目に接触したものと推定される 目撃者もいなく 被災者本人も一瞬の出来事であり何が飛んできたのかわからないうちに被災した 被災内容右眼球打撲 強膜裂傷 前房出血等 ( 休業 30 日 ) 1 使用していたインパクトレンチのコマを連結するピン及びゴムリングに劣化が見られた 2 ピンについては 購入の際に付属されてくる純正のピンではなく 他機具の鉄ピンまたは釘状のものを加工して代用しており 純正のピンより数 mm 長いものを使用していた 3 ゴムリングについては 些少ではあるが使用による劣化によるものと思われる裂けや伸びが見受けられた 4 使用機具の点検と管理が不十分であった 事故後の対策 1 メーカー純正部品 ( コマ ピン ゴムリング ) の組み合わせを使用するよう管理し徹底する 2 作業終了後は必ず分解して保管し 作業前に組み立てながら消耗品の状態を確認する 3 空転は事故に繋がる恐れがあり極力避ける 4 作業中にゴムリングがズレないよう また ズレたと思われる際の確認作業を徹底する 5 ボルトや解体の対象物に錆等の飛散する可能性がある物質が付着している場合は 事前にケレン等を行う 不問

110 発生日時 H18.9.6( 水 )14:50 道路横断管渠 (φ600) 内の土砂撤去作業を吐口側から散水車を使用し行っていたが 高圧ホースが入らなくなり吐口側からのみでは土砂撤去が不可能になったため 呑口側から高圧ホースで土砂を流し出すことにし 高圧ホースを管渠に通すための穴を開ける作業を実施していた 当初は呑吐口にバックホーを配置し 管渠内に通したワイヤーを上下流に引く作業で穴を開けていたが 現場責任者が不在時に 吐口側からのみバックホーでワイヤーを引き 穴を開ける作業方法に変更していた 呑口側の被災者とバックホーのオペレーターはワイヤーが管渠内に引き込まれると思い あわててバックホーにワイヤーを取り付けた直後 吐口側のバックホーがワイヤーを引き バックホーのバケットと管渠の擁壁に挟まれ骨盤を骨折した 被災内容骨盤のうち右仙骨 恥骨 座骨骨折 ( 休業 60 日 ) 1 施工機械の作業範囲をセーフティーコーン ロープ等で囲っておらず 作業員の待機場所が不明確であった 2 作業員個々の作業内容把握と 合図連絡が不十分であった 3 下請の責任者が現場に不在であり また現場責任者も一時 現場に不在であった 4 現場責任者の指示を受けずに作業方法を変更した 事故後の対策作業中のツールボックスミーティングを利用し 予想される災害やより安全な作業手順の選択などについて それぞれが注意しあえる環境作りをするよう対処していく 指名停止 2 週間

111 発生日時 H18.9.7( 木 )13:20 ボーリング資材を特装車 ( キャリアダンプ ) にて運搬する作業中 堤防天端を後進で走行していた特装車が 後ろ向きの運転で操作を誤り急ブレーキをかけたところ 車体が傾き堤内側に横転した 運転者は投げ出され法尻に転落し 横転後法尻を自走してきたキャリアダンプに轢かれて被災した 被災内容骨折 圧挫傷 打撲 ( 休業 30 日 ) 1 キャリアダンプ走行において 運搬経路図による明確な走行個所の指示がなされていなかった 2 運転者 ( 被災者 ) は雨が降り出し資材運搬を急ぐ気持ちから 方向転換をせずに後進走行をしてしまった 3 キャリアダンプの作業手順書に後進走行禁止 誘導員の配置の記載がなかった 4 なれた作業 なれた作業員 現場任せの雰囲気が安易な行動に表れ重大な事故に繋がった 事故後の対策 1 主任技術者および作業責任者による現場踏査を基に 運搬経路図 を策定し 走行指示を行う 2 作業責任者は天候の悪化など現場状況に変化が生じた場合は速やかに主任技術者に作業判断を仰ぐとともに 作業手順を遵守するよう作業員の再教育を行う 3 キャリアダンプの作業手順書は 後進走行を禁止する項目 走行時には必ず誘導者を配置する項目を盛り込んだ手順書に改訂する 4 担当技術者による現場パトロールを 1 日 1 回から 1 日 2 回行うよう強化する 5 使用したキャリアダンプは平成 13 年以降 厚生労働省で定める特定自主検査を行っていなかったことが判明したため 今後は使用する作業機械 機器類は 法令等の点検済みであることを確認し使用する 不問

112 発生日時 H18.9.9( 土 )15:00 照明灯基礎布設作業を 2 名で行っていた 基礎を設置するため バックホーにより掘削を行い 床均しも完了させていた 基礎ブロック ( ) を設置し 布設位置の微調整のため掘削部に入り作業を行っていたところ 掘削法面の高さ H=0.9m より転石 (φ20cm 程度 ) が右足甲部に落ち被災した 被災内容右足部挫傷 ( 休業 7 日 ) 1 作業前の法面の点検と確認が不十分であった 2 深さ H=1.5m 以上で必要となる 昇降設備 ( はしご ) が設置されていなかったので浮き石の原因となった可能性がある 事故後の対策 1 掘削部での作業の際には 事前に法面の点検を徹底し 浮き石等落下の防止のため法面にネットを設置し 危険箇所を未然に取り除く 2 掘削深 H=1.5m 以上あることから 昇降施設が必要となるため はしごを設置する 不問

113 発生日時 H ( 月 )15:50 土砂仮置場において 土砂を降ろしたダンプトラック (10t 車 ) が 荷台の降りた事を確認 ( 仮置場で運転手は ダンプトラックの外に出て周囲を確認 ハ ックホウのオペレータも確認 ) したのち 工事現場へ戻るため村道を走行していたところ 運転手が気付かない間に荷台が上昇し 引き込みの北電線を切断した 被災内容北電架空線切断 (1 戸 ~ 約 1 時間 40 分の停電 ) 1 ダンプトラック運転手のヒューマンエラーによって発生した事故であるが PTO スイッチの切り忘れ状態の走行は ダンプトラックのエンジンに多大な負荷をかけるため 一般的には考えられないが 運転手の PTO スイッチを切ったという思い込みによる事故である 2 当作業に当たって架空線の事前調査 ( 位置 高さの確認 ) が徹底されず 安全教育 指導等に不備があった 事故後の対策 1 ライフライン事故防止に向けて ライフライン事故防止の手引き ( 案 ) 参考資料 ( 平成 17 年 5 月 ~ 北海道開発局事業振興部工事管理課 ) を基に 運搬路途中にある架空線の再度の確認及び 架空線切断事故防止のパンフレットを活用するなど オペレーターを含めて安全教育を実施するよう指示した 2 各工事の現場代理人を招集し ライフライン位置の再確認と事故防止徹底について指示した 不問

114 発生日時 H ( 月 )8:30 トンネル内でトンネル底版コンクリートを 10~30cm 程度 被災者がブレーカーで取壊し作業中 一輪車で運搬していた作業員が来たので作業を一時中止して待機していた 一輪車で運搬している作業員が段差で身動きできなくなり その様子をみて その一輪車を押してあげようとして 被災者が使用していたブレーカー ( 重量 18kg) から手を離し 壁に立て掛けたところ ブレーカーが倒れブレーカーのハンドルが右足人差し指に当たり負傷した 被災内容右 2 趾基節骨粉砕骨折 ( 休業 56 日 ) 1 狭いトンネル内での作業 2 ブレーカーから手を離す時 壁に立て掛けたこと 3 安全靴の未着用 事故後の対策安全教育の強化と再徹底及び 入坑時に作業責任者が保護具着用の確認を着実に行う 不問

115 発生日時 H ( 月 )9:05 架空線直下近傍に埋戻用掘削残土を堆積後 バックホーで堆積土の上に乗り 法面整形作業を行った 整形作業が終了し 移動するため 後方確認をしようと堆積土上で旋回した際にバックホーブームが架空線に接触し切断した 被災内容北電架空線切断 ( 乳牛の牧場 4 戸 ~ 約 2 時間 40 分の停電 ) 1 重機は堆積土上で作業しており 架空線との離れが十分ではなかった 2 現場代理人 作業員の作業途中における架空線と重機の距離の誤認識 3 土工作業中は常に合図者が安全確認を行っていたが 土工作業が終了し 次作業への移動開始時に合図者が現場を離れたため 確認行為が手薄となった 事故後の対策 1 重機の作業は 移動も含め必ず合図者の指示で行う 2 バックホーの移動時は ブーム アームをたたみ 合図者の確認後移動する 3 合図者は機械ごとに選任し 運転停止まで機械から離れない 4 架空線付近での作業は原則行わない 5 作業現場内 架空線の前後 3m に架空線より下 2m 以上の高さにトラロープを張り 三角旗を 1m 間隔で取り付けてオペレーターの視認性を高める 6 架空線直下からブームが届かない距離 (7m 程度 ) にバリケード カラーコーンを設置し 作業警戒区域を明確にする 7 事故再発防止のため 現場関係職員 現場関係作業員を対象として緊急安全大会を開催する 8 オペレータから見やすい位置に注意喚起を促す看板を設置すること 口頭注意

116 発生日時 H ( 月 )10:15 仮設道路切替に伴う親杭の打込準備として 作業員が建込定規上で杭芯位置決めの作業をしていた この際 建込定規横に 55t クローラクレーンにて仮置きされた 4 本 (4 段積 ) の親杭の内 2 本が崩れ 杭芯位置決め作業中の作業員が建込定規と親杭の間に右足首付近を挟まれ 被災した 被災内容右腓骨開放骨折 ( 休業 32 日 ) 1 作業手順を守らなかった 2 台木を使用しなかった 3 転倒防止の措置を講じなかった 事故後の対策 1 仮置き済みの資材は一段に置き直し 打込箇所には直接持っていく 2 作業場所の側には小分けはしない 3 荷の置場は確実に安定する場所に置く 4 作業手順の確認 5 見張り員の配置 ( 下請主任技術者又は元請職員 ) 6 安全パトロールを月 1 回から月 2 回に増やし 作業員の安全に対する意識を向上させる 7 建災防が実施する 建設工事に従事する労働者にたいする安全教育 を受講し安全意識の向上をはかる 口頭注意

117 発生日時 H ( 金 )9:35 台風による時化対策として既完成部分の本体工 (40m) を保護するため 同堤体天端まで消波ブロック (10t クリンガー ) を仮設置していたが 台風通過に伴い工事を再開するため 120t 吊起重機船 ( 潜水士による補助 ) により 同ブロックの除去据付作業を行っていた際に 全 20 個のうち 7 個目を終了し 次に吊り上げる 8 個目の玉掛準備のため消波ブロックの状態を確認しようと潜水を行っていたところ 右後方から滑動してきた同ブロックと基礎捨石 ( 中割石 ) との間に右足を挟まれ負傷したものである 被災内容右大腿骨大転子骨折右大腿挫創 ( 休業 21 日 ) 1 潜水士の作業慣れといった意識も重なり 消波ブロック除去後の下層ブロックの挙動に対する安全確認が不十分であった 2 浮遊砂により視界が不明瞭な状況でのブロック除去作業であった 事故後の対策 1 潜水作業全般について 濁り発生時の潜水作業に関し工種毎の作業の打ち切り判断の目安となる視程等を定め作業手順書に規定する 2 消波ブロック除去作業における潜水作業の安全を確保するためのブロックの挙動や安定化の確認等について作業手順書に記載する 3 同内容を自社 CHOSMS( 建設業労働安全衛生マネジメントシステム ) に今回の労災事例を新たなリスクとして追加することにより リスクアセスメントの充実化を図る 4 安全教育 KY 活動等を再度実施し 作業員全員に対し安全意識の向上を図る 5 潜水作業に従事する作業員を主体に再発防止について協議し 類似事故の再発防止対策を検討するとともに 潜水作業員に対し安全意識の向上を図る 口頭注意

118 発生日時 H ( 土 )14:15 2 名により工事現場にて クレーン装置付 7t 積 2.9t 吊トラックを使用し 使用しなくなった資材 ( 型枠等 吊上時重量約 300 kg) を現場事務所資材置場へ運搬する作業中 工事現場にて資材の積込みを終了させた後 運転者は 通常はクレーンのブームを収納し 次にアウトリガーを収納する手順を アウトリガーの収納を先に行った事によりクレーンのブームも収納したと思いこみ そのまま林道を走行した 国道に出ようとした時 上空を横断している NTT 架空電話回線をブームを上げた状態で切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (2 戸 ~ 約 4 時間の不通 ) クレーン作業者がクレーンアームを収納後アウトリガーを収納する手順を怠った 事故後の対策 1 クレーン等の作業時には手順通り実施しているか クレーン作業担当者が責任をもって必ず確認するように指導 徹底させる 2 現場出入り口に高さ制限ゲートを設置する 3 架空線に標識テープを設置する 口頭注意

119 発生日時 H ( 金 )13:10 2 車線道路を延長約 190m 片側交互通行規制し 歩道設置工事を施工していた 被災者は工区中央付近の作業車両から 起点側の排水工目地作業を行うため 資材を 1 輪車に乗せて規制区間内を移動していた 資材運搬車 ( 事故車 ) は工区終点側で U 型側溝を荷卸しした後 余剰資材のコンクリート管を積み込むために起点側に向かって後退したところ 小走りで移動していた被災者を後方から轢いてしまった 被災内容両側外傷性血気胸 ( 死亡 ) 1 国道は後退方向で緩い内カーブであり運転手は後退しやすかったと思われる 2 現場代理人等は二次製品が搬入されることを誘導員 作業員に知らせ 車輌が後退する際は必ず誘導員が誘導することを徹底する必要があった 3 現場に出入りする車輌には現場内徐行等安全運転を指導する必要があった 事故後の対策 1 現場代理人は下請け技術者 作業員 交通誘導員に午前午後の仕事前にミーティングを行い作業内容 資機材搬入予定の周知徹底を行う 2 予め誘導員を指名し 現場内工事車両の誘導を徹底させる 3 現場に出入りする運送業者 資材納入業者に対し 現場内は誘導員の指示に従わせる 4 現場内最徐行を文書により徹底させ 出入りする運転手に確認する 指名停止 2 週間

120 発生日時 H ( 木 )8:45 0.7m3 級バックホウのバケット交換が必要となり 一次下請主任技術者の誘導でバックホウ運転手 ( 二次下請主任技術者 ) と 2 名でバックホウが置いてあった圃場から隣接の圃場に行き バケット交換し再び戻って作業を行う予定であった しかし 圃場と隣接圃場の間に町道があり 境界には NTT 電話線が町道と平行して架かっていた バックホウは ブームを下げ誘導員の合図誘導でこの架空線下を通過し 町道を横断してバケット交換を行った その後 再び復路において誘導員の合図誘導で町道を横断移動中に 町道を一般車輌が近づいてきたので 誘導員は一般車輌に停止するよう合図誘導しながらバックホウを走行させた バックホウ運転手も誘導員の指示に従い 往路と同じバックホウブームの高さで通過しようとしたが 道路と圃場に高低差があったため 架空電話線と接触し切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 2 時間 20 分の不通 ) バックホーが町道横断時に 一般通行車輌が来たことから 周囲の安全確認とバックホー誘導作業が重なって誘導がおろそかになり 不適切な指示を与えた 事故後の対策 1 重複作業をしないように 重機車輌自走時には 重機誘導と交通誘導に分けて誘導員を配置する 2 架空線下を通る時は 誘導員が離れている状態では走行しない等 合図方法等の再確認を行い 教育指導を徹底させる 3 現場出入口に上部にロープを張った高さ制限ゲートを設置する なお 設置できない時は 架空線注意標識を付け注意を促す 口頭注意

121 発生日時 H ( 月 )16:45 1 次下請け業者オペレータ運転のタイヤショベルに砕石を積み込み 国道を横断しようとして 病院の送迎マイクロバスと接触した 被災内容 左大腿骨遠位部骨折 ~1 名 右下腿骨解放骨折 ~1 名 鎖骨骨折 ~1 名 軽傷 ~12 名 病院送迎バスの見落としが大きな原因と思われる 事故後の対策 1 工事用車輌が公道に出る際は必ず誘導員を配置する 2 誘導員の配置を明確にするために全体平面図を作成する 3 前日の打ち合わせで作業毎の出入れ口を限定する 4 安全打ち合わせ表の改善 5 日々の作業手順の再確認 6 朝のミーティングで作業手順を周知し 危険予知活動を行う 7 タイヤショベルに物を積んで公道上を走らない 8 タイヤショベルは返却するが今後 必要とする場合はあらかじめ施工計画に記し 承諾を得た上で使用する 指名停止 2.5 ヶ月

122 発生日時 H ( 水 )12:40 切羽支保の掘削を完了した時点で ずり搬出作業中にトラクタショベルのバケットがロックボルト座金支保に接触し向きがずれ かつ曲がりが生じたロックボルト座金を マンゲージ上にて 通常ロックボルト挿入に使用していた専用治具を上下入替えて使用し 座金の曲がりを補修しようとマンゲージで押し込んだ際 専用治具が滑り 左足小指及び足の甲を受傷した 被災内容左第 5 中足骨 基節骨開放骨折 ( 休業 14 日 ) 1 被災者が プレートの破損の補修を作業長に報告せず単独行動にて行った 2 削孔後の孔荒れなどにより 手によるロックボルト挿入が困難となる場合 専用治具を使用していたが それを用途外に使用していた 3 支保部材に変状があった場合 報告する様 指導していたが報告がなされないまま作業を行った 4 事故発生時に監視員 ( 世話役 ) が別作業のため坑外に出てしまい 監視員が不在となっていた 事故後の対策 1 支保部材に異常を生じた ( 発見した ) 場合には 作業責任者等に対して報告を行う様 指導徹底する 2 ロックボルト打設に使用していた専用治具は ロックボルト挿入以外の用途には使用しない様 指導徹底する 3 突発的作業 ( 非定常作業 ) が生じた場合 下請会社の勝手な判断で行わず 報告 連絡を行い 企業体指示の下 作業に着手するよう再度指導する 4 指示された作業以外は行わないということを再度徹底する 5 安全担当職員を配置して 作業の監視を強化する 不問

123 発生日時 H ( 木 )5:15 プロテクター解体工事で 山側鋼矢板取り外し作業時に 玉掛け者が高所作業車で最上段の鋼矢板に吊具を取り付け 合図者の合図でワイヤーを張った後 2 枚目の鋼矢板に仮止め金具を固定し 本締めボルトを緩め 鋼矢板を吊り上げ山側に降ろした 被災者が玉外しを行った後 手元の作業員は 2 枚目の鋼矢板が傾いていることに気がつきその場を離れたが 被災者は気がつかず 落下してきた鋼矢板に接触した 被災内容左大腿骨転子骨折 左大腿骨顆工骨折 ( 休業 60 日 ) 1 仮止め金具設置後 その金具の設置状況の確認作業が行われなかったため 設置ミスを発見することが出来なかった 2 仮置き場を落下の危険のある範囲内に設けたことにより事故が発生したと考えられることから 作業手順の不徹底があったと思われる 事故後の対策 1 仮止金具取付けについて再教育を行う 2 仮止金具の取付け確認は 作業者 作業指揮者及び安全管理職員の 3 名により行う 3 仮止金具の色を蛍光色とし 反射材 発光ダイオードを取り付け 夜間において視認しやすいものとする 4 鋼矢板に番号をふり 仮止金具の取付位置の確認をしやすくする 5 落下危険範囲内の立入禁止措置を講じ 仮置き場を落下危険範囲外に設ける 6 監視のため 見張り員の配置を行う 文書注意

124 発生日時 H ( 月 )10:30 重力式擁壁のコンクリート打設中 コンクリートポンプ車のブームを水平移動させようとした時 ブームの根本部分が立ち上がり北電柱から民家へ引き込んでいる電線に接触し切断した 被災内容北電架空線切断 (1 戸 ~ 約 2 時間 30 分の停電 ) 1 コンクリートポンプ車の据付位置が 引き込み電線の直下であった 2NTT 線には切断防止のための見出しを設置していたが 引き込み線には設置していなかった 3 合図者が擁壁施工の位置にいたため 引き込み線がコンクリートポンプ車の背後になり 注視不足であった 4 作業手順書を基に再度現地との整合の確認を行っていなかった 事故後の対策 1 作業手順書の見直しをする 施工時の障害物への対応を考慮し 建設機械の改善 ( 国道横断線のある位置には機械を据え付けない ) 合図者等の位置 ( 架空線が確実に見える位置への変更 ) を改善する 2 作業手順書を基に打ち合わせを行い 作業前には現地で再度確認する 3 想定される事故原因に対する安全教育を再徹底する 口頭注意

125 発生日時 H ( 火 )11:45 モルタル吹き付け作業を終了し 1 次下請け作業員が 1 人でコンクリート圧送ポンプの清掃を行っていた 圧送ホース内に残ったモルタルを排出するため コンクリート圧送ポンプを作動させながらホースで注水していたとき ホースが圧送ポンプの回転軸に巻き込まれ ホースを引き抜こうとしてホースごと左腕を回転軸に巻き込まれ被災した 被災内容左前腕部切断 ( 橈骨 尺骨開放骨折 )( 休業 180 日 ) 1 作業手順書 作業指示書等では機械の清掃時には電源を切ることとなっているが 事故発生時の作業では電源を切っていなかった 2 新規入場者教育 作業打合せ KY 等 一通り実施されてはいるが 巻き込まれ事故等に対する実際上の安全体制の確保や指導がされていなかった 3 コンクリートミキサー 圧送ポンプでは回転部が露出しているが防護装置がない 事故後の対策 1 作業手順書 作業指示書 標準作業手順書に示されているミキサー等の作業機械の清掃時には電源を切って作業することの徹底を図る 2 回転部分がある機械の操作では巻き込まれ事故を防止する安全教育や指導を徹底する 3 回転部に近づけないような防護措置の設置する 指名停止 2 週間

126 発生日時 H ( 金 )10:25 新設樋門呑口水路部において 大型連節ブロックの布設作業を行っていた 布設後にブロック目地の微調整を金テコを使用して行っていたが その際ブロックから金テコが外れ 反動で呑口水路河床部 (H=1.5m) に転落した 被災内容左踵骨骨折 ( 休業 42 日 ) 1 作業前に安全指示を行っていたが 墜落防止に関する具体的な指示が行われていなかった 2 作業現場付近に墜落危険個所があるにも関わらず 墜落防止対策が行われていなかった 3 連日の同一作業により 作業員の安全意識が低下していた 事故後の対策 1 各作業における作業手順を見直し 具体的な指示を行うとともに厳守させる 2 呑口水路部への墜落防止のため 防護柵を設置する 3 朝礼時に作業内容 作業人員 注意事項等の確認を徹底し KY 活動の実施により安全に対する意識を高める 不問

127 発生日時 H ( 金 )14:35 発生土の仮置場でバックホウと 10t ダンプで積込 運搬作業中 無資格者がバックホウを運転し 発生土の山にバックホウを上げて積込作業をしようとした際 登坂中に足場が滑り ブームが起き上がり その反動で機体が浮き上がりそのまま後方に転倒した 被災内容 けがなし 1 バックホウ専任のオペレータを配置していなかった 2 ダンプの運転手は無資格でバックホウを操作した 3 オペレータが交替するとき キーを付けたまま離れた 事故後の対策 1 運搬 積込機械の運転員を別々にし 作業体制 指揮者の責任を明確にする 2 運転員が機械から離れる時は 機械にキーが付いたまま離れるのを防止する 文書注意

128 発生日時 H ( 水 )16:50 現場車両のユニック車が帰社途中にブームを格納し忘れ 案内標識 2 基 北電架空線に接触し 北電柱が倒壊 ( 木製 ) 北電高圧線が道路上に落下した 被災内容北電柱倒壊 (27 戸 ~ 約 7 時間 30 分の停電 ) 資材等の荷下ろし後ユニック車ブームの収納確認をしないで走行した 事故後の対策クレーンの作業手順書に基づき クレーン操作担当者がブームの収納確認を必ず実施することを周知徹底させる 文書注意

129 発生日時 H ( 金 )9:15 幹線用水路から分岐する第 3 直分工 ( 管水路 ) の改修工事において 埋戻しに使用する現地発生土の土質状態が悪かったため 急遽 購入土での埋戻しに変更することとした 1 台目のダンプから購入土を降ろした後 仮埋戻し作業中だったバックホウは 予定より早く到着した 2 台目のダンプを見て 置場が狭いと判断し 合図者の指示がないまま ヤードを確保しようと降ろした購入土を移動させようとした その際 旋回したバックホウのアームが 民家への引込み NTT 架線 ( 高さ 5.1m) に接触し 切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 3 時間の不通 ) 当該工事の施工区間には NTT 引込線が横断しており 高さを確認し 架空線注意 ののぼりを設置して合図者も配置していたが 結果的に周知徹底されておらず NTT 引込線切断を招いたものである 事故後の対策 1NTT 線引込線の高さ H=5.1m にとどかない機種に変更する 2 架線の両サイドに単管を立てて 架線から 50cm 下にロープを張り三角旗を等間隔に配置し 上空に架線が有る事の意識を持たせる 3 合図者の教育を実施して ハ ックホウの合図から離れる時は機械の停止を行うように指導する 4 合図者と書いた反射式のチョッキを着用させ 現場内での合図者を明確にする 口頭注意

130 発生日時 H ( 金 )9:49 情報ボックス管に気付かずガードケーブル支柱を打ち込み コンクリート管を突き破り 通信ケーブルを破損させた 被災内容東日本高速道路 の道路情報板の遠隔操作不可 ハイウェイテレフォン不通 ( 約 2 時間 ) 作業着手前に地下埋設物の位置等について 事前確認及び作業指示を行っていなかった 事故後の対策作業着手前に地下埋設物の位置等についての事前確認を行い 作業指示することを周知徹底させる 口頭注意

131 発生日時 H ( 土 )15:30 情報ボックス埋設標識の基礎ブロック設置のために 0.2m3 級バックホウで 1.0m 程度掘削していたところ 地下水水道管 (φ50 ポリ管 ) に接触し切断した 被災内容水道管切断 (3 戸 ~ 約 19 時間 30 分の断水 ) 作業着手前に地元住民から地下埋設物の聞き取り調査及び確認を行っていなかった 事故後の対策作業着手前に地下埋設物の事前調査及び確認を行い 作業指示することを周知徹底させる 不問

132 発生日時 H ( 火 )17:00 鋼矢板打込作業終了後に帰宅しようとした二次下請作業員が 通勤車兼作業工具運搬車の出口側に 0.45m3 級油圧ショベル ( 掘削作業に使用 ) があったため 油圧ショベル管理者 (1 次下請 ) にカギを借り 障害にならない前方に移動させようとした際 NTT 架線にアームを接触し切断した 被災内容 NTT 線切断 (1 戸 ~ 約 2 時間の不通 ) 1 当該工事の施工区間は 当初より電線 NTT 架線及び水道管の埋設があることが確認されていたことから これらに対して看板等の明示や防護施設を設置するとしていたが 当日の事故発生箇所には 直接的に防護する対策を取っていなかった 2NTT 架線に接触した油圧ショベルを管理していた者が 管理者以外の者が運転することに対して 注意喚起も行わず不用意に鍵を渡してしまった 3 予定外の作業に対する安全管理の注意 確認の指示系統の徹底がなされていなかった 4 事故発生の午後 5 時 00 分は 当該箇所における視界条件が悪く NTT 架線位置が明確に確認できない状況であり 作業員移動用車輌や休止建設機械の置場所についても安全管理を踏まえた計画が立てられていなかった 事故後の対策 1 架空線下を建設機械が横断する際は横断箇所を指定し門型防護柵を設置した箇所のみを通行する 2 全ての建設機械の鍵をキーボックスにて現場代理人が一元管理を行い 管理者 ( 運転者 ) 以外に渡さない 貸借を二度としないよう 作業者全員が参加する緊急安全大会等にて確認し 徹底を図る 3 照明配置計画に基づき作業箇所及び NTT 架線等に対して 照明施設を配置する 4 作業員移動用車輌の置場所を決定し それ以外に停車させないよう緊急安全大会にて作業員全員に確認 徹底する 5 休止建設機械等の置場所について 前日の作業打合せで計画を立て 毎朝の KY 活動にて全員に周知する このため 作業打合せ簿と KY 活動を同一の様式で行える内容を変更する 6 予定外作業に対する指示を 現場代理人または監理技術者に必ず確認することとし 作業員全員が参加する緊急安全大会にて周知 徹底を図る 口頭注意

133 発生日時 H ( 土 )10:14 ボックスカルバート工において 土留工に使用していた鋼矢板を圧入機で引抜き その矢板を合図者の指示によりクレーンで仮置き場所に移動し ワイヤーを巻き下げ地上に設置した時点で合図者の停止指示があったが オペレーターの停止操作が一瞬遅れワイヤーがたるんだことから矢板が倒す方向と逆に傾き 地先に引込んでいる北電線及び NTT 線を切断した 被災内容北電 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 1 時間 30 分の停電 約 2 時間 30 分の不通 ) 架空線に接近した作業であり 僅かな判断の遅れにより事故が起きる可能性があったので 監視をする人間を配置する必要があった 事故後の対策 1 オペレーター及び合図者に無線機を携帯させ 無線機を使用し言葉で指示する 2 監視員を配置し旗で指示を出す 3 ブームを架空線の下 1m 以下で作業する 4 架空線横断箇所の矢板を 2.5m 以下で切断する 5 矢板仮置きヤードを架空線下から 10m 以上離す 6 合図員の他に架空線とブームを見張る監視員を配置し旗で指示を出す 口頭注意

134 発生日時 H ( 土 )16:45 伐木をアームクレーン仕様バックホウ 0.4m3 級にて荷吊り旋回し 法面上に伐木を仮置きして 150t クレーンにて搬出作業を行わないこととし そのまま存置して終了することとした その際 バックホウオペレーターの指示により 被災者が伐木にまたがり玉掛ワイヤーを取り外した際に伐木が滑り出し 約 18m ほど滑落し 転落負傷した 被災内容右肋骨骨折 ( 休業 2 日 ) アームクレーン仕様バックホウで斜面へ一時仮置きし 150t クレーンで搬出することとしていたため 作業員が斜面上で吊り替え作業を行わざるを得ず 潜在的に滑落の要因を含む作業となっていた 事故後の対策 1 法面作業を行う作業員が安全帯を付けていることを元請職員が確認し 作業中における使用の遵守を徹底させる 2 伐木を斜面の不安定箇所に仮置きすることはせず ウインチで引き上げ 引き下げして集積処理する 3 高所及び法面作業時の安全帯使用について周知させ 作業形態にあわせた親綱 安全帯の使用を徹底する 4 元請職員の監視を強化し 作業手順 安全不備が生じた場合 即時作業中止させる 口頭注意

135 発生日時 H ( 月 )10:35 町道取付部堤外側への築堤盛土作業として盛土材運搬 巻きだしをダンプトラック 3 台 作業誘導員 1 名及びブルドーザ 1 名の計 5 名により行っていた ダンプトラックが盛土材料の土砂を築堤天端に荷下ろし後 荷台を下げながら前方に 10m 程度走行したところ 築堤上空 ( 高さ 4.5m) を横断していた NTT 架空線に接触し切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (8 戸 ~ 約 3 時間の不通 ) 11 次下請の KY 活動で 架空線注意及び誘導員の指示に従うこと と注意喚起されていたが ダンプトラック運転手は前方不注意と荷台を上げたままの不適正な走行を行った 2 作業誘導担当は責任者が不在で KY 活動でも架空線注意喚起がされていない その作業誘導者は架空線がすぐ近くにもかかわらず 荷下ろしのトラックに注意指示を出さなかった 3 架空線横断箇所に頭上注意の標識はあるものの 施工計画書や作業手順書には現場内架空線に対する記述や切断防止対策は見られず誘導員の役割も曖昧で 元請 下請の施工管理に不備がある 4 作業打合せ等で 下請に架空線接触への具体的な指導 指示を行った記録はほとんど無く 作業員への指導 教育が元請 下請ともに不十分で その結果運転手や誘導員の不注意な行動を招いた 事故後の対策 1 トラック運転手に適正な運転を指導するとともに 誘導者の指示による的確な指示体制を確立する 2 架空線近くでの作業では誘導不足にならないよう作業打合せで役割分担を明確化し 元請の施工管理を徹底する 3 具体的な架空線対策として 架空線の両側に高さ 4m の制限ゲートを設置する 4 作業員が不注意な行動をとらないように指導 安全教育を徹底する 口頭注意

136 発生日時 H ( 月 )11:15 宿舎解体工事のため 大型解体機械で基礎コンクリートの取り壊し作業を行っていたところ 土中埋設されていた当部所有のガス供給管に接続されていた 隣接する敷地内の配管接続部からガス漏れが発生した 被災内容ガス管損傷 (1 戸 ~ 約 1 時間 30 分の供給停止 ) 1 ガス管については 隣接地への延伸を含めて発注図に図示されていたので ガス会社で宿舎への接続閉栓を確認したが 延伸管を含めて詳細な埋設位置は不明であった 2 宿舎への接続閉栓は外見から確認できたので 解体作業の範囲内で重機のバケツのはさみで基礎を引き抜く作業に支障ないものと判断し 試掘は行わなかった 3 ガス漏れ箇所 ( 仮囲いの外側で隣接地 ) では 作業は行っていなくガス管に直接触れてもいなかったが 周辺の土質が粘土質で軟弱であったためか 大型機械による取り壊し作業の振動等により ガス管の接続部からガス漏れしたものと思われる 事故後の対策 1 地下埋設物が想定される場合 工事着手前に試掘調査を行い 埋設物の有無 位置等の確認をする 2 ガス管の試掘確認にあたっては ガス事業者の立ち会い 指導を得て実施する 3 工事着手にあたっては 具体的な作業手順 地下埋設物の位置等を 工事関係者全員に説明するとともに 朝礼 KY 活動等を用いて周知 徹底を図ること 不問

137 発生日時 H ( 木 )10:10 0.2m3 級バックホウと作業員 2 名とで掘削作業を行い 他 2 名で φ50mm の鋼管敷設作業をしていた 舗装版 ( 厚さ 3cm) を撤去し 路盤材 ( 厚さ 60cm) をすき取り 普通土を取り除く手順で作業していたところ 天端から約 70cm 地下 ( 土被り 10cm) の既設水道管をバックホウにて損傷させた 被災内容水道管破損 (22 戸 ~ 約 2 時間 40 分の断水 ) 1 役場との事前の打ち合わせにおいて水道管の埋設を把握し かつ施工計画書にて試掘を行うこととしていたにもかかわらず 試掘を行わず掘削を進めた 2 舗装撤去から普通土掘削までバックホウで行ったため 水道管の発見が遅れた 事故後の対策 1 掘削する箇所については すべて試掘を行い埋設物の有無を確認して作業を進める 2 それぞれの試掘位置については 関係機関との打合せ結果および現地状況を勘案のうえ 施工計画図にて詳細に整理する 3 作業前には 施工計画図 試掘箇所について 作業員に周知徹底する 4 埋設物が確認された場合にはマーキングを行うなど 破損に対して十分注意する 口頭注意

138 発生日時 H ( 木 )15:50 周辺排水工のトラフ敷設 埋戻し作業を行っていたところ 翌日の作業段取りのため トラフ吊金具を 0.4m3 級タイヤバックホウのバケットに入れて翌日の作業箇所まで移動した際 架空線の NTT 線をバックホウアームにて引っ掛けて切断し 更に NTT 柱が倒壊及び傾倒した 被災内容 NTT 架空線切断 NTT 柱 1 本倒壊 NTT 柱 1 本傾倒 (20 戸 ~ 約 4 時間の不通 ) 1 当日朝に作業変更があったにも関わらず作業指示以外の行動に対する連絡調整が不十分であった 2 当該箇所に架空線があることは認識していたものの 口頭での注意喚起のみの作業指示とし 架空線の高さの確認及び注意喚起等の表示を行っていなかった 3 バックホウの移動時にはバケットを格納して走行するように指示していたところであるが守られていなかった 事故後の対策 1 緊急災害防止協議会 同パトロール 事故再発防止安全大会を実施するとともに 月例の安全教育 災害防止協議会等を利用し 作業従事者に徹底した教育を行い 急な作業変更が生じた場合においても その都度安全日誌 作業打合せ記録に変更内容を記入し連絡調整の徹底を図ることとした 2 架空線の高さを確認したうえで現地にあった機種選定を行うとともに 架空線位置に 架空線注意 のぼり旗 喚起看板の設置 架空線へのフラッグの取り付け トラ模様のテープを貼り付けた高さ制限ゲートの設置を行い 重機のオペレーター 作業従事者に架空線の位置が明確に分かるようにした 3 走行時には確実にバケットを格納するよう 重機オペレーターに再度教育指導を行い周知徹底するとともに 作業時にはデイライトで作業するよう安全掲示板に表示を行った 口頭注意

139 発生日時 H ( 金 )1:05 電線共同溝車道部横断管路施工箇所において 舗装の本復旧作業中に仮舗装 仮路盤撤去中の 0.45m3 バックホウが 10t ダンプトラックに掘削仮路盤を積み込みを行っていた その際 アームを上げた状態で旋回したところ 既設架空線 1 本に接触し切断した 被災内容架空有線切断 (1 戸 ~ 約 10 時間の不通 ) 1 バックホウオペレータが架空線を認識していなかった 2 作業員が重機誘導員を兼務しており 重機誘導員が単独で配置されていなかった 3 重機等作業計画 打ち合わせにおいて架空線に対する注意はしていたが 当日作業箇所における特定箇所の架空線注意の指示をしていなかった 4 現場巡視時の確認をしていなかった 事故後の対策 1 事故発生直後に緊急安全訓練 緊急災害防止協議会実施 2 翌日臨時安全大会を実施 3 道路縦断方向の架空線のみでなく 道路横断架空線にも注意を促す三角旗等を設置 4 架空線直下に頭上注意看板設置 5 作業開始前に作業箇所で支障物の確認を行う 6 重機誘導員の専属化 口頭注意

140 発生日時 H ( 月 )8:10 橋脚の作業現場までの道路をタイヤショベル (0.4m3) で除雪作業中に 遊歩道保護用の敷鉄板にバケットがぶつかりショベルが急停止し その反動で首が大きく揺れ負傷した 被災内容頸髄損傷 四肢麻痺 ( 休業 90 日 ) 1 単純な除雪作業であるとして 作業計画書を作成していなかったことから 作業手順や安全対策が不明確であったことが事故に繋がった 2 敷鉄板の位置が明確に示されていなかったため その位置をオペレータが誤認した 事故後の対策 1 単独作業とならないよう複数者の配置とする 2 電話連絡がとれない場合には 近隣での作業者に状況確認を行わせるなどの対策を取らせる 指名停止 1 ヶ月

141 発生日時 H ( 月 )14:00 敷砂利搬入の 10t ダンプが切込砂利荷降ろし後 荷台を上げたまま前進したため上部にある NTT 引込線を切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (1 戸 ~ 約 3 時間の不通 ) 1 作業方法 ( 仮置方式 ) の変更について 一次下請業者と現場代理人或は監理技術者の意思疎通が不足し 報告がなされなかった 2 最後の 1 台分の荷降ろしに際し 運転手が ダンプの向きが直前までの荷降ろしと反対向きになっていることを失念し 合図者の合図にかかわらず一気に 3m 程前進させてしまった 3 誘導方法の徹底が不足し 合図の方法が手振りと肉声で 十分に伝わらなかった 事故後の対策 1 合図者の合図が運転手に確実に伝わるよう 合図者は視界の良い位置に立ちオ - バ - アクションで笛等を用いて合図を行い 運転者は窓を開け 顔を出して確認するように指導する 2 当該箇所においては この後も管水路工事等が予定されているので 架空線付近では荷降しをしないこととする また 注意喚起のため 建設機械等の横断箇所に単管製の門型防護柵を設置し架空線をガードするとともに 三角旗等を吊るした安全ロープを張り 視覚的にもアピールする 3 工事路線に並列して架空線がある区間については 架空線直下より建設機械寄りの位置に 運転手の視線の高さでカラーテープを吊るしたロ - プを張り 作業中でもロープ直上付近に架空線があることを認識させる 4 あらかじめ打合せた作業内容 ( 方法 手順等 ) に変更が生じた場合 現場代理人及び監理技術者に必ず報告し指示 確認を受けるよう徹底する 5 建設機械等の運転手 合図者 作業員から見える位置に ブームを下げろ 荷台を下ろせ 等のステッカーを貼り付け注意を促す 6 日頃より現場施工を担当する一次 二次下請業者に各種 KYK による指導 教育を行っているが 資材納入業者 ( 特に運転手 ) に対する打合せ 指導 教育が必ずしも十分ではなかったので 今後は各種会合にも出席させ指導 教育を徹底する 不問

142 発生日時 H ( 水 )11:00 情報板の設置に伴う矢羽根移設作業の準備として 歩道及び路肩の運搬排雪作業中 4t ダンプトラックが雪捨現場から施工箇所へ戻るため 仮設堆雪敷地から道路 ( 国道 ) へ出る際に荷台を上げたまま前進走行し 北電架空線の信号線に引っかけ切断し矢羽根を破損した 被災内容北電社内通信用架空ケーブル切断 ( 約 3 時間の不通 ) 1 堆雪場所から国道へ前進して作業箇所へ戻る際 ダンプの荷台があがっていることに気づかず北電の信号線及び矢羽根を損傷した 2 堆雪場所における注意喚起 安全意識 車両の出入りに関しては監視員の配置等が不十分であった 事故後の対策 1 ダンプの荷台収納作業を確実に行った後 必ず一度運転席より降りて目視で荷台の収納を確認後に運転を行う 2 作業員が架空線の存在を認識できる様にケーブルのメッセンジャワイヤに目印となる蛍光テープを設置する 3KY ミーティングにおいて 自分の作業に関する危険ポイントについて再認識させる 4 店社パトロールを強化し 安全管理者の行うパトロール実施回数を 2 回とし作業員の安全に対する意識の向上を図る 5 監視の強化について ストックヤード等の車両出入口に誘導員 ( 監視員 ) を 1 名以上配置する 6 ストックヤード等の車両出入口付近に安全標識を設置する 口頭注意

143 発生日時 H ( 木 )11:30 囲障工事において プレキャストコンクリート擁壁を設置するための掘削工事を行っていたところ 当部所有の給水管を破損した 被災内容埋設給水管破損 ( 約 2 時間 30 分の断水 ) 1 水道局から入手した図面に基づき試掘箇所を 5 ヵ所設定したが 一部給水管の位置が不明な部分については延長線上に設定した 2 水道局職員の立会いを得て試掘を行い 給水管ルートを確認したが一部想定した箇所があった 3 想定した給水管ルートに基づき掘削工事を行ったところ 給水管を破損した 4 試掘で給水管を確認できなく想定した場合 試掘の追加等で想定ルートの確認をする必要があった 事故後の対策 1 埋設物の資料収集チェックは入念に行い 試掘位置を決定する 2 工事着手前に試掘調査を行い埋設物の有無 位置等の確認をする 3 給水管の試掘確認にあたっては 水道局の立会い 指導を得て実施する 4 工事着手にあたっては 具体的な作業手順 地下埋設物の位置等を 工事関係者全員に説明すると共に 朝礼 KY 活動等を用いて周知 徹底を図る 口頭注意

144 発生日時 H ( 金 )13:40 道路横断部の掘削作業を行っていたところ 道路舗装際をバックホウ (0.7m3 級 ) を用いて約 1.3m の深さを掘削していた この際 掘削面から埋設されていた木塊が確認されたので これを撤去しようとした際に近接していた水道管を破損させた 被災内容水道管切断 (3 戸 ~ 約 1 時間 30 分の断水 ) 1 当初より水道管があることを確認しており 関係作業員に対し周知はしていたが 試掘の指示 指導が出来ておらず その具体的な方法 対策についての作業計画書が作成されていなかった 2 水道管の位置表示がされておらず 作業員に対し視覚による注意喚起がなされていなかった 3 大型の機械を使用し 本掘削作業と一連の流れにて作業を行った 事故後の対策 1 埋設物が想定される箇所の施工にあたっては 本作業前に試掘作業を実施し 埋設物の有無の確認及び位置的な把握 ( 深さ 離隔 ) を行う 2 試掘作業については人力及び小型機械を用いて 丁寧かつ慎重に実施することとし 市町村 担当部課の立会を得て実施する 3 黄色ののぼりや見出し杭等を設置し注意 喚起を図る 4 現場組織末端までの指示 指導の徹底として 当該作業の具体的手順 ライフライン位置等を関係者全員に対し指示するとともに 朝礼 KY 活動等を用いて周知 徹底を図る 口頭注意

145 発生日時 H ( 土 )16:10 NTT 管を先行確認のために掘っていたところ巨礫が出てきて それを除くためにバックホウのバケット操作に余分な力が掛かり NTT 管に損傷を与えた 被災内容 NTT から別会社に貸し出している回線の損傷 1NTT による立会を行っていなかった 2 埋設箇所には 埋設表示や設置養生材として砂がある物と誤認したが 現地には埋設表示板や砂は施工されて無く 砂が出るまで機械による作業を続けてしまった 3 埋設管を把握するには床堀掘削ヤードが狭かった 事故後の対策 1 作業従事者に光通信ケーブル及び水道管等の重要性を伝える 2 車両系建設機械作業計画書 には 該当埋設物 架空線の形状 深度などを具体的に図示する 3 地下埋設物を掘削する際 埋設位置から 50cm 以下は慎重に手堀で行う 4 あらかじめ試掘により確認した埋設表示を現地に設置しておく 5 地下埋設物の近接施工時は 埋設物管理者の立会を求めた上で行う 6 作業に当たっては 工種別事故防止マニュアルにより実施する 7 安全対策を作業員全体に周知すると共に 作業前に必ず改めて注意を喚起する 口頭注意

146 発生日時 H ( 金 )9:45 樋管撤去のための掘削作業のために移動中のバックホウ (0.45m3 級 ) が 光ケーブル架空線に接触し 切断させた 光ケーブルの所有者は北海道開発局であった 被災内容開発局光ファイバーケーブル切断 (CCTV カメラ 2 基制御不可 ~6 日間 ) 1KY ミーティングは実施していたが 移動中の安全についてと 光ケーブルの件についての指示 指導はされていなかった 2 光ケーブルは容易に目視できる状況であったため 簡易的な安全措置 ( 見出しリボンの取り付け ) しか実施していなかった 3 合図者が不在であった 事故後の対策 1 オペレータ等への安全意識の向上を図るため 安全に対する教育を再度 周知徹底をする 2 重機の移動時はバッケットを下げた状態での走行を徹底する 3 事故箇所の前後に 頭上注意 の標識を設置し架空線の位置を明確にする 口頭注意

147 発生日時 H ( 月 )15:55 橋台の鉄筋組立作業において ブラケット足場上で鉄筋を小運搬中に 鋼製足場板がブラケットから外れて 4.5m 下に落下し被災した 被災内容左踵骨骨折 ( 休業 50 日 ) 1 橋台のブラケット足場板は 事故当日の朝に設置され 3 箇所のブラケット部でゴムバンドにより結束されていることを 設置後目視による点検で確認されているが その内の 1 箇所又は 2 箇所のゴムバンドが切断したために 作業員の行き来に伴い足場板が移動し 板の片端がブラケットよりはずれたと推測される 2 その状態の時に作業員が足場板に乗ったため 足場板とともに落下したと考えられる 事故後の対策 1 結束用のゴムバンドを 12 番線に交換する 2 番線結束はブラケット本体上で行い縦方向のズレ 横方向のズレを生じないように結束する 3 番線結束後は複数の人間での確認を徹底する 4 鉄筋の小運搬でブラケット足場を使用する場合についても 親綱を張り安全帯を使用して作業する 5 作業前に 目視点検だけではなく 不可視部分については 手触で番線の取り付け状態を確認する 6 足場支保工の点検表項目にブラケット足場部分の点検項目を追加し 安全管理の徹底を図る 文書注意

148 発生日時 H ( 水 )13:30 用水路工区において 片側交互通行規制をかけながら除雪作業 ( 開水路工事の準備作業 ) を行っていたところ 作業車輌であるバックホウ (0.45m3 級 ) が旋回した時に バケットが走行中の軽トラック前部に接触した 被災内容恥骨部打撲 ( 全治 14 日 ) 1 片側交互通行区間であることは認識していたが 工事関係者の安全に対する認識不足から片側交互通行区間にもかかわらず 工事施工区域をはみだして除雪作業を行った 2 除雪作業についての作業計画書及び作業指示書が作成されておらず 作業員への作業内容が周知徹底されていなかったため作業機械と一般車輌の接触事故を招いたものであり 作業員が安全作業について十分理解していなかったことを 元請けとして把握していなかった 事故後の対策 1 合図者の合図が運転手に確実に伝わるよう 合図者は視界の良い位置に立ちオーバーアクションで笛等を用いて合図を行い 運転手は窓を開け 顔を出して確認するように指導する 2 交通誘導員には昼間は赤白の誘導旗 夕方の薄暗い時には点灯式の誘導棒にて誘導を行わせる 3 合図者 交通誘導員には法定教育履修者など技量を持った適格者を配置する 4 現場巡視体制の強化のため 現場代理人は午前 2 回 午後 1 回 作業手順書及び車輌系建設機械作業計画書の周知と遵守を確認する 特に片側交互規制区間の現場巡回時はチェックリストを用いて確認を行い 問題点があった場合は速やかに指導を行い是正する 5 作業員の安全意識を向上させる為に 安全大会実施計画を月 1 回から 2 回に増やして安全教育の充実を図る 6 作業前日の工程打合せ時の片側通行規制区間作業についての注意事項を 朝礼及び KY 活動で周知徹底する 文書注意

149 発生日時 H ( 木 )17:15 流入口 調整槽の頂版部にて電気設備工事を施工していた時 部品を取りに行く際に携帯電話が着信し 電話をしながら前を見ないで歩いていたところ 頂版開口部に置かれていた化粧コンパネに足を掛けた時に転倒し 化粧コンパネがずれて開き頂版開口部から転落した 被災内容右足関節脱臼骨折 ( 休業 55 日 ) 1 本人の安全に対する認識が緩慢だった 2 開口部には 人間が載っても移動 破損しない仮設蓋を設置していたが 型枠解体 ( 躯体内部清掃 ) のため蓋を外し作業を行い 作業終了時には設置していた仮設蓋ではなくコンクリート型枠の化粧コンパネを蓋としていた 3 安全教育 指導に不備があったため 安全意識の徹底が不十分だった 事故後の対策 1 作業時間以外は開口部への蓋を安全なもので確実に行うと共に 開口部作業以外が進入できないフェンス等を設置し再発防止を徹底する 2 現場内での携帯電話は定められた場所以外では行わないことを徹底する 3 作業箇所に警告を促すための標識を設置し 作業従事者による意識の向上を図る 4 再安全教育による安全への認識の徹底を図る 口頭注意

150 発生日時 H ( 木 )10:00 床固工から仮設材 ( 足場 ) を会社へ運搬中 ユニック車 (4t) のブームを完全に収納しないまま走行し 市道を架空横断する電話線を切断した 被災内容 NTT 架空線切断 (7 戸 ~ 約 6 時間 30 分の不通 ) 1 施工計画立案時 ブームの収納忘れを想定しなかったため 作業手順が作成されていなかった 2 門型ゲートなど高さ確認が出来る設備を設置してなかった 3 運転手がブームを格納したものと思いこみ 確認し忘れたこと またブーム格納作業を一人で行っていたため 格納忘れを指摘する者がいなかった 4 ライフライン事故に対する安全教育が不十分であった 事故後の対策 1 ユニック車に関する事項も施工計画書に記載し 作業手順書を作成する 2 毎朝の朝礼時 危険箇所 重要事項を全員に周知する 当日の作業分担と担当者を明確に指示する 3 現場の出入口に高さ確認用ゲートを設置する 4 ユニック車を操作 運転する場合は 必ずチェックリストによる安全確認を行う 5 ユニック車の運行の際は 運転手の他に助手を 1 名以上同乗させチェック体制を 2 重で行う 6 現場での緊急安全 再発防止協議会を行い 作業員に安全作業の意識向上を図り 再発防止に努める 7 ライフラインに対する安全教育を行い 再発防止に努める 口頭注意

151 発生日時 H ( 木 )14:00 光ケーブル敷設に伴いコンクリート柱建柱のため掘削作業を行っていたところ 埋設されている北海道電力株式会社保有の電力ケーブルを被災させた 被災内容北電高圧ケーブル破損 (982 戸 ~ 最長約 4 時間の停電 ) 1 工事着工前の現地調査が不十分で かつ埋設物の地中配線ルートを勝手に想定していた 2 北電または現地を熟知している北電関係業者の立会を求めず事前確認作業が不十分であった 3 埋設物があるという事前情報を得ていながら 上記思いこみもあり人力による試掘が不十分の状況で アースオーガによる掘削を実施した 4 高圧線の近傍作業であったにもかかわらず 高圧電気から人体を保護する措置を準備しておらず 人的被災の可能性もあった 5 全体をとおして基本的な作業手順等が明確化されておらず 意思統一がされてなかった 6 安全作業の手順が徹底されていたかという点においても問題があった 事故後の対策 1 工事着手前に占用企業者と埋設物件確認のための打合せを行い 占用企業者から埋設物件の位置 深さ等を記した図面を提出してもらい 監督職員に報告後工事着手する 2 施工に際しては 必要に応じ占用企業者の立会により掘削を行う 3 埋設物の位置 深さ等の情報を請負者からオペレーターに直接伝える 4 埋設物を確認するまでは 手掘りにより慎重に掘削を行う 5 埋設物の位置が不明な場合は 試掘又は地下埋設物位置測定器を使用する 6 占用図面と異なる位置 深さから不明な管等が出現した場合については 必要に応じて関係占用者の再立会を求めて確認に努める 文書注意

152 発生日時 H ( 金 )16:20 二重締切工の腹起しアンカープレート追加取付作業において 中詰土が 4~5 層の部分のみを作業するよう指示し 中詰土が多い部分については土を撤去後施工する予定だった このことが作業員に十分伝わっておらず 土が多い部分も着手してしまった その際 バックホウにて矢板を押さえて締め付け作業を行ったが 容易に締め付けられなかったため バックホウの運転者が運転席を離れ 作業に加わった そのとき ナットの締め付けで矢板とバケットの間に隙間ができ バケットが下がり 被災者の右手が腹起しとバケットの間に挟まれて負傷した 被災内容右中環小指不全切断 右示指末節骨々折 ( 全治 60 日 ) 1 現場代理人と 1 次下請の主任技術者とがアンカープレートの追加取付方法について検討するとしていたが 当日予定していた作業が早めに終了したことから 1 次下請の主任技術者が現場代理人と相談せず単独で判断し作業を指示した 2 作業員自らが途中から油圧ショベルを使用することで容易になると判断した 3 バックホウバケットの下で作業をおこなったことによるもので 事故や災害に対する認識が不足 作業の慣れによる注意力が散漫していた 事故後の対策 1 現場代理人及び主任技術者は 当該作業が作業手順に従い指示どおり成されているかどうかを常に確認する 2 作業中の現場においては 作業種別毎に作業指示者を配置するとともに 作業指示者がやむを得ず持ち場を離れる時は 作業を一時中断させ待機し 作業員のみで作業を進行させない 3 当日の予定作業以外の作業を行う場合は 安全性を確認後 現場代理人又は主任技術者の指示により行う 4 建設機械の使用にあたっては十分な安全対策を講じるとともに 作業時にはバックホウバケットの下で作業を行わない 文書注意

153 発生日時 H ( 金 )16:50 橋脚のシート養生作業の為 後ろ向きに移動していた被災者が 2 段目の開口部 ( 昇降用階段部 ) から高さ 1.35m 下の階段下段部に背中より転落した 被災内容第 1 2 腰椎横突起骨折 ( 休業 21 日 ) 枠組み足場の 2 段目作業床開口部に昇降用階段への転落防止用の手摺りが設置されていたが 作業の支障となるため手摺りを撤去し 転落防止対策を講じないまま作業を行った 事故後の対策枠組み足場の 2 段目作業床開口部には 昇降用階段への転落防止対策の見直しを行い 安全管理を周知徹底させる 口頭注意

154 発生日時 H ( 月 )8:45 φ3000mm 管水路における継目試験器具 ( テストバンド ) を 2.2m 先の管出口付近に移動しようとした際 試験器具が管外に出て倒れ 作業員 1 名が下敷きになった 被災内容 S 状結腸断裂 腹筋 腰筋断裂 ( 休業 30 日 ) 1 管内清掃を行うため 管出口手前 3m の位置にあった器具 ( テストバンド 重量 950kg) を移動する際 管端部近辺の作業であり 作業標準では片側から押す必要があったが 両側から押した 2 凍結していた足元に気をとられていたため 試験器具が管外に出て倒れた 3 適切な安全管理の指示や注意の徹底がなされていなかった 事故後の対策 1 安全な停止位置を明確にし 移動の際には必ず合図者を配置する 2 足元が不安定な状態とならないよう十分に準備しておき 作業開始前に現場代理人または管理技術者が確認を行う 3 作業指示打合せ 危険予知活動において一層細部の作業まで確認を行い対策の徹底を図る 4 テストバンドの搬入 搬出及び移動については安全性を確保した作業手順書に則り 安全に留意して扱うよう周知徹底を図る 5 作業員全員による緊急安全訓練や企業体事故対策会議を開催する 6 テストバンドを在置する場合の安全確保も確実に行い ストッパー及び輪止め設置の徹底を図る 文書注意

155 発生日時 H ( 火 )14:35 警戒標識更新のため 0.45m3 級バックホウにて標識基礎設置の床堀を行っていたが 地表面から 1m 付近に埋設された町所有の簡易水道管 (φ25) にバックホウの爪が接触して切断した 被災内容水道管切断 (1 戸 ~ 約 2 時間の断水 ) 地下埋設物がある場合 位置の再確認及び慎重な掘削作業を行うことが必要であった 事故後の対策 1 ライフラインが埋設されている箇所についての掘削においては 埋設予定深の上面に近づいたら人力を中心とした慎重な掘削とする 2 埋設物の損傷を与えない構造の埋設探索棒にて地山を探索して 地下埋設物の有無を確認する 3 作業当日は朝礼時に作業指示 安全指示等を徹底し作業員全員に周知する 不問

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