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1 Change and Innovation MorganStanley MUFG Chemical & New Materials Conference 2018 年 12 月 11 日 社長十倉雅和 経営戦略説明会 1-1-

2 目次 業績動向 3-6 中期経営計画の進捗 ( 全社 ) 事業部門戦略 トピックス ( 部門別 ) 今後の経営戦略の方向性 年度 IR 優良企業賞 を受賞しました ( 初受賞 ) 経営戦略説明会 2-2-

3 業績動向 経営戦略説明会 3

4 2018 年度上期業績 : 対 2017 年度上期 2017 年度上期実績 2018 年度上期実績 ナフサ価格 37,600/kl 51,100/kl 為替レート /$ /$ 増減 ( 単位 : 億円 ) 売上収益 10,403 11, コア営業利益 1,270 1, 営業利益 (IFRS) 1, 親会社の所有者に帰属する当期利益 経営戦略説明会 4

5 2018 年度上期セグメント別コア営業利益 : 対 2017 年度上期 2017 年度上期実績 2018 年度上期実績 増減 スペシャリティケミカル 増減要因 ( 単位 : 億円 ) エネルギー 機能材料 セパレータ出荷増 情報電子化学 偏光フィルム出荷増 健康 農業関連事業 ニューファーム持分法損失 医薬品 前期に一時的な事業譲渡益 バルクケミカル 石油化学 当期定期修理 その他 コア営業損益 1,270 1, 経営戦略説明会 5

6 配当方針 当社は 剰余金の配当の決定にあたり 株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え 各期の業績 配当性向ならびに以後の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し 安定的な配当を継続することを基本としております ( 円 ) 中間配当 ( 左軸 ) 期末配当 ( 左軸 ) 記念配当等 ( 左軸 ) 親会社の所有者に帰属する当期利益 ( 右軸 ) ( 億円 ) 25 2, , ,338 1, ,500 1, , ( 年度 ) ( 予想 ) 日本基準 IFRS 2016 年度まで日本基準 2017 年度から IFRS 経営戦略説明会 6

7 中期経営計画の進捗 ( 全社 ) 経営戦略説明会 7

8 中期経営計画 : 基本方針 2000 年以降前中期経営計画現中期経営計画 財務基盤の強化 事業ポートフォリオ高度化 抜本的な事業基盤強化 (3 大課題の克服 ) 収益性改善 投資の厳選 資産効率向上 優位性のある分野の見極め 経営資源の傾斜配分 ラービグ計画の推進 大日本住友製薬発足 セプラコール / ボストン バイオメディカル社買収 事業構造改善 不採算事業からの撤退 事業ポートフォリオの高度化 キャッシュ フロー創出力強化 超過収益の安定確保 規律ある積極投資 バランスシートのスリム化 情電部門新設 拡大 次世代事業の早期戦列化 環境 エネルギー ライフサイエンス ICT 境界領域 グローバル化 グローバル経営の深化 コンプライアンスの徹底 安全 安定操業の確立と継続 経営戦略説明会 8

9 2018 年度業績予想 : 対 2018 年度中期計画 2018 年度予想 2018 年度中期計画 ナフサ価格 47,000/kl 45,000/kl 為替レート /$ /$ 差異 売上収益 24,900 25, コア営業利益 2,400 2,400 ±0 営業利益 (IFRS) 2,050 1, 親会社の所有者に帰属する当期利益 1,300 1, 予想 計画ともに IFRS ( 単位 : 億円 ) 経営戦略説明会 9

10 中期経営計画 : 目指す姿対 経営目標 2018 年度予想 2018 年度中期計画 目指す姿 以下を安定的に達成 ROE 13.4% 12% 10% 以上 ROI 7.4% 7% 7% 以上 D/E レシオ 0.7 倍台 0.6~0.7 倍 0.7 倍程度 配当性向 28% ー 30% 程度 利益成長 ー ー 年 7% 以上 戦略的 M&A 枠による投資実施後 経営戦略説明会 10

11 2016~18 年度設備投資 投融資の見通し ( 意思決定ベース ) ( 億円 ) 8,000 7,000 設備投資 投融資 戦略的 M&A 枠 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1, ~18 年度の設備投資の過半を決定 最大 3,000 億円 年度 2017 年度 2018 年度 2016~18 年度累計 2016~18 年度累計 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 予想 ) ( 予想 ) ( 中期経営計画 ) 経営戦略説明会 11

12 2016~18 年度設備投資 投融資の見通し ( 意思決定ベース ) エネルギー 機能材料部門 セパレータ生産能力増強 正極材料本格進出 共通 医薬品部門 パーキンソン病治療薬買収 血液がん治療薬等買収 石油化学 2016~18 年度設備投資 投融資予想 ( 意思決定ベース ) 約 6,900 億円 スペシャリティケミカル構成比 :75% 情報電子化学部門 タッチセンサー増強 半導体材料工場新設 能力増強 フレキシブルディスプレイ材料 健康 農業関連事業部門 メチオニン増強 インド農薬会社 ECC 社買収 豪農薬会社 BRA 社買収 研究開発拠点拡充 経営戦略説明会 12

13 2016~18 年度研究開発費の見通し エネルギー 機能材料部門 電池部材 石油化学 共通 情報電子化学部門 フレキシブルディスプレイ材料 化合物半導体 健康 農業関連事業部門 次世代ブロックバスター農薬群 コメ新品種開発 核酸医薬原体 2016~18 年度研究開発費予想 約 4,900 億円 スペシャリティケミカル構成比 :9 割 医薬品部門 Napabucasin / Amcasertib ( がん幹細胞性阻害剤 ) Dasotraline ( 注意欠如 多動症 / 過食性障害治療剤 ) LONHALA MAGNAIR ( 慢性閉塞性肺疾患治療剤 ) 経営戦略説明会 13

14 主要投資案件と事業化スケジュール ( 全社 ) 設備投資案件 ラービグ第 2 期計画 投資額 91 億 US$ (PRC 社の総投資額 ) 2016~2018 年度中期経営計画 2019~2021 年度中期経営計画 アジアを中心とした幅広い産業の成長 耐熱セパレータ工場新設 増設 約 250 億円 ( 増設 ) 電気自動車 ESS 市場の拡大 PES 生産能力増強 数十億円 航空機 自動車構造材 高機能膜の需要拡大 フレキシブルタッチセンサー製造設備増強 約 90 億円 スマートフォン画面の OLED 化 フレキシブル化進展 半導体高純度ケミカル工場増強 ( 中国 / 常州 西安 ) 各数十億円 半導体市場の拡大 中国偏光フィルム製造会社子会社化 非公表 中国における偏光板の需要拡大 メチオニン生産能力増強 約 500 億円 メチオニン需要の拡大 ( 世界的人口増加 食肉需要の増加 ) 石油化学 エネルギー 機能材料 情報電子化学 健康 農業関連事業 医薬品 : 投資意思決定 経営戦略説明会 14

15 主要投資案件と事業化スケジュール ( 全社 ) 研究施設整備 ( ブラジル 北米 宝塚 ) LNG 火力発電所新設 再生 細胞医薬製造プラント新設 M&A 案件 エクセルクロップケア社買収 BRA グループ買収 投資額約 100 億円約 350 億円 1 約 36 億円約 139 億円非公表 2016~2018 年度中期経営計画 2019~2021 年度中期経営計画 ライフサイエンス分野で見込まれる高い成長 燃料 原料転換による環境負荷の低減 GMP 生産体制構築 / 他家 ips 細胞由来製品の製造 インド農薬市場の高成長 ( 人口増加に伴う食糧増産 ) 殺虫剤の農業用 家庭用 防疫用各分野における需要拡大 シナプサス社買収 トレロ社買収 約 660 億円 約 236 億円 ( 一時金 2 ) 患者の利便性向上 ( フィルム製剤 ) 再発 / 難治性急性骨髄性白血病の治療選択肢提供 石油化学 エネルギー 機能材料 情報電子化学 健康 農業関連事業 医薬品 : 投資意思決定 1 LNG の火力発電に関する建設費用と基地への出資等含む 2 別に開発 販売のマイルストンの支払いあり 経営戦略説明会 15

16 事業ポートフォリオの変化 コア営業利益と構成比の推移 2015 までは 日本基準営業利益 + 持分法損益 ( 億円 ) 3,000 2,500 2,000 コア営業利益 1,847 最高益更新 2,627 2,400 1,500 1, (500) ( 年度 ) ( 予想 ) バルクケミカル スペシャリティケミカル バルクケミカル スペシャリティケミカル バルクケミカル スペシャリティケミカル 26% 36% 26% 74% 64% 74% 2015 年度 2017 年度 2018 年度 スペシャリティケミカル領域の収益力が着実に拡大 経営戦略説明会 16

17 事業ポートフォリオの変遷 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 資産構成の変遷 バルクケミカル領域総資産 スペシャリティケミカル領域総資産 0% 基礎化学石油化学精密エネルギー 機能材料情報電子化学健康 農業関連事業医薬品 その他 消去を除く ( 予想 ) ( 年度末 ) 経営戦略説明会 17

18 キャッシュフロー マネジメント 有利子負債と D/E レシオの推移 ( 億円 ) ( 倍 ) 16, 有利子負債残高 ( 左軸 ) 14,000 D/Eレシオ ( 右軸 ) , , , , , , ( 年度末 ) 1 ( 予想 ) 年度末よりIFRS 基準 2 ラービグ第 2 期計画への出資を含む 経営戦略説明会 18

19 事業部門戦略 トピックス ( 部門別 ) 経営戦略説明会 19

20 石油化学部門 : 課題と事業戦略 / 進捗実績 課題 ペトロ ラービグ高稼働実現 シンガポール高付加価値化 事業戦略 ラービグ第 1 期計画安定稼働 進捗実績 安定高稼働維持 (2017.2Q 以降 ) ラービグ第 2 期計画建設 稼働 全製品出荷開始 高付加価値化 PP 系列一部改造 [ 自動車用 食品包装用 ](TPC) セパレータ用 PP 上市 (TPC) PPコンパウンド増強 ( 米 中増強 インド新設 ) 事業再構築 カプロラクタム事業再構築 ( 検討中 ) 経営戦略説明会 20

21 石油化学部門 : ライセンス事業の拡大 ライセンス供与技術ラインナップ PO 単産法 副産物を発生させない 収率が高く 環境負荷が小さい塩酸酸化 大幅な省エネルギー 副生物を原料へリサイクルその他技術 LLDPE LDPE(EVA) PP MMA / PMMA EPDM C4 類 当社技術をライセンス供与した設備が着実に増加 (KTA) 1,400 PO 単産法塩酸酸化 1,200 1, 触媒工場増強決定 200 PE PP 触媒 PO 触媒 稼動時期 2019 年度 1Q 2019 年度 3Q ( 年 ) ライセンス供与と触媒販売事業の拡大 安定的に収益を確保 経営戦略説明会 21

22 石油化学部門 : ラービグ第 2 期計画 第 2 期計画の進捗 2018 年 11 月現在 2019 年 2018 年 3 月全製品オンスペック 本格稼働準備中 商業運転開始予定 2017 年末 ~ 試運転実施 2017 年全プラント完成 ナフサリフォーマー アロマプラント 製品フロー ( 生産能力 1,000 トン / 年 ) 第 1 期計画 第 2 期計画 石油精製設備 エタンクラッカー ナフサ プロピレン (900 1,100) エチレン (1,300 1,600) ナフサリフォーマー パラキシレン / ベンゼン (1,300/400) フェノール / アセトン (250/150) EPDM/TPO(70/10) EVA/LDPE(70/80) ナイロン -6 (75) MMA/PMMA (90/50) 経営戦略説明会 22

23 エネルギー 機能材料部門 : 課題と事業戦略 / 進捗実績 課題 電池部材事業のコア事業への成長 エコ自動車部材事業の育成 事業戦略 電池部材の品揃え拡充 生産能力拡大 進捗実績 正極材料本格進出 ( 田中化学研究所子会社化 ) セパレータ能力増強 ( 生産能力 :1 億m2 / 年 4 億m2 / 年 ) 既存材料のエコ自動車部材への用途拡大 PES 能力増強 ( 生産能力 :3,000 トン / 年 6,000 トン / 年 ) PES エンジン制御用コントロールバルブに採用 収益課題事業の再構築 DPF 事業撤退決定 S-SBR 事業統合 (ZSエラストマー設立) 経営戦略説明会 23

24 エネルギー 機能材料部門 : LiB 用セパレータの事業拡大 韓国 ( 大邱 ) の生産能力増強を検討中 セパレータ生産能力 セパレータの市場トレンド ( 十億円 ) 金額 ( 左軸 ) 数量 ( 右軸 ) ( 百万 m 2 ) 需要拡大に応じて次期増強を検討中 1,400 1,200 1, ( 見込 ) ( 予測 ) 18,000 12,000 6, 億 m 2 Ⅰ 期 2016 年 ~ 4 億 m 2 Ⅱ 期 2017 年 ~ Ⅲ 期 韓国 日本 ( 出所 ) 富士経済 エネルギー 大型二次電池 材料の将来展望 2018 エネルギーデバイス編 事業拡大への取り組み 既存顧客の需要拡大への対応 国内顧客新規向け先に採用決定 中国 欧州顧客を中心にワーク中 SSLM 社 既存 / 新規顧客の需要拡大に迅速に対応 経営戦略説明会 24

25 エネルギー 機能材料部門 : 液晶ポリマー (LCP) 事業の拡大 LCP が次世代移動通信 (5G) 社会を支える 5Gで求められる高周波材料の特性 低誘電率 / 低誘電正接 低吸水 ( 高温 高湿下 ) ( 千 m 2 ) 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 高周波基板材料の市場推移 LCP 2,000 LCP の特性に合致 ( 年 ) 車載ミリ波レーダー 次世代 (5G) 通信 その他 当社製品ラインナップ 加工性に優れた溶融タイプ 薄膜化に最適な溶液タイプ 次世代高速通信での事業機会を確実に捉える 経営戦略説明会 25

26 情報電子化学部門 : 課題と事業戦略 / 進捗実績 課題 ディスプレイ技術の進化を支える新規部材の開発上市 デジタル革新を背景として拡大が見込まれる半導体材料事業の基盤強化 事業戦略 有機 EL 部材事業の拡大 フレキシブル部材の開発加速 進捗実績 円偏光板の販売拡大液晶塗布型品の上市と適用拡大タッチセンサーパネルの生産能力増強 ( ガラス フィルム ) 高分子有機 EL 発光材料事業本格始動 (JOLED 増資引受 ) ウインドウフィルムの量産検討機能統合型部材の開発進捗 先端材料の生産体制整備 ( フォトレジスト 高純度ケミカル等 ) フォトレジストの能力増強 ( 大阪工場 東友 ) 中国高純度ケミカル拠点の拡充 ( 西安 常州 ) 経営戦略説明会 26

27 情報電子化学部門 : 中型ディスプレイ用途の事業展開 高分子有機 EL 発光材料事業の本格始動 第三者割当増資による資金調達を実施 出資企業 金額 ( 億円 ) デンソー 300 豊田通商 100 住友化学 50 SCREEN ファインテックソリューションズ 資金調達 20 合計 470 JOLED 能美事業所 稼働開始時期 :2020 年 印刷方式有機 EL ディスプレイ量産ラインを構築 当社の高分子有機 EL 発光材料の供給 製品展開 中型サイズ (10~32 型 ) 各種ハイエンドモニタ用途 印刷方式有機 EL ディスプレイの車載等への用途拡大に期待 経営戦略説明会 27

28 情報電子化学部門 : 高分子有機 EL 発光材料の事業化 LG ディスプレイの OLED 投資計画 中国広州工場 韓国パジュ工場 基板サイズ :8.5 世代 基板サイズ :10.5 世代 投資額 : 2.6 兆ウォン 投資額 : 2.8 兆ウォン LGディスプレイが7 割出資 TFT 基板製造設備のみ 高分子有機 EL 印刷法の優位性製造プロセス RGB 印刷方式白色蒸着方式 真空中 W-OLED 増強 OLED 増強 (W-OLED 印刷法 OLED) 実機評価開始 発光材料 マスク 蒸着源 ( 百万台 ) ホワイト OLED OLED テレビ市場 印刷法 OLED 優位性 高価なマスクが不要 高い材料利用効率 優れた解像度適応性 (8K) ( 年 ) Data based on IHS Markit, Technology Group, Display Long-term Demand Forecast Tool, Q Results are not an endorsement of Sumitomo Chemical. Any reliance on these results is at the third party s own risk. Visit technology.ihs.com for more details. 次期中期計画期間中の量産開始を期待 経営戦略説明会 28

29 情報電子化学部門 : 化合物半導体材料事業車載用途の事業展開 GaAs エピウェハ 3D センサー用 VCSEL 向け需要拡大 GaAs エピウェハ p-metal contact oxide aperture Q.W. 垂直共発振器面発光レーザー p-dbr Light Output Pad-metal Polyimide n-dbr Substrate n-metal contact VCSEL 用ウェハの需要予測 1,000 枚 / 年 (6インチウェハ換算) スマートフォン 車載用途 ( 年 ) ( 出所 ) 大和証券キャピタルマーケッツ (2018 年 6 月 ) VCSEL の用途 現在 + スマートフォン 3Dイメージング ( 顔認証 ) など 今後 車載用途 + Driver Attentive Eye openess Blinks per minute Gaze vector + 運転手モニター 運転支援 自動運転 車載用途の伸長により 市場拡大を見込む 経営戦略説明会 29

30 モビリティ分野の主な製品 一部開発中案件含む 前面窓 ルーフ部材 PMMA ベースの透明樹脂を開発 石油化学部門の製品 エネルギー 機能材料部門の製品 情報電子化学部門の製品 樹脂 PP PPコンパウンド TPE PMMA ABS 樹脂 EPDM GaAsエピウエハ (VCSEL) アルミニウム 電着塗料ディスプレイ部材 偏光フィルム 有機 EL 発光材料 スーパーエンプラ PES LCP 電池部材 セパレータ 正極材 高純度アルミナタイヤ関連 レゾルシン S-SBR 経営戦略説明会 30

31 健康 農業関連事業部門 : 課題と事業戦略 / 進捗実績 課題 グローバルなアグロ 生活環境分野でのソリューション提供会社としての事業基盤の確立 事業戦略 グローバルフットプリント強化 進捗実績 エクセルクロップケア社買収 住友化学インド社との合併 新規原体の開発加速 (B2020/A2020) B2020 開発進展 ( 一部登録申請開始 ) 海外大手農薬メーカーとのアライアンス研究開発設備 圃場拡充 独自事業の拡大 ( バイオラショナル コメ事業等 ) 協和発酵バイオ事業買収ボタニカル リソーシズ オーストラリア グループ買収コメ事業本格進出 メチオニン事業拡大 新工場商業運転開始伊藤忠商事との提携を通じた本格販売開始へ 経営戦略説明会 31

32 健康 農業関連事業部門 : インド農薬事業強化 エクセルクロップケア (ECC) 社と住化インド社 (SCIPL) を統合 ( 百万 USD) 3,500 2,800 2,100 1, インド農薬市場の成長 成長率約 6%/ 年世界 6 位 ( 年 ) エクセルクロップケア社 インド北西部に強み 4,700 以上の卸にアクセス 3つの製造拠点 幅広いポートフォリオ 住友化学インド社 インド南東部に強み 9,000 以上の卸にアクセス 2つの製造拠点 Specialty 分野に強み 2020 年にトップメーカーを目指す ( 百万 USD) SCIPL + ECC 252 Syngenta インドでの主要プレーヤー別売上高 合算 2 位 (2016 年 ) SCIPL + ECC 180 United Phosphorus エクセルクロップケア社 住友化学インド社 144 Dow Dhanuka Rallis Bayer ( 出所 )Phillips McDougall 両社の販路 製品を活用した拡販 新会社の概要 存続会社 : 住友化学インド社当社持分比率 : 上場後に 75% へ統合予定 :2019 年 主な統合シナジー 混合剤の上市 拡販 グローバル製造体制の確立 成長著しいインド農薬市場でのプレゼンス拡大に大きく寄与 経営戦略説明会 32

33 健康 農業関連事業部門 : 開発パイプラインの進展 B2020 化合物用途実用性評価本格開発登録審査 INDIFLIN TM ( インピリフルキサム ) PAVECTO TM ( メチルテトラプロール ) アレス TM ( オキサゾスルフィル ) 商品名未定 ( ピリダクロメチル ) 農業用殺菌剤ダイズさび病等農業用殺菌剤コムギ葉枯れ病等農業用殺虫剤水稲主要害虫等農業用殺菌剤畑作 野菜病害 開発試験了 開発試験了 開発試験了 開発試験了 2017 年申請済 2018 年申請済 2019 年 1Q 申請予定 A2020 パイプライン A 次世代雑草防除体系用除草剤 本格開発開始 パイプライン B パイプライン C パイプライン D 農業用植物生長調整剤 農業 家庭防疫用ボタニカル殺虫剤 農業用殺虫剤難防除害虫対策 実用評価進展中 本格開発進展中 本格開発進展中 ポテンシャル売上高 1,500 億円 ~2,000 億円 経営戦略説明会 33

34 健康 農業関連事業部門 : バイオラショナル事業の拡大 バイオラショナル事業の変遷 バイオラショナル製品市場 年 トピックス 市場規模成長率 ( 年率 ) 2000 アボット ラボラトリーズ社より微生物農薬事業買収 ベーラントバイオサイエンス社 (VBC) 設立 微生物農薬 農業用 :500 億円防疫用 :117 億円 9-11% 2014 VBC オセージ工場建設 ( アイオワ州 ) 2015 マイコライザル アプリケーションズ社買収 2016 リドケム社 リゾバクター社と製品販売 開発提携 2017 協和発酵バイオの植物生長調整剤事業買収 2018 バイオラショナルリサーチセンター建設 植物生長調整剤 330 億円 3-5% 根圏製品 280 億円 10-12% バイオラショナル当社事業規模 450 億円 260 億円 2017 年 2020 年 経営戦略説明会 34

35 医薬品部門 : 課題と事業戦略 / 進捗実績 課題 ラツーダの事業転換期後の持続的成長 後発品使用促進政策への対応 事業戦略 進捗実績 後期開発品の開発加速 COPD 治療薬販売開始 ( ピーク売上高 : 約 500 億円 ) パーキンソン病治療薬承認申請 ( 同 : 約 500 億円 ) 開発品の導入 買収 シナプサス社買収 ( パーキンソン病治療薬 ) トレロ社買収 ( 血液がん治療薬 ) 糖尿病治療薬導入 (Imeglimin) 再生 細胞医薬品の開発 再生 細胞医薬製造プラント稼働開始パーキンソン病治療に関する医師主導治験開始 国内医薬品事業の構造改革 国内事業早期退職実施 ( 大日本住友製薬 ) バーチャル組織 Japan Business Unit 設置 経営戦略説明会 35

36 医薬品部門 : 再生 細胞医薬事業への取り組み 予定適応症等 連携先 予定地域 臨床研究 / 臨床試験 ( 治験 ) 世界初の他家 ips 細胞由来の再生 細胞医薬品専用の 慢性期脳梗塞 (SB623) サンバイオ北米 加齢黄斑変性 ヘリオス理化学研究所 国内 フェーズ 2b 試験実施中 1 治験開始にむけて準備中 2022 年度上市目標 2 商業用製造施設 SMaRT GMP 準拠 全工程が閉鎖系 製造ライン パーキンソン病 ( 先駆け審査指定制度対象 ) 京都大学 ips 細胞研究所 Global 2018 年 8 月治験開始 各製造ゾーンの空調系が独立 網膜色素変性理化学研究所 Global 臨床研究開始にむけて準備中 脊髄損傷 慶應義塾大学大阪医療センター Global 臨床研究開始にむけて準備中 原料や製品が外部環境 ( 非無菌の環境 ) に暴露されない状態 1 第 3 相臨床試験を予定しているが 第 2b 相臨床試験の結果によって迅速承認申請を狙う 2 上市目標は連携先との合意ではない当社の目標 1st Stage (2020 年代前半 ) 5つのPJの日米開発推進 GMP 生産体制構築 次世代技術の継続的取り込み 2nd Stage (~2020 年代後半 ) 日米での販売開始 次世代パイプラインの拡充 3rd Stage (~2030 年頃 ) 日米で複数品目の本格販売 新規事業の展開 2030 年には医薬品事業の中核事業へ 経営戦略説明会 36

37 医薬品部門 : ラツーダ ANDA 訴訟の状況 2018 年 10 月 30 日大日本住友製薬 2Q 決算発表資料から抜粋 要約 2018 年 2 月に提訴した訴訟の進捗状況 トライアル :2018 年 11 月下旬 ~12 月初め頃を予定上記準備と並行実施 : 裁判所の求めにより 被告各社と個別に和解協議中 被告数 (10 月 29 日現在 ):16 社から 10 社に減少 2018 年 5 月以降に新たに提起した訴訟 用途特許および製剤特許に基づき 別の ANDA 訴訟を順次提起 ( 訴訟相手 ) 新たに FDA に申請を行った後発品メーカー 3 社 各訴訟手続は 2018 年 2 月提訴の訴訟とは独立して進行 経営戦略説明会 37

38 医薬品部門 : 核酸医薬事業への取り組み 核酸医薬 DNA mrna タンパク質生体反応 低分子医薬品 抗体医薬品などのバイオ医薬品に次ぐ次世代医薬品 転写作用 ボナック核酸作用 :mrnaの分解 翻訳抑制 制御 ボナック 資本提携 当社 医薬品開発 トピックス東レがボナックとの共同開発剤である核酸医薬品 TRK-250 ( 対象 : 特発性肺線維症 ) のPhase I 臨床試験を開始 ユニークな核酸プラットフォーム 原薬製造 医療診断 当社が原薬を提供 GMP 基準に準拠 高収率 大量生産可能 安全性分析 長鎖核酸合成技術の遺伝子治療分野への展開など提携シナジー拡大へ 経営戦略説明会 38

39 同一コア構18 F 造( アクチニウム ) 医薬品部門 : 日本メジフィジックスヘルスケア事業の拡充 セラノスティクス Theranostics = Therapeutics ( 治療 ) Diagnostics ( 診断 ) セラノスティクスの基本概念 CRADLE 3 棟の建設 (2019 年 9 月竣工予定 ) 放射性診断薬の研究開発 治療薬の製造出荷 RI 診断薬 診断用 RI 治療用 RI RI 治療薬 隣接する日本メジフィジックス千葉工場 創薬研究所と連携 総工費 33 億円 例 ( フッ素 ) 例 225 Ac 同一コア構造 ( 分子 抗体など ) 活用 診断薬 治療薬を患部へ選択的に誘導 AMED 1 の CiCLE 2 で採択 セラノスティクスを早期に実現へ 1 AMED: 日本医療研究開発機構 2 CiCLE: 医療研究開発革新基盤創成事業 3 CRADLE: Consortium for Radiolabeled Drug Leadership 経営戦略説明会 39

40 今後の経営戦略の方向性 経営戦略説明会 40

41 21 世紀初頭からの経営戦略と業績推移 三大課題 超円高景気後退 Change & Innovation ( 億円 ) 4,000 3,500 石化事業抜本的競争力強化 ライフサイエンスクリティカルマス確保 新規事業の育成 収益低迷財務体質悪化 財務基盤強化事業ポートフォリオ高度化 3,000 大型投資実施 次世代事業早期戦列化 2,500 2,000 日本基準経常利益 IFRS コア営業利益 1,500 1, 前中期経営計画 現中期経営計画 ( 年度 ) ( 予想 ) 日本基準 IFRS 経営戦略説明会 41

42 近年の経営戦略と業績推移 :Management by Phase Change and Innovation For the next hundredth anniversary Change and Innovation ( 億円 ) Phase 1 Phase 2 Phase 3 4,000 財務基盤強化 キャッシュ フロー創出力強化 3,500 事業構造改善 事業ポートフォリオ高度化 3,000 次世代事業の開発 次世代事業早期戦列化 2,500 2,000 1,500 1,000 日本基準経常利益 IFRS コア営業利益 地球環境問題への取り組み デジタル革新による生産性飛躍的向上 イノベーションの加速 ( 予想 ) ( 年度 ) 日本基準 IFRS 持続的な価値創造の実現へ 経営戦略説明会 42

43 地球環境問題への取り組み 1800 年から 2100 年までの気温変化 ( 観測と予測 ) ( ) 最大 4.8 上昇 ( 年 ) 1986~2005 年平均気温と 2081~2100 年平均気温予測値との差異 ( 出所 )IPCC 第 5 次評価報告書等を元に当社独自作成 経営戦略説明会 43

44 地球環境問題への取り組み G F E D 4 3 G F E D 多くの種の絶滅リスク世界の食糧生産が危険にさらされるリスク 大規模に氷床が消失し 海面水位が上昇 広い範囲で生物多様性の損失が起きる 利用可能な水が減少する C 2 産業革命前から気温上昇を 2 未満に C 作物の生産高が地域的に減少する B 1 B サンゴ礁や北極の海氷等のシステムに高いリスクマラリア等 熱帯の感染症の拡大 A すでに 0.8 あまり上がっていると考えられている A 暑熱や洪水等 異常気象による被害が増加 ( 出所 ) の情報 (IPCC AR5 WG2 SPM を基に作成されたもの ) を元に当社で一部改変 経営戦略説明会 44

45 地球環境問題への取り組み 外部イニシアティブへの参画 2018 年 8 月 ~: 経産省グリーンファイナンスと企業の情報開示の在り方に関する TCFD 研究会 に参画 日本企業の強みが評価されるような開示の在り方を検討 当社としての対応 リスク管理 機会の拡大 ( 事業を通じた貢献 ) 2018 年 10 月総合化学企業で初認定 環境配慮型製品の販売 Sumika Sustainable Solutions 対象製品売上高の拡大 燃料転換 技術開発 製品ライフサイクル全体での排出量削減 自社排出量削減 + 環境配慮型製品による貢献 経営戦略説明会 45

46 地球環境問題への取り組み 当社温室効果ガス削減目標が SBT イニシアティブの認定を取得 宣言企業 :503 社認定企業 :156 社うち日本 32 社 (2018 年 11 月 21 日時点 ) Scope Scope 年度までに 2050 年度までに 2024 年度までに 30% 削減 3 57% 削減 4 4 主要サプライヤーの GHG 削減目標設定 5 1 Scope1: 製造プロセスにおける燃料使用など 工場からの直接排出 Scope2: 工場外からの電力 熱の購入などによる間接的な排出 2 Scope3: 購入する原料の製造段階 輸送段階などでの排出 年度比 30% 削減 年度比 57% 以上削減 Scope 1 2 の GHG 排出量削減とともに バリューチェーンにおける GHG 排出量大幅削減のためのソリューションも提供する 5 購入原料などの重量ベースで 90% を占めるサプライヤーが科学に基づく GHG 削減目標を設定するよう エンゲージメントを実施する 経営戦略説明会 46

47 プラスチック廃棄物問題 イニシアティブへの参画による当社の取り組み 1 プラスチック廃棄物問題 プラスチック使用 廃棄 回収の問題 2 マイクロプラスチックの問題 海洋生物の摂取 有害物質の体内移行 3 代替品の問題 生分解性プラスチックの有効性等 科学的検証定義明確化 ICCA CP&H LG* ICCA マイクロプラスチック TF 他社との協働具体的な対応 国際的アライアンス 社会啓発情報共有情報発信等 海洋プラスチック問題対応協議会 * International Council of Chemical Associations, Chemical Policy & Health Leadership Group 経営戦略説明会 47

48 プラスチック廃棄物問題 日本のプラスチックマテリアルフロー ( 処理処分段階 ) [2016 年度データ ] マテリアルリサイクル 再生利用 206 万トン 23% 有効利用廃プラ 759 万トン プラスチック廃棄物 899 万トン ケミカルリサイクル サーマルリサイクル 高炉 コークス炉原料など 36 万トン 発電焼却 固形燃料化 517 万トン 4% 57% 84% 16% 未利用 単純焼却 埋立 140 万トン 16% ( 出所 ) 一般社団法人プラスチック循環利用協会 プラスチックリサイクルの基礎知識 2018 を一部編集 未利用廃プラ 140 万トン 経営戦略説明会 48

49 デジタル革新による生産性の飛躍的向上 プロトタイプ導入から本格展開へ AI 活用による生産の高度化 AI IoT 一部導入 今後の取り組み これまでの取り組み Digital Plant Digital SCM S/4HANA 一部導入 S/4HANA 本格導入業務標準化 ワークスタイル変革 (Marketing 含む ) MI 一部導入 Digital R&D Digital Office RPA 一部導入 Office365 導入 AI 活用による効率化 高度化 MI 定着化 RPA 活用本格導入コミュニケーションの活性化 デジタル革新による価値創造の推進 経営戦略説明会 49

50 ピックアップ : 生産 研究でのデジタル革新 Digital Plant 労働人口の減少 低炭素社会の実現 国際競争力の確保 デジタル革新 サステナビリティのある生産現場 人 データサイエンティストデータエンジニア拡充 安全生産性 設備 ソフトウェア AI 意思決定支援 ワークフロー効率化 設備予兆監視 運転安定化 自動化 生産最適化 経営戦略説明会 50

51 ピックアップ : 生産 研究でのデジタル革新 Digital R&D データプラットフォーム構築 電子実験ノート 誰でも MI データ基盤 人材育成 データサイエンティスト 新たな価値の創造と拡大 予想技術開発 MI プラットフォーム データ解析 データエンジニア 経営戦略説明会 51

52 イノベーションの加速に向けた取り組み 自社開発技術の強化と社外連携のさらなる強化により 新規事業開発を促進 自社開発技術 アカデミア ステージゲート管理の高度化 オープンイノベーション スタートアップ 新規事業開発を促進 自律的 持続的なイノベーション創出 経営戦略説明会 52

53 スタートアップ企業との連携 研究フェーズ ボナック ( 核酸医薬品 ) ヘリオス ( 加齢黄斑変性 ) 開発フェーズ サンバイオ ( 慢性期脳梗塞 ) ナイルワークス ( 精密農業 ) ルネッサンス エナジー リサーチ (CO2 分離膜 ) 事業化フェーズ CDT ( 高分子有機 EL ディスプレイ用 ) CDT ( 高分子有機 EL 照明用 ) CDT ( 高分子有機 EL OPD センサー用 ) 植物ゲノムセンター * ( コメの種子 ) * 現在はコメ事業の一部 スタートアップ企業と連携 次世代事業の開発を促進 経営戦略説明会 53

54 オープンイノベーションの推進 基礎研究 ImPACT *3 タフポリマー ( 高靭性透明樹脂 ) 理化学研究所 次世代環境 エネルギー関連材料 環境 エネルギー分野 NIMS *4 マテリアルズオープンプラットフォーム JAPERA *1 理化学研究所 ES/iPS 技術の応用 農業関連 住友化学グループ プリンテッドエレクトロニクスデバイス用材料 NEDO *2 BASF 匂いセンサ ICT 分野 化学品安全評価システム ライフサイエンス分野 Purdue University 植物の地上部解析技術開発 Danforth 植物の根の観察解析技術開発 *1 次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合 *2 新エネルギー 産業技術総合開発機構 *3 革新的研究開発推進プログラム *4 国立研究開発法人物質 材料研究機構 経営戦略説明会 54

55 オープンイノベーションの推進 次世代事業開発 田中化学研究所車載電池用正極材 Conagen バイオ化学品 ルネッサンス エナジー リサーチ CO 2 分離膜 環境 エネルギー分野 IVCC マラリア対策向け新規殺虫製品の開発 普及 Bayer ( 旧 Monsanto) 次世代雑草防除システムの開発 Nufarm 混合剤共同開発 ボナック 核酸医薬 ライフサイエンス分野 理化学研究所 BASF サンバイオ 再生細胞医薬 ImPACT Purdue University 理化学研究所 住友化学グループ Danforth 京都大学 理化学研究所 慶應義塾大学他 * ips 細胞等を使った創薬 再生医療 NIMS JAPERA NEDO ナイルワークス自動飛行ドローンおよびデータサイエンスを活用した精密農業 ISORG 有機フォトダイオード (OPD) の開発 名古屋工業大学化合物半導体材料 ICT 分野 大日本住友製薬が実施している共同研究 * 再生医療実現拠点ネットワーク 経営戦略説明会 55

56 サステナビリティへの取り組み S Solutions T Top Commitment サステナビリティの実現 トップコミットメント SDGs バッジ P Participation Sumika Sustainable Solutions 新たに 10 製品 技術を認定 ( 億円 ) 認定製品 技術の売上高 6,000 第 3 回認定 5,000 第 2 回認定 倍増 第 1 回認定 4,000 3,000 2,000 事業を通じて Sumika Sustainable Solutions オリセット ネット セパレータ等 全員参加 サステナブルツリー 1, ( 年度 ) 経営戦略説明会 56

57 第 2 回サステナビリティ推進委員会を実施 サステナビリティ推進委員会体制 取締役会 報告 / 指示 サステナビリティ推進委員会 委員長 : 社長委員 : 各部門統轄役員 : 各地域統括会社社長 報告 / 提言 SOLUTION 事業を通じた社会の持続的成長への貢献 INITIATIVE 国際的な取り組みへの参画 ENGAGEMENT ステークホルダーとの対話 事業部門 事務局本社部門 9 部門 本社部門 目的 1 サステナビリティ推進活動を総合的に把握 2 サステナビリティへの貢献を俯瞰的に検証 SDGsなど社会課題解決へ 3 統合的な取り組みを加速 総合的に捉え 統合的に取り組む 経営戦略説明会 57

58 サステナビリティへの取り組み ( 外部評価 ) ジャパン SDGs アワード外務大臣賞を受賞 ( 受賞理由 ) SDGs 達成に向けた取り組みの実践 環境白書 (2017 年度版 ) に取組み事例が掲載 SDGsを企業戦略に取り込む企業 として 民間企業では唯一取り上げられた 対象 : 応募した280 以上の企業 団体 受賞企業 :4 企業 7 団体 国連グローバルコンパクト (GC) LEAD 企業に認定 GCへの貢献度が高い34 企業 団体が認定 日本企業としては2 社 経営戦略説明会 58

59 住友化学の目指す姿 経営理念 技術を基盤とした新しい価値の創造に常に挑戦 事業活動を通じて人類社会の発展に貢献 活力にあふれ社会から信頼される企業風土を醸成 コア コンピタンス 幅広い技術基盤を活かしたソリューション開発力 グローバル市場へのアクセス ロイヤリティの高い従業員 挑むべき課題 社会課題の解決 環境問題 食糧問題 資源 エネルギー問題 ( 事業機会 ) Quality of Life の向上 ( 豊かでやさしい社会実現 ) 健康増進 心地良い暮らし 革新的な技術による新たな価値創造を通じた持続的な成長の実現 経営戦略説明会 59

60 注意事項本資料に掲載されている住友化学の現在の計画 見通し 戦略 確信などのうち歴史的事実でないものは将来の業績等に関する見通しです これらの情報は 現在入手可能な情報から得られた情報にもとづき算出したものであり リスクや不確定な要因を含んでおります 実際の業績等に重大な影響を与えうる重要な要因としては 住友化学の事業領域をとりまく経済情勢 市場における住友化学の製品に対する需要動向 競争激化による価格下落圧力 激しい競争にさらされた市場において住友化学が引き続き顧客に受け入れられる製品を提供できる能力 為替レートの変動などがあります 但し 業績に影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません 経営戦略説明会 60