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1 退職ワンストップサービス実現へ向けての段階的アプローチ 平成 21 年 7 月 27 日次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチーム

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3 目次 1. はじめに 理想モデル 現状 方向性 理想モデルを実現するに当たっての課題と具体策 効果 当初実現モデル 当初実現モデルの位置付け 当初実現モデルの実現に向けた取組 当初実現モデルの効果 今後の進め方 理想モデル及び当初実現モデルの更なる検討 次世代電子行政サービスとして検討すべき事項 早期に実用化すべき事項 ( 最初のステップ )... 17

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5 1. はじめに 1. はじめに IT 新改革戦略政策パッケージ ( 平成 19 年 4 月 5 日 IT 戦略本部決定 ) 及び重点計画 -2007( 平成 19 年 7 月 26 日 IT 戦略本部決定 ) に基づき 内閣官房 IT 担当室 ( 室長 : 内閣官房副長官補 ) に官民合同の 次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチーム ( 座長 : 須藤修東京大学教授 ) ( 以下 プロジェクトチーム と言う ) が平成 19 年 10 月 15 日に開催された プロジェクトチームは 国民や企業にとって飛躍的に簡素で便利 かつ効率的な行政サービスの実現に向け 国 地方の枠を超えた電子行政窓口サービスの展開を念頭に置き フロントオフィスとバックオフィス及びバックオフィス相互間の連携や民間手続との連携等を図ることにより 様々な行政手続を基本的にワンストップで簡便に行える次世代の電子行政サービス基盤の標準モデル 1 について2010 年度を目途として構築し 実用化を目指すため 検討を行っている その検討の成果として プロジェクトチームは 平成 20 年 6 月 4 日に 次世代電子行政サービス (eワンストップサービス) の実現に向けたグランドデザイン を策定した 本報告書は 上記グランドデザインに基づき 退職手続のワンストップ化について具体的な検討を行うことを目的として プロジェクトチームの下に 平成 20 年 9 月に設置された 退職ワンストップサービス実現検討ワーキンググループ ( 主査 : 柴崎亮介東京大学教授 ) による3 回の会合を通じて 取りまとめられたものである 1 ここでいう 標準モデル とは 後述の当初実現モデルのみならず 理想モデルを含めて 方向性及び制度面 技術面等の観点から 課題及び 実証実験等の成果を基に 解決のための具体的な方策をまとめたドキュメントを意味する 1

6 2. 理想モデル 2. 理想モデル理想モデルは 現在の制約条件にとらわれず 長期的な設計思想に基づいて作成する理想的なサービスモデルである 理想モデルは 技術革新や業務環境の変化等に応じて改善していくことが求められる また 実際にサービスを構築する際には 理想モデルを目指しつつも 費用対効果 法制度 既存システム等の制約を考慮する必要がある 2.1 現状現在 企業は従業員の退職に伴い 年金 医療保険 雇用保険 国税 地方税に関する手続をそれぞれ別々に行う必要がある その際 雇用保険に関する手続は 同一企業であっても 事業所ごとに別々に手続をする必要がある さらに 離職証明書が必要な場合は 来所が指導されている 結果として 社会保険事務所や健康保険組合など最大で6 箇所以上の機関に訪問し 健康保険被保険者証や出勤簿 賃金台帳など15 種類以上の添付書類が必要となっているのが現状である 一方 退職者に関しては 退職に伴い 何のために何をすべきか分かりにくいという課題がある そのため 企業でも退職者への説明にかなりの時間が割かれているのが現状である また 老齢給付裁定請求については 多くの場合 社会保険事務所で手続をする前に 市町村などで添付書類を取得する必要がある ( 付属資料 1) 2.2 方向性 (1) 企業企業が行う手続は 図 1のとおり オンラインによるワンストップ化を目指す その際 申請 届出に関する様式について 可能な限り統一的な様式とする さらに 申請 届出のAPI 2 を公開し 企業の人事 給与ソフトウェアと柔軟に連携できるよう配慮する 2 API (Application Program Interface) アプリケーションを利用するために用意されたプログラム群 また そのプログラム群の利用規約 2

7 2. 理想モデル 現在 将来 企業 健保 厚年資格喪失届等 雇用保険資格喪失届 離職証明書 退職所得の源泉徴収 職安 職安 事業所ごとに別々 の職安に来所 e-tax eltax 票 特別徴収票 給与所得者異動届 市町村 退職者の住所ごとに別々の市町村に送付 社保 企業 健保組合 厚年基金等 市町村 退職ポータル 健保 厚年資格喪失届職安雇用保険資格喪失届 離職証明書職安 退職所得の源泉徴収 票 特別徴収票 給与所得者異動届 住民税納入申告 ワンストップ 社保 健保組合 厚年基金等 e-tax eltax 住民税納入申告 銀行 eltax 導入市町村はワンストップ化されているが 2009 年 3 月 24 日現在 eltax 導入市町村は 258(1 区 122 市 111 町 24 村 ) 図 1 退職ワンストップの方向性 ( 企業 ) (2) 個人退職者個人が行う手続は 図 2のとおり 一元的で分かりやすい情報提供やバックオフィス連携などによる添付書類の省略を行う なお バックオフィス連携を実現するための基盤として プロジェクトチームにて検討されている行政情報の共同利用支援センター ( 仮称 ) を活用する さらに 別途検討されている社会保障カード ( 仮称 ) 電子私書箱( 仮称 ) などの検討と連携し 利用者の年金記録や所得情報などを踏まえ 利用者に最適なサービスを示すような より高度なサービスの実現を目指す 3

8 2. 理想モデル 現在 将来 退職者 問い合わせ 保険料試算依頼 企業 退職者 退職ポータル 添付書類不要 説明 保険料試算 市町村 情報提供 保険料試算 一元的情報提供 OR 国年資格取得届国保資格取得届健保任意継続申請被扶養者 ( 異動 ) 届 退職証明書 年金手帳 ( 提示 ) 市町村 健保組合 OR 国年資格取得届国保資格取得届健保任意継続申請被扶養者 ( 異動 ) 届 ワンストップ 退職証明書 年金手帳 ( 提示 ) 市町村 健保組合 失業等給付関係手続 離職票 1 2 職安 失業等給付関係手続 離職票 1 2 職安 年金受給開始年齢到達 3 ヶ月前通知 老齢給付裁定請求書 雇用保険被保険者証 住民票 所得証明書 添付書類を集めるために市町村で手続が必要 戸籍抄本 etc. 社保市町村社保厚年基金等 年金受給開始年齢到達 3 ヶ月前通知 老齢給付裁定請求書 ワンストップ 退職ポータル 住民票 所得証明書 雇用保険被保険者証 etc. 戸籍抄本 社保市町村社保厚年基金等 雇用保険情報 住民票 戸籍抄本 所得情報 etc. 図 2 退職ワンストップの方向性 ( 個人 ) 2.3 理想モデルを実現するに当たっての課題と具体策以下に 特に重要な課題について 具体策 ( 現時点での当面の方針 ) を記載する また これらの具体策が実現した場合の業務フローを付属資料 2に これらの具体策に関するニーズのアンケート調査結果を付属資料 3に示す (1) 行政サービスの情報提供退職者は 多くの場合 情報不足による不安を抱えている そのため 退職後に実施する手続を 退職前に 企業担当者の助けを借りながら行いたいという意見もある これに対し 退職前の手続実施を可能にするのではなく 根本原因である情報不足を改善する 具体的には 制度の概要や手続の内容など 現在 各所に点在している情報を ポータルで一元的に分かりやすく提供する また 退職に関する諸手続の情報をポータルでまとめて提供することには 退職者個人だけではなく企業からのニーズも高い そこで 企業向けの情報提供についても充実させる その際 メニューの分類 順番や必要な情報の整理を行い 分かりやすいメニューにすると共に 検索により 必要な情報が見つけられるように配慮する さらに ポータルに登録している退職者のうち 希望者に対しては 年金 医療保険の加入案内 失業給付の案内 老齢給付裁定の手続案内など PUSH 型の情報提供を行う 4

9 2. 理想モデル (2) 保険料 ( 税 ) 試算サービスの提供国民健康保険や被用者健保 ( 健康保険組合 全国健康保険協会 ( 協会けんぽ ) 等 ) の保険料は 計算が複雑なため 退職者は 市町村や健康保険組合に問い合わせる必要がある また 市町村等では 保険料 ( 税 ) 試算に係る窓口対応が必要であり 人口約 50 万人のある市では 保険料 ( 税 ) 試算に年間約 400 時間の工数が発生している そこで 既に保険料 ( 税 ) を試算するツールなどのある市町村 健康保険組合については ポータルでそれらのツールを活用することを検討する 一方 手計算をしている市町村 健康保険組合については 試算の申し込み ( 電子署名不要 ) 及び回答をポータルで行うことを検討する ポータルで保険料試算ツールを提供する場合 算定の基礎となる標準報酬月額や保険料率 計算方法が保険者ごとに異なるほか 任意継続被保険者等になる場合 前納割引制度について 考慮が必要であることから 保険料試算ツールは これらを考慮しても複雑にならないような 柔軟なアプリケーション構造にする必要がある また 保険者の負担に配慮し 保険者が算定の基礎となるデータを容易に設定できるインターフェースを提供する必要がある (3) 申請 届出等のデータ形式統一化各種申請 届出に関する様式の多くが統一されておらず 電子化もされていないことにより 企業では多くの業務負担が生じている 例えば 税額通知書の場合 従業員が在住する各市町村から企業に送付されるが 様式がそれぞれ異なるため 業務が非効率化している 従業員数約 7 千人のある企業 ( 市町村は約 450 団体が対象 ) では 現行の紙様式をはがき形式に統一することにより年間 36 人日 電子データの処理に統一することにより年間 63 人日の工数減に加え 現在外注しているシステム入力費の削減が見込まれている そこで 申請 届出に関する様式について可能な限り統一的な様式とし 申請 届出だけでなく通知書等や添付書類についても原則として統一的な様式とする また 様式の統一だけでなく データフォーマット等の標準化も併せて行うとともに 申請 届出書だけでなく行政機関から送付される通知書等についても電子化する そのために必要であれば法令整備を行う (4) API 公開退職関連手続は 企業の人事 給与の業務と密接に関連しており 企業の人事 給与ソフトウェアから直接申請 届出ができなければ 一連の処理がシームレスに行えない そこで 退職ワンストップサービスのAPIを公開し 企業の人事 給与ソフトウェアから柔軟に連携できるようにする また API 公開に当たっては ASP/SaaS 3 といった新しい技術にも対応 3 ASP (Application Service Provider): 利用者が必要とするアプリケーション ソフトウェアを ネットワーク経由で提供する事業者ないしサービスのこと SaaS (Software as a Service): ソフトウェアの機能のうち 利用者が必要とする機能だけを サービスとしてネットワーク経由で提供する仕組みのこと 5

10 2. 理想モデル できるよう配慮する (5) 添付書類の削減 電子化オンライン利用の促進においては 紙媒体の添付書類の面倒さ 煩わしさが阻害要因の一つであることが明らかとなっている そこで 行政機関のバックオフィス連携などによる添付の省略について 添付書類ごとに既存の法律や省令の点検を行い いつ 何のために使うかを明確化し 法令改正も視野に入れて検討する 特に 退職日や各種資格喪失日の確認に必要な添付書類は バックオフィス連携により 原則不要とする また 行政機関のバックオフィス連携による省略ができない 企業が管理する書類の添付についても 現在行っている添付書類の削減 4 の拡大を図る その際は 制度の悪用を防止するため 企業自身による内部統制 法令遵守 CSR 5 の取組などを活用するとともに 定期的なチェックによる事後規制の在り方についても検討する 更に 添付書類の削減 電子化のために構築するバックオフィス連携の仕組みを活用し 行政情報を共有することで 紙での情報の受渡しや紙情報の電子化等を不要とし 行政機関における事務処理の効率化も図る その他 社会保障カード ( 仮称 ) の導入及びこれに伴うインフラ整備等によって 各種資格喪失時の資格者証の返却を不要とする (6) 社会保険 労働保険関連手続の一括申請 届出社会保険 労働保険関連手続については 社会保険事務所 公共職業安定所分は既に e-gov( 電子政府の総合窓口 ) で一括申請 届出が可能 6 となっているが 民間 ( 健康保険組合 厚生年金基金等 ) に対する申請 届出には対応していない 全国健康保険協会 ( 協会けんぽ ) 健康保険組合 厚生年金基金等の対象人員数は以下のとおりで 民間に対する申請 届出に対応しなければ約半数の利用者がワンストップサービスを利用できないのが現状である 4 現在 雇用保険に関する手続において 一定の要件を満たし 照合省略の対象事業所等として認められると 添付書類の多くが提出不要となる 5 CSR (Corporate Social Responsibility) 企業の社会的責任 6 別の手続として扱われるが 複数の案件を同時申請 届出でき 重複項目の転記などが可能 6

11 2. 理想モデル 対象人員 全国健康保険協会 ( 協会けんぽ ) 本人 :( 一般 )1916 万人 ( 日雇 )2 万人 家族 :( 一般 )1649 万人 ( 日雇 )1 万人 健康保険組合 本人 :1505 万人 家族 :1507 万人 厚生年金基 厚生年金基金 477 万 金 企業年 確定給付企業年金 506 万 金 確定拠出年金 ( 企業型 ) 300 万 注 : 全国健康保険協会 ( 協会けんぽ ) 健康保険組合については 健康保険組合連合会 社会保障年鑑 2008 年版 より 厚生年金 企業年金の加入者数については 企業年金連合会 現在の企業年金の現状 ( 平成 20 年 10 月 1 日 ) より そこで ポータルにおいて 申請データを暗号化し 電子メールで民間の関連機関に送付するなどの簡易で低額な補助的サービスも用意し 全ての関連機関の参加を目指す (7) 企業単位の申請 届出雇用保険に関する手続は 同一企業であっても 事業所ごとに別々に手続をする必要がある 7 そこで まず 現在 来所が指導されている離職証明書に関する手続について オンライン化を実現し 企業単位でオンラインによる申請 届出が可能となることを目指す (8) 業務とデータの見える化業務とデータの見える化を図り 事務処理の効率化が期待できる部分から優先して抜本的な業務改革 (BPR 8 ) を進める その際 各省の業務 データについては 各省の業務 システム最適化と連携を図りながら実施する また 財団法人全国地域情報化推進協会で作成 管理を行っている地域情報プラットフォーム標準仕様など 既存の取組の活用も検討する 2.4 効果現在 最大で訪問機関が6 箇所以上 添付書類が15 種類以上も必要であるが 手続をワンストップ化する等で 訪問機関は失業等給付を受ける場合の公共職業安定所のみとし 添付書類を大幅に削減することを目指す これにより 官民あわせて約 1,200 億円のコスト削減効果 7 本社で全事業所分の資格喪失届 離職証明書を作成し 本社から 各事業所を管轄する公共職業安定所ごとに振り分けて申請することはすでに可能 ( 離職票が必要な場合は郵送のみ 不要な場合は e-gov でオンライン申請可能 ) しかし 離職証明書について公共職業安定所で来所を指導している 窓口提出分が優先される 添付書類が多く 仕分けが困難 といった課題がある 8 BPR (Business Process Reengineering) 業務内容 業務の流れ 組織構造を最適化するための業務改革 7

12 2. 理想モデル を見込む また 企業 個人及びサービス提供者のそれぞれに以下のような効果が期待できる (1) 企業人事 給与ソフトウェアが自動で処理できる範囲が格段に広がり 申請 届出データの作成から提出までを簡易な操作で一括して行うことができる これにより 業務が効率化される さらに 申請 届出先機関の近くにある事業所に担当者を配置する等の 空間的な制約がなくなり 人員配置の効率化も可能となる (2) 個人必要な情報が一元的に分かりやすく提供され 手続漏れなどの不安が解消される さらに 保険料情報を基に 国民健康保険 被用者健保 ( 任意継続 ) のいずれかから 保険料が低額な医療保険を選択するなど 自分に最適なサービス選択が可能となる また 添付書類が省略され 利便性が格段に向上する (3) サービス提供者形式チェックなど 一部の処理が自動化され 業務が効率化する それにより 相談業務など 利用者のニーズが高く 対面による対応が重要な業務に人員シフトすることが可能となり 利用者満足度の向上が図れる また 入力ミスがなくなることで データの正確性が高まる 8

13 2. 理想モデル 訪問機関添付書類4. 労働者名簿 5. 退職辞令発令書類 6. 離職理由の確認ができる書類 7. 法定調書の合計表 8. 年金手帳 9. 健康保険被保険者資格喪失通知書なし 1,200 億円のコスト削減効果の見込み 現在 最大で訪問機関が 6 箇所以上 訪問機関は 1 箇所 オンライン将来 15 種類以上の添付書類が必要申請時の添付書類は省略 1. 社会保険事務所 2. 健康保険組合企業 : なし 3. 厚生年金基金等 6 機関以上 4. 公共職業安定所個人 : 公共職業安定所のみ 5. 税務署 ( 1) ( 失業等給付を受けない場合は不要 ) 6. 市町村類退職手続のワンストップ化により 官民あわせて年間約 1. 健康保険被保険者証 2. 出勤簿 ( タイムカード ) 3. 賃金台帳 10. 雇用保険被保険者証 11. 住民票 12. 戸籍謄本 13. 所得証明書 14. 離職票 離職票 2 15 書類以上 ( 2) 1: 公共職業安定所 市町村は 事業所や従業員の住所ごとに 別々の場所に提出する手続がある 2: 場合により 必要な添付書類は異なるため 代表的なものを記載 1. 企業が行う手続関連年間約 700 億円 ( 約 1400 万時間 ) の削減 2. 退職者個人が行う手続関連年間約 500 億円 ( 約 1800 万時間 ) の削減 (1) 企業側の効果年間約 500 億円 ( 約 1400 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 書類準備( 申請書類の作成など ) 本人( 退職者 ) への説明 届出( 窓口への提出など ) 本人( 退職者 ) への発送 ( 離職票など ) (2) サービス提供者側の効果年間約 200 億円 ( 時間は人件費と物品費 ) の削減等が区分できず未算出 ( 主な削減項目 ) 窓口対応コスト 申請書類の記載内容のデータ入力コスト 申請書類の保管費用 合計 (1) 退職者側の効果年間約 400 億円 ( 約 1400 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 窓口への往復交通費 窓口への往復移動時間 窓口での処理時間 ( 待ち時間含む ) 添付書類交付手数料 (2) サービス提供者側の効果年間約 100 億円 ( 約 400 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 窓口対応コスト 申請書類の保管費用 年間約 1,200 億円 ( 約 3200 万時間 ) の削減 人件費にかかる作業時間 ( 物品費と区分できないものは含まない ) 主な条件 : 退職件数 700 万件 / 年 社会保険離脱理由の国保加入数 440 万件 / 年 雇用保険被保険者資格喪失届 430 万件 / 年 老齢給付裁定請求 170 万件 / 年 失業等給付関係手続における公共職業安定所への来所を除く すべての訪問を削減 行政機関で発行する添付書類 ( 住民票 戸籍謄本 所得証明書など ) を削減 ( バックオフィス連携対応 ) 等 図 3 退職ワンストップの効果 9

14 3. 当初実現モデル 3. 当初実現モデル 3.1 当初実現モデルの位置付け長期的な設計思想に基づいて作成する理想的なサービスモデルである理想モデルに対し ニーズの程度やシステム改修の要否又はその程度 対応に必要な予算や制度面の措置などを考慮して できるだけ早期の実現を目指して作成する短中期的なサービスモデルが当初実現モデルである ここで整理する当初実現モデルの考え方を踏まえ 今後の退職ワンストップに関する実証実験等で具体的な検討を進め より現実に即した検討を進めていく必要がある 3.2 当初実現モデルの実現に向けた取組以下に 特に重要な項目について 当初実現モデルの実現に向けた取組を記載する また これらの取組が実現した場合の業務フローを付属資料 4に示す (1) 行政サービスの情報提供退職者向けに 制度の概要や手続の内容など 現在 各所に点在している情報をポータルで一元的に分かりやすく提供する また ポータルでは企業向けの情報提供についても充実させる これにより 企業が 退職者に対し対面で説明していた退職手続に必要な情報について 退職者自身がポータルで確認できるようになる そのため 企業の負担が減り 退職者はいつでも情報を確認できるようになる なお ポータルで一元的に情報提供するためには 複数機関の情報の収集 管理 利用者ニーズの調査を行う体制が必要である (2) 保険料 ( 税 ) 試算サービスの提供ポータルで被用者健保 ( 健康保険組合 全国健康保険協会 ( 協会けんぽ ) 等 ) の保険料 ( 税 ) の試算ツールを提供し 一部の市町村や健保組合でそれを活用する その他の市町村や健康保険組合については ポータルから試算の申し込み ( 電子署名不要 ) ができるよう 問い合わせ機能をポータルで用意する これにより 退職者が市町村等に訪問し 窓口で試算を受けていた保険料 ( 税 ) について 退職者自身がポータルで試算したり 試算を申し込んだりすることができるようになる そのため 退職者が市町村等へ訪問する必要が減り 市町村等における窓口対応の必要性も減らすことができる なお 保険料の試算は制度や条件によって複雑なものであるが アプリケーションでそうした差異を吸収し 利用者の使いやすさに考慮したインターフェースを提供する必要がある 10

15 3. 当初実現モデル (3) 申請 届出等のデータ形式統一化退職ワンストップサービスで電子的に扱う申請 届出書 通知書及び添付書類のデータ形式を統一する なお 紙の様式について 多くの場合 標準様式が定められているが 各サービス提供者が独自に追加 変更しているものがある データ標準化の際には それらを十分に考慮した上で 標準様式に準拠させるため 各機関との調整を推進する体制が必要である また データ形式を完全に統一できない場合には データ変換の方式やメタデータ 9 の登録 参照方式について検討する必要がある (4) API 公開 e-tax, eltax, e-govなどの先行事例を参考に 企業の人事 給与ソフトウェアから柔軟に連携できるようAPIを公開する これにより Webブラウザを介した申請 届出データの作成 送信の業務プロセスが 人事 給与ソフトウェアから直接行えるようになる そのため 企業の業務負担が軽減する なお API 準拠のツール開発を行うための検証環境の提供 助言 協力等支援を行うための人的 物的資源の確保 公開 API 仕様への適合度合いの評価 管理及び仕様変更に関する情報提供の体制が必要である また API 開発に当たっては民間の積極的な利用を促進するためにも 利用者視点に立った開発が必要である (5) 添付書類の削減 電子化退職関連手続に係る添付書類の省略等について 次の2 点を対象として 社会保険庁と市町村のネットワーク e-tax eltax 等を活用し バックオフィス連携の実現に向けて取り組む 年金情報 ( 資格取得年月日 資格喪失年月日等 ) や医療保険情報 ( 資格取得年月日 資格喪失年月日等 ) 税務署から紙で市町村に送付されている確定申告書情報 これにより 市町村と社会保険庁間などにおける 電話による年金情報等の確認のための業務プロセスが不要になり 市町村及び社会保険庁の負担が軽減する また 市町村が税務署を訪問し 確定申告書の情報を紙で受け取り パンチ入力する業務プロセスが不要になり 市町村の負担が軽減する 9 メタデータ (meta data) データに関するデータのこと 個々のデータそのものではなく そのデータの所存や作成日時 作成者等を表す情報のこと 11

16 3. 当初実現モデル 更に 市町村と被用者年金 被用者健保の保険者間のバックオフィス連携により 個人の国民年金 国民健康保険加入時の厚生年金被保険者資格喪失通知書 健康保険被保険者資格喪失通知書の添付が不要になる他 国民年金や国民健康保険の加入勧奨が可能となる なお 医療保険について 加入者 ( 被保険者 被扶養者 ) の住所情報を保険者が保有可能としたり 保険者間で情報連携するためには 関係法令の改正 ( 医療保険各法 年金保険各法 住民基本台帳法等 ) が必要である また 年金情報や医療保険情報については 既存の社会保険庁と市町村のネットワーク 確定申告書情報はe-Tax 及びeLTAXの活用が考えられるが それらで十分かについては 更なる検討が必要である (6) 社会保険 労働保険関連手続の一括申請 届出現在 e-govに対応できない健康保険組合 厚生年金基金が 事業主や個人からのオンライン申請を処理できるよう 関係府省が制度改正等の必要な措置をとる また 簡易で低額な仕組みや補助的サービスを検討し 希望する健康保険組合 厚生年金基金がワンストップサービスに参加しやすい環境を構築する これにより 企業が社会保険事務所 健康保険組合 厚生年金基金等に個別に訪問して 申請 届出を行っていたものが ポータルからまとめて申請 届出を行えるようになる そのため 企業の負担が軽減する なお IT 化状況 財政状況等が異なる各機関のワンストップサービスへの参加を促すためには ワンストップサービスへの参加を支援する体制が必要である また ワンストップサービスへの参加を容易にするために 簡易で低額な補助的サービスを開発 提供することが必要である (7) 企業単位の申請 届出現在 同一企業であっても 事業所ごとに別々に手続をする必要がある雇用保険に関する手続について オンラインにより 一括して申請 届出等を行い ポータル側で事業所ごとに振り分けを行う仕組みとすることにより 実務上の企業単位の申請 届出を実現する そのために 現在オンライン化されていない離職証明書に関する手続について 平成 23 年 1 月より実装するOCR 化と同時に オンラインによる申請も可能とする これにより 企業が事業所ごとに個別に申請 届出を行っていたものが ポータルから全ての事業所の分をまとめて申請 届出を行えるようになる そのため 企業の負担が軽減する なお 離職証明書に関する手続をオンライン化する際には 退職者本人が離職証明書 ( 離職票 ) の内容を十分に確認した上で手続が行われるための措置が必要である そのため 単純に離職証明書に関する手続をオンライン化した場合 事業主に加えて 離職票の発行を希望する退職者全員の電子署名が必要となる 退職者の電子署名等に係る取扱いについては 退職者本人が離職証明書 ( 離職票 ) の内容を十分に確認すること等を担保しつつ 利便性の 12

17 3. 当初実現モデル 高いワンストップサービスの実現に向けて 厚生労働省を含む関係府省において検討する 3.3 当初実現モデルの効果希望する健康保険組合 厚生年金基金が e-govに対応できるよう環境を構築することにより 事業主や個人からのオンライン申請を処理できるようにし 現在オンライン化されていない離職証明書に関する手続について 平成 23 年 1 月より実装するOCR 化と同時に オンラインによる申請も可能とする等で 企業の負担が軽減する また 市町村と被用者年金 被用者健保の保険者間のバックオフィス連携により 個人の国民年金 国民健康保険加入時の厚生年金被保険者資格喪失通知書 健康保険被保険者資格喪失通知書の添付が不要になる他 国民年金や国民健康保険の加入勧奨が可能となる これにらにより 官民あわせて約 720 億円のコスト削減効果を見込む 13

18 3. 当初実現モデル 退職手続のワンストップ化により 官民あわせて年間約 720 億円のコスト削減効果の見込み 現在 訪問機関最大で訪問機関が 6 箇所以上 15 種類以上の添付書類が必要 将来 訪問機関は 2 箇所 オンライン申請時の添付書類は一部省略 1. 社会保険事務所 2. 健康保険組合 3. 厚生年金基金等 4. 公共職業安定所 5. 税務署 6. 市町村 1) 訪添付書類6 機関以上 ( 1) 企業 : なし個人 : 公共職業安定所 公共職業安定所 ( 失業等給付を受けない場合は不要 ) 市町村等 ( 老齢給付裁定請求書の添付書類取得のため ) 1. 健康保険被保険者証 2. 出勤簿 ( タイムカード ) 3. 賃金台帳 4. 労働者名簿 5. 退職辞令発令書類 6. 離職理由の確認ができる書類 7. 法定調書の合計表 8. 年金手帳 9. 健康保険被保険者資格喪失通知書 10. 雇用保険被保険者証 11. 住民票 12. 戸籍謄本 13. 所得証明書 14. 離職票 離職票 2 15 書類以上 ( 2) 健康保険被保険者資格喪失通知書が不要に 1: 公共職業安定所 市町村は 事業所や従業員の住所ごとに 別々の場所に提出する手続がある 2: 場合により 必要な添付書類は異なるため 代表的なものを記載 1. 企業が行う手続関連年間約 480 億円 ( 約 1200 万時間 ) の削減 (1) 企業側の効果年間約 440 億円 ( 約 1100 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 書類準備 ( 申請書類の作成など ) 本人 ( 退職者 ) への説明 届出 ( 窓口への提出など ) 本人 ( 退職者 ) への発送 ( 離職票など ) (2) サービス提供者側の効果年間約 40 億円 ( 約 100 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 窓口対応コスト 企業への発送 2. 退職者個人が行う手続関連年間約 240 億円 ( 約 760 万時間 ) の削減 (1) 退職者側の効果年間約 190 億円 ( 約 600 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 窓口への往復交通費 窓口への往復移動時間 窓口での処理時間 ( 待ち時間含む ) (2) サービス提供者側の効果年間約 50 億円 ( 約 160 万時間 ) の削減 ( 主な削減項目 ) 窓口対応コスト 合計 年間約 720 億円 ( 約 1960 万時間 ) の削減 主な条件 : 退職件数 700 万件 / 年 企業の退職手続に伴う各機関への訪問回数 ( 社会保険事務所 )160 万回 ( 健康保険組合 )40 万回 ( 厚生年金基金 )12 万回 ( 公共職業安定所 )290 万回 個人の失業等給付関係手続における公共職業安定所への来所 老齢給付裁定請求書の添付書類取得のための市町村等への訪問を除く すべての訪問を削減 図 4 当初実現モデルの効果 14

19 4. 今後の進め方 4. 今後の進め方 4.1 理想モデル及び当初実現モデルの更なる検討退職ワンストップサービス実現検討ワーキンググループでは 利用者 ( 個人 企業 ) の利便性に影響の大きい 利用者と行政機関のインターフェース ( 接点 ) を中心に理想モデルの検討を行った 10 今回は 理想モデルの検討方法として 業務を中心に検討する方法を採用し 現行業務フローの分析結果を基に理想モデルの検討を行った 業務を中心に検討する方法の場合 現行業務フローと理想モデル業務フローの連続性を確保しやすく 実現可能性の高い理想モデルを構築できる反面 業務の抜本的改革を行いにくいという側面がある その意味で 本報告書の理想モデルは 電子化を契機としたプロセスの簡略化にとどまっており 手続自体の省略等の抜本的な見直しには 踏み込んでいない 理想モデルも 本来 技術革新や業務環境の変化等に応じて改善していくことが求められるため 適切な段階で更なる検討を行うことが期待されており その際には データを中心に検討する方法に基づき データの流れに合わせ 業務フローを再構築するなど サービスの本質を見極め 抜本的な業務改革 (BPR) を検討して 理想モデルを更新していくことが期待される また 当初実現モデルについては 本報告書の中で記載した制度見直しを 当該モデルの実用化スケジュールと合わせて 進めることが必要である 4.2 次世代電子行政サービスとして検討すべき事項退職ワンストップサービス実現検討ワーキンググループでは 業務プロセスの分析を中心に議論してきたが 退職ワンストップサービス ( 当初実現モデル 理想モデル ) の実現のためには さらに1~4にわたる多面的な検討が必要である しかし これらは 退職ワンストップサービスのみの観点ではなく むしろ 次世代電子行政サービス全体として より広い観点で検討することが必要である したがって 今後の進め方としては 本報告書を受け プロジェクトチームにおいて 例えば 以下に示す個別の項目について 具体的な検討を計画的に進めていくことが適当である その際 i-japan 戦略 2015( 平成 21 年 7 月 6 日 IT 戦略本部決定 ) を十分に踏まえ かつ 関連する検討会等との連携を図りつつ取り組むことが重要である また 今後実施する実証実験等 及び4.3に記載する 早期に実用化すべき事項 ( 最初のステップ ) の検討を進めるに当たっては その重要性に鑑み プロジェクトチームの活動と相 10 理想モデルの検討方法としては 業務を中心に検討する方法とデータを中心に検討する方法がありうる データを中心に検討する方法の場合 データの流れが単純な 利用者と行政機関のインターフェースではなく データの流れが複雑なバックオフィス内部を徹底的に分析する必要がある 一方 業務を中心に検討する方法の場合 利用者と行政機関のインターフェースにおいて どのような手段が取られているかが明確となるので 移動や手作業による業務負担を分析しやすい 15

20 4. 今後の進め方 互連携を図りながら確実に進捗させていくことが必要である 1 技術に関する事項 退職ワンストップサービスを含む次世代電子行政サービスを提供するポータル 認証基盤 バックオフィス連携基盤 バックオフィス連携に必要となる個人及び企業に関するコードの在り方 2 制度に関する事項 バックオフィス連携など 次世代電子行政サービス実現に必要な制度の在り方 意思決定機関 協議運営体の在り方 3 関連機関の参加に関する事項 関連機関に求められる 当初実現モデル 理想モデルの両方の場合の作業内容及びコスト 関連機関における現行業務フローから当初実現モデル業務フローへの移行方法 次世代電子行政サービスに参加するための簡易で低額な補助的サービス 4 その他 次世代電子行政サービスと社会保障カード ( 仮称 ) 電子私書箱( 仮称 ) などの検討との連携 ライフイベント間の関連性の検討 ( 退職と再就職等 ) 定量的な目標の設定と実証実験 当初実現モデル 理想モデルで一貫した評価方法 評価項目の確立 次世代電子行政サービスの利用者への普及 浸透 実証実験等で検討すべき事項例 退職手続についての標準モデルの構築が プロジェクトチームのマンデートであることを踏まえると 以下の項目に関する技術的な検討及び実現可能性について 実証実験等を通じ 詳細な検討を行うことが必要である なお 実証実験を進める際は 府省が分担 協力して作業を行うための体制を整えることが必要となる また 先行して実施されている引越ワンストップサービスの実証実験の成果を踏まえ 効率的に作業することが求められる 一元的な情報提供を実現するための技術 ( マッシュアップ技術の活用 標準レイアウト部品の開発 コンテンツ登録機能の開発等 ) 情報提供のコンテンツ 申請書 通知書 添付書類等のデータ標準化 16

21 4. 今後の進め方 4.3 早期に実用化すべき事項 ( 最初のステップ ) これまで 次世代電子行政サービスの実現に向けたグランドデザイン を基に ワンストップサービス ( 引越 退職 ) の標準モデル構築に向けて作業を進めてきたところである ライフイベントに係るワンストップサービスは サービスの性質上 ある程度まとまった数の関連機関が初期段階から同時に参加しなければ 正にワンストップなサービスとして充実せず 利用者ニーズを充たすことが困難となる 11 一方 この度 退職ワンストップサービスの検討において 地方自治体の情報提供サービスについて ヒアリングを行い 議論を行った その中で ライフイベントに関する情報提供に対する利用者ニーズの高さ 及び 情報提供サービスが比較的少ない費用で多くの利用者の獲得が期待できるという特性が確認されている したがって 今後の進め方として 利用者ニーズが高く 利用者が利便性を実感しやすい情報提供サービスを 退職を含め主要なライフイベント 12 を網羅的に対象として集約したポータルの構築を 最初のステップとして実用化させることが 退職ワンストップサービス ( 当初実現モデル ) をその次のステップとして実用化させる前段階の作業として 現実的かつ有効と考える なお ポータルの構築に当たっては 近年 情報の確認手段として 携帯電話を活用する利用者が多いことに配慮し 携帯電話向け情報提供サービスも検討されるべきである 11 また 個別のサービスについてのみ 利便性が高く魅力的なワンストップサービスを設計できても それがライフイベントの一局面のみについてのものに過ぎないのであれば 継続的な利用 あるいはいわゆる横展開は 余り期待できない 12 他のライフイベントとして 引越ワンストップサービス実現検討ワーキンググループ が引越について また 特別テーマ評価検討委員会 では 結婚 妊娠 出産 育児に着目して検討を行っているところである 17

22

23 付属資料 付属資料 1 1 現行業務フロー図付属資料 1 2 現行業務フロー付属資料 2 1 理想モデルの業務フロー図付属資料 2 2 理想モデルの業務フロー付属資料 3 1 退職手続に関するアンケート調査分析結果付属資料 3-2 退職手続に関するアンケート調査の設問と集計結果付属資料 4 1 当初実現モデルの業務フロー図付属資料 4 2 当初実現モデルの業務フロー付属資料 5 当初実現モデルにおける情報提供部分のコンテンツ案付属資料 6-1 退職にかかわる諸手続の標準仕様についての検討結果付属資料 6-2 退職にかかわる諸手続の様式調査結果

24 次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチーム 構成員名簿 井堀幹夫 市川市情報政策監 (CIO) ( 平成 20 年 9 月 16 日から ) 梅本和典イオン株式会社執行役グループIT 責任者 座長代理 遠藤紘一 ( 社 ) 日本経済団体連合会情報通信委員会情報化部会長 ( 株式会社リコー取締役副社長執行役員 ) ( 平成 21 年 7 月 27 日から ) 大島悦郎東京電力株式会社情報通信事業部長 ( 平成 21 年 2 月 10 日から ) 小嶋淳司日本商工会議所情報化委員会委員長 ( 大阪商工会議所副会頭社団法人大阪外食産業協会相談役理事 ) ( 平成 21 年 7 月 27 日まで ) 紺野秀之東京都総務局情報システム部長 ( 平成 21 年 7 月 27 日まで ) 清水俊彦東京電力株式会社情報通信事業部長 真藤務 鈴木清晃 株式会社エヌ ティ ティ ドコモ執行役員第一法人営業部長 郵便局株式会社専務執行役員 ( 平成 21 年 7 月 27 日から ) 鈴木尚志東京都総務局情報システム部長 座長 須藤修 茶谷達雄 中島純三 東京大学大学院情報学環教授 電子政府推進員 ( 財 ) 全国地域情報化推進協会技術専門委員会副委員長 ( 株式会社日立製作所執行役常務 ) ( 平成 19 年 12 月 19 日から平成 21 年 2 月 10 日まで ) 西村貞一日本商工会議所情報化委員会委員長 ( 大阪商工会議所副会頭株式会社サクラクレパス取締役社長 )

25 ( 平成 19 年 12 月 19 日から ) 横江公美 PACIFIC21 代表 横塚裕志 東京海上日動火災保険株式会社常務取締役 金融庁総務企画局総務課長総務省大臣官房企画課長 ( 平成 20 年 9 月 16 日から ) 総務省情報流通行政局情報流通振興課長法務省大臣官房秘書課長財務省大臣官房文書課長厚生労働省大臣官房統計情報部企画課長 ( 平成 20 年 9 月 16 日まで ) 農林水産省大臣官房情報課長 ( 平成 20 年 9 月 16 日から ) 農林水産省大臣官房情報評価課長 ( 平成 20 年 9 月 16 日まで ) 経済産業省大臣官房情報システム厚生課長 ( 平成 20 年 9 月 16 日から ) 経済産業省商務情報政策局情報政策課長国土交通省総合政策局情報管理部行政情報化推進課長 ( 平成 19 年 12 月 19 日から ) オブザーバー内閣官房情報セキュリティセンター内閣参事官内閣府規制改革推進室参事官 事務局内閣官房情報通信技術 (IT) 担当室総務省行政管理局行政情報システム企画課 ( 平成 20 年 9 月 16 日まで ) 総務省自治行政局自治政策課 ( 平成 20 年 9 月 16 日から ) 総務省自治行政局地域政策課 ( 平成 20 年 9 月 16 日まで ) 総務省情報通信政策局地域通信振興課

26 退職ワンストップサービス実現検討ワーキンググループ構成員名簿 桑山義明株式会社シーガル代表取締役社長小原純治健康保険組合連合会組合支援事業部業務支援グループ指導員主査柴崎亮介東京大学教授 空間情報科学研究センター長芝田文男企業年金連合会企画振興部長高柳昭彦川口市企画財政部次長兼情報政策課長多田明博 ( 社 ) 日本経済団体連合会情報通信委員会情報化部会 IT 新改革戦略推進ワーキンググループ委員 ( 東レ株式会社経営企画室部長 ) 総務省国税庁厚生労働省社会保険庁オブザーバー総務省情報流通行政局地域通信振興課地方情報化推進室 退職ワンストップサービス実現検討ワーキンググループ開催状況 第 1 回会合 ( 平成 20 年 10 月 30 日 ) グランドデザインで示した退職ワンストップサービスについて ワーキンググループの進め方について 退職手続の現行業務フローと理想モデルの方向性について 第 2 回会合 ( 平成 21 年 2 月 2 日 ) 社会保障カード ( 仮称 ) について ユニバーサルメニューについて 理想業務フロー ( 案 ) と当初実現モデルの方向性 ( 案 ) について 第 3 回会合 ( 平成 21 年 3 月 24 日 ) 報告書 ( 案 ) について

27 退職手続の現行業務フロー図 付属資料 1 ー 1

28 1 本資料について 本資料はヒアリングに基づき作成しているため 個々の機関により 若干の違いがある また 本資料では 利用者はオンライン申請を行っていないが オンライン申請が行える手続は以下のとおり 分類手続名対応システム 年金 医療保険健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届 e-gov 年金国民年金被保険者資格取得 ( 申出 ) 書 種別変更 ( 第 1 号被保険者該当 ) 届書市町村ごとに異なる 国民年金 厚生年金保険老齢給付裁定請求書 e-gov 医療保険 ( 国保 ) 資格取得の届出 ( 適用除外に該当しなくなったとき ) 市町村ごとに異なる 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書 ( 政府管掌健保の場合 ) 雇用保険雇用保険被保険者資格喪失届 e-gov 健康保険組合ごとに異なる 被保険者関係手続 ( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 失業等給付 ( 基本手当 ) 関係手続 なし e-gov 税特別徴収に係る給与所得者異動届 eltax 分離課税に係る納入申告 eltax 給与支払報告書 退職所得の特別徴収票 退職所得の源泉徴収票 eltax eltax e-tax

29 2 ヒアリング対象 (1) 対象範囲 年金 医療保険 雇用保険 税 分類ヒアリング先備考 企業従業員約 35 人の企業退職者は不定期に発生 市町村 分類 (2) ヒアリング先 公共職業安定所 社会保険事務所 従業員約 38,000 人の企業 人口約 500,000 人の市 雇用保険の喪失届件数約 400,000 の公共職業安定所 社会保険庁の担当者 備考 厚生年金の資格喪失 国民年金の加入 老齢給付裁定請求など 健康保険の資格喪失 国民健康保険の加入 健康保険任意継続など 雇用保険の資格喪失 失業等給付など 退職所得に係る住民税納入申告 給与所得者異動届など 退職者数 20~30 人 / 月 企業が行う手続における市町村 公共職業安定所 社会保険事務所の業務フローは それぞれの企業を管轄する機関ではなく ヒアリング先の業務フローで作成している

30 3 企業が行う手続 ( 従業員約 35 人の企業の場合 ) 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票 コンピュータファイル

31 WFA(AsIs): 年金 医療保険 健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届 退職者退職者 2 確認提出 企業 1 説明 社保 / 健保組合 / 厚年基金 外部機関 健保被保険者証等 3 記入 健保 厚年資格喪失届 4 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 健保 厚年資格喪失届 社保 持参 健保被保険者証等 健保 厚年資格喪失確認通知書 5 受付 / 交付 8 退職者退職者 コピー 健保組合に加入している適用事業所の場合 健保資格喪失届 健保被保険者証等 健保組合 健保資格喪失確認通知書 6 受付 / 交付 厚年基金に加入している適用事業所の場合 健保 厚年資格喪失届 厚年基金 厚年基金資格喪失確認通知書 7 受付 / 交付 4

32 WFA(AsIs): 雇用保険 雇用保険被保険者資格喪失届 被保険者関係手続 ( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 1/2 企業 職安 外部機関 給与ソフト 1 参照 2 記入 / 押印 離職証明書 雇用保険資格喪失届 離職者退職者離職証明書 3 押印 給与ソフト 離職証明書 4 5 出力コピー 賃金台帳 出勤簿 労働者名簿 6 持参 雇用保険資格喪失届 離職証明書 確認書類 ( 賃金台帳 出勤簿 労働者名簿等 ) A 5

33 6 WFA(AsIs): 雇用保険 雇用保険被保険者資格喪失届 被保険者関係手続 ( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 2/2 企業 職安 外部機関 A 7 受付 審査処理 離職票 1/ 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 離職証明書 ( 事業主控え ) 9 郵送 8 離職者退職者 離職票 1/ 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2

34 7 WFA(AsIs): 税 退職所得の受給に関する申告 ( 退職所得申告 ) 1/2 企業 1 配布 税務署 外部機関 退職者退職者退職所得申告 2 記入 3 提出 退職所得申告 4

35 8 WFA(AsIs): 税 税共通 ( 特別徴収に係る給与所得者異動届出 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 ) 企業 市町村 外部機関 給与ソフト 1 参照 2 計算退職者退職者 4 3 確認説明 5 作成 給与所得者異動届 領収証書納入書納入済通知書 住民税納入申告書 B 給与支払報告書 C

36 9 WFA(AsIs): 税 特別徴収に係る給与所得者異動届 企業 市町村 外部機関 B 1 振分 2 郵送 給与所得者異動届 3 受付 審査処理 4 郵送 税額通知書 ( 企業宛 ) 税額通知書 ( 転職先宛 ) 納税通知書 ( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書 ( 転職する退職者宛 )

37 10 WFA(AsIs): 税 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 企業 市町村 外部機関 C 1 振分 2 3 提出納付 郵送 給与支払報告書 4 金融機関金融機関納入書 領収証書 6 5 パンチ業者パンチ業者納入済通知書 住民税納入申告書 納入データ (MT) 納入済通知書 住民税納入申告書 8 7 消込処理 9 収納台帳

38 11 企業が行う手続 ( 従業員約 38,000 人の企業の場合 ) 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票 コンピュータファイル

39 WFA(AsIs): 年金 医療保険 健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届 1/2 1 2 企業 退職者退職者 情報確認 3 退職処理 退職処理 DB 社保 / 健保組合 / 厚年基金 外部機関 4 提出 健保被保険者証等 DB 5 作成 6 チェック 7 修正 8 FD 作成 健保分 厚年分 厚年基金分 9 持参 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 社保 健保 厚年分 健保組合に加入している適用事業所の場合 健保分 健保組合 健保被保険者証等 厚年基金に加入している適用事業所の場合 厚年基金分 厚年基金 12

40 13 WFA(AsIs): 年金 医療保険 健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届 2/2 企業 社保 / 健保組合 / 厚年基金社保 10 受付 審査処理 外部機関 健保 厚年資格喪失確認通知書 11 郵送 健保組合 健保分データ (FD) 健保被保険者証等 12 受付 審査処理 健保資格喪失確認通知書 13 郵送 16 退職者退職者コピー 14 厚年基金 受付 審査処理 厚年基金資格喪失確認通知書 15 郵送

41 14 WFA(AsIs): 雇用保険 雇用保険被保険者資格喪失届 被保険者関係手続 ( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 1/2 企業 職安 外部機関 DB 1 対象者抽出 2 作成 ( バッチ処理 ) 離職証明書 4 送付 3 記入 雇用保険資格喪失届 離職証明書 事業所等事業所等離職証明書 7 押印 5 送付 8 持参 雇用保険資格喪失届 離職証明書 離職者退職者離職証明書 6 押印 / 提出 A

42 15 WFA(AsIs): 税 退職所得の受給に関する申告 ( 退職所得申告 ) 1/2 退職者 1 退職者申告書取得 企業 税務署 外部機関 2 記入 3 提出 退職所得申告 4

43 WFA(AsIs): 税 税共通 ( 特別徴収に係る給与所得者異動届出 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 ) 退職所得の特別徴収票 退職所得の源泉徴収票 企業 調査票 (EXCEL) 税務署 / 市町村 外部機関 1 送付 事業所等事業所等調査票 (EXCEL) 2 入力 3 送付 4 集約 5 振分 給与所得者異動届 退職所得の特別徴収票 B 領収証書納入書納入済通知書 住民税納入申告書 退職所得の源泉徴収票 6 郵送 市町村市町村 給与支払報告書 合計表 C 7 郵送 税務署 16

44 17 退職者 ( 個人 ) が行う手続 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票 コンピュータファイル

45 18 WFA(AsIs): 年金 国民年金被保険者資格取得 ( 申出 ) 書 種別変更 ( 第 1 号被保険者該当 ) 届書 退職者 市町村 社保 1 届出 国年資格取得届 年金手帳 退職証明書 or 健保資格喪失確認通知書 年金手帳 退職証明書 or 健保資格喪失確認通知書 2 3 受付 審査処理電話対応 厚年被保険者情報 国年資格取得届 年金 DB 5 電話対応 4 受付 審査処理 処理結果リスト 通知書等年金手帳 1 6 郵送 1: 新規の場合のみ

46 19 WFA(AsIs): 医療保険 ( 国保 ) 資格取得の届出 ( 適用除外に該当しなくなったとき ) 退職者 1 相談 市町村 2 説明試算 外部機関 3 届出 国保資格取得届 退職証明書 or 健保資格喪失確認通知書 退職証明書 or 健保資格喪失確認通知書 4 受付 審査処理 国保被保険者証 5 発行 6 国保料 ( 税 ) 計算 納付書 納付書 7 郵送

47 20 WFA(AsIs): 医療保険 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書 ( 協会けんぽの場合 ) 退職者 1 相談 全国健康保険協会 2 説明試算 外部機関 被扶養者 ( 異動 ) 届 1 3 届出 健保資格取得申請書 扶養状態を証するための書類 1 1: 被扶養者がいる場合 4 受付 審査処理 健保被保険者証 任意継続保険者資格取得申請受理通知書 5 郵送 高齢受給者証 2 2: 高齢受給者の場合 6 任意保険料計算 納付書 納付書 7 郵送

48 21 WFA(AsIs): 雇用保険 失業等給付 ( 基本手当 ) 関係手続 求職 離職者 職安 外部機関 1 持参 求職申込書 離職票 1 離職票 2 本人確認書類 通帳 写真 2 受付 審査処理 受給資格者のしおり 本人確認書類 ハローワークカード 通帳 説明会 3 受給資格者のしおり 4 来所 受付 雇用保険受給資格者証 失業認定申告書 5 説明会 認定 6 持参 失業認定申告書 受給資格者証 7 受付 審査処理 雇用保険受給資格者証 失業認定申告書 ( 次回分 )

49 WFA(AsIs): 年金 国民年金 厚生年金保険老齢給付裁定請求書 ( 国民年金のみの場合 ( 市町村受付 ) は除く ) 厚年基金老齢給付裁定請求書 退職者 1 問い合せ 社保 / 厚年基金社保 / 厚年基金 2 説明 外部機関 市町村等 3 申請 申請書 4 受付 審査処理 添付書類 戸籍謄本等 5 発行 6 届出 請求書 社保 添付書類 戸籍謄本等 7 受付 審査処理 年金証書等 8 郵送 9 届出 請求書 厚年基金 添付書類 戸籍謄本等 10 受付 審査処理 年金証書等 11 郵送 22

50 退職手続の現行業務フロー 付属資料 1-2 本資料について 本資料はヒアリングに基づき作成しているため 個々の機関により 若干の違いがある また 本資料では 利用者はオンライン申請を行っていないが オンライン申請が行える手続は以下のとおり 分類年金 医療保険 年金医療保険雇用保険税 手続名健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届 国民年金被保険者資格取得 ( 申出 ) 書 種別変更 ( 第 1 号被保険者該当 ) 届書国民年金 厚生年金保険老齢給付裁定請求書 ( 国保 ) 資格取得の届出 ( 適用除外に該当しなくなったとき ) 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書 ( 政府管掌健保の場合 ) 雇用保険被保険者資格喪失届被保険者関係手続 ( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 失業等給付 ( 基本手当 ) 関係手続特別徴収に係る給与所得者異動届分離課税に係る納入申告給与支払報告書退職所得の特別徴収票退職所得の源泉徴収票 対応システム e-gov 市町村ごとに異なる e-gov 市町村ごとに異なる健康保険組合ごとに異なる e-gov なし e-gov eltax eltax eltax eltax e-tax ヒアリング対象 (1) 対象範囲 年金 医療保険 雇用保険 税 企業 市町村 分類 (2) ヒアリング先 分類 公共職業安定所 社会保険事務所 厚生年金の資格喪失 国民年金の加入 老齢給付裁定請求など 健康保険の資格喪失 国民健康保険の加入 健康保険任意継続など 雇用保険の資格喪失 失業等給付など 退職所得に係る住民税納入申告 給与所得者異動届など ヒアリング先 従業員約 35 人の企業 従業員約 38,000 人の企業 人口約 500,000 人の市 雇用保険の喪失届件数約 400,000 の公共職業安定所 社会保険庁の担当者 備考 備考 退職者は不定期に発生 退職者数 20~30 人 / 月 企業が行う手続における市町村 公共職業安定所 社会保険事務所の業務フローは それぞれの企業を管轄する機関ではなく ヒアリング先の業務フローで作成している

51 企業が行う手続 ( 従業員約 35 人の企業の場合 ) 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票コンピュータファイル 1

52 手続 : 年金 医療保険 健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届基本シナリオ : 1. 企業は 退職者に対し 任意継続と国保 家族の扶養になる場合の保険料の違いなどを含め 退職後の手続等を詳細に説明する ( 1) 1 これ以降も随時相談が寄せられ 退職後に相談が寄せられることもある 2. 退職者は 企業の説明を確認し 健保被保険者証等を企業に提出する 3. 企業は 6 枚複写の指定様式となっている健保 厚年資格喪失届に住所 年金番号 給与などを記入する 4. 企業は ( 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 ) 健保 厚年資格喪失届と被保険者証を社会保険事務所に ( 健保組合に加入している適用事業所の場合 ) 健保 厚年資格喪失届と健保被保険者証等を健保組合に ( 厚年基金に加入している適用事業所の場合 ) 健保 厚年資格喪失届を厚年基金に持参する 5. 社保は 受付を行い 審査等を行った後 健保 厚年資格喪失確認通知書を交付する 6. 健保組合は 受付を行い 審査等を行った後 健保資格喪失確認通知書を交付する 7. 厚年基金は 受付を行い 審査等を行った後 厚年基金資格喪失確認通知書を交付する 8. 企業は 健保 厚年資格喪失確認通知書 健保資格喪失確認通知書 厚年基金資格喪失確認通知書をコピーし コピーを退職者に渡す 2

53 手続 : 雇用保険 雇用保険被保険者資格喪失届 被保険者関係手続( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 基本シナリオ : 1. 企業は 給与ソフトウェアから手続に必要な賃金台帳 給与明細の情報などを参照する 2. 企業は 雇用保険資格喪失届 ( 1) および 離職証明書( 2) に必要事項 ( 3) を記入 押印する 1 氏名等が入力された状態で あらかじめ企業に配布されている 2 離職証明書は以下の通りカーボンコピーの3 枚 1 式になっている (23 年度 OCR 化予定 ) 1 枚目 : 雇用保険被保険者離職証明書 ( 事業主控 ) 2 枚目 : 雇用保険被保険者離職証明書 ( 安定所提出用 ) 3 枚目 : 雇用保険被保険者離職票ー 2 3 賃金台帳等は添付書類 ( 指定様式はない ) として提出するが 離職証明書に それらの情報を記入する必要がある 3. 企業は 離職者に離職証明書を配布し 離職者は内容を確認の上 自署 捺印をし 企業に返す 4. 企業は 添付書類として 賃金台帳を給与ソフトウェアから印刷する 5. 企業は 添付書類として 出勤簿 労働者名簿等をコピーする 6. 企業は 雇用保険資格喪失届 離職証明書 および 賃金台帳 ( コピー ) 出勤簿( コピー ) 労働者名簿 ( コピー ) 等を所轄の職安に持参し 順番を待つ 7. 職安は 受付 内容確認 システムへの入力 離職票 2への付番 押印などを行い 離職票 1/ 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 離職証明書( 事業主控え ) を企業に配布する 8. 企業は 資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 離職証明書( 事業主控え ) を保存する 9. 企業は 離職票 1/ 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2を離職者に郵送する 3

54 手続 : 税 退職所得の受給に関する申告( 退職所得申告 ) 基本シナリオ : 1. 企業は 退職者に退職所得申告書を配布する 2. 退職者は 退職所得申告書に必要事項を記入する 3. 退職者は 企業に 退職所得申告書を提出する 4. 企業は 退職所得申告書を保管する 退職所得申告書は企業が受理したとき 税務署長に提出されたものとみなされる 退職所得申告書は企業が保管する 4

55 手続 : 税 税共通( 特別徴収に係る給与所得者異動届出 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 ) 基本シナリオ : 1. 企業は 給与ソフトウェアから手続に必要な給与の情報などを参照する 2. 企業は 退職金の金額等を計算する 3. 企業は 退職者に住民税の説明をする 4. 退職者は 企業の説明を確認する 5. 企業は 給与所得者異動届と領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書 ( 1) 給与支払報告書を作成する 1 領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書は 3セットで切り離し可能になっている ( 納入済通知書と住民税納入申告書は表裏 ) 新規に特別徴収するときに市町村から送付されている 5

56 手続 : 税 特別徴収に係る給与所得者異動届基本シナリオ : 1. 企業は 給与所得者異動届を従業員の住所地ごとに振り分ける ( 1) 1 市町村ごとに処理しなければならないため 工数がかかる 全従業員分一括して処理をしたいという要望がある 2. 企業は 給与所得者異動届を市町村に郵送する 3. 市町村は 受付 異動処理 ( 2) 内容確認などを行い 税額通知書( 企業宛 ) 税額通知書( 転職先宛 ) 納税通知書( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書( 転職する退職者宛 ) を作成する ( 3) 2 給与所得者異動届の 普通徴収 一括徴収 特別徴収継続 の区分 特別徴収継続の際の転職先情報などを課税台帳に入力する 3 次のとおり 場合により作成するものが異なる 普通徴収切替の場合 : 税額通知書と納税通知書 一括徴収の場合 : 税額通知書 特別徴収継続の場合 : 税額通知書 ( 転職元 転職先 ) 特別徴収残額通知書 4. 市町村は 税額通知書 ( 企業宛 ) を企業に 税額通知書 ( 転職先宛 ) を転職先に 納税通知書 ( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書( 転職する退職者宛 ) を退職者に郵送する ( 4) 4 新規に特別徴収する企業には 以下を送付する 領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書 特別徴収関係綴 ( 給与所得者異動届 普通徴収から特別徴収への変更依頼書 名称及び住所地変更届 ) 6

57 手続 : 税 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書基本シナリオ : 1. 企業は 給与支払報告書 領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書を従業員の住所地ごとに振り分ける ( 1) 1 市町村ごとに処理しなければならないため 工数がかかる 全従業員分一括して処理をしたいという要望がある 2. 企業は 給与支払報告書を市町村に郵送する 3. 企業は 領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書を金融機関に持参し 税の納入を行う 4. 金融機関は 納入処理後 各書類に必要事項を入力後 領収証書を企業に返却し 納入書を保管する 納入済通知書 住民税納入申告書を各受付店から取りまとめ店に集め 市町村から指定されているパンチ業者に郵送する 5. 企業は 領収証書を保管する 6. パンチ業者は 金融機関から受け取った納入済通知書 住民税納入申告書の内容をパンチ入力し MT に保存し 原紙と共に市町村に郵送する 7. 市町村は パンチ業者から受け取った MT のデータを基に 消込処理を行う 8. 市町村は 給与支払報告書の内容などを参照しながら 消込処理の内容を確認し 必要に応じて修正を行う 9. 市町村は 納入済通知書 住民税納入申告書と MT を保管する 7

58 企業が行う手続 ( 従業員約 38,000 人の企業の場合 ) 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票コンピュータファイル 8

59 手続 : 年金 医療保険 健康保険 厚生年金保険被保険者資格喪失届基本シナリオ : 1. 退職者は 社内イントラで退職に関する情報を確認する 2. 退職者は 社内イントラで退職処理を行う 3. 企業は 退職者が行った退職処理に応じたシステム処理を行う 4. 退職者は 健保被保険者証等を企業に提出する 5. 企業は 月次バッチ ( 1) で健保 厚年保険被保険者資格喪失届のデータを作成する 1 月途中の退職者分は手作業で紙の届出書を作成する 6. 企業は 社保庁から提供されているプログラムを使用し データのチェックを行う 7. 企業は チェック結果に応じ 必要であれば データ修正を行う 8. 企業は データをフロッピーディスクに保存する 9. 企業は ( 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 ) 健保 厚年分のデータを社保に持参し ( 健保組合に加入している適用事業所の場合 ) 健保分のデータを健保被保険者証等とともに健保組合に ( 厚年基金に加入している適用事業所の場合 ) 厚年基金分のデータを厚年基金に持参する 10. 社保は 受付 審査等を行う 11. 社保は 健保 厚年資格喪失確認通知書を発行し 企業に郵送する 12. 健保組合は 受付を行い 審査等を行う 13. 健保組合は 健保資格喪失確認通知書を企業に郵送する 14. 厚年基金は 受付 審査等を行う 15. 厚年基金は 厚年基金資格喪失確認通知書を発行し 企業に郵送する 16. 企業は 健保 厚年資格喪失確認通知書 健保資格喪失確認通知書 厚年基金資格喪失確認通知書をコピーし コピーを退職者に社内便で送付する 9

60 手続 : 雇用保険 雇用保険被保険者資格喪失届 被保険者関係手続( 雇用保険被保険者離職証明書 ) 基本シナリオ : 1. 企業は 手続対象者の抽出を行う 2. 企業は バッチ処理で離職証明書へ記入する ( 1 2) 1 本処理のためだけに ドットプリンターを保持し続けている 2 離職証明書は以下の通りカーボンコピーの3 枚 1 式になっている (23 年度 OCR 化予定 ) 1 枚目 : 雇用保険被保険者離職証明書 ( 事業主控 ) 2 枚目 : 雇用保険被保険者離職証明書 ( 安定所提出用 ) 3 枚目 : 雇用保険被保険者離職票ー 2 3. 企業は 雇用保険被保険者資格喪失届 ( 3) に必要事項を記入する 3 氏名等が入力された状態で あらかじめ企業に配布されている 4. 企業は 離職証明書を事業所等ごとに分類し 送付する 5. 事業所等は 離職証明書を退職者に送付する 6. 離職者は 離職証明書の内容を確認の上 自署 捺印をし 企業に提出する 7. 事業所等は 離職証明書 雇用保険被保険者資格喪失届に押印する 8. 事業所等は 雇用保険資格喪失届 離職証明書を所轄の職安に持参する ( 4 5) 4 事業所等ごとに処理しなければならないため 工数がかかる 本店で一括して処理をしたいという要望がある 5 この企業では 多くの事業所等が照合事務省略事業所に認定されているため 確認書類は基本的に提出しない 以降は 企業が行う手続 ( 従業員約 35 人の企業の場合 ) と同じ 10

61 手続 : 税 退職所得の受給に関する申告( 退職所得申告 ) 基本シナリオ : 1. 退職者は 社内イントラから 退職所得申告書のをダウンロードする 2. 退職者は 退職所得申告書に必要事項を記入する 3. 退職者は 企業に 退職所得申告書を提出する 4. 企業は 退職所得申告書を保管する 退職所得申告書は企業が受理したとき 税務署長に提出されたものとみなされる 退職所得申告書は企業が保管する 11

62 手続 : 税 税共通( 特別徴収に係る給与所得者異動届出 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 ) 退職所得の特別徴収票 退職所得の源泉徴収票 基本シナリオ : 1. 企業は 自社で開発した EXCEL の調査票を各事業所等に送付する 2. 各事業所等は調査票に必要事項を入力する 3. 各事業所等は調査票を本社に送付する 4. 企業は 各事業所から送付された調査票を集約する 5. 企業は 集約した調査票を提出先の市町村ごとに振分け 調査票から各種申請 届出書を作成する 6. 企業は 退職所得の特別徴収票 ( 役員に支払うもののみ ) を役員の住所地ごとに郵送する 7. 企業は 退職所得の源泉徴収票 ( 役員に支払うもののみ ) 及び合計表を税務署に郵送する 以降の 特別徴収に係る給与所得者異動届出 分離課税に係る納入申告 給与支払報告書 は 企業が行う手続 ( 従業員約 35 人の企業の場合 ) と同じ 12

63 退職者 ( 個人 ) が行う手続 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票 コンピュータファイル 13

64 手続 : 年金 国民年金被保険者資格取得( 申出 ) 書 種別変更 ( 第 1 号被保険者該当 ) 届書基本シナリオ : 1. 退職者は 国年資格取得届に必要事項を記入し 年金手帳及び退職証明書 ( または 健保資格喪失確認通知書 ) を添付し 市町村の窓口に届出を行う 2. 市町村は 受付を行い 退職者の年金加入記録を社保に電話で確認するなどの審査を行い 年金加入記録の入力などを行った後 国年資格取得届の写しを社保に郵送する また 年金手帳 退職証明書 ( または 健保資格喪失確認通知書 ) を返却する 3. 社保は 市町村からの電話の問い合せに対し 年金加入記録を調べ返答する ( 1) 4. 社保は 受付を行い 退職者の年金加入記録を市町村に電話で確認するなどの審査を行い 年金加入記録への入力などを行う 5. 市町村は 社保からの電話の問い合せに対し 年金加入記録を調べ返答する ( 1) 6. 社保は 処理結果リストを市町村に 通知書等 年金手帳 ( 新規の場合のみ ) を退職者に郵送する 1: 平成 21 年 4 月に向け 社会保険庁から市町村に対し 国民年金記録 ( 加入記録や保険料記録 ) や厚年記録等 ( 資格喪失記録のみ ) が毎日確認できる方式にシステム改修を計画している 当該システム改修後は 電話確認は不要となる 14

65 手続 : 医療保険 ( 国保 ) 資格取得の届出 ( 適用除外に該当しなくなったとき ) 基本シナリオ : 1. 退職者は 市町村に相談し 国保料 ( 税 ) の試算などを依頼する 2. 市町村は 国保について説明するとともに 退職者の情報を聞き取りながら 国保料 ( 税 ) の試算を行う 3. 退職者は 国保資格取得届に必要事項を記入し 退職証明書 ( または 健保資格喪失確認通知書 ) を添付し 市町村の窓口に届出を行う 4. 市町村は 受付 審査等 ( 1) を行う また 退職証明書 ( または 健保資格喪失確認通知書 ) を返却する 1 任意継続とどちらが有利か それぞれの場合の保険料はいくらかなどの相談や試算などを行っており 時間がかかる場合がある 5. 市町村は国保被保険者証を退職者に発行 ( 2) する 2 即時で発行できない場合は郵送 6. 市町村は 国保料 ( 税 ) 額計算を前年所得などのデータから計算し 納付書を作成する処理を月末にバッチ処理で行う 7. 市町村は 納付書を退職者に郵送する 15

66 手続 : 医療保険 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書( 協会けんぽの場合 ) 基本シナリオ : 1. 退職者は 全国健康保険協会に相談し 保険料の試算などを依頼する 2. 全国健康保険協会は 健康保険について説明するとともに 退職者の情報を聞き取りながら 保険料の試算を行う 3. 退職者は 健保資格取得申請書 ( 被扶養者がいる場合 ) 被扶養者 ( 異動 ) 届及び扶養状態を証するための書類 ( 非課税証明書等 ) に必要事項を記入し 全国健康保険協会の窓口に届出を行う 4. 全国健康保険協会は 受付 審査等を行う 5. 全国健康保険協会は 健保被保険者証 任意継続保険者資格取得申請受理通知書 高齢受給者証 ( 高齢受給者の場合 ) を退職者に郵送する 6. 全国健康保険協会は 任意保険料を前年所得などのデータから計算し 納付書を作成する処理を行う 7. 全国健康保険協会は 納付書を退職者に郵送する 16

67 手続 : 雇用保険 失業等給付( 基本手当 ) 関係手続基本シナリオ : 1. 離職者は 求職申込書に必要事項を記入し 雇用保険被保険者証 離職票 1 離職票 2 本人確認書類 通帳 写真を添付し 職安の窓口に届出を行う 2. 職安は 受付と共に離職者の相談を受け 審査や求職申込書の内容のシステム入力を行い 説明日の日時の告知を行い ハローワークカード 雇用保険受給資格者のしおりを離職者に渡す ( 1) また 雇用保険被保険者証 本人確認書類 通帳を返却する 1 離職理由の異議申し立てがある場合 後日事業所に確認する 3. 離職者は 指定された日時に 雇用保険受給資格者のしおりを持参し 職安の説明会に出席する 4. 職安は受付を行う 5. 職安は説明会を行い 雇用保険受給資格者証 失業認定申告書を離職者に渡し 第一回目の失業認定日を通知する 6. 離職者は 失業認定申告書に求職活動の状況等を記入し 雇用保険受給資格者証を添付し 職安の窓口に届出を行う 7. 職安は 受付と共に退職者の相談を受け 審査やシステム入力 受給資格者証への給付記録 ( 処理日 認定期間 支給日数 金額 次回認定日等 ) の印字などを行い 退職者に雇用保険受給資格者証 失業認定申告書 ( 次回分 ) を渡す 原則として 6 と 7 を 4 週間に 1 度行う 17

68 手続 : 年金 国民年金 厚生年金保険老齢給付裁定請求書( 国民年金のみの場合 ( 市町村受付 ) は除く ) 厚年基金老齢給付裁定請求書基本シナリオ : 1. 退職者は 老齢給付裁定請求書の記入方法 手続に必要な添付書類などについて 社保や厚年基金に問い合わせを行う 2. 社保 厚年基金は 退職者からの問い合せに対し 説明を行う 3. 退職者は 必要な添付書類に応じて市町村等 ( 1) に申請を行う 1 必要な添付書類は表 1のとおり 4. 市町村等は 受付 審査等を行う 5. 市町村等は 証明書等を発行する 6. 退職者は 国民年金 厚生年金保険老齢給付裁定請求書に必要事項を記入し 添付書類とともに 社保に提出する ( 2) 2 郵送も可能だが 退職者の多くは 説明を受けながら手続をしたいため 窓口に来所する 7. 社保は 受付や審査 システム入力処理 年金証書等の出力などを行う 8. 社保は 退職者に年金証書等を郵送する 9. 退職者は 厚年基金老齢給付裁定請求書に必要事項を記入し 添付書類とともに 厚年基金に提出する 10. 厚年基金は 受付や審査 システム入力処理 年金証書等の出力などを行う 11. 厚年基金は 退職者に年金証書等を郵送する 表 1 老齢給付裁定請求に必要な添付書類 添付書類 分類 窓口 備考 年金手帳または被保険者証または基礎年金番号通知書 本人 配偶者 本人保管 提出できないときは その事由書が必要 雇用保険被保険者証 本人 本人保管 提出できないときは その事由書が必要 雇用保険受給資格者証 本人 本人保管 失業給付の手続をした場合 高年齢雇用継続給付支給決定通知書 ( 写しでも可 ) 本人 本人保管 定年後も勤務を続け継続給付を受ける場合 戸籍謄本または戸籍全部事項証明書 世帯全員 市区町村 配偶者または子がいない場合は戸籍抄本または戸籍記載事項証明書でよい 住民票 ( 生計維持証明 ) 配偶者 世帯全員 市区町村 所得証明書または課税 ( 非課税 ) 証明書 本人 配偶者 子 市区町村 年金証書または恩給証書 本人 配偶者 本人保管 他の公的年金制度からすでに別の年金を受けている場合 在学証明書 子 学校 学生の子がいる場合 義務教育は不要 健康保険証 ( 扶養者 被扶養者を確認できるもの ) 本人 配偶者 子 本人保管 その他 ( 医師の診断書 レントゲンフィルム 身障者手帳 年金受給選択申出書 外国人登録原票記載事項証明書 住民票コードなど ) - - 個々のケースにより様々な書類が必要 本人保管書類についても紛失時などは所管の行政機関等で再発行等の手続が必要 18

69 付属資料 2-1 退職手続の理想モデル業務フロー図 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票 コンピュータファイル 理想モデル業務フロー図は 理想モデルの業務フローを図示したものである 理想モデルは 現在の制約条件にはとらわれず 長期的な設計思想に基づいて作成する理想的なサービスモデルである 理想モデルは 技術革新や業務環境の変化等に応じて改善していくことが求められる また 実際にサービスを構築する際には 理想モデルを目指しつつも 費用対効果 法制度 既存システム等の制約を考慮する必要がある

70 WFA(ToBe): 企業が行う手続 1/3 企業 ポータル サービス提供者 3 退職者退職者 1 確認 退職処理 4 退職処理 2 情報提供 行政サービスの情報提供ポータルで必要な情報が簡単に得られるようになり 企業の退職者に対する説明負担が軽減 退職所得申告 5 ワンストップサービス対応ソフトウェア 6 退職手続一括データ作成 API 公開企業のソフトウェアから直接申請 届出が可能となり 企業の処理が効率化 退職手続各種申請 届出データ 7 8 ログイン 認証 10 9 確認 情報提供 11 電子署名 送信 A 1

71 2 WFA(ToBe): 企業が行う手続 2/3 企業 ポータル A サービス提供者 申請 届出等のデータ形式統一化データ変換なしで連携できるようになり 各サービス提供者のシステム運用コストが軽減 企業単位の申請 届出 社会保険 労働保険関連手続の一括申請 届出 退職手続の一括申請が実現し 企業の処理が効率化 退職手続各種申請 届出データ 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 振分健保 厚年資格喪失届 健保組合に加入している適用事業所の場合 厚年基金に加入している適用事業所の場合 事業所ごとに振分 健保資格喪失届 厚年資格喪失届 雇用保険資格喪失届 離職証明書 社保受付 審査健保組合受付 審査厚年基金受付 審査職安受付 審査 退職所得の源泉徴収票 合計表 17 受付 審査 税務署 給与所得者異動届 市町村 住民税納入申告書 退職者の住所地ごとに振分 給与支払報告書退職所得の特別徴収票 18 受付 審査

72 3 WFA(ToBe): 企業が行う手続 3/3 企業 24 ポータル サービス提供者 通知 25 ログイン 27 取得 26 認証 健保 厚年資格喪失確認通知書 健保資格喪失確認通知書 交付交付 社保 健保組合 退職者退職者 ログイン 認証 厚年基金資格喪失確認通知書 21 交付 厚年基金 30 取得 離職票 1/ 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 22 交付 職安 離職票 2 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 31 転職先企業退職者退職者 ログイン 33 取得 32 認証 離職証明書 ( 事業主控え ) 税額通知書 ( 企業宛 ) 税額通知書 ( 転職先宛 ) 23 交付 市町村 納税通知書 ( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書 ( 転職する退職者宛 ) 住民税納付情報

73 WFA(ToBe): 個人が行う手続 ( 年金 医療保険 ) 保険料 ( 税 ) 試算サービスの提供 退職者 ポータルで保険料 ( 税 ) 試算ができるようになり 退職者の市町村等への訪問 市町村等の保険料 ( 税 ) 試算処理が不要になる 通知 2 3 ログイン認証 確認 入力 送信 ログイン 1 5 国年に加入 ( 原則 60 歳まで ) する場合 12 認証 年金 医療保険得喪情報ポータルのバックオフィス連携 行政情報の共同利用が可能となり 行政機関の処理が効率化 情報提供 保険料 ( 税 ) 試算 国年資格取得届 各種保険者退職者 国年資格取得届 サービス提供者 年金 医療保険得喪情報 国年資格取得届 7 受付 審査 社保 市町村 13 取得 国年資格取得通知書等 国保に加入する場合 国保資格取得届 国保資格取得届 8 受付 審査 任意継続する場合 健保資格取得申請書 被扶養者 ( 異動 ) 届 1 1: 被扶養者がいる場合 全国健康保険協会 健保組合等健保資格取得申請書 9 被扶養者 ( 異動 ) 届受付 審査 10 通知 4

74 5 WFA(ToBe): 個人が行う手続 ( 失業等給付 ( 基本手当 ) 関係手続 ) 求職 離職者 ポータル 職安求職申込書 離職票 1 1 持参 本人確認書類通帳写真 離職票 2 2 受付 審査処理 受給資格者のしおり 本人確認書類 ハローワークカード 通帳 説明会 3 受給資格者のしおり 4 持参 受付 雇用保険受給資格者証 5 説明会 認定 6 持参 失業認定申告書 雇用保険受給資格者証 雇用保険受給資格者証 7 受付 審査処理

75 6 WFA(ToBe): 個人が行う手続 ( 老齢給付裁定請求書 ) 退職者 2 3 ログイン 1 通知 認証 ポータル サービス提供者 4 確認 5 情報提供 6 入力 送信 添付書類請求書 添付書類請求書 市町村等 添付書類の削減 電子化 ( バックオフィス連携 ) 7 受付 審査 8 行政情報の共同利用が可能となり 添付書類が削減される 参照設定 添付書類 老齢給付裁定請求書 老齢給付裁定請求書 9 受付 審査 社保 通知書 12 ログイン 13 認証 老齢給付裁定請求書 厚年基金 10 受付 審査 14 取得 通知書 11 通知

76 退職手続の理想モデル業務フロー 付属資料 2-2 凡例 略称 手作業確認 チェック保管コンピュータ処理コンピュータ画面 < 制度名 > 健保 : 健康保険厚年 : 厚生年金保険国年 : 国民年金国保 : 国民健康保険厚年基金 : 厚生年金基金 < 保険者名 > 社保 : 社会保険事務所職安 : 公共職業安定所 帳票コンピュータファイル 理想モデル業務フローは 理想モデルの業務フローにおける処理内容を記述したものである 理想モデルは 現在の制約条件にはとらわれず 長期的な設計思想に基づいて作成する理想的なサービスモデルである 理想モデルは 技術革新や業務環境の変化等に応じて改善していくことが求められる また 実際にサービスを構築する際には 理想モデルを目指しつつも 費用対効果 法制度 既存システム等の制約を考慮する必要がある

77 手続 : 企業が行う手続基本シナリオ : 1. 退職者は ポータルサイトで退職に関する制度の概要や手続の内容を確認する 2. ポータルサイトは 退職者向けの情報を一元的に提供する 3. 退職者は 社内イントラで退職処理を行う 4. 企業は 退職者が行った退職処理に応じたシステム処理を行う 5. 企業は 退職者が退職処理で作成した退職所得の受給に関する申告 ( 退職所得申告 ) を保存する ( 1) 6. 企業は ワンストップサービスに対応したソフトウェア (ASP/SaaS パッケージソフト 社内開発など) を用いて標準データ形式による退職手続データの作成を一括して行う 7. 企業は ポータルサイトにログインする 8. ポータルサイトは 企業を認証する 9. 企業は ポータルサイトで退職に関する制度の概要や手続の内容を確認する 10. ポータルサイトは 退職に関する企業向けの情報を一元的に提供する 11. 企業は 作成した退職関係の各種申請 届出データに電子署名を付与し ( 2) ポータルサイトの公開 APIを用いてポータルサイトに送信する 12. ポータルサイトは 受信した退職手続各種申請 届出データを適切な機関に振り分け 送信する 職安については 事業所ごと 市町村については 退職者の現住所ごとに振分ける 13. ( 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 ) 社保は 健保 厚年資格喪失届の受付 審査等を行う 14. ( 健保組合に加入している適用事業所の場合 ) 健保組合は 健保資格喪失届の受付 審査等を行う ( 3) 15. ( 厚年基金に加入している適用事業所の場合 ) 厚年基金は 厚年資格喪失届の受付 審査等を行う 16. 職安は 雇用保険資格喪失届 離職証明書の受付 審査等を行う ( 4) 17. 税務署は 退職所得の源泉徴収票 合計表の受付 審査等を行う 18. 市町村は 給与所得者異動届 住民税納入申告書 給与支払報告書 退職所得の特別徴収票の受付 審査等を行う 19. ( 協会けんぽ 厚年に加入している適用事業所の場合 ) 社保は 健保 厚年資格喪失確認通知書をポータルサイト経由で企業に交付する 20. ( 健保組合に加入している適用事業所の場合 ) 健保組合は 健保資格喪失確認通知書をポータルサイト経由で企業に交付する 21. ( 厚年基金に加入している適用事業所の場合 ) 厚年基金は 厚年基金資格喪失確認通知書をポータルサイト経由で企業に交付する 22. 職安は 離職票 1/ 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2を退職者に 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 離職証明書( 事業主控え ) を企業に ポータルサイト経由で交付する ( 2) 23. 市町村は 税額通知書 ( 企業宛 ) を企業に 税額通知書 ( 転職先宛 ) を転職先に 納税通知書 ( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書( 転職する退職者宛 ) を退職者に ポータルサイト経由で交付する ( 5) 24. ポータルサイトは サービス提供者の処理が終了したことを企業 退職者 転職先企業に通知する 1

78 25. 企業は ポータルサイトにログインする 26. ポータルサイトは 企業を認証する 27. 企業は ポータルサイトから 健保 厚年資格喪失確認通知書 健保資格喪失確認通知書 厚年基金資格喪失確認通知書 離職票 1/ 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 被保険者通知用 ) 離職票 2 雇用保険資格喪失確認通知書 ( 事業主通知用 ) 離職証明書( 事業主控え ) 税額通知書( 企業宛 ) 住民税納付情報を取得する ( 2) 28. 退職者は ポータルサイトにログインする 29. ポータルサイトは 退職者を認証する 30. 退職者は ポータルサイトから 納税通知書 ( 退職者宛 ) 特別徴収残額通知書( 転職する退職者宛 ) を取得する 31. 転職先企業は ポータルサイトにログインする 32. ポータルサイトは 転職先企業を認証する 33. 転職先企業は ポータルサイトから 税額通知書 ( 転職先宛 ) を取得する 1 退職所得の受給に関する申告は企業が受理したとき 税務署長に提出されたものとみなされる 退職所得の受給に関する申告は企業が保管する 2 退職者本人が離職証明書 ( 離職票 ) の内容を十分に確認すること等を担保しつつ 利便性の高いワンストップサービスの実現に向けて 退職者の電子署名 退職者への離職票の交付に係る取扱いについて検討する 3 社会保障カード ( 仮称 ) により 健保被保険者証等の返却は不要とする 4 照合事務省略事業所の場合 確認書類は提出しない 5 新規に特別徴収する企業には 以下も交付する 領収証書 納入書 納入済通知書 住民税納入申告書 特別徴収関係綴 ( 給与所得者異動届 普通徴収から特別徴収への変更依頼書 名称及び住所地変更届 ) 2

79 手続 : 個人が行う手続 ( 年金 医療保険 求職申込 ( 雇用保険 )) 基本シナリオ : 1. ポータルサイトは 年金 医療保険の加入案内 失業給付の案内 老齢給付裁定の手続案内などの通知を行う 2. 退職者は ポータルサイトにログインする 3. ポータルサイトは 退職者を認証する 4. 退職者は ポータルサイトで退職後の処理に関する制度の概要や手続の内容を確認する 5. ポータルサイトは 退職者向けの情報を一元的に提供する また 国保 任意継続などの保険料 ( 税 ) の試算結果を提示する 6. 退職者は 必要な手続を選択し 必要事項を入力してポータルサイトに送信する ( 1) 7. ( 国年に加入する場合 ) 市町村は バックオフィス連携により社保や各種保険者から年金 医療保険の得喪情報を参照して ( 2) 国年資格取得届の受付 審査等を行い 処理結果リストを市町村に送信する また 国年資格取得通知書等をポータルサイト経由で退職者に交付する 8. ( 国保に加入する場合 ) 市町村は 国保資格取得届の受付 審査等を行う ( 3) 9. ( 任意継続する場合 ) 全国健康保険協会 健保組合等は 健保資格取得申請書 被保険者 ( 異動 ) 届 ( 被扶養者がいる場合 ) の受付 審査等を行う ( 3) 10. ポータルサイトは サービス提供者の処理が終了したことを退職者に通知する 11. 退職者は ポータルサイトにログインする 12. ポータルサイトは 退職者を認証する 13. 退職者は ポータルサイトから ( 国年に加入する場合 ) 国年資格取得通知書等を取得する 1 電子署名の必要性については 電子政府ガイドライン作成検討会の検討内容を参考にしつつ 引き続き検討する 2 希望者に対しては バックオフィス連携により社保や各種保険者から年金 医療保険の得喪情報を参照することで 手続案内をするなどのPUSH 型のサービスも行う 3 社会保証カード ( 仮称 ) により 国保加入の場合の国保被保険者証等 任意継続の場合の健保被保険者証等の交付は不要となる 3

80 手続 : 個人が行う手続 ( 失業等給付 ( 基本手当 ) 関係手続 ) 基本シナリオ : 1. 離職者は 求職申込書 本人確認書類 通帳 写真を添付し 職安の窓口で受付を行う (P) 2. 職安は 受付と共に離職者の相談を受け 審査を行い 説明日の日時の告知を行い ハローワークカード 雇用保険受給資格者のしおりを離職者に渡す ( 1) また 本人確認書類 通帳を返却する 3. 離職者は 指定された日時に 雇用保険受給資格者のしおりを持参し 職安の説明会に出席する 4. 職安は受付を行う 5. 職安は説明会を行い 雇用保険受給資格者証を離職者に渡し 第一回目の失業認定日を通知する 6. 離職者は 失業認定申告書 雇用保険受給資格者証を持参し 職安の窓口で受付を行う 7. 職安は 受付と共に退職者の相談を受け 審査やシステム入力 受給資格者証への給付記録 ( 処理日 認定期間 支給日数 金額 次回認定日等 ) の印字などを行い 退職者に雇用保険受給資格者証 を渡す 原則として 6 7 を 4 週間に 1 度行う 1 離職理由の異議申し立てがある場合 後日事業所に確認する 4

81 手続 : 個人が行う手続 ( 老齢給付裁定請求書 ) 基本シナリオ : 1. ポータルサイトは 年金受給開始年齢到達 3 ヶ月前通知を行う 2. 退職者は ポータルサイトにログインする 3. ポータルサイトは 退職者を認証する 4. 退職者は ポータルサイトで老齢給付に関する制度の概要や手続の内容を確認する 5. ポータルサイトは 老齢給付に関する情報を一元的に提供する 6. 退職者は 老齢給付裁定請求書に必要事項を入力し 添付書類 ( 1) のバックオフィス連携への同意をしてポータルサイトに送信する ( 2) 7. 市町村等は 添付書類請求書の受付 審査等を行う 8. 市町村等は 退職者が同意した添付書類を関連機関 ( 社保 厚年基金 ) から参照できるよう設定する 9. 社保は 市町村等の添付書類を参照し 老齢給付裁定請求書の受付 審査等を行い ポータルサイト経由で通知書を退職者に交付する 10. 厚年基金は 市町村等の添付書類を参照し 老齢給付裁定請求書の受付 審査等を行い ポータルサイト経由で通知書を退職者に交付する 11. ポータルサイトは サービス提供者の処理が終了したことを退職者に通知する 12. 退職者は ポータルサイトにログインする 13. ポータルサイトは 退職者を認証する 14. 退職者は ポータルサイトから通知書を取得する 1 必要な添付書類は表 1のとおり 2 電子署名の必要性については 電子政府ガイドライン作成検討会の検討内容を参考にしつつ 引き続き検討する 5

82 表 1 老齢給付裁定請求に必要な添付書類 添付書類 分類 窓口 備考 年金手帳または被保険者証または基礎年金番号通知書 本人 配偶者 本人保管 提出できないときは その事由書が必要 雇用保険被保険者証 本人 本人保管 提出できないときは その事由書が必要 雇用保険受給資格者証 本人 本人保管 失業給付の手続をした場合 高年齢雇用継続給付支給決定通知書 ( 写しでも可 ) 本人 本人保管 定年後も勤務を続け継続給付を受ける場合 戸籍謄本または戸籍全部事項証明書 世帯全員 市区町村 配偶者または子がいない場合は戸籍抄本または戸籍記載事項証明書でよい 住民票 ( 生計維持証明 ) 配偶者 世帯全員 市区町村 所得証明書または課税 ( 非課税 ) 証明書 本人 配偶者 子 市区町村 年金証書または恩給証書 本人 配偶者 本人保管 他の公的年金制度からすでに別の年金を受けている場合 在学証明書 子 学校 学生の子がいる場合 義務教育は不要 健康保険証 ( 扶養者 被扶養者を確認できるもの ) 本人 配偶者 子 本人保管 その他 ( 医師の診断書 レントゲンフィルム 身障者手帳 年金受給選択申出書 外国人登録原票記載事項証明書 住民票コードなど ) - - 個々のケースにより様々な書類が必要 本人保管書類についても紛失時などは所管の行政機関等で再発行等の手続が必要 6

83 付属資料 3 1 退職手続に関するアンケート調査分析結果 1. 調査概要... 2 (1) 退職者調査... 2 (2) 企業における従業員の退職手続に関する調査 調査結果要旨... 3 (1) 退職にかかわる現状... 3 (2) 将来のサービス提供に対するニーズ... 8 (3) ワンストップ実現に向けて最も重要な点... 15

84 1. 調査概要 (1) 退職者調査 調査票タイトル 調査方法 退職に関するアンケート ウェブアンケート 実施期間 2009 年 2 月 26 日 ( 木 )~3 月 2 日 ( 月 ) 対象者 調査項目 有効回答数 調査会社の登録モニター ( 全国約 190 万人 ) のうち これまでに転職 退職経験 のある 20 歳以上の男女 Q1 転職 退職経験 Q2 退職時に就職についての情報も探したか否か Q3 実際に行った退職手続 Q4 退職手続に必要な情報を入手した手段 Q5 Q4 の情報源の評価 Q6 退職手続に必要な情報入手の面倒さ Q7 退職手続の際の不安感の有無 Q8 退職手続で困った点 1,000 人 Q9 将来のサービス提供に対するニーズ Q10 ワンストップサービスの実現で最も重要な点 Q11 退職の際に困ったこと 改善の方策等 ( 自由記述 ) Q12 回答者性別 Q13 回答者年齢 Q14 居住都道府県 Q15 回答者の現在の職業 Q16 退職元企業の従業員規模 Q17 退職元企業での雇用形態 (2) 企業における従業員の退職手続に関する調査 調査票タイトル 調査方法 従業員の退職手続に関するアンケート ウェブアンケート 実施期間 2009 年 2 月 24 日 ( 火 )~3 月 2 日 ( 月 ) 対象者 調査項目 調査会社の登録モニター ( 全国約 190 万人 ) のうち 職業が会社員でかつ社内の従業員の退職関連の諸手続について以下の条件に合致する 20 歳以上の男女 現在従事している 過去に従事したことがある 従事したことはないが総務 人事 経理の業務に従事しており おおよその内容を理解している Q1 従業員の退職手続に必要な情報入手の手段 Q2 Q1 の情報源の評価 Q3 従業員の退職手続に必要な情報入手の面倒さ Q4 従業員の退職手続で困った点 Q5 将来のサービス提供に対するニーズ Q6 ワンストップサービスの実現で最も重要な点 Q7 従業員の退職手続で困っていること 改善の方策等 ( 自由記述 ) Q8 業種 Q9 企業の従業員規模 Q10 本社 支店の別 Q11 事業所の従業員規模 Q12 回答者の退職業務とのかかわり Q13 社内の事務処理の電子化状況 Q14 行政の電子申請システムの利用状況 有効回答数 1,000 人 ( 勤務先企業の従業員規模 300 人未満 : 400 人 300 人 ~1000 人未満 200 人 1000 人以上 400 人 ) 2

85 2. 調査結果要旨 (1) 退職にかかわる現状 1 退職者 ( 個人 ) の現状 退職手続に必要な情報を入手した手段 必要な情報を入手するために利用した手段を複数回答でたずねたところ 退職元企業の説明 (44.1%) が最も多く 次いで 手続先機関の窓口での説明 (32.3%) となり 対面での情報入手が最も多いことが明らかとなった 情報を得た場所について着目すると 退職元企業で配布された冊子等 (17.3%) も多く 退職者は退職元の企業から多くの情報を得ているといえる なお 何らかの手段で情報を得たと回答した 764 人中の平均利用手段数は 1.77 であった 0% 10% 20% 30% 40% 50% 退職元企業の担当者の説明 44.1% 退職元企業で配布された冊子など 17.3% 退職元企業の社内向け Web サイト 1.2% 手続先機関の窓口での説明 32.3% 手続先機関で配布されている冊子など 手続先機関の Web サイト 8.3% 6.4% 外部の専門家の説明外部の専門家の執筆した書籍など外部の専門家のWebサイトその他の雑誌など 1.3% 0.2% 1.1% 3.7% 上記以外のインターネット その他 9.2% 10.1% 特にない 23.6% さらに 利用した手段について手続に必要な情報が得られたかを 必要な情報が得られた から まったく得られなかった の5 段階でたずねたところ いずれの手段でも 必要な情報が得られた ある程度得られた を合計すると9 割前後となっているが 最も評価の高い 必要な情報が得られた についてみると 外部の専門家の説明 (46.2%) 手続先機関の窓口の説明 (40.6%) 退職元企業の担当者の説明 (39.0%) など対面での説明の評価が高い傾向がある Web サイトについてみると 外部の専門家の Web サイト (45.5%) 手続先機関の Web サイト (31.3%) は比較的高いものの 退職元企業の社内向け Web サイト (16.7%) の評価は低くなっている 3

86 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 退職元企業の担当者の説明 39.0% 52.4% 7.0% 1.6% 退職元企業で配布された冊子等 24.3% 66.5% 6.9% 2.3% 退職元企業の社内向け W eb サイト 16.7% 75.0% 8.3% 手続先機関の窓口での説明 40.6% 46.7% 10.8% 1.9% 手続先機関で配布している冊子等 24.1% 60.2% 10.8% 4.8% 手続先機関の W eb サイト 31.3% 59.4% 6.3% 3.1% 外部の専門家の説明 46.2% 46.2% 7.7% 外部の専門家の執筆した書籍等 100.0% 外部の専門家の W eb サイト 45.5% 45.5% 9.1% その他の雑誌等 24.3% 67.6% 8.1% 上記以外のインターネット 26.1% 65.2% 6.5% 1.1% その他 22.8% 55.4% 15.8% 5.0% 1.0% 必要な情報が得られたある程度得られたどちらともいえないあまり得られなかったまったく得られなかった 退職手続に必要な情報集めの面倒さ 退職手続をするのに必要な情報を集めるのが面倒であったかを 非常に面倒だった から まったく面倒ではなかった の5 段階でたずねたところ それほど面倒でない と まったく面倒でない の合計 (36.0%) が 非常に面倒 と かなり面倒 の合計 (26.2%) を上回っており 退職者は相対的には手続に面倒さを感じていない結果となっている ただし 30 代以下の若年層では 非常に面倒 と かなり面倒 の合計(33.8%) が それほど面倒でない と まったく面倒でない の合計 (27.7%) を上回っている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 5.2% 21.0% 37.8% 27.9% 8.1% 30 代以下 6.4% 27.4% 38.6% 22.8% 4.9% 40 代 5.8% 20.1% 38.8% 27.1% 8.2% 50 代 2.3% 11.6% 40.5% 32.9% 12.7% 60 代以上 3.7% 19.8% 23.5% 42.0% 11.1% 非常に面倒だった かなり面倒だった どちらともいえない それほど面倒ではなかった まったく面倒ではなかった 退職手続をした際の不安感 退職手続をする際 分からないことが多いなどの理由で不安を感じたかどうかを 非常に不安だった から まったく不安はなかった の5 段階でたずねたところ 非常に不安 と かなり不 4

87 安 の合計 (30.4%) を それほど不安はなかった と まったく不安はなかった の合計 (40.6%) が 10.2 ポイント上回っており 全体では不安を感じていない結果となっている ただし 30 代以下の若年層では 逆に 非常に不安 と かなり不安 の合計 (38.9%) が それほど不安はなかった と まったく不安はなかった の合計 (29.6%) を 9.3 ポイント上回っており さきの退職手続に必要な情報集めの面倒さについてと 同様の結果を示している 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 5.9% 24.5% 29.0% 33.3% 7.3% 30 代以下 8.8% 30.1% 31.9% 25.2% 4.0% 40 代 5.3% 24.5% 27.8% 33.8% 8.6% 50 代 3.5% 14.5% 30.6% 43.4% 8.1% 60 代以上 2.5% 23.5% 19.8% 42.0% 12.3% 非常に不安だった かなり不安だった どちらともいえない それほど不安はなかった まったく不安はなかった 退職手続をする際に困ったこと 退職手続をする際 具体的に困ったことは何であったかを複数回答でたずねたところ いろいろな窓口に出向かなければならなかった (31.3%) 自分がいつまでに何をすればいいのかがわからなかった (29.6%) などが多くなっている 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 必要な手続きや問合せ先などが分からなかった 12.4% 自分がいつまでに何をすればいいのかが分からなかった 29.6% 申請に添付する証明書など必要な書類が多すぎた 17.6% いろいろな窓口に出向かなければならなかった 31.3% 窓口が空いている時間が短いなどで不便だった 12.1% 質問 相談できる人や場所が身近になかった 14.0% 退職と次の就職についての情報をまとめて得ることができなかった 7.9% その他 1.6% 特に困ったことはない 39.3% 2 企業の現状 従業員の退職にかかわる手続を行うために必要な情報を入手した手段 必要な情報を入手するために利用した手段を複数回答でたずねたところ 社内の業務マニュアル (42.7%) が最も多く 次いで 前任者 先輩や同僚の説明 (42.0%) となっており 社内からの情報入手が最も利用されている結果となった 情報提供の主体としては 手続先機関で配布されている冊子等 (31.2%) 手続先機関の窓口での説明 (29.8%) など手続先機関も割合が高くなっている 最も利用率の高い 社内の業務マニュアル では大企業では 64.3% 中堅企業では 49.0% であるのに対し 中小企業では 18.0% にとどまっており 企業内の情報の充実度は企業規模による格差が 5

88 大きい なお Web サイトについては 手続先機関の Web サイト (30.3%) が 企業の社内向け Web サイト (15.5%) を上回っている 企業の社内向け Web サイト は大企業では 25.5% となっているのに対し 中小企業では 4.5% にとどまっている なお 何らかの手段で情報を得たと回答した 936 件中の平均利用手段数は 2.73 であった 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 42.0% 前任者 先輩や同僚等の説明 48.5% 48.5% 32.3% 42.7% 社内の業務マニュアル 64.3% 49.0% 18.0% 15.5% 企業の社内向けWebサイト 25.5% 17.5% 4.5% 29.8% 手続先機関の窓口での説明 21.8% 28.5% 38.5% 31.2% 手続先機関で配布されている冊子など 20.3% 33.0% 41.3% 30.3% 手続先機関のWebサイト 21.5% 29.5% 39.5% 14.9% 外部の専門家の説明 7.5% 11.5% 24.0% 5.6% 外部の専門家の執筆した書籍など 4.3% 10.0% 4.8% 9.3% 外部の専門家のWebサイト 6.8% 11.5% 10.8% 4.5% その他の雑誌など 4.8% 6.5% 3.3% 17.0% 上記以外のインターネット 14.3% 16.5% 20.0% 7.2% セミナー ( 人事担当者向けのセミナー等 ) 9.0% 9.0% 4.5% 5.9% その他 5.3% 9.0% 5.0% 6.4% 特にない 3.8% 5.5% 9.5% 全体大企業中堅企業中小企業 さらに 利用した手段について手続に必要な情報が得られたかを 退職者調査と同様に 必要な情報が得られた から まったく得られなかった の5 段階でたずねたところ いずれの手段でも 必要な情報が得られた ある程度得られた を合計すると9 割前後となった 最も評価の高い 必要な情報が得られた だけでみると おおむね3 割前後である中で 外部の専門家の説明 (66.4%) 手続先機関の窓口の説明 (41.9%) が他より高くなっている 6

89 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 前任者 先輩や同僚等の説明 32.6% 56.9% 6.7% 3. 8% 社内の業務マニュアル 32.8% 54.3% 10.1% 2.3% 0.5% 企業の社内向け Web サイト 32.9% 53.5% 8. 4% 4.5% 0.6% 手続先機関の窓口での説明 41.9% 50.3% 6.7% 1.0% 手続先機関で配布されている冊子等 26.0% 63. 8% 8.7% 1.3% 0.3% 手続先機関の Web サイト 29.7% 61.7% 7.3% 1.0% 0.3% 外部の専門家の説明 66.4% 31.5% 2.0% 外部の専門家の執筆した書籍等 30. 4% 66.1% 3.6% 外部の専門家の Web サイト 31.2% 60.2% 8.6% その他の雑誌等 22.2% 68.9% 6.7% 2.2% 上記以外のインターネット 26.5% 62.9% 8.2% 2.4% 人事担当者向けのセミナー等 19. 4% 69.4% 9.7% 1.4% その他 55.9% 35.6% 8.5% 必要な情報が得られたある程度得られたどちらともいえないあまり得られなかったまったく得られなかった 従業員の退職手続に必要な情報集めの面倒さ 従業員の退職関連手続をするのに必要な情報を集めるのが面倒であったかを 非常に面倒だった から まったく面倒ではなかった の5 段階でたずねたところ 非常に面倒 と かなり面倒 の合計 (31.7%) を それほど面倒でない と まったく面倒でない の合計 (38.0%) が 6.3 ポイント上回り 企業の担当者はそれほど手続に面倒さを感じていない結果となった ただし 企業規模が大きくなると面倒と感じる割合が高くなっており 大企業では面倒と感じるグループが 7.3 ポイント上回っている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 5.2% 26.5% 30.3% 32.0% 6.0% 大企業 5.3% 31.5% 33.8% 25.0% 4.5% 中堅企業 3.5% 28.5% 29.5% 34.0% 4.5% 中小企業 6.0% 20.5% 27.3% 38.0% 8.3% 非常に面倒だった かなり面倒だった どちらともいえない それほど面倒ではなかった まったく面倒ではなかった 従業員の退職関連手続を行うにあたり困っていること 退職関連手続を行うにあたり困っていることは何であるかを複数回答でたずねたところ 退職者へ必要な手続などを説明するのに時間がかかる (35.6%) が最も多く 次いで 直接 窓口に行かなくてはならない手続が多い (32.7%) 電子申請できない手続が多い (23.5%) が多かった 7

90 必要な手続きや問合せ先などが分からなかった 退職者へ必要な手続きなどを説明するのに時間がかかる 電子申請できない手続きが多い 社内の人事 給与ソフトウェアと連動できないので不便 事業所ごとに手続きが必要で 本社で一括して処理できない 直接 窓口に行かなくてはならない手続きが多い 社会保険 健康保険 税など分野や手続きごとに記入する企業コードが異なり 管理が面倒 (2) 将来のサービス提供に対するニーズ 1 退職者 ( 個人 ) のニーズ その他 特に困ったことはない 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 2.4% 1.8% 2.0% 3.3% 18.7% 25.0% 12.0% 15.8% 14.3% 15.9% 17.8% 22.5% 10.8% 10.1% 15.0% 11.0% 4.8% 14.6% 15.0% 14.5% 14.3% 24.0% 23.5% 28.5% 32.0% 28.0% 22.8% 21.0% 全体大企業中堅企業中小企業 35.6% 32.7% 26.5% 39.0% 35.8% 36.8% 43.5% 43.0% 退職者に対し 以下の5つのサービスが実現したら退職に関する様々な手続が便利になると思うかどうかを それぞれ とても便利になると思う から 全く便利にならないと思う の5 段階でたずねた (1) ポータルサイトで 退職にかかわる諸制度の概要や手続の内容など 現在は各所に点在している情報を一ヵ所でまとめて分かりやすく提供する (2) ポータルサイトで 年金や医療保険の加入案内 失業給付の案内 老齢給付裁定の手続案内等を あなたの年齢や加入制度等の条件にあわせて通知する (3) ポータルサイトで 退職の際の健康保険の手続 ( 任意継続または国民健康保険への加入 ) ごとの保険料を試算し 比較検討ができるようにする (4) 退職に伴う年金の手続 健康保険の手続等をまとめて一度にオンライン申請できるようにする (5) 退職だけではなく 再就職で必要な手続まで一度に行うことができるようにする 8

91 いずれのサービスについても とても便利になる と ある程度便利になる を合わせるとおおむね8 割前後と高いニーズがある とても便利になる のみに着目してみると 年金 健康保険をまとめて一度にオンライン申請 (48.0%) が最も高く あとはそれぞれ 退職だけでなく就職で必要な手続まで一度に行う (40.8%) 情報を一ヵ所でまとめて分かりやすく提供 (37.0%) 年齢や加入制度等の条件にあわせて案内等を通知 (33.9%) 健康保険の手続ごとの保険料試算 (30.9%) の順となっている 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 情報を一ヵ所でまとめて分かりやすく提供 37.0% 44.1% 15.6% 2.3% 1.0% 年齢や加入制度等の条件にあわせて案内等を通知 33.9% 46.7% 16.3% 2.3% 0.8% 健康保険の手続きごとの保険料試算 30.9% 46.1% 19.9% 2.3% 0.8% 年金 健保をまとめて一度にオンライン申請 48.0% 33.0% 15.9% 2.4% 0.7% 退職だけでなく就職で必要な手続きまで一度に行う 40.8% 36.0% 19.9% 2.6% 0.7% とても便利になると思うある程度便利になると思うどちらでもない あまり便利にならないと思う まったく便利にならないと思う 年金 健康保険の一括オンライン申請 年金 健康保険の一括オンライン申請は 非常に便利になると思う が 48.0% と最もニーズが高くなっている アンケートの自由記述等では市町村 健康保険組合など複数の窓口に何度も訪問しなければならないことを負担とする声が多く こうした負担感の裏返しが高いニーズにつながっていると考えられる さらに 退職手続の情報を入手することが 非常に面倒だった と回答した退職者に限定すると 65.4% が とても便利になると思う と回答している ( 情報入手の面倒さ別年金 健康保険をまとめて一度にオンライン申請に対するニーズ ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 48.0% 33.0% 15.9% 2.4% 0.7% 非常に面倒だった 65.4% 17.3% 7.7% 5.8% 3.8% かなり面倒だった 54.3% 36.2% 6.7% 2.4% 0.5% どちらともいえない 41.5% 35.2% 20.9% 1.9% 0.5% それほど面倒ではなかった 49.5% 33.0% 14.3% 2.9% 0.4% まったく面倒ではなかった 45.7% 24.7% 27.2% 1.2% とても便利になると思う ある程度便利になると思う どちらでもない あまり便利にならないと思う まったく便利にならないと思う 他のサービスについての情報入手の面倒さ別クロス集計は付属資料 3-2(p35~37) を参照 9

92 退職だけでなく就職で必要な手続も一度に行う 我が国の高齢化が進み 定年の延長が議論される中で 退職は就業の終わりではなく 次の就職とセットで検討されることの必要性が高まってきている 回答者全体でみても 非常に便利になると思う が 40.8% とニーズが高いが 実際に 退職の際に就職の手続に必要な情報も探したことがある 者に限定すると 46.3% とさらに高くなっている ( 退職時に就職についての情報も探したか別退職だけでなく就職で必要な手続まで一度に行うことに対するニーズ ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 40.8% 36.0% 19.9% 2.6% 0.7% 就職手続きについての情報も探した 46.3% 34.6% 16.6% 1.9% 0.6% 退職時点では 特に就職についての情報は探していない 38.2% 37.6% 20.5% 3.0% 0.7% その他 34.2% 30.1% 31.5% 2.7% 1.4% とても便利になると思う ある程度便利になると思う どちらでもない あまり便利にならないと思う まったく便利にならないと思う 情報を一か所でまとめて分かりやすく提供 とても便利になると思う のみに着目して 本アンケートでとりあげた5つのサービスの中で相対的にみた順位は 37.0% で3 番目となっているものの 退職者は自分がいつまでに何をすればよいのかがわからないといった不安を抱えていることは事実であり 情報を一か所でまとめて分かりやすく提供することに対してのニーズがある また 退職者は必要な情報の入手について退職元企業に大きく依存しているのが現状であり 企業に大きな負担がかかっている点も見落としてはならない なお 退職手続を行う際に 非常に不安だった 回答者に限定すると 49.2% まで高くなることからも ポータルサイトでまとまった形で情報を提供することには 退職者の不安解消などの大きな意義があると考えられる ( 退職手続の際の不安感別情報を一ヵ所でまとめて分かりやすく提供に対するニーズ ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 37.0% 44.1% 15.6% 2.3% 1.0% 非常に不安だった 49.2% 37.3% 10.2% 3.4% 0.0% かなり不安だった 47.8% 41.2% 8.6% 1.6% 0.8% どちらともいえない 27.2% 44.8% 23.8% 3.1% 1.0% それほど不安はなかった 35.7% 49.8% 12.3% 1.5% 0.6% まったく不安はなかった 35.6% 30.1% 26.0% 4.1% 4.1% とても便利になると思う ある程度便利になると思う どちらでもない あまり便利にならないと思う まったく便利にならないと思う 他のサービスについての退職手続の際の不安感別クロス集計は付属資料 3-2(p38~40) を参照 10

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