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1 温室効果ガス削減貢献定量化ガイドライン 2018 年 3 月 経済産業省

2 目次はじめに ガイドライン策定の目的 削減貢献量の定量化の枠組 対象となる温室効果ガス 本ガイドラインの位置づけ 本ガイドライン活用の場面 用語と定義 原則 削減貢献量の定義と定量化のステップ 目的の設定 評価対象の設定 ベースラインシナリオの設定 定量化の範囲 内容 削減貢献量の累積方法 削減貢献量の基本的な定量化手順 普及量の把握 データ品質及び前提条件の設定 検証 報告 参考文献

3 はじめに経済産業省では 2030 年以降の長期の温室効果ガス削減に向けて 産官学からなる 長期地球温暖化対策プラットフォーム を設置し 2017 年 4 月に報告書をとりまとめ 国際貢献 グローバル バリューチェーン イノベーション で我が国全体の排出量を超える地球全体の排出削減に貢献する 地球温暖化対策 3 本の矢 を基礎とした 地球儀を俯瞰した温暖化対策 を長期戦略の核としていく方針を打ち出した 今後 温室効果ガスを大幅に削減していくためには 国内における自らの温室効果ガス排出削減を実現していくことはもとより 温室効果ガス削減に資する環境性能の優れた製品 サービス等を国内外に展開し 世界全体の大幅削減の実現に貢献していくことが重要である 企業活動のバリューチェーンには各段階において低炭素技術が存在し こうした技術を具体化した 環境性能の高い製品 サービス等をグローバル市場に導入することで世界全体の排出削減を進めていくことは 産業界の重要な地球温暖化対策のあり方である 産業界は 製品 サービス等の普及による貢献の定量的評価を実施し 貢献を見える化することで 自らの強みを認識し さらなる貢献を果たしていくことが期待される そのため 我が国においては産業界が自らの削減目標を設定し その目標達成に向けた具体的な取組の実践とその評価を行い 次の対策へと結び付けるという仕組みを採用し 成果をあげてきた ( プレッジ & レビュー方式 ) この仕組みが有効に機能するためには 対策効果の 見える化 が重要であり 現在進められている 低炭素社会実行計画 においても 対策の柱として 低炭素製品 サービス等による他部門での削減 海外での削減貢献 が位置づけられ いくつかの業界ではグローバル バリューチェーン (GVC) を通じた削減貢献量の定量化の取組がなされている 国際的に見ると 国際化学工業協会協議会 (ICCA : International Council of Chemical Associations) と持続可能な開発のための経済人会議 (WBCSD) が協力して 一般社団法人日本化学工業協会作成のガイドラインをベースに 温室効果ガス排出削減貢献量算定のためのグローバルガイドラインを発行し 削減貢献の事例集などをまとめている また国際電気標準会議 (IEC:The International Electrotechnical Commission) が電気電子製品の温室効果ガス排出削減量算定ガイドライン国際規格 IEC TR を発行しているなど 各業界において削減貢献量の定量化 発信が行われている しかしながら こうした温室効果ガス削減貢献の定量化は 各業界や企業等に委ねられていたことから 考え方や根拠の説明は 業界 企業毎に差異があった そこで各業界 企業のGVCを通じた削減貢献の取組の透明性を向上するとともに こうした取組をさらに広げていくために 経済産業省は グローバル バリューチェーン貢献研究会 を設置し 先行的に取り組まれている定量化方法や既存ガイドラインを参考とし 産業界が削減貢献量を定量化し 対外的に説明する際に参考とできる汎用性のあるガイドライン を検討した 本ガイドラインは日本国内のみならず 国際的にも活用可能なものとなることを目指しており 海外の政府や企業による活用も期待するものである 2

4 1 ガイドライン策定の目的本ガイドラインは バリューチェーンを通じた製品 サービス等による温室効果ガスの削減貢献を見える化するための基本的な考え方を提示するものである これに基づき 組織には 自らの製品 サービス等による削減貢献量を定量化し ステークホルダーに対して適切な情報発信を行うとともに 低炭素社会構築に向けたさらなる貢献を果たすことが期待される 削減貢献量と CO2 クレジットの関係について 本ガイドラインで扱う 削減貢献量 と似た概念として 企業などの温室効果ガス排出量と相殺 ( オフセット ) することが可能な温室効果ガス排出削減量認証制度 (J-クレジット制度等) に基づく CO2 クレジット ( 認証排出削減量 ) がある CO2 クレジットは 省エネルギー設備導入のような排出削減 ( 吸収 ) プロジェクトを事前登録し ベースライン排出量とプロジェクト排出量のモニタリングデータに基づき温室効果ガス排出削減 ( 吸収 ) 量を算定し 政府あるいはそれに類する機関が認証する仕組みによって発行される 定量化した削減貢献量に含まれる排出削減 ( 吸収 ) プロジェクトからの温室効果ガス削減 ( 吸収 ) 量を CO2 クレジットとして発行 取得するにはプロジェクト実施国で利用可能な温室効果ガス排出削減量認証制度に基づき認証 検証などの手続きを経る必要がある 3

5 2 削減貢献量の定量化の枠組 2.1 対象となる温室効果ガス対象となる温室効果ガスは 原則として 2011 年の気候変動枠組条約第 17 回締約国会議 (COP17) 及び京都議定書第 7 回締約国会合 (CMP7) で合意された7つの温室効果ガス 二酸化炭素 (CO2) メタン(CH4) 一酸化二窒素(N2O) ハイドロフルオロカーボン (HFCs) パーフルオロカーボン(PFCs) 六フッ化硫黄(SF6) 三フッ化窒素 (NF3) を対象とする 2.2 本ガイドラインの位置付け本ガイドラインは 組織が 自らの製品 サービス等がライフサイクル ( 原材料調達から製造 使用 廃棄に至るまでの各段階 ) において排出する温室効果ガスを削減する取組について その削減効果を定量化する際の 基本的な考え方 フレームワークを示すものである 業界団体は本ガイドラインの下位の文書として自らの特性を踏まえた 業種別ガイドライン を位置付けてもよい 本ガイドライン 業種別ガイドライン 業種別ガイドライン サービス Z 製品 Y 製品 X サービス C サービス B サービス A 製品 C 製品 B 製品 A O 業界 P 企業 Q 業界 図 1 本ガイドラインの位置づけ 2.3 本ガイドライン活用の場面組織が 自らが製造又は供給する製品 サービス等の削減貢献量を定量化し 対外的にコミュニケーションする際には 本ガイドラインを参照することが推奨される また 組織が提供する製品 サービス等の削減貢献量を集計することで 組織単位で削減貢献量を定量化する際にも同様とする 4

6 活用場面例 企業が削減貢献量を定量化し 低炭素社会実行計画の実績報告書や CSR 報告書 製品カタログ等 ( 以下 削減貢献量評価文書 という ) を通じて ステークホルダーに対し削減貢献量を主張する ( 例 : 政府に報告をする 製品 サービス等の環境性能を消費者に対して訴求する ) 場面などでの活用を想定している なお 本ガイドラインで扱う削減貢献量は 温室効果ガス排出に係るモニタリングや政府機関などによる削減貢献量の認証は想定していない 5

7 3 用語と定義 組織法人であるか否か 公的であるか私的であるかを問わず 独自の機能及び管理体制をもつ会社 法人 事業所 官公庁団体 もしくはそれらの一部又は組合せ 1 バリューチェーン製品 サービス等の原材料調達段階から製造 販売 使用 廃棄にいたるまでの企業活動に関係する価値の連鎖 一連のチェーンにおいて 温室効果ガスを削減する可能性がある製品 サービス等について どのような削減効果があるかを定量化し 優れた環境性能を持つ製品 サービス等が 国内外において経済活動に新しい環境性能の価値を創出し 低炭素社会を構築していくことを目指すものである 図 2 バリューチェーンの構成 ( イメージ ) 製品 サービス等最終製品 部品 素材 サービスのこと なお 特定の機能を提供する技術システムで 最終製品 部品 素材 サービスの構成要素となるもの もしくは製造時等に活用するものについても 製品 サービス等 に含まれる 技術システムの例 技術システムとしては 例えば 工場のプロセス技術システムや ボイラー 発電設備 輸送機関などエネルギー技術システム等が考えられる 1 主な利用者として 企業 業界団体を想定 6

8 温室効果ガス排出量特定の期間 ( 例 :1 年間 ) に大気中に排出される温室効果ガスの全重量をCO2の重量に換算して算定したもの 上述の7 種類の温室効果ガスの重量に各ガスの地球温暖化係数 2を乗じてCO2の排出量に換算したものを合算することにより求められる 削減貢献量 ( 本章 5 参照 ) 評価対象製品 サービス等削減貢献量を定量化する対象となる製品 サービス等のこと ベースラインシナリオ評価対象製品 サービス等が普及しなかった場合に 最も起こりうる仮想的なシナリオ ベースライン排出量ベースラインシナリオから排出される温室効果ガス排出量の推計値 フローベース法 ( 本章 5.5 参照 ) ストックベース法 ( 本章 5.5 参照 ) 普及量普及期間に販売 ( 使用開始 ) された評価対象製品 サービス等の量 普及期間評価対象製品 サービス等が販売 ( 使用開始 ) された期間の内 削減貢献量の定量化に用いられた期間 削減貢献量評価文書組織が削減貢献量を定量化し 対外的にコミュニケーションする際に作成する文書 2 地球温暖化係数の値は 例えば UNFCCC reporting guidelines on annual greenhouse inventories の付属書 Ⅲを参照 7

9 4 原則本ガイドラインは以下の原則に基づくものとする これらの原則は 削減貢献量の定量化において柔軟性や自由裁量を定めている部分や 特定の状況に関して要求事項等が明確に合致しない場合において判断を行う際の指針となるものである 目的適合性(Relevance) 評価対象製品 サービス等の削減貢献量を 報告対象となる組織内外の各ステークホルダーのニーズに応えられるよう 適切に算定 報告すること 完全性(Completeness) 削減貢献量の定量化に影響を与える可能性がある情報を検討し 目的に適合させて報告すること 除外する情報がある場合には それを開示し その正当性を述べること 一貫性(Consistency) 有意義かつ有効な比較分析を可能にするデータや手法 基準 前提条件を用いること 透明性(Transparency) 削減貢献量に関連する前提条件を開示し 定量化方法 及び用いたデータ源を適切に言及すること 検証を行う場合には 報告する削減貢献量の信頼性を評価するため 検証実施者に明確で十分な情報を提供すること 正確性(Accuracy) 削減貢献量の定量化に用いる排出量が 実際の排出量より過大や過小にならないようにし 不確実性を可能な限り減らすこと 報告する情報の完全性の点について 削減貢献量の利用者が合理的な保証で判断を行えるように 十分な精度を得ること 8

10 5 削減貢献量の定義と定量化のステップ本ガイドラインでは 削減貢献量を 温室効果ガス削減に資する環境性能が優れた 3 製品 サービス等が提供されることにより それに代わる製品 サービス等が提供される場合 ( ベースラインシナリオ ) と比べた温室効果ガス排出削減 抑制への貢献分をライフサイクルでの比較により定量化したもの と定義する 削減貢献量定量化の基本的なステップを以下に示す 目的の設定 定量化対象の設定 ベースラインシナリオの設定 定量化の範囲 内容の設定 削減貢献量の累積方法の決定 削減貢献量の定量化 図 3 削減貢献量定量化の基本的なステップ 3 本ガイドラインでは 温室効果ガス削減に資することを 環境性能が優れる 環境性能の高い と表記する 9

11 5.1 目的の設定定量化を実施する際には 目的を明確にしなければならない また その目的に沿って 報告相手 報告手段を明確にすることが望ましい 5.2 評価対象の設定評価対象製品 サービス等は 最終製品である場合や最終製品の一部の機能を担う部品 素材等の中間財である場合がある いずれの場合においても評価対象製品 サービス等の機能又は内容等を明確にしなければならない なお削減貢献量は 評価対象製品 サービス等のライフサイクル全体で効果が測られるものであることから 評価対象製品が部品 素材等の中間財である場合は それらが組み込まれる最終製品を示すことにより説得的な説明が可能となる 5.3 ベースラインシナリオの設定ベースラインシナリオは そのシナリオを採用したことの説得性を持たせるために 根拠となる考え方とともに説明しなければならない ベースラインシナリオは 例えば 以下のものを使って示すことができる 市場に存在する他の製品 サービス等 法規制等で規定された基準値 ( 例 : トップランナー基準 ) 製品 サービス等の業界平均値 10

12 5.4 定量化の範囲 内容 1) 対象とする段階について評価対象製品 サービス等の排出量とベースライン排出量の定量化においては 原則として それぞれに関わる製品 サービス等のライフサイクル全体が算定範囲となる 以下の場合には ライフサイクルの一部の段階のみを定量化の範囲としてもよい ただし 報告の際に 対象とする段階とその理由を明確にしなければならない 評価対象製品 サービス等とベースラインシナリオに関する製品 サービス等がライフサイクルにおいてほぼ同一 類似の段階やプロセスを有している場合 エネルギー多消費機器における製品の使用段階のような ある段階での温室効果ガス排出量が著しく大きく 他の段階の影響を無視できるような場合 ライフサイクル上のある段階のデータ収集が困難な場合で 結果に大きな影響を与えないことが推察できる場合 2) 対象とする温室効果ガスについて一部の温室効果ガスのみを対象とする場合には その理由を明確にしなければならない 3) 定量化対象となる範囲の明確化について削減貢献量の定量化においては 評価対象製品 サービス等とベースラインシナリオのライフサイクルのフロー図等を用いて定量化の対象となる範囲を明確にすることが望ましい また 評価対象製品 サービス等が部品 素材等の中間財であり かつ主に削減効果が発揮されるのが最終製品 サービスの場合には 最終製品 サービスまでを定量化の対象とする範囲 ( 対象範囲 ) に含めなければならない なお 対象範囲において温室効果ガスが削減される一方で 対象範囲の外側で大きな温室効果ガス排出が生じることが想定される場合には その影響も含めて明確にすることが望ましい 11

13 5.5 削減貢献量の累積方法評価期間における削減貢献量の累積方法においては 販売期間 使用期間をそろえた下記の2 通りの代表的な考え方がある 削減貢献量の使用目的に応じて 下記のいずれの方法を選択してもよいが どちらを採用したかを明確にすることが望ましい なお ある1つの目的において定量化を実施する場合には 原則として累積方法を統一する もし 1つの削減貢献量評価文書中に 異なる累積方法に基づく評価結果が混在する場合には明確にすることが望ましい (1) フローベース : 評価対象製品 サービス等のライフタイムでの削減貢献量に着目する場合評価期間 ( 例 :1 年間 ) に製造 販売された評価対象製品 サービス等がライフエンドまで使用されることにより発揮される温室効果ガスの削減貢献量の累積量を示す方法 通常は 評価期間 ( 例 :1 年間 ) に製造 販売された評価対象製品 サービス等の削減貢献量をライフエンドまで積算することで示される 活用例 評価期間に導入された評価対象製品 サービス等が ライフエンドまでを考慮したときにどれくらいの効果を発揮するかについて そのポテンシャルを示す (2) ストックベース : 評価対象製品 サービス等の評価期間の削減貢献量に着目する場合過去に販売されたものも含めて評価期間に稼動している評価対象製品 サービス等の全量が 評価期間に使用等されることによる削減貢献量を示す方法 通常はある1 年間の削減貢献量で示される 活用例 ある一定期間に稼働 使用されている評価対象製品 サービス等が ある評価期間に累積的にどれくらいの効果を発揮しているかについて 組織がその実績を示す 12

14 生産期間使用期間フローベース 製品寿命 削減評価の対象となる使用期間 ストックベース 生産期間 ( 販売された製品が社会に ストックされていく ) 削減評価の対象となる 使用期間 X 年 X+1 年 評価期間 図 4 フローベースとストックベースの考え方 4 なお 上記は削減貢献量の累積方法の代表例を示したものであり 例えばある年に販売した評価対象製品 サービス等の当該 1 年間での削減貢献量を示すなど 必ずしも上記の累積方法による必要はない 4 出典 : 温室効果ガス削減に向けた新たな視点 - 国内および世界における化学製品のライフサイクル評価第 3 版サマリー編 ( 一般社団法人日本化学工業協会 ) 13

15 5.6 削減貢献量の基本的な定量化手順削減貢献量は 以下の計算式により定量化できる 5 1) フローベースの場合評価対象製品 サービス等単位で削減貢献量を定量化する場合は 以下の計算式により算定する これにより 評価対象製品 サービス等の1 単位あたりの環境性能を示すことができる 1 削減貢献量 ( 製品 サービス等単位 ) = 3ベースライン排出量 - 2 評価対象製品 サービス等の排出量 1 製品 サービス等単位での削減貢献量 2 評価対象製品 サービス等のライフエンドまでを考慮した温室効果ガス排出量 3 ベースラインシナリオに関する製品 サービス等のライフエンドまでを考慮した温室効果ガス排出量 組織単位で削減貢献量を定量化する場合には 1 製品 サービス等単位での削減貢献量 に普及量を乗じることにより算定する これにより組織が評価期間に関わった評価対象製品 サービス等を通じた削減貢献量のポテンシャルを示すことができる 4 削減貢献量 ( フローベースの組織単位 ) = Σ (1i 削減貢献量 ( 製品 サービス等単位 ) 5i 普及量 ) 4 組織単位での削減貢献量 ( フローベース ) 5 評価対象製品 サービス等の評価期間における普及量 ここで i は当該組織が定量化の対象とする評価対象製品 サービス等を表す 5 評価対象製品 サービス等が部品 素材等の中間財の場合 削減効果が発揮される段階により 対象とすべき定量化の範囲が異なるため 5.4 3) 定量化対象となる範囲の明確化について を参照しつつ 定量化対象となる範囲を適切に設定することが望ましい 14

16 2) ストックベースの場合 組織単位の削減貢献量は以下の計算式により算定する 1 削減貢献量 ( ストックベースの組織単位 ) = 3 ベースライン排出量 - 2 評価対象製品 サービス等の排出量 1 組織単位での削減貢献量 ( ストックベース ) 2 評価期間における評価対象製品 サービス等の温室効果ガス排出量 3 評価期間におけるベースライン排出量 2 評価対象製品 サービス等の温室効果ガス排出量 は以下の式で算定する (3 の算定式も同様 ) 2 評価対象製品 サービス等の排出量 = Σ (4i, 各段階での排出量 5i, 各段階での個数 ) 4 評価期間に発生する評価対象製品 サービス等の各段階での排出量 ( 特定の段階が対象となる場合はその段階における排出量 ) 5 評価期間における評価対象製品 サービス等の各段階にある個数 ( 例 : 使用段階の場合は 製品 サービス等の評価期間における稼働数 ) ここで i は当該組織が定量化の対象とする評価対象製品 サービス等のライフサイクルにおける各段階を表す これにより 評価期間における組織の評価対象製品 サービス等を通じた削減貢献量実績を示すことができる 組織 Y が 製品 A とサービス B のストックベースでの排出量を計算する場合 サービス B 設計 ( 製造 ) 8 単位 使 8 単位 製品 A 原料調達 5 単位 製造 5 単位 販売 5 単位 使 5 単位 廃棄 5 単位 製品 A 原料調達 10 単位 製造 10 単位 販売 10 単位 使 10 単位 廃棄 10 単位 X-3 年度 X-2 年度 X-1 年度 評価期間 時間 組織 Y の評価期間における製品 A サービス B のストックベースでの排出量 = 製品 A の 1 単位の使 段階での排出量 5 + 製品 A の 1 単位の廃棄段階での排出量 10 + サービス B の 1 単位の使 段階での排出量 8 図 5 ストックベースでの定量化例 15

17 5.7 普及量の把握温室効果ガス排出削減は 実際に評価対象製品 サービス等が使用されて初めて効果を発揮する そのため 定量化の目的に応じた期間における評価対象製品 サービス等の普及量を把握することが望ましい なお 普及量のデータ入手が難しい場合は 生産量もしくは出荷量を用いるなど 他のデータから推計する方法も考えられる 5.8 データ品質及び前提条件の設定削減貢献量の定量化にあたっては 各種データの収集や前提条件を置いたシナリオの作成が必要となるが データの透明性を重視するとともに データやシナリオの品質に留意することが望ましい 基本的に 評価対象製品 サービス等とベースラインシナリオは 可能な限り前提条件などをそろえ 同程度の信頼性を有するデータを採用することが望ましい 海外での削減貢献量を定量化する場合 海外では国ごとに機器の効率等の基準が異なり データ収集にかかる負荷も大きいことから 評価対象製品 サービス等の特性を踏まえ 前提条件の設定やデータ収集の方法を柔軟に検討することが必要である 16

18 6 検証削減貢献量の定量化に関する削減貢献量評価文書は 検証 ( 内部検証を含む ) を実施することが望ましい また 削減貢献量評価文書には検証実施の有無 実施した場合には検証実施者およびその内容を明確にすることが望ましい 7 報告ステークホルダーとコミュニケーションする際には 以下の項目を含めて説明しなければならない 定量化の目的 評価対象製品 サービス等の機能 内容等 ベースラインシナリオとその設定根拠 定量化の範囲 ( 対象とする段階 対象とする温室効果ガス 定量化の対象範囲 ) 削減貢献量の定量化結果 また 以下の項目については 目的に応じて説明に含めることが望ましい 報告相手 報告手段 削減貢献量の累積方法 データや前提条件の品質 検証の実施有無 ( 実施した場合には 検証実施者やその内容 ) その他特記事項 報告内容の信頼性向上 組織が自らの削減貢献量を主張する際には 削減貢献に資する活動によりバリューチェーン上で定量化の範囲外での温室効果ガスの排出増による負荷や気候変動以外の環境影響が発生していないことを示すため 企業活動全体の排出量 ( 温室効果ガス以外の排出を含む ) を併せて公表することで 報告内容の信頼性を高めることができる 17

19 参考文献本ガイドラインは 以下の国際規格や既存ガイドライン等を参考に作成している ISO14040 : Environmental management ~ Life Cycle Assessment ~ Principles and framework (2006) ISO14044 : Environmental management ~ Life Cycle Assessment ~ Requirements and guidelines (2006) IEC TR62726:Guidance on quantifying greenhouse gas emission reductions from the baseline for electrical and electronic products and systems (2014) World Business Council for Sustainable Development / World Resource Institute, The GHG Protocol for Project Accounting(2005) ISO :Greenhouse gases -- Part 1: Specification with guidance at the organization level for quantification and reporting of greenhouse gas emissions and removals(2006) 温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン ( 日本 LCA 学会 ) CO2 排出削減貢献量算定のガイドライン ( 一般社団法人日本化学工業協会 ) Addressing the Avoided Emissions Challenge(GHG 排出削減貢献に対する意欲的な取り組み ( 国際化学工業協会協議会 (ICCA : International Council of Chemical Associations) と持続可能な開発のための経済人会議 (WBCSD)) 18

20 グローバル バリューチェーン貢献研究会の委員 オブザーバー ( 敬称略 50 音順 ) < 委員 > 秋元圭吾公益財団法人地球環境産業技術研究機構システム研究グループリーダー 稲葉敦工学院大学先進工学部環境化学科教授 内山洋司筑波大学名誉教授 工藤拓毅一般財団法人日本エネルギー経済研究所研究理事 <オブザーバー > 日本経済団体連合会 関係業界 環境省 開催実績 第 1 回グローバル バリューチェーン貢献研究会 ( 平成 29 年 12 月 6 日 ) 議題 1. 業界団体による取組事例等について <プレゼンテーション> 1 一般社団法人日本化学工業協会寺内誠技術部部長 2 一般社団法人日本鉄鋼連盟高橋望地球環境委員会委員長 3 電機 電子温暖化対策連絡会 / 一般社団法人日本電機工業会齋藤潔環境部担当次長 第 2 回グローバル バリューチェーン貢献研究会 ( 平成 30 年 2 月 2 日 ) 議題 1. 海外の削減貢献発信事例について 2. 貢献量評価の周辺動向について 3. ガイドラインの主要論点 構成案について 第 3 回グローバル バリューチェーン貢献研究会 ( 平成 30 年 3 月 12 日 ) 議題 1. ガイドライン案について 19

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