Windows Like 5250への道のり　～さまざまな場面で使えるDelphi及びDelphi/400～

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1 セッション No.1 Windows Like 5250 への道のり ~ さまざまな場面で使える Delphi 及び Delphi/400~ 澁谷工業株式会社 経営情報システム部 小山祐二様

2 アジェンダ 1) 会社概要 2) システム運用状況 3) Windows Like 5250 への道のり 既存機能による解決策 ショートカット 右クリックによるコピー & ペースト マウスホイールによる画面スクロール 4) 評価及び今後の展望

3 1) 会社概要

4 会社概要 _ 1

5 会社概要 _ 2 再生医療システム

6 会社概要 _ 3

7 2) システム運用状況

8 ホストコンピュータの遷移 PureFlexSystem (P460) AS/400(B50) PowerSystems (9409-M50) System/

9 レガシーからの脱却 Windows Delphi Delphi/ RPG Web PHP

10 Menu 登録項目

11 5250 操作性評価

12 5250 操作性要望 Windows Like な 5250 画面機能 どうやって実現するか?

13 3) Windows Like 5250 への道のり

14 論理的思考 ゼロベース思考 5250 は C.U.I の既成概念を捨てる! 仮説思考 5250 でも G.U.I! ポジィティブ思考 Windows Like 5250 へ!

15 既存機能による解決策 1 課題 解決 ダブルクリックによる実行キー打鍵 ダブルクリックによる機能キー打鍵 5250 画面簡易既存機能 編集 設定 ホットスポット

16 既存機能による解決策 2 課題 解決 スクロールバーによる画面スクロール チェックボックスによる項目選択 ラジオボタンによる項目選択 メニューバーによる PGM 実行キー打鍵 画面ファイル既存機能

17 既存機能による解決策 3 課題 ダブルクリックによるメニュー PGM 実行 5250 画面簡易既存機能 解決 画面ファイル既存機能 ロジック (RPG)

18 前提となる仕組み オンライン個人別メニュー Delphi/400 および Delphi を利用したオンライン個人別メニューの構築 (2014 年ミガロ. テクニカルアワード論文 ) 概要 よく使用する業務アプリを個人別に登録 機能 効果 個人別メニュー登録 (Delphi/400 アプリケーション ) 5250 画面から 個人別メニュー登録 アプリを呼び出し 一部の Windows Like 機能を利用して 5250 画面の操作性を向上

19 オンライン個人別メニューの概要 5250 画面から 個人別メニュー登録アプリ を呼出 個人別メニュー画面 個人別メニュー登録アプリ (Delphi/400 アプリ ) 個人別メニュー登録アプリの実行方法 (5250 画面から Delphi/400 PGM を実行 ) NetServer と STRPCCMD を利用 NetServer : クライアント PC に対して IFS をネットワークドライブとして認識させる IBM i のサービス STRPCCMD:5250 画面から PC コマンドを実行する CL コマンド

20 Delphi および Delphi/400 の活用 各機能における Delphi Delphi/400 活用内容の一覧 機能 ダブルクリックによる実行キー打鍵 ダブルクリックによる機能キー打鍵 スクロールバーによる画面スクロール チェックボックスによる項目選択 ラジオボタンによる項目選択 メニューバーによる PGM 実行 ダブルクリックによるメニュー PGM 実行 Delphi Delphi/400 役割 各機能を実装したアプリケーションを個人別メニューに登録 本セッションのメインテーマとして詳細に解説 ショートカットによるコピー & 貼り付け コピー & 貼り付け環境設定 PGM 右クリックによるコピー & 貼り付け マウスホイールによる 画面スクロール マウスホイール検知 / 送信 PGM

21 Windows Like 5250 への道のり : 残要望 残された課題 ショートカットによるコピー & 貼り付け等 右クリックによるコピー & 貼り付け等 マウスホイールによる画面スクロール どうやって実現するか?

22 コピー & ペースト : 設定内容 ( ショートカット ) 編集 設定 キーボード キーボードの設定 ユーザー定義 kmp 任意の名前.kmp 参考 KMP as400.kmp [KEYBOARD] C-KEY47=[edit-cut] C-KEY48=[edit-copy] C-KEY49=[edit-paste] 注意 iseries Access for Windows Ver 6.1 における設定

23 コピー & ペースト : 設定内容 ( 右クリック ) 編集 設定 ポップアップキーパッド ポップアップキーパッドの設定 注意 iseries Access for Windows Ver 6.1 における設定

24 コピー & ペースト : 設定内容 (WS 設定 ) N N 注意 iseries Access for Windows Ver 6.1 における設定

25 コピー & ペースト : 導入 1IFS 上の EXE を実行 IFS 接続用 CL PGM 例 任意の文字が必要どうやって接続するか? IFS Delphi/400 で開発した EXE プログラムを実行

26 コピー & ペースト : 導入 2 メイン PGM(Delphi/400) IBM i に接続 設定変更プロシージャーを実行 (Delphi/400 プログラム )

27 コピー & ペースト : 導入 3 設定変更プロシージャー (Delphi/400) 設定ファイル変更プロシージャ 5250 設定値を変更するため 必ず当運用決定者の責任の上 実行する事! 当社は この処理中でバックアップを作成 ユーザーアカウント制御による PGM 実行制約条件 1 設定変更 PGM 実行は 管理者権限が必要 2 ユーザーアカウント制御画面が表示され PC 管理者権限パスワードが必要 3 Windows セキュリティー画面が表示され 5250 画面サイン オンパスワードが必要

28 コピー & ペースト : デモ 1 操作イメージ 5250 画面から専用メニューを実行すると ショートカット (Ctl+C) 及び 右クリック ( パッド呼び出し ) による 5250 画面上のテキストコピーが可能になる

29 コピー & ペースト : 導入チェック 1. 設定変更後流れ 1. ログ テーブル 2.Error トリガー 3.IFS 内 Java 実行 配信 メール配信汎用 PGM 2. 3.

30 コピー & ペースト : デモ 2 設定エラー時の通知 エラーフラグの値を Delphi/400PGM で取得 エラーフラグ (PMP ERROR INF = 1) をトリガーに管理者宛に を自動送信 エラーフラグ例 PMP ERROR INF = 1

31 画面スクロール : 実現したいこと Page Up Page Down どうやって実現するか?

32 画面スクロール : フック関数によるスクロール監視 OS 3Key 操作送信 Delphi プログラム Operating Systems Hook DLL/EXE Message 1Mouse wheel 監視 2Mouse 動作

33 画面スクロール : スクロール操作情報取得 (DLL) フック関数を実行 WH_GETMESSAGE Delphi で開発した DLL プログラムより実行 MOUSEWHEEL 情報収集可能 どちらに動かしているか 判断可能! 参考 WH_MOUSEWHEEL 使用の場合 MOUSEWHEEL 情報収集可能だが どちらに動かしているか 判断できない ( 小山検証結果 )

34 画面スクロール :Page UP/Down キーの送信 (EXE) 1. 最前画面 Windows 情報 =5250 のみ GetforegroundWindow( 最前画面 ) 5250exe 名 = pcsws.exe 2. IME 制御情報取得 オンの場合 Key 送信制御不能 ImmGetDefaultIMEWnd SendMessage(Parm=5) 3. IME 変換状況取得 SendMessage(Parm=1) 4. DLL で Post したメッセージ通知受け取り 上位ワード値で判断 5. PageUp/Down キー送信 SendMessage(Parm=6) 6. IME 状況を元の状態へ SendMessage(Parm=2 及び 6) Hook 等詳細参考文献 Delphi Library [Mr.XRAY]

35 画面スクロール : デモ 3 専用プログラム実行後 マウスホイールで 5250 画面のスクロールが可能に

36 4) 評価および 今後の展望

37 導入後の各機能の利用状況

38 (参考) 個人別メニュー : デモ④ 以前リリースした 個人別メニュー の中でもWindows Likeな各種機能 を盛り込んでいる メニューバーの利用 個人別メニュー設定画面 ラジオボタンの利用 Delphi/400画面 第19回 Delphi/400 テクニカルセミナー 1-

39 特記事項 当資料で解説される項目に関してのお願い 1 細心の注意を払っておりますが 誤字 脱字等のミスに関しては 何卒ご容赦願います 2IBM i 既存仕様の詳細に関しては 提供されているマニュアル情報を参照し 確認して下さい 3この情報の利用 またはこれらの技法の実施は 使用者の責任においてなされるものであり 当資料の内容によって受けたいかなる被害に関しても 一切の保障をするものではありませんので ご了承ください

40 セッション No.1 ご清聴 有難うございました!