00 Ｈ29●補助事業活用一覧（表紙）

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1 県北農林事務所 ( 振興 環境室 ) では, 人と産地が輝く, 信頼の いばらきブランド ( 農業改革 ) に向けて, 認定農業者や農業団体, 市町村等が主体的に取り組む各種の活動に対し, 現在, 補助事業等を活用して支援を行っております ~ 活動支援状況 H 現在 ~ 効率的 高収益な生産出荷体制の整備 ~ 産地パワーアップ支援事業 ~ 園芸品目を安定供給するための機械 施設等の導入支援 ~ いばらきの園芸産地改革支援事業 ( 中山間産地改革支援型 )~ 新たな取組へのチャレンジ ~ 産地改革チャレンジ事業 ~ 畜産業の意地 発展を図り, 地域全体で収益性向上 ~ 畜産クラスター事業 ~ 環境にやさしい農業の取組推進 ~ 環境保全型農業直接支払事業 ~ 学校給食における米飯給食の推進 ~ 米飯給食普及拡大事業 ~

2 効率的 高収益な生産出荷体制の整備 平成 29 年度産地パワーアップ支援事業 水田 畑作 野菜 果樹等の産地が創意工夫を活かして, 高収益な作物 栽培体系への転換を図る取組に必要な施設整備や, 機械のリース導入等を支援します [ 採択要件等 ] 地域農業再生協議会等が作成する 産地パワーアップ計画 での位置づけ農業者等 受益面積水稲 : 50ha 以上, 麦 : 30ha 以上, 大豆 : 20ha 以上, 果樹 : 10ha 以上, 露地野菜 : 10ha 以上, 施設野菜 : 10ha 以上, 露地花き : 5ha 以上, 施設花き : 3ha 以上等 補助率 1/ 2 以内 事前に費用対効果の分析 導入により得られる効果が大きい事業を採択 ( 成果目標 : 現状と目標をポイント化 ) 高収益な作物 栽培体系への転換を図る取組に必要な施設整備に必要な経費, 機械や機器のリース導入に要する経費, 改植時に必要な経費等に対して支援 作物 ~ 大子町農業再生協議会 ~ 大子町大子町全域 そば 成果目標販売額の 10% 以上の増加 収穫機械の導入により適期収穫を可能とし, 収量減や品質低下を防止して販売額を増加 ~ 効果的な実現に向け, 地域の関係者が一体となって, 事業を推進 ~ 具体的な手法等水田転作及び耕作放棄地への作付拡大地元中心的経営体が受託し適期収穫

3 園芸品目を安定供給するための機械 施設等の導入支援 平成 29 年度いばらきの園芸産地改革支援事業 ( 中山間産地改革支援型 ) 中山間地域において, 地域特性を活かした高付加価値化 集約的園芸作物を導入検討し, 生産するために必要な機械 施設等の整備を支援するとともに, 新たな園芸産地を育成します 地域特性を活かした新たな付加価値の高い集約的園芸品目を生産するための機械 施設の整備, 現在, 生産している園芸品目の生産拡大 ( 規模 作期 収量等 ) や, 新たな技術等を導入しての品質向上 ( 付加価値化 ) を図るための機械 施設の整備に対して支援 < 例 > パイプハウス, 予冷庫, 夜冷育苗施設, 養液栽培施設等 ( 注 ) 汎用性の高い機械は対象外 ~ トラクター, トラック, フォークリフト, 動力噴霧機等 ~ 事業主体 : 認定農業者,5 年前までの新規就農者 ( 学卒, U ターン, 新規参入 ), 定年帰農者, 稲作から園芸作物を導入する農業者, 営農集団 ( 受益農家 1 戸以上 ) 等 [ 補助率 ] 1/3 以内 ( パイプハウスは 1/4 以内但し, 新たな潅水システムと一体的に整備する場合は 1/3 以内 ) [ 要件 ] 原則として, 受益地は農業振興地域の農用地区域内, 総事業費が 1,600 千円以上 事業主体 JA 常陸大宮地区枝物部会 JA 常陸常陸太田梨部会 JA 常陸常陸太田ぶどう部会 JA 常陸大子町りんご部会青年部 鈴木芳郎 大貫寛一 対象作物枝物梨ぶどうりんご茶なす 現在, 作業の多くを手作業で行っているが, 機械を導入し省力化を進めることで, 作付面積の拡大及び出荷量の増大を図る ( 電動ハサミ, 乗用草刈機 ) 梨を新植し, 新たに耕作を始める梨ほ場において, 果樹棚の設置を行うことで, 作業効率や品質の向上を図る ( 果樹棚整備 ) 施設化 ( 無加温 雨よけハウスの導入 ) を進めることにより, 露地栽培では栽培が難しい 常陸青龍 ( 常陸太田オリジナル品種 ) の生産拡大, 消費者ニーズに合わせた多品種栽培や, 高品質 安定供給を図る ( 無加温ハウス, 雨よけハウス整備 ) 機動性の高いミニショベルを導入し, 古い品種, 老木等の改植, 園地整備, 堆肥の良質化により, 生産拡大や品質向上, 新品種の導入を図る ( ミニショベル ) 粉砕機を導入し, 自園で生産したお茶を粉末にし, 粉末茶を使った新加工品を開発 販売する ( 粉砕機 ) 内張りカーテン, 内張り資材, 循環扇を導入し, 暖房費縮減と収量向上を図る ( 内張りカーテン, 内張り資材, 循環扇 )

4 新たな取組へのチャレンジ 平成 29 年度産地改革チャレンジ事業 ブランド化や 6 次産業化による付加価値向上, 輸出促進等による需要開拓など, 強み を創り 高める革新的な産地と, それを支える経営体を効果的にサポートするため, 外部専門家の派遣による指導 助言や, 新たな取組を支援し, 産地改革を推進します 産地育成型 外部専門家派遣 75 千円以内, 調査研究 研修 試行等に要する補助対象経費の 1/2 以内の額 ( 標準事業費 1,600 千円 ) 事業主体 : 農業者等の組織する団体 ( 受益農家戸数が 5 戸以上で, 構成員に認定農業者 女性農業士 青年農業士のいずれかを含むこと ) 奥久慈いちご研究会 JA 常陸太田地区水稲研究会もち生産部 事業実施区域 常陸大宮市大子町 常陸太田市 ハダニの共同防除体制の確立に向けた, 炭酸ガス処理装置の導入 ( 炭酸ガス処理装置の導入, 講習会 ) 色彩選別機の導入による在来水稲品種 赤もち の加工品の品質向上 ( 色彩選別機, 講習会 ) 高萩地区農業研究クラブ連絡協議会 日立市北茨城市, 高萩市 クラブ員の肉用牛肥育経営において, 配合飼料の一部を飼料用米に代替して給与を行い, 肉質の検討を行う ( サンプル牛肉費用, 分析費用, 検討会 ) JA 常陸大宮地区なす部会 常陸大宮市大子町 奥久慈なす 生産者の所得向上を図るため, 炭酸ガス施用機を導入し, なすの収量向上の実証 ( 炭酸ガス発生装置の導入, 講習会, 先進地視察 ) JA 常陸大宮地区枝物部会 広 域 促成品目拡充及び販促 PR, 多種多様な枝物の注文に確実かつ迅速に対応するための, 受注システムの構築に取り組む ( 受発注管理システム構築費, 販売促進費, 共同促成費 ) 茨城県野菜溶液栽培研究会技術開発部 広 域 新たに先進ミスト設備を導入し, 栽培環境測定装置と併せて活用することにより, 野菜養液栽培の見える化を効率的に推進し, 高収量栽培の確立を図る ( ミスト導入, 講習会 ) 経営体育成型 調査研究 研修 試行等に要する補助対象経費の 1/3 以内の額 ( 標準事業費 1,600 千円 ) 事業主体 : 認定農業者, 女性農業士, 青年農業士 豊田りんご園, 豊田茂男 藤田観光りんご園, 藤田卓 おひさまのいちご園, 菅野大志 事業実施区域大子町大子町常陸大宮市 加工用赤果肉種等のリンゴを使った新たな加工品の商品化に向けた取り組みと急速冷凍庫導入によるアップルパイの量販体制の確立 ( 急速冷凍庫の導入, 研修費, パッケージデザイン費 ) 降雹により売上の 6 割を占める青果販売が厳しいため, ギフト用商品, 新商品開発による加工品販売の取組み ( オリジナルロゴマーク作成費, ギフト対応箱 ( 冷凍アップルパイ, りんごジュース詰合せ ) 作成費 ) 6 次産業化を目指し, 直売店舗の改装 増築, 飲食店営業許可取得により, 農閑期の所得確保につなげる取組み ( 厨房機器の整備 )

5 畜産経営体の収益性向上に必要な施設整備 平成 29 年度畜産競争力強化対策 ( 畜産クラスター ) 事業 総合的な TPP 関連政策大綱 に基づき, 県内の畜産業の維持 発展を図るため, 畜産農家をはじめとする地域の関係者が連携し一体となって, 地域全体で収益性向上を図ろうとする取組を支援する [ 補助要件等 ] 知事の認定を受けた畜産クラスター計画に基づく取組であること 畜産クラスター協議会で中心的な経営体 ( 取組主体 ) に位置づけられていること 補助率 1/ 2 以内 対象経費 家畜飼養管理施設, 家畜排せつ物処理施設, 自給飼料関連施設, 畜産物加工, 展示 販売施設の整備に要する経費または補改修に要する経費 事業内容 農業生産法人, 農業者,JA, 市町村等が連携して, 畜産クラスター協議会を組織して, 収益性の向上や生産基盤の強化を図るための畜産クラスター計画を策定するとともに, 計画の達成に必要な施設等の整備に対し助成 ~( 株 ) 大子町アグリネットワーク ~ 事業主体 : 大子町和牛繁殖活性化クラスター協議会 成果目標繁殖農家から分娩後の雌牛を預かり, 人工授精から妊娠確認まで集中管理する施設を整備し, 繁殖農家における雌牛を増頭する 具体的な手法等キャトル ブリーディング ステーション (CBS) 整備 ( 繁殖牛舎, 堆肥舎, 飼料調製保管施設 管理棟, ローダー等機械 )

6 環境にやさしい農業の取組推進 平成 29 年度環境保全型農業直接支払事業 農業の持続的発展と農業の有する多面的機能の健全な発揮を図るため, 意欲ある農業者等が農業を継続できる環境を整え, 農業が本来有する自然循環機能を維持 増進することを目的に, 自然環境と調和した営農活動を進めるとともに, 地球温暖化防止や生物多様性保全に貢献する取組に対して支援します ~ 自然環境の保全に資する農業生産活動の実施に伴う追加的コストを支援 ~ 化学肥料 化学合成農薬を 5 割以上低減する取組とセットで, 地球温暖化防止, 生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者等に対して, 国 市町村とともに, 掛り増し経費の一部を支援 補助額 上限 8,000 円 /10a ( 複数取組による加算有 ) ~ 国 : 1/2, 県 : 1/4, 市町村 : 1/4 ~ * 有機農業の一部と堆肥の施用については, 補助単価が異なる [ 要件 ] エコファーマーの認定, 農業環境規範に基づく点検実施, 化学肥料 農薬の 5 割以上低減の取組を行う場合, 原則として作付前に特別栽培農産物栽培計画の承認を受ける 事業主体 取組集団数 日立市 1 常陸太田市 6 高萩市 1 北茨城市 1 有機栽培 1,081 a 有機栽培 2,197 a 炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用 1,351 a 冬期湛水管理 236 a カバークロップ 173 a 有機栽培 488 a 常陸大宮市 2 有機栽培 1,139 a 炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用 1,771 a 大子町 2 有機栽培 735 a 炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用 1,775 a

7 学校給食における米飯給食の推進 平成 29 年度米飯給食普及拡大事業 次代を担う小中学生に, 米を中心とした日本型食生活を普及 定着させるとともに, 県産米の消費拡大と地産地消の推進を図るため, 学校給食における米飯または米粉パンの提供回数を, 計画的かつ積極的に増加させる取組に対して支援します 学校給食の主食を, 小麦パンから米飯または米粉パンに変更する取組に対して支援 ~ 変更する場合の掛り増し経費の一部を補填 ~ 県産米を利用し, 米飯の提供回数を増加させた場合, または県産米を原料とした米粉パンの提供回数を増加させた場合, その増加分に対し, 小麦粉のパンとの差額への補助 補助率 前年度より増えた米飯等提供回数に, 補助基準額 ( 米飯 弁当方式 20 円 /1 食, 米飯 飯缶方式 11 円 /1 食, 米粉パン 17 円 /1 食 ) を乗じた額の 1/2 以内 事業主体 事業実施区域 ( 予定 ) 日立市 宮田学校給食調理場 A ブロック宮田学校給食調理場 B ブロック南高野学校給食調理場 A ブロック南高野学校給食調理場 B ブロック南高野学校給食調理場 C ブロック十王学校給食調理場 週平均米飯等給食提供回数 普及拡大米飯 ( 増加食数 ) H28: 約 3.2 回 H29: 約 3.3 回宮田学校給食調理場 Aブロック :6,400 食, 宮田学校給食調理場 Bブロック :5,430 食南高野学校給食調理場 Aブロック :4,290 食, 南高野学校給食調理場 Bブロック :5,316 食南高野学校給食調理場 Cブロック :5,238 食, 十王学校給食調理場 :3,054 食 常陸大宮市 大子町 大宮給食センター山方給食センター御前山 ( 小 ) 給食センター御前山 ( 中 ) 給食センター 大子町立学校給食センター 週平均米飯等給食提供回数 H28: 約 3.7 回 H29: 約 3.7 回 普及拡大米飯 ( 増加食数 ) 大宮給食センター :2,394 食, 山方給食センター :3,180 食御前山 ( 小 ) 給食センター : 158 食 普及拡大米粉パン ( 増加食数 ) 山方給食センター :636 食 週平均米飯等給食提供回数 H28: 約 3.5 回 H29: 約 3.7 回 普及拡大米飯 ( 増加食数 ) 大子町立学校給食センター :5,720 食 普及拡大米粉パン ( 増加食数 ) 大子町立学校給食センター :2,288 食