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1 平成 20 年度農業技術情報 ( 第 5 号 ) 発行日 : 平成 20 年 7 月 25 日発行 : 福島県農業総合センター 高温条件下における農作物等の技術対策 仙台管区気象台発表の東北地方における7 月 26 日から8 月 25 日までの1か月予報によると 向こう1か月は平年と同様に晴れの日が多い見込みで 平均気温は平年より高い確率が40% となっています また 6 月以降 降雨の少ない状況が続いており 福島市 ( 県農業総合センター果樹研究所 ) における7 月 15 日現在の土壌水分 ( pf 値 ) は 深さ20cmで2.9 深さ40cmで2.6 深さ60cmで2.8となっており いずれの深さもかなり乾燥状態にあります ( 図 1 ) 7 月 24 日に発表された3か月予報によると 今後とも高温 乾燥傾向が続く可能性が高いため 農作物や家畜等の管理を徹底してください また 管理にあたっては 熱中症対策など健康管理に十分注意しましょう pf 値 /16 5/21 5/26 5/31 6/5 6/10 6/15 6/20 6/25 6/30 7/5 7/10 降水量 深さ20cmのpF 値 深さ40cmのpF 値 深さ60cmのpF 値 図 1 土壌水分 (pf 値 ) の推移 ( 果樹研究所リンゴほ場 草生 無かん水 ) (pf 値 1.5 以下 : 多湿 1.8~2.4: 適当 2.8 以上 : 乾燥 ) 降水量 (mm/ 日 ) 1 水稲 (1) 追肥登熟期に高温と栄養凋落が重なると玄米品質が低下しやすくなることに留意し 品質及び収量を確保するために穂肥を行います コシヒカリ の穂肥時期は減数分裂期( 出穂前 12 日前後で幼穂長が5cm~12cmの時期 ) で本年は7 月末 ~8 月初めと予想されます コシヒカリ の施肥窒素量は10a 当たり1.5kg~2kgが適量です 追肥は生育診断により行いますが 本年は草丈がやや短く 葉色はやや淡いため追肥効果の高い生育となっています また 中山間高冷地の ひとめぼれ では 幼穂形成期 ( 幼穂長 1mm~2mmの時期 ) に10a 当たり施肥窒素量 2kgの穂肥を行います (2) 水管理中干し終了から登熟期の水管理は間断かんがいが基本となります 本年は 梅雨明けが - 1 -

2 7 月 19 日で平年より4 日 昨年より13 日早く 今後高温傾向が続くと予想されるため 間断かんがいにより根の活力維持に努め登熟の向上を図る必要があります ただし 登熟期前半 ( 出穂始めから20 日間程 ) に夜温 24~25 以上の日が5 日以上続く場合は 高温障害による白未熟粒 ( 乳白粒等 ) の発生による玄米品質の低下を防止するため 掛け流しや湛水管理を行います 用水が豊富でない場合 昼間湛水- 夜間落水 は 昼間掛け流し- 夜間落水 には劣るものの 間断灌漑 と比較すると 地温を低下させるため 品質が低下することを防ぐ効果が認められます ( 表 2 図 2 ) なお 早期落水は乳白粒等の発生による玄米品質の低下の要因となるので 出穂後 30 日を目安に落水します 表 2: 出穂後 5~20 日の水管理による地温の変化 ( 福島県農業試験場会津地域研究支場 ) 入水温 ( ) 地温 ( ) 年次最高最低平均最高最低平均 2004 昼間掛け流し- 夜間落水 昼間湛水 - 夜間落水 間断灌漑 昼間掛け流し- 夜間落水 昼間湛水 - 夜間落水 間断灌漑 図 2 出穂後 5~20 日の水管理と未熟粒の発生程度 ( ひとめぼれ ) 注 ) グラフ上の数字は検査等級 (1(1 等上 )~9(3 等下 )) を示す (3) 病害虫防除ア斑点米カメムシ類本年は斑点米カメムシ類の発生が 浜通り地方ではやや多いと予測されており 出穂 10 日前までの畦畔草刈りの徹底と乳熟期と糊熟期の2 回の防除で斑点米発生を防止しましょう ( 詳細は平成 20 年 7 月 16 日発行の農業技術情報第 4 号 斑点米カメムシ類に対する技術対策 hou_h20/gijutujouhou pdfを参照してください ) - 2 -

3 イいもち病発病面積は少ないものの7 月上旬より県内各地で葉いもちの発生が確認されています また BLASTAMによる感染好適条件の出現は 7 月 2 半旬以降周期的にみられるアメダスポイントもあり 発病に注意する必要があります 今後 ほ場の観察を行い 上位葉での発病を確認した場合は 散布剤により防除を行ってください また 穂いもち対象に水面施用剤 ( 粒剤 ) を施用する場合は 施用時期を確認して適期に散布し 散布後 7 日間は止水します 2 大豆 (1) かん水大豆は要水量の多い作物で 開花期 ~ 子実肥大初期にかけて土壌が乾燥 (pf2.7 以上 ) すると落花 落莢が多くなり 着莢不足で減収します このため 乾燥が続き土壌が白化乾燥し 亀裂が生じたり 葉の裏返りや葉巻が観察される場合は 暗渠を閉じてほ場の周囲の明渠や畦間にかん水します かん水は 夕方に 2 時間程度を目安に行います なお かん水は一度に行わず 数回に分けて徐々にほ場全体に水が行き渡るようにします (2) 病害虫防除初夏から盛夏期が高温 多照の年にはカメムシ類やダイズサヤタマバエの多発生が予想されるので 着莢期 (8 月中旬 )~ 子実肥大盛期に 10 日間隔で 2~3 回防除を行いましょう また 紫斑病対策としては 開花期後 20~40 日間で 1~2 回防除を行いましょう 3 野菜 (1) かん水かん水は 敷わらの下 マルチ内 通路等の土壌水分を維持するように行います 土壌水分の急変は生理障害や土壌病害の発生を招きますので 灌水チューブ等を用いた少量多回数のかん水が望ましい方法です また かん水は 朝夕の気温が低い時間に行いましょう (2) ハウス栽培での高温対策ハウス栽培では側面と妻面を解放して換気を図りましょう きゅうり トマト等のハウス栽培で高温による生長点のしおれが見られる場合は 日中の暑い時間帯 3 時間程度を遮光資材で遮光します (3) 草勢の維持果菜類は不良果の摘果を行い 着果負担を軽減し草勢維持に努めます また 老化葉の摘葉を行い採光を良くします 追肥は 液肥やペースト肥料の土壌かん注を行うともに 葉面散布を併用しましょう (4) 病害虫防除かん水後は一時的に作物の周辺が多湿となり キュウリのべと病 トマトの葉かび病等の病害が発生しやすくなります また乾燥時はハダニ類等害虫類の発生が多くなりますので 農薬の使用基準を遵守して適期防除を行いましょう (5) 敷きわら等露地栽培では 通路等への敷きわら等を厚くし 地温上昇と乾燥を防止しましょう (6) 生理障害対策トマトやピ - マンの尻腐れ果対策として 土壌水分保持につとめるとともに カルシウム資材を散布しましょう - 3 -

4 (7) 収穫物の鮮度保持収穫物を直射日光に当てない等 品温の上昇を防止します また 鮮度パックの使用等により蒸散を防止し 鮮度保持を心がけましょう (8) 秋冬野菜の定植ブロッコリー キャベツ等の定植にあたっては植穴にかん水を行い 定植後も継続的に株元にかん水し 活着を促します 4 果 樹 (1) 共通 ア かん水 夏期の高温下においては 枝幹部や果実の日焼け 果実の肥大抑制 花芽の分化抑制な ど様々な問題が生じます 対策として 園内気温や樹体温度を下げることが必要ですが このためには樹上の葉や地表面からの蒸発散に必要な水分を十分に供給することが重要で す 表 3に示すように 盛夏期における果樹園からの1 日当たりの蒸発散量は晴天日で6~ 7mm 曇天日で2~3mm 平均で4mm 程度です このため かん水は30mm 程度 (10a 当たり 30t) を目安とし 7 日程度の間隔で実施します また 保水性が劣る砂質土壌などでは 1 回のかん水量は少なくして かん水間隔を短くします なお 高温 乾燥条件下における単発的なかん水は むしろ樹体の乾燥に対する抵抗力 を弱めて樹勢の衰弱を招くことが多いため 継続して複数回かん水することが必要です 表 3 * 気象条件と樹体及び地表面の蒸散水量 ( 福島果試 2003) 単位 :mm/ 日 時期 5 月下旬 7 月下旬 10 月上旬 天候 晴天 曇天 晴天 曇天 晴天 曇天 日射量 (MJ/ m2 ) 樹 体 ( 成木 ) 草 ** 生 ( 帯状 草丈 20cm) ( 帯状 草丈 5cm) *** ( 樹冠下マルチ 草丈 20cm) 地表面 ( 樹冠下マルチ 草丈 5cm) ( 全面 草丈 20cm) ( 全面 草丈 5cm) 清 耕 ( 全面 土壌水分 pf 値 2) マルチ ( 全面 土壌水分 pf 値 2) * 注 : : モモ園での 年の日射量 LAI 及び気温の平均値より計算 ** : 樹冠列下は清耕 樹列間は草生で 面積比は1:1 *** : 樹冠下 ( 7 7m 植栽園では半径 2m) はマルチ それ以外は草生 イ 草刈り 草生園における地表面からの蒸発散量は 刈り草をマルチした場合 草刈りしない場合 の約半分と言われています 樹と草との水分競合を防ぐため 草生園では草刈りを行って ください ウ マルチ 刈り草や稲わらのマルチを行い 土壌水分の保持に努めてください エ 新梢管理 徒長枝などの不要な枝をせん除し 水分の消耗を防いでください ただし 主枝や亜主 枝の背面に発生した徒長枝や発育枝は全て除去せず 日焼け防止のため 弱めの新梢を適 当な間隔で配置します また モモやナシ等では基部葉を残して摘心します - 4 -

5 オ害虫防除高温下においては害虫の世代交代が早まり 増殖が助長される傾向があります 特に ハダニ類が急増しやすいため 寄生密度を常時観察し 雌成虫が1 葉に1 頭の密度になったら速やかに防除を行ってください また 主要害虫の防除に当たっては 発生予察情報を参考にしてください (2) 樹種ごとのポイントアモモ ( ア ) かん水モモでは硬核期終了後の第 3 肥大期頃の果実は 1 日に約 6g の割合で肥大します 土壌の乾燥は 果実の肥大抑制や日焼けをもたらしますので 積極的にかん水します ただし 収穫 5~7 日前からのかん水は糖度低下など品質の低下につながりやすいので できるだけ控えるか最小限にとどめます ( イ ) 夏季せん定蒸散による水分の消耗を防ぐため 主枝や亜主枝等の背面から発生した生育旺盛な新梢を中心に夏季せん定を実施してください イリンゴ ( ア ) かん水高温 乾燥条件は つがる の成熟期において果実の着色不良 日焼けや蜜入り等 の生理障害の発生 生理落果等をもたらしますので 積極的に継続してかん水してください ( イ ) 摘葉摘葉は一度に行わず 1 回目は果実に密着した葉を 2~3 枚程度摘み取り さらに着色が進んだ時点で 玉回しと並行して新梢葉も含めた 2 回目の摘葉を行います 摘葉はできるだけ曇天の日に行います やむを得ず晴天の日に行う場合は 早朝の摘葉は行わず 果実温が上昇した頃を見計らって実施してください ( ウ ) 落果防止剤の散布高温 乾燥条件下では生理落果が発生しやすくなります また 果肉先行型の成熟傾向となって収穫期が遅れやすく このことも生理落果を助長する傾向となります このため ストッポール液剤等の落果防止剤の散布を必ず行ってください ( エ ) ビターピット防止本年は 春期から乾燥条件が続いているため カルシウムの吸収量が少ないことが予想されます 岩手県の研究では カルシウムの葉面散布剤を 7 月以降に散布した場合でもビターピットの防止効果を認めています 陽光 ジョナゴールド 王林 等の例 年ビターピットの発生しやすい品種で 現在までカルシウムの葉面散布剤散布を未実施の方は 今後 9 月までの間に 10~15 日おきに 3~5 回散布してください ウナシ ( ア ) かん水 7~8 月の高温乾燥は果実肥大を著しく阻害するとともに ユズ肌病の発生を助長すると言われています 特に砂土 ~ 砂壌土園では積極的に継続してかん水を実施してください ( イ ) 夏季せん定満開後 65 日以降の夏季せん定は貯蔵養分の低下と樹勢衰弱を招く可能性がありますが 主枝や亜主枝の背面が過繁茂状態となっている場合はせん除します ただし背面の日焼け防止のため 適当な間隔で 弱めの新梢を配置するか基部葉を残して摘心しておきます - 5 -

6 ( ウ ) 葉焼け防止 ( ハダニ類防除 ) 葉焼けの原因の一つとしてハダニ類の多発生があげられます 高温条件下では ハダニ類が急増しやすいため 寄生密度を常時観察し 早めの防除を心がけましょう エブドウ ( ア ) かん水 巨峰 等の主要品種は7 月下旬にベレーゾン期を迎えます ベレーゾン期は1 日当たりの水分消費量が多くなるため 根の活性を保つとともに 土壌水分を安定させるよう常に気を配ることが大切です ( イ ) 夏季せん定吸収した水分や光合成で生産された糖分を有効に利用するため 7 月下旬 ~8 月上旬頃に 伸長が停止していない新梢を摘心します 摘心は先端の生長点を軽く摘む程度で行った方が副梢の発生が少なくすみます 伸長が停止しない副梢は2~3 葉残して摘心します 伸長が停止しそうな副梢は棚面が混み合わなければ そのまま放置してもかまいません 摘心後も棚下が暗い場合は 徒長的な新梢を中心に 新梢の間引きを行いますが 間引く本数は必要最小限にとどめるようにします 5 花き (1) かん水キク リンドウ等の転換畑では 畦間かん水等を定期的に実施しましょう 畦間かん水は 日中の高温時を避け 朝夕に短時間で実施しましょう ハウス等では かん水チューブを利用して朝夕の涼しい時間帯に時間をかけてかん水を行いましょう いずれの場合もかん水前には圃場の土壌水分の状態を確認して実施しましょう 特に 収穫時期が間近な場合のかん水は 切り花の水揚げや日持ちを悪くするので 過湿にならないよう注意しましょう (2) 遮光リンドウ等では高温による開花遅延の影響が懸念されるので 気温や地温低下を図るため 遮光率が30~50% 程度の遮光資材を使用し 開花の遅れや葉焼けを防止しましょう また これから育苗時期にあたるストック等では 高温により苗焼けの発生や徒長が懸念されるので 遮光資材の利用や施設内の換気により良質苗の育苗を行いましょう (3) マルチ白黒ダブルマルチや敷ワラの積極的活用によって地温の上昇や土壌の乾燥を防ぎましょう (4) 葉面散布高温期は カルシウム欠乏による葉先枯れ症状 ( トルコギキョウ リンドウ ユリ等 ) や鉄欠乏による葉色の退色 ( ユリ バラ等 ) といった生理障害も生じやすくなるため 生育状況に応じて葉面散布剤を散布し養分補給を行いましょう (5) 病害虫防除アブラムシ類 ダニ類等は 高温乾燥条件で発生しやすいので 発生状況をこまめに把握するとともに 適期防除に努めましょう 6 こんにゃく (1) かん水等土壌水分を保持し地温を下げる効果が高いわらマルチ等を実施するとともに ほ場が乾燥している場合 かん水が可能なほ場では うね間かん水を行いましょう (2) 病害対策 - 6 -

7 高温多照が続くと 日焼けによる傷口から腐敗病が発生する場合がありますので 薬剤散布を行いましょう 7 養蚕 (1) 桑園対策雑草を早めに刈り取り水分競合を防ぐとともに 桑園全体に敷草 敷ワラなどを行い 土壌乾燥を防止するように努めましょう 今後 発生が予測される害虫 ( タ ニ類 ハコ ロモ類 スリッフ ス類等 ) の防除に努めましょう (2) 飼育対策よしずなどで直射日光を防いだり 屋根に散水する等の防暑対策を行い 蚕室の気温上昇を防ぐようにしましょう 桑の収穫は なるべく朝または夕方に行い 貯桑する場合は 萎凋防止に万全の処置を講ずるようにしましょう 日中の給桑量が多いと萎れて無駄になるので 夜間の給桑量を多くして気温の低い時に十分に摂食させるようにしましょう 蚕座における飼育密度を適正 ( 箱当たり蚕座面積ではなく 30cm 四方当たり飼育頭数 5 齢で 100 頭を目安 ) にして飼育し 薄飼いに努めましょう 8 飼料作物 家畜管理等 (1) 牧草牧草は盛夏期の高温 少雨の環境下では生育が滞り気味になりますので 刈り取りは適正な間隔をおいて利用し 秋期の草量確保のため盛夏期を過ぎた後に追肥を行いましょう また 放牧利用している草地では過放牧にならないよう注意しましょう (2) 家畜夏期の高温環境では 家畜の呼吸数や血流が増加し エネルギーが余分に消費され生産性が低下しますので 暑熱対策を徹底しましょう ア畜舎内の飼養環境の改善 ( ア ) 畜舎の窓 戸を開放し 扇風機やダクトファンなどで家畜に直接風をあてたり トンネル換気や送風機等で 畜舎内の通気を良くし 家畜の体感温度の低下に努めましょう また 密飼いを避け飼養密度を下げることも 家畜の体感温度の低下に効果があります ( イ ) 寒冷紗等を利用して畜舎内への直射日光を遮光し 畜舎内の温度上昇を防ぎましょう ( ウ ) 除糞 敷料の交換を早めに行い 畜舎内湿度の低減を図りましょう イ飲水及び飼料の管理 ( ア ) 飲水は体温を下げる効果があるため十分な給水が行えるよう 水量 水圧の確認や水槽の清潔管理を行いましょう また いつでも冷たい水が飲めることで飲水量不足による採食量低下も防ぐことができます ( イ ) 採食後 3~4 時間後に体熱の発生量が多くなるので 良質な飼料を早朝及び夜間などの涼しい時間帯に給与しましょう 良質な飼料ほど 採食や反芻等が短時間となり 胃の熱生産量が少なくなるため体温上昇を防ぐことができます ( ウ ) 高温時は 発汗等により無機質の要求量が増えるので 体内代謝を正常にするためにも固形ミネラル塩や主要ミネラル類をやや多めに補給しましょう ( エ ) 夏期は飼槽の食べ残した飼料が変敗しやすく また変敗した飼料からハエ等の衛生害虫が発生することがあります このため 食べ残した飼料は早期に片付け 飼槽は清潔に保つようにしましょう - 7 -

8 また 給与前の飼料は湿気が少ない冷暗所で保管し変質を防ぎましょう ウその他家畜の姿勢 食い込み状況など細かな観察を徹底し 異常畜の早期発見と早期治療に努めましょう 9 農作業時の留意点今夏季は 高温期間が長く 炎天下の作業や施設内の作業時は 特に体温調節のバランスが崩れやすくなります また 気温 34 以上になると熱中症や皮膚の弱い人の場合は やけど状態がおこることがあります このため 快適な作業環境づくりにより 健康状態を良好に保つよう配慮が必要です 対策のポイント 1 機械等の熱源と作業者の距離を離す 2 体温を下げる工夫をする ( 通風 補助具の活用など ) 3 適度な水分と塩分を補給する (1) 屋外作業の場合ア温湿度計を設置して なるべく30 以上の暑い時間を避けて作業を行いましょう イなるべく日陰での作業ができるよう工夫しましょう ( 例 : 簡易の移動性日傘等を使用 ) ウ涼しい服装をしたり 濡れタオルや保冷材を身体に巻くようにしましょう 野菜の洗浄等はカッパではなく 前掛け 腕カバーで最小限の範囲をカバーすると蒸れを少なくできます エ汗で失われた水分や塩分をこまめに補給しましょう オ熱中症の応急処置横にさせ 頭部を低くし 涼しい場所で1~2 時間休憩させましょう その時 水分を与える場合は 薄い食塩水が良いでしょう 症状によっては 速やかに医師の手当を受けるようにしましょう (2) 屋内作業の場合ア日光を遮光しましょう ( 例 : 軒を長くする 日除け ブラインドを掛ける ) イ外気を効率よく取り込みましょう ( 例 : 風向きと同じ方向の窓を開ける ) ウ循環ファンで室内の空気を強制的に循環させましょう エ作業舎内にクーラー等空調設備を設置しましょう ( 内外の温度差を小さくする ) オ作業舎内に空調設備を設置できない場合は 扇風機やスポットクーラーで作業者に直接風をあてるようにしましょう なお 作業舎近くに空調のある休憩室が用意できればベストでしょう カ天井に断熱材を貼り 屋根からの熱放射を防ぎましょう キ熱源側につい立てを立てるなど 加熱された空気を局所的に排気しましょう (3) 暑熱作業時の補助具等ア保冷効果のある帽子 ネッククーラーイ UV カット保護メガネウ紫外線カットクリーム暑熱環境下 特に皮膚への影響が大きいため 紫外線カットクリームを塗ることが効果的です - 8 -

9 気象情報については うつくしま農林水産情報ネット農業気象情報システム をご利用ください なお ご利用頂くためには下記ホームページからの登録申請が必要です ホームページ kenkyuukaihatu/kisho/weather-info.htm 病害虫の発生状況や防除情報については 病害虫発生予察情報 ( アドレス : www. pref.fukushima.jp/fappi/) 等を活用し 適切に対応してください - 9 -

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